JP4735688B2 - 紙紐より成る収納袋 - Google Patents

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Description

本発明は、紙くずなどの廃棄物を1箇所にまとめて収納するのに便利な収納袋に関するものである。
従来、紙紐をメッシュに構成した袋は数多く提案されている。例えば、網目を有する収納体で土中分解容易な材料を用いて所定の形状に形成した買い物袋、脱衣かご、野菜かご等繰り返し使用する様強固に製作されたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
又、荷物を運搬するものとして、丈夫な綿や合成繊維等の繊維を編んだ網糸により菱形の網目を有する袋で、空の時は嵩張らず軽くて持ち運びやすく、背中に背負って荷物を運ぶことが出来るようにした買い物袋がある(例えば、特許文献2参照。)。
多数の皮製などの紐状態をメッシュ状に編んで形成したバックで、保形性が良く、メッシュ部分が柔軟で形が崩れにくく製作されたものがある(例えば、特許文献3参照。)。
外周に網目状態を配置し、上部に蓋、側面に補強材、下部に回転体を取り付けた網目状の物入れがある(例えば、特許文献4参照。)。
素材がポリオキシメチレン線条体、又は、それの共重合体からなる屑かごと買い物かごがある(例えば、特許文献5参照。)。
前面に網目を有する円形、又は、多角形の素材の外周に添って紐を通し、淵にリングを装着した展開手提げ網袋がある(例えば、特許文献6参照。)。
紙製の袋で、新聞紙を結束する為の紐を備えた新聞紙収納袋がある(例えば、特許文献7参照。)。
特開2004−173886号公報 特開2002−87415号公報 特開平8−117008号公報 実開昭60−105416号公報 実開昭61−99509号公報 実開昭60−138411号公報 実開平5−92160号公報
上記に述べた従来の網袋は、繰り返し使用する様に強固に製作されたものであるから、リサイクルを目的としておらず、恒久的に使用する為のものであり、耐久性やコストは大きかった。その為、材料を多量に使用し、必要最小限の材料で製造するということが考慮されていなかった。又、新聞紙収納袋は、新聞紙を結束する為の紐は備えているが、この紐は改めて紙袋の内又は外側に取り付けなくてはならず、更に、袋である為に中に異物が混入していても分かりにくいものであった。
本発明は、このような従来の構成を有していた問題を解決しようとするものであり、低コストで簡便に取り扱えるスローアウエー(使い捨て)形の収納袋を提供するものである。
そして本発明は、上記の目的を達成する為に、上部が開放された箱型の袋体を網状に編んで形成し、上面が下面より広い逆角錐台形に形成され、かつ、袋体上端には対向する辺に、相互に結束可能な複数の紐が延長された紙紐からなる収納袋を提供するものである。
また、袋体は上開きに形成され、四隅にマチを形成した収納袋を提供するものである。
マチは逆三角形に形成される。
本発明は、廃棄すべき数々の紙くず類を処理するのに適しており、例えば紙類、特に菓子箱のようなさまざまな大きさの古い化粧箱をつぶして、形を揃えなくとも網袋に積み重ねていくことができ、また袋状で結束紐があることにより、簡単に結束、整理することができ、梱包の作業性を著しく改善することができる。
さらに、網目であることにより、軽量であり、また異物が混入していても簡単に見つけることができる。
網袋は、全て紙により構成されているので、梱包物は全て紙として再生処理が可能となり、そのまま資源ごみとしてリサイクル可能であり、環境負荷を低減する効果も期待できる。なお、紙糸を使用する為に、製造コストを安価にすることができる効果がある。これらのことを考えると、資源の再利用が叫ばれている中、エコ対策の1つとして重要視されるものと期待できる。
以下本発明を、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1の箱型の網袋体は、縦糸1と横糸2を交互に編み、上部が開口された立方体と、袋体上部には相互に結束可能な複数の紐3、4が延長形成されたものである、又、図2は、その立方体の側面4隅に逆三角形のマチ5を形成したものである。
本発明を構成する原紙は、針葉樹クラフトパルプを主原料とし、70パーセント以上が針葉樹となるよう原料調整することにより、紙紐に必要な引張り強度を維持することが出来る。又、強度を損なわない範囲で古紙パルプを配合することも出来る。
又、本発明を構成する原紙は針葉樹クラフトパルプ100パーセント若しくは複数のパルプ成分の混抄紙からなる単層紙のほか、2ないし3層の抄き合わせ紙とした構成でも良い。
さらに上記の原紙を巻き取りにスリット加工してテープ状に裁断し、撚り糸機にセットして撚りをかけることにより紙紐に加工される。本発明で使用する紙紐は、何本かを撚り合わせる事が好ましいが、コストの点から1本で使用しても良い。
本発明を構成する網糸においては、リサイクル可能な紙製とし、撚り紐、平織り紐などが適している。また強度の高い紙紐を得る為に、紙と同様の再生処理工程に入ることの出来る増強剤を紙紐に練りこむか、又は、吹き付けてもよく、紙紐の太さは、特に限定はないが取り扱いやすさからみて直径が1〜10mmが好適である。上記の紙紐を使用して本発明の網目を有する収納体を作成するには、編網機を用いて通常の網製造技術により有結節若しくは無結節網に編網する。
網目は、図1の縦糸1と横糸2とによりなるメッシュ状、又は図3のように菱形に編まれ、交差部は図6で示すように、一方の糸の間に他方の糸を通して紙類と一緒にリサイクル可能な糊などで補強する。又、図7のように相互に外れることのない結び目を作るか、または、さらに交差点に強力で外れにくい糊で接着する。
網目の大きさは、一辺が1〜100mmであるのが好ましく、網目が大きすぎると小さい紙類が落下する可能性があり、又、網目を必要以上に小さくするとコストが掛かりすぎる為、材料を必要最小限に留める必要がある。
図2の5のマチは、網目の伸縮性を活用しない場合にマチが必要とされ、網袋体の側面の4隅に構成され、最上段で2〜30mm、最下段は0mmの逆三角形とする。このマチは、網袋体を図5のように容器に内接して使用する際、網袋の上部を容器の上部外側に容易に折り返す為のものである。
網袋体を家庭で使用する場合は、底面を八つ折り新聞紙大(270mm×200mm)の立方体とするのが好ましく、用途に応じて大きさをかえてつくる。
図1の3、4の結束紐は、袋体上端の対向する辺に相互に結束可能な複数の紐が延長形成されている。結束紐の長さは、図1の3の長さは100mm以上。図1の4の長さは、135mm以上とする。結束紐3、4の本数は一辺が2〜6本が望ましい。
網袋体の使用方法として、この網袋体は形状が柔軟な為、図5のように、例えば、古新聞ストッカーのような空容器に網袋体を内接して取り付け、網袋体上部を容器の上部より外側に折り返して設ける。又、結束紐3、4が垂れ下がる為、粘着テープで仮止めをするのが望ましい。編み目を相当細かくすれば通常の紙類ならば網目から落ちるおそれはないが、必要な場合は、底部に大きい紙類を、中間には小さい紙類を、最上部には大きい紙類を重ねていくことにより離脱を防止することが出来、さらに、結束紐で結びやすくなり、梱包を容易にすることが出来る。
本発明の貫通型の無結節からなる網袋の省略斜視図 本発明の4隅にマチを設けた貫通型の無結節からなる網袋の省略斜視図。 本発明の千鳥型の網目から成る網袋から成る省略斜視図。 網袋体の4隅にマチ部を設けた拡大図。 本発明を空容器に内接して取り付けた時の断面図。 貫通型の網目の交差部に接着剤を施した斜視図。 有結節 貫通型の無結節
符号の説明
1 縦紐
2 横紐
3 結束紐a
4 結束紐b
5 マチ部
6 空容器
7 糊付け部

Claims (1)

  1. 上部が開放された箱型の袋体を編状に編んで形成し、四隅にマチが形成された上面が下面より広い逆角錐台形を成し、かつ、袋体上端には対向する辺に、相互に結束可能な複数の紐が延長された紙紐から成る収納袋。
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