JP2001112318A - 液体散布車 - Google Patents

液体散布車

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JP2001112318A
JP2001112318A JP29472899A JP29472899A JP2001112318A JP 2001112318 A JP2001112318 A JP 2001112318A JP 29472899 A JP29472899 A JP 29472899A JP 29472899 A JP29472899 A JP 29472899A JP 2001112318 A JP2001112318 A JP 2001112318A
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Japan
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operation panel
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spraying
vehicle
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JP29472899A
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Inventor
Koju Endo
幸樹 遠藤
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Maruyama Manufacturing Co Ltd
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Maruyama Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作レバーの視認性及び操作性がよく、運転
姿勢を崩さずにレバー操作が容易に出来る液体散布車を
提供する。 【解決手段】 操作パネル31は計器パネル5の左端よ
り斜め後方に向けて配設された平面で、運転者側方車体
の鉛直壁29の端部に固着されている。そして、この操
作パネル31の面は、鉛直方向下方に行くほど運転者に
近づくように所定の傾斜が設けられている。操作パネル
31には、左方より順に噴霧・停止切換レバー23a、
23b、23c、23dが設けられている。この各噴霧
・停止切換レバー23は、それぞれ車体の胴回りに構成
された各ノズル群15に対応している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体散布車に係わ
り、特に操作レバーの視認性及び操作性がよく、運転姿
勢を崩さずにレバー操作が容易に出来る液体散布車に関
する。
【0002】
【従来の技術】図6にスピードスプレーヤの平面図を示
す。スピードスプレーヤ10は、進行方向前部に運転席
1が配設されている。運転席1の前にはステアリングハ
ンドル3及び運転計器類が配設された計器パネル5が設
けられている。また、運転席1の周辺には、変速レバー
17、制動レバー19、アクセル、ブレーキ、走行クラ
ッチといった乗用車と共通する部分が存在する。
【0003】計器パネル5の更に前方にはフロントパネ
ル7が車体前面を覆っている。運転席1の後方には、薬
剤タンク9が配設されている。この薬剤タンク9の後方
のボンネット11の内部には、図示しない原動機が備え
られている。この原動機により、送風機13が回転駆動
される。そして、薬剤タンク9から図示しない高圧ポン
プにより供給された薬液は図示しない噴霧管の端部に接
続された散布ノズル15(図5参照)から放出される。
【0004】散布ノズル15は送風機13で生成された
高速空気の出口にあり、この高速空気は散布ノズル15
からの霧粒を車体の側方に扇状に搬送する。霧の方向を
例えば左右方向、上方向というように選択的とするため
送液管は途中で分岐され、それぞれに噴霧・停止切換コ
ックを介装されて噴霧管に連通される。
【0005】そして、この散布ノズル15からの噴霧を
制御するための操作パネル21が運転席1の側部に配設
されている。操作パネル21には、送風機13や送液装
置への動力をコントロールする装置、調圧装置、噴霧方
向を切替える噴霧・停止切換レバー23等が配置され
る。
【0006】運転席1は車体側方から乗り込むものがほ
とんどであるため、従来、この操作パネル21の配設位
置は運転者背後の薬剤タンク9の前面25や運転者前方
のステアリングハンドル3の背後の計器パネル5の延長
部分27或いは運転者側方車体前後方向の鉛直壁29に
配設されている。
【0007】そして、噴霧・停止切換レバー23は、本
機の進行中に周囲の被散布物の状況に応じて選択的に切
換えられる。本機は、密生された被散布物の間を縫うよ
うに連なる走行路を被散布物に接触しないように注意し
ながら走行する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のスピ
ードスプレーヤ10では、噴霧・停止切換レバー23が
薬剤タンク9の前面25に配設される場合や運転者側方
車体前後方向の鉛直壁29に配設される場合、噴霧・停
止切換レバー23を含むスイッチ類や計器類の視認が難
しく、操向への注意が散漫になり易かった。
【0009】また、運転者前方のステアリングハンドル
3の背後の計器パネル5の左側への延長部分27に配設
される場合、視認性は前者よりも改善されるが、体を伸
ばしながら操作することになり運転姿勢を大きく崩し、
不安定な運転の原因となるおそれがあった。
【0010】操作パネル21を運転者の前方において、
運転者に近づけて配置するため、運転者の正面に配置し
ようとすると、ステアリングハンドル3で上記スイッチ
類や計器類の一部が隠されたり、噴霧・停止切換レバー
23を操作する腕がステアリングハンドル3に接触する
等の不都合が生ずるおそれがあった。
【0011】更に、操作パネル21を運転者側方車体前
後方向の鉛直壁29に配設した場合には、操作性はよい
が、ノズル群の配列(車体の胴回り)と噴霧・停止切換
レバー23の配列(車体前後方向)とは直交するため、
ノズル群の位置と噴霧・停止切換レバー23の位置とが
感覚的に一致し難かった。
【0012】本発明はこのような従来の課題に鑑みてな
されたもので、操作レバーの視認性及び操作性がよく、
運転姿勢を崩さずにレバー操作が容易に出来る液体散布
車を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため本発明(請求項
1)は、ステアリングハンドル(3)が設けられた車体
と、該車体に搭載され、液体を散布する散布ノズル(1
5)と、該散布ノズル(15)からの液体の散布等を監
視及び/又は操作する操作パネル(31)とを備える液
体散布車において、該操作パネル(31)は、前記ステ
アリングハンドル(3)を操作する運転者から見たとき
の前記ステアリングハンドル(3)の投影範囲外にある
とともに運転者の前方でかつ運転者の左方及び/又は右
方の位置において、前記車体の幅方向における運転者に
近い側の端部よりも前記車体の幅方向における運転者に
遠い側の端部が後側に位置するよう鉛直軸回りに傾斜し
つつ配設されたことを特徴とする。
【0014】操作パネル(31)はステアリングハンド
ル(3)を操作する運転者から見たときのステアリング
ハンドル(3)の投影範囲外とする。投影範囲は、運転
者を光源に見立て、運転者から仮想的に光線が発っせら
れたとしたときに、ステアリングハンドル(3)が計器
パネル(5)面に投影された範囲である。
【0015】ステアリングハンドル(3)の投影範囲外
としたことで、操作パネル(31)での操作の際に、ス
テアリングハンドル(3)と手とを接触しなくさせるこ
とが出来る。また、操作パネル(31)での操作を行う
に際して、ステアリングハンドル(3)と手との接触を
回避するため迂回する必要がない。ステアリングハンド
ル(3)によって操作対象のレバー(23)の一部が隠
されることも無くなり、操作レバー(23)を正確に認
識出来る。
【0016】操作パネル(31)は、運転者の前方でか
つ運転者の左方及び/又は右方の位置において、車体の
幅方向における運転者に近い側の端部よりも、車体の幅
方向における運転者に遠い側の端部が後側に位置するよ
う、鉛直軸回りに傾斜しつつ配設する。
【0017】このように操作パネル(31)を配置した
ことで、操作パネル(31)のスイッチ類や計器類の視
認性がよく、操向への注意が散漫になり難くすることが
出来る。また、身を乗り出す等の運転姿勢を崩さず、レ
バー操作ができ、車体の操向にも悪影響を与えることが
なく、安定した走行操作が可能である。
【0018】操作パネル(31)の面は、鉛直に配置し
てもよいが、本発明(請求項2)のように、前記操作パ
ネル(31)の面は鉛直方向下方に行くほど運転者に近
づくように水平軸回りの所定の傾斜を設けるようにして
もよい。このように、鉛直方向下方に行くほど水平軸回
りの所定の傾斜を設けることで、一層スイッチ類や計器
類の視認性がよくなり、また操作性もよくなる。
【0019】また、本発明(請求項3)は、前記散布ノ
ズル(15)は前記車体の胴回りに配列される複数のノ
ズル群(15)で構成され、該各ノズル群(15)は、
それぞれのノズル群(15)毎に前記操作パネル(3
1)に配設された複数のレバー(23)でそれぞれ散布
及び停止が切り換えられ、前記車体後方より前記ノズル
群(15)の前記胴回り方向に見た配設順と運転者から
前記操作パネル(31)を見たときの前記レバー(2
3)の配設順を一致させたことを特徴とする。
【0020】ノズル群(15)毎にそれぞれ散布及び停
止を切り換えることで、霧粒の方向を例えば左右方向、
上方向というように選択的とすることが可能である。こ
のとき、操作パネル(31)のレバー(23)の配設順
とノズル群(15)の車体後方より胴回り方向に見た配
設順とを一致させたことで、直観的に各ノズル群(1
5)に対応するレバー(23)を判断出来、かかるノズ
ル群(15)毎の選択操作が容易に行える。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。本発明の実施形態であるスピードス
プレーヤ30の平面構成図を図1に示す。尚、図6と同
一要素のものについては同一符号を付して説明は省略す
る。
【0022】図1のスピードスプレーヤ30において、
操作パネル31は計器パネル5の左端より斜め後方に向
けて配設された平面で、運転者側方車体の鉛直壁29の
端部に固着されている。そして、この操作パネル31の
面は、鉛直方向下方に行くほど運転者に近づくように所
定の傾斜が設けられている。
【0023】図2に、図1中のA−A線矢視断面図、図
3にスピードスプレーヤ30の前部平面図、図4にスピ
ードスプレーヤ30の前部の斜視図及び図5にスピード
スプレーヤ30の側面図を示す。
【0024】操作パネル31には、図3に示すように、
左方より順に噴霧・停止切換レバー23a、23b、2
3c、23dが設けられている。この各噴霧・停止切換
レバー23は、それぞれ車体の胴回りに構成された各ノ
ズル群15に対応している。
【0025】即ち、ノズル群15は4つに分割されてお
り、車体後方より前方を見たときに左方ノズル群15
a、左上方ノズル群15b、右上方ノズル群15c、右
方ノズル群15dの順に、全体として扇状に形成される
ように配設されている(図示略)。各ノズル群15の噴
霧・停止を操作するための噴霧・停止切換コックと各噴
霧・停止切換レバー23は、それぞれ連結されている。
【0026】ここで、左方ノズル群15aは噴霧・停止
切換レバー23aに対応させ、左上方ノズル群15bは
噴霧・停止切換レバー23bに対応させ、右上方ノズル
群15cは噴霧・停止切換レバー23cに対応させ、右
方ノズル群15dは噴霧・停止切換レバー23dにそれ
ぞれ対応させている。
【0027】操作パネル31には、噴霧・停止切換レバ
ー23の他にも、送風機13の運転スイッチ33と高圧
ポンプの運転スイッチ35及び各メータ類37が集約さ
れている。
【0028】かかる構成により、操作パネル31は、運
転者から見たステアリングハンドル3の投影範囲外に、
かつ運転者に対峙するように配置される。従って、ステ
アリングハンドル3によって操作対象のスイッチ類や計
器類の一部が隠されること無く、噴霧・停止切換レバー
23等を正確に認識できる。
【0029】そして、レバー操作の際に、ステアリング
ハンドル3に接触することなく、かつレバーが配置され
ている操作パネル31が運転者に正対していることから
身を乗り出すこともなく車体の操向にも悪影響を与える
ことがない。
【0030】また、操作パネル31のレバーの配設順と
ノズル群15の配設順とを一致させたことで、直観的に
各ノズル群15に対応する噴霧・停止切換レバー23を
判断出来、かかるノズル群15毎の選択操作が容易に行
える。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、操
作パネル(31)は、ステアリングハンドル(3)の投
影範囲外の運転者の前方所定位置に配設したので、操作
レバー(23)の視認性及び操作性がよく、操向への注
意が散漫になり難い。また、運転姿勢を崩さず、レバー
操作が出来、安定した走行操作が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 スピードスプレーヤの平面構成図
【図2】 図1中のA−A線矢視断面図
【図3】 スピードスプレーヤの前部平面図
【図4】 スピードスプレーヤの前部斜視図
【図5】 スピードスプレーヤの側面図
【図6】 従来のスピードスプレーヤの平面構成図
【符号の説明】
3 ステアリングハンドル 9 薬剤タンク 13 送風機 15、15a、15b、15c、15d ノズル群 23、23a、23b、23c、23d 噴霧・停止切
換レバー 30 スピードスプレーヤ 31 操作パネル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングハンドル(3)が設けられ
    た車体と、該車体に搭載され、液体を散布する散布ノズ
    ル(15)と、該散布ノズル(15)からの液体の散布
    等を監視及び/又は操作する操作パネル(31)とを備
    える液体散布車において、該操作パネル(31)は、前
    記ステアリングハンドル(3)を操作する運転者から見
    たときの前記ステアリングハンドル(3)の投影範囲外
    にあるとともに運転者の前方でかつ運転者の左方及び/
    又は右方の位置において、前記車体の幅方向における運
    転者に近い側の端部よりも前記車体の幅方向における運
    転者に遠い側の端部が後側に位置するよう鉛直軸回りに
    傾斜しつつ配設されたことを特徴とする液体散布車。
  2. 【請求項2】 前記操作パネル(31)の面は鉛直方向
    下方に行くほど運転者に近づくように水平軸回りの所定
    の傾斜が設けられたことを特徴とする請求項1記載の液
    体散布車。
  3. 【請求項3】 前記散布ノズル(15)は前記車体の胴
    回りに配列される複数のノズル群(15)で構成され、
    該各ノズル群(15)は、それぞれのノズル群(15)
    毎に前記操作パネル(31)に配設された複数のレバー
    (23)でそれぞれ散布及び停止が切り換えられ、前記
    車体後方より前記ノズル群(15)の前記胴回り方向に
    見た配設順と運転者から前記操作パネル(31)を見た
    ときの前記レバー(23)の配設順を一致させたことを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の液体散布車。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008228616A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Kioritz Corp 乗用型作業機の操作装置
JP2010213605A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Kubota Corp 作業車の運転部構造
JP2013244824A (ja) * 2012-05-25 2013-12-09 Shoshin:Kk スピードスプレーヤの情報表示装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040113