JP3295290B2 - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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JP3295290B2
JP3295290B2 JP31027895A JP31027895A JP3295290B2 JP 3295290 B2 JP3295290 B2 JP 3295290B2 JP 31027895 A JP31027895 A JP 31027895A JP 31027895 A JP31027895 A JP 31027895A JP 3295290 B2 JP3295290 B2 JP 3295290B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被包装物(例えば
レタスやキャベツ等の野菜、又はメロンやリンゴ等の果
物)を、包装シートにて包む農作物用の包装装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】前述のような包装装置においては、例え
ば特開平7‐125716号公報に開示されているよう
に包装台に所定長さの包装シートを置き、この包装シー
トに被包装物を置くと、包装手段が作動して被包装物が
包装台の包装シートに自動的に包装されるように構成し
ているものがある。
【0003】この包装装置では、包装台(前記公報の図
1中の2)の一方の横側部に、ロール状に巻かれた包装
シート(前記公報の図1中の1)が回転自在に支持され
ており、一回の包装が終了すると包装台の反対側の引き
出し位置に待機していた引き出し機構(前記公報の図1
中の16)が、前記公報の図2に示すように包装シート
側に自動的に移動してくる。引き出し機構が前記公報の
図3(ロ)に示す挟持位置に達すると引き出し機構が停
止して、包装シートの端部が引き出し機構に挟持され、
前記公報の図4に示すように引き出し機構が再び元の引
き出し位置側に移動して、包装シートが包装台に引き出
されていく。
【0004】前記公報の図5に示すように、包装シート
が所定長さに引き出されると引き出し機構が一時停止
し、カッター(前記公報の図5中の12)により包装シ
ートのロール状部分側の所定位置が切断されて、再び引
き出し機構が移動し始め前記公報の図6に示す引き出し
位置に達すると、引き出し機構が停止して包装シートの
端部を離す。これにより、所定長さに切断された一枚の
包装シートが包装台に載置される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の包装装置では、
引き出し機構が包装台に沿って往復移動するように構成
されているので、引き出し機構の移動部分に被包装物の
屑等の異物が噛み込まれて、引き出し機構が円滑に往復
移動できなくなる場合がある。本発明は、包装台に沿っ
て往復移動する包装シートの引き出し機構を備えた包装
装置において、引き出し機構が円滑に往復移動できない
状態を的確に検出できるような構成を得ることを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の特徴による
と、位置センサー59の検出信号に基づいて駆動手段4
6が作動して、引き出し機構35が例えば図13(イ)
に示す挟持位置から図14(ロ)に示す引き出し位置に
移動駆動されて、切断機構34により包装シート1が所
定長さに切断される。
【0007】この場合、駆動手段によって引き出し機構
が移動駆動される際、ある所定の移動速度で引き出し機
構は移動駆動される。従って、位置センサーの検出信号
の時間に対する変化率を検出して、この変化率が設定値
以上であれば、引き出し機構は正常に往復移動している
と判断できる。逆に変化率が設定値よりも小さいと、引
き出し機構のどこかに異物が噛み込む等の異常が生じ
て、引き出し機構の往復移動が鈍くなっている状態であ
ると判断できるのであり、変化率が「0」であれば、引
き出し機構が往復移動できなくなった状態と判断でき
る。
【0008】
【発明の実施の形態】
(1)図15に包装装置の全体を示しており、中央に開
孔2aを備えた包装台2の一方に、ロール状に巻かれた
包装シート1が一対の支持ローラー33(支持部に相
当)により自由回転自在に支持され、支持ローラー33
と包装台2との間に、横長のカッター55(図13
(イ)(ロ)参照)を内装した切断機構34が配置され
ている。包装台2の反対側に包装シート1の引き出し機
構35が配置されており、引き出し機構35は図14
(ロ)に示す引き出し位置と、図13(イ)に示す挟持
位置とに亘って往復移動自在に構成されている。包装台
2の開孔2aの下側に図1及び図5に示すような、被包
装物Aの支持台3及び第1挟持部材14等が配置されて
いる。
【0009】(2)次に、包装台2の開孔2aの下側に
配置された支持台3付近の構造について説明する。図5
に示すように、包装台2の開孔2aの下側に配置された
左右一対のガイドレール5に、上下スライド自在に第1
支持部材6が取り付けられ、第1支持部材6の上部に固
定された第2支持部材17に、支持台3が横軸芯P1周
りに横倒れ自在に支持されている。支持台3は、平面視
プラス字状の平板の4辺を上方に折り曲げて構成されて
おり、外面にスポンジや軟らかいゴム等の弾性材4が貼
り付けられている。
【0010】ガイドレール5の横に上下一対のスプロケ
ット7が配置され、両スプロケット7にチェーン8が巻
回されて、第1支持部材6のブラケット6aがチェーン
8に接続されている。これにより、モータ(図示せず)
でスプロケット7及びチェーン8を回転駆動することに
よって、支持台3を昇降操作する。
【0011】第2支持部材17の左右両端の横軸芯P3
周りに、一対の保持アーム18が揺動自在に支持され
て、保持アーム18の上端に横長のスポンジ部材18a
が取り付けられており、左右の保持アーム18を中央の
支持台3側に揺動するように付勢するバネ19が設けら
れている。第1支持部材6にモータ20によって、図5
に示す上下姿勢と図6に示す左右姿勢とに切換操作され
る操作アーム21が備えられており、操作アーム21の
両端と左右の保持アーム18の下端とが連係リンク22
により連結されている。
【0012】(3)次に、包装台2の開孔2aの下側に
配置された板状の一対の第1挟持部材14及び第2挟持
部材16、ヒーター9等の構造について説明する。図
1,2,4に示すように開孔2aの両側における包装台
2の下側に、丸棒状の第1ガイドレール23と板状の第
2ガイドレール24が配置されており、開孔2aの一方
側に案内板12が固定されている。一対の支持板13の
一端にボス部13aが固定され、ボス部13aが第1ガ
イドレール23にスライド自在に外嵌されて、支持板1
3の反対側に備えられたローラー13bが第2ガイドレ
ール24に乗せ付けられている。これにより、一対の支
持板13が図1及び図2の紙面左右方向にスライド自在
に支持されるのであり、一対の支持板13の各々にヒー
ター9が固定されている。
【0013】図1及び図2に示すように、モータ28に
より回転駆動される操作アーム28aが備えられてお
り、一方の支持板13のボス部13aに固定されたブラ
ケット25と、操作アーム28aとが連係ロッド26に
より連結されている。固定部の縦軸芯P4周りに天秤ア
ーム27が揺動自在に支持されて、天秤アーム27の一
端のローラー27aがブラケット25の凹部に挿入され
ており、天秤アーム27の他端と他方の支持板13のボ
ス部13aとに亘り、連係ロッド29が連結されてい
る。
【0014】図1,2,4に示すように支持板13に支
持されたローラー13cに、板状の第1挟持部材14が
長孔14aの範囲内でスライド自在に支持され、支持板
13と第1挟持部材14とに亘って一対の引っ張りバネ
32が接続されている。第1挟持部材14に下向きに固
定された一対の支持ピン14bに、板状の第2挟持部材
16が固定されている。
【0015】図2及び図4に示すように案内板12とは
反対側の支持板13の下側に、支持板13のスライド方
向と直交する方向に揺動する一対の挟持アーム30を備
えている。挟持アーム30は支持板13の下側において
固定部の縦軸芯P2周りに揺動自在に支持されて、ヘ字
状の長孔30aが設けられており、支持板13の裏面に
設けられた一対のローラー13dが長孔30aに挿入さ
れ、挟持アーム30が下向きにならないように支持する
ガイド板10が、両方のローラー13dに亘って架設さ
れている。
【0016】前述の構造により、図2から図3に示すよ
うに操作アーム28aが180°回転駆動されると、紙
面右側の支持板13が紙面左方にスライド操作されてい
き、この支持板13と一緒に第1及び第2挟持部材1
4,16も紙面左方にスライド操作されていく。この動
作に連動して天秤アーム27が紙面時計方向に揺動し、
連係ロッド29が紙面右方に引き操作されて、紙面左側
の支持板13、第1及び第2挟持部材14,16が紙面
右方にスライド操作される。
【0017】以上のようにして図2の紙面右側の支持板
13が紙面左方にスライド操作されると、この支持板1
3のローラー13dの進行に連動して、紙面上下に開い
ていた一対の挟持アーム30が互いに近付くように揺動
操作される。このように操作アーム28aが180°回
転駆動されると、第1及び第2挟持部材14,16、挟
持アーム30により、包装シート1の上側部分1aが絞
り込まれて挟み込まれる。
【0018】(4)次の包装用としてロール状に巻かれ
た包装シート1から包装シート1を自動的に引き出す引
き出し機構35について説明する。図13(イ)(ロ)
に示すように、包装台2の左右のガイドレール2bに沿
って、一対の支持板36がローラー36aによりスライ
ド自在に支持されており、左右の支持板36に亘り1本
の支持軸37が架設されて、支持軸37に5個の操作ア
ーム38が各々独立に揺動自在に外嵌されている。左右
の支持板36の上端に亘って天板39が架設連結され
て、各保持アーム38を天板39への揺動側に付勢する
バネ40が備えられて、引き出し機構35が構成されて
いる。
【0019】支持軸37は支持板36に対して回転自在
に支持されており、支持軸37の左右に一対のアーム3
7aが固定され、左右のアーム37aに亘り1本のロッ
ド37bが架設固定されている。一方の支持板36のロ
ーラー36aの支持軸に揺動自在に扇型ギヤ41が支持
され、扇型ギヤ41と一方のアーム37aとに亘りリン
ク42が架設されており、扇型ギヤ41を揺動駆動する
モータ43が設けられている。図13(イ)に示す状態
は、モータ43を駆動してロッド37bを押し上げて各
保持アーム38を天板39から引き下げている状態であ
り、図13(ロ)に示すようにモータ43を逆に駆動し
てロッド37bを引き下げると、バネ40の付勢力で各
保持アーム38が天板39側に上昇して、包装シート1
の端部を挟持する。
【0020】図13(イ)(ロ)に示すように包装台2
の一方の端部に一本の駆動軸44が配置され、駆動軸4
4の両端に一対の駆動スプロケット45が固定されてお
り、駆動軸44を回転駆動するモータ46(駆動手段に
相当)が備えられている。包装台2の反対側の端部に一
本の従動軸47が配置され、従動軸47の両端に従動ス
プロケット48が固定されている。左右の駆動スプロケ
ット45及び従動スプロケット48に亘り左右一対のチ
ェーン49が巻回されて、左右のチェーン49が引き出
し機構35の左右の支持板36に連結されている。以上
の構造により、モータ46で駆動スプロケット45を正
逆に回転駆動することにより、引き出し機構35が包装
台2のガイドレール2bに沿って往復移動駆動される。
【0021】(5)次に、この包装装置における包装の
全体の流れについて、図11及び図12により説明す
る。 (5)−1 図15に示すように、所定長さに切断された一枚の包装
シート1が包装台2に載置された状態において、作業者
が手で被包装物Aを包装台2の開孔2aに落とし込み、
図5に示すように被包装物Aを包装シート1にある程度
包みながら支持台3に支持させる。
【0022】図15に示すように、包装台2に一対の押
しボタン型式の起動スイッチ50が所定間隔を置いて配
置されており、前述のように作業者が手で被包装物Aを
包装台2の開孔2aに落とし込んだ後に、一対の起動ス
イッチ50を両手で同時に押し操作する(ステップS
1)。これにより、図6に示すように支持台3の両側に
配置された一対の保持アーム18が被包装物A側に揺動
操作され、保持アーム18により被包装物Aが支持台3
に保持されて(ステップS2)、支持台3の下降操作が
開始される(ステップS3)。
【0023】図6に示すように、第1挟持部材14の上
側に発光器及び受光器で構成された光センサー31が配
置されて、発光器の検出光が包装台2の開孔2aの真下
を通るように設定されている。これにより、支持台3の
下降操作が開始されてから光センサー31の受光器が発
光器からの検出光を受光すると(ステップS4)、被包
装物Aの上端が検出光の位置を通過したと判断されて、
タイマー(図示せず)がカウントを開始し(ステップS
5)、設定時間T1が経過すると(ステップS6)、支
持台3がその位置で停止操作される(図6に示す位置参
照)(ステップS7)。ゴム板状の複数の補助絞り部材
11が開孔2aの下側に被包装物Aを取り囲むように設
けられており、支持台3の下降操作に伴って補助絞り部
材11により包装シート1が良く絞られる。
【0024】前述のように設定時間T1が経過してから
支持台3が停止操作されると、図6に示すように被包装
物Aの上端が第2挟持部材16の下側に位置することに
なるのであり、図15に示すダイヤル式の調節スイッチ
56を操作することにより、設定時間T1を長短に変更
することができる。これにより、設定時間T1を長いも
のに設定すれば、図6及び図7に示す支持台3の停止位
置が少し下側になり、被包装物Aの上端が第2挟持部材
16及び挟持アーム30から下側に離れることになる。
従って、後述の(5)−2,3に記載のように第1及び
第2挟持部材14,16、挟持アーム30が包装シート
1の上側部分1aを挟み込んで、包装シート1に被包装
物Aが包まれる際、被包装物Aが包装シート1に比較的
緩く包まれる状態となる。
【0025】逆に設定時間T1を短いものに設定すれ
ば、図6及び図7に示す支持台3の停止位置が少し上側
になり、被包装物Aの上端が第2挟持部材16及び挟持
アーム30に接近することになる。従って、後述の
(5)−2,3に記載のように第1及び第2挟持部材1
4,16、挟持アーム30が包装シート1の上側部分1
aを挟み込んで、包装シート1に被包装物Aが包まれる
際、被包装物Aが包装シート1に比較的きつく包まれる
状態となる。
【0026】(5)−2 以上のようにして支持台3が図6に示す位置で停止する
と、一対の保持アーム18が少しだけ開き操作され(ス
テップS8)、図1,2,4から図3に示すように一対
の支持板13が支持台3側にスライド操作される(ステ
ップS9)。この場合、図4に示す状態において支持板
13及びヒーター9、第1及び第2挟持部材14,16
は退避側に位置しており、この退避側において引っ張り
バネ32及び支持板13のローラー13cにより、ヒー
ター9の先端よりも支持台3側に第1挟持部材14の先
端が位置し、第1挟持部材14の先端よりも支持台3側
に第2挟持部材16の先端が位置している。
【0027】以上の状態で図2から図3に示すように、
モータ28によって支持板13が支持台3側にスライド
操作されると、図7に示すように先ず下側の第2挟持部
材16及び挟持アーム30が包装シート1の上側部分1
aを挟み込む。第1及び第2挟持部材14,16は支持
ピン14bにより互いに連結され、第2挟持部材16の
先端よりも第1挟持部材14の先端が後退しているの
で、下側の第2挟持部材16が包装シート1の上側部分
1aを挟み込んで停止した場合、図7に示すように上側
の第1挟持部材14は包装シート1の上側部分1aから
少しだけ離れて、この上側部分1aを軽く挟み込む状態
となる。これにより、包装シート1に被包装物Aが包ま
れる。
【0028】次に、図7に示す状態から支持板13がさ
らに支持台3側にスライド操作されると、図8に示すよ
うに引っ張りバネ32が引き延ばされて、第1及び第2
挟持部材14,16が包装シート1の上側部分1aの挟
み込み側に強く押し操作されながら、支持板13に固定
されたヒーター9が、第1及び第2挟持部材14,16
の間において包装シート1の上側部分1aを挟み込む。
【0029】第1及び第2挟持部材14,16、挟持ア
ーム30で包装シート1の上側部分1aを挟み込む場
合、図7に示すように挟み込みに伴い包装シート1が全
体的に上方に引き上げられ、被包装物A自身も包装シー
ト1と一緒に引き上げられて浮き上がり、包装シート1
により被包装物Aが締められるような状態となって、包
装シート1のシワが全体的に延ばされて綺麗な包装が期
待できる。この場合、前述のように保持アーム18を少
し開き操作し(ステップS8)、保持アーム18のスポ
ンジ部材18aを被包装物A及び包装シート1から離し
た状態で、第1及び第2挟持部材14,16、挟持アー
ム30を挟み込み側に進行させると、包装シート1及び
被包装物Aの引き上げが保持アーム18のスポンジ部材
18aで邪魔されることはなく、保持アーム18のスポ
ンジ部材18aと被包装物Aとが擦れないので、被包装
物Aが傷められることもない。
【0030】(5)−3 図8に示すように包装シート1の上側部分1aの挟み込
みに伴って、被包装物Aが支持台3から浮き上がると、
支持台3が少しだけ上昇操作されて、被包装物Aが第2
挟持部材16及び挟持アーム30の裏面に軽く押圧され
る(ステップS10)。次に、ヒーター9により包装シ
ート1の上側部分1aが加熱され上側部分1aが溶着さ
れるのであり、溶着の部分で包装シート1の上側部分1
aが分離し易い状態となる(ステップS11)。
【0031】図8に示す状態においてヒーター9による
加熱が終了すると、図9に示すように支持板13及びヒ
ーター9が包装シート1の上側部分1aから少しだけ離
し操作されて停止する(ステップS12)。この場合、
図8の状態で引き延ばされていた引っ張りバネ32が図
9に示す元の状態に戻るだけであり、第1及び第2挟持
部材14,16により包装シート1の上側部分1aを挟
み込んだ状態は維持される。
【0032】このように第1及び第2挟持部材14,1
6により包装シート1の上側部分1aを挟み込んだ状態
で、ヒーター9を包装シート1の上側部分1aから少し
だけ離し操作した状態が、設定時間T2の間だけ維持さ
れるのであり(ステップS12)、この設定時間T2の
間に包装シート1の上側部分1aにおいてヒーター9に
より加熱された部分が冷却して溶着が充分なものとな
る。
【0033】以上の図9に示す状態において、図15に
示す引き出し位置で停止していた引き出し機構35が紙
面左方に移動し図13(イ)に示す挟持位置に達して、
引き出し機構35の天板39及び保持アーム38によ
り、包装シート1の端部が挟持される(ステップS1
7)。この場合、図13(イ)(ロ)に示すように、引
き出し機構35の左右の支持板36の下部に亘り支持軸
51が架設され、支持軸51の中央に除去板52が固定
されている。
【0034】これにより、図9に示すように第1及び第
2挟持部材14,16によって包装シート1の上側部分
1aを挟み込み、ヒーター9を包装シート1の上側部分
1aから少しだけ離し操作した状態で停止している設定
時間T2の間に、引き出し機構35が挟持位置側に移動
すると、引き出し機構35の除去板52が第1挟持部材
14の上面に沿って移動し、除去板52により包装シー
ト1の上側部分1aが被包装物Aから除去されて切断機
構34側に運ばれる。この場合、包装シート1の溶着の
部分の上下を第1及び第2挟持部材14,16により挟
み込んで保持しているので、前述のように包装シート1
の上側部分1aが除去されても、溶着の部分が破られる
ようなことはない。
【0035】ステップS12における設定時間T2が経
過すると、図10に示すように支持板13及びヒーター
9、第1及び第2挟持部材14,16が退避側にスライ
ド操作される(ステップS13)。次に保持アーム18
が元の位置まで左右に開き操作され(ステップS1
4)、支持台3がさらに下降操作されて横倒し操作さ
れ、被包装物Aがすべり台15(図15参照)に放出さ
れて回収される(ステップS15)。以上のようにして
一つの被包装物Aの包装が終了するのであり、この後に
支持台3が再び図5に示す元の位置まで上昇操作されて
停止する(ステップS16)(以上、包装手段に相
当)。
【0036】(5)−4 以上のステップS12〜S16において被包装物Aの包
装が行われている間、前述のように引き出し機構35が
図15に示す引き出し位置から図13(イ)に示す挟持
位置に移動し(この間に、包装シート1の上側部分1a
を除去する)、ロール状の包装シート1の端部を挟持し
て(ステップS17)、図13(ロ)に示すように再び
引き出し機構35が紙面右方に移動し始めて、包装シー
ト1の引き出し操作が開始される(ステップS18)。
【0037】引き出し機構35が挟持位置に達してロー
ル状の包装シート1の端部を挟持した際、引き出し機構
35の除去板52に乗っている包装シート1の上側部分
1aの下端が、第1挟持部材14の端部に引っ掛かるの
で、引き出し機構35が挟持位置から図13(ロ)に示
すように紙面右方に移動すると、包装シート1の上側部
分1aから引き出し機構35の除去板52が引き離され
て、包装シート1の上側部分1aは第1挟持部材14の
端部から下方に落ちる。
【0038】包装シート1には所定間隔を置いてマーク
1bが印刷されており、前述のように引き出し機構35
により包装シート1が所定長さ引き出されると、包装シ
ート1に印刷されているマーク1bも引き出され、図1
3(ロ)に示すように光センサー53によりマーク1b
が検出されて引き出し機構35が一時停止する(ステッ
プS19)。次に引き出し機構35が一時停止した状態
で、図14(イ)に示すように切断機構34のカッター
55が下降操作されて、包装シート1が所定長さに切断
される(ステップS20)。包装シート1は透過性であ
り、通常は光センサー53の発光器からの検出光が包装
シート1を透過し、包装台2の反射板57に反射して、
光センサー53の受光器に受光されている。そして、マ
ーク1bによって検出光が遮断されることによりマーク
1bを検出するのであり、図15及び図13(イ)
(ロ)に示すようにマーク1bの誤検出を防止するため
に、光センサー53を覆うカバー58が備えられてい
る。
【0039】以上のようにして包装シート1が所定長さ
に切断されると、引き出し機構35が再び紙面右方に移
動し始めて、所定長さに切断された包装シート1を紙面
右方に移動させるのであり、図14(ロ)に示すように
所定長さに切断された包装シート1の中央が包装台2の
開孔2aに達すると、引き出し機構35がこの引き出し
位置で停止して、引き出し機構35の天板39及び保持
アーム38から包装シート1の端部が離される(ステッ
プS21)。これにより、所定長さに切断された1枚の
包装シート1が包装台2に載置される。
【0040】(6)次に引き出し機構35が図14
(ロ)に示す引き出し位置から、図13(イ)に示す挟
持位置に移動する際において、引き出し機構35の位置
の検出及び異常の検出について、図16に基づいて説明
する。図13(イ)(ロ)に示すように引き出し機構3
5用の駆動軸44の一端に、回転式のポテンショメータ
59(位置センサーに相当)が備えられており、このポ
テンショメータ59は図18の一つの波形に示すよう
に、駆動軸44の回転角度の0°(検出信号の値V0)
から、360°(検出信号の値V3)に対応した検出信
号を、繰り返して連続的に出力する。
【0041】これにより、図11に示すステップS17
において図14(ロ)に示す引き出し位置に在る引き出
し機構35が、紙面左方の挟持位置側に移動し始めると
(ステップS31)、ポテンショメータ59が図 に
示す引き出し位置から、紙面左方の挟持位置に向かうよ
うな検出信号を連続的に出力するのであり、ポテンショ
メータ59の検出信号の変化率Bが連続的に検出される
(ステップS34)。引き出し機構35が引き出し位置
から移動し始めた最初は、引き出し機構35の移動速度
が所定速度に達するまで少し時間が掛かるので、引き出
し機構35が引き出し位置から移動し始めてから設定時
間T3の間は、変化率Bの検出は行われない(ステップ
S32,S33)。
【0042】前述のようにしてポテンショメータ59の
検出信号の変化率Bが検出されると(ステップS3
4)、変化率Bが設定値B1(例えば通常の変化率Bの
値の1/2)と比較されて、変化率Bが設定値B1以上
であれば、引き出し機構35が引き出し位置から挟持位
置側に正常に移動していると判断される。逆に変化率B
が設定値B1よりも小さいと(ステップS36)、引き
出し機構35のどこかに異物が噛み込む等の異常が生じ
て、引き出し機構35の引き出し位置から挟持位置への
移動が鈍くなっている状態であると判断されるのであ
り、変化率Bが「0」であれば、引き出し機構35が挟
持位置側に移動できなくなった状態と判断される(異常
検出手段に相当)。このような状態になると、引き出し
機構35がその位置で停止し包装作動も停止して(ステ
ップS40)、引き出し機構35が逆向きの引き出し位
置側に少し移動して再び停止し(ステップS41)、ブ
ザー(図示せず)が作動する(ステップS42)。
【0043】図18に示すように検出信号が値V0の場
合、所定の間(ポテンショメータ59の所定の回転角度
の間)だけ、この値V0を出力するような特性をポテン
ショメータ58が備えている。これにより、検出信号が
値V0の場合(ステップS35)、変化率Bの検出は行
わずに、この値V0が設定時間T4以上に亘って変化し
ないかと言うことが検出される(ステップS43,S4
4,S45)。この場合、設定時間T4が経過するまで
に検出信号が値V0から変化すれば、引き出し機構35
が引き出し位置から挟持位置側に正常に移動していると
判断される。逆に設定時間T4(例えばポテンショメー
タ59が所定の回転角度だけ回転するのに要する通常の
時間の2倍程度)を経過しても、検出信号が値V0から
変化しなければ、前述と同様に異常と判断されてステッ
プS40に移行する。
【0044】引き出し機構35が挟持位置側に移動して
きて、図13(イ)及び図18に示すように光センサー
53の検出光を遮断し(ステップS37)、さらに引き
出し機構35が挟持位置側に移動して、検出信号が値V
1になると(ステップS38)、引き出し機構35が停
止するのであり、この位置が図13(イ)に示す引き出
し機構35の挟持位置となるように設定されている(ス
テップS39)。この検出信号が値V1に達する間にお
いても、前述と同様に変化率Bの検出及び設定値B1と
の比較による異常の検出は行われている。
【0045】(7)次に引き出し機構35が図13
(イ)に示す挟持位置から図14(ロ)に示す引き出し
位置に移動する際において、引き出し機構35の位置の
検出及び異常の検出について、図17に基づいて説明す
る。挟持位置において引き出し機構35が包装シート1
の端部を挟持し、図13(ロ)に示すように引き出し位
置側に移動し始めると(ステップS47)、前項(6)
とは逆に、ポテンショメータ59が図18に示す挟持位
置から、紙面右方の引き出し位置に向かうような検出信
号を連続的に出力するのであり、ポテンショメータ59
の検出信号の変化率Bが連続的に検出される(ステップ
S50)。この場合、前項(6)と同様に、引き出し機
構35が挟持位置から移動し始めてから設定時間T3の
間は、変化率Bの検出は行われない(ステップS48,
S49)。
【0046】前述のようにポテンショメータ59の検出
信号の変化率Bが検出されると(ステップS50)、前
項(6)と同様に変化率Bが設定値B1(例えば通常の
変化率Bの値の1/2)と比較されて、変化率Bが設定
値B1以上であれば、引き出し機構35が挟持位置から
引き出し位置側に正常に移動していると判断される。逆
に変化率Bが設定値B1よりも小さいと(ステップS5
2)、引き出し機構35のどこかに異物が噛み込む等の
異常が生じて、引き出し機構35の挟持位置から引き出
し位置への移動が鈍くなっている状態であると判断され
るのであり、変化率Bが「0」であれば、引き出し機構
35が引き出し位置側に移動できなくなった状態と判断
される(異常検出手段に相当)。このような状態になる
と、引き出し機構35がその位置で停止し包装作動も停
止して(ステップS58)、引き出し機構35が逆向き
の挟持位置側に少し移動して再び停止し(ステップS5
9)、ブザー(図示せず)が作動する(ステップS6
0)。
【0047】図18に示すように検出信号が値V0の場
合、前項(6)と同様に値V0が設定時間T4以上に亘
って変化しないかと言うことが検出される(ステップS
1,S61,S62,S63)。この場合、検出信号が
設定時間T4が経過するまでに値V0から変化すれば、
引き出し機構35が挟持位置から引き出し位置側に正常
に移動していると判断される。逆に、設定時間T4を経
過しても検出信号が値V0から変化しなければ、前述と
同様に異常と判断されてステップS58に移行する。
【0048】このように引き出し機構35が挟持位置か
ら移動し始めて、ポテンショメータ59から検出信号が
連続的に出力されてくる場合、図18に示すように検出
信号が値V0から最大の値V3に達して値V0に戻ると
(駆動軸44(図13(イ)参照)の一回転)(ステッ
プS53)、検出信号の出力回数Nが一つカウントアッ
プされていく(ステップS54)。
【0049】以上のように引き出し機構35が引き出し
位置側に移動するのに伴い、出力回数Nが一つずつカウ
ントアップされていく間において、図14(イ)に示す
ように包装シート1のマーク1bが光センサー53によ
り検出されて、引き出し機構35が停止し、切断機構3
4(カッター55)により包装シート1が所定長さに切
断される(図12のステップS19,S20)。包装シ
ート1の切断が終了すると、引き出し機構35が所定長
さに切断された包装シート1を挟持した状態で、引き出
し位置側に再び移動し始めて出力回数Nのカウントが再
開されるのであり、この場合にもステップS46からス
テップS47に移行して、引き出し機構35が移動し始
めてから設定時間T3の間は、変化率Bの検出は行われ
ない(ステップS48,S49)。
【0050】この後、図18に示すように検出信号の出
力回数Nが設定回数N’に達して(ステップS55)、
さらに引き出し機構35が引き出し位置側に移動して、
検出信号が値V2になると(ステップS56)、引き出
し機構35が停止するのであり、この位置が図14
(ロ)に示す引き出し機構35の引き出し位置となるよ
うに設定されている(ステップS57)。この検出信号
が値V2に達する間においても、前述と同様に変化率B
の検出及び設定値B1との比較による異常の検出は行わ
れている。
【0051】(8)図15に示すように、包装台2の端
部に非常用の停止スイッチ54(プッシュオン・プッシ
ュオフ型式でランプ内蔵)が備えられている。包装作業
中に停止スイッチ54を押し操作することによって、包
装作動を緊急停止させることができるのであり、引き出
し機構35が引き出し位置側(又は挟持位置側)に移動
中であれば、引き出し機構35も停止して逆向き(挟持
位置側又は引き出し位置側)に移動し停止する。そし
て、ブザー(図示せず)が設定時間の間だけ作動し、停
止スイッチ54のランプが点灯する。
【0052】停止スイッチ54をプッシュオフ操作する
と、停止スイッチ54のランプが消灯するのであり、包
装装置の各部が初期状態(引き出し機構35が図15に
示す引き出し位置に位置し、支持台3及び第1挟持部材
14等が図2及び図5に示す位置に在る状態)にあれ
ば、別のグリーンランプ(図示せず)が点灯して、その
まま包装を再開できる。逆に前述の初期状態に無ければ
グリーンランプが点滅する。この場合には、一対の起動
スイッチ50を同時に押し操作してやれば、包装装置の
各部が前述の初期状態に自動的に復帰するのであり、グ
リーンランプが点灯して包装を再開できる状態になる。
【0053】1日の包装作業の開始時等のように、包装
装置の電源スイッチ(図示せず)を入り操作した際にお
いても、前述の停止スイッチ54をプッシュオフ操作し
た場合と同様に、包装装置の各部が初期状態にあるかど
うかが判断される。これにより、包装装置の各部が初期
状態にあれば、グリーンランプが点灯してそのまま包装
を開始できる。逆に初期状態に無ければグリーンランプ
が点滅するので、前述と同様に一対の起動スイッチ50
を同時に押し操作してやれば、包装装置の各部が前述の
初期状態に自動的に復帰するのであり、グリーンランプ
が点灯して包装を開始できる状態になる。
【0054】図15に示すように、切断機構34を任意
に作動させることのできる切断スイッチ60が、包装台
2の端部に備えられている。これにより、この切断スイ
ッチ60と一対のうちの一方の起動スイッチ50とを同
時に押し操作すると、切断機構34が作動して包装シー
ト1を任意に切断することができる。
【0055】〔発明の実施の別形態〕前述の〔発明の実
施の形態〕において光センサー53を廃止して、図14
(イ)に示すようなマーク1bを印刷していない包装シ
ート1を使用するようにしてもよい。この場合には、図
13(イ)に示す挟持位置に引き出し機構35が達した
ことを検出するリミットスイッチ(図示せず)を備え
て、このリミットスイッチの検出によって引き出し機構
35を挟持位置で停止させる。
【0056】次に引き出し機構35を挟持位置から引き
出し位置側に移動させる場合、図18に示すように移動
開始時におけるポテンショメータ59の検出信号の値V
1から値V3までの差、移動途中における値V0から値
V3の出力回数N、並びに、現在の位置での検出信号の
値と値V0との差により、挟持位置からの引き出し機構
35の移動距離を検出する。これにより、引き出し機構
35が挟持位置から引き出し位置側に移動して図14
(イ)に示す位置に達すると、引き出し機構35を一時
停止させて、切断機構34により包装シート1の切断を
行い、再び引き出し機構35を引き出し位置側に移動さ
せて、図14(ロ)に示す引き出し位置に達すると、引
き出し機構35を停止させる。
【0057】前述の〔発明の実施の形態〕では、図7〜
図10に示すように、ヒーター9の加熱による溶着によ
って包装シート1を留めるように構成しているが、この
ヒーター9に代えて粘着テープ(図示せず)を貼り付け
ることによって、包装シート1を留めるように構成して
もよい。
【0058】
【発明の効果】請求項1の特徴によると、包装台に沿っ
て往復移動駆動される包装シートの引き出し機構を備え
た包装装置において、引き出し機構が円滑に往復移動で
きない異常な状態を的確に検出できるようになって、こ
の異常な状態を放置することによる引き出し機構等の故
障を未然に防止することができた。この場合、引き出し
機構を挟持位置及び引き出し位置に移動駆動するための
既存の装置である位置センサーの検出信号を利用するこ
とにより、この位置センサーを引き出し機構の異常な状
態の検出用に兼用できるようになるので、引き出し機構
の異常な状態の検出の専用のセンサーを別に設ける必要
がなく、構造の簡素化及び低コスト化の面で有利であ
る。
【0059】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1及び第2挟持部材、ヒーター等の移動駆動
構造を示す斜視図
【図2】第1及び第2挟持部材、挟持アーム、ヒーター
の移動駆動構造を示す平面図
【図3】図2に示す状態から第1及び第2挟持部材等を
挟み込み位置に移動操作した状態を示す平面図
【図4】第1及び第2挟持部材、挟持アーム、ヒーター
の移動駆動構造を示す縦断側面図
【図5】被包装物を包装台の開孔に押し込み、支持台に
落とし込んだ状態を示す支持台付近の正面図
【図6】図5に示す状態から一対の保持アームを閉じ操
作し、支持台を第1及び第2挟持部材の下側にまで下降
操作した状態を示す正面図
【図7】第1及び第2挟持部材、ヒーターを挟み込み側
に移動操作した際において第1及び第2挟持部材が包装
シートの上側部分を挟み込んだ状態を示す正面図
【図8】図7に示す状態からヒーターが包装シートの上
側部分を挟み込んだ状態を示す正面図
【図9】図8に示す状態の後に包装シートの上側部分が
引き出し機構の除去板によって除去される状態を示す正
面図
【図10】図9に示す状態の後に第1及び第2挟持部
材、ヒーターが退避側に移動操作された状態を示す正面
【図11】包装全体の前半の流れを示す図
【図12】包装全体の後半の流れを示す図
【図13】包装シートの引き出し機構及び包装台付近を
示し、引き出し機構が挟持位置に達して、挟持位置から
引き出し位置側に移動し始めた状態を示す側面図
【図14】図13に示す状態から引き出し機構が一時停
止して切断機構により包装シートが切断され、この後に
引き出し機構が引き出し位置に達した状態を示す側面図
【図15】包装装置の全体を示す斜視図
【図16】引き出し機構が引き出し位置から挟持位置に
移動する際において、異常の検出の流れを示す図
【図17】引き出し機構が挟持位置から引き出し位置に
移動する際において、引き出し位置の検出及び異常の検
出の流れを示す図
【図18】挟持位置と引き出し位置との間において、引
き出し機構のポテンショメータの検出信号の状態を示す
【符号の説明】
1 包装シート 2 包装台 33 支持部 34 切断機構 35 引き出し機構 46 駆動手段 59 位置センサー A 被包装物 B 変化率 B1 設定値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−125716(JP,A) 特開 平7−125709(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 11/48 B65B 25/04 B65B 57/00 - 57/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装シート(1)の載置用の包装台
    (2)と、前記包装台(2)の包装シート(1)に置か
    れた被包装物(A)を前記包装シート(1)に包む包装
    手段とを備えた包装装置であって、 ロール状に巻かれた包装シート(1)をロール軸芯周り
    に回転自在に前記包装台(2)の横側部で支持する支持
    部(33)と、前記包装シート(1)の端部を挟持可能
    で前記包装台(2)に沿って移動駆動される引き出し機
    構(35)と、前記引き出し機構(35)の位置を検出
    して検出信号を連続的に出力する位置センサー(59)
    とを備えて、 前記位置センサー(59)の検出信号に基づいて、前記
    支持部(33)に支持されるロール状の包装シート
    (1)の端部を挟持する挟持位置、及び前記包装シート
    (1)のロール状部分を回転させながら、挟持した包装
    シート(1)を前記包装台(2)に引き出す引き出し位
    置に亘り、前記引き出し機構(35)を移動駆動する駆
    動手段(46)と、 前記引き出し機構(35)により前記包装シート(1)
    が所定長さに引き出されると、前記包装シート(1)の
    ロール状部分側の所定位置を自動的に切断する切断機構
    (34)とを備えると共に、 前記位置センサー(59)の検出信号の時間に対する変
    化率(B)が設定値(B1)よりも小さいと、異常と判
    断する異常検出手段を備えてある包装装置。
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