JP2001113992A - 脱着シート - Google Patents

脱着シート

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JP2001113992A
JP2001113992A JP29411999A JP29411999A JP2001113992A JP 2001113992 A JP2001113992 A JP 2001113992A JP 29411999 A JP29411999 A JP 29411999A JP 29411999 A JP29411999 A JP 29411999A JP 2001113992 A JP2001113992 A JP 2001113992A
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JP
Japan
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leg
support leg
lower frame
seat
rear support
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JP29411999A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Mashita
知之 真下
Hirochika Takei
泰親 武井
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TS Tech Co Ltd
Original Assignee
TS Tech Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 係合フックとロック装置の破損防止、収納
(載置)の容易化、汎用性の拡大、表皮の取付の容易
化。 【構成】 板部材により形成した下部フレーム6上に設
けた座席部7と背凭部8と、下部フレーム6の前後側に
設けられ車体の係合部に継脱する係合フック40とロッ
ク装置43とを有し、車体に着脱自在に取付けた脱着シ
ート5において、前記下部フレーム6の後側下面には前
側支脚10と後側支脚11からなる折畳支脚9を設け、
折畳支脚9は折り畳んだとき前記係合フック40とロッ
ク装置43より上方に位置し使用状態のときは係合フッ
ク40とロック装置43より下方に突き出るようにした
脱着シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上利用分野】本発明は、脱着シートに係るもので
ある。
【0002】
【従来技術】従来公知の特開平10−76872号公報
には座席部と背凭部を有し、下面に係合フックとロック
装置により車体に着脱自在に取付けた脱着シートについ
て記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、下方に
突き出る係合フックとロック装置により車体に固定して
いるから、固定状態のときは問題はないが、外したと
き、係合フックとロック装置が下面に露出し、家屋内の
床面に載置すると、破損する惧れがあるという課題があ
り、外した後の収納に問題が残る。また、着脱を考慮す
るので、通常のシートと相違して座席部の下方も包囲し
なくてはならず、この点も面倒である。本発明は、脱着
シートでありながら、外した後の置き場所を選ばないば
かりでなく、利用範囲を広げたものである。
【0004】
【発明の目的】係合フックとロック装置の破損防止、収
納(載置)の容易化、汎用性の拡大、表皮の取付の容易
化。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、板部材により
形成した下部フレーム6上に座席部7と背凭部8を設け
の下部フレーム6の前後側に設けた係合フック40とロ
ック装置43により車体に着脱自在に取付けた脱着シー
ト5において、前記下部フレーム6の後側下面には前側
支脚10と後側支脚11からなる折畳支脚9を設け、折
畳支脚9は折り畳んだとき前記係合フック40とロック
装置43より上方に位置し使用状態のときは係合フック
40とロック装置43より下方に突き出るようにした脱
着シートとしたものである。本発明は、前記折畳支脚9
は、前記U型形状に形成した前側支脚10と後側支脚1
1の夫々の上部を下部フレーム6の下面の前後側に夫々
回動自在に取付け、前記前側支脚10または後側支脚1
1の何れか一方を左右幅を広くして折り畳んだとき平面
視前側支脚10と後側支脚11とが重合しないように構
成した脱着シートとしたものである。本発明は、前記前
側支脚10と後側支脚11は、前記下部フレーム6との
間に設けた前脚用ストッパ17と後脚用ストッパ27に
より夫々起立回動を規制するようにした脱着シートとし
たものである。本発明は、前記前脚用ストッパ17と後
脚用ストッパ27は、前側支脚10および後側支脚11
の縦杆部12に下部を軸着した下側アームの上部に、前
記下部フレーム6に上部を軸着した上側アームの下部を
軸着し、前記下側アームの上部または前記上側アームの
下部に設けた規制体により起立回動を規制するように構
成した脱着シートとしたものである。本発明は、前記後
側支脚11は、縦杆部12bの軸着部である取付軸25
を可能な限り下部フレーム6の後部に位置させた脱着シ
ートとしたものである。本発明は、前記下部フレーム6
上のクッション材45を包囲する上側座席表皮部材46
の端末に、断面がJ型形状のJ型コード部材47の中間
部を係止した脱着シートとしたものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明すると、1
は車両、2は前側ドア、3は前側車両用シート、4は後
側フロアであり、実施例では、後側フロア4に脱着シー
ト5を着脱自在に設けている。前記脱着シート5の設置
場所は任意であり、後側フロア4のみならずワゴンの荷
室に設けてもよい。前記脱着シート5は、下部フレーム
6に座席部7と背凭部8を設けている。前記下部フレー
ム6は板部材により形成し、下部フレーム6の下面に
は、折畳支脚9を折り畳み自在に設ける。折畳支脚9
は、前側支脚10と後側支脚11とを折り畳み自在に設
ける。前記前側支脚10および後側支脚11は、一対の
縦杆部12と縦杆部12の下端を連結する横杆部13と
によりU型形状に形成する。
【0007】前記前側支脚10は、前側縦杆部12aの
上端を下部フレーム6の前側に前脚取付軸15により回
動自在に取付ける。16は下部フレーム6の下面に固定
した一対の前脚取付部材であり、前脚取付部材16に前
側縦杆部12aの上端を軸着する。前側縦杆部12aの
上下中間部には前脚用ストッパ17の下側アーム18の
下部を軸19により軸着し、下側アーム18の上部には
上側アーム20の下部を軸21により回動自在に取付
け、上側アーム20の上部は前記前脚取付部材16の後
部に軸22により軸着する。前記上側アーム20の下部
には前記軸21より下方の下側アーム18の下面に当接
して下側アーム18の上方回動を規制する前脚規制体2
3を設け、前脚規制体23により上側アーム20と下側
アーム18との軸着部分が所定位置より折れ曲がるのを
規制する。24は上側アーム20に設けた係合突起であ
り、下側アーム18に設けた凹部(図示省略)に弾性変
形して弾力的に係合して前脚規制体23の規制状態を保
持する。この場合、係合突起24が凹部に係合したとき
に前記前脚規制体23が下側アーム18の下面に当接す
るようにすると、一層確実に前脚用ストッパ17を作動
させる。また、実施例では前脚規制体23は上側アーム
20をL型状に屈曲させて形成しているので、前脚用ス
トッパ17を解除させるツマミとしても作用する。
【0008】前記後側支脚11は、後側縦杆部12bの
上端を下部フレーム6の後側に取付軸25により下部フ
レーム6の下面に固定した一対の後脚取付部材26に回
動自在に取付ける。後側縦杆部12bの上下中間部には
後脚用ストッパ27の下側アーム28の下部を軸29に
より軸着し、下側アーム28の上部には上側アーム30
の下部を軸31により回動自在に取付け、上側アーム3
0の上部は前記後脚取付部材26の後部に軸32により
軸着する。前記上側アーム30の下部には前記軸31よ
り下方の下側アーム28の下面に当接して下側アーム2
8の上方回動を規制する後脚規制体33を設け、後脚規
制体33により上側アーム30と下側アーム28との軸
着部分が所定位置より折れ曲がるのを規制する。34は
上側アーム30に設けた係合突起であり、下側アーム2
8に設けた凹部(図示省略)に弾性変形して弾力的に係
合して後脚規制体33の規制状態を保持する。この場
合、前脚用ストッパ17と同様に、係合突起34が凹部
に係合したときに前記後脚規制体33が下側アーム28
の下面に当接するようにすると、一層確実に後脚用スト
ッパ27を作動させる。また、実施例では後脚規制体3
3は上側アーム30をL型状に屈曲させて形成している
ので、後脚用ストッパ27を解除させるツマミとしても
作用する。
【0009】前記後側支脚11は、前側支脚10より左
右幅を広くし、後脚取付部材26は前脚取付部材16よ
り外側に位置し、折り曲げたとき、後側縦杆部12bは
前側縦杆部12aの夫々内側に位置させ、平面視前側支
脚10と後側支脚11とが重合しないように構成する。
したがって、下方から見たとき、前側支脚10と後側支
脚11は前後に観音開きし、折り畳むと下部フレーム6
の下方に前側支脚10と後側支脚11は同一面上に格納
され、車体のシートあるいは荷室の床面に接触する。ま
た、後側支脚11は、縦杆部12bの軸着部である取付
軸25を可能な限り下部フレーム6の後部に位置させ、
この状態で横杆部13bが下部フレーム6の前端より突
出しない範囲で前側に位置させる。これにより、後側支
脚11の長さを可及的に長くして、外して使用するとき
の座面高さを高くさせる。また、前側支脚10は、横杆
部13bに干渉しない範囲で縦杆部12aの軸着部であ
る前脚取付軸15を可能な限り下部フレーム6の前部に
位置させ、この状態で前脚取付軸15から横杆部13a
までの長さを後側支脚11の取付軸25から横杆部13
bまでの長さに略一致させている。
【0010】即ち、縦杆部12aと縦杆部12bとの長
さが相違していても、起立状態にさせたときの角度を変
更することにより脱着シート5の座席部7を略水平にす
ることは可能であるが、実施例では一致させることによ
り製造、組立てを容易にしている。前記下部フレーム6
の前側には係合フック40を設け、係合フック40は前
記後側フロア4に設けた係合体41に係合させる。ま
た、下部フレーム6の後側には固定部に設けたストライ
カ42に係合してロックする任意機構のロック装置43
を設ける。しかして、前記下部フレーム6の上にはクッ
ション材45を設け、クッション材45の上面には上側
座席表皮部材46を設け、上側座席表皮部材46の端末
には断面がJ型形状のJ型コード部材47の中間部を縫
着等の任意手段で係止し、J型コード部材47の基部4
8を前記下部フレーム6の下面に設けた係止部49に係
合させる。
【0011】また、前記J型コード部材47の先端の鍵
部50には下面側座席表皮部材51の端部に設けたプレ
ートコード部材52を係止する。実施例では、前記上側
座席表皮部材46の後端末に下面側座席表皮部材51の
後端末を逢着し、下面側座席表皮部材51の前端に係止
したプレートコード部材52を上側座席表皮部材46の
前端のJ型コード部材47の鍵部50に係止している。
【0012】
【作用】次に作用を述べる。下部フレーム6の後側の固
定部に設けたストライカ42に係合してロックするロッ
ク装置43をアンロックにし、次ぎに下部フレーム6の
前側の係合フック40と係合体41との係合を外すと、
脱着シート5は車体側から外すことができる。前記下部
フレーム6の後側下面には前側支脚10と後側支脚11
からなる折畳支脚9を設け、折畳支脚9は折り畳んだと
き前記係合フック40とロック装置43より上方に位置
し使用状態のときは係合フック40とロック装置43よ
り下方に突き出るようにしているから、折畳支脚9の前
側支脚10および後側支脚11を開くと、前側支脚10
と後側支脚11は脱着シート5を床面に載置させて支持
する。
【0013】したがって、脱着シート5は折畳支脚9に
より支持され、係合フック40とロック装置43は床面
と接触しないから、破損するのを防止でき、また、置き
場所を選ばず、利用範囲を広げる。この場合、下部フレ
ーム6と前側支脚10の間には前脚用ストッパ17が、
下部フレーム6と後側支脚11の間には後脚用ストッパ
27が夫々設けられているから、前側支脚10および後
側支脚11の回動は規制されて、脱着シート5を支持す
る。即ち、前記前脚用ストッパ17および後脚用ストッ
パ27は、縦杆部12に下側アーム18(下側アーム2
8)の下部を取付け、下側アーム18(下側アーム2
8)の上部に上側アーム20(上側アーム30)を軸着
し、上側アーム20(上側アーム30)の上部を下部フ
レーム6側に軸着し、下側アーム18(下側アーム2
8)と上側アーム20(上側アーム30)の間に前脚規
制体23(後脚規制体33)を設けているので、横杆部
13a および横杆部13b を開くと、下側アーム18
(下側アーム28)に前脚規制体23(後脚規制体3
3)が当接して下側アーム18(下側アーム28)の回
動を規制し、横杆部13a および横杆部13b を開く回
動を停止させる。
【0014】しかして、前記と反対に、前脚規制体23
(後脚規制体33)を摘んで下側アーム18(下側アー
ム28)と上側アーム20(上側アーム30)を屈曲可
能にすると、前脚用ストッパ17および後脚用ストッパ
27の機能が解除され、前側支脚10および後側支脚1
1の横杆部13a および横杆部13b を畳むことができ
る。前側支脚10および後側支脚11を折り畳んで、前
記と反対に、下部フレーム6の前側の係合フック40と
係合体41とを係合させ、次ぎに、下部フレーム6の後
側のロック装置43を固定部に設けたストライカ42に
係合させると、ロック装置43がロックして、脱着シー
ト5を車体側に固定する。前記の場合、折畳支脚9は折
り畳んだとき前記係合フック40とロック装置43より
上方に位置しているから、係合フック40とロック装置
43は下方に突き出て確実に係合し、折畳支脚9は係合
に干渉しない。
【0015】また、後側支脚11は、前側支脚10より
左右幅を広くし、後脚取付部材26は前脚取付部材16
より外側に位置し、折り曲げたとき、後側縦杆部12b
は前側縦杆部12aの夫々内側に位置させ、平面視前側
支脚10と後側支脚11とが重合しないように構成して
いるから、支脚の上下の厚みは前側支脚10と後側支脚
11の厚さを足した分より少なくて済み、脱着シート5
全体の厚さを薄くできる。しかして、前記前側支脚10
と後側支脚11は、前記下部フレーム6との間に設けた
前脚用ストッパ17と後脚用ストッパ27により夫々起
立回動を規制するようにしているから、前側支脚10と
後側支脚11の上部を軸着するだけで、取付を簡単構成
にでき、全体を軽量化する。前記前脚用ストッパ17と
後脚用ストッパ27は、前側支脚10および後側支脚1
1の縦杆部12に下部を軸着した下側アーム18、28
の上部に、前記下部フレーム6に上部を軸着した上側ア
ーム20、30の下部を軸着し、前記上側アーム20、
30の下部に設けた規制体23、33により起立回動を
規制しているから、簡単な構成で、前側支脚10および
後側支脚11の過剰回動を規制して、着座者の荷重を確
実に支持する。
【0016】また、折り畳むと下部フレーム6の下方に
前側支脚10と後側支脚11は同一面上に格納されるか
ら、縦杆部12a 、縦杆部12b および横杆部13a 、
横杆部13b の下面を車体のシートあるいは荷室の床面
に接触させることができる。したがって、固定状態のと
きの脱着シート5を、前側支脚10と後側支脚11によ
り面で支持する。それゆえ、車体に取付けたとき、着座
者の荷重は、係合フック40とロック装置43のみなら
ず折畳支脚9で支持でき、係合フック40とロック装置
43に荷重が集中するのを避けることができ、これらの
耐久性を向上させる。しかして、後側支脚11は、縦杆
部12bの軸着部である取付軸25を可能な限り下部フ
レーム6の後部に位置させ、この状態で横杆部13bが
下部フレーム6の前端より突出しない範囲で前側に位置
させているから、下部フレーム6の下方に格納する前側
支脚10および後側支脚11であっても、両者の長さを
可及的に長くでき、外して使用するときの座面高さを高
くさせる。
【0017】また、前側支脚10は、横杆部13bに干
渉しない範囲で縦杆部12aの軸着部である前脚取付軸
15を可能な限り下部フレーム6の前部に位置させ、こ
の状態で前脚取付軸15から横杆部13aまでの長さを
後側支脚11の取付軸25から横杆部13bまでの長さ
に略一致させているから、製造、組立を容易にしてい
る。しかして、下部フレーム6の上に設けたクッション
材45を包囲する上側座席表皮部材46の端末には、断
面がJ型形状のJ型コード部材47の中間部を縫着等の
任意手段で係止しているから、J型コード部材47の基
部48は上側座席表皮部材46との間に楔状の空間を形
成する。したがって、基部48は下部フレーム6の下面
に設けた係止部49に係合し、上側座席表皮部材46の
端末の処理が完了する。また、前記J型コード部材47
の先端には鍵部50が形成されているから、鍵部50に
下面側座席表皮部材51の端部に設けたプレートコード
部材52を係止する。したがって、上側座席表皮部材4
6の端末に設けたJ型コード部材47により、下部フレ
ーム6の係止部49および下面側座席表皮部材51のプ
レートコード部材52の二つを係止する兼用構成にな
る。
【0018】
【効果】本発明は、板部材により形成した下部フレーム
6上に座席部7と背凭部8を設けの下部フレーム6の前
後側に設けた係合フック40とロック装置43により車
体に着脱自在に取付けた脱着シート5において、前記下
部フレーム6の後側下面には前側支脚10と後側支脚1
1からなる折畳支脚9を設け、折畳支脚9は折り畳んだ
とき前記係合フック40とロック装置43より上方に位
置し使用状態のときは係合フック40とロック装置43
より下方に突き出るようにした脱着シートとしたもので
あるから、折畳支脚9を折り畳むと、係合フック40と
ロック装置43は下方に突き出て確実に係合し、折畳支
脚9を使用状態にすると係合フック40とロック装置4
3より下方に突き出るので、係合フック40とロック装
置43は床面と接触せず、破損を防止する。本発明は、
前記折畳支脚9は、前記U型形状に形成した前側支脚1
0と後側支脚11の夫々の上部を下部フレーム6の下面
の前後側に夫々回動自在に取付け、前記前側支脚10ま
たは後側支脚11の何れか一方を左右幅を広くして折り
畳んだとき平面視前側支脚10と後側支脚11とが重合
しないように構成した脱着シートとしたものであるか
ら、支脚の上下の厚みは前側支脚10と後側支脚11の
厚さを足した分より少なくて済み、脱着シート5全体の
厚さを薄くできる。本発明は、前記前側支脚10と後側
支脚11は、前記下部フレーム6との間に設けた前脚用
ストッパ17と後脚用ストッパ27により夫々起立回動
を規制するようにした脱着シートとしたものであるか
ら、前側支脚10と後側支脚11の上部を軸着するだけ
で、取付を簡単構成にでき、全体を軽量化する。本発明
は、前記前脚用ストッパ17と後脚用ストッパ27は、
前側支脚10および後側支脚11の縦杆部12に下部を
軸着した下側アームの上部に、前記下部フレーム6に上
部を軸着した上側アームの下部を軸着し、前記下側アー
ムの上部または前記上側アームの下部に設けた規制体に
より起立回動を規制するように構成した脱着シートとし
たものであるから、簡単な構成で、前側支脚10および
後側支脚11の過剰回動を規制して、着座者の荷重を確
実に支持する。本発明は、前記後側支脚11は、縦杆部
12bの軸着部である取付軸25を可能な限り下部フレ
ーム6の後部に位置させた脱着シートとしたものである
から、下部フレーム6の下方に格納する前側支脚10お
よび後側支脚11であっても、両者の長さを可及的に長
くでき、外して使用するときの座面高さを高くさせる。
本発明は、前記下部フレーム6上のクッション材45を
包囲する上側座席表皮部材46の端末に、断面がJ型形
状のJ型コード部材47の中間部を係止した脱着シート
としたものであるから、J型コード部材47の基部48
は下部フレーム6の下面に設けた係止部49に係合させ
ることにより上側座席表皮部材46の端末の処理が完了
し、J型コード部材47の先端に下面側座席表皮部材5
1の端部に設けたプレートコード部材52を係止するこ
とにより下面側座席表皮部材51の端末処理ができ、下
部フレーム6の係止部49および下面側座席表皮部材5
1のプレートコード部材52の二つを係止する兼用構成
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 車両室内斜視図。
【図2】 折畳支脚の使用状態斜視図。
【図3】 折畳支脚の格納状態底面図。
【図4】 折畳支脚の格納状態正面図。
【図5】 折畳支脚の格納状態背面図。
【図6】 折畳支脚の格納状態側面図。
【図7】 脱着シートの取付状態斜視図。
【図8】 脱着シートの表皮部材の係止状態断面図。
【符号の説明】
1…車両、2…前側ドア、3…前側車両用シート、4…
後側フロア、5…脱着シート、6…下部フレーム、7…
座席部、8…背凭部、9…折畳支脚、10…前側支脚、
11…後側支脚、12…縦杆部、13…横杆部、15…
前脚取付軸、16…前脚取付部材、17…前脚用ストッ
パ、18…下側アーム、19…軸、20…上側アーム、
21…軸、22…軸、23…前脚規制体、24…係合突
起、25…取付軸、26…後脚取付部材、27…後脚用
ストッパ、28…下側アーム、29…軸、30…上側ア
ーム、31…軸、32…軸、33…後脚規制体、34…
係合突起、40…係合フック、42…ストライカ、43
…ロック装置、45…クッション材、46…上側座席表
皮部材、47…J型コード部材、48…基部、49…係
止部、50…鍵部、51…下面側座席表皮部材、52…
プレートコード部材。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板部材により形成した下部フレーム6上
    に設けた座席部7と背凭部8と、下部フレーム6の前後
    側に設けられ車体の係合部に継脱する係合フック40と
    ロック装置43とを有し、車体に着脱自在に取付けた脱
    着シート5において、前記下部フレーム6の後側下面に
    は前側支脚10と後側支脚11からなる折畳支脚9を設
    け、折畳支脚9は折り畳んだとき前記係合フック40と
    ロック装置43より上方に位置し使用状態のときは係合
    フック40とロック装置43より下方に突き出るように
    した脱着シート。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記折畳支脚9は、
    U型形状に形成した前側支脚10と後側支脚11の夫々
    の上部を下部フレーム6の下面の前後側に夫々回動自在
    に取付け、前記前側支脚10または後側支脚11の何れ
    か一方を左右幅を広くして折り畳んだとき平面視前側支
    脚10と後側支脚11とが重合しないように構成した脱
    着シート。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    前側支脚10と後側支脚11は、前記下部フレーム6と
    の間に設けた前脚用ストッパ17と後脚用ストッパ27
    により夫々起立回動を規制するようにした脱着シート。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2または請求項3
    において、前記前脚用ストッパ17と後脚用ストッパ2
    7は、前側支脚10および後側支脚11の縦杆部12に
    下部を軸着した下側アームの上部に、前記下部フレーム
    6に上部を軸着した上側アームの下部を軸着し、前記下
    側アームの上部または前記上側アームの下部に設けた規
    制体により起立回動を規制するように構成した脱着シー
    ト。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2または請求項3
    または請求項4において、前記後側支脚11は、縦杆部
    12bの軸着部である取付軸25を可能な限り下部フレ
    ーム6の後部に位置させた脱着シート。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2または請求項3
    または請求項4または請求項5において、前記下部フレ
    ーム6上のクッション材45を包囲する上側座席表皮部
    材46の端末に、断面がJ型形状のJ型コード部材47
    の中間部を係止した脱着シート。
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