JP4347112B2 - 仮想インタフェース制御装置 - Google Patents
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Description
そして、このために、実自由空間中に投影された仮想的な入力デバイスに入力を行うために操作すべき実自由空間中の位置、特に奥行き方向の位置は、ユーザにとって容易に把握し難いものとなっている。
そこで、本発明は、実自由空間中に投影した仮想的な入力デバイスを用いる仮想インタフェースを用いる装置等のユーザの実自由空間中の操作に応じた入力を受け付ける装置において、ユーザが、所望の入力を行うために操作すべき実自由空間中の位置を容易に把握可能とすることを課題とする。
また、このような仮想インタフェース制御装置は、自動車のドライバ用のインタフェースを提供するために適用する場合には、前記仮想入力デバイス投影手段を、ユーザからステアリング上方の空間中に位置すると視認されるように、前記仮想的な入力デバイスのイメージを投影するものとし、前記空気噴出装置を、ステアリングコラム上部に配置されたエアノズルより、空気を空間中に噴出するものとすることが、ドライバに対する良好な操作性の提供と構成の効率化の上で好ましい。
図1に、本車載システムの構成と配置を示す。
図示するように、本車載システムは、エアーコンディショナーやカーオーディシステムやナビゲーションシステムといった車載の各種機器を制御する機器制御装置1、機器制御装置1が用いるユーザインタフェースを制御する仮想インタフェース制御部2、仮想的な入力デバイスを実自由空間中に、当該実自由空間中に当該入力デバイスが存在するとユーザに視認されるように投影するバーチャルイメージ投影装置3、ユーザの指先位置を検出するための二つの位置検出センサ4、圧縮空気を生成するエアコンプレッサ5、圧縮空気を噴出する複数のエアノズル6、エアコンプレッサ5からエアノズル6への圧縮空気の流路を遮断/導通するエアバルブ7、仮想インタフェース制御部2の制御に応じてエアバルブ7の開閉駆動を行うバルブアクチュエータ8とを有する。
さて、図2a、bに、このような車載システムにおけるエアノズル6、位置検出センサ4、バーチャルイメージ投影装置3の配置を示す。なお、図2aは車両の後ろから前方向に見た配置を、図2bは車両を右から左方向に見た配置を示している。
図示するように、バーチャルイメージ投影装置3は、ユーザから見てステアリング100の向こう側のメータフード内に配置され、ステアリング100の少し向こう側のステアリング100の少し上に位置する図2a、bの10の平面上に、仮想的な入力デバイスの二次元のイメージがユーザによって視認されるように、仮想的な入力デバイスのイメージを実自由空間中に投影する。
そして、複数のエアノズル6は、図2cに示すように一列に配置された状態で、図2a、bに示すように、ステアリングコラム101の上部にエアノズル6の列が左右に延びる列となるように取り付けられている。そして、複数のエアノズル6は、ユーザによって視認される仮想的な入力デバイスの二次元のイメージの面を、おおよそユーザ側の壁面とする空気の壁(エアカーテン)を形成するように、圧縮空気11を噴出する。たとえば、図示した例では、この空気の壁が、ユーザによって視認される仮想的な入力デバイスの二次元のイメージの面に対して、空気流の向きが少しユーザ側を向く方向に少し傾いて形成されるように、複数のエアノズル6から圧縮空気11を噴出している。
図3aに、仮想インタフェース制御部2が行う仮想インタフェース制御処理の手順を示す。
図示するように、この処理では、機器制御装置1から、ウインドウ表示要求を受けると(ステップ302)、機器制御装置1から要求された内容を持つウインドウを、バーチャルイメージ投影装置3に投影表示させる(ステップ304)。ここで、この投影表示されたウインドウが、仮想的な入力デバイスの操作受付面に相当する。
図示するように、このウインドウ30には、カーオーディオシステム操作用の各種ボタン311を表した制御受付領域31と、走行速度やエンジン回転数などの車両の状態を表すメータ領域32が設けられている。
さて、図3aに戻り、仮想インタフェース制御部2は、次に、バルブアクチュエータ8を制御し、バルブアクチュエータ8にエアバルブ7を開かせる(ステップ306)。これによって、複数のエアノズル6から圧縮空気が噴出し、投影表示されたウインドウ30の面を、おおよそユーザ側の壁面とする空気壁が形成される。
ここで、このボタン操作の通知を受けた機器制御装置1は、操作されたボタン311に応じた機器の制御(図3bのウインドウの場合はカーオーディオシステムの制御)を行うと共に、必要に応じて表示するウインドウを更新し、更新したウインドウの表示を要求するウインドウ表示要求を仮想インタフェース制御部2に発行する。
以上のように、本実施形態では、ユーザによって視認される仮想的な入力デバイスの二次元のイメージの面を、おおよそユーザ側の壁面とする空気壁を形成する。この空気壁は、ユーザに、空気壁を通過しようとする操作に対する抵抗を与える。したがって、ユーザは、仮想的な入力デバイスの操作受付面の奥行き方向位置を、この抵抗より直接的に認識することができる。
ところで、本実施形態に係る車載システムは、以下のように修正して実施することもできる。
すなわち、図3に示すように、エアバルブ7とバルブアクチュエータ8を各エアノズル毎に設けるようにしてもよい。
このようにすることにより、仮想インタフェース制御部2は、ユーザが圧縮空気から感じる抵抗の大きさを左右方向について自由に変化させたりすることができる。したがって、ユーザの操作に対して、左右方向の抵抗やレスポンスを任意に与えることができるので、たとえば、ユーザの指先の左右への移動操作に応じて入力を受け付けると共に当該移動操作に対して適当な抵抗やレスポンスを与えるような多様な仮想インタフェースの構築が可能となる。
なお、本実施形態では、ステアリングコラム101上に仮想インタフェースを形成したが、本実施形態による仮想インタフェースは、たとえば、ステアリング100の横など、任意に位置に形成することができる。
また、車載システム以外の任意のシステムについて、そのインタフェースとして、本実施形態で示した空気流で操作に対する抵抗やレスポンスを与える仮想インタフェースは適用することができる。
Claims (4)
- 空間中のユーザの操作に応じてユーザからの入力を受け付ける仮想インタフェース制御装置であって、
ユーザから空間中に位置すると視認されるように、仮想的な入力デバイスのイメージを空間中に投影する仮想入力デバイス投影手段と、
ユーザの空間中の操作位置を検出する位置検出手段と、
前記位置検出手段が検出した操作位置が、ユーザによって視認される前記仮想的な入力デバイスの操作子に対応する位置である場合に、ユーザの当該操作子に対する操作の入力を受け付ける入力受付手段と、
前記仮想的な入力デバイスの操作子に対するユーザ操作に抗する抵抗を、空気流によって与えるように空気を空間中に噴出する空気噴出装置とを有し、
前記仮想入力デバイス投影手段は、複数の操作子が平面上に配置された仮想的な入力デバイスのイメージを空間中に投影し、
前記空気噴出装置は、ユーザから視認される前記操作子が配置された平面と略平行な空気の壁を当該平面近傍に形成するように空気を空間中に噴出することを特徴とする仮想インタフェース制御装置。 - 請求項1記載の仮想インタフェース制御装置であって、
前記入力受付手段がユーザの操作子に対する操作の入力を受け付けた場合に、前記空気噴出装置を制御して、前記空気流を変化させて、ユーザに操作の入力を受け付けたことを示す触感をユーザに与える応答制御手段を有することを特徴とする仮想インタフェース制御装置。 - 請求項1または2記載の仮想インタフェース制御装置であって、
前記仮想入力デバイス投影手段は、ユーザからステアリング上方の空間中に位置すると視認されるように、前記仮想的な入力デバイスのイメージを投影し、
前記空気噴出装置は、ステアリングコラム上部に配置されたエアノズルより、空気を空間中に噴出することを特徴とする仮想インタフェース制御装置。 - 請求項1、2または3記載の仮想インタフェース制御装置と、当該仮想インタフェース制御装置を用いたインタフェースで受け付けた、ユーザの操作の入力に応じて所定の車載機器を制御する制御装置とを有することを特徴とする車載システム。
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