JP2001114212A - 電動結束機の起動装置 - Google Patents

電動結束機の起動装置

Info

Publication number
JP2001114212A
JP2001114212A JP29327499A JP29327499A JP2001114212A JP 2001114212 A JP2001114212 A JP 2001114212A JP 29327499 A JP29327499 A JP 29327499A JP 29327499 A JP29327499 A JP 29327499A JP 2001114212 A JP2001114212 A JP 2001114212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
guide arm
motor
tape guide
adhesive tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29327499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3716689B2 (ja
Inventor
Morihisa Suzuki
盛久 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP29327499A priority Critical patent/JP3716689B2/ja
Publication of JP2001114212A publication Critical patent/JP2001114212A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3716689B2 publication Critical patent/JP3716689B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動結束機の操作性を改良する。 【解決手段】 マイクロスイッチを内蔵するスイッチボ
ックス11を電動結束機の電源回路に接続する。スイッ
チボックス11の底面には磁石が取り付けられていて、
電動結束機のテーブル8上の任意の場所に設置すること
ができる。電源回路にディレイタイマー回路を設け、可
変抵抗器によってマイクロスイッチがオンしてからモー
タが起動するまでの時間を調節可能とする。野菜等の束
をテープガイドアーム5とテープキャッチ部6との間に
挿入してスイッチレバー12が下方へ押されると、自動
的にモータが起動してテープガイドアーム5が1サイク
ルの往復運動を行って野菜が粘着テープTによって結束
される。可変抵抗器のつまみ20によりモータの起動タ
イミングを作業者の熟練度に応じて調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動結束機の起
動装置に関するものであり、特に、操作性を改良した電
動結束機の起動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、野菜や花卉等の束を粘着テープに
て縛る電動結束機が知られている。此種の電動結束機
は、ベースフレームに取り付けた上下回動自在なテープ
ガイドアームと、ベースフレーム上に設けられてテープ
ガイドアームの先端部位に対向するテープキャッチ部、
及びテープガイドアームを回転駆動するモータとによっ
て構成されている。
【0003】結束作業を行う際は、ベースフレーム上の
テープロールホルダに粘着テープロールを装填し、粘着
テープロールから粘着テープを引き出し、テープガイド
アームの先端部のローラを経由してベースフレーム上の
テープキャッチ部に先端を保持させれば作業可能な状態
となる。
【0004】テープガイドアームの先端部からテープキ
ャッチ部に架け渡された粘着テープは、粘着層が外側
(テープガイドアームの先端方向)を向いていて、野菜
の束をテープガイドアームの前方からテープガイドアー
ムとテープキャッチ部との間を通して挿入し、粘着テー
プに押しつけた状態で手動式のプッシュスイッチまたは
フットスイッチを押せば、モータが起動してテープガイ
ドアームが下降する。これにより、テープガイドアーム
の先端部とテープキャッチ部との間の粘着テープが野菜
に巻き付けられ、テープガイドアームに設けられている
カッターによって粘着テープが切断されるとともに、野
菜に巻回されたテープの後部をテープガイドアームの先
端のローラが野菜の束の外周面に沿って貼付け、粘着テ
ープの両端が重ね合わされた状態で結束される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電動結束機の操
作方法は、手で野菜等をテープガイドアームとテープキ
ャッチ部との間に挿入し、手または足でスイッチを操作
してモータを起動させる二段階の操作を要するので作業
に時間がかかり、より迅速に1サイクルの作業を実行で
きる電動結束機が要望されている。
【0006】そこで、野菜等をテープガイドアームとテ
ープキャッチ部との間に挿入すれば、モータが自動的に
起動して1サイクルの結束作業が実行されるようにし
て、操作性及び作業能率を向上するために解決すべき技
術的課題が生じてくるのであり、本発明は上記課題を解
決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、ベースプレートに
上下回動自在に装着したテープガイドアームと、テープ
ガイドアームの先端部の回動軌跡上に配置されたテープ
キャッチ部と、モータによりテープガイドアームを下降
及び上昇駆動する駆動機構を備え、粘着テープロールか
らテープガイドアームの先端を経由してテープキャッチ
部へ粘着テープを架渡し、野菜や花卉等の被結束物をテ
ープガイドアームの先端とテープキャッチ部との間へ挿
入して粘着テープへ押しつけた後に、モータを起動させ
てテープガイドアームを下降駆動し、粘着テープを被結
束物に巻き付けるとともに、カッターにより粘着テープ
の結束部分の後部を切断し、切断された粘着テープの両
端を貼合わせる電動結束機において、電動結束機のテー
ブル上の任意の場所に載置可能なスイッチ形機械式セン
サまたは発光部と受光部とからなる光学式センサ等のセ
ンサを電源回路に接続し、電源回路にディレイタイマー
回路およびディレイタイム調節回路を設け、前記センサ
によりテーブル上への被結束物の挿入を検知してモータ
を起動させるとともに、前記センサの信号入力時からモ
ータが起動する迄の時間を調節可能に形成した電動結束
機の起動装置を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図に従って詳述する。図1は電動結束機1を示し、結束
機構は従来公知の構成であり、ベースフレーム2の前後
中間部位にアーム軸受部3とテープロールホルダ部4と
が立設され、アーム軸受部3にテープガイドアーム5が
取付けられている。ベースフレーム2の前部にはテープ
キャッチ部6が配置されており、テープキャッチ部6の
支持フレーム7とアーム軸受部3との間にテーブル8が
架設されている。
【0009】ベースフレーム2の後部のモータハウジン
グ9内にはモータ、テープガイドアーム駆動機構、電気
回路が内蔵されており、テープガイドアーム駆動機構と
テープガイドアーム5とは図に表れないリンクによって
連結されていて、リンクが前後に往復運動することによ
りテープガイドアーム5の先端部が上部待機位置から一
旦下降して上部待機位置へ戻る1サイクルの往復動作を
する。
【0010】テープロールホルダ部4に装填した粘着テ
ープロールから引き出された粘着テープTは、テープガ
イドアーム5の先端部のガイドローラ10を経由し、テ
ープキャッチ部6によって先端が保持されている。
【0011】テープロールホルダ部4のロール支持軸に
は摩擦ブレーキ(図示せず)が介装されており、テープ
ガイドアーム5の軸に設けたラチェット爪により摩擦ブ
レーキがオンオフされる。即ち、テープガイドアーム5
が下降する際は摩擦ブレーキはオンしていて粘着テープ
Tは引き出されず、粘着テープTは緊張状態で野菜等の
被結束物束に巻き付けられる。そして、結束後にテープ
ガイドアーム5が上昇するときは、テープガイドアーム
5と連動して回転するラチェット爪が摩擦ブレーキに係
合してブレーキを解除し、粘着テープロールから粘着テ
ープTが引き出される。
【0012】テープキャッチ部6は、図に表れない主軸
に支持されるローラホルダに二組のローラと押さえ板と
が180度回転対称位置に配置され、ローラホルダが回
転することにより二組のローラと押さえ板は主軸に対し
て公転する。
【0013】結束時にテープガイドアーム5が下降する
と、テープガイドアーム5に設けたカッター刃(図示せ
ず)によりローラホルダの二個のローラの中間で粘着テ
ープが切断され、前端側(テープ経路の下流側)のロー
ラと押さえ板とによりテープロール側の粘着テープの先
端部を挟んで保持し、結束終了後にローラホルダが18
0度回転して粘着テープの先端部を後方位置にセットし
てスタンバイ状態となる。
【0014】テーブル8上に載置されているスイッチボ
ックス11はマイクロスイッチを内蔵しており、スイッ
チボックス11から水平方向へ突出しているレバー12
が下方へ押されるとマイクロスイッチがオンする構造と
なっている。マイクロスイッチはケーブル13によって
モータハウジング9内の電源回路に接続されている。
【0015】また、スイッチボックスは底面に磁石が装
着されており、結束する野菜の形状や本数に応じてテー
ブル8上のスイッチボックスの位置を任意に変更するこ
とができる。
【0016】図2に示すように、電源回路14にはディ
レイタイマー回路15が設けられていて、マイクロスイ
ッチ16がオンしてから制御部17がモータ18への電
源供給を開始するまでの時間を可変抵抗器19によって
調節することができるように構成している。
【0017】野菜の束をテープガイドアーム5とテープ
キャッチ部6との間に挿入してスイッチボックス11の
レバー12が下方へ押されると、マイクロスイッチ16
がオンして自動的にモータ18が起動する。これによ
り、テープガイドアーム5が1サイクルの往復運動を行
って野菜が粘着テープによって結束されるが、作業者の
熟練度の相違によって適切な起動タイミングが異なり、
非熟練者の場合は起動タイミングを遅らせたほうが良い
場合がある。即ち、熟練者においては野菜の挿入を検知
すると同時にモータ18を起動させることにより作業の
迅速化が図れるが、作業に不慣れな非熟練者は野菜挿入
とモータ18及びテープガイドアーム5の起動とにタイ
ムラグがないと結束に失敗することがある。
【0018】そこで、ディレイタイマー回路15と可変
抵抗器19により、マイクロスイッチ16がオンしてか
ら制御部17がモータ18への電源供給を開始するまで
の時間を0〜約2sec 程度に調節可能に構成しており、
モータハウジング9上の可変抵抗器のつまみ20により
各人に適したディレイタイミングに設定可能である。
【0019】尚、この発明は上記の実施形態に限定する
ものではなく、例えば、スイッチボックス11に代えて
プレート上にLEDとフォトダイオードとを対向させて
配置した光学式非接触センサを用いてもよく、この発明
の技術的範囲内において種々の改変が可能であり、この
発明がそれらの改変されたものに及ぶことは当然であ
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、電動結
束機のベースプレート上の任意の場所に設置できるセン
サにより被結束物を検知してモータを起動させるので、
野菜等の束をテープガイドアームとテープキャッチ部と
の間に挿入して粘着テープに押しつければ、モータが自
動的に起動して1サイクルの結束動作が実行され、従来
の電動結束機とは異なり、起動スイッチの人為操作が不
要となって作業性が向上する。
【0021】また、センサが被結束物の挿入を検知して
からモータが起動するまでの時間を調節できるので、作
業者の熟練度に応じた起動タイミングに設定でき、失敗
が無く且つ能率的に結束作業を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示し、電動結束機の斜
視図。
【図2】電動結束機の起動装置のブロック図。
【符号の説明】
1 電動結束機 2 ベースフレーム 4 テープロールホルダ部 5 テープガイドアーム 6 テープキャッチ部 8 テーブル 11 スイッチボックス 12 レバー 13 ケーブル 16 マイクロスイッチ 18 モータ 19 可変抵抗器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースプレートに上下回動自在に装着し
    たテープガイドアームと、テープガイドアームの先端部
    の回動軌跡上に配置されたテープキャッチ部と、モータ
    によりテープガイドアームを下降及び上昇駆動する駆動
    機構を備え、粘着テープロールからテープガイドアーム
    の先端を経由してテープキャッチ部へ粘着テープを架渡
    し、野菜や花卉等の被結束物をテープガイドアームの先
    端とテープキャッチ部との間へ挿入して粘着テープへ押
    しつけた後に、モータを起動させてテープガイドアーム
    を下降駆動し、粘着テープを被結束物に巻き付けるとと
    もに、カッターにより粘着テープの結束部分の後部を切
    断し、切断された粘着テープの両端を貼合わせる電動結
    束機において、電動結束機のテーブル上の任意の場所に
    載置可能なスイッチ形機械式センサまたは発光部と受光
    部とからなる光学式センサ等のセンサを電源回路に接続
    し、電源回路にディレイタイマー回路およびディレイタ
    イム調節回路を設け、前記センサにより被結束物のテー
    ブル上への挿入を検知してモータを起動させるととも
    に、前記センサの信号入力時からモータが起動する迄の
    時間を調節可能に形成した電動結束機の起動装置。
JP29327499A 1999-10-15 1999-10-15 電動結束機の起動装置 Expired - Fee Related JP3716689B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29327499A JP3716689B2 (ja) 1999-10-15 1999-10-15 電動結束機の起動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29327499A JP3716689B2 (ja) 1999-10-15 1999-10-15 電動結束機の起動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001114212A true JP2001114212A (ja) 2001-04-24
JP3716689B2 JP3716689B2 (ja) 2005-11-16

Family

ID=17792715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29327499A Expired - Fee Related JP3716689B2 (ja) 1999-10-15 1999-10-15 電動結束機の起動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3716689B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220087292A (ko) * 2020-12-17 2022-06-24 서해영 전동 원예용 결속기

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220087292A (ko) * 2020-12-17 2022-06-24 서해영 전동 원예용 결속기
KR102534219B1 (ko) * 2020-12-17 2023-05-18 서해영 전동 원예용 결속기

Also Published As

Publication number Publication date
JP3716689B2 (ja) 2005-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7067881B2 (ja) 携帯型電動テープディスペンサー
JP2001114212A (ja) 電動結束機の起動装置
JP3653337B2 (ja) テープ巻取装置
CN103950790B (zh) 一种全自动绕线机
JP3443216B2 (ja) 包装装置
KR20170061954A (ko) 포장끈 자동결속기
JP2557493Y2 (ja) テープ結束装置
JPH0133451Y2 (ja)
HK1114145A1 (en) Controller for winding mechanisms of roller shutter belts
JPH0115610Y2 (ja)
JP2000072118A (ja) 紙またはフイルム包装器に於ける切断装置
TWI299723B (ja)
CN219215691U (zh) 一种用于毛毯的打包装置
CN214938700U (zh) 一种布料设备生产用自动加工成型系统
CN202227104U (zh) 一种缝纫机的剪线驱动结构
JP2644393B2 (ja) 汎用結束機
JPH044206B2 (ja)
JP2006290418A (ja) 長尺の野菜、特に長葱を長尺の合成樹脂製袋に袋詰めする作業に使用する装置
JPH0747919Y2 (ja) 部品供給装置
JP2606848Y2 (ja) テープ結束装置
JPH0110327Y2 (ja)
JPH0238227A (ja) 本文送り機の補助板駆動装置
JPS6341292Y2 (ja)
JP3295290B2 (ja) 包装装置
JPH11147509A (ja) テープ結束機の安全装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041012

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050822

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3716689

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080909

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090909

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100909

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100909

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110909

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120909

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130909

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees