JP2001110771A - 基板洗浄装置及び基板処理装置 - Google Patents

基板洗浄装置及び基板処理装置

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JP2001110771A
JP2001110771A JP28843899A JP28843899A JP2001110771A JP 2001110771 A JP2001110771 A JP 2001110771A JP 28843899 A JP28843899 A JP 28843899A JP 28843899 A JP28843899 A JP 28843899A JP 2001110771 A JP2001110771 A JP 2001110771A
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cleaning
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JP28843899A
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Akihisa Hongo
明久 本郷
Ichiro Katakabe
一郎 片伯部
Shinya Morisawa
伸哉 森澤
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Ebara Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板外周の支持バーが接触している部分に洗
浄残り、エッチング残りが発生することのない基板洗浄
装置及び洗浄部に該基板洗浄装置を用いた基板処理装置
を提供すること。 【解決手段】 所定の加工を施した基板を支持部材で支
持し、該基板を回転させながら洗浄する基板洗浄装置に
おいて、支持部材は低速回転において基板Wの外周部に
当接して基板Wを挟持し、高速回転において基板Wの外
周部から離脱する3個以上の第1の支持バー11aと、
低速回転において基板Wの外周部から離脱し、高速回転
において基板外周部に当接して基板Wを挟持する3個以
上の第2の支持バー11bとからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体ウエハ等の基
板の洗浄装置に関し、特にめっき加工又は研磨加工を施
した基板の洗浄に好適な洗浄装置及び該洗浄装置を用い
枚葉式に基板の加工及び洗浄処理を行なう基板処理装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】銅めっき加工又は研磨加工された半導体
ウエハ等の基板は、該加工の後、洗浄装置で洗浄される
が、基板のべべル部分(エッジ部及びその近傍)に汚染
が残っていると、基板を収納し次の工程に基板を搬送す
る基板カセット内が汚染されクロスコンタミの原因とな
る。
【0003】また、銅めっき加工が施された基板のべべ
ル部分には、シード層である銅のスパッタ膜が形成され
たままになっている。このスパッタ銅薄膜も次工程に運
ばれるカセット内で脱離し、クロスコンタミの原因にな
る。
【0004】半導体基板(半導体ウエハ)のべべル部分
の銅の残渣は、研磨加工の前のアニール処理によって
は、基板の母材であるSi中に拡散し、半導体デバイス
の不良を起こすことにもなる。これらの理由により、基
板のべべル部分の汚染物、銅の薄膜は完全に除去する必
要がある。
【0005】従来のこの種の基板洗浄装置は基板の外周
部分を複数の支持バーで挟持して、基板を回転させなが
ら、基板の表裏両面に洗浄液を流して洗浄する構成であ
る。ところが基板の外周部を複数の支持バーで挟持した
ままで洗浄液を流しても、又はエッチング液を流して
も、該支持バーが接触している部分に洗浄残り、エッチ
ング残りが発生してしまうという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
みてなされたもので、基板外周の支持バーが接触してい
る部分に洗浄残り、エッチング残りが発生することのな
い基板洗浄装置及び洗浄部に該基板洗浄装置を用いた基
板処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の発明は、所定の加工を施した基板を支
持部材で支持し、該基板を回転させながら洗浄する基板
洗浄装置において、支持部材は低速回転において基板の
外周部に当接して基板を挟持し、高速回転において基板
外周部から離脱する3個以上の第1の支持バーと、低速
回転において基板外周部から離脱し、高速回転において
基板外周部に当接して基板を挟持する3個以上の第2の
支持バーとからなることを特徴とする。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、所定の加
工を施した基板を支持部材で支持し、該基板を回転させ
ながら洗浄する基板洗浄装置において、支持部材は所定
以下の遠心力では基板外周部に当接し基板を挟持し、所
定以上の遠心力で基板外周部から離脱する3個以上の第
1の支持バーと、所定以下の遠心力では基板外周部から
離脱し、所定以上の遠心力で基板外周部に当接して基板
を挟持する3個以上の第2の支持バーとからなることを
特徴とする。
【0009】上記のように低速回転又は所定以下の遠心
力では基板の外周部に当接して基板を挟持し、高速回転
又は所定以上の遠心力で基板外周部から離脱する3個以
上の第1の支持バーと、低速回転又は所定以下の遠心力
では基板外周部から離脱し、所定以上の遠心力で基板外
周部に当接して基板を挟持する3個以上の第2の支持バ
ーとで基板を保持する構成とするので、基板洗浄中に基
板外周部から第1又は第2のいずれかの支持バーが離脱
する期間があり、支持バー基板外周部から離脱した時こ
の部分に洗浄液が流れ洗浄されるので、洗浄残りが発生
しない。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は2に記載の基板洗浄装置において、基板の洗浄には
銅めっき加工を施した基板のべべル部分に形成されたシ
ード層及び銅めっき薄膜をエッチングするエッチングプ
ロセスを含んでいることを特徴とする。
【0011】上記のように基板のべべル部分に形成され
たシード層及び銅めっき薄膜をエッチングするエッチン
グプロセスを含むので、支持バーが基板外周部を離脱し
た時にこの部分にエッチング液が流れエッチングされる
ので、支持バーが当接する部分に洗浄残りやエッチング
残りが発生しない。
【0012】また、請求項4に記載の発明は、基板に所
定の加工処理及び洗浄処理を施す基板処理装置におい
て、加工処理は銅めっき加工又は研磨加工であり、銅め
っき加工を行なうめっき部又は研磨加工を行なう研磨部
と洗浄処理を施す洗浄部は一体化した装置として構成さ
れ、洗浄部の少なくとも1つの洗浄装置には少なくとも
請求項1乃至3に記載のいずれかの洗浄装置を用い、め
っき加工又は研磨加工と洗浄を枚葉式に連続処理するよ
うに構成したことを特徴とする。
【0013】上記のようにめっき加工又は研磨加工を行
なう加工部と洗浄を行なう洗浄部を一体化した装置と
し、洗浄部の少なくとも1つの洗浄装置には少なくとも
請求項1乃至3に記載のいずれかの洗浄装置を用い、め
っき加工又は研磨加工と洗浄を枚葉式に連続処理するよ
うに構成するので、基板のめっき加工又は研磨加工と洗
浄残り又は洗浄残りとエッチング残りのない洗浄を1つ
の装置で連続して行なうことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面に基づいて説明する。図1は本発明に係る基板洗浄装
置の要部概略構成図である。図に示すように、本基板洗
浄装置は、基板Wを保持して回転する回転機構10と、
2つの洗浄ノズル31、32とを具備して構成されてい
る。
【0015】回転機構10は基板Wの外周部を挟持する
複数の支持バー11と該支持バー11を支持する支持台
部材13を具備し、該支持バー11は支持台部材13に
ヒンジピン12で回動自在に支持されている。また、回
転機構10はモータ14によりプリー15、ベルト1
6、プリー17を介して回転されるように構成されてい
る。支持バー11は図2に示すように基板Wの外周部に
6個配置されている。
【0016】上記6個の支持バーのうち、後に詳述する
ように、3個の支持バー11aは低速回転において基板
Wの外周部に当接して該基板Wを挟持し、高速回転にお
いて該基板Wの外周部から離脱する第1の支持バーであ
り、他の3個の支持バー11bは低速回転において基板
Wの外周部から離脱し、高速回転において基板Wの外周
部に当接して該基板Wを挟持する第2の支持バーであ
る。即ち、基板Wが低速回転している時は3個の支持バ
ー11aで基板Wを挟持し、高速回転している時は3個
の支持バー11bで基板Wを挟持している。
【0017】そして3個の支持バー11a(又は支持バ
ー11b)で基板Wを挟持しているときは、他の3個の
支持バー11b(又は支持バー11a)は基板Wから離
れている。また、低速回転と高速回転の間の所定の範囲
は3個の第1の支持バー11aと3個の第2の支持バー
11bの6個で基板Wを挟持している。基板の回転速度
が例えば1000rpmになった時、第2の支持バー1
1bが基板Wの外周に接触し、1500rpmになった
時第1の支持バー11aが基板Wの外周から離れるよう
にし、基板Wの回転速度500rpm〜2000rpm
の間を往復させることにより、3個の第1の支持バー1
1a、3個の第2の支持バー11bとも基板Wの洗浄中
にも係らず基板Wから離れる期間がある。従って、この
期間に基板Wの外周部の支持バー11a及び第2の支持
バー11bが当接する部分に洗浄液が流れ洗浄されるか
ら洗浄残りが発生することはない。
【0018】洗浄ノズル31は、基板Wの上表面側、め
っき加工や研磨加工を施した側面に接近した位置であっ
て、洗浄液が基板Wの上表面中央部に噴射されるように
設置されている。洗浄ノズル31は基板Wの加工面が下
向きの場合は下表面に向かって洗浄液が噴射されるよう
に配置される。
【0019】洗浄ノズル31から噴射される洗浄液Q1
としては、基板Wの面上に形成された銅薄をエッチング
せず、メタル汚染に有効な洗浄液を用いる。即ち、例え
ば必要に応じて、純水、又は希硫酸、又は希フッ酸(D
HF)、又はイオン水、又はオゾン水と希フッ酸の2段
洗浄、又は過酸化水素(H22)と希フッ酸の2段洗浄
のいずれかを使用する。
【0020】洗浄ノズル32は、基板Wの裏面側、即ち
めっき加工や研磨加工等の加工を施していない面側の下
部中央の位置に設置されている。洗浄ノズル32は基板
裏面が上向きの場合は基板上方に位置する。この洗浄ノ
ズル32から噴射される洗浄液Q2は、加工面に比べる
と、基板上に付着した銅を除去することが可能な洗浄液
を用い、例えば必要に応じて、純水、又は希硫酸、又は
希フッ酸(DHF)、又はイオン水、又はオゾン水と希
フッ酸の2段洗浄、又は過酸化水素(H22)と希フッ
酸の2段洗浄のいずれかを使用する。
【0021】図3は第1の支持バー11aの構成例を示
す図である。第1の支持バー11aはヒンジピン12よ
り上方部分L1の質量がヒンジピン12より下方部分L
2の質量より大きく作られている。基板Wの停止時は第
1の支持バー11aはスプリング18の弾発力で基板W
の外周部に押し付けられ、3個の第1の支持バー11a
で基板Wを挟持している。基板Wの回転速度が上昇する
と遠心力が作用し、上方部分L1の遠心力が下方部分L
2の遠心力に打ち勝って、第1の支持バー11aはヒン
ジピン12を中心に基板Wの外周部から離れる方向に回
動し、基板Wの保持を解除する。
【0022】なお、19はプッシュシリンダであり、該
プッシュシリンダ19で第1の支持バー11aの下端を
押すことにより、該支持バー11aを基板Wの外周から
離れるように回動させることができる。
【0023】図4は第2の支持バー11bの構成例を示
す図である。第2の支持バー11bはヒンジピン12よ
り上方部分L1の質量がヒンジピン12より下方部分L
2の質量より小さく作られている。基板Wの停止時はス
プリング20の弾発力で基板Wの外周から離れるように
押し付けられている。基板Wの回転速度が上昇すると遠
心力が作用し、下方部分L2の遠心力が上方部分L1の
遠心力に打ち勝って、第2の支持バー11bはヒンジピ
ン12を中心に基板Wの外周部に当接する方向に回動
し、3個の第2の支持バー11bで基板Wを挟持する。
【0024】第1の支持バー11aが基板Wから離れる
回転数N1(rpm)と第2の支持バー11bが基板W
に接触する回転数N2(rpm)はそれぞれスプリング
18及びスプリング20の弾発力を調整すればよい。ま
た、回転数N1を回転数N2より大きくすれば基板Wは
常にどちらかの支持バーに挟持されており、基板Wは離
脱することはない。
【0025】図5は本発明に係る基板洗浄装置の要部概
略構成図である。本洗浄装置は、図示するようにエッチ
ングノズル33が配置されエッチングプロセスを実施で
きるように構成されている。支持バー11は図示は省略
するが図1乃至図4の場合と同様、第1の支持バー11
aと第2の支持バー11bを具備し、エッチング処理中
及び洗浄処理中にいずれか一方が基板Wの外周から離脱
するようになっている。
【0026】エッチングノズル33は基板Wのエッジ部
から所定寸法(例えばエッジ部から5mm以下)のとこ
ろに位置合わせして配置されている。該エッチングノズ
ル33から基板Wの加工面にエッチング液Q3を噴射し
て、基板Wの表面のエッジ部及びその近傍に形成された
銅箔を除去する。このとき第1の支持バー11a及び第
2の支持バー11bのいずれか一方が、基板Wの外周部
から離脱するので、この第1の支持バー11a及び第2
の支持バー11bが当接していた部分にもエッチング液
が流れこの部分にエッチング残りが発生することがな
い。なお、エッチング処理の詳細は本特許出願人が先に
出願した特願平11−139183号の明細書及び図面
に記載しているのでここでは省略する。
【0027】上記実施形態例で洗浄ノズル31、32及
びエッチングノズル33から噴射され、洗浄やエッチン
グに供された洗浄液Q1、Q2及びエッチング液Q3は
液受皿34で受けられ、排出口35から排出される。
【0028】なお、図3及び図4においては、第1の支
持バー11a及び第2の支持バー11bを遠心力を利用
して、基板外周部に当接及び離脱させる例を示したが、
第1の支持バー11a及び第2の支持バー11bの当接
及び離脱方法としては、これに限定されるものではな
く、例えば図6に示すように、第1の支持バー11aの
上方部と下方部にそれぞれスプリング21とプッシュシ
リンダ22を設け、常時はスプリング21で第1の支持
バー11を基板Wの外周部に当接させておき、基板Wの
回転数N1を越えたらプッシュシリンダ22を作動して
第1の支持バー11aを基板から離脱させ、更に図7に
示すように、第2の支持バー11bの上方部と下方部に
それぞれプッシュシリンダ24とスプリング23を設
け、基板Wが回転数N2を越えたらプッシュシリンダ2
4を作動して第2の支持バー11bを基板に当接させる
ように構成してもよい。
【0029】図8は本発明に係る基板洗浄装置を組み込
んで一体化した基板処理装置の構成例を示す図である。
本基板処理装置は、同図に示すように、複数のめっき槽
101、101とロボット103とロードステージ10
5及び粗水洗部107とを備えためっき加工部100
と、本発明に係る基板洗浄装置111、113とリンサ
ドライヤ115、117とロボット119とロード基板
カセット121とアンロード側基板カセット123とを
備えた洗浄部110とを具備する構成である。
【0030】ロボット119によりロード側基板カセッ
ト121から未処理の基板を1枚ずつ取り出してロード
ステージ105に載置する。ロボット103によりロー
ドステージ105に載置された基板をめっき槽101に
移送してめっき加工を行ない、粗水洗部107で粗水洗
を行なう。粗水洗された基板はロボット119により、
本発明に係る洗浄装置111、113に移送され、ここ
で基板の表裏面洗浄又は外周部のエッチングと洗浄を行
ない、その後リンサドライヤ115、117で洗浄・乾
燥した後にアンロード側基板カセット123に基板を収
納する。つまり、基板のめっき加工と洗浄の処理を枚葉
式に連続して行なう。
【0031】図9は本発明に係る基板洗浄装置を組み込
んで一体化した基板処理装置の構成を示す図である。本
基板処理装置は、同図に示すように、化学的機械研磨加
工部130と洗浄部150とから構成される。化学的機
械研磨加工部130は表面に研磨面を設けたターンテー
ブル134と下面に基板を保持して回転するトップリン
グヘッド135を設けたトップリング137と研磨面を
ドレッシングするドレッサー141と基板をトップリン
グ137に受け渡しするプッシャー143とを備えてい
る。
【0032】また、洗浄部150は本発明に係る基板洗
浄装置である1次洗浄機155、2次洗浄機157、ス
ピンドライヤ159、ロボット151、ロボット15
3、反転機161、反転機162、ロード・アンロード
用の基板カセット165を具備している。
【0033】ロボット151、ロボット153により基
板カセット165から未処理の基板を1枚ずつ取り出さ
れた基板はプッシャー143を介してトップリング13
7に受け渡されてターンテーブル134の研磨面で化学
的機械研磨された後、再びプッシャー143を介して1
次洗浄機155と2次洗浄機157で洗浄され、スピン
ドライヤ159で乾燥された後、基板カセット165に
収納される。つまり化学的機械研磨と洗浄とを枚葉式に
連続して処理する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、各請求項に記載の
発明によれば下記のような優れた効果が期待できる。
【0035】請求項1及び2に記載の発明によれば、低
速回転又は所定以下の遠心力では基板の外周部に当接し
て基板を挟持し、高速回転又は所定以上の遠心力で基板
外周部から離脱する3個以上の第1の支持バーと、低速
回転又は所定以下の遠心力では基板外周部から離脱し、
所定以上の遠心力で基板外周部に当接して基板を挟持す
る3個以上の第2の支持バーとで基板を保持する構成と
するので、基板洗浄中に基板外周部から第1又は第2の
いずれかの支持バーが離脱する期間があり、支持バーが
基板外周部から離脱した時この部分に洗浄液が流れ洗浄
されるので、洗浄残りが発生しない。
【0036】請求項3に記載の発明によれば、基板のべ
べル部分に形成されたシード層及び銅めっき薄膜をエッ
チングするエッチングプロセスを含むので、支持バーが
基板外周部を離脱した時にこの部分にエッチング液が流
れエッチングされるので、支持バーが当接する部分に洗
浄残りやエッチング残りが発生しない。
【0037】請求項4に記載の発明によれば、めっき加
工又は研磨加工を行なう加工部と洗浄を行なう洗浄部を
一体化した装置とし、洗浄部の少なくとも1つの洗浄装
置には少なくとも請求項1乃至3に記載のいずれかの洗
浄装置を用い、めっき加工又は研磨加工と洗浄を枚葉式
に連続処理するように構成するので、基板のめっき加工
又は研磨加工と洗浄残り又は洗浄残りとエッチング残り
のない洗浄を1つの装置で連続して行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板洗浄装置の要部概略構成図で
ある。
【図2】本発明に係る基板洗浄装置の基板と支持バーの
配置状態を示す平面図である。
【図3】本発明に係る基板洗浄装置の第1の支持バーの
構成を示す図である。
【図4】本発明に係る基板洗浄装置の第2の支持バーの
構成を示す図である。
【図5】本発明に係る基板洗浄装置の要部概略構成図で
ある。
【図6】本発明に係る基板洗浄装置の第1の支持バーの
構成を示す図である。
【図7】本発明に係る基板洗浄装置の第2の支持バーの
構成を示す図である。
【図8】本発明に係る基板処理装置の平面構成を示す図
である。
【図9】本発明に係る基板処理装置の平面構成を示す図
である。
【符号の説明】
10 回転機構 11 支持バー 12 ヒンジピン 13 支持台部材 14 モータ 15 プリー 16 ベルト 17 プリー 18 スプリング 19 プッシュシリンダ 20 スプリング 21 スプリング 22 プッシュシリンダ 23 スプリング 24 プッシュシリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森澤 伸哉 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 Fターム(参考) 3B201 AA03 AB34 AB42 BB24 BB92 BB93 BB96 CC01 CC13 4K057 WA20 WM04 WM11 WN01 5F031 CA02 FA01 HA24 HA27 HA30 LA07 MA22 MA23 MA24 5F043 EE07 EE35 GG10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の加工を施した基板を支持部材で支
    持し、該基板を回転させながら洗浄する基板洗浄装置に
    おいて、 前記支持部材は低速回転において前記基板の外周部に当
    接して該基板を挟持し、高速回転において該基板外周部
    から離脱する3個以上の第1の支持バーと、低速回転に
    おいて前記基板外周部から離脱し、高速回転において前
    記基板外周部に当接して該基板を挟持する3個以上の第
    2の支持バーとからなることを特徴とする基板洗浄装
    置。
  2. 【請求項2】 所定の加工を施した基板を支持部材で支
    持し、該基板を回転させながら洗浄する基板洗浄装置に
    おいて、 前記支持部材は所定以下の遠心力では前記基板外周部に
    当接し該基板を挟持し、所定以上の遠心力で該基板外周
    部から離脱する3個以上の第1の支持バーと、所定以下
    の遠心力では前記基板外周部から離脱し、所定以上の遠
    心力で該基板外周部に当接して該基板を挟持する3個以
    上の第2の支持バーとからなることを特徴とする基板洗
    浄装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の基板洗浄装置に
    おいて、 前記基板の洗浄には銅めっき加工を施した基板のべべル
    部分に形成された銅薄膜をエッチングするエッチングプ
    ロセスを含んでいることを特徴とする基板洗浄装置。
  4. 【請求項4】 基板に所定の加工処理及び洗浄処理を施
    す基板処理装置において、 前記加工処理は銅めっき加工又は研磨加工であり、該銅
    めっき加工を行なうめっき部又は研磨加工を行なう研磨
    部と前記洗浄処理を施す洗浄部は一体化した装置として
    構成され、該洗浄部の少なくとも1つの洗浄装置には少
    なくとも請求項1乃至3に記載のいずれかの洗浄装置を
    用い、前記めっき加工又は研磨加工と洗浄を枚葉式に連
    続処理するように構成したことを特徴とする基板洗浄装
    置。
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Cited By (9)

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