JP6781000B2 - ヘッドアップディスプレイ装置の取付構造 - Google Patents

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本発明は、車両のインストルメントパネル(以下、インパネと略す。但し、正確な表記が必要な個所は、そのままインストルメントパネルとする。)に設置されるヘッドアップディスプレイ装置の取付構造に関し、特に、製造時の組み立て性と、製造後のサービス性を高めることができるヘッドアップディスプレイ装置の取付構造に関するものである。
従来より、車両のインパネにはメータ装置が設置されて、運転者等は、そのメータ装置から車速等の車両情報を確認している。しかし、運転者が車両走行中にメータ装置を確認しようとすると、必然的に、視線を車両前方から下方へ逸らすことになるため、車両の走行安全性の観点からは望ましくない。
そこで、近年では、車両の走行安全性を高めるため、いわゆる「ヘッドアップディスプレイ装置」という情報表示装置が採用されつつあり、そのヘッドアップディスプレイ装置を車両のインパネ上部に設置するものが多くなっている。
このヘッドアップディスプレイ装置には、様々なタイプがあるが、大きく分けて、運転席前方のフロントウィンドガラスに光を直接照射して情報を表示する、ガラス照射タイプと、コンバイナーと呼ばれる小型の半透明のスクリーン板(ハーフミラー)を起立させて、このコンバイナーに光を照射して情報を表示する、コンバイナータイプとが存在する。
いずれのヘッドアップディスプレイ装置も、比較的大きなユニットを必要とするため、この大きなユニットを、車両のインパネ上部にどのように設置するかが問題となる。
下記特許文献1では、ヘッドアップディスプレイ装置のユニットとメータ装置のユニットをサブアッシー(仮組み固定)して、ワンユニット化し、このワンユニット化したものを、インパネの運転席前方位置の大きな開口部に、組み付ける構造が提案されている(特許文献1の段落[0053]〜[0054]参照)。
この取付構造を採用することで、ヘッドアップディスプレイ装置とメータ装置をワンユニット化してインパネに組み付けることができるため、組立作業が単純化できるという効果が得られる。また、上面のメータフードを作り分けるだけで、ガラス照射タイプとコンバイナータイプの作り分けが容易に行えるという効果もある。
特開2014−91466号公報
ところで、インパネ上部に、こうしたヘッドアップディスプレイ装置を設置するものでは、作業者の負担を軽減するため、製造時の組み付け作業性を高めると共に、製造後のサービス作業性も高めることが求められる。
ここで、前述の特許文献1の取付構造を見てみると、確かに、製造時の組み付け作業性は考慮されているものの、製造後のサービス作業性を考慮しているとは言い難い。なぜなら、製造後のサービス作業では、インパネ上方にフロントウィンドガラスが設置されてお
り、このフロントウィンドガラスに干渉しないように、ヘッドアップディスプレイ装置を取り外す必要があるが、特許文献1の構造では、ヘッドアップディスプレイ装置とメータ装置がワンユニット化されているため、このワンユニット化されたものが、インパネ上方のフロントウィンドガラスに干渉する可能性があるからである。
また、この特許文献1の取付構造では、インパネの運転席前方位置に大きな開口部を形成する必要があるため、インパネ表面のデザイン自由度も制限されてしまうという問題もある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもので、その目的は、車両のインパネ上部にヘッドアップディスプレイ装置を取り付けるヘッドアップディスプレイ装置の取付構造において、インパネのデザイン自由度を確保しつつ、製造時の組み付け作業性と製造後のサービス作業性を共に高めることができるヘッドアップディスプレイ装置の取付構造を提供することにある。
その目的を達成するために、この発明では、車両のインストルメントパネル上部にヘッドアップディスプレイ装置を設置したヘッドアップディスプレイ装置の取付構造において、インストルメントパネル上面に、ヘッドアップディスプレイ装置の組み付け用開口を設けると共に、インストルメントパネル後面に、メータ装置を装着するメータ用開口を設定している。そして、前記ヘッドアップディスプレイ装置のうち、製造後のサービス時に取り外すユニットの外形寸法を、前記メータ用開口よりも小さく設定している。
具体的には、第1の発明では、車両のインストルメントパネル上部にヘッドアップディスプレイ装置を設置したヘッドアップディスプレイ装置の取付構造であって、前記インストルメントパネルには、該インストルメントパネルの上面に、ヘッドアップディスプレイ装置を上方から組み付けるための組み付け用開口を設けると共に、該インストルメントパネルの車両後方側の後面に、メータ装置を装着するためのメータ用開口を設けており製造時の組み付け時には、前記ヘッドアップディスプレイ装置が上方から挿通されてインストルメントパネル内部に位置するように、前記組み付け用開口の寸法を設定すると共に、製造後のサービス時には、前記ヘッドアップディスプレイ装置のうち、サービス時に取り外しを行うユニット本体が前記メータ用開口を挿通されるように、該ユニット本体の外形寸法を、前記メータ用開口の寸法よりも小さく設定したことを特徴とするものである。
この構成によれば、製造時には、ヘッドアップディスプレイ装置を、インストルメントパネル上面に設けた組み付け用開口を介して、インストルメントパネル上方から、比較的楽にインストルメントパネル上部に組み付けることができつつも、サービス時には、取り外しを行うユニット本体の外形寸法が、メータ用開口よりも小さく設定されているため、インストルメントパネル後面のメータ用開口を介して、ユニット本体を取り外すことができる。
これにより、インストルメントパネルの開口をさほど大きくすることなく、製造時には、ヘッドアップディスプレイ装置を、インストルメントパネルに対して、上方から楽に組付けることができつつも、サービス時には、インストルメントパネル後面のメータ用開口からユニット本体を取り外せる。このため、サービス時に、インストルメントパネルの上方にフロントウィンドガラスが設置されていても、フロントウィンドガラスと干渉することなく、ヘッドアップディスプレイ装置のユニット本体だけを取り外すことができる。
なお、ここで、ユニット本体とは、このユニット本体だけでヘッドアップディスプレイ装置の表示機能を達成できるものであって、このユニット本体を修理交換することで、ヘッドアップディスプレイ装置の表示機能を回復させることができるものをいう。
第2の発明では、前記ヘッドアップディスプレイ装置は、前記取り外しを行うユニット本体と、該ユニット本体を支持する支持ブラケットとを備えており、前記ユニット本体は、該支持ブラケットに対して、着脱自在となるように固定されており、製造時の組み付け時には、前記ユニット本体と前記支持ブラケットとがサブアッシーされた状態で前記組み付け用開口を挿通するように設定されて、製造後のサービス時には、前記ユニット本体だけが前記メータ用開口を挿通するように設定されていることを特徴とするものである。
この構成によれば、ヘッドアップディスプレイ装置が、支持ブラケットを備えていることで、製造時には、インストルメントパネルでの組み付け固定位置の自由度を高めることができつつも、サービス時には、ユニット本体が着脱自在になっているため、支持ブラケットからユニット本体だけを取り外して、ユニット本体だけをインストルメントパネル内部から取り外すことができる。
よって、ヘッドアップディスプレイ装置の製造時の組み付け作業性を容易に行うことができつつも、サービス時には、ユニット本体だけの小さな状態で取り外しができるので、作業者の負担を軽減でき、サービス作業性を高めることができる。
第3の発明では、前記支持ブラケットの下部には、上方から組み付ける際に、ヘッドアップディスプレイ装置をインストルメントパネル上部の設置位置に導くガイド部を設けていることを特徴とするものである。
この構成によれば、ヘッドアップディスプレイ装置を、インストルメントパネル上方から組み付ける際、組み付け方向の先端となる支持ブラケットの下部に、ガイド部を設けているため、大体の位置からヘッドアップディスプレイ装置を落とし込むだけで、自動的にインストルメントパネル上部の設置位置に案内されるため、製造時の組み付け作業をより容易に行うことができる。
よって、ヘッドアップディスプレイ装置の製造時の組み付け作業性をさらに高めることができる。
第4の発明では、前記支持ブラケットは、下部にインパネメンバに固定される下部固定部を設けて、上部にインパネコアの上端部に固定される上部固定部を設けていることを特徴するものである。
この構成によれば、支持ブラケットは、下部固定部がインパネメンバに固定されて、上部固定部がインパネコアの上端部に固定される。このため、支持ブラケットは、長いスパンで上下位置が強固なインパネ補強部材に固定されることになるため、ユニット本体の支持剛性を高めることができる。
よって、ヘッドアップディスプレイ装置を、インストルメントパネル上部に安定して確実に設置固定することができる。
第5の発明では、前記ユニット本体には、製造時の組み付け時及びサービス時の取り外し時に、作業者が掴む把持部を車幅方向両側位置に備えていることを特徴とするものである。
この構成によれば、ユニット本体の車幅方向両側位置には、作業者が掴む把持部を備えているため、製造時に、作業者は、両手でヘッドアップディスプレイ装置をしっかりと掴んだ状態で、インストルメントパネル上部に組み付けることができる。また、サービス時にも、作業者は、両手でその把持部をしっかりと掴んだ状態で、ユニット本体を取り外すことができる。
すなわち、製造時もサービス時も、作業者は両手で同じ把持部を掴んで、ヘッドアップ
ディスプレイ装置を組付けたり、ユニット本体を取り外したりすることができるため、各々に別途把持部を設定しなくても、一つの把持部で、しっかりと掴んで、組み付け作業や取り外し作業を行うことができる。
よって、作業者が、製造時とサービス時で異なる開口から作業しても、作業者が同じ把持部を掴むことで、しっかり安定してユニット本体等を保持して、作業することができる。
以上説明したように、本発明によれば、インストルメントパネルの開口をさほど大きくすることなく、製造時には、ヘッドアップディスプレイ装置を、インストルメントパネルに対して、上方から楽に組付けることができつつも、サービス時には、インストルメントパネル後面のメータ用開口からユニット本体を取り外せる。このため、サービス時に、インストルメントパネルの上方にフロントウィンドガラスが設置されていても、フロントウィンドガラスと干渉することなく、ヘッドアップディスプレイ装置のユニット本体だけを取り外すことができる。
よって、車両のインストルメントパネル上部にヘッドアップディスプレイ装置を取り付けるヘッドアップディスプレイ装置の取付構造において、インストルメントパネルのデザイン自由度を確保しつつ、製造時の組み付け作業性と製造後のサービス作業性を共に高めることができる。
本発明の実施形態1に係る車両のインパネの運転席前方側の斜視図である。 インパネ上部からヘッドアップディスプレイ装置を分解した斜視図である。 ヘッドアップディスプレイ装置のユニット本体と支持ブラケットを分解した斜視図である。 インパネからメータ装置などを外した状態の正面図である。 図1のA−A矢視断面図である。 製造時のヘッドアップディスプレイ装置の組み付け状態初期を示す断面図である。 製造時のヘッドアップディスプレイ装置の組み付け状態後期を示す断面図である。 サービス時のヘッドアップディスプレイ装置の取り外し状態初期を示す断面図である。 サービス時のヘッドアップディスプレイ装置の取り外し状態中期前半を示す断面図である。 サービス時のヘッドアップディスプレイ装置の取り外し状態中期後半を示す断面図である。 サービス時のヘッドアップディスプレイ装置の取り外し状態後期を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る車両のインパネの運転席前方側の斜視図、図2は、インパネ上部からヘッドアップディスプレイ装置を分解した斜視図、図3は、ヘッドアッ
プディスプレイ装置のユニット本体と支持ブラケットを分解した斜視図、図4は、インパネからメータ装置などを外した状態の正面図、図5は、図1のA−A矢視断面図である。なお、各図中に示す矢印によって、F:車両前方側、Re:車両後方側、R:車幅方向右側、及び、L:車幅方向左側を表す。
図1に示すように、車室の前方には、前下がりに傾斜したフロントウィンドガラス1が設置されており、そのフロントウィンドガラス1の下方にはインパネ2が設置されている。そして、図示しない運転席の前方位置であるインパネ2後面には、メータ装置3が設置されている。
インパネ2は、インパネ2上面を構成するインパネアッパ21と、インパネ2後面上部を構成するインパネミドル22と、インパネ2後面下部を構成するインパネロア23とを備えて、構成されている。
メータ装置3と、インパネミドル22とインパネロア23との間には、そのメータ装置3を取り囲むようにメータフード4を設けている。また、メータ装置3の右側位置には、エアコン吹出し口5を設けている。
インパネアッパ21の上面には、ヘッドアップディスプレイ装置6を上方から組み付けるための組み付け用開口24を設けており、この組み付け用開口24には、この開口24を封鎖するように、ヘッドアップディスプレイ用カバー25を装着している。
また、このヘッドアップディスプレイ用カバー25には、中央位置に開口窓25aが形成されている。この開口窓25aは、ヘッドアッディスプレイ装置6のコンバイナー70(図5参照)という半透明のスクリーン板をインパネ2上部で立ち上げる際の開口となっている。
このヘッドアップディスプレイ用カバー25の下方には、図2に示す、コンバイナータイプのヘッドアップディスプレイ装置6が設置されている。
このコンバイナータイプのヘッドアップディスプレイ装置6とは、周知のように、コンバイナー70と呼ばれる小型の半透明のスクリーン板(ハーフミラー)を、作動時に起立させて、このコンバイナー70に対して、下方から光を照射することで情報を表示するものである。
ここで表示される情報は、前述のメータ装置3と同様に、実車速や定常走行の設定車速、又、ナビゲーション装置等から送られる走行案内表示等である。こうした情報をコンバイナー70に表示することで、運転者は、メータ装置3に視線を下さなくでも、これらの情報を得ることができる。
インパネ2上部に設置されるヘッドアップディスプレイ装置6は、図2の示す構成要素で構成されている。コンバイナー70を備えたユニット本体7と、ユニット本体7を支持する支持ブラケット8である。このユニット本体7と支持ブラケット8を、事前にサブアッシーして、インパネ2上部の設置空間S内に設置するように構成している。
なお、このインパネ2上部の同じ設置空間S内に、フロントウィンドガラス1に光を直接照射して情報を表示するガラス照射タイプのヘッドアップディスプレイ装置(図示しない)を設置しても良い。こうした場合には、コンバイナータイプのヘッドアップディスプレイ装置6とガラス照射タイプのヘッドアップディスプレイ装置(図示しない)とを、同じ設置空間S内に設置することができるため、インパネ2の共通化を図ることができる。
ヘッドアップディスプレイ装置6のユニット本体7と支持ブラケット8は、図3に示すように構成されている。
まず、ユニット本体7は、薄型の矩形箱形状の本体部71と、本体部71の上面に設けられてモータ駆動によって起伏する平板状のコンバイナー70と、本体部の車両後方側の両側位置に設けられた2つの翼状略L字状の把持部72,72と、本体部71の車両前方側の中央位置に設けられた前方側に延びる差し込み棒状部73(図5参照)と、本体部の車両後方側の下部に設けられた車幅方向に延びる締結フランジ部74とを、備えている。なお、差し込み棒状部73の周囲には、円筒状のゴム製ストッパー部材73aを嵌めて込んでいる。
そして、この締結フランジ部74には、締結ボルト75,75を挿通する2つのボルト挿通孔76,76を車幅方向両側位置に穿設し、その内側位置には、支持ブラケット8に設けた位置決めピンに差し込まれる2つの位置決め孔77,77を穿設している。
そして、本体部71には、図示しないが、コンバイナー70に対して光を照射して情報を表示させる照射部と、コンバイナー70を起伏動作させるモータと、これら照射部とモータを制御する制御基板等を備えている。
このため、ユニット本体7は、このユニット本体7だけでヘッドアップディスプレイ装置6の表示機能を達成することができる。よって、このユニット本体7だけを、修理・交換すれば、ヘッドアップディスプレイ装置6の表示機能を回復させることができる。
一方、支持ブラケット8は、樹脂成形された異形台形形状のブラケット部材で構成されており、上部に設けられた上部固定部82,82と、下部に設けられた下部固定部83,83とを備えて、それぞれ締結ボルト84,85(図5参照)で締結固定されるように構成している。
また、支持ブラケット8の中央には、ユニット本体7を載置するための水平方向に延びる載置台部86を形成している。そして、その載置台部86の車両前方側には、ユニット本体7の前面が当接する上下方向に延びる前面壁部87を形成している。
この前面壁部87の中央には、前記ユニット本体7の差し込み棒状部73を差し込み保持する円形の貫通保持孔88を形成している。その貫通保持孔88の右側には、ユニット本体7から伸びるハーネス線(図示せず)を挿通するため略矩形のハーネス挿通孔89を形成している。
さらに、載置台部86の中央には、窪み部90を形成して、その左右両側に形成される2つ当接面部91,91の剛性を高めている。
この2つの当接面部91,91は、前記ユニット本体7の締結フランジ部74が当接することで、ユニット本体7の車両前後方向位置を決めるように構成されている。そして、各当接面部91,91には、それぞれ位置決めピン81,81を立設しており、またその位置決めピン81,81の車幅方向外方側に締結孔部92,92を設けている。
こうして当接面部91,91は、ユニット本体7の締結フランジ部74を当接させて、位置決めピン81,81を位置決め孔77,77に挿通させることで、ユニット本体7の前後方向及び車幅方向の位置を規定するようにしている。そして、この状態で、締結ボルト75,75を、締結フランジ部74のボルト挿通孔76,76を挿通させて締結孔部9
2,92へ螺合固定することで、締結フランジ74を当接面部91,91に締結固定している。
そして、この当接面部91,91の締結フランジ74の締結固定と、前述の差し込み棒状部73の貫通保持孔88への差し込み固定とによって、ユニット本体7を支持ブラケット8で確実に固定支持するようになっている。
こうして、ヘッドアップディスプレイ装置6のユニット本体7と支持ブラケット8は、インパネ2組付け前に、サブアッシーした状態で一体として構成されている。
なお、載置台部86の窪み部90の下方には、ユニット本体7から伸びるハーネス線のコネクター(図示せず)を、車両前方側から後方側に向かって臨ませるコネクター貫通孔93を形成している。このコネクター貫通孔93を形成することで、ユニット本体7から伸びるハーネス線(図示せず)とメータ装置3とを繋げることができ、ユニット本体7とメータ装置3等とを電気的に接続することができる。
また、下部固定部83は略V字形状として形成されており、またその車幅方向外側には、同様に略V字形状の突出ガイド部94,94を形成している。そして、この突出ガイド部94,94の中央には、上下方向に延びる補強リブ95,95を形成している。
そして、図4に示すように、車幅方向に延びるインパネメンバ10に固設された金属製板材11には、車両前方側に凹設されたガイド溝部12,12を形成している。このガイド溝部12,12は、凹設部分が下方に行くに従って車幅方向に狭まる形状に形成されている。このため、支持ブラケット8の下部固定部83,83と突出ガイド部94,94を、上方から落とし込むだけで、そのガイド溝部12,12の傾斜した側壁12a…が、下部固定部83,83と突出ガイド部94,94を、それぞれ下部固定部83,83と突出ガイド部94,94の規定された位置にガイドするようになっている。
また、このガイド溝部12,12の中央には、位置決めガイドピン12b、12bを立設している。この位置決めガイドピン12b、12bが、下部固定部83,83と突出ガイド部94,94の間に、ちょうど嵌るように、上方から落とし込むことより、確実に下部固定部83,83と突出ガイド部94,94の位置が決まるため、支持ブラケット8の位置が、より正確に位置決めされる。
このように、支持ブラケット8の下部に、下部固定部83,83と突出ガイド部94,94を設けて、上方から組み付ける際のガイド部として機能させることにより、大体の位置から、ヘッドアップディスプレイ装置6のユニット本体7と支持ブラケット8をサブアッシーしたものを、単に落とし込むだけで、自動的にインパネ2上部の設置位置に案内されるため、作業者は、製造時の組み付け作業をより容易に行うことができる。
よって、ヘッドアップディスプレイ装置6の製造時の組み付け作業性を高めることができる。
また、上部固定部82,82には、その車幅方向内側に、位置決め孔82a,82aを設けている。このように位置決め孔82a,82aを設けることで、製造時の組み付け作業時に、上部固定部82,82の位置を規定した上で、締結ボルト84,84の締結作業を容易に行うことができる。
図5で、インパネ2上部の内部構造をより詳細に説明する。
インパネ2上面には、前述のようにインパネアッパ21が設置されており、そのインパネアッパ21内部には、インパネフレーム部21aと弾性パッド21bが設けられて、その外表面はインパネ表皮21cで被覆されている。このインパネアッパ21は、車両前方側端部を、後述するインパネコア26の上端に、締結ビス26aを介して固定されている。
このインパネアッパ21の中央には、前述した組み付け用開口24が穿設されており、その組み付け用開口24は、ヘッドアップディスプレイ用カバー25で封鎖されるように構成されている。
このヘッドアップディスプレイ用カバー25は、組み付け用開口24の周囲に設けた係止穴24a…(図2、図4参照)に係合クリップ25b…によって係合されて、インパネアッパ21aに対して、着脱自在となるように装着されている。
このため、ヘッドアップディスプレイ装置6の製造時の組み付けやサービス時の取り外しの際には、作業者は、このヘッドアップディスプレイ用カバー25を取り外してから、組み付け用開口24を開放して作業を行うことになる。
また、メータ装置3は、前述のように、インパネ2後面に設置されており、その周囲には、メータフード4を設けている。このメータ装置3は、その周囲をインパネ2に対して締結固定されている。特に、メータ装置3の上部では、上方に延びるステー3aが、インパネアッパ21のインパネフレーム部21aに対して、締結ビス3bによって締結固定されている。
このため、メータ装置3を取り外す場合には、メータフード4を取り外した上で、インパネアッパ21のインパネフレーム部21aに締結された締結ビス3b等を外してから、メータ装置3をインパネ2から取り外すことになる。
こうして、メータ装置3をインパネ2から取り外すことで、インパネ2後面には、メータ用開口31(図8参照)が出現する。なお、後述するように、サービス時に、ヘッドアップディスプレイ装置6のユニット本体7を、取り外す際には、このメータ用開口31を利用して行う。
ヘッドアップディスプレイ装置6は、インパネ2内部に設置されたインパネコア26等に締結固定されている。このインパネコア26は、金属製の湾曲断面のプレート部材で構成されており、インパネ2内部の補強部材として機能している。
このインパネコア26は、ヘッドアップディスプレイ装置6の前方側及び下方側に位置して、その前端部26bを図示しないダッシュパネル近傍の車体部材に固定して、その下端部26cを車幅方向に延びるインパネメンバ10に、メンバーブラケット10Aを介して締結固定している。こうして、インパネコア26は、車体側部材等に固定されることで、取り付け剛性を高めている。
そして、こうして取り付け剛性を高めたインパネコア26に対して、ヘッドアップディスプレイ装置6を締結固定することで、ヘッドアップディスプレイ装置6の設置時の取り付け剛性を高めている。
特に、支持ブラケット8を利用して締結固定していることで、ユニット本体7だけで固定するよりも、長い取り付けスパンを確保して締結固定できるため、取り付け剛性をより高めることができる。
また、支持ブラケット8を設けていることで、ユニット本体7の大きさに関係なく、インパネ2内での固定位置の自由度を高めることができる。このため、製造時の組み付け作業も、無理なく楽に行うことができる。
さらに、後述するように、サービス作業時には、ユニット本体7だけを取り外して、ユニット本体7だけをインパネ2内部から取り出すこともできる。このため、サービス時に、ユニット本体7だけでコンパクトな状態で取り外しができるので、作業者の負担を軽減でき、サービス作業性を高めることができる。
なお、インパネコア26の前方側には、エアコン用ダクト101,102が2本配置されており、図示しないエアコン装置からの冷気や暖気をエアコン吹出し口5等に導くようにしている。103は、ダクトブラケットであり、インパネコア26に締結固定されて、このエアコン用ダクト102を固定支持している。
このように、ヘッドアップディスプレイ装置6は、インパネ2上部に設置されることで、ユニット本体7のコンバイナー70を起立させて(一点鎖線で示す状態)、実車速や走行案内表示等の情報をコンバイナー70に表示するようにしている。
次に、このように設置されるヘッドアップディスプレイ装置6の製造時の組み付け方法とサービス時の取り外し方法について、図6乃至図11を利用して説明する。
図6は、製造時の組み付け状態初期を示す断面図、図7は、製造時の組み付け状態後期を示す断面図である。一方、図8は、サービス時の取り外し状態初期を示す断面図、図9は、サービス時の取り外し状態中期前半を示す断面図、図10は、サービス時の取り外し状態中期後半を示す断面図、図11は、サービス時の取り外し状態後期を示す断面図である。なお、各図の構成要素の詳細については、図5等で示した符号を付すことで説明を省略する。
はじめに、図6、図7で、製造時の組み付け方法について説明する。
図6に示すように、製造時においては、フロントウィンドガラス1(図5参照)が、車体に装着されていないため、インパネ2上方には広い空間Zが存在する。よって、ヘッドアップディスプレイ装置6を、ユニット本体7と支持ブラケット8を一体化したサブアッシー状態で、インパネ2上方から落とし込むようにして、組み付けを行う。
具体的には、作業者等が、ユニット本体7と支持ブラケット8をサブアッシーした状態のヘッドアップディスプレイ装置6を、ユニット本体7の把持部72を両手で掴んで、インパネ2上方から、インパネアッパ21の組み付け用開口24を通じて、インパネ2内部に落とし込むようにして、組み付けを行う。
このとき、インパネアッパ21の組み付け用開口24の寸法I1が、サブアッシーされたヘッドアップディスプレイ装置6の寸法H1よりも、大きく設定されているため(図6では前後方向のみを記載、幅方向については、図4参照)、作業者は、比較的、楽にヘッドアップディスプレイ装置6をインパネ2内部に落とし込むことができる。
そして、この組み付け用開口24の寸法I1は、インパネアッパ21の後端部21Zがそのままインパネアッパ21と一体となるように、できるだけ小さく設定されている。これは、このインパネアッパ21の後端部21Zが、運転者の眼から最も近く、目立つため、インパネ2のデザイン上、他のインパネアッパ21と一体となってデザイン自由度を確
保したい部分であるからである。
また、支持ブラケット8の下部には、前述したように、下部固定部83と突出ガイド部94を設けて、上方から組み付ける際のガイド部として機能させているため、作業者は、大体の位置でヘッドアップディスプレイ装置6を上方から落とし込むだけで、ヘッドアップディスプレイ装置6を所定の位置に案内して設置することができる。
図7は、ヘッドアップディスプレイ装置6の組み付け状態後期を示している。サブアッシーされたヘッドアップディスプレイ装置6は、この状態でインパネ2上部に設置される。このように、インパネ2上方から落とし込むように組み付けるだけで、ヘッドアップディスプレイ装置6を簡単にインパネ上部に設置することができる。このため、作業者は、比較的楽にヘッドアップディスプレイ装置6の組み付け作業を行うことができ、作業負担を軽減することができる。
この状態で、支持ブラケット8の上部固定部82と下部固定部83を、インパネコア26等に締結ボルト84,85で締結固定することで、ヘッドアップディスプレイ装置6をインパネ2内部に固定して、最後に、ヘッドアップディスプレイ用カバー25(図5参照)を、インパネアッパ21に装着することで、ヘッドアップディスプレイ装置6の組み付け作業が終了する。
次に、図8〜図11で、サービス時の取り外し方法について説明する。
図8に示すように、サービス時においては、フロントウィンドガラス1が、車体に装着されているため、インパネ2上方には、空間がほとんどない。このため、ヘッドアップディスプレイ装置6を、ユニット本体7と支持ブラケット8を一体にしたサブアッシー状態では、取り外すことができない。よって、支持ブラケット8からユニット本体7だけを分離して、メータ用開口31を利用して、ユニット本体7の取り外しを行うようにしている。
具体的には、作業者は、メータ装置3をインパネ2後部から取り外すことで、インパネ2後部にメータ用開口31を出現させる。なお、図8に示すように、インパネロア23等も取り除いて、下側を開放したメータ用開口31を出現させても良い。
また、取り外し作業においては、初期の段階では、インパネ2上方からの作業も必要なので、ヘッドアップディスプレイ用カバー25(図5参照)をインパネアッパ21から取り外すことにより、組み付け用開口24も開放している。
この状態で、まず、作業者は、ユニット本体7の締結フランジ部74の締結ボルト25(図7参照)を外して、その後、組み付け用開口24からユニット本体7の把持部72を握って、ユニット本体7を車体後方側にスライド移動させる。
そうすると、図8に示すように、差し込み棒状部73と貫通保持孔88の差し込み固定も外れて、ユニット本体7と支持ブラケット8とが分離して、ユニット本体7だけを取り外すことができる。
その後、図9に示すように、作業者は、ユニット本体7の後端部7Zが下側に向くように、ユニット本体7を下向きに回転させることにより、ユニット本体7の姿勢を変える。そして、作業者は、このユニット本体7の姿勢を維持したまま、インパネ2後面のメータ用開口31からユニット本体7の把持部72を掴むように持ちかえる。
そして、図10に示すように、作業者は、ユニット本体7を、斜め下方後方側に向けてスライド移動させて、ユニット本体7がメータ用開口31から取り出せる位置まで移動させる。
このとき、支持ブラケット8とインパネアッパ21の後端部21Zとの間の寸法I2が、ユニット本体7の上下方向寸法H2よりも大きく設定されているため、作業者は、ユニット本体7をメータ用開口31から取り出せる位置までスライド移動させることができる。
その後、図11に示すように、作業者は、ユニット本体7の後端部7Zが前端部7Yよりも上側に位置するように、ユニット本体7を、上向きに再度回転させることにより、ユニット本体7の姿勢を、図8の状態とほぼ同じ姿勢に変化させる。このようにユニット本体7を回転させることで、ユニット本体7を、インパネ2後面のメータ用開口31から取り出しやすくしている。
そして、その後、図示しないが、ユニット本体7を、後方側にそのままスライド移動させることにより、メータ用開口31からユニット本体7を取り出すことができる。
このとき、ユニット本体7の上下方向寸法H3が、メータ用開口31の上下方向寸法I3よりも小さく設定されてため、作業者は、ユニット本体7をメータ用開口31から容易に取り出すことができる。特に、本実施形態では、インパネロア23等も取り除いているため、広い開口寸法を得ることができ、よりユニット本体7を取り外しやすくしている。
こうして、サービス時には、ユニット本体7のみを支持ブラケット8から分離して、インパネ2後面のメータ用開口31から取り外すことができるため、インパネ2上方にフロントウィンドガラス1が装着されていても、ヘッドアップディスプレイ装置6のサービス作業性を確保できる。
なお、図示しないハーネス線やコネクター等の電気的な接続部品についても、ユニット本体7を支持ブラケット8から分離する前に、事前に電気的に分離しておくことで、ユニット本体7に電気的なダメージ等を与えることなく、取り外しを行うことができる。
以上のように、本実施形態1のヘッドアップディスプレイ装置6の取付構造によると、製造時の組み付け時には、ヘッドアップディスプレイ装置6を、インパネ2上面に設けた組み付け用開口24を介して、インパネ2上方から、比較的、楽にインパネ2上部に組み付けることができつつも、サービス時の取り外しには、ユニット本体7の外形寸法H3が、メータ用開口31の寸法I3よりも小さいため、インパネ2後面のメータ用開口31を介して、ユニット本体7を取り外すことができる。
これにより、インパネ2上面の組み付け用開口24等をさほど大きくすることなく、製造時には、ヘッドアップディスプレイ装置6を、インパネ2に対して上方から楽に組付けることができつつも、サービス時には、インパネ2後面のメータ用開口31からユニット本体7を取り外すことができる。
このため、サービス時に、インパネ2の上方にフロントウィンドガラス1が装着されていても、フロントウィンドガラス1と干渉することなく、ユニット本体7を取り外すことができる。
よって、車両のインパネ2上部にヘッドアップディスプレイ装置6を取り付けるヘッドアップディスプレイ装置6の取付構造において、インパネ2のデザイン自由度を確保しつ
つも、製造時の組み付け作業性と製造後のサービス作業性を共に高めることができる。
(他の実施形態)
以上、実施形態1で本発明を説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
例えば、ヘッドアップディスプレイ装置6のうち、サービス時に取り外されるユニット本体7については、インパネ2上方から組み付ける際においても、実施形態1のユニット本体7だけで構成されるようなものであっても良い。なぜなら、製造時の組み付け時に、インパネ2上面の組み付け用開口24から組み付けることで、組み付け作業性を高めることができれば、本発明の効果を得ることができるからである。
また、ユニット本体7についても、一部の部品を修理・交換することで、ヘッドアップディスプレイ装置6の表示機能を回復させることができるものであれば、実施形態1のものに限定されない。例えば、照射部と制御基板とで構成されるようなユニット、または、駆動モータと照射部と制御基板とで構成されるユニット等であってもよい。
さらに、支持ブラケット8を設けるものにおいても、実施形態1のものに限定されない。例えば、支持ブラケット8を一つの部材ではなく複数の部材で構成されていても良いし、また、支持ブラケット8の材質も樹脂に限定されず金属であってもよい。
また、メータ用開口31についても、メータ装置3が取り外されて出現する開口であり、且つユニット本体7の外形寸法よりも大きい開口であれば、特に形状等については、限定しない。
以上説明したように、本発明にかかるヘッドアップディスプレイ装置の取付構造は、例えば、インパネのデザイン自由度を確保しつつ、製造時の組み付け作業性と製造後のサービス作業性を共に高めるように構成したヘッドアップディスプレイ装置の取付構造において有用である。
1…フロントウィンドガラス
2…インパネ(インストルメントパネル)
3…メータ装置
6…ヘッドアップディスプレイ装置
7…ユニット本体
8…支持ブラケット
21…インパネアッパ
24…組み付け用開口
31…メータ用開口

Claims (5)

  1. 車両のインストルメントパネル上部にヘッドアップディスプレイ装置を設置したヘッドアップディスプレイ装置の取付構造であって、
    前記インストルメントパネルには、該インストルメントパネルの上面に、ヘッドアップディスプレイ装置を上方から組み付けるための組み付け用開口を設けると共に、該インストルメントパネルの車両後方側の後面に、メータ装置を装着するためのメータ用開口を設けており
    製造時の組み付け時には、前記ヘッドアップディスプレイ装置が上方から挿通されてインストルメントパネル内部に位置するように、前記組み付け用開口の寸法を設定すると共に、
    製造後のサービス時には、前記ヘッドアップディスプレイ装置のうち、サービス時に取り外しを行うユニット本体が前記メータ用開口を挿通されるように、該ユニット本体の外形寸法を、前記メータ用開口の寸法よりも小さく設定した
    ことを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置の取付構造。
  2. 前記ヘッドアップディスプレイ装置は、前記取り外しを行うユニット本体と、該ユニット本体を支持する支持ブラケットとを備えており、
    前記ユニット本体は、該支持ブラケットに対して、着脱自在となるように固定されており、
    製造時の組み付け時には、前記ユニット本体と前記支持ブラケットとがサブアッシーされた状態で前記組み付け用開口を挿通するように設定されて、
    製造後のサービス時には、前記ユニット本体だけが前記メータ用開口を挿通するように設定されている
    ことを特徴とする請求項1記載のヘッドアップディスプレイ装置の取付構造。
  3. 前記支持ブラケットの下部には、上方から組み付ける際に、ヘッドアップディスプレイ装置をインストルメントパネル上部の設置位置に導くガイド部を設けている
    ことを特徴とする請求項2記載のヘッドアップディスプレイ装置の取付構造。
  4. 前記支持ブラケットは、下部にインパネメンバに固定される下部固定部を設けて、上部にインパネコアの上端部に固定される上部固定部を設けている
    ことを特徴する請求項2又は3記載のヘッドアップディスプレイ装置の取付構造。
  5. 前記ユニット本体には、製造時の組み付け時及びサービス時の取り外し時に、作業者が掴む把持部を車幅方向両側位置に備えている
    ことを特徴とする請求項1乃至4いずれか一記載のヘッドアップディスプレイ装置の取付構造。
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