JP2013244824A - スピードスプレーヤの情報表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ディスプレイ画面に光が映り込む位置にあっても、ディスプレイ画面の十分な視認性を確保するとともに、円滑な薬液噴霧及び運転に係わる操作を確保し、液晶ディスプレイ等の比較的大型のディスプレイ部を確実に搭載可能にする。
【解決手段】 キャビン部2内における左右方向中央位置に配した運転席3前方のダッシュボード4に配設する情報表示装置1を構成するに際して、ダッシュボード4に、ディスプレイ部5を収容可能な収容凹部6を設け、この収容凹部6の内部にディスプレイ部5を収容するとともに、ディスプレイ部5の少なくとも水平方向Fhにおける向きDh及び前後方向Fsにおける位置Xsを変更可能な取付手段7を介して当該ディスプレイ部5を取付ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、運転席前方のダッシュボードに配設するディスプレイを備えるスピードスプレーヤの情報表示装置に関する。
従来、ボディの前部にキャビン部を有するとともに、このキャビン部の後方に薬液タンクを搭載することにより、果樹園等の圃場で走行しながら所定範囲に農薬散布を行うことができるようにしたキャビンタイプのスピードスプレーヤは知られており、同タイプのスピードスプレーヤは特許文献1に開示されている。
同文献1に開示されるスピードスプレーヤは、特に、キャビン部の居住性及び安全性(運転性)を高め、かつ室内を均一に温調して快適性を高めるとともに、別途の送風ダクトや吹出口等を設けることなくフロントガラスに対する曇り止め作用を確保することを目的としたものであり、具体的には、ボディの前部に左右方向中央位置に配した運転席を備えるキャビン部を有するとともに、このキャビン部の後方に薬液タンクを搭載してなるスピードスプレーヤであって、運転席の後方位置に、空調装置の室内機を配設するとともに、運転席の右方位置及び左方位置に、キャビン部の背面に配したリアパネル部を背にして前方に向けた左右一対の吹出口を配設し、室内機と吹出口をダクト部材により接続して構成したものである。
特開2009−154550号公報
しかし、上述した従来におけるキャビンタイプのスピードスプレーヤは、次のような解決すべき課題が存在した。
即ち、通常、この種のスピードスプレーヤにおけるキャビン部は、高さが低くかつ横幅が狭いため、運転席はキャビン部の左右方向中央の低位置に設置している。したがって、ダッシュボードも狭くならざるを得ず、このダッシュボードに配設する表示部及び操作部は量的にも質的にも限界がある。一方、乗用自動車の分野では、表示情報をより多く、かつ見易くするために、液晶ディスプレイ等の比較的大型のディスプレイを配設する場合も多いが、このようなディスプレイをスピードスプレーヤに搭載する場合、ダッシュボードの端となる窓に近接した位置に配設せざるを得ない。しかも、運転席の後方には隣接したリアウィンドウを備えるため、低位置の運転席からディスプレイを見た場合、画面に光が映り込みやすく、この種ディスプレイの適切な設置が困難となる。
他方、ディスプレイにおける画面への光の映り込みを回避するには、ディスプレイをディスプレイスタンド等により支持するとともに、ダッシュボードに対してオンダッシュ方式により外付けし、光の映り込みが生じない位置及び角度を選定することも対応策として考えられるが、前述したように、キャビン部は全体が狭く、キャビン部内における突出物の存在は、運転者にとって視界が遮ぎられる原因となる。結局、操作や運転に支障が生じるなど、適切な設置が困難となる。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決したスピードスプレーヤの情報表示装置の提供を目的とするものである。
本発明に係るスピードスプレーヤMの情報表示装置1は、上述した課題を解決するため、キャビン部2内における左右方向中央位置に配した運転席3前方のダッシュボード4に配設する情報表示装置を構成するに際して、ダッシュボード4に、ディスプレイ部5を収容可能な収容凹部6を設け、この収容凹部6の内部にディスプレイ部5を収容するとともに、ディスプレイ部5の少なくとも水平方向Fhにおける向きDh及び前後方向Fsにおける位置Xsを変更可能な取付手段7を介して当該ディスプレイ部5を取付けてなることを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、収容凹部6は、ダッシュボード4の左端部4q又はその近傍に設けることができる。また、取付手段7は、収容凹部6の底部6dに設けた長孔部11と、底部6dの下方から長孔部11を通してディスプレイ部5の底面5d又はこのディスプレイ部5に固定した支持部材12に螺合する固定用ネジ部13とを備えて構成できる。さらに、収容凹部6の上方及び/又は左方に位置するダッシュボード4には、ディスプレイ部5の少なくとも一部を覆うフード部14を設けることができ、このフード部14は、ダッシュボード4に対して一体に形成してもよいし、ダッシュボード4に対して別体に形成し、かつダッシュボード4に対して着脱可能に構成してもよい。
このような構成を有する本発明に係るスピードスプレーヤMの情報表示装置1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) ダッシュボード4に、ディスプレイ部5を収容可能な収容凹部6を設け、この収容凹部6の内部にディスプレイ部5を収容するとともに、ディスプレイ部5の少なくとも水平方向Fhにおける向きDh及び前後方向Fsにおける位置Xsを変更可能な取付手段7を介して当該ディスプレイ部5を取付けてなるため、スピードスプレーヤMのように、ダッシュボード4が狭く、かつディスプレイ画面に光が映り込む位置にあっても、ディスプレイ画面の十分な視認性を確保するとともに、円滑な薬液噴霧及び運転に係わる操作を確保し、液晶ディスプレイ等の比較的大型のディスプレイ部5を確実に搭載することができる。
(2) 好適な態様により、収容凹部6を、ダッシュボード4の左端部4q又はその近傍に設ければ、スピードメータや薬液噴霧に係わる各種操作スイッチ等をダッシュボード4の中央寄りに配設できるため、狭いダッシュボード4であっても、重要な表示及び操作に係わる視認性及び操作性を損なうことなく、情報表示能力(情報伝達能力)を、より高めることができる。
(3) 好適な態様により、取付手段7として、収容凹部6の底部6dに設けた長孔部11と、底部6dの下方から長孔部11を通してディスプレイ部5の底面5d又はこのディスプレイ部5に固定した支持部材12に螺合する固定用ネジ部13とを備えて構成すれば、固定用ネジ部13の操作によりディスプレイ部5の少なくとも水平方向Fhの向きDh及び前後方向Fsの位置Xsを自在かつ容易に変更できるため、運転者の身長や運転姿勢等に対応させてディスプレイ部5の向きDh及び位置Xsを最適な状態に設定できるとともに、ディスプレイ部5の交換も容易に行うことができる。
(4) 好適な態様により、収容凹部6の上方及び/又は左方に位置するダッシュボード4に、ディスプレイ部5の少なくとも一部を覆うフード部14を設ければ、フード部14の遮光機能により、ディスプレイ画面に対する光の映り込みを、より確実に防止できるとともに、ディスプレイ部5の向きDh及び位置Xsの設定を、より柔軟に行うことができる。
(5) 好適な態様により、フード部14を、ダッシュボード4に対して一体に形成すれば、ダッシュボード4との一体性を高めることができるため、キャビン部2内の形状性(デザイン性)及び品質性を、より高めることができる。
(6) 好適な態様により、フード部14を、ダッシュボード4に対して別体に形成し、かつダッシュボード4に対して着脱可能に構成すれば、必要により、形状や大きさ等の異なる他のフード部との交換を容易に行うことができる。
本発明の好適実施形態に係る情報表示装置の分解斜視図、 同情報表示装置の斜視図、 同情報表示装置を含むキャビン部内のレイアウトを示す斜視図、 同情報表示装置の断面構成図、 同情報表示装置を配設したダッシュボードのレイアウト図、 同情報表示装置の配設位置を示すキャビン部の一部破断平面構成図、 同情報表示装置の作用説明図、 同情報表示装置を搭載したスピードスプレーヤの全体外観側面図、 本発明の変更実施形態に係る情報表示装置の断面構成図、
次に、本発明に係る好適実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る情報表示装置1を搭載するキャビンタイプのスピードスプレーヤMの概略構成について、図5,図6及び図8を参照して説明する。
図8は、スピードスプレーヤM全体の外観構成を示す。スピードスプレーヤMは、シャーシ21を備え、このシャーシ21の前側に左右一対の前輪22p,22qを備えるとともに、後側に左右一対の後輪23p,23qを備え、前輪22p,22q及び後輪23p,23qは、搭載されるエンジンにより四輪駆動される。また、24はスピードスプレーヤMのボディであり、このボディ24の前部をキャビン部2として構成するとともに、後部を薬液タンク25及びエンジンルーム26として構成する。さらに、エンジンルーム26の後方には、噴霧ノズル(図示を省略)を配した噴霧機構27及び送風ファンを配した送風機構28を搭載する。
キャビン部2は、図6に示すように、ボディ24を構成するキャビンパネル2pにより全体が覆われるとともに、キャビン部2の右側にはヒンジ機構を介して開閉する右ウィンドウを有する開閉ドア31を付設する。キャビンパネル2pは、キャビン部2における左側に位置する左ウィンドウを有するサイドパネル部2pq,上端に位置するルーフパネル部2pu,前側に位置するフロントウィンドウを有するフロントパネル部2pf及び背面に位置するリアウィンドウを有するリアパネル部2prを備える。なお、32p,32qはバックミラーを示す。
一方、キャビン部2の内部において、左右方向中央位置には運転席3を配設するとともに、運転席3の前方にはダッシュボード4を配設する。なお、運転席3の後方には、上述したリアパネル部2prが隣接して配設される。さらに、ダッシュボード4には、図5に示すように、左右方向中央部にスピードメータ33s等の走行系の計器類33を配設するとともに、この計器類33の右側には、走行系に係わる第一操作パネル34を配設する。また、計器類33の左側には、薬液噴霧系に係わる各種操作スイッチ35s…を含む第二操作パネル35を配設するとともに、この第二操作パネル35の左側に位置する空スペースには、本実施形態に係る情報表示装置1を配設する。なお、36は、運転席3の前方に配したステアリングホイールを示す。
次に、本実施形態に係る情報表示装置1の構成について、図1〜図8を参照して具体的に説明する。
まず、ダッシュボード4には、ディスプレイ部5を収容可能な収容凹部6を設ける。収容凹部6は、図5に示すように、ダッシュボード4の左端部4q(又はその近傍)に設ける。このように、収容凹部6を、ダッシュボード4の左側端部4q又はその近傍に設ければ、スピードメータ33sや薬液噴霧に係わる各種操作スイッチ35s…等をダッシュボード4の中央寄りに配設できるため、狭いダッシュボード4であっても、重要な表示及び操作に係わる視認性及び操作性を損なうことなく、情報表示能力(情報伝達能力)をより高めることができる利点がある。また、収容凹部6の大きさ及び形状は、収容するディスプレイ部5の大きさ及び形状を考慮し、特に、ディスプレイ部5を収容した際に、水平方向Fhにおける向きDh及び前後方向Fsにおける位置Xsの変更を許容するとともに、フィッティング性を確保できるように形成する。
一方、収容凹部6には取付手段7を配設する。取付手段7はディスプレイ部5の少なくとも水平方向Fhにおける向きDh及び前後方向Fsにおける位置Xsを変更可能に支持する(取付ける)機能を備える。したがって、取付手段7は、収容凹部6の底部6dに設けた長孔部11と、底部6dの下方から長孔部11を通してディスプレイ部5に固定した支持部材12に螺合する固定用ネジ部13とを備えて構成する。
この場合、収容凹部6の底部6dは、図4に示すように、プレート部位として形成する。これにより、底部6dの下面6ddは、キャビン部2内のフロアに対面するため、運転者は運転席3に着座した状態で下面6ddに開口する長孔部11に対して固定用ネジ部13を挿入可能となる。また、長孔部11は、図1に示すように、底部6dの左右方向のほぼ中央位置に前後方向に長いスリット状に形成する。さらに、支持部材12には、図1及び図4に示すように、鉛直面部12vと水平面部12hを有するL形金具を用い、鉛直面部12vを固定ネジ16,16によりディスプレイ部5の背面に固定する。この際、水平面部12hは、ディスプレイ部5の底面に位置するように考慮するとともに、水平面部12hの略中央位置にはネジ孔部12nを設ける。一方、このネジ孔部12snに螺合可能な固定用ネジ部13を用意する。この固定用ネジ部13の頭部には、運転者が手で持つことにより操作可能なグリップ部13hを一体に設ける。
他方、ダッシュボード4には、ディスプレイ部5の少なくとも一部を覆うフード部14を設ける。例示の場合、収容凹部6の上方及び左方に位置するダッシュボード4に、フード部14を一体に形成した。このように、ダッシュボード4に、ディスプレイ部5の少なくとも一部を覆うフード部14を設ければ、フード部14の遮光機能により、ディスプレイ画面5vに対する光の映り込みをより確実に防止できるとともに、ディスプレイ部5の向きDh及び位置Xsの設定をより柔軟に行うことができる。特に、例示のように、フード部14を、ダッシュボード4に対して一体に形成すれば、ダッシュボード4との一体性を高めることができるため、キャビン部2内の形状性(デザイン性)及び品質性をより高めることができる利点がある。
次に、本実施形態に係る情報表示装置1の組付方法及び使用方法について、図1〜図8を参照して説明する。
まず、搭載するディスプレイ部5を用意し、前述したように、ディスプレイ部5の背面に支持部材12の鉛直面部12vを固定ネジ16,16を用いて固定する。ディスプレイ部5には、薄型かつ比較的大型の液晶ディスプレイ等を用いることができる。そして、ディスプレイ部5を収容凹部6の内部に収容する。この際、ディスプレイ部5から導出する電源及び信号のケーブル類はダッシュボード4側に備えるコネクタ等に接続する。
また、固定用ネジ部13を用意し、この固定用ネジ部13を収容凹部6の底部6dの下方から長孔部11に通した後、支持部材12の水平面部12hに設けたネジ孔部12nに螺合する。これにより、固定用ネジ部13を締付ければ、ディスプレイ部5を収容凹部6内に固定することができる。
一方、運転者は、固定用ネジ部13を操作することにより、ディスプレイ部5の水平方向Fhの向きDh及び前後方向Fsの位置Xsを変更できる。この場合、運転者は、運転席3に着座した状態で固定用ネジ部13を緩め、ディスプレイ部5の位置Xs及び向き(角度)Dhを調整(変更)し、特に、外光の映り込みが生じない位置Xs及び向き(角度)Dhに設定する。そして、設定が終了したなら、再度、固定用ネジ部13を締付け、ディスプレイ部5を固定すればよい。このように、取付手段7として、収容凹部6の底部6dに設けた長孔部11と、底部6dの下方から長孔部11を通してディスプレイ部5の底面5d又はこのディスプレイ部5に固定した支持部材12に螺合する固定用ネジ部13とを備えて構成すれば、固定用ネジ部13の操作によりディスプレイ部5の水平方向Fhの向きDh及び前後方向Fsの位置Xsを自在かつ容易に変更できるため、運転者の身長や運転姿勢等に対応させてディスプレイ部5の向きDh及び位置Xsを最適な状態に設定できるとともに、ディスプレイ部5の交換も容易に行える利点がある。
よって、このような本実施形態に係るスピードスプレーヤMの情報表示装置1によれば、ダッシュボード4に、ディスプレイ部5を収容可能な収容凹部6を設け、この収容凹部6の内部にディスプレイ部5を収容するとともに、ディスプレイ部5の少なくとも水平方向Fhにおける向きDh及び前後方向Fsにおける位置Xsを変更可能な取付手段7を介して当該ディスプレイ部5を取付けてなるため、スピードスプレーヤMのように、ダッシュボード4が狭く、かつディスプレイ画面に光が映り込む位置にあっても、ディスプレイ画面の十分な視認性を確保するとともに、円滑な薬液噴霧及び運転に係わる操作を確保し、液晶ディスプレイ等の比較的大型のディスプレイ部5を確実に搭載できる。
次に、本発明の変更実施形態に係る情報表示装置1について、図9を参照して説明する。図9に示す情報表示装置1は、図1〜図8に示した情報表示装置1に対して基本的な構成は同様となるが、フード部14を構成するに際して、ダッシュボード4に対して別体に形成し、かつダッシュボード4に対して着脱可能に構成した点が異なる。即ち、ダッシュボード4に対して別体に形成したフードユニット14pを用意し、このフードユニット14pの前端に一体形成した取付部14pcを、固定ネジ51…を用いてダッシュボード4側に対して着脱可能に構成する。これにより、フードユニット14pを取付けた際には、図4に示した収容凹部6と同様の収容凹部6が形成されるように考慮する。
このような変更実施形態に係るフード部14によれば、フード部14を、ダッシュボード4に対して別体に形成し、かつダッシュボード4に対して着脱可能に構成したため、必要により、形状や大きさ等の異なる他のフード部との交換を容易に行うことができる。なお、図9において、図4と同一部分には同一符号を付してその構成を明確にするとともに、その詳細な説明は省略する。
以上、好適実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,手法等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、収容凹部6は、ダッシュボード4の左端部4q又はその近傍に設けることが望ましいが、ダッシュボード4の右端部又はその近傍、更には中央部に設ける場合を排除するものではない。また、取付手段7として、収容凹部6の底部6dに設けた長孔部11と、底部6dの下方から長孔部11を通してディスプレイ部5に固定した支持部材12に螺合する固定用ネジ部13とを備えて構成した場合を示したが、同様の機能を有する他の構造により置換できる。特に、長孔部11は前後方向に長い最も単純な形状を例示したが、複数の長孔部11…を組合わせた、より複雑な形状であってもよいし、この際、傾斜した長孔部11…を含ませてもよい。さらに、支持部材12を用いることなく、固定用ネジ部13をディスプレイ部5の底面5dに直接螺合させる形態であってもよいし、水平方向Fhの向きDh及び前後方向Fsの位置Xsを変更可能な取付手段7は、電動方式により変更可能に構成してもよい。一方、フード部14は、収容凹部6の上方及び左方に設ける場合を例示したが、収容凹部6の上方のみに設ける場合を排除するものではない。なお、フード部14をダッシュボード4に対して一体に形成するとは、一体成形する場合及び別部品を結合して一体化する場合の双方を含む概念である。
本発明に係る情報表示装置は、運転席前方のダッシュボードに配設するディスプレイを備える各種スピードスプレーヤに利用できる。本発明におけるスピードスプレーヤとは、薬液を散布する各種車両が含まれ、例えば、非キャビンタイプのスピードスプレーヤも含まれる。
1:情報表示装置,2:キャビン部,3:運転席,4:ダッシュボード,5:ディスプレイ部,6:収容凹部,Fh:水平方向,Dh:向き,Fs:前後方向,Xs:位置,7:取付手段,4q:ダッシュボードの左端部,6d:収容凹部の底部,11:長孔部,5d:ディスプレイ部の底面,12:支持部材,13:固定用ネジ部,14:フード部

Claims (6)

  1. キャビン部内における左右方向中央位置に配した運転席前方のダッシュボードに配設するスピードスプレーヤの情報表示装置において、前記ダッシュボードに、ディスプレイ部を収容可能な収容凹部を設け、この収容凹部の内部に前記ディスプレイ部を収容するとともに、前記ディスプレイ部の少なくとも水平方向における向き及び前後方向における位置を変更可能な取付手段を介して当該ディスプレイ部を取付けてなることを特徴とするスピードスプレーヤの情報表示装置。
  2. 前記収容凹部は、前記ダッシュボードの左端部又はその近傍に設けることを特徴とする請求項1記載のスピードスプレーヤの情報表示装置。
  3. 前記取付手段は、前記収容凹部の底部に設けた長孔部と、前記底部の下方から前記長孔部を通して前記ディスプレイ部の底面又はこのディスプレイ部に固定した支持部材に螺合する固定用ネジ部とを備えることを特徴とする請求項1又は2記載のスピードスプレーヤの情報表示装置。
  4. 前記収容凹部の上方及び/又は左方に位置する前記ダッシュボードには、前記ディスプレイ部の少なくとも一部を覆うフード部を設けることを特徴とする請求項1,2又は3記載のスピードスプレーヤの情報表示装置。
  5. 前記フード部は、前記ダッシュボードに対して一体に形成してなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスピードスプレーヤの情報表示装置。
  6. 前記フード部は、前記ダッシュボードに対して別体に形成し、かつ前記ダッシュボードに対して着脱可能に構成してなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスピードスプレーヤの情報表示装置。
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