JP2001112829A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JP2001112829A
JP2001112829A JP29426299A JP29426299A JP2001112829A JP 2001112829 A JP2001112829 A JP 2001112829A JP 29426299 A JP29426299 A JP 29426299A JP 29426299 A JP29426299 A JP 29426299A JP 2001112829 A JP2001112829 A JP 2001112829A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 椅子型のマッサージ機において、便秘解消の
効果のあるマッサージを受けられるものとする。 【解決手段】 座面3aに対し、使用者の臀部における
腰兪(肛門付近)のツボを刺激するためのバイブレータ
67を、エアベース68に載せた状態で組み込むと共
に、使用者の臀部における承扶及び座骨点(左右の膨ら
みの各頂部付近)のツボ5を刺激するためのエアセル7
2を組み込んだ。エアベース68とエアセル72とを交
替タイミングで膨張・収縮させ、エアベース68の膨張
時にバイブレータ67を作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、マッサージ機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平9−56766号公報には、椅子
型をしたマッサージ機として、背凭れ部、座部、脚載置
台(フットレスト)に対し、使用者の背中、尻、脚等を
マッサージするマッサージ動作部が内蔵されたものが記
載されている。これらのマッサージ動作部は、エアーの
袋体(いわゆるエアセル)にエアーを給排気することに
よってこの袋体を膨張・収縮させる、いわゆる空気式の
ものであって、この袋体を背凭れ部や座部、脚載置台の
各所定箇所に取り付けたうえで、エアーコンプレッサか
らのエアーを給排気可能なように配管接続してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報記載の椅子型
マッサージ機に代表されるように、この種、空気式のマ
ッサージ動作部を具備するタイプ(特に、使用者が座る
座部に対して設けたタイプ)のマッサージ機は公知であ
るが、それらにおけるマッサージの目的とするところは
殆どの場合、「コリをほぐす」という点に集約されてお
り、せいぜい血行が良くなるという実質的な効果が得ら
れるとしても、決して、ツボの刺激によって内蔵器官の
働きを促進させるといった効果を積極的に高めるように
したものではなかった。
【0004】すなわち、上記公報記載のマッサージ機
は、その座部に対して前部寄り位置及び後部寄り位置を
それぞれ横切るように袋体が設けられたものであるが、
これらの袋体は、使用者の尻や大腿の抽象的に広い範囲
(だいたいその辺り)へ、ただ漠然と軽い指圧を与える
(結果として面圧の低い指圧になる)といった程度のも
のであった。本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、ツボの刺激によって内蔵器官の働きを促進さ
せる効果として、特に使用者の便通を促すことができる
ようにしたマッサージ機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明に係るマッサージ機では、使用者が座る座面に対し
て、使用者の排便を促すツボを狙って局部的な刺激を与
える配置でマッサージ動作部が設けられている。ツボと
しては、例えば臀部にある「承扶及び座骨点(ショウ
フ)」のツボや「腰兪(インモン)」のツボとする。こ
のような構成とすることで、使用者の便通を促すことが
できる。
【0006】上記のように使用者の臀部にある承扶及び
座骨点のツボや腰兪のツボを刺激(マッサージ)するに
は、座面に対し、左右方向の中央部と、この位置に対す
る左右両側のやや前方部との計3箇所にマッサージ動作
部を配置すればよく、しかも、これら各マッサージ動作
部として、マッサージ位置に対してその周部よりも強調
的に当接する構造乃至形状にさせておくものである。即
ち、従来とは異なり、抽象的に広い範囲へただ漠然と指
圧を与えるものではない。座面の左右方向中央部に設け
るマッサージ動作部には、バイブレータ型(バイブレー
ションによるマッサージ動作をするもの)を採用するの
が、各種実験の結果から好適であることが判明してい
る。
【0007】また、このバイブレータ型マッサージ動作
部の左右両側であって且つやや前方部となる位置に設け
るマッサージ動作部には、エアセル型(エアの給排気に
伴うエアセルの膨張・収縮によるマッサージ動作をする
もの)を採用するのが、各種実験の結果から好適である
ことが判明している。上記したバイブレータ型のマッサ
ージ動作部は、エアの給排気に伴って膨張・収縮するエ
アベースによって支持されたものとすると、なお一層、
好適な結果が得られることが、各種実験から判明してい
る。
【0008】また、このエアベースを収縮させた状態で
は、使用者の臀部に対してバイブレータ型マッサージ動
作部の当接程度を緩和又は非当接にさせることができる
ので、これによって座面を、使用者の尻乃至大腿に対す
る一般的なマッサージを受けるため、又は単に腰掛ける
ために使用できることになる。バイブレータ型のマッサ
ージ動作部が具備するエアベースと、エアセル型のマッ
サージ動作部におけるエアセルとは、互いに膨張・収縮
を交替的に繰り返すものとさせることができる。この場
合、バイブレータ型マッサージ動作部では、エアベース
が膨張して使用者の臀部への押圧を増大するときにバイ
ブレーション動作するものとし、エアベースが収縮して
使用者の臀部への押圧を緩和するときにバイブレーショ
ン動作を停止させるものとすればよい。
【0009】座面は、クッション性を有する第1層と、
この第1層の上に設けられたこの第1層よりクッション
性の低い(硬い)第2層と、この第2層の上に設けられ
てこの第2層よりクッション性の高い(柔らかい)第3
層とを有したものとし、そのうえで、前記エアセル型マ
ッサージ動作部を第3層より上側に設け、前記バイブレ
ータ型マッサージ動作部を、第3層に設けた肉厚方向に
貫通する収納孔内で第2層に支持させた状態で設けるの
がよい。このようにすると、第1に、バイブレータ型マ
ッサージ動作部が使用者の臀部に対して強烈に当接しす
ぎるのを防止できるということがある。また第2に、バ
イブレータ型マッサージ動作部によるバイブレーション
動作を比較的硬い第2層で支持することで、その動作吸
収を防止できるものであり、第3には、座面全体として
のクッション性を第1層と第3層とで十分なものに確保
しつつ、エアセル型マッサージ動作部による膨張・収縮
動作としては第1層と第3層との間を第2層で区画する
ことで所定作用が得られるようにしているものである。
【0010】本発明に係るマッサージ機は、上記のよう
な座面及びこの座面に対して設けられたマッサージ動作
部を具備することによって、独立構成のマット形体(例
えば座布団状のもの或いは椅子用クッション状のもの)
にすることもできるが、これを椅子の座部形体にすると
共にこの座部の後部に背凭れ部を設けて、全体を椅子型
に構成させることもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1乃至図3は、本発明に係るマ
ッサージ機1の第1実施形態についてその全体を示した
図で、これらの図から明らかなように、この第1実施形
態のマッサージ機1は、脚体2によって所定高さに支持
された座部3と、この座部3の後部で立上げ状になる背
凭れ部4とを有して椅子型に構成されている。また、座
部3の左右両側にはアームレスト5が設けられており、
座部3の前部下部にはフットレスト6が設けられてい
る。
【0012】背凭れ部4は、所望操作に応じて電動、流
体圧シリンダ等を駆動源(図示略)とする自動方式又は
適宜リンク機構等による手動方式で、リクライニング動
作可能になっている。またフットレスト6は、背凭れ部
4のリクライニング動作に同調させるか又は所望操作に
基づくものとして単独で、上下揺動可能になっている。
背凭れ部4には使用者の背中等をマッサージする第1マ
ッサージ動作部8が設けられ、昇降手段9によって高さ
方向で移動可能になっている。また、座部3には使用者
の尻から大腿にかけてマッサージする第2マッサージ動
作部10、第3マッサージ動作部11及び第4マッサー
ジ動作部12が設けられ、フットレスト6には使用者の
下腿をマッサージする第5マッサージ動作部13が設け
られている。
【0013】図4及び図5に示すように、上記座部3
は、人工皮革や天然皮革、樹脂製又は化繊製のシート材
をはじめ、丈夫な生地類で形成されたカバー15(図5
のみに示す)により、その内部にクッション構造体16
が詰められたものであって、カバー15の上面を使用者
が座る座面3aとされている。そして、図1及び図4か
ら明らかなように、この座面3aに対して、その左右方
向中央部の後方寄りに上記第2マッサージ動作部10が
配置され、この左右両側のやや前方部に、互いに対を成
して上記第3マッサージ動作部11が配置され、これら
第2、第3マッサージ動作部10,11の更に前方を左
右方向に横たわるようにして上記第4マッサージ動作部
12が配置されている。
【0014】なお、カバー15は袋状に縫製されてお
り、図示は省略するがその内面にはウレタン等が内張り
されてこのカバー15自体、ある程度のクッション性を
有している。そして、このカバー15の外周部又は下面
の適所にはジッパー等によって開閉自在とされる口が設
けられており、この口を介してクッション構造体16の
出し入れが可能になっている。これにより、クッション
構造体16の交換や清掃、各マッサージ動作部10,1
1,12のメンテナンス等が簡単に行えるようになって
いる。
【0015】また、上記クッション構造体16は、樹
脂、金属又は合板等によって形成されたベース60上
に、それぞれがクッション性を有する第1層61、第2
層62、第3層63を積層し、互いに接着したもので、
第3層63は更に下層63aと上層63bとを積層する
ことによって形成したものとなっている。第2層62は
第1層61よりもクッション性の低い(硬い)ものとさ
れ、また第3層63は第2層62よりもクッション性が
高い(柔らかい)ものとされている。具体例を挙げれ
ば、第1層61はウレタンフォームより形成され、第2
層62はポリエチレンシートより形成され、第3層63
の下層63aはチップフォーム(チップ化されたフォー
ムを集めて成形したもので、通常のフォームよりやや硬
い)より形成され、第3層63の上層63bは第1層6
1と同じウレタンフォームより形成されたものとなって
いる。第2層62のポリエチレンシートは可撓性を有し
ており、座部3としての座り心地を損ねないようにされ
ている。
【0016】このクッション構造体16において、第2
マッサージ動作部10の位置付けられる部位には、第3
層63(下層63a及び上層63bの双方)をその肉厚
方向に貫通する収納孔64が設けられていると共に、こ
の下の第2層62にも、上記収納孔64と略一致する配
置で肉厚方向に貫通する中抜き孔65が設けられてい
る。なお、上記クッション構造体16は、樹脂、金属又
は合板等によって形成されたベース60上に、第1層6
1、第2層62、第3層63を積層しているが、クッシ
ョン構造体16の座面を支持する構造(例えば布バネ
等)が、他にある場合には、ベース60を省略するよう
にしてもよい。
【0017】上記した第2マッサージ動作部10は、モ
ータ式又は電磁式のバイブレータ67を具備するバイブ
レータ型とされており、このバイブレータ67がエアベ
ース68によって支持されたかたちとなっている。エア
ベース68は、長方形状の袋形体をしており、適宜の空
気給排装置(図示略)からエアーの給排気を受けるよう
にエア配管がなされており、この給排気と同調した膨張
・収縮をするものとされている。この第2マッサージ動
作部10は、その下半部をクッション構造体16の収納
孔64内にスッポリと落とし込ませ、且つ、バイブレー
タ67の上面部をクッション構造体16より上方へ突出
させる状態で、エアベース68を第2層62と第3層6
3との間へ挟み込ませるようにして設置されている。
【0018】第2層62に設けられた中抜き孔65は、
第2マッサージ動作部10(特にエアベース68)の取
付及び動作スペースを吸収すると共に、この第2マッサ
ージ動作部10が使用者の臀部に対して過剰に当接する
ことがないように、所定範囲を超えた当接反力の逃がし
のために用いられる。この第2マッサージ動作部10
(バイブレータ67)の上面には、ウレタンやスポン
ジ、或いはその他、適度な柔軟性及び弾性を備えた緩衝
帯69が部分的又は全面的に被せられた状態(図例では
粘着テープ等で収納孔64の上方を跨がらせるように張
りつけてある)となっている。
【0019】そして、少なくともエアベース68がエア
ーの給気を受けて膨張したとき、この緩衝帯69の上面
が、丁度、座部3に対して腰掛けた使用者に対して、そ
の臀部における腰兪のツボ(尾てい骨上の肛門付近)
へ、座面3aや使用者の着衣等を介して間接当接し、或
いは圧痛が生じない程度で押圧(指圧)するようになっ
ている。なお、エアベース68が排気によって収縮した
ときに、緩衝帯69の上面が腰兪のツボに間接当接する
か否かは、特に限定されるものではない。
【0020】このようなことから、この第2マッサージ
動作部10では、腰兪のツボに対して、エアーの給排気
に伴う指圧とバイブレーションによるマッサージ動作と
を同時又は各単独に与えることができるようになってい
る。第3マッサージ動作部11は、長方形状の袋形体を
したエアセル72に対し、その上面に所定配置で指圧体
73が設けられて成る。この指圧体73は、硬質又は軟
質の樹脂やゴム、又は金属等により形成されている。ま
た、エアセル72には適宜の空気給排装置(図示略)か
らエアーの給排気が受けられるようにエア配管がなされ
ている。従って、エアセル72に対するエアーの給排気
により、このエアセル72が膨張・収縮をし、これによ
って指圧体73が上下動するものとされている。
【0021】この第3マッサージ動作部11は、クッシ
ョン構造体16(第3層63における上層63b)の上
面に載設されている。そして、指圧体73が丁度、座部
3に対して腰掛けた使用者に対して、その臀部における
承扶及び座骨点のツボ(左右の膨らみにおける頂部付
近)へ、座面3aや使用者の着衣等を介して間接当接す
るようになっている。このようなことから、この第3マ
ッサージ動作部11では、承扶及び座骨点のツボに対し
て、エアーの給排気に伴う指圧(押圧の有無又は強弱)
を繰り返し行うことができるようになっている。
【0022】第4マッサージ動作部12は、長方形状の
袋形体をしたエアセル75より成るもので、エアセル7
5には適宜の空気給排装置(図示略)からエアーの給排
気が受けられるようにエア配管がなされている。従っ
て、エアセル75に対するエアーの給排気により、この
エアセル75が膨張・収縮をするものとされている。こ
の第4マッサージ動作部12は、クッション構造体16
(第3層63における上層63b)の上面に載設されて
おり、座部3に対して腰掛けた使用者の両足の大腿に下
敷きされるようになっている。
【0023】このようなことから、この第4マッサージ
動作部12では、大腿に対して、エアーの給排気に伴う
指圧を繰り返し行うことができるようになっている。な
お図6は、クッション構造体16における第3層63だ
けをその下側から示したものである。この図6から明ら
かなように、第3層63の下層63aには、その下面
に、第2マッサージ動作部10のバイブレータ67に対
する電気配線や、エアベース68に対するエア配管、第
3マッサージ動作部11のエアセル72や第4マッサー
ジ動作部12のエアセル75に対するエア配管を通すた
めの溝76が設けられている。
【0024】図1及び図2に示したように、フットレス
ト6に設けられた第5マッサージ動作部13は、フット
レスト6に対して、使用者の左右の下腿を別々に嵌め入
れる一対の凹部6aを設けたうえで、これら各凹部6a
の左右両壁6bへ各1個、合計4個のエアセル77を内
蔵させるようにしてある。各エアセル77は、長円盤型
の袋形体をしたもので、適宜の空気給排装置(図示略)
から空気の給排気が可能なようにエア配管がなされてお
り、この給排気と同調した膨張・収縮をするものとされ
ている。なお、フットレスト6の各凹部6aごとに、対
向関係にあるエアセル77同士は、互いに同期して膨張
・収縮をするものとされている。
【0025】このようなことから、この第5マッサージ
動作部13では、下腿に対して、エアーの給排気に伴い
左右からつかみモミを繰り返し行うことができるように
なっている。上記した第2マッサージ動作部10のエア
ベース68をはじめ、第3マッサージ動作部11乃至第
5マッサージ動作部13の各エアセル72,75,77
に接続する空気給排装置(図示略)は、これら全てに対
して共用化してもよいし、個別に設けてもよい。また、
この空気給排装置は、座部3や背凭れ部4の内部、脚体
2の内部、場合によっては装置外等に設けて、直接又は
マニホルド等の適宜配管機材や付帯機器等(いずれも図
示略)を介して間接に、エア配管させるものとしてもよ
い。
【0026】図2及び図7乃至図10に示すように、背
凭れ部4に設けられた第1マッサージ動作部8には、メ
カ式のものが用いられている。すなわち、この第1マッ
サージ動作部8は、側面形状が「へ」字状をした支持ア
ーム21によって上下に振り分け配置で支持された複数
のモミ玉22a,22bと、この支持アーム21に駆動
アーム23を介して駆動を伝える駆動ユニット24と、
この駆動ユニット24の駆動源とされるモータ25とを
有している。モミ玉22a,22bには、回転自在な弾
性材製のローラを用いたものとしたが、その他、ボール
形状等のものとしてもよい。
【0027】支持アーム21は、バネ板材等のある程度
の弾性を有する板材により形成されており、その上端寄
りの背部に、バイブレータ26が設けられている。図9
に示すように、このバイブレータ26は、ケース本体2
7aと蓋27bとを有する取付ケース27内で、小型モ
ータ28によって偏心ロータ29を回転させる構造とな
っている。言うまでもなく、このバイブレータ26を作
動させることで、支持アーム21を介してモミ玉22
a,22bを振動させることができる。
【0028】駆動ユニット24及びモータ25は、上記
昇降手段9(図2参照)が有する昇降フレーム30を取
り付けの基礎として、これに組み込まれている。図10
に示すように、駆動ユニット24は、軸端を左右両側へ
向けて突出させたモミ出力軸32と、このモミ出力軸3
2の下方部でこれと平行状に設けられ軸端を左右両側へ
向けて突出させたタタキ出力軸33と、これら双方の出
力軸32,33に対してそれらの軸中央部と縦方向に交
差する位置関係で近接配置された伝動軸34と、この伝
動軸34に対して回転力を伝達可能に設けられた入力軸
35とを有している。
【0029】伝動軸34には上下中央部あたりにネジ軸
部37が設けられ、このネジ軸部37に可動スリーブ3
8が外嵌螺合状態で設けられている。この可動スリーブ
38は、入力軸35との間ではすば歯車39を介した噛
合関係におかれている。また、この伝動軸34には、ネ
ジ軸部37よりも上部及び下部に歯車40,41がそれ
ぞれ回転自在に挿通されており、上部の歯車40がモミ
出力軸32に一体回転可能に設けられた従歯車42と噛
合し、下部の歯車41がタタキ出力軸33に一体回転可
能に設けられた従歯車43と噛合されている。
【0030】伝動軸34のネジ軸部37には、可動スリ
ーブ38が上下の歯車40,41の間で上下動できるだ
けの余裕が保持されている。そして、可動スリーブ38
が上方移動して上部歯車40と当接したときには、これ
らが上部連動係合部44を形成して一体回転するものと
され、可動スリーブ38が下方移動して下部歯車41と
当接したときには、これらが下部連動係合部45を形成
して一体回転するものとされている。すなわち、モータ
25を一方側へ回転駆動させると、入力軸35を介して
可動スリーブ38が上方移動して上部歯車40と連動回
転をはじめ、もってモミ出力軸32を単独で回転させる
ことになり、この状態からモータ25を逆回転に切り換
えると、入力軸35を介して可動スリーブ38が下方移
動して下部歯車41と連動回転をはじめ、もってタタキ
出力軸33を単独で回転させることになる。
【0031】モミ出力軸32の両側の軸端部には斜め向
きの折り曲げ部32aが設けられており、ここにベアリ
ング等の軸受具46(図7参照)を介して駆動アーム2
3が結合されている。左右の折り曲げ部32aの向き
は、背凭れ部4の左右方向中心を軸とする線対称であ
る。また、タタキ出力軸33の両側の軸端部には偏心部
33aが設けられており、ここにベアリング等の軸受具
47(図7参照)を介してブラケット48が保持されて
いる。図8に示すように、このブラケット48には、下
端に左右方向への首振り継手部49を具備し、上端にボ
ールジョイント50を具備した連結軸51が接続されて
おり、この連結軸51を介して間接的に、ブラケット4
8と駆動アーム23とが接続されるようになっている。
【0032】タタキ出力軸33における左右の偏心部3
3aの向きは、このタタキ出力軸33の回転軸心を軸と
する点対称である。このようなことから、モミ出力軸3
2の回転時には、それらの各軸端部は横向き円錐状の軌
跡を描く円周移動をするようになり、これに伴って駆動
アーム23は、タタキ出力軸33の回転軸心を支点とし
つつその上端部が主として左右方向へ揺動するような動
きを与えられるようになる。従って、この動きにより、
主として上側のモミ玉22aが左右方向及び上下方向
(前後方向への若干の動き成分を含む)へ縦長楕円状を
描くように動くものとなり、この動きがモミ動作に相当
する。
【0033】また、タタキ出力軸33の回転時には、両
側の偏心部33aまわりでブラケット48が上下乃至前
後方向へ向けた円周移動をするようになり、これに伴っ
て駆動アーム23は、モミ出力軸32の回転軸心を支点
としつつその上端部が前後方向へ揺動するような動きを
与えられるようになる。従って、この動きにより、主と
して下側のモミ玉22bが前後方向へ動くものとなり、
この動きがタタキ動作に相当する。この第1マッサージ
動作部8に設けられた昇降手段9(図2参照)には、例
えば電動ボールネジ機構によるものをはじめとして、流
体圧シリンダ、ラックとピニオンとの噛合機構、リンク
機構、巻き掛け駆動機構等によるものが使用可能(本実
施形態では電動ボールネジ機構とした)となっている。
【0034】このような昇降手段9を具備しているた
め、第1マッサージ動作部8では、使用者(着座者)の
体型に応じた上下位置調節や、マッサージメニューとし
てのマッサージ位置(ツボ位置)の上下変更や上下方向
ローリング等ができるようになっている。以上説明した
構成のマッサージ機1において、これを使用するにあた
り使用者は、座部3へ腰掛け、背凭れ部4へ身を預けた
状態として、背凭れ部4及びフットレスト6における所
望のリクライニイング角度を選び、予め設定された所定
のマッサージメニュー又は特定箇所の所望単独動作パタ
ーンとして、第1マッサージ動作部8から第5マッサー
ジ動作部13までを一斉又は個別的に作動させ、マッサ
ージを受けるようにすればよいものである。
【0035】ここにおいて、以下では、座部3の第2マ
ッサージ動作部10と第3マッサージ動作部11とに関
しての使用例を説明する。図11は、第2マッサージ動
作部10において、それ単独で、且つ最も簡素なマッサ
ージ動作を行うためのモード1のフローチャートを示し
ている。すなわち、このモード1が選択されると、ステ
ップ1でエアベース68に給気し、ステップ2でバイブ
レータ67を停止し、ステップ3でエアベース68への
給気圧が予め設定してある上限圧に達したか否かを判別
する。このとき上限圧に達していなければステップ1に
戻り、上限圧に達していればステップ4へ進む。従っ
て、エアベース68の内圧が上限圧に達するまで給気が
続けられ、エアベース68は徐々に膨張して、使用者の
臀部における腰兪のツボ(肛門付近)を次第に強く押圧
(指圧)してゆく。この間、バイブレータ67は停止し
たままである。
【0036】ステップ4では、エアベース68からの排
気を開始し、ステップ5でバイブレータ67を停止(要
は、停止の確認)し、ステップ6でエアベース68の内
圧が予め設定してある下限圧に達したか否かを判別す
る。このとき下限圧に達していなければステップ4に戻
り、下限圧に達していればステップ7へ進む。従って、
エアベース68の内圧が下限圧に達するまで排気が続け
られ、エアベース68は徐々に収縮して、使用者の臀部
における腰兪のツボへのを押圧(指圧)を次第に緩和し
てゆく。この間も、バイブレータ67は停止したままで
ある。
【0037】ステップ7では、エアベース68が膨張・
収縮を所定回数(例えば10回)繰り返したか否かを判
別する。このとき膨張・収縮が所定回数に達していなけ
ればステップ1に戻り、所定回数に達していればステッ
プ8へ進んでモード1を終了する。このようにして、こ
のモード1では、バイブレータ67を常時停止状態とし
たまま、エアベース68の膨張・収縮を繰り返すもので
あり、腰兪のツボに対する押圧の増大と緩和との繰り返
しのみによるマッサージを行うものである。
【0038】図12は、第2マッサージ動作部10にお
いて、それ単独であるが、それの具備する全機能を活用
した複合的マッサージ動作を行うためのモード2のフロ
ーチャートを示している。すなわち、このモード2が選
択されると、ステップ11でエアベース68に給気し、
ステップ12でバイブレータ67を作動し、ステップ1
3でエアベース68への給気圧が予め設定してある上限
圧に達したか否かを判別する。このとき上限圧に達して
いなければステップ11に戻り、上限圧に達していれば
ステップ14へ進む。従って、エアベース68の内圧が
上限圧に達するまで給気が続けられ、エアベース68は
徐々に膨張して、使用者の臀部における腰兪のツボを次
第に強く押圧(指圧)してゆく。この間、バイブレータ
67は作動した状態を継続させる。
【0039】ステップ14では、エアベース68からの
排気を開始し、ステップ15でバイブレータ67を作動
(要は、作動の確認)し、ステップ16でエアベース6
8の内圧が予め設定してある下限圧に達したか否かを判
別する。このとき下限圧に達していなければステップ1
4に戻り、下限圧に達していればステップ17へ進む。
従って、エアベース68の内圧が下限圧に達するまで排
気が続けられ、エアベース68は徐々に収縮して、使用
者の臀部における腰兪のツボへのを押圧(指圧)を次第
に緩和してゆく。この間も、バイブレータ67は作動し
た状態を継続させる。
【0040】ステップ17では、エアベース68が膨張
・収縮を所定回数(例えば10回)繰り返したか否かを
判別する。このとき膨張・収縮が所定回数に達していな
ければステップ11に戻り、所定回数に達していればス
テップ18へ進んでモード2を終了する。このようにし
て、このモード2では、バイブレータ67を常時作動状
態としたまま、エアベース68の膨張・収縮を繰り返す
ものであり、腰兪のツボに対する押圧の増大と緩和との
繰り返しと、バイブレーション(このバイブレーション
はエアベース68の膨張・収縮に伴って腰兪のツボに対
する当接感の強弱をつけているものである)との複合に
よるマッサージを行うものである。
【0041】図13は、上記したモード1とモード2と
の組み合わせ的なもので、バイブレータ67を所定タイ
ミングで停止させたり作動させたりして複合的マッサー
ジ動作を行うためのモード3のフローチャートを示して
いる。すなわち、このモード3が選択されると、ステッ
プ21でエアベース68に給気し、ステップ22でバイ
ブレータ67を作動し、ステップ23でエアベース68
への給気圧が予め設定してある上限圧に達したか否かを
判別する。このとき上限圧に達していなければステップ
21に戻り、上限圧に達していればステップ24へ進
む。従って、エアベース68の内圧が上限圧に達するま
で給気が続けられ、エアベース68は徐々に膨張して、
使用者の臀部における腰兪のツボを次第に強く押圧(指
圧)してゆく。このステップ22からステップ23まで
の間、バイブレータ67は作動した状態を継続させる。
【0042】ステップ24では、エアベース68からの
排気を開始し、ステップ25でバイブレータ67を停止
し、ステップ26でエアベース68の内圧が予め設定し
てある下限圧に達したか否かを判別する。このとき下限
圧に達していなければステップ24に戻り、下限圧に達
していればステップ27へ進む。従って、エアベース6
8の内圧が下限圧に達するまで排気が続けられ、エアベ
ース68は徐々に収縮して、使用者の臀部における腰兪
のツボへのを押圧(指圧)を次第に緩和してゆく。この
ステップ25からステップ26までの間、バイブレータ
67は停止したままとなる。
【0043】ステップ27では、エアベース68が膨張
・収縮を所定回数(例えば10回)繰り返したか否かを
判別する。このとき膨張・収縮が所定回数に達していな
ければステップ21に戻り、所定回数に達していればス
テップ28へ進んでモード3を終了する。このようにし
て、このモード3では、エアベース68の膨張・収縮を
繰り返しつつ、エアベース68が膨張するときだけバイ
ブレータ67を作動させるものであり、腰兪のツボに対
する押圧の増大と緩和との繰り返しと、当接度合が徐々
に強まる方向での脈動的なバイブレーションとの複合に
よるマッサージを行うものである。
【0044】図14も、上記したモード1とモード2と
の組み合わせ的なもので、バイブレータ67を所定タイ
ミングで停止させたり作動させたりして(タイミング的
には上記したモード3とは逆にしている)複合的マッサ
ージ動作を行うためのモード4のフローチャートを示し
ている。すなわち、このモード4が選択されると、ステ
ップ31でエアベース68に給気し、ステップ32でバ
イブレータ67を停止し、ステップ33でエアベース6
8への給気圧が予め設定してある上限圧に達したか否か
を判別する。このとき上限圧に達していなければステッ
プ31に戻り、上限圧に達していればステップ34へ進
む。従って、エアベース68の内圧が上限圧に達するま
で給気が続けられ、エアベース68は徐々に膨張して、
使用者の臀部における腰兪のツボを次第に強く押圧(指
圧)してゆく。このステップ32からステップ33まで
の間、バイブレータ67は停止したままとなる。
【0045】ステップ34では、エアベース68からの
排気を開始し、ステップ35でバイブレータ67を作動
し、ステップ36でエアベース68の内圧が予め設定し
てある下限圧に達したか否かを判別する。このとき下限
圧に達していなければステップ34に戻り、下限圧に達
していればステップ37へ進む。従って、エアベース6
8の内圧が下限圧に達するまで排気が続けられ、エアベ
ース68は徐々に収縮して、使用者の臀部における腰兪
のツボへのを押圧(指圧)を次第に緩和してゆく。この
ステップ35からステップ36までの間、バイブレータ
67は作動した状態を継続させる。
【0046】ステップ37では、エアベース68が膨張
・収縮を所定回数(例えば10回)繰り返したか否かを
判別する。このとき膨張・収縮が所定回数に達していな
ければステップ31に戻り、所定回数に達していればス
テップ38へ進んでモード4を終了する。このようにし
て、このモード4では、エアベース68の膨張・収縮を
繰り返しつつ、エアベース68が収縮するときだけバイ
ブレータ67を作動させるものであり、腰兪のツボに対
する押圧の増大と緩和との繰り返しと、当接度合が徐々
に弱まる方向での脈動的なバイブレーションとの複合に
よるマッサージを行うものである。
【0047】図15は、第2マッサージ動作部10だけ
ではなく、第3マッサージ動作部11をも複合させてマ
ッサージ動作を行うためのモード5のフローチャートを
示している。すなわち、このモード5が選択されると、
ステップ41でエアセル72に給気し、ステップ42で
エアセル72への給気圧が予め設定してある上限圧に達
したか否かを判別する。このとき上限圧に達していなけ
ればステップ41に戻り、上限圧に達していればステッ
プ43へ進む。従って、エアセル72の内圧が上限圧に
達するまで給気が続けられ、エアセル72は徐々に膨張
して、使用者の臀部における承扶及び座骨点のツボ(左
右の膨らみにおける頂部付近)を次第に強く押圧(指
圧)してゆく。
【0048】ステップ43では、エアセル72からの排
気を開始し、ステップ44でエアセル72の内圧が予め
設定してある下限圧に達したか否かを判別する。このと
き下限圧に達していなければステップ43に戻り、下限
圧に達していればステップ45へ進む。従って、エアセ
ル72の内圧が下限圧に達するまで排気が続けられ、エ
アセル72は徐々に収縮して、使用者の臀部における承
扶及び座骨点のツボへのを押圧(指圧)を次第に緩和し
てゆく。このステップ41からステップ44までの間、
第2マッサージ動作部10は何ら作動していない。
【0049】ステップ45では、第2マッサージ動作部
10に関して上記したモード1乃至モード4の中から、
予め又はこの時点で使用者によって選択された所望モー
ドを実行する。この間、第3マッサージ動作部11は何
ら作動しない。ステップ46では、このステップ45で
選択され、実行されたモードが終了したか否かを判別す
る。このときモードが終了していなければステップ45
に戻り、終了していればステップ47へ進む。ステップ
47では、エアセル72が膨張・収縮を所定回数(例え
ば10回)繰り返したか否かを判別する。このとき膨張
・収縮が所定回数に達していなければステップ41に戻
り、所定回数に達していればステップ48へ進んでモー
ド5を終了する。
【0050】このようにして、このモード5では、第3
マッサージ動作部11におけるエアセル72の膨張・収
縮と、第2マッサージ動作部10におけるエアベース6
8の膨張・収縮とを交互に行いながら、このエアベース
68の膨張・収縮に応じたバイブレータ67の各種作動
パターンを並行して実行するものであり、承扶及び座骨
点のツボと腰兪のツボとに対する複合的なマッサージを
行うものである。なお、第3マッサージ動作部11にお
けるエアセル72の膨張・収縮と、第2マッサージ動作
部10におけるエアベース68の膨張・収縮とを交互に
行うサイクル時間は、例えば5秒間隔等とするのが、排
便を促すという効果を期待するうえでは最も効果的であ
った。
【0051】本発明は、上記実施形態以外にも、各種の
変更等が可能である。例えば、図16に示すように、第
3マッサージ動作部11において採用する指圧体73
は、長方形状のプレート状のものにするなど、その形状
は特に限定されるものではない。このことからも明らか
なように、第3マッサージ動作部11において承扶及び
座骨点のツボだけに対応させることや、第2マッサージ
動作部10において腰兪のツボだけに対応させること等
は、必ずしも、限定されるものではない。
【0052】各マッサージ動作部10〜13で用いるエ
アセルは、上記したものの他にも円盤型、饅頭型、小判
状盤体型、座布団型にする等、その形状は特に限定され
るものではなく、また、厚さ方向(膨張・収縮する方
向)の外周面に可撓性や伸縮性を持たせたり、蛇腹構造
による伸縮動作性を持たせたりすることもできる。本発
明に係るマッサージ機は、その全体を椅子型のものとし
て実施することが限定されるものではなく、独立構成の
マット形体(例えば座布団状のもの或いは椅子用クッシ
ョン状のもの)にすることもできる。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るマッサージ機では、ツボの刺激によって内蔵器官
の働きを促進させる効果として、特に使用者の便通を促
すことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマッサージ機の一実施形態を示し
た平面図である。
【図2】図1に対応する側面図である。
【図3】図1に対応する斜視図である。
【図4】座部からカバーを取り除いた状態にしてクッシ
ョン構造体を示す斜視図である。
【図5】図1のA−A線矢視断面図である。
【図6】座部内に設けられるクッション構造体のうち第
3層だけをその下面側から示す斜視図である。
【図7】第1マッサージ動作部を示す斜視図である。
【図8】図7のB−B線矢視拡大図である。
【図9】第1マッサージ動作部のバイブレータを分解し
て示す斜視図である。
【図10】第1マッサージ動作部における駆動ユニット
の内部構造を示す斜視図である。
【図11】本発明に係るマッサージ機の動作例であるモ
ード1のフローチャトである。
【図12】本発明に係るマッサージ機の動作例であるモ
ード2のフローチャトである。
【図13】本発明に係るマッサージ機の動作例であるモ
ード3のフローチャトである。
【図14】本発明に係るマッサージ機の動作例であるモ
ード4のフローチャトである。
【図15】本発明に係るマッサージ機の動作例であるモ
ード4のフローチャトである。
【図16】第1マッサージ動作部の指圧体としての別例
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 マッサージ機 3 座部 3a 座面 4 背凭れ部 8 第1マッサージ動作部 10 第2マッサージ動作部(バイブレータ型マッサ
ージ動作部) 11 第3マッサージ動作部(エアセル型マッサージ
動作部) 61 第1層 62 第2層 63 第3層 64 収納孔 67 バイブレータ 68 エアベース 72 エアセル 73 指圧体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C074 AA04 BB10 CC01 DD01 DD04 FF05 GG03 HH02 4C100 AA00 AD01 BA03 BB05 BC12 BC13 CA03 CA06 CA07 CA08 DA04 DA05 DA06 DA10 EA09

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者が座る座面(3a)に対して、使
    用者の排便を促すツボを狙って局部的な刺激を与える配
    置でマッサージ動作部(10)(11)が設けられてい
    ることを特徴とするマッサージ機。
  2. 【請求項2】 前記マッサージ動作部(11)は、使用
    者の臀部における承扶及び座骨点のツボに対応する配置
    であることを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。
  3. 【請求項3】 前記マッサージ動作部(10)は、使用
    者の臀部における腰兪のツボに対応する配置であること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載のマッサージ
    機。
  4. 【請求項4】 使用者が座る座面(3a)に対して使用
    者の臀部をマッサージ可能なマッサージ動作部(10,
    11)が設けられているマッサージ機において、 上記マッサージ動作部(10,11)が、座面(3a)
    の左右方向中央部とこの左右両側のやや前方部との計3
    箇所でそれらの各周部よりも強調的に使用者の臀部に当
    接可能に設けられていることを特徴とするマッサージ
    機。
  5. 【請求項5】 座面(3a)の左右方向中央部に設けら
    れるマッサージ動作部(10)はバイブレーションによ
    るマッサージ動作をするバイブレータ型とされ、この左
    右両側のやや前方部に設けられるマッサージ動作部(1
    1)はエアの給排気に伴うエアセル(72)の膨張・収
    縮によるマッサージ動作をするエアセル型とされている
    ことを特徴とする請求項4記載のマッサージ機。
  6. 【請求項6】 バイブレータ型のマッサージ動作部(1
    0)は、エアの給排気に伴って膨張・収縮するエアベー
    ス(68)によって支持されていることを特徴とする請
    求項5記載のマッサージ機。
  7. 【請求項7】 バイブレータ型のマッサージ動作部(1
    0)が具備するエアベース(68)と、エアセル型のマ
    ッサージ動作部(11)におけるエアセル(72)とが
    互いに膨張・収縮を交替的に繰り返すものとされてお
    り、バイブレータ型マッサージ動作部(10)では、エ
    アベース(68)が膨張して使用者の臀部への押圧を増
    大するときにバイブレーション動作し、エアベース(6
    8)が収縮して使用者の臀部への押圧を緩和するときに
    バイブレーション動作を停止させることを特徴とする請
    求項6記載のマッサージ機。
  8. 【請求項8】 前記座面(3a)は、クッション性を有
    する第1層(61)と、該第1層(61)の上に設けら
    れた当該第1層(61)よりクッション性の低い第2層
    (62)と、該第2層(62)の上に設けられた当該第
    2層(62)よりクッション性の高い第3層(63)と
    を有しており、前記エアセル型マッサージ動作部(1
    1)は第3層(63)より上側に設けられ、前記バイブ
    レータ型マッサージ動作部(10)は第3層(63)に
    設けた肉厚方向に貫通する収納孔(64)内で第2層
    (62)に支持されて設けられていることを特徴とする
    請求項5乃至請求項7のいずれかに記載のマッサージ
    機。
  9. 【請求項9】 前記座面(3a)及び該座面(3a)に
    対して設けられたマッサージ動作部(10,11)を具
    備する座部(3)と、該座部(3)の後部に設けられた
    背凭れ部(4)とを有して椅子型になっていることを特
    徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のマッ
    サージ機。
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