JP2001108730A - 半導体試験装置のパターン発生装置 - Google Patents
半導体試験装置のパターン発生装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 メモリ混在型半導体デバイスを試験する場合
にハードウェアを意識することなく容易にパターンプロ
グラムを作成できるようにする。 【構成】 コントロールパターン記憶手段13はプログ
ラムカウント値がロジック試験用パターン及びメモリ試
験用パターンのいずれに関するものであるのかを示すパ
ターン切換信号CSを出力する。マルチプレクサ19は
このパターン切換信号CSに応じてロジック試験用パタ
ーン記憶手段11及びメモリ試験用パターン記憶手段1
2のいずれか一方のパターンデータを選択的に出力す
る。メモリ試験用パターン記憶手段12に供給されるべ
きプログラムカウント値の下位数ビットを、第1及び第
2のオフセット値記憶手段17,18のオフセット値に
基づいて演算手段14,15で求めるようにした。これ
によって、パターンプログラムを作成する際に、メモリ
試験用パターン記憶手段に記憶されているメモリ試験用
パターンのアドレスを考慮する必要がないので、プログ
ラミングが容易になる。
にハードウェアを意識することなく容易にパターンプロ
グラムを作成できるようにする。 【構成】 コントロールパターン記憶手段13はプログ
ラムカウント値がロジック試験用パターン及びメモリ試
験用パターンのいずれに関するものであるのかを示すパ
ターン切換信号CSを出力する。マルチプレクサ19は
このパターン切換信号CSに応じてロジック試験用パタ
ーン記憶手段11及びメモリ試験用パターン記憶手段1
2のいずれか一方のパターンデータを選択的に出力す
る。メモリ試験用パターン記憶手段12に供給されるべ
きプログラムカウント値の下位数ビットを、第1及び第
2のオフセット値記憶手段17,18のオフセット値に
基づいて演算手段14,15で求めるようにした。これ
によって、パターンプログラムを作成する際に、メモリ
試験用パターン記憶手段に記憶されているメモリ試験用
パターンのアドレスを考慮する必要がないので、プログ
ラミングが容易になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
電気的特性を検査するための試験信号を発生する半導体
試験装置のパターン発生装置に係り、特にロジック試験
用のランダムパターンとメモリ試験用のアルゴリズミッ
クパターンの両方を発生することのできる半導体試験装
置のパターン発生装置に関する。
電気的特性を検査するための試験信号を発生する半導体
試験装置のパターン発生装置に係り、特にロジック試験
用のランダムパターンとメモリ試験用のアルゴリズミッ
クパターンの両方を発生することのできる半導体試験装
置のパターン発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】性能や品質の保証された半導体デバイス
を最終製品として出荷するためには、製造部門、検査部
門の各工程で半導体デバイスの全部又は一部を抜き取
り、その電気的特性を検査する必要がある。半導体試験
装置はこのような電気的特性を検査する装置である。半
導体試験装置は、被測定半導体に所定の試験用パターン
データを与え、それによる被測定半導体の出力データを
読み取り、被測定半導体の基本的動作及び機能に問題が
無いかどうかを被測定半導体の出力データから不良情報
を解析し、電気的特性を検査している。
を最終製品として出荷するためには、製造部門、検査部
門の各工程で半導体デバイスの全部又は一部を抜き取
り、その電気的特性を検査する必要がある。半導体試験
装置はこのような電気的特性を検査する装置である。半
導体試験装置は、被測定半導体に所定の試験用パターン
データを与え、それによる被測定半導体の出力データを
読み取り、被測定半導体の基本的動作及び機能に問題が
無いかどうかを被測定半導体の出力データから不良情報
を解析し、電気的特性を検査している。
【0003】半導体試験装置における試験は直流試験
(DC測定試験)とファンクション試験(FC測定試
験)とに大別される。直流試験は被測定半導体の入出力
端子にDC測定手段から所定の電圧又は電流を印加する
ことにより、被測定半導体の基本的動作に不良が無いか
どうかを検査するものである。一方、ファンクション試
験は被測定半導体の入力端子にパターン発生手段から所
定の試験用パターンデータを与え、それによる被測定半
導体の出力データを読み取り、被測定半導体の基本的動
作及び機能に問題が無いかどうかを検査するものであ
る。すなわち、ファンクション試験は、アドレス、デー
タ、書込みイネーブル信号、チップセレクト信号などの
被測定半導体の各入力信号の入力タイミングや振幅など
の入力条件などを変化させて、その出力タイミングや出
力振幅などを試験したりするものである。
(DC測定試験)とファンクション試験(FC測定試
験)とに大別される。直流試験は被測定半導体の入出力
端子にDC測定手段から所定の電圧又は電流を印加する
ことにより、被測定半導体の基本的動作に不良が無いか
どうかを検査するものである。一方、ファンクション試
験は被測定半導体の入力端子にパターン発生手段から所
定の試験用パターンデータを与え、それによる被測定半
導体の出力データを読み取り、被測定半導体の基本的動
作及び機能に問題が無いかどうかを検査するものであ
る。すなわち、ファンクション試験は、アドレス、デー
タ、書込みイネーブル信号、チップセレクト信号などの
被測定半導体の各入力信号の入力タイミングや振幅など
の入力条件などを変化させて、その出力タイミングや出
力振幅などを試験したりするものである。
【0004】従来の半導体試験装置のパターン発生手段
は、被測定半導体の種類や形式に対応した試験用パター
ンデータを発生するために、それぞれの被測定半導体の
種類や形式に対応した試験用パターンデータを数百種類
程度記憶したパターンメモリを内蔵している。パターン
発生手段は、このパターンメモリに記憶されている複数
の試験用パターンデータの中から被測定半導体の種類や
形式に応じたものを選択的に読み出すことによって、所
望の試験用パターンデータを発生している。パターンメ
モリには、被測定半導体の試験条件に応じた試験用パタ
ーンデータが格納されており、試験条件に応じて随時読
み出されるようになっている。
は、被測定半導体の種類や形式に対応した試験用パター
ンデータを発生するために、それぞれの被測定半導体の
種類や形式に対応した試験用パターンデータを数百種類
程度記憶したパターンメモリを内蔵している。パターン
発生手段は、このパターンメモリに記憶されている複数
の試験用パターンデータの中から被測定半導体の種類や
形式に応じたものを選択的に読み出すことによって、所
望の試験用パターンデータを発生している。パターンメ
モリには、被測定半導体の試験条件に応じた試験用パタ
ーンデータが格納されており、試験条件に応じて随時読
み出されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような半導体試験
装置を用いてメモリ混在型の半導体デバイスを試験する
ためには、パターン発生手段がロジック試験用のランダ
ムパターンとメモリ試験用のアルゴリズミックパターン
の両方の試験信号を発生しなければならない。図6は、
両方のパターンを発生することのできる従来のパターン
発生手段の概略構成を示す図である。図6に示すよう
に、パターン発生手段は、プログラムカウント(PC)
値を出力するシーケンシャルパターンジェネレータ(S
QPG)10と、「0」〜「n」番地のプログラムカウ
ント値に対応する大容量のランダムパターンを記憶した
ランダムパターンメモリ(RPM)11と、このランダ
ムパターンメモリ11よりも小さな「0」〜「m」番地
(m<<n)の容量のプログラムカウント値に対応する
アルゴリズミックパターンを記憶したアルゴリズミック
パターンメモリ(ALPG)12を含んで構成される。
装置を用いてメモリ混在型の半導体デバイスを試験する
ためには、パターン発生手段がロジック試験用のランダ
ムパターンとメモリ試験用のアルゴリズミックパターン
の両方の試験信号を発生しなければならない。図6は、
両方のパターンを発生することのできる従来のパターン
発生手段の概略構成を示す図である。図6に示すよう
に、パターン発生手段は、プログラムカウント(PC)
値を出力するシーケンシャルパターンジェネレータ(S
QPG)10と、「0」〜「n」番地のプログラムカウ
ント値に対応する大容量のランダムパターンを記憶した
ランダムパターンメモリ(RPM)11と、このランダ
ムパターンメモリ11よりも小さな「0」〜「m」番地
(m<<n)の容量のプログラムカウント値に対応する
アルゴリズミックパターンを記憶したアルゴリズミック
パターンメモリ(ALPG)12を含んで構成される。
【0006】ロジック試験用のランダムパターンは、L
SI設計時にCADデータとして作成されるため比較的
容量は大きい。これに対して、メモリ試験用のアルゴリ
ズミックパターンはある特定の規則性のある出力(演算
式)で構成されているため容量は小さい。従って、ラン
ダムパターンメモリ11はシーケンシャルパターンジェ
ネレータ10から出力される全nビットのプログラムカ
ウント値RPM_PCによって読み出し制御され、アル
ゴリズミックパターンメモリ12はシーケンシャルパタ
ーンジェネレータ10から出力されるnビット中の下位
mビットのプログラムカウント値ALPG_PCによっ
て読み出し制御されている。
SI設計時にCADデータとして作成されるため比較的
容量は大きい。これに対して、メモリ試験用のアルゴリ
ズミックパターンはある特定の規則性のある出力(演算
式)で構成されているため容量は小さい。従って、ラン
ダムパターンメモリ11はシーケンシャルパターンジェ
ネレータ10から出力される全nビットのプログラムカ
ウント値RPM_PCによって読み出し制御され、アル
ゴリズミックパターンメモリ12はシーケンシャルパタ
ーンジェネレータ10から出力されるnビット中の下位
mビットのプログラムカウント値ALPG_PCによっ
て読み出し制御されている。
【0007】このように、従来は、ハードウェアによっ
てロジック試験用のランダムパターンを「0」〜「n」
番地に、メモリ試験用のアルゴリズミックパターンを
「0」〜「m」番地に配置しているため、「0」〜
「m」番地の範囲ではロジック試験用のランダムパター
ンとメモリ試験用のアルゴリズミックパターンのいずれ
か一方を発生できるが、「m」〜「n」番地の範囲では
ロジック試験用のランダムパターンしか発生できなかっ
た。従って、メモリ試験用のアルゴリズミックパターン
を発生するためには、シーケンシャルパターンジェネレ
ータ10から出力されるプログラムカウント値が必ず
「0」〜「m」番地の範囲内に存在しなければならなか
ったため、プログラム記述においてジャンプ命令やサブ
ルーチン命令を使用して、その範囲内にプログラムカウ
ント値がくるように考慮したプログラミングを行う必要
があった。
てロジック試験用のランダムパターンを「0」〜「n」
番地に、メモリ試験用のアルゴリズミックパターンを
「0」〜「m」番地に配置しているため、「0」〜
「m」番地の範囲ではロジック試験用のランダムパター
ンとメモリ試験用のアルゴリズミックパターンのいずれ
か一方を発生できるが、「m」〜「n」番地の範囲では
ロジック試験用のランダムパターンしか発生できなかっ
た。従って、メモリ試験用のアルゴリズミックパターン
を発生するためには、シーケンシャルパターンジェネレ
ータ10から出力されるプログラムカウント値が必ず
「0」〜「m」番地の範囲内に存在しなければならなか
ったため、プログラム記述においてジャンプ命令やサブ
ルーチン命令を使用して、その範囲内にプログラムカウ
ント値がくるように考慮したプログラミングを行う必要
があった。
【0008】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、メモリ混在型半導体デバイスを試験する場合に、
ハードウェアを意識することなく容易にパターンプログ
ラムを作成することのできる半導体試験装置のパターン
発生装置を提供することを目的とする。
あり、メモリ混在型半導体デバイスを試験する場合に、
ハードウェアを意識することなく容易にパターンプログ
ラムを作成することのできる半導体試験装置のパターン
発生装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された本
発明の半導体試験装置のパターン発生装置は、ロジック
試験用パターン及びメモリ試験用パターンの発生に関す
るパターンプログラムに応じたプログラムカウント値を
出力するカウンタ手段と、前記プログラムカウント値が
ロジック試験用パターン及びメモリ試験用パターンのい
ずれに関するものであるのかを示すパターン切換信号を
出力するコントロールパターン記憶手段と、ロジック試
験用パターンを1又は複数格納しており、前記プログラ
ムカウント値をアドレスとして入力し、このアドレスに
対応するものを出力するロジック試験用パターン記憶手
段と、メモリ試験用パターンを1又は複数格納してお
り、前記プログラムカウント値の下位数ビットをアドレ
スとして入力し、このアドレスに対応するものを出力す
るメモリ試験用パターン記憶手段と、前記メモリ試験用
パターンの発生に関するパターンプログラムの開始位置
に対応するプログラムカウント値を第1のオフセット値
として記憶する第1のオフセット値記憶手段と、前記メ
モリ試験用パターン記憶手段に格納されている前記メモ
リ試験用パターンの開始位置に対応するプログラムカウ
ント値を第2のオフセット値として記憶する第2のオフ
セット値記憶器手段と、前記カウンタ手段から出力され
る前記プログラムカウント値に対して、前記第1のオフ
セット値を減算し、前記第2のオフセット値を加算し、
その演算結果をプログラムカウント値の下位数ビットと
して前記メモリ試験用パターン記憶手段に供給する演算
手段と、前記パターン切換信号が前記ロジック試験用パ
ターンに関するものである場合には、前記ロジック試験
用パターン記憶手段から出力されるロジック試験用パタ
ーンを出力し、前記パターン切換信号が前記メモリ試験
用パターンに関するものである場合には、前記メモリ試
験用パターン記憶手段から出力されるメモリ試験用パタ
ーンを出力する切換手段とを備えたものである。
発明の半導体試験装置のパターン発生装置は、ロジック
試験用パターン及びメモリ試験用パターンの発生に関す
るパターンプログラムに応じたプログラムカウント値を
出力するカウンタ手段と、前記プログラムカウント値が
ロジック試験用パターン及びメモリ試験用パターンのい
ずれに関するものであるのかを示すパターン切換信号を
出力するコントロールパターン記憶手段と、ロジック試
験用パターンを1又は複数格納しており、前記プログラ
ムカウント値をアドレスとして入力し、このアドレスに
対応するものを出力するロジック試験用パターン記憶手
段と、メモリ試験用パターンを1又は複数格納してお
り、前記プログラムカウント値の下位数ビットをアドレ
スとして入力し、このアドレスに対応するものを出力す
るメモリ試験用パターン記憶手段と、前記メモリ試験用
パターンの発生に関するパターンプログラムの開始位置
に対応するプログラムカウント値を第1のオフセット値
として記憶する第1のオフセット値記憶手段と、前記メ
モリ試験用パターン記憶手段に格納されている前記メモ
リ試験用パターンの開始位置に対応するプログラムカウ
ント値を第2のオフセット値として記憶する第2のオフ
セット値記憶器手段と、前記カウンタ手段から出力され
る前記プログラムカウント値に対して、前記第1のオフ
セット値を減算し、前記第2のオフセット値を加算し、
その演算結果をプログラムカウント値の下位数ビットと
して前記メモリ試験用パターン記憶手段に供給する演算
手段と、前記パターン切換信号が前記ロジック試験用パ
ターンに関するものである場合には、前記ロジック試験
用パターン記憶手段から出力されるロジック試験用パタ
ーンを出力し、前記パターン切換信号が前記メモリ試験
用パターンに関するものである場合には、前記メモリ試
験用パターン記憶手段から出力されるメモリ試験用パタ
ーンを出力する切換手段とを備えたものである。
【0010】パターン発生手段は、基本的にはパターン
プログラムに応じてカウンタ手段を動作させて、プログ
ラムカウント値をロジック試験用パターン記憶手段やメ
モリ試験用パターン記憶手段に出力して、そのプログラ
ムカウント値に対応したアドレスから所定のパターンデ
ータを出力するものである。この発明では、プログラム
カウント値がロジック試験用パターン及びメモリ試験用
パターンのいずれに関するものであるのかを示すパター
ン切換信号を出力するコントロールパターン記憶手段を
設け、このパターン切換信号に応じてロジック試験用パ
ターン記憶手段及びメモリ試験用パターン記憶手段のい
ずれか一方のパターンデータを選択的に出力するように
した。このとき、メモリ試験用パターン記憶手段に供給
されるべきプログラムカウント値の下位数ビットを、第
1及び第2のオフセット値記憶手段のオフセット値に基
づいて演算手段で求めるようにした。これによって、パ
ターンプログラムを作成する際に、メモリ試験用パター
ン記憶手段に記憶されているメモリ試験用パターンのア
ドレスを考慮する必要がないので、プログラミングが容
易になる。
プログラムに応じてカウンタ手段を動作させて、プログ
ラムカウント値をロジック試験用パターン記憶手段やメ
モリ試験用パターン記憶手段に出力して、そのプログラ
ムカウント値に対応したアドレスから所定のパターンデ
ータを出力するものである。この発明では、プログラム
カウント値がロジック試験用パターン及びメモリ試験用
パターンのいずれに関するものであるのかを示すパター
ン切換信号を出力するコントロールパターン記憶手段を
設け、このパターン切換信号に応じてロジック試験用パ
ターン記憶手段及びメモリ試験用パターン記憶手段のい
ずれか一方のパターンデータを選択的に出力するように
した。このとき、メモリ試験用パターン記憶手段に供給
されるべきプログラムカウント値の下位数ビットを、第
1及び第2のオフセット値記憶手段のオフセット値に基
づいて演算手段で求めるようにした。これによって、パ
ターンプログラムを作成する際に、メモリ試験用パター
ン記憶手段に記憶されているメモリ試験用パターンのア
ドレスを考慮する必要がないので、プログラミングが容
易になる。
【0011】請求項2に記載された本発明の半導体試験
装置のパターン発生装置は、前記第1及び第2のオフセ
ット値記憶手段を、複数のオフセット値を記憶してお
り、前記コントロールパターン記憶手段から出力される
前記パターン切換信号に応じて順番にオフセット値を出
力するように構成したものである。
装置のパターン発生装置は、前記第1及び第2のオフセ
ット値記憶手段を、複数のオフセット値を記憶してお
り、前記コントロールパターン記憶手段から出力される
前記パターン切換信号に応じて順番にオフセット値を出
力するように構成したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添
付図面に従って説明する。図2は半導体試験装置の全体
構成の概略を示すブロック図である。半導体試験装置は
大別してテスタ部50と半導体取付装置70とから構成
される。テスタ部50は制御手段51、DC測定手段5
2、タイミング発生手段53、パターン発生手段54、
ピン制御手段55、ピンエレクトロニクス56、フェイ
ルメモリ57及び入出力切替手段58から構成される。
テスタ部50はこの他にも種々の構成部品を有するが、
本明細書中では必要な部分のみが示されている。
付図面に従って説明する。図2は半導体試験装置の全体
構成の概略を示すブロック図である。半導体試験装置は
大別してテスタ部50と半導体取付装置70とから構成
される。テスタ部50は制御手段51、DC測定手段5
2、タイミング発生手段53、パターン発生手段54、
ピン制御手段55、ピンエレクトロニクス56、フェイ
ルメモリ57及び入出力切替手段58から構成される。
テスタ部50はこの他にも種々の構成部品を有するが、
本明細書中では必要な部分のみが示されている。
【0013】テスタ部50と半導体取付装置70との間
は、半導体取付装置70の全入出力端子数(a個)に対
応する複数本(a本)の同軸ケーブル等から成る信号線
によって接続され、端子と同軸ケーブルとの間の接続関
係は図示していないリレーマトリックスによって対応付
けられており、各種信号の伝送が所定の端子と同軸ケー
ブルとの間で行なわれるように構成されている。なお、
この信号線は、物理的には半導体取付装置70の全入出
力端子数aと同じ数だけ存在する。半導体取付装置70
は、複数個の被測定半導体71をソケットに搭載できる
ように構成されている。被測定半導体71の入出力端子
と半導体取付装置70の入出力端子とはそれぞれ1対1
に対応付けられて接続されている。例えば、入出力端子
数120個の被測定半導体71を4個搭載可能な半導体
取付装置70の場合は、全体で480個の入出力端子を
有することになる。
は、半導体取付装置70の全入出力端子数(a個)に対
応する複数本(a本)の同軸ケーブル等から成る信号線
によって接続され、端子と同軸ケーブルとの間の接続関
係は図示していないリレーマトリックスによって対応付
けられており、各種信号の伝送が所定の端子と同軸ケー
ブルとの間で行なわれるように構成されている。なお、
この信号線は、物理的には半導体取付装置70の全入出
力端子数aと同じ数だけ存在する。半導体取付装置70
は、複数個の被測定半導体71をソケットに搭載できる
ように構成されている。被測定半導体71の入出力端子
と半導体取付装置70の入出力端子とはそれぞれ1対1
に対応付けられて接続されている。例えば、入出力端子
数120個の被測定半導体71を4個搭載可能な半導体
取付装置70の場合は、全体で480個の入出力端子を
有することになる。
【0014】制御手段51は半導体試験装置全体の制
御、運用及び管理等を行うものであり、マイクロプロセ
ッサ構成になっている。従って、図示していないが、制
御手段51はシステムプログラムを格納するROMや各
種データ等を格納するRAM等を含んで構成される。制
御手段51は、DC測定手段52、タイミング発生手段
53、パターン発生手段54、ピン制御手段55及びフ
ェイルメモリ57にテスタバス(データバス、アドレス
バス、制御バス)69を介して接続されている。制御手
段51は、直流試験用のデータをDC測定手段52に、
ファンクション試験開始用のタイミングデータをタイミ
ング発生手段53に、テストパターン発生に必要なプロ
グラムや各種データ等をパターン発生手段54に、期待
値データ等をピン制御手段55に、それぞれ出力する。
この他にも制御手段51は各種のデータをテスタバス6
9を介してそれぞれの構成部品に出力している。また、
制御手段51は、DC測定手段52内の内部レジスタ、
フェイルメモリ57及びピン制御手段55内のパス/フ
ェイル(PASS/FAIL)レジスタ63から試験結
果を示すデータ(直流データやパス/フェイルデータP
FD)を読み出して、それらを解析し、被測定半導体7
1の良否を判定する。
御、運用及び管理等を行うものであり、マイクロプロセ
ッサ構成になっている。従って、図示していないが、制
御手段51はシステムプログラムを格納するROMや各
種データ等を格納するRAM等を含んで構成される。制
御手段51は、DC測定手段52、タイミング発生手段
53、パターン発生手段54、ピン制御手段55及びフ
ェイルメモリ57にテスタバス(データバス、アドレス
バス、制御バス)69を介して接続されている。制御手
段51は、直流試験用のデータをDC測定手段52に、
ファンクション試験開始用のタイミングデータをタイミ
ング発生手段53に、テストパターン発生に必要なプロ
グラムや各種データ等をパターン発生手段54に、期待
値データ等をピン制御手段55に、それぞれ出力する。
この他にも制御手段51は各種のデータをテスタバス6
9を介してそれぞれの構成部品に出力している。また、
制御手段51は、DC測定手段52内の内部レジスタ、
フェイルメモリ57及びピン制御手段55内のパス/フ
ェイル(PASS/FAIL)レジスタ63から試験結
果を示すデータ(直流データやパス/フェイルデータP
FD)を読み出して、それらを解析し、被測定半導体7
1の良否を判定する。
【0015】DC測定手段52は、制御手段51からの
直流試験データを受け取り、これに基づいて半導体取付
装置70の被測定半導体71に対して直流試験を行う。
DC測定手段52は制御手段51から測定開始信号を入
力することによって、直流試験を開始し、その試験結果
を示すデータを内部レジスタへ書込む。DC測定手段5
2は試験結果データの書込みを終了するとエンド信号を
制御手段51に出力する。内部レジスタに書き込まれた
データはテスタバス69を介して制御手段51に読み取
られ、そこで解析される。このようにして直流試験は行
われる。また、DC測定手段52はピンエレクトロニク
ス56のドライバ64及びアナログコンパレータ65に
対して基準電圧VIH,VIL,VOH,VOLを供給
する。
直流試験データを受け取り、これに基づいて半導体取付
装置70の被測定半導体71に対して直流試験を行う。
DC測定手段52は制御手段51から測定開始信号を入
力することによって、直流試験を開始し、その試験結果
を示すデータを内部レジスタへ書込む。DC測定手段5
2は試験結果データの書込みを終了するとエンド信号を
制御手段51に出力する。内部レジスタに書き込まれた
データはテスタバス69を介して制御手段51に読み取
られ、そこで解析される。このようにして直流試験は行
われる。また、DC測定手段52はピンエレクトロニク
ス56のドライバ64及びアナログコンパレータ65に
対して基準電圧VIH,VIL,VOH,VOLを供給
する。
【0016】タイミング発生手段53は、制御手段51
からのタイミングデータを内部メモリに記憶し、それに
基づいてパターン発生手段54、ピン制御手段55及び
フェイルメモリ57に高速の動作クロックCLKを出力
すると共にデータの書込及び読出のタイミング信号PH
をピン制御手段55やフェイルメモリ57に出力する。
従って、パターン発生手段54及びピン制御手段55の
動作速度は、この高速動作クロックCLKによって決定
し、被測定半導体71に対するデータ書込及び読出のタ
イミングはこのタイミング信号PHによって決定する。
また、フェイルメモリ57に対するパス/フェイルデー
タPFDの書込タイミングもこのタイミング信号PHに
よって決定する。従って、フォーマッタ60からピンエ
レクトロニクス56に出力される試験信号P2、及びI
/Oフォーマッタ61から入出力切替手段58に出力さ
れる切替信号P6の出力タイミングもタイミング発生手
段53からの高速動作クロックCLK及びタイミング信
号PHに応じて制御される。また、タイミング発生手段
53は、パターン発生手段54からのタイミング切替用
制御信号CHを入力し、それに基づいて動作周期や位相
等を適宜切り替えるようになっている。
からのタイミングデータを内部メモリに記憶し、それに
基づいてパターン発生手段54、ピン制御手段55及び
フェイルメモリ57に高速の動作クロックCLKを出力
すると共にデータの書込及び読出のタイミング信号PH
をピン制御手段55やフェイルメモリ57に出力する。
従って、パターン発生手段54及びピン制御手段55の
動作速度は、この高速動作クロックCLKによって決定
し、被測定半導体71に対するデータ書込及び読出のタ
イミングはこのタイミング信号PHによって決定する。
また、フェイルメモリ57に対するパス/フェイルデー
タPFDの書込タイミングもこのタイミング信号PHに
よって決定する。従って、フォーマッタ60からピンエ
レクトロニクス56に出力される試験信号P2、及びI
/Oフォーマッタ61から入出力切替手段58に出力さ
れる切替信号P6の出力タイミングもタイミング発生手
段53からの高速動作クロックCLK及びタイミング信
号PHに応じて制御される。また、タイミング発生手段
53は、パターン発生手段54からのタイミング切替用
制御信号CHを入力し、それに基づいて動作周期や位相
等を適宜切り替えるようになっている。
【0017】パターン発生手段54は、制御手段51か
らのパターン作成用のパターンプログラム(マイクロプ
ログラム及びパターンデータ)を入力し、それに基づい
たパターンデータPDをピン制御手段55のデータセレ
クタ59に出力する。すなわち、パターン発生手段54
はマイクロプログラム方式に応じた種々の演算処理によ
って規則的な試験パターンデータを出力するプログラム
方式と、被測定IC71に書き込まれるデータと同じデ
ータを内部メモリ(ランダムパターンメモリ)に予め書
き込んでおき、それを被測定半導体と同じアドレスで読
み出すことによって不規則(ランダム)なパターンデー
タ(期待値データ)を出力するメモリストアド方式とで
動作する。メモリ混在型の半導体デバイスのメモリ部分
の試験はプログラム方式によって実行され、ロジック部
分の試験はメモリストアド方式によって実行される。
らのパターン作成用のパターンプログラム(マイクロプ
ログラム及びパターンデータ)を入力し、それに基づい
たパターンデータPDをピン制御手段55のデータセレ
クタ59に出力する。すなわち、パターン発生手段54
はマイクロプログラム方式に応じた種々の演算処理によ
って規則的な試験パターンデータを出力するプログラム
方式と、被測定IC71に書き込まれるデータと同じデ
ータを内部メモリ(ランダムパターンメモリ)に予め書
き込んでおき、それを被測定半導体と同じアドレスで読
み出すことによって不規則(ランダム)なパターンデー
タ(期待値データ)を出力するメモリストアド方式とで
動作する。メモリ混在型の半導体デバイスのメモリ部分
の試験はプログラム方式によって実行され、ロジック部
分の試験はメモリストアド方式によって実行される。
【0018】ピン制御手段55はデータセレクタ59、
フォーマッタ60、I/Oフォーマッタ61、コンパレ
ータロジック回路62及びパス/フェイル(PASS/
FAIL)レジスタ63Pから構成される。データセレ
クタ59は、各種の試験信号作成データ(アドレスデー
タ・書込データ)P1、切替信号作成データP5及び期
待値データP4を記憶したメモリで構成されており、パ
ターン発生手段54からのパターンデータをアドレスと
して入力し、そのアドレスに応じた試験信号作成データ
P1及び切替信号作成データP5をフォーマッタ60及
びI/Oフォーマッタ61に、期待値データP4をコン
パレータロジック回路62にそれぞれ出力する。フォー
マッタ60は、フリップフロップ回路及び論理回路が多
段構成されたものであり、データセレクタ59からの試
験信号作成データ(アドレスデータ・書込データ)P1
を加工して所定の印加波形を作成し、それを試験信号P
2としてタイミング発生手段53からのタイミング信号
PHに同期したタイミングでピンエレクトロニクス56
のドライバ64に出力する。I/Oフォーマッタ61も
フォーマッタ60と同様にフリップフロップ回路及び論
理回路の多段構成されたものであり、データセレクタ5
9からの切替信号作成データP5を加工して所定の印加
波形を作成し、それを切替信号P6としてタイミング発
生手段53からのタイミング信号PHに同期したタイミ
ングで入出力切替手段58に出力する。
フォーマッタ60、I/Oフォーマッタ61、コンパレ
ータロジック回路62及びパス/フェイル(PASS/
FAIL)レジスタ63Pから構成される。データセレ
クタ59は、各種の試験信号作成データ(アドレスデー
タ・書込データ)P1、切替信号作成データP5及び期
待値データP4を記憶したメモリで構成されており、パ
ターン発生手段54からのパターンデータをアドレスと
して入力し、そのアドレスに応じた試験信号作成データ
P1及び切替信号作成データP5をフォーマッタ60及
びI/Oフォーマッタ61に、期待値データP4をコン
パレータロジック回路62にそれぞれ出力する。フォー
マッタ60は、フリップフロップ回路及び論理回路が多
段構成されたものであり、データセレクタ59からの試
験信号作成データ(アドレスデータ・書込データ)P1
を加工して所定の印加波形を作成し、それを試験信号P
2としてタイミング発生手段53からのタイミング信号
PHに同期したタイミングでピンエレクトロニクス56
のドライバ64に出力する。I/Oフォーマッタ61も
フォーマッタ60と同様にフリップフロップ回路及び論
理回路の多段構成されたものであり、データセレクタ5
9からの切替信号作成データP5を加工して所定の印加
波形を作成し、それを切替信号P6としてタイミング発
生手段53からのタイミング信号PHに同期したタイミ
ングで入出力切替手段58に出力する。
【0019】コンパレータロジック回路62は、ピンエ
レクトロニクス56のアナログコンパレータ65からの
デジタルの読出データP3と、データセレクタ59から
の期待値データP4とを比較判定し、その判定結果を示
すパス/フェイルデータPFDをパス/フェイルレジス
タ63P及びフェイルメモリ57に出力する。パス/フ
ェイルレジスタ63Pは、ファンクション試験において
コンパレータロジック回路62によってフェイル(FA
IL)と判定されたかどうかを記憶するレジスタであ
り、半導体取付装置70に搭載可能な被測定半導体71
の個数に対応したビット数で構成されている。すなわ
ち、被測定半導体71が半導体取付装置70に最大4個
搭載可能な場合には、パス/フェイルレジスタ63Pは
4ビット構成となる。このパス/フェイルレジスタ63
Pの対応するビットがハイレベル“1”のパス(PAS
S)の場合にはその被測定半導体71は良品であると判
定され、ローレベル“0”のフェイル(FAIL)の場
合にはその被測定半導体71には何らかの欠陥があり、
不良品であると判定される。従って、その不良箇所を詳
細に解析する場合にはフェイルメモリ57を用いる必要
がある。
レクトロニクス56のアナログコンパレータ65からの
デジタルの読出データP3と、データセレクタ59から
の期待値データP4とを比較判定し、その判定結果を示
すパス/フェイルデータPFDをパス/フェイルレジス
タ63P及びフェイルメモリ57に出力する。パス/フ
ェイルレジスタ63Pは、ファンクション試験において
コンパレータロジック回路62によってフェイル(FA
IL)と判定されたかどうかを記憶するレジスタであ
り、半導体取付装置70に搭載可能な被測定半導体71
の個数に対応したビット数で構成されている。すなわ
ち、被測定半導体71が半導体取付装置70に最大4個
搭載可能な場合には、パス/フェイルレジスタ63Pは
4ビット構成となる。このパス/フェイルレジスタ63
Pの対応するビットがハイレベル“1”のパス(PAS
S)の場合にはその被測定半導体71は良品であると判
定され、ローレベル“0”のフェイル(FAIL)の場
合にはその被測定半導体71には何らかの欠陥があり、
不良品であると判定される。従って、その不良箇所を詳
細に解析する場合にはフェイルメモリ57を用いる必要
がある。
【0020】ピンエレクトロニクス56は、複数のドラ
イバ64及びアナログコンパレータ65から構成され
る。ドライバ64及びアナログコンパレータ65は半導
体取付装置70のそれぞれの入出力端子に対して1個ず
つ設けられており、入出力切替手段58を介していずれ
か一方が接続されるようになっている。入出力切替手段
58は、I/Oフォーマッタ61からの切替信号P6に
応じてドライバ64及びアナログコンパレータ65のい
ずれか一方と、半導体取付装置70の入出力端子との間
の接続状態を切り替えるものである。すなわち、半導体
取付装置70の入出力端子の数がm個の場合、ドライバ
64、アナログコンパレータ65及び入出力切替手段5
8はそれぞれm個で構成される。
イバ64及びアナログコンパレータ65から構成され
る。ドライバ64及びアナログコンパレータ65は半導
体取付装置70のそれぞれの入出力端子に対して1個ず
つ設けられており、入出力切替手段58を介していずれ
か一方が接続されるようになっている。入出力切替手段
58は、I/Oフォーマッタ61からの切替信号P6に
応じてドライバ64及びアナログコンパレータ65のい
ずれか一方と、半導体取付装置70の入出力端子との間
の接続状態を切り替えるものである。すなわち、半導体
取付装置70の入出力端子の数がm個の場合、ドライバ
64、アナログコンパレータ65及び入出力切替手段5
8はそれぞれm個で構成される。
【0021】ドライバ64は、半導体取付装置70の入
出力端子、すなわち被測定半導体71のアドレス端子、
データ入力端子、チップセレクト端子、ライトイネーブ
ル端子等の信号入力端子に、入出力切替手段58を介し
て、ピン制御手段55のフォーマッタ60からの試験信
号P2に応じたハイレベル“H”又はローレベル“L”
の信号を印加し、所望のテストパターンを被測定半導体
71に書き込む。アナログコンパレータ65は、被測定
半導体71のデータ出力端子から入出力切替手段58を
介して出力される信号を入力し、それをタイミング発生
手段53からのストローブ信号(図示せず)のタイミン
グで基準電圧VOH,VOLと比較し、その比較結果を
ハイレベル“PASS”又はローレベル“FAIL”の
デジタルの読出データP3としてコンパレータロジック
回路62に出力する。通常、アナログコンパレータ65
は基準電圧VOH用と基準電圧VOL用の2つのコンパ
レータから構成されるが、図では省略してある。
出力端子、すなわち被測定半導体71のアドレス端子、
データ入力端子、チップセレクト端子、ライトイネーブ
ル端子等の信号入力端子に、入出力切替手段58を介し
て、ピン制御手段55のフォーマッタ60からの試験信
号P2に応じたハイレベル“H”又はローレベル“L”
の信号を印加し、所望のテストパターンを被測定半導体
71に書き込む。アナログコンパレータ65は、被測定
半導体71のデータ出力端子から入出力切替手段58を
介して出力される信号を入力し、それをタイミング発生
手段53からのストローブ信号(図示せず)のタイミン
グで基準電圧VOH,VOLと比較し、その比較結果を
ハイレベル“PASS”又はローレベル“FAIL”の
デジタルの読出データP3としてコンパレータロジック
回路62に出力する。通常、アナログコンパレータ65
は基準電圧VOH用と基準電圧VOL用の2つのコンパ
レータから構成されるが、図では省略してある。
【0022】フェイルメモリ57は、コンパレータロジ
ック回路62から出力されるパス/フェイルデータPF
Dをパターン発生手段からのアドレス信号ADに対応し
たアドレス位置にタイミング発生手段53からのタイミ
ング信号PHの入力タイミングで記憶するものである。
フェイルメモリ57は被測定半導体71と同程度の記憶
容量を有する随時読み書き可能なCMOSのSRAMで
構成されており、被測定半導体71が不良だと判定され
た場合にその不良箇所などを詳細に解析する場合に用い
られるものである。従って、通常の簡単な良否判定にお
いては、このフェイルメモリ57は使用されることはな
い。
ック回路62から出力されるパス/フェイルデータPF
Dをパターン発生手段からのアドレス信号ADに対応し
たアドレス位置にタイミング発生手段53からのタイミ
ング信号PHの入力タイミングで記憶するものである。
フェイルメモリ57は被測定半導体71と同程度の記憶
容量を有する随時読み書き可能なCMOSのSRAMで
構成されており、被測定半導体71が不良だと判定され
た場合にその不良箇所などを詳細に解析する場合に用い
られるものである。従って、通常の簡単な良否判定にお
いては、このフェイルメモリ57は使用されることはな
い。
【0023】図1は、本発明の実施の形態に係る半導体
試験装置のパターン発生装置の概略構成を示す図であ
る。シーケンシャルパターンジェネレータ(SQPG)
10は、nビット構成のプログラムカウント値RPM_
PCを減算器14、ランダムパターンメモリ(RPM)
11及びコントロールパターンメモリ(CPM)13に
出力する。ランダムパターンメモリ11は、各アドレス
「0」〜「n」番地にランダムなロジック用パターンを
記憶しており、シーケンシャルパターンジェネレータ1
0から出力されるnビット構成のプログラムカウント値
RPM_PCに対応したロジック用パターンを出力す
る。アルゴリズミックパターンメモリ12は、各アドレ
ス「0」〜「m」番地にアルゴリズミックなメモリ用パ
ターンの複数本を記憶しており、加算器15から出力さ
れるmビット構成のプログラムカウント値ALPG_P
Cに対応したメモリ用パターンを出力するように構成さ
れている。
試験装置のパターン発生装置の概略構成を示す図であ
る。シーケンシャルパターンジェネレータ(SQPG)
10は、nビット構成のプログラムカウント値RPM_
PCを減算器14、ランダムパターンメモリ(RPM)
11及びコントロールパターンメモリ(CPM)13に
出力する。ランダムパターンメモリ11は、各アドレス
「0」〜「n」番地にランダムなロジック用パターンを
記憶しており、シーケンシャルパターンジェネレータ1
0から出力されるnビット構成のプログラムカウント値
RPM_PCに対応したロジック用パターンを出力す
る。アルゴリズミックパターンメモリ12は、各アドレ
ス「0」〜「m」番地にアルゴリズミックなメモリ用パ
ターンの複数本を記憶しており、加算器15から出力さ
れるmビット構成のプログラムカウント値ALPG_P
Cに対応したメモリ用パターンを出力するように構成さ
れている。
【0024】コントロールパターンメモリ13は、シー
ケンシャルパターンジェネレータ10から出力されるプ
ログラムカウント値RPM_PCを入力し、これに対応
したパターン切換信号CSをマルチプレクサ19及びセ
レクタ20,21に出力する。マルチプレクサ19は、
コントロールパターンメモリ13から出力される切換信
号CSが『0』の場合にはランダムパターンメモリ11
から出力されるロジック用パターンを選択し、『1』の
場合にはアルゴリズミックパターンメモリ12から出力
されるメモリ用パターンを選択して、ピン制御手段55
内のコンパレータロジック回路62及び被測定IC71
に出力する。なお、マルチプレクサ19から被測定IC
71に出力されるパターンは、図2に示すピン制御手段
55、ピンエレクトロニクス56及び入出力切替手段5
8を介して実際は供給されるが図1では省略して示して
ある。
ケンシャルパターンジェネレータ10から出力されるプ
ログラムカウント値RPM_PCを入力し、これに対応
したパターン切換信号CSをマルチプレクサ19及びセ
レクタ20,21に出力する。マルチプレクサ19は、
コントロールパターンメモリ13から出力される切換信
号CSが『0』の場合にはランダムパターンメモリ11
から出力されるロジック用パターンを選択し、『1』の
場合にはアルゴリズミックパターンメモリ12から出力
されるメモリ用パターンを選択して、ピン制御手段55
内のコンパレータロジック回路62及び被測定IC71
に出力する。なお、マルチプレクサ19から被測定IC
71に出力されるパターンは、図2に示すピン制御手段
55、ピンエレクトロニクス56及び入出力切替手段5
8を介して実際は供給されるが図1では省略して示して
ある。
【0025】オフセットレジスタ17は、シーケンシャ
ルパターンジェネレータ10から出力されるプログラム
カウント値RPM_PCの任意の番地でアルゴリズミッ
クパターンメモリ12のメモリ用パターンの出力に関す
る記述が実行された場合であっても、メモリ用パターン
を出力することができるようにするためのオフセットレ
ジスタであり、パターンプログラムの中でメモリ試験用
パターンの発生に関するプログラム開始位置に対応する
プログラムカウント値を、nビット構成のオフセット値
OSR1−1〜OSR1−Kとしてk個記憶しており、
その中のいずれか一つをセレクタ20を介して減算器1
4に出力する。
ルパターンジェネレータ10から出力されるプログラム
カウント値RPM_PCの任意の番地でアルゴリズミッ
クパターンメモリ12のメモリ用パターンの出力に関す
る記述が実行された場合であっても、メモリ用パターン
を出力することができるようにするためのオフセットレ
ジスタであり、パターンプログラムの中でメモリ試験用
パターンの発生に関するプログラム開始位置に対応する
プログラムカウント値を、nビット構成のオフセット値
OSR1−1〜OSR1−Kとしてk個記憶しており、
その中のいずれか一つをセレクタ20を介して減算器1
4に出力する。
【0026】オフセットレジスタ18は、アルゴリズミ
ックパターンメモリ12に格納されている複数のメモリ
用パターンの中からどのパターンを出力するのかを指定
するためのオフセットレジスタであり、アルゴリズミッ
クパターンメモリ12に格納されているメモリ試験用パ
ターンの開始位置に対応するプログラムカウント値を、
mビット構成のオフセット値OSR2−1〜OSR2−
Kとしてk個記憶しており、その中のいずれか一つをセ
レクタ21を介して加算器15に出力する。
ックパターンメモリ12に格納されている複数のメモリ
用パターンの中からどのパターンを出力するのかを指定
するためのオフセットレジスタであり、アルゴリズミッ
クパターンメモリ12に格納されているメモリ試験用パ
ターンの開始位置に対応するプログラムカウント値を、
mビット構成のオフセット値OSR2−1〜OSR2−
Kとしてk個記憶しており、その中のいずれか一つをセ
レクタ21を介して加算器15に出力する。
【0027】オフセットレジスタ17に記憶されている
k個のオフセット値OSR1−1〜OSR1−Kは、コ
ントロールパターンメモリ13から出力されるパターン
切換信号CSの入力に応じて順番にセレクタ20によっ
て選択され、減算器14のB端子に出力されるようにな
っている。オフセットレジスタ18に記憶されているk
個のオフセット値OSR2−1〜OSR2−Kは、コン
トロールパターンメモリ13から出力されるパターン切
換信号CSの入力に応じて順番にセレクタ21によって
選択され、加算器15のB端子に出力されるようになっ
ている。すなわち、セレクタ20,21は、パターン切
換信号をカウントし、そのカウント値に応じたオフセッ
ト値OSR1−1〜OSR1−K,OSR2−1〜OS
R2−Kを順番に出力する。
k個のオフセット値OSR1−1〜OSR1−Kは、コ
ントロールパターンメモリ13から出力されるパターン
切換信号CSの入力に応じて順番にセレクタ20によっ
て選択され、減算器14のB端子に出力されるようにな
っている。オフセットレジスタ18に記憶されているk
個のオフセット値OSR2−1〜OSR2−Kは、コン
トロールパターンメモリ13から出力されるパターン切
換信号CSの入力に応じて順番にセレクタ21によって
選択され、加算器15のB端子に出力されるようになっ
ている。すなわち、セレクタ20,21は、パターン切
換信号をカウントし、そのカウント値に応じたオフセッ
ト値OSR1−1〜OSR1−K,OSR2−1〜OS
R2−Kを順番に出力する。
【0028】減算器14は、A端子の入力値からB端子
の入力値を減算し、その減算値を加算器15に出力す
る。すなわち、減算器14は、プログラムカウント値R
PM_PCからオフセット値OSR2−1〜OSR2−
Kを減算し、その減算結果であるmビット構成のプログ
ラムカウント値を加算器15のA端子に出力する。加算
器15は、A端子の入力値とB端子の入力値を加算し、
その加算値を下位mビットのプログラムカウント値AL
PG_PCとしてアルゴリズミックパターンメモリ12
に出力する。すなわち、加算器15は、減算器14から
出力されるmビット構成のプログラムカウント値とオフ
セット値OSR2−1〜OSR2−Kを加算し、その加
算値をアルゴリズミックパターンメモリ12に出力して
いる。従って、シーケンシャルパターンジェネレータ1
0から出力されるプログラムカウント値がアルゴリズミ
ックパターンメモリ12の番地「0」〜「m」の範囲外
「m」〜「n」であっても、ジャンプ命令やサブルーチ
ン命令を使用しなくてもメモリ用パターンを出力するよ
うなパターンプログラムを容易に作成することができ
る。
の入力値を減算し、その減算値を加算器15に出力す
る。すなわち、減算器14は、プログラムカウント値R
PM_PCからオフセット値OSR2−1〜OSR2−
Kを減算し、その減算結果であるmビット構成のプログ
ラムカウント値を加算器15のA端子に出力する。加算
器15は、A端子の入力値とB端子の入力値を加算し、
その加算値を下位mビットのプログラムカウント値AL
PG_PCとしてアルゴリズミックパターンメモリ12
に出力する。すなわち、加算器15は、減算器14から
出力されるmビット構成のプログラムカウント値とオフ
セット値OSR2−1〜OSR2−Kを加算し、その加
算値をアルゴリズミックパターンメモリ12に出力して
いる。従って、シーケンシャルパターンジェネレータ1
0から出力されるプログラムカウント値がアルゴリズミ
ックパターンメモリ12の番地「0」〜「m」の範囲外
「m」〜「n」であっても、ジャンプ命令やサブルーチ
ン命令を使用しなくてもメモリ用パターンを出力するよ
うなパターンプログラムを容易に作成することができ
る。
【0029】次に、図1のパターン発生装置がどのよう
にしてロジック用パターンとメモリ用パターンを出力す
るのか、その動作を説明する。図3は、パターン発生用
のパターンプログラムの一例を示す図である。図におい
て、パターンプログラムは、プログラムカウント値の
「0」〜「FFF」番地でロジックパターンL1を出力
し、被測定IC71を初期化し、被測定IC71の内部
メモリへのアクセスを可能とし、「1000」〜「10
50」番地でメモリパターンM1を出力し、被測定IC
71の内部メモリの測定を行うように構成されている。
同様に、パターンプログラムは、「1051」〜「FF
FF」番地でロジックパターンL2を出力し、「100
00」〜「10060」番地でメモリパターンM2を出
力し、「10061」〜「10000F」番地でロジッ
クパターンL3を出力し、「100010」〜「100
100」番地でメモリパターンM3を出力するように構
成されている。
にしてロジック用パターンとメモリ用パターンを出力す
るのか、その動作を説明する。図3は、パターン発生用
のパターンプログラムの一例を示す図である。図におい
て、パターンプログラムは、プログラムカウント値の
「0」〜「FFF」番地でロジックパターンL1を出力
し、被測定IC71を初期化し、被測定IC71の内部
メモリへのアクセスを可能とし、「1000」〜「10
50」番地でメモリパターンM1を出力し、被測定IC
71の内部メモリの測定を行うように構成されている。
同様に、パターンプログラムは、「1051」〜「FF
FF」番地でロジックパターンL2を出力し、「100
00」〜「10060」番地でメモリパターンM2を出
力し、「10061」〜「10000F」番地でロジッ
クパターンL3を出力し、「100010」〜「100
100」番地でメモリパターンM3を出力するように構
成されている。
【0030】図4は、図3のパターンプログラムに従っ
てシーケンシャルパターンジェネレータ10から出力さ
れるプログラムカウント値RPM_PCと、コントロー
ルパターンメモリ13から出力される切換信号CSと、
オフセットレジスタ17から出力されるオフセット値O
SR1と、オフセットレジスタ18から出力されるオフ
セット値OSR2との関係をそれぞれ示すデータであ
る。図5は、図1のパターン発生手段54の動作の概念
を示す図である。
てシーケンシャルパターンジェネレータ10から出力さ
れるプログラムカウント値RPM_PCと、コントロー
ルパターンメモリ13から出力される切換信号CSと、
オフセットレジスタ17から出力されるオフセット値O
SR1と、オフセットレジスタ18から出力されるオフ
セット値OSR2との関係をそれぞれ示すデータであ
る。図5は、図1のパターン発生手段54の動作の概念
を示す図である。
【0031】プログラムカウント値RPM_PCは、
「0」番地から「100100」番地まで順番にインク
リメントする。これに応じて、コントロールパターンメ
モリ13は、プログラムカウント値RPM_PCが
「0」〜「FFF」,「1051」〜「FFFF」,
「10061」〜「10000F」の時に切換信号CS
として「0」を出力し、「1000」〜「1050」,
「10000」〜「10060」,「100010」〜
「100100」の時に切換信号CSとして「1」をマ
ルチプレクサ19及びセレクタ20,21に出力する。
「0」番地から「100100」番地まで順番にインク
リメントする。これに応じて、コントロールパターンメ
モリ13は、プログラムカウント値RPM_PCが
「0」〜「FFF」,「1051」〜「FFFF」,
「10061」〜「10000F」の時に切換信号CS
として「0」を出力し、「1000」〜「1050」,
「10000」〜「10060」,「100010」〜
「100100」の時に切換信号CSとして「1」をマ
ルチプレクサ19及びセレクタ20,21に出力する。
【0032】オフセットレジスタ17は全部でk個存在
し、その第1番目(k=1)にはオフセット値OSR1
−1として図3のパターンプログラムのメモリパターン
M1の開始位置に対応するプログラムカウント値「10
00」が、第2番目(k=2)にはオフセット値OSR
1−2としてメモリパターンM2の開始位置に対応する
プログラムカウント値「10000」が、第3番目(k
=3)にはオフセット値OSR1−3としてメモリパタ
ーンM3の開始位置に対応するプログラムカウント値
「100010」がそれぞれ格納されている。
し、その第1番目(k=1)にはオフセット値OSR1
−1として図3のパターンプログラムのメモリパターン
M1の開始位置に対応するプログラムカウント値「10
00」が、第2番目(k=2)にはオフセット値OSR
1−2としてメモリパターンM2の開始位置に対応する
プログラムカウント値「10000」が、第3番目(k
=3)にはオフセット値OSR1−3としてメモリパタ
ーンM3の開始位置に対応するプログラムカウント値
「100010」がそれぞれ格納されている。
【0033】同様に、オフセットレジスタ18もk個存
在し、その第1番目(k=1)にはオフセット値OSR
2−1として、アルゴリズミックパターンメモリ12の
メモリパターンM1の開始位置に対応するプログラムカ
ウント値「0」が、第2番目(k=2)にはオフセット
値OSR2−2としてメモリパターンM2の開始位置に
対応するプログラムカウント値「51」が、第3番目
(k=3)にはオフセット値OSR2−3としてメモリ
パターンM3の開始位置に対応するプログラムカウント
値「A2」がそれぞれ格納されている。
在し、その第1番目(k=1)にはオフセット値OSR
2−1として、アルゴリズミックパターンメモリ12の
メモリパターンM1の開始位置に対応するプログラムカ
ウント値「0」が、第2番目(k=2)にはオフセット
値OSR2−2としてメモリパターンM2の開始位置に
対応するプログラムカウント値「51」が、第3番目
(k=3)にはオフセット値OSR2−3としてメモリ
パターンM3の開始位置に対応するプログラムカウント
値「A2」がそれぞれ格納されている。
【0034】セレクタ20,21は初期状態でオフセッ
ト値OSR1−1を減算器14に出力し、セレクタ21
はオフセット値OSR2−1を加算器15にそれぞれ出
力するようになっている。そして、プログラムカウント
値RPM_PCが「1051」になると、コントロール
パターンメモリ13から出力される切換信号CSが
「1」から「0」に変化する。この切換信号CSが
「1」から「0」に変化した時点で、セレクタ20はオ
フセット値OSR1−2を減算器14に出力し、セレク
タ21はオフセット値OSR2−2を加算器15にそれ
ぞれ出力するようになる。同様にして、プログラムカウ
ント値RPM_PCが「10061」になると、切換信
号CSが「1」から「0」に変化するので、セレクタ2
0はオフセット値OSR1−3を減算器14に、セレク
タ21はオフセット値OSR2−3を加算器15に出力
するようになる。
ト値OSR1−1を減算器14に出力し、セレクタ21
はオフセット値OSR2−1を加算器15にそれぞれ出
力するようになっている。そして、プログラムカウント
値RPM_PCが「1051」になると、コントロール
パターンメモリ13から出力される切換信号CSが
「1」から「0」に変化する。この切換信号CSが
「1」から「0」に変化した時点で、セレクタ20はオ
フセット値OSR1−2を減算器14に出力し、セレク
タ21はオフセット値OSR2−2を加算器15にそれ
ぞれ出力するようになる。同様にして、プログラムカウ
ント値RPM_PCが「10061」になると、切換信
号CSが「1」から「0」に変化するので、セレクタ2
0はオフセット値OSR1−3を減算器14に、セレク
タ21はオフセット値OSR2−3を加算器15に出力
するようになる。
【0035】従って、プログラムカウント値RPM_P
Cが「0」〜「FFF」,「1051」〜「FFF
F」,「10061」〜「10000F」の時には、こ
れらのカウント値がそのままランダムパターンメモリ1
1に供給され、それに応じたランダムなロジック用パタ
ーンがマルチプレクサ19を介して出力される。一方、
プログラムカウント値RPM_PCが「1000」〜
「1050」の場合には、減算器14でオフセット値O
SR1−1の「1000」が減算され、加算器15でそ
の減算値にオフセット値OSR2−1の「0」が加算さ
れる。その結果、アルゴリズミックパターンメモリ12
にはプログラムカウント値ALPG_PCとして「0」
〜「50」が供給され、それに応じたアルゴリズミック
なメモリ用パターンがマルチプレクサ19を介して出力
される。同様にして、プログラムカウント値RPM_P
Cが「10000」〜「10060」の場合には、減算
器14でオフセット値OSR1−2の「10000」が
減算され、加算器15でその減算値にオフセット値OS
R2−1の「51」が加算され、プログラムカウント値
ALPG_PCとして「51」〜「A1」が供給され、
それに応じたアルゴリズミックなメモリ用パターンがマ
ルチプレクサ19を介して出力される。プログラムカウ
ント値RPM_PCが「100010」〜「10010
0」の場合には、減算器14でオフセット値OSR1−
2の「100010」が減算され、加算器15でその減
算値にオフセット値OSR2−1の「A1」が加算さ
れ、アルゴリズミックパターンメモリ12にはプログラ
ムカウント値ALPG_PCとして「A2」〜「1A
2」が供給され、それに応じたアルゴリズミックなメモ
リ用パターンがマルチプレクサ19を介して出力され
る。
Cが「0」〜「FFF」,「1051」〜「FFF
F」,「10061」〜「10000F」の時には、こ
れらのカウント値がそのままランダムパターンメモリ1
1に供給され、それに応じたランダムなロジック用パタ
ーンがマルチプレクサ19を介して出力される。一方、
プログラムカウント値RPM_PCが「1000」〜
「1050」の場合には、減算器14でオフセット値O
SR1−1の「1000」が減算され、加算器15でそ
の減算値にオフセット値OSR2−1の「0」が加算さ
れる。その結果、アルゴリズミックパターンメモリ12
にはプログラムカウント値ALPG_PCとして「0」
〜「50」が供給され、それに応じたアルゴリズミック
なメモリ用パターンがマルチプレクサ19を介して出力
される。同様にして、プログラムカウント値RPM_P
Cが「10000」〜「10060」の場合には、減算
器14でオフセット値OSR1−2の「10000」が
減算され、加算器15でその減算値にオフセット値OS
R2−1の「51」が加算され、プログラムカウント値
ALPG_PCとして「51」〜「A1」が供給され、
それに応じたアルゴリズミックなメモリ用パターンがマ
ルチプレクサ19を介して出力される。プログラムカウ
ント値RPM_PCが「100010」〜「10010
0」の場合には、減算器14でオフセット値OSR1−
2の「100010」が減算され、加算器15でその減
算値にオフセット値OSR2−1の「A1」が加算さ
れ、アルゴリズミックパターンメモリ12にはプログラ
ムカウント値ALPG_PCとして「A2」〜「1A
2」が供給され、それに応じたアルゴリズミックなメモ
リ用パターンがマルチプレクサ19を介して出力され
る。
【0036】なお、オフセットレジスタ17,18のオ
フセット値は、パターンコンパイル時に予めデータを作
成しておき、実行前に設定することとする。また、オフ
セットレジスタ18のオフセット値に同じ値を設定する
ことによって、同一メモリパターンを同じファンクショ
ンパターン中で複数回繰り返して実行することができ
る。
フセット値は、パターンコンパイル時に予めデータを作
成しておき、実行前に設定することとする。また、オフ
セットレジスタ18のオフセット値に同じ値を設定する
ことによって、同一メモリパターンを同じファンクショ
ンパターン中で複数回繰り返して実行することができ
る。
【0037】なお、上述の実施の形態では、切換信号C
Sが「1」から「0」に変化する時点でセレクタ20,
21がオフセットレジスタ17,18のオフセット値O
SR1−1〜OSR1−k,OSR2−1〜OSR2−
kをインクリメントする場合について説明したが、切換
信号CSが「1」から「0」に変化する時点でインクリ
メントするようにしてもよい。また、コントロールパタ
ーンメモリ13は「0」又は「1」の切換信号CSを出
力する場合について説明したが、セレクタ20,21に
対して、所望のオフセット値OSR1−1〜OSR1−
k,OSR2−1〜OSR2−kを選択可能な選択信号
を出力するようにしてもよい。
Sが「1」から「0」に変化する時点でセレクタ20,
21がオフセットレジスタ17,18のオフセット値O
SR1−1〜OSR1−k,OSR2−1〜OSR2−
kをインクリメントする場合について説明したが、切換
信号CSが「1」から「0」に変化する時点でインクリ
メントするようにしてもよい。また、コントロールパタ
ーンメモリ13は「0」又は「1」の切換信号CSを出
力する場合について説明したが、セレクタ20,21に
対して、所望のオフセット値OSR1−1〜OSR1−
k,OSR2−1〜OSR2−kを選択可能な選択信号
を出力するようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、メモリ混在型半導体デ
バイスを試験する場合であっても、パターンプログラム
をハードウェアを意識することなく作成することができ
るという効果がある。
バイスを試験する場合であっても、パターンプログラム
をハードウェアを意識することなく作成することができ
るという効果がある。
【図1】 本発明の実施の形態に係る半導体試験装置の
パターン発生装置の概略構成を示す図である。
パターン発生装置の概略構成を示す図である。
【図2】 半導体試験装置の全体構成の概略を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】 パターン発生用のパターンプログラムの一例
を示す図である。
を示す図である。
【図4】 図1の各デバイスの出力値を示す図である。
【図5】 この実施の形態に係る半導体試験装置のパタ
ーン発生装置の動作の概念を示す図である。
ーン発生装置の動作の概念を示す図である。
【図6】 ロジック試験用のランダムパターンとメモリ
試験用のアルゴリズミックパターンの両方の試験信号を
発生することのできる従来のパターン発生手段の概略構
成を示す図である。
試験用のアルゴリズミックパターンの両方の試験信号を
発生することのできる従来のパターン発生手段の概略構
成を示す図である。
10…シーケンシャルパターンジェネレータ 11…ランダムパターンメモリ 12…アルゴリズミックパターンメモリ 13…コントロールパターンメモリ 14…減算器 15…加算器 17,18…オフセットレジスタ 19…マルチプレクサ 20,21…セレクタ
Claims (2)
- 【請求項1】 ロジック試験用パターン及びメモリ試験
用パターンの発生に関するパターンプログラムに応じた
プログラムカウント値を出力するカウンタ手段と、 前記プログラムカウント値がロジック試験用パターン及
びメモリ試験用パターンのいずれに関するものであるの
かを示すパターン切換信号を出力するコントロールパタ
ーン記憶手段と、 ロジック試験用パターンを1又は複数格納しており、前
記プログラムカウント値をアドレスとして入力し、この
アドレスに対応するものを出力するロジック試験用パタ
ーン記憶手段と、 メモリ試験用パターンを1又は複数格納しており、前記
プログラムカウント値の下位数ビットをアドレスとして
入力し、このアドレスに対応するものを出力するメモリ
試験用パターン記憶手段と、 前記メモリ試験用パターンの発生に関するパターンプロ
グラムの開始位置に対応するプログラムカウント値を第
1のオフセット値として記憶する第1のオフセット値記
憶手段と、 前記メモリ試験用パターン記憶手段に格納されている前
記メモリ試験用パターンの開始位置に対応するプログラ
ムカウント値を第2のオフセット値として記憶する第2
のオフセット値記憶器手段と、 前記カウンタ手段から出力される前記プログラムカウン
ト値に対して、前記第1のオフセット値を減算し、前記
第2のオフセット値を加算し、その演算結果をプログラ
ムカウント値の下位数ビットとして前記メモリ試験用パ
ターン記憶手段に供給する演算手段と、 前記パターン切換信号が前記ロジック試験用パターンに
関するものである場合には、前記ロジック試験用パター
ン記憶手段から出力されるロジック試験用パターンを出
力し、前記パターン切換信号が前記メモリ試験用パター
ンに関するものである場合には、前記メモリ試験用パタ
ーン記憶手段から出力されるメモリ試験用パターンを出
力する切換手段とを備えたことを特徴とする半導体試験
装置のパターン発生装置。 - 【請求項2】 前記第1及び第2のオフセット値記憶手
段は、複数のオフセット値を記憶しており、前記コント
ロールパターン記憶手段から出力される前記パターン切
換信号に応じて順番にオフセット値を出力することを特
徴とする請求項1に記載の半導体試験装置のパターン発
生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28895599A JP2001108730A (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | 半導体試験装置のパターン発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28895599A JP2001108730A (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | 半導体試験装置のパターン発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001108730A true JP2001108730A (ja) | 2001-04-20 |
Family
ID=17736974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28895599A Pending JP2001108730A (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | 半導体試験装置のパターン発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001108730A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003036695A (ja) * | 2001-07-26 | 2003-02-07 | Advantest Corp | 半導体メモリ試験装置 |
-
1999
- 1999-10-12 JP JP28895599A patent/JP2001108730A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003036695A (ja) * | 2001-07-26 | 2003-02-07 | Advantest Corp | 半導体メモリ試験装置 |
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