JP2001111215A - 穴埋め方法 - Google Patents
穴埋め方法Info
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- JP2001111215A JP2001111215A JP32447799A JP32447799A JP2001111215A JP 2001111215 A JP2001111215 A JP 2001111215A JP 32447799 A JP32447799 A JP 32447799A JP 32447799 A JP32447799 A JP 32447799A JP 2001111215 A JP2001111215 A JP 2001111215A
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- cured
- hole
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- Pending
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- Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
Abstract
従って、多数個の細孔ホール、特にスルーホールを有す
るプリント基板(例えば、BGA基板、CSP基板、F
/C BGA基板)では、多数の基板の全細孔を短時間
で穴埋めして、均一で平滑性の良い樹脂膜を形成する必
要があり、従来の方法では、品質的にも、歩留的にも劣
り、コスト的にも問題がある。 【解決手段】ソルダーレジストを加熱により溶剤を除去
した状態で、プレス法でホール内に圧入することによ
り、盛り上がりや窪みのない平坦なソルダーレジストで
穴埋めされたホールを形成し、必要部分のUV照射によ
る硬化、不要な未硬化部分の現像除去により、熱硬化に
よりソルダーレジストによる穴埋め・パターン形成を完
結する。
Description
器、コンピューター、通信機器等に用いられるプリント
基板に係る。更には、プリント基板のホールの穴埋方法
に関する。
ソルダーレジストを塗布、必要部分をUV照射して硬化
して後、ソルダーレジストの不要部分をアルカリで溶解
する方法で、ホールの穴埋めを行っている。この方法で
は、硬化したソルダーレジストがホールの場所で凸にな
ったり凹になったりしている。一般には、この状態で使
用していたが、最近の軽薄短小化や品質精度の向上の要
請により、ホールでの盛り上がりや窪みのない平坦なソ
ルダーレジスト面やホールの内部に気泡の溜まりが無い
ことが求められている。その要請に答えるため、ソルダ
ーレジストを塗布して後、加温したり、振動を与えてソ
ルダーレジストの塗布面を平坦化したり、減圧下放置に
より気泡を除去したり、UV硬化後、機械的に(例え
ば、バフ研磨で)盛り上がった部分を削り取って平坦面
にしたりしている。いずれの方法においても、品質的に
も、生産性においても限界に来ている。
化、多層化の時代の要請に従って、多数の細孔、特にス
ルーホールを有するプリント基板(例えば、BGA基
板、CSP基板、F/C BGA基板)では、多数の基
板の全細孔を短時間で均一に穴埋、平坦化する必要があ
り、従来の方法では、品質的にも、歩留的にも劣り、コ
スト的にも問題があり、かかる問題を解決する技術の開
発が要請されている。
ストを加熱により溶剤を除去した状態で、プレス法でホ
ール内に圧入することにより、盛り上がりのない平坦な
ソルダーレジスト面を形成するホールの穴埋方法であ
る。必要部分をUV照射による硬化し、不要な未硬化部
分を現像除去して、熱硬化によりソルダーレジストによ
る穴埋め・パターン形成を完結する。得られた製品は、
平坦面に穴埋めされていて、人手を殆ど要しない生産方
法である。本発明は、プリント基板のホールを光硬化性
ソルダーレジストで穴埋する方法において、 (1)加熱して溶剤を蒸発して樹脂層を形成する (2)ホールのある基板に樹脂をプレスする (3)必要部分に紫外線を照射して硬化し、未硬化のソ
ルダーレジストを現像除去してパターンを形成する (4)加熱により完全硬化する ことによるホールの穴埋め法である。本発明は、光硬化
性ソルダーレジストがエポキシ変性アクリル樹脂或いは
アクリル変性エポキシ樹脂によるホールの穴埋め法であ
る。本発明は、光硬化性ソルダーレジストを、平面上あ
るいはプリント基板上に塗布し、加熱により溶剤を除去
した光硬化性ソルダーレジスト層を形成することによる
ホールの穴埋め法である。本発明は、ソルダーレジスト
層をホールのある基板の上 及び/叉は下からプレスす
ることによるホールの穴埋め法である。
詳述する。本発明に使用するホールのある基板は、“プ
リント回路技術便覧”(プリント回路学会編)を参考に
して作製した。
銅箔5〜70μmと絶縁基材として、エポキシ樹脂、ポ
リイミド樹脂、ビスマレインイミドトリアジン(BT)
樹脂、PPE樹脂を、或いは、該樹脂をガラス繊維、ガ
ラス布或いは紙に含浸させたプリプレーグを重ね合わせ
て銅箔両面板あるいは多層板を製作した。その基板の厚
さは、0.05〜2.4mmの基板である。次に、ドリ
ル或いはレーザーでホールを形成し、メッキにより導通
を確保した。
即ち、メッキされた貫通ホール或いはメッキされた未貫
通ホールである。本発明のホールのある基板は、具体的
には、BGA基板、CSP基板、F/CBGA基板が挙
げられる。
硬化性樹脂で、エポキシ変性アクリル樹脂及びアクリル
変性エポキシ樹脂である。ソルダーレジストの粘度を調
整するため一般に溶媒で希釈されている。市販品として
は、例えば、太陽インキ製造(株)製品:PSR−40
00等を使用する。
ロールコーター、スプレーコーター、カーテンコータ
ー、ディップコーター等により塗布する。別の平面板
(例えば、ステンレス板、テフロン板)あるいはホール
のある基板面上に塗布したソルダーレジストを、加熱に
より溶媒を蒸発させて、溶媒のないソルダーレジスト層
(以下、半硬化したソルダーレジスト層と言う)を形成
する。具体的には、ソルダーレジストが溶媒を蒸発して
半硬化するに適した条件は、70から90℃、常圧から
100hPaの減圧で行う。90℃を超えると一部ソル
ダーレジストが分解或は現像不能なまで反応し、70℃
より低い温度では溶媒の蒸発速度が非常に遅い又は蒸発
しないので好ましくない。半硬化したソルダーレジスト
層は、20〜100μmの厚みになるように塗布する。
20μmより薄いとホールの穴埋めで埋りきらないし、
100μmより厚いとホールの中に気泡の溜まりが出来
易いという問題がある。
化した樹脂層をプレス成型機によりホールを穴埋めし、
均一にして平坦なソルダーレジスト膜を形成することが
できる。プレスの条件は、樹脂温度を50〜100℃に
することにより、半硬化したソルダーレジスト層が分解
反応することなく、適度の流動性(例えば、100℃で
20〜50センチポイズ)を持たせることが出来る。1
00℃より高くすると、ソルダーレジスト層が重合或い
は分解反応をして後工程の紫外線による現像ができなく
なり、好ましくない。叉、プレスの操作の際、プレスの
雰囲気を減圧(例えば、5kPa)にすることも出来
る。作業性、生産性を考慮すると、多数枚(例えば5〜
10枚)を重ね合わせてプレスすることもできる。プレ
ス圧としては、2〜20Kg/cm2で、時間は3〜3
0分である。
で行う。パターンの形成には、必要な部分(例えば、パ
ターンやホールの部分)に紫外線(例えば、365n
m)を照射して硬化し、不要な部分はアルカリ(例え
ば、炭酸ソーダ水溶液)で溶解してパターンを描く。
得られたソルダーレジストパターンを、熱で完全に硬化
した製品を作製する。熱硬化の条件は、120〜180
℃で60〜120分加熱することにより、三次元構造の
分子鎖を形成する。
従来の製品とは違って、品質の向上(ホール内に気泡の
ない完全な穴埋め、表面平滑性の良い(具体的には、凸
凹の振れ幅が0〜15μm程度)しかも、密着性(例え
ば、スタッドプル法で検査)の良い基板平面性の確保、
生産性の向上(自動化生産)を達成することが出来る。
更に、本法を最終の工程で実施すれば、基板のホールの
穴埋めと保護膜の形成を同時に行うこともできる。
する。本発明において使用したBGA基板は、12μm
の銅箔のBT樹脂両面板(三菱ガス化学(株)社製品;
厚み:0.4mm)に、銅メッキされたホール(内径:
0.2mmで、3cm四角形内に250個のスルーホー
ルあるいはホール)を有する集合基板である
製:PSR−4000)をプレス用のステンレス板の表
面にスクリーン印刷法で塗布し、80℃で20分間加熱
して、半硬化のソルダーレジスト層を2枚作成した。1
枚の半硬化ソルダーレジスト層のステンレス板の上に両
面板を載せ、もう一枚の半硬化ソルダーレジスト層のス
テンレス板を逆さまに載せて基板の樹脂面で重ね合わせ
の温度を維持)しながら、加圧プレス機(10Kg/c
m2で10分)でソルダーレジスト膜を形成した。続い
て、紫外線を照射して必要部分を光硬化させ、不要部は
1%炭酸ソーダ水溶液で溶解除去して保護膜を形成す
る。続いて、乾燥器の中に入れて、150℃で60分間
加熱してソルダーレジスト膜を完全硬化した
滑な面になっていて、基材樹脂上のソルダーレジストの
厚は20μm程度で、スルーホールの上下に凸凹はなか
った。又、50個のスルーホール内部の穴埋め状態を調
べるため、スルーホールを実体顕微鏡にて断面観察した
が、ソルダーレジストが完全に充填されていて全く空洞
部は確認できなかった。結果は下記の通りであった(比
較のため比較例の結果も併記した)。
般に行われている方法と比較した。実施例で使用した別
の両面板を使用して、基板面に直接ソルダーレジストを
ロールコーター法で塗布して、ホール及びスルーホール
を充填してプレスすることなく、紫外線照射して硬化さ
せ、不要部をアルカリ溶液で除去し、150℃で60分
間加熱して完全硬化させた。ソルダーレジスト層は、ス
ルーホールの上下が、窪んだり飛び出ていて(全スルー
ホールの80%)、更に、それ以外のソルダーレジスト
層も凸凹があり、均一平滑面になっていなかったし、
叉、スルーホールの内部には空洞部分も見られた
るプリント基板において、多数の基板の全細孔を短時間
でソルダーレジストを穴埋して、均一で平滑なソルダー
レジスト膜にすることにより、品質的にも、歩留的に
も、コスト的にも有利な基板を製造することができ、軽
薄短小化、高密度化、多層化の時代の要請にも対応し
た。
有するBGAの集合基板
ス板を上 及び 下からプレスする配置図
滑なソルダーレジスト膜のプリント基板
ーレジスト膜のプリント基板
Claims (4)
- 【請求項1】プリント基板のホールを光硬化性ソルダー
レジストで穴埋する方法において、 (1) 加熱して溶剤を蒸発して樹脂層を形成する (2) ホールのある基板に樹脂層をプレスする (3) 必要部分に紫外線を照射して硬化し、未硬化の
ソルダーレジストを現像除去してパターンを形成する (4) 加熱により完全硬化する ことを特徴とするホールの穴埋め法 - 【請求項2】光硬化性ソルダーレジストがエポキシ変性
アクリル樹脂或いはアクリル変性エポキシ樹脂であるこ
とを特徴とする請求項1に記載のホールの穴埋め法 - 【請求項3】光硬化性ソルダーレジストを、平面上ある
いはプリント基板上に塗布し、加熱により溶剤を除去し
た光硬化性ソルダーレジスト層を形成することを特徴と
する請求項1に記載のホールの穴埋め法 - 【請求項4】ソルダーレジスト層をホールのある基板の
上 及び/叉は下からプレスすることを特徴とする請求
項3に記載のホールの穴埋め法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32447799A JP2001111215A (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | 穴埋め方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32447799A JP2001111215A (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | 穴埋め方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001111215A true JP2001111215A (ja) | 2001-04-20 |
Family
ID=18166251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32447799A Pending JP2001111215A (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | 穴埋め方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001111215A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002324974A (ja) * | 2001-04-24 | 2002-11-08 | Sony Corp | 多層プリント配線基板及び多層プリント配線基板の製造方法 |
JP2003229659A (ja) * | 2002-02-05 | 2003-08-15 | Murata Mfg Co Ltd | 電子部品の製造方法 |
CN105188272A (zh) * | 2015-10-08 | 2015-12-23 | 江门崇达电路技术有限公司 | 一种在pcb上做喷锡表面处理的方法 |
JP2018056515A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 大日本印刷株式会社 | 有孔基板の製造方法及び有孔基板 |
-
1999
- 1999-10-12 JP JP32447799A patent/JP2001111215A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002324974A (ja) * | 2001-04-24 | 2002-11-08 | Sony Corp | 多層プリント配線基板及び多層プリント配線基板の製造方法 |
JP2003229659A (ja) * | 2002-02-05 | 2003-08-15 | Murata Mfg Co Ltd | 電子部品の製造方法 |
CN105188272A (zh) * | 2015-10-08 | 2015-12-23 | 江门崇达电路技术有限公司 | 一种在pcb上做喷锡表面处理的方法 |
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---|---|---|---|
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A711 | Notification of change in applicant |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20070524 |
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RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070913 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090113 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090519 |