JP2001111421A - オフセットキャンセル回路及びa/d変換器 - Google Patents

オフセットキャンセル回路及びa/d変換器

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JP2001111421A
JP2001111421A JP28506199A JP28506199A JP2001111421A JP 2001111421 A JP2001111421 A JP 2001111421A JP 28506199 A JP28506199 A JP 28506199A JP 28506199 A JP28506199 A JP 28506199A JP 2001111421 A JP2001111421 A JP 2001111421A
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circuit
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canceling
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JP28506199A
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Hiroko Tanba
裕子 丹場
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度変化に伴うオフセット劣化を低減するた
めの技術を提供することにある。 【解決手段】 バイアス回路(221)からオフセット
キャンセル電流発生回路(24)に供給されるバイアス
電流の温度依存特性を、オフセットキャンセル対象回路
(21)に流れるオフセット電流の温度依存特性と同等
に設定することにより、ある温度でオフセットキャンセ
ル電流を調整すれば、温度によって相互コンダクタンス
が変動するため、オフセット電流の変動に、オフセット
キャンセル電流の変動を追従させることができ、それに
より、温度変化に伴うオフセット劣化の低減を達成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフセットキャン
セル対象回路のオフセットをキャンセルするためのオフ
セットキャンセル回路に関し、例えばA/D変換器に適
用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】フラッシュタイプのA/D変換器は、入
力信号電圧をそれぞれ重みの異なったリファレンス電圧
と並列的に比較する多数の電圧比較回路を用いる。この
電圧比較回路として、チョッパー型比較回路を用いるこ
とができる。一般的なチョッパー型電圧比較回路は、オ
ートゼロと信号入力が交互に行われる。そのようなA/
D変換器においては、入力されたアナログ信号を差動増
幅する差動部と、この差動部の出力信号をサンプルホー
ルドするためのサンプルホールド回路と、このサンプル
ホールド回路の出力信号とリファレンス電圧とを比較す
るための電圧比較部と、この電圧比較部の出力信号をエ
ンコードするエンコーダが設けられる。
【0003】尚、フラッシュ型A/D変換器について記
載された文献の例としては、「IEEEJOURNAL OF SOLID-S
TATE CIRCUITS VOL.31,NO.11,November 1996 "A CMOS
6-b, 200 MSample/s, 3 V-Supply A/D Converter for a
PRML Read Channel LSI"や、ISSCC96, SA19.5: A 200M
HzSample/s 6b Flash ADC in 0.6μm CMOS」がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記差動部や電圧比較
部においては、A/D変換精度の向上を図るため、オフ
セットキャンセルが行われる。オフセットキャンセル
は、オフセットキャンセル対象回路の出力信号に基づい
てオフセット検出を行うためのオフセット検出回路と、
このオフセット検出回路の検出結果に基づいて、上記オ
フセットキャンセル対象回路に供給するオフセットキャ
ンセル電流を発生させるためのオフセットキャンセル電
流発生回路と、このオフセットキャンセル電流発生回路
をバイアスするためのバイアス回路とを含んで成る。
【0005】上記バイアス回路としては、一般にしきい
値(Vth)キャンセル型バイアス回路や、定電流バイ
アス回路が適用される。しかしながら、そのような回路
を適用した場合について本願発明者が検討したところ、
オフセット電流の温度依存性と、キャンセル電流の温度
依存性とが異なるために、例えばある温度においてオフ
セットキャンセル対象回路のオフセットをキャンセルす
るようにオフセットキャンセル電流を供給した場合で
も、温度が変動すると、オフセット電流とオフセットキ
ャンセル電流とがずれてしまい、そのためにオフセット
キャンセルができなくなってしまうことが見いだされ
た。
【0006】本発明の目的は、温度変化に伴うオフセッ
ト劣化を低減するための技術を提供することにある。
【0007】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0009】すなわち、オフセットキャンセル対象回路
のオフセット電流をキャンセルするための電流を当該回
路に供給するためのオフセットキャンセル電流発生回路
と、上記オフセットキャンセル電流発生回路をバイアス
するためのバイアス回路とを含んでオフセットキャンセ
ル回路が構成されるとき、上記バイアス回路から上記オ
フセットキャンセル電流発生回路に供給されるバイアス
電流の温度依存特性を、オフセットキャンセル対象回路
に流れるオフセット電流の温度依存特性と同等に設定す
る。
【0010】上記の手段によれば、上記バイアス回路か
ら上記オフセットキャンセル電流発生回路に供給される
バイアス電流の温度依存特性を、オフセットキャンセル
対象回路に流れるオフセット電流の温度依存特性と同等
に設定することは、ある温度でオフセットキャンセル電
流を調整すれば、温度によって相互コンダクタンスが変
動するため、オフセット電流が変動に、オフセットキャ
ンセル電流の変動を追従させることができる。このこと
が、温度変化に伴うオフセット劣化の低減を達成する。
【0011】このとき、上記オフセットキャンセル対象
回路に流れるオフセット電流の温度依存性が電子又は正
孔の移動度の平方根に従うとき、上記バイアス回路から
上記オフセットキャンセル電流発生回路に供給されるバ
イアス電流の温度依存性は、電子又は正孔の移動度の平
方根に従うように設定するとよい。
【0012】上記バイアス回路は、所定の入力電圧差が
与えられるソースカップル入力差動対と、上記ソースカ
ップル入力差動対に結合されたカレントミラー型シング
ルエンド負荷と、上記ソースカップル入力差動対に電流
を供給するための定電流源とを含んで構成することがで
きる。
【0013】また、上記バイアス回路は、所定の入力電
圧差が与えられるソースカップル入力差動対と、上記ソ
ースカップル入力差動対に結合された電流源型負荷と、
上記ソースカップル入力差動対に電流を供給するための
定電流源とを含んで構成することができる。
【0014】上記オフセットキャンセル対象回路は、ソ
ースカップル入力差動対と、上記ソースカップル入力差
動対に結合された定電流源とを含んで成り、上記論理回
路内の定電流源の温度依存性と、上記バイアス回路内の
定電流源の温度依存性とが互いに等しくなるように構成
することができる。
【0015】さらに、入力されたアナログ信号を差動増
幅する差動部と、上記差動部の出力信号をサンプルホー
ルドするためのサンプルホールド回路と、上記サンプル
ホールド回路の出力信号とリファレンス電圧とを比較す
るための電圧比較部と、上記電圧比較部の出力信号をエ
ンコードするエンコーダとを含んでA/D変換器が構成
されるとき、上記差動部は、入力されたアナログ信号を
差動増幅する差動回路と、上記差動回路のオフセットを
キャンセルするための第1オフセットキャンセル手段と
を含んで成り、上記第1オフセットキャンセル手段、上
記オフセットキャンセル回路を適用することができる。
【0016】また、上記電圧比較部は、上記サンプルホ
ールド回路の出力信号とリファレンス電圧とを比較する
ための電圧比較回路と、上記電圧比較回路のオフセット
をキャンセルするための第2オフセットキャンセル手段
とを含んで成り、上記第2オフセットキャンセル手段と
して、上記オフセットキャンセル回路を適用すると良
い。
【0017】
【発明の実施の形態】図1には本発明に係るA/D変換
器が示される。同図に示されるA/D変換器は並列比較
型とされ、差動の入力信号VINP,VINMに対して
A/D変換を行う。入力信号VINP,VINMは、差
動部9により差動増幅されてから、後段のトラックホー
ルド回路1に伝達され、このA/D変換動作サイクル毎
にトラックホールド回路1でサンプリングされる。A/
D変換のためのリファレンス電圧は、リファレンス電圧
発生回路である分圧回路2で生成される。この分圧回路
2は、一対の差動入力信号に対応させて一対の抵抗分圧
回路RDIV1,RDIV2を有する。抵抗分圧回路R
DIV1,RDIV2は例えばポリシリコン抵抗によっ
て構成され、等間隔で複数個のコンタクト部が形成さ
れ、それぞれのコンタクト部が分圧出力ノードを構成す
る。抵抗分圧回路RDIV1,RDIV2の分圧電源
は、基準電圧VRT,VRBとされる。一対の抵抗分圧
回路RDIV1,RDIV2は基準電圧VRT,VRB
の間を例えば一定刻みで抵抗分圧して複数のリファレン
ス電圧を生成する。A/D変換動作期間において、抵抗
分圧回路RDIV1,RDIV2にはオン状態のスイッ
チSW1を介して基準電圧VRT,VRBが供給され
る。このとき、抵抗分圧回路RDIV1とRDIV2に
それぞれ印加される電圧の向きは逆である。また、抵抗
分圧回路RDIV1とRDIV2は相互に同じ構成であ
る。したがって、A/D変換動作期間において、抵抗分
圧回路RDIV1,RDIV2は、図1の上の分圧ノー
ドから順番に、差動入力信号の反転、非反転の各極性の
リファレンス電圧を順番に生成していく。
【0018】個々のリファレンス電圧vrp,vrm
と、サンプリングされた信号電圧inp,inmとは、
n個の電圧比較部25−1〜25−nで個別的に比較さ
れる。電圧比較部25−1〜25−nは、前記信号電圧
から差動の前記リファレンス電圧を減算して差動信号生
成し、その差動信号の極性を出力する。この差動信号の
極性はエンコーダに伝達されてエンコードされる。この
エンコーダ6の出力信号がA/D変換出力とされる。こ
こで、上記電圧比較回路4の出力が示す極性は、inp
−inm−(vrp−vrm)の電圧の極性になってい
る。
【0019】制御回路8はクロック信号CLKを分周し
て、A/D変換器の各部のタイミング信号若しくは制御
信号を生成する。OFCはオフセットキャンセル動作の
指示信号である。オフセット検出期間では、スイッチS
W2がオン状態(スイッチSW1はオフ状態)にされ
る。したがって、抵抗分圧回路RDIV1の電源ノード
N1,N2には信号電圧inpが供給され、抵抗分圧回
路RDIV2の電源ノードN3,N4には信号電圧in
mが供給される。オフセット検出期間では、外部から供
給される入力信号VINP,VINMは同一信号とされ
る。したがって、信号電圧inp,inmが同一であれ
ば、リファレンス電圧vrp,vrm、信号電圧in
p,inmはそれぞれ同一電圧にされる。その結果、電
圧比較回路4は、自分自身が持つオフセットの極性を出
力することになる。オフセットキャンセル回路5は、そ
の極性を入力し、オフセット検出期間内で、電圧比較回
路4のオフセットをキャンセルするようにオフセットキ
ャンセル信号5OFCを確定させる。
【0020】図2には上記差動部9の構成例が示され
る。
【0021】特に制限されないが、差動部9は、差動の
入力信号VINP,VINMを差動増幅する差動回路2
1と、この差動回路21の出力信号に基づいて差動回路
21のオフセット検出を行うオフセット検出回路23
と、上記オフセット検出回路23の検出結果に基づいて
差動部9のオフセットをキャンセルするためのオフセッ
トキャンセル電流を上記差動回路21に供給するオフセ
ットキャンセル電流発生回路24、このオフセットキャ
ンセル電流発生回路24のバイアス電流を供給するため
のバイアス部22を含んで成る。
【0022】上記差動回路21は、次のように構成され
る。
【0023】nチャンネル型MOSトランジスタQ55
のソース電極と、nチャンネル型MOSトランジスタQ
56のソース電極とが、定電流源213を介してグラン
ドGNDに結合される。このような意味で上記nチャン
ネル型MOSトランジスタQ55とnチャンネル型MO
SトランジスタQ56との結合回路をソースカップル入
力差動対と称する。nチャンネル型MOSトランジスタ
Q55のドレイン電極は負荷211を介して高電位側電
源Vddに結合される。同様にnチャンネル型MOSト
ランジスタQ56のドレイン電極は負荷212を介して
高電位側電源Vddに結合される。nチャンネル型MO
SトランジスタQ55のゲート電極及びnチャンネル型
MOSトランジスタQ56のゲート電極には、図1に示
される差動の入力信号VINP,VINMが供給され
る。nチャンネル型MOSトランジスタQ55,Q56
のドレイン電極電圧が、オフセット検出のために、オフ
セット検出回路23に伝達される。また、nチャンネル
型MOSトランジスタQ53とnチャンネル型MOSト
ランジスタQ54が結合されることでカレントミラー回
路が構成され、このカレントミラー回路を介することに
より、上記オフセットキャンセル電流発生回路24から
の電流Icpが負荷211に供給される。また、nチャ
ンネル型MOSトランジスタQ57とnチャンネル型M
OSトランジスタQ58が結合されることでカレントミ
ラー回路が構成され、このカレントミラー回路を介する
ことにより、上記オフセットキャンセル電流発生回路2
4からの電流Icmの成分が負荷211にも流れる。
【0024】上記オフセットキャンセル電流発生回路2
4は、n個のpチャンネル型MOSトランジスタQ61
−1〜Q61−nと、このn個のpチャンネル型MOS
トランジスタQ61−1〜Q61−nに対応して設けら
れたn個のスイッチSW1−1〜SW1−nと、n個の
pチャンネル型MOSトランジスタQ62−1〜Q62
−nと、このn個のpチャンネル型MOSトランジスタ
Q62〜Q62nに対応して設けられたn個のスイッチ
SW2−1〜SW2−nとを含んで成る。そして、上記
pチャンネル型MOSトランジスタQ61〜Q61n、
Q62−1〜Q62−nは、それぞれ上記バイアス部2
2に含まれるpチャンネル型MOSトランジスタQ60
にカレントミラー結合され、1個のMOSトランジスタ
当たりバイアス電流IBが流れるようになっている。上
記オフセット検出回路23の出力信号に基づいて上記ス
イッチSW1−1〜SW1−n、及びSW2−1〜SW
2−nのオン/オフ動作が制御されるようになってい
る。つまり、オフセット検出回路23からの出力信号に
よって上記スイッチSW1−1〜SW1−n及びSW2
−1〜SW2−nが制御されることにより、オフセット
キャンセル電流が制御されて、差動回路21でのオフセ
ットがキャンセルされるようになっている。
【0025】上記バイアス部22は、pチャンネル型M
OSトランジスタQ60と、それにバイアス電流IBを
供給するためのバイアス回路221とを含んで成る。
【0026】次に、電圧比較部25−1〜25−nの構
成を説明する。
【0027】電圧比較部25−1〜25−nは、互いに
同一構成とされるため、以下の説明では、電圧比較部2
5−nについて詳細に説明する。
【0028】電圧比較部25−nは、電圧比較回路4、
オフセット検出回路5、オフセットキャンセル電流発生
回路10、及びバイアス部35を含んで成る。
【0029】オフセット検出回路5は、電圧比較回路4
の出力から、その電圧比較回路4のオフセットを検出
し、それに応じたオフセットキャンセル信号をオフセッ
トキャンセル電流発生回路10に与える。オフセットキ
ャンセル電流発生回路10は、上記オフセット検出回路
5の出力信号に基づいて、電圧比較回路4にオフセット
キャンセル電流を供給することにより、電圧比較回路4
でのオフセットをキャンセルする。バイアス部35は、
上記オフセットキャンセル電流発生回路10に所定のバ
イアス電流IBを供給する。
【0030】オフセット検出回路5によるオフセットの
検出は、例えばリセットが指示されたとき、A/D変換
動作に先立って一定期間で行われる。
【0031】上記電圧比較回路4は次のように構成され
る。
【0032】nチャンネル型MOSトランジスタQ23
のソース電極と、nチャンネル型MOSトランジスタQ
24のソース電極とが、定電流源311を介してグラン
ドGNDに結合される。nチャンネル型MOSトランジ
スタQ23,Q24のドレイン電極は、それぞれ定電流
源312,313を介して高電位側電源Vddに結合さ
れる。また、nチャンネル型MOSトランジスタQ2
3,Q24のドレイン電極は、後段のnチャンネル型M
OSトランジスタQ30,Q31のソース電極に結合さ
れる。nチャンネル型MOSトランジスタQ30,Q3
1のゲート電極には所定のレベルのゲート電圧VG1が
供給される。nチャンネル型MOSトランジスタQ2
5,Q26が結合されることによりカレントミラー回路
が構成され、オフセットキャンセル電流発生回路10か
らのオフセットキャンセル電流に等しい電流がnチャン
ネル型MOSトランジスタQ30に流れる。また、nチ
ャンネル型MOSトランジスタQ32,Q33とが結合
されることによりカレントミラー回路が構成され、オフ
セットキャンセル電流発生回路10からのオフセットキ
ャンセル電流に等しい電流がnチャンネル型MOSトラ
ンジスタQ31に流れる。そして、nチャンネル型MO
SトランジスタQ30,Q31のドレイン電極は、負荷
としてのpチャンネル型MOSトランジスタQ27,Q
28を介して高電位側電源Vddに結合される。また、
nチャンネル型MOSトランジスタQ30,Q31のド
レイン電極には、制御信号φn3によって制御されるp
チャンネル型MOSトランジスタQ29が設けられてい
る。nチャンネル型MOSトランジスタQ30,Q31
のドレイン電極からの出力信号outm,outpは、
後段に配置されたラッチ回路314を介してエンコーダ
6へ伝達されるとともに、オフセット検出のためオフセ
ット検出回路5に伝達される。
【0033】オフセット検出回路5は、特に制限されな
いが、上記ラッチ回路314を介して入力された信号に
基づいてオフセットをキャンセルするための信号を発生
する信号発生回路332と、この信号発生回路332の
後段に配置されたアップダウンカウンタ331とを含ん
で成る。Coutは電圧比較回路4からの出力信号、φ
03はオフセットキャンセルのための基準レベル、φ0
2はアップダウンカウンタ331のリセット信号とされ
る。アンプダウンカウンタ331は、上記信号発生回路
332からアップ信号が与えられた場合にアップカウン
トし、それとは逆にダウン信号が与えられた場合にダウ
ンカウントする。このアップダウンカウンタ331の出
力信号(D0〜D4)は、後段のオフセットキャンセル
電流発生回路10に供給される。
【0034】オフセットキャンセル電流発生回路10
は、上記アップダウンカウンタ331の出力信号D0〜
D3それぞれの反転信号と、出力信号D4とのアンド論
理を得るアンドゲートG1〜G4と、上記アップダウン
カウンタ331の出力信号D0〜D3と出力信号D4の
反転信号とのアンド論理を得るアンドゲートG5〜G8
を含んで成る。そして、電流D/A変換器を形成するた
めのpチャンネル型MOSトランジスタQ41〜Q50
が設けられる。アップダウンカウンタ331の出力信号
に応じてpチャンネル型MOSトランジスタQ42〜Q
45、及びQ47〜Q50が選択され、それによって決
定される電流が、オフセットキャンセル電流として電圧
比較回路4に供給される。pチャンネル型MOSトラン
ジスタQ41,Q47のソース電極は高電位側電源Vd
dに結合され、その他のpチャンネル型MOSトランジ
スタQ42〜Q45,Q47〜Q50のソース電極は、
対応する上記アンドゲートG1〜G8の出力端子に結合
される。pチャンネル型MOSトランジスタQ41〜Q
45のドレイン電極は、電圧比較回路4内のnチャンネ
ル型MOSトランジスタQ25,Q26に結合される。
また、pチャンネル型MOSトランジスタQ46〜Q5
0のドレイン電極は、電圧比較回路4内のnチャンネル
型MOSトランジスタQ32,Q33に結合される。そ
して、pチャンネル型MOSトランジスタQ46〜Q5
0のゲート電極は、バイアス部35におけるnチャンネ
ル型MOSトランジスタQ51のpチャンネル型MOS
トランジスタQ51のドレイン電極及びゲート電極に結
合される。このpチャンネル型MOSトランジスタQ5
1と、pチャンネル型MOSトランジスタQ41〜Q5
0とはカレントミラーを構成する。
【0035】図4には、上記バイアス回路221,35
1の構成例が示される。
【0036】nチャンネル型MOSトランジスタQ14
のソース電極と、nチャンネル型MOSトランジスタQ
15のソース電極とが、定電流源41を介してグランド
GNDに結合されることにより、ソースカップル入力差
動対が形成される。nチャンネル型MOSトランジスタ
Q14のドレイン電極と、nチャンネル型MOSトラン
ジスタQ15のドレイン電極とは、pチャンネル型MO
SトランジスタQ16,Q17がカレントミラー結合さ
れて成るカレントミラー型シングルエンド負荷を介して
高電位側電源Vddに結合される。nチャンネル型MO
SトランジスタQ15のドレイン電極から出力端子が引
き出され、そこに上記pチャンネル型MOSトランジス
タQ60のドレイン電極が結合される。nチャンネル型
MOSトランジスタQ14のゲート電極と、nチャンネ
ル型MOSトランジスタQ15のゲート電極との間には
バイアス電圧VBが与えられる。
【0037】ここで、図4に示されるバイアス回路の比
較対照とされる回路について、図7及び図8を参照しな
がら説明する。
【0038】図7に示されるバイアス回路70は、しき
い値(Vth)キャンセル型バイアス回路と称されるも
ので、pチャンネル型MOSトランジスタQ1と、nチ
ャンネル型MOSトランジスタQ3とが直列接続され、
pチャンネル型MOSトランジスタQ2と、nチャンネ
ル型MOSトランジスタQ4,Q5とが直列接続され
る。pチャンネル型MOSトランジスタQ1に、pチャ
ンネル型MOSトランジスタQ2がカレントミラー結合
され、nチャンネル型MOSトランジスタQ4に、nチ
ャンネル型MOSトランジスタQ8がカレントミラー結
合される。
【0039】このバイアス回路の出力電流IBは、次式
で示される。
【0040】
【数1】IB=(μ・Cox/2)・(W/L)VB
【0041】ここで、μは電子又は正孔の移動度、Co
xはゲート酸化膜単位容量、Wはチャネル幅、Lはチャ
ネル長、VBバイアス電圧である。
【0042】バイアス電圧を一定とすると、バイアス電
流IBの温度依存性は、電子又は正孔の移動度μの温度
依存に従う。
【0043】また、図8に示されるバイアス回路80
は、定電流型と称されるもので、演算増幅器81と、こ
の演算増幅器80の出力信号によって制御されるnチャ
ンネル型MOSトランジスタQ10と、このnチャンネ
ル型MOSトランジスタQ10に直列接続された抵抗R
とを含んで成る。上記nチャンネル型MOSトランジス
タQ10のソース電極から演算増幅器81の反転入力端
子にフィードバックされる。演算増幅器81の非反転入
力端子とグランド間にバイアス電圧VBが供給される。
【0044】この場合、出力バイアス電流IBは、次式
により示される。
【0045】
【数2】IB=VB/R
【0046】ここで、VBはバイアス電圧、Rは外付け
抵抗である。数2から明らかなように、バイアス電圧V
Bを一定とすると、出力バイアス電流IBは温度に依存
しない。
【0047】図7や図8に示される回路を、図2におけ
るバイアス回路221や351に適用すると、以下に述
べるような不都合を生ずる。
【0048】入力側で発生するオフセット電圧Voff
に対して負荷に流れるオフセット電流Ioffは、次式
によって示される。
【0049】
【数3】
【0050】オフセット電圧Voffが一定の場合、オ
フセット電流Ioffの温度依存性は、電子又は正孔の
移動度μの温度依存性の平方根に従う。
【0051】オフセットキャンセル用電流発生のための
バイアス回路として、図7及び図8の何れを用いたとし
ても、オフセット電流Ioffの温度依存性とオフセッ
トキャンセル電流温度依存性は互いに異なってしまうか
ら、ある温度においてオフセットがキャンセルされるよ
うにオフセットキャンセル電流Icp又はIcmを設定
しても、その後の温度変化により、オフセット電流とオ
フセットキャンセル電流とがずれてしまい、オフセット
キャンセルができなくなる。
【0052】これに対して、図4に示されるバイアス回
路を採用した場合には、ソースカップル入力回路の入力
端子で発生されるオフセット電圧Voffに対して負荷
に流れるオフセット電流Ioffは、数3で示される。
【0053】そして図4に示されるバイアス回路の出力
電流IBは、次式で示される。
【0054】
【数4】
【0055】数3及び数4から明らかなように、オフセ
ット電流Ioffとバイアス電流IBとは同じ温度特性
を有する。故に、図4に示されるバイアス回路を、図2
におけるバイアス回路221に、また、図3におけるバ
イアス回路351に適用することにより、温度が変動し
てオフセット電流Ioff及びバイアス電流IBの一方
が変動した場合に、他方もそれに追従するため、オフセ
ットキャンセルの劣化を防ぐことができる。
【0056】上記の例によれば、以下の作用効果を得る
ことができる。
【0057】(1)ソースカップル入力回路の相互コン
ダクタンスと温度特性が等しいバイアス電流を得ること
ができるので、ソースカップル入力回路のオフセットを
電流によってキャンセル場合、ある温度でオフセットキ
ャンセル電流を調整すれば、温度によって相互コンダク
タンスが変動し、オフセット電流が変動しても、オフセ
ットキャンセル電流もそれに追随するので、オフセット
キャンセルの劣化を防ぐことができる。
【0058】(2)温度変化に起因するオフセット劣化
が低減されることにより、A/D変換精度の低下を阻止
することができる。
【0059】以上本発明者によってなされた発明を具体
的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であるこ
とはいうまでもない。
【0060】例えば、バイアス回路221や351は、
図5又は図6に示されるように構成しても良い。
【0061】図5に示される回路が、図4に示されるの
と相違するのは、バイアス電圧VBの極性を逆すること
により、逆向きのバイアス電流を得るようにした点であ
る。nチャンネル型MOSトランジスタQ15のドレイ
ン電極に結合されているnチャンネル型MOSトランジ
スタQ18,Q19はカレントミラー結合されていてバ
イアス電流IBが伝達される。
【0062】図6に示される回路は、負荷を定電流源6
1,62とすることにより双方向のバイアス電流を得る
ようにしたものである。すなわち、nチャンネル型MO
SトランジスタQ14のドレイン電極からバイアス電流
IB/2が出力される第1出力端子と、nチャンネル型
MOSトランジスタQ15のドレイン電極にバイアス電
流IB/2が流れ込む第1出力端子とが設けられる。n
チャンネル型MOSトランジスタQ14のドレイン電極
に結合されるnチャンネル型MOSトランジスタQ1
8,Q19はカレントミラー結合されて、バイアス電流
IB/2が伝達される。また、nチャンネル型MOSト
ランジスタQ15のドレイン電極に結合されているpチ
ャンネル型MOSトランジスタQ6,Q7はカレントミ
ラー結合されていてバイアス電流IB/2が伝達され
る。
【0063】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるA/D
変換器に適用した場合について説明したが、本発明はそ
れに限定されるものではなく、各種電子回路に広く適用
することができる。
【0064】本発明は、少なくともバイアス回路を備え
ることを条件に適用することができる。
【0065】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0066】すなわち、バイアス回路からオフセットキ
ャンセル電流発生回路に供給されるバイアス電流の温度
依存特性を、オフセットキャンセル対象回路に流れるオ
フセット電流の温度依存特性と同等に設定することによ
り、ある温度でオフセットキャンセル電流を調整すれ
ば、温度によって相互コンダクタンスが変動するため、
オフセット電流が変動した場合に、オフセットキャンセ
ル電流をそれに追従させることができる。これにより、
温度変化に伴うオフセット劣化の低減を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるA/D変換器の構成例ブロック
図である。
【図2】上記A/D変換器に含まれる差動部の構成例回
路図である。
【図3】上記A/D変換器に含まれる電圧比較部の構成
例回路図である。
【図4】上記差動部及び電圧比較部に含まれるバイアス
回路の構成例回路図である。
【図5】上記バイアス回路の別の構成例回路図である。
【図6】上記バイアス回路の別の構成例回路図である。
【図7】図4に示されるバイアス回路の比較対象とされ
るバイアス回路の構成例回路図である。
【図8】図4に示されるバイアス回路の比較対象とされ
るバイアス回路の構成例回路図である。
【符号の説明】
1 トラックホールド回路 4 電圧比較回路 5,23 オフセット検出回路 6 エンコーダ 9 差動部 21 差動回路 22,35 バイアス部 34 10,24 オフセットキャンセル電流発生回路 221,351 バイアス回路 25−1〜25−n 電圧比較部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オフセットキャンセル対象回路のオフセ
    ット電流をキャンセルするための電流を当該回路に供給
    するオフセットキャンセル電流発生回路と、上記オフセ
    ットキャンセル電流発生回路をバイアスするためのバイ
    アス回路とを含むオフセットキャンセル回路であって、 上記バイアス回路から上記オフセットキャンセル電流発
    生回路に供給されるバイアス電流の温度依存特性は、上
    記オフセットキャンセル対象回路に流れるオフセット電
    流の温度依存特性と同等に設定されて成ることを特徴と
    するオフセットキャンセル回路。
  2. 【請求項2】 上記オフセットキャンセル対象回路に流
    れるオフセット電流の温度依存性が電子又は正孔の移動
    度の平方根に従うとき、上記バイアス回路から上記オフ
    セットキャンセル電流発生回路に供給されるバイアス電
    流の温度依存性は、上記電子又は正孔の移動度の平方根
    に従う請求項1記載のオフセットキャンセル回路。
  3. 【請求項3】 上記バイアス回路は、所定の入力電圧差
    が与えられるソースカップル入力差動対と、上記ソース
    カップル入力差動対に結合されたカレントミラー型シン
    グルエンド負荷と、上記ソースカップル入力差動対に電
    流を供給するための定電流源とを含んで成る請求項1又
    は2記載のオフセットキャンセル回路。
  4. 【請求項4】 上記バイアス回路は、所定の入力電圧差
    が与えられるソースカップル入力差動対と、上記ソース
    カップル入力差動対に結合された電流源型負荷と、上記
    ソースカップル入力差動対に電流を供給するための定電
    流源とを含んで成る請求項1又は2記載のオフセットキ
    ャンセル回路。
  5. 【請求項5】 上記オフセットキャンセル対象回路は、
    ソースカップル入力差動対と、上記ソースカップル入力
    差動対に結合された定電流源とを含んで成り、上記オフ
    セットキャンセル対象回路内の定電流源の温度依存性
    と、上記バイアス回路内の定電流源の温度依存性とが互
    いに等しくなるように構成された請求項3又は4記載の
    オフセットキャンセル回路。
  6. 【請求項6】 入力されたアナログ信号を差動増幅する
    差動部と、上記差動部の出力信号をサンプルホールドす
    るためのサンプルホールド回路と、上記サンプルホール
    ド回路の出力信号とリファレンス電圧とを比較するため
    の電圧比較部と、上記電圧比較部の出力信号をエンコー
    ドするエンコーダとを含むA/D変換器であって、 上記差動部は、入力されたアナログ信号を差動増幅する
    差動回路と、上記差動回路のオフセットをキャンセルす
    るための第1オフセットキャンセル手段とを含み、上記
    第1オフセットキャンセル手段として、請求項1乃至5
    の何れか1項記載のオフセットキャンセル回路を適用し
    たことを特徴とするA/D変換器。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のA/D変換器であって、
    上記電圧比較部は、上記サンプルホールド回路の出力信
    号とリファレンス電圧とを比較するための電圧比較回路
    と、上記電圧比較回路のオフセットをキャンセルするた
    めの第2オフセットキャンセル手段とを含み、上記第2
    オフセットキャンセル手段として、請求項1乃至5の何
    れか1項記載のオフセットキャンセル回路を適用したこ
    とを特徴とするA/D変換器。
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