JP2001112433A - 甘味改善剤及びそれを用いた食品 - Google Patents

甘味改善剤及びそれを用いた食品

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JP2001112433A
JP2001112433A JP29215099A JP29215099A JP2001112433A JP 2001112433 A JP2001112433 A JP 2001112433A JP 29215099 A JP29215099 A JP 29215099A JP 29215099 A JP29215099 A JP 29215099A JP 2001112433 A JP2001112433 A JP 2001112433A
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sodium
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masking
sharpness
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Nobuhiro Uchimura
信宏 内村
Koji Oshima
浩司 大島
Hiroko Araki
寛子 荒木
Akiyoshi Sakaida
明美 堺田
Susumu Saito
晋 斉藤
Osamu Shinro
修 新枦
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Kohjin Holdings Co Ltd
Kohjin Co
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Kohjin Holdings Co Ltd
Kohjin Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少量の添加量で、甘味特性、特に後味特性を
改善する、甘味改善剤及びそれを用いた食品を提供す
る。 【構成】 核酸成分、特に5’−イノシン酸ナトリウ
ム、5’−アデニル酸ナトリウム、5’−グアニル酸ナ
トリウム、5’−ウリジル酸ナトリウム及び5’−シチ
ジル酸ナトリウムのうち1種以上を有効成分とした甘味
改善剤。甘味料に対して0.00001〜10重量%添
加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、甘味特性、特に後
味特性を改善する甘味改善剤及びそれを用いた食品に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、甘味料としては、健康志向のもと
で高カロリーの砂糖に代わり、低カロリー、ノンカロリ
ーの高甘味度甘味料が急速に普及してきた。例えば低カ
ロリー甘味料の一つであるアスパルテームは、苦渋味や
刺激味が少なく、爽やかな甘味を有するという特徴を有
しているが、甘味質として厚みに欠けたり、後味に異質
な甘さが残るという欠点があり、わずかながら感じられ
る苦み・えぐみが嫌われている。また、他の低カロリ
ー、ノンカロリーの甘味料も甘味が不足したり、異質の
甘味が生じたり、後味に異質な甘さが残り、苦み・えぐ
みが感じられるというアスパルテーム同様の欠点を有し
ている。これら低カロリー、ノンカロリーの甘味料を用
いた食品においても食品自身の甘味が不足したり、異質
の甘味が生じたり、食品に苦み・えぐみを付与してしま
うという欠点が生じてきている。
【0003】これら甘味料の甘味特性の改善に関して
は、従来より種々の提案がなされており、例えば糖誘導
体を併用する方法(特開昭60−149358号公報、
特開昭63−12263号公報、特開平1−30087
1号公報)、塩化ナトリウムを添加する方法(特開昭6
1−212257号公報、特開平4−237473号公
報)、ペッパー抽出物を添加する方法(特開昭64−6
3356号公報)、はちみつフレーバあるいはココナツ
フレーバを添加する方法(特開平4−222575号公
報)、ヘスペリジン誘導体を添加する方法(特開平8−
256725号公報)等の方法が報告されており、同様
の方法で食品の甘味特性の改善が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、低カロ
リー、ノンカロリー甘味料の甘味特性を改善して砂糖の
それに匹敵する満足度を与える点ではまだ十分なものと
はいい難く、異質の甘さが残ったり、苦み・えぐみが生
じるという問題点を有しており、また、多くの場合、併
用・添加成分がこれら甘味料と同程度の質量を必要とす
るという問題点をも有していた。さらに、特に後味とし
て舌に残る呈味(甘味)や苦み・えぐみが食品の呈味全
体に悪影響をもたらし易く、後味のキレの改善も望まれ
ていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる課
題を解決すべく鋭意検討の結果、核酸成分、例えば、
5’−イノシン酸ナトリウム、5’−アデニル酸ナトリ
ウム、5’−グアニル酸ナトリウム、5’−ウリジル酸
ナトリウム及び5’−シチジル酸ナトリウム等が、少量
の使用量で、甘味特性、特に後味に残る苦み・えぐみを
改善することを見いだし、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、核酸成分を有効成分とする甘味改善
剤及びそれを用いた食品を提供するものである。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明で
いう核酸成分とはヌクレオシド類、ヌクレオチド類をい
い、これらのうち、特に5’−ヌクレオチド類が好まし
く、例えば、5’−イノシン酸ナトリウム、5’−アデ
ニル酸ナトリウム、5’−グアニル酸ナトリウム、5’
−ウリジル酸ナトリウム及び5’−シチジル酸ナトリウ
ム等を例示することができる。これら核酸成分は、いず
れの方法で製造されたものでも使用でき、例えば、酵母
核酸分解法(酵母培養液を食塩水かアルカリで処理して
酵母核酸を抽出し、この酵母核酸に核酸分解酵素(5’
−ホスホジエステラーゼ)を作用させて、5’−ヌクレ
オチド類を生成後、イオン交換クロマトグラフィー等で
各5’−ヌクレオチド画分を回収し結晶化させる方
法)、ヌクレオチド類を酵素反応により変換する方法、
RNAを化学的にリボヌクレオシドまで分解して合成的
にリン酸化する方法、発酵と合成とを組み合わせる方
法、直接発酵する方法、などで製造されたものを挙げる
ことができる。
【0007】本発明の甘味改善剤は核酸成分を有効成分
とするものである。本発明の甘味改善剤は、様々な甘味
料に対して使用することができ、例えば、サッカリン、
アスパルテーム、グリチルリチン、ステビオサイド、タ
ウマチン等の高甘味度甘味料、ソルビット、ソルビトー
ル、マンニット、マンニトール、マルチット、マルチト
ール、キシリット、キシリトール、リガシン等の糖アル
コール、また、砂糖、果糖、麦芽糖、キシロース、乳
糖、ソルボース、蜂蜜、楓糖などの天然糖甘味料、を挙
げることができる。本発明の甘味改善剤の使用量は甘味
料によって異なるが、有効成分である核酸成分として甘
味料に対して0.00001〜10重量%、好ましくは
0.0001〜5重量%の添加が望ましい。これより添
加量が少ないと本発明の効果が発現しにくく、一方、添
加量を多くすると味のバランスがくずれてしまい好まし
くない。本発明の甘味改善剤は、核酸成分の他に、本発
明の効果を損なわない程度にグルタミン酸ソーダ等の調
味料を添加することができる。
【0008】本発明では、更に核酸成分を有効成分とし
た甘味改善剤を使用した食品が提供される。本発明でい
う食品とは、前述した甘味料を使用した食品をいい、例
えば、アイスクリーム、あめ、あん、あんみつ、ういろ
う、おしるこ、おはぎ、かしわ餅、カステラ、果糖練乳
(コンデンスミルク)ガム、かりん糖、金つば、きび団
子、キャラメル、クッキー、クリーム、グミ、ケーキ、
こんぺい糖、桜もち、シロップ、ジャム、ジュース、ゼ
リー、大福、チョコレート、プリン、パイ、ホットケー
キ、ビスケット、まんじゅう、みつ豆、もなか、ようか
ん、ヨーグルト、わらび餅、炭酸飲料・清涼飲料・乳酸
飲料等の飲料水等の食品を例示することができる。これ
ら食品に対する有効成分としての核酸成分の添加量は、
食品ごとに要求される甘味の程度や質が異なるため一概
に決定できないが、概ね対象となる食品に対して0.0
001〜1.0重量%の値が選択される。
【0009】
【実施例】以下実施例を挙げて、本発明をさらに詳細に
説明する。なお、本例の評価は以下の方法によった。1
5名のパネラーにより、各種甘味料溶液と同溶液に本発
明の甘味改善剤を添加した溶液、及び各種食品と本発明
の甘味改善剤を添加した食品の官能評価を行った。評価
結果は、本発明の甘味改善剤が添加されていないものに
比較して添加されたものが、(1)甘味の強さについて
は、糖度で1.5倍以上を++、1.5倍未満〜1.2
倍以上を+、1.2倍未満〜0.8倍以上を±、0.8
倍未満〜0.5倍以上を−、0.5倍以下を−−の5段
階で、(2)甘さのキレについては、甘味の持続時間が
2分の1以下を++、2分の1をこえ1.2分の1以下
を+、1.2分の1をこえ0.8分の1以下を±、0.
8分の1をこえ0.5分の1以下を−、0.5分の1以
上を−−の5段階で、(3)苦み・えぐみについては、
各甘味料溶液の苦み・えぐみの程度を±とし、改善され
ていれば+の数を多くし、逆効果であれば−の数を多く
して、++〜−−の5段階で評価した。また、総合評価
については、甘さの強さ、甘味のキレ、苦み・えぐみの
程度などの好みについて、良いを++、やや良いを+、
変わらないを±、やや悪いを−、悪いを−−の5段階
で、それぞれ評価した。
【0010】実施例1 0.03%ステビオサイド(東京食材工業製)水溶液
と、0.03%ステビオサイド水溶液に対して100p
pmの5’−シチジル酸ナトリウム(和光純薬工業製)
を添加・溶解した溶液を作製し、甘味の強さ、甘味のキ
レ、苦み・えぐみのマスキング等について評価した。評
価結果を表1に示す。その結果、5’−シチジル酸ナト
リウムを添加したものが、甘味の強さ、甘味のキレ、苦
み・えぐみのマスキングで有意に優れており、甘味特性
の改善効果があることが認められた。
【0011】
【表1】
【0012】実施例2 実施例1記載のステビオサイド0.03%水溶液と、
0.03%ステビオサイド水溶液に対して200ppm
の5’−グアニル酸ナトリウム(和光純薬工業製)を添
加・溶解した溶液を作製し、甘味の強さ、甘味のキレ、
苦み・えぐみのマスキング等について評価した。評価結
果を表2に示す。その結果、5’−グアニル酸ナトリウ
ムを添加したものが、甘味の強さ、甘味のキレ、苦み・
えぐみのマスキングで有意に優れており、甘味特性の改
善効果があることが認められた。
【0013】
【表2】
【0014】実施例3 実施例1記載のステビオサイド0.03%水溶液と、ス
テビオサイド0.03%水溶液に対して20ppmの
5’−グアニル酸ナトリウムと20ppmの5’−イノ
シン酸ナトリウム(和光純薬工業製)を添加・溶解した
溶液を作製し、甘味の強さ、甘味のキレ、苦み・えぐみ
のマスキング等について評価した。評価結果を表3に示
す。その結果、5’−グアニル酸ナトリウム及び5’−
イノシン酸ナトリウムを添加したものが、甘味の強さ、
甘味のキレ、苦み・えぐみのマスキングで有意に優れて
おり、甘味特性の改善効果があることが認められた。
【0015】
【表3】
【0016】実施例4 実施例1記載のステビオサイド0.03%水溶液と、ス
テビオサイド0.03%水溶液に対して20ppmの
5’−グアニル酸ナトリウムと20ppmの5’−アデ
ニル酸ナトリウム(和光純薬工業製)を添加・溶解した
溶液を作製し、甘味の強さ、甘味のキレ、苦み・えぐみ
のマスキング等について評価した。評価結果を表4に示
す。その結果、5’−グアニル酸ナトリウム、5’−ア
デニル酸ナトリウムを添加したものが、甘味の強さ、甘
味のキレ、苦み・えぐみのマスキングで有意に優れてお
り、甘味特性の改善効果があることが認められた。
【0017】
【表4】
【0018】実施例5 実施例1記載のステビオサイド0.03%水溶液と、ス
テビオサイド0.03%水溶液に対して10ppmの
5’−グアニル酸ナトリウムと10ppmの5’−イノ
シン酸ナトリウムと10ppmの5’−アデニル酸アト
リウムを添加・溶解した溶液を作製し、甘味の強さ、甘
味のキレ、苦み・えぐみのマスキング等について評価し
た。評価結果を表5に示す。その結果、5’−グアニル
酸ナトリウム、5’−イノシン酸ナトリウム、5’−ア
デニル酸ナトリウムを添加したものが、甘味の強さ、甘
味のキレ、苦み・えぐみのマスキングで有意に優れてお
り、甘味特性の改善効果があることが認められた。
【0019】
【表5】
【0020】実施例6 実施例1記載のステビオサイド0.03%水溶液と、ス
テビオサイド0.03%水溶液に対して10ppmの
5’−グアニル酸ナトリウムと10ppmの5’−イノ
シン酸ナトリウムと10ppmの5’−ウリジル酸ナト
リウム(和光純薬工業製)と10ppmの5’−シチジ
ル酸ナトリウムを添加・溶解した溶液を作製し、甘味の
強さ、甘味のキレ、苦み・えぐみのマスキング等につい
て評価した。評価結果を表6に示す。その結果、5’−
グアニル酸ナトリウム、5’−イノシン酸ナトリウム、
5’−ウリジル酸ナトリウム、5’−シチジル酸ナトリ
ウムを添加したものが、甘味の強さ、甘味のキレ、苦み
・えぐみのマスキングで有意に優れており、甘味特性の
改善効果があることが認められた。
【0021】
【表6】
【0022】実施例7 0.02%アスパルテーム(東京食材工業製)水溶液
と、アスパルテーム0.02%水溶液に対して200p
pmの5’−イノシン酸ナトリウムを添加・溶解した溶
液を作製し、甘味の強さ、甘味のキレ、苦み・えぐみの
マスキング等について評価した。評価結果を表7に示
す。その結果、5’−イノシン酸ナトリウムを添加した
ものが、甘味の強さ、甘味のキレ、苦み・えぐみのマス
キングで有意に優れており、甘味特性の改善効果がある
ことが認められた。
【0023】
【表7】
【0024】実施例8 実施例7記載のアスパルテーム0.02%水溶液と、ア
スパルテーム0.02%水溶液に対して200ppmの
5’−アデニル酸ナトリウムを添加・溶解した溶液を作
製し、甘味の強さ、甘味のキレ、苦み・えぐみのマスキ
ング等について評価した。評価結果を表8に示す。その
結果、5’−アデニル酸ナトリウムを添加したものが、
甘味の強さ、甘味のキレ、苦み・えぐみのマスキングで
有意に優れており、甘味特性の改善効果があることが認
められた。
【0025】
【表8】
【0026】実施例9 実施例7記載のアスパルテーム0.02%水溶液と、ア
スパルテーム0.02%水溶液に対して50ppmの
5’−イノシン酸ナトリウムと50ppmの5’−シチ
ジル酸ナトリウムを添加・溶解した溶液を作製し、甘味
の強さ、甘味のキレ、苦み・えぐみのマスキング等につ
いて評価した。評価結果を表9に示す。その結果、5’
−イノシン酸ナトリウム、5’−シチジル酸ナトリウム
を添加したものが、甘味の強さ、甘味のキレ、苦み・え
ぐみのマスキングで有意に優れており、甘味特性の改善
効果があることが認められた。
【0027】
【表9】
【0028】実施例10 0.01%サッカリン(東京食材工業製)水溶液と、サ
ッカリン0.01%水溶液に対して10ppmの5’−
イノシン酸ナトリウムと10ppmの5’−グアニル酸
ナトリウムを添加・溶解した溶液を作製し、甘さの強
さ、甘味のキレ、苦み・えぐみのマスキング等について
評価した。評価結果を表10に示す。その結果、5’−
イノシン酸ナトリウムと5’−グアニル酸ナトリウムを
添加したものが、甘さの強さ、甘味のキレ、苦み・えぐ
みのマスキングで有意に優れており、甘味特性の改善効
果があることが認められた。
【0029】
【表10】
【0030】実施例11 実施例10記載のサッカリン0.01%水溶液と、サッ
カリン0.01%水溶液に対して20ppmの5’−ウ
リジル酸ナトリウムと20ppmの5’−アデニル酸ナ
トリウムを添加・溶解した溶液を作製し、甘さの強さ、
甘味のキレ、苦み・えぐみのマスキング等について評価
した。評価結果を表11に示す。その結果、5’−イノ
シン酸ナトリウム、5’−アデニル酸ナトリウムを添加
したものが、甘さの強さ、甘味のキレ、苦み・えぐみの
マスキングで有意に優れており、甘味特性の改善効果が
あることが認められた。
【0031】
【表11】
【0032】実施例12 実施例10記載のサッカリン0.01%水溶液と、サッ
カリン0.01%水溶液に対して10ppmの5’−イ
ノシン酸ナトリウムと10ppmの5’−グアニル酸ナ
トリウムと10ppmの5’−ウリジル酸ナトリウムと
10ppmの5’−シチジル酸ナトリウムを添加・溶解
した溶液を作製し、甘味の強さ、甘味のキレ、苦み・え
ぐみのマスキング等について評価した。評価結果を表1
2に示す。その結果、5’−イノシン酸ナトリウム、
5’−グアニル酸ナトリウム、5’−ウリジル酸ナトリ
ウム、5’−シチジル酸ナトリウムを添加したものが、
甘味の強さ、甘味のキレ、苦み・えぐみのマスキングで
有意に優れており、甘味特性の改善効果があることが認
められた。
【0033】
【表12】
【0034】実施例13 5%エリスリトール(日研化学製)水溶液と、エリスリ
トール5%水溶液に対して400ppmの5’−イノシ
ン酸ナトリウムを添加・溶解した溶液を作製し、甘味の
強さ、甘味のキレ、苦み・えぐみのマスキング等につい
て評価した。評価結果を表13に示す。その結果、5’
−イノシン酸ナトリウムを添加したものが、甘味の強
さ、甘味のキレ、苦み・えぐみのマスキングで有意に優
れており、甘味特性の改善効果があることが認められ
た。
【0035】
【表13】
【0036】実施例14 実施例13記載のエリスリトール5%水溶液と、エリス
リトール5%水溶液に対して400ppmの5’−イノ
シン酸ナトリウムと400ppmの5’−アデニル酸ナ
トリウムを添加・溶解した溶液を作製し、甘味の強さ、
甘味のキレ、苦み・えぐみのマスキング等について評価
した。評価結果を表14に示す。その結果、5’−イノ
シン酸ナトリウム、5’−アデニル酸ナトリウムを添加
したものが、甘味の強さ、甘味のキレ、苦み・えぐみの
マスキングで有意に優れており、甘味特性の改善効果が
あることが認められた。
【0037】
【表14】
【0038】実施例15 実施例13記載のエリスリトール5%水溶液と、エリス
リトール5%水溶液に対して200ppmの5’−ウリ
ジル酸ナトリウムと200ppmの5’−シチジル酸ナ
トリウムを添加・溶解した溶液を作製し、甘味の強さ、
甘味のキレ、苦み・えぐみのマスキング等について評価
した。評価結果を表15に示す。その結果、5’−ウリ
ジル酸ナトリウム、5’−シチジル酸ナトリウムを添加
したものが、甘味の強さ、甘味のキレ、苦み・えぐみの
マスキングで有意に優れており、甘味特性の改善効果が
あることが認められた。
【0039】
【表15】
【0040】実施例16 実施例13記載のエリスリトール5%水溶液と、エリス
リトール5%水溶液に対して50ppmの5’−アデニ
ル酸ナトリウムと50ppmの5’−グアニル酸ナトリ
ウムと50ppmの5’−ウリジル酸ナトリウムと50
ppmの5’−シチジル酸ナトリウムを添加・溶解した
溶液を作製し、甘味の強さ、甘味のキレ、苦み・えぐみ
のマスキング等について評価した。評価結果を表15に
示す。その結果、5’−イノシン酸ナトリウム、5’−
グアニル酸ナトリウム、5’−ウリジル酸ナトリウム、
5’−シチジル酸ナトリウムを添加したものが、甘味の
強さ、甘味のキレ、苦み・えぐみのマスキングで有意に
優れており、甘味特性の改善効果があることが認められ
た。
【0041】
【表16】
【0042】実施例17 3%キシリトール(東和化成工業製)水溶液と、キシリ
トール3%水溶液に対して200ppmの5’−グアニ
ル酸ナトリウムを添加・溶解した溶液を作製し、甘味の
強さ、甘味のキレ、苦み・えぐみのマスキング等につい
て評価した。評価結果を表17に示す。その結果、5’
−グアニル酸ナトリウムを添加したものが、甘味の強
さ、甘味のキレ、苦み・えぐみのマスキングで有意に優
れており、甘味特性の改善効果があることが認められ
た。
【0043】
【表17】
【0044】実施例18 実施例17記載のキシリトール3%水溶液と、キシリト
ール3%水溶液に対して200ppmの5’−シチジル
酸ナトリウムを添加・溶解した溶液を作製し、甘味の強
さ、甘味のキレ、苦み・えぐみのマスキング等について
評価した。評価結果を表18に示す。その結果、5’−
シチジル酸ナトリウムを添加したものが、甘味の強さ、
甘味のキレ、苦み・えぐみのマスキングで有意に優れて
おり、甘味特性の改善効果があることが認められた。
【0045】
【表18】
【0046】実施例19 実施例17記載のキシリトール3%水溶液と、キシリト
ール3%水溶液に対して100ppmの5’−イノシン
酸ナトリウムと100ppmの5’−ウリジル酸ナトリ
ウムを添加・溶解した溶液を作製し、甘味の強さ、甘味
のキレ、苦み・えぐみのマスキング等について評価し
た。評価結果を表18に示す。その結果、5’−イノシ
ン酸ナトリウム、5’−ウリジル酸ナトリウムを添加し
たものが、甘味の強さ、甘味のキレ、苦み・えぐみのマ
スキングで有意に優れており、甘味特性の改善効果があ
ることが認められた。
【0047】
【表19】
【0048】実施例20 1%アスパルテーム製剤(味の素製、パルスイート)水
溶液と、パルスイート1%水溶液に対して50ppmの
5’−イノシン酸ナトリウムを添加・溶解した溶液を作
製し、甘味の強さ、甘味のキレ、苦み・えぐみのマスキ
ング等について評価した。評価結果を表20に示す。そ
の結果、5’−イノシン酸ナトリウムを添加したもの
が、甘味の強さ、甘味のキレ、苦み・えぐみのマスキン
グで有意に優れており、甘味特性の改善効果があること
が認められた。
【0049】
【表20】
【0050】実施例21 実施例20記載のパルスイート1%水溶液と、パルスイ
ート1%水溶液に対して50ppmの5’−アデニル酸
ナトリウムと50ppmの5’−ウリジル酸アトリウム
を添加・溶解した溶液を作製し、甘味のキレ、苦み・え
ぐみのマスキング等について評価した。評価結果を表2
1に示す。その結果、5’−アデニル酸ナトリウム、
5’−ウリジル酸ナトリウムを添加したものが、甘味の
キレ、苦み・えぐみのマスキングで有意に優れており、
甘味特性の改善効果があることが認められた。
【0051】
【表21】
【0052】実施例22 10%上白糖(三井製糖製)水溶液と、上白糖10%水
溶液に対して500ppmの5’−シチジル酸ナトリウ
ムと500ppmの5’−ウリジル酸ナトリウムを添加
・溶解した溶液を作製し、甘味の強さ、甘味のキレ等に
ついて評価した。評価結果を表22に示す。その結果、
5’−シチジル酸ナトリウム、5’−ウリジル酸ナトリ
ウムを添加したものが、甘味の強さ、甘味のキレで有意
に優れており、甘味特性の改善効果があることが認めら
れた。
【0053】
【表22】
【0054】実施例23 水350gを沸騰させ、実施例22に記載の上白糖30
0gを入れ溶解させた。この溶液にこしあん(橋本食糧
工業製)150g入れ、適当なかたさまで煮詰めあんを
作製した。同様に作製したあんに、上白糖とこしあんの
合計重量に対して、0.01重量%の5’−イノシン酸
ナトリウムを添加・混合したあんを作製し、甘味の強
さ、甘味のキレ等について評価した。評価結果を表23
に示す。その結果、5’−イノシン酸を添加したもの
が、甘味の強さ、甘味のキレで有意に優れており、甘味
特性の改善効果があることが認められた。
【0055】
【表23】
【0056】実施例24 ボールに熱湯を入れ、ゼリーの素(伊那食品工業製)を
加えよく溶かし、冷蔵庫で冷やし固めた。ゼリーの素に
対して0.005重量%の5’−グアニル酸ナトリウム
と0.005重量%の5’−ウリジル酸ナトリウムを添
加・混合したゼリーの素を準備し同様の方法でゼリーを
作製し、甘味の強さ、甘味のキレ等について評価した。
評価結果を表24に示す。(ゼリーの素の原材料:ぶど
う糖、砂糖、寒天、増粘多糖類、酸味料、ビタミンC、
香料、ブドウ色素) その結果、5’−グアニル酸ナトリウム、5’−ウリジ
ル酸ナトリウムを添加したものが、甘味の強さ、甘味の
キレで有意に優れており、甘味特性の改善効果があるこ
とが認められた。
【0057】
【表24】
【0058】実施例25 はっ酵乳(明治乳業製、明治ブルガリアのむヨーグルト
Ca)と、はっ酵乳に対して0.002重量%の5’−
ウリジル酸ナトリウムと0.004重量%の5’−アデ
ニル酸ナトリウムを添加・溶解したはっ酵乳を作製し、
甘味の強さ、キレ、苦み・えぐみのマスキング等につい
て評価した。評価結果を表25に示す。(はっ酵乳の原
材料:乳製品、砂糖、安定剤(ペクチン)、リン酸カル
シウム、香料、甘味料(アスパルテーム・L−フェニル
アラニン)、ビタミンD) その結果、5’−ウリジル酸ナトリウム、5’−シチジ
ル酸ナトリウムを添加したものが、甘味の強さ、甘味の
キレ、苦み・えぐみのマスキングで有意に優れており、
はっ酵乳に対して甘味特性の改善効果があることが認め
られた。
【0059】
【表25】
【0060】実施例26 炭酸飲料(コカ・コーラインターナショナル製、コカコ
ーラ)と、炭酸飲料に対して0.002重量%の5’−
アデニル酸ナトリウムと0.004重量%の5’−シチ
ジル酸ナトリウムを添加・溶解した炭酸飲料を作製し、
甘味の強さ、甘味のキレ、苦み・えぐみのマスキング等
について評価した。評価結果を表26に示す。(炭酸飲
料の原材料:糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)、カラメ
ル色素、酸味料、香料、カフェイン) その結果、5’−アデニル酸ナトリウム、5’−シチジ
ル酸ナトリウムを添加したものが、甘味の強さ、甘味の
キレ、苦み・えぐみのマスキングで有意に優れており、
炭酸飲料に対して甘味特性の改善効果があることが認め
られた。
【0061】
【表26】
【0062】実施例27 炭酸飲料(コカ・コーラインターナショナル製、ダイエ
ットコカコーラ)と、炭酸飲料に対して0.002重量
%の5’−アデニル酸ナトリウムと0.002重量%の
5’−グアニル酸ナトリウムを添加・溶解した炭酸飲料
を作製し、甘味の強さ、甘味のキレ、苦み・えぐみのマ
スキング等について評価した。評価結果を表27に示
す。(炭酸飲料の原材料:カラメル色素、酸味料、甘味
料(アスパルテーム・L−フェニルアラニン化合物)、
香料、保存料(安息香酸Na)、カフェイン) その結果、5’−アデニル酸ナトリウム、5’−グアニ
ル酸ナトリウムを添加したものが、甘味の強さ、甘味の
キレ、苦み・えぐみのマスキングで有意に優れており、
炭酸飲料に対して甘味特性の改善効果があることが認め
られた。
【0063】
【表27】
【0064】実施例28 清涼飲料水(コカ・コーラインターナショナルセールス
製、ラクティアクリアウォーター)と、清涼飲料水に対
して0.005重量%のイノシン酸ナトリウムと0.0
05重量%のウリジル酸ナトリウムを添加・溶解した清
涼飲料水を作製し、甘味の強さ、甘味のキレ、苦み・え
ぐみのマスキング等について評価した。評価結果を表2
8に示す。(清涼飲料水の原材料:エリスリトール、マ
ルチトール、糖類(果糖、オリゴ糖)、脱脂粉乳、香
料、乳性ミネラル、酸味料、大豆多糖類、甘味料(ステ
ビア)、ビタミンE) その結果、5’−イノシン酸ナトリウム、5’−ウリジ
ル酸ナトリウムを添加したものが、甘味の強さ、甘味の
キレ、苦み・えぐみのマスキングで有意に優れており、
清涼飲料水に対して甘味特性の改善効果があることが認
められた。
【0065】
【表28】
【0066】実施例29 清涼飲料水(アサヒ飲料製、オープラスV)と、清涼飲
料水に対して0.0025重量%の5’−アデニル酸ナ
トリウムと0.005重量%の5’−グアニル酸ナトリ
ウムを添加・溶解した清涼飲料水を作製し、甘味の強
さ、甘味のキレ、苦み・えぐみのマスキング等について
評価した。評価結果を表29に示す。(清涼飲料水の原
材料:果汁(洋なし、レモン)、酸味料、香料、ビタミ
ンC、甘味料(ステビア、アスパルテーム・L−フェニ
ルアラニン化合物、塩化ナトリウム、乳酸Ca、塩化
K、キダチアロエ、カモミール、キク、レイシ、キキョ
ウ、エゾウコギ、ナツメ、クマザサ、ガラナ、サンザ
シ、ビタミンE、ビタミンB6、葉酸、ビタミンB1
2) その結果、5’−アデニル酸ナトリウム、5’−グアニ
ル酸ナトリウムを添加したものが、甘味の強さ、甘味の
キレ、苦み・えぐみのマスキングで有意に優れており、
清涼飲料水に対して甘味特性の改善効果があることが認
められた。
【0067】
【表29】
【0068】実施例30 みかん缶詰(サンヨー堂製、みかん・シラップづけ(エ
キストラライト))と、みかん缶詰に対して0.000
5重量%の5’−イノシン酸ナトリウムと0.0005
重量%の5’−グアニル酸ナトリウムと0.001重量
%の5’−ウリジル酸ナトリウムを添加・溶解したみか
ん缶詰を作製し、甘味の強さ、甘味のキレ、苦み・えぐ
みのマスキング等について評価した。評価結果を表30
に示す。(みかん缶詰の原材料:みかん、糖類(エリス
リトール、ぶどう糖果糖液糖)、酸味料、甘味料(ステ
ビア、ソーマチン)) その結果、5’−イノシン酸ナトリウム、5’−グアニ
ル酸ナトリウム、5’−ウリジル酸ナトリウムを添加し
たものが、甘味のキレ、苦み・えぐみのマスキングで有
意に優れており、みかん缶詰に対して甘味特性の改善効
果があることが認められた。
【0069】
【表30】
【0070】
【発明の効果】以上説明してきた通り、本発明による
と、少量の添加量で、甘味を増強したり、甘味のキレを
改善したり、後味に残る苦み・えぐみをマスキングし、
甘味特性、特に後味特性を改善する甘味改善剤及びそれ
を用いた食品が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A23L 2/60 A23L 2/00 C (72)発明者 斉藤 晋 千葉県柏市柏294−1 (72)発明者 新枦 修 千葉県流山市名都借438 ダイアパレス南 柏307 Fターム(参考) 4B001 AC99 EC01 4B017 LC02 LK06 LL09 4B021 LA03 LW02 MP01 MQ04 4B041 LC01 LD02 LK05 4B047 LB08 LG35

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 核酸成分を有効成分とする甘味改善剤。
  2. 【請求項2】 核酸成分が、5’−イノシン酸ナトリウ
    ム、5’−アデニル酸ナトリウム、5’−グアニル酸ナ
    トリウム、5’−ウリジル酸ナトリウム及び5’−シチ
    ジル酸ナトリウムから選ばれた1種以上のものである、
    請求項1記載の甘味改善剤。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の甘味改善
    剤を用いた食品。
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