JP2001108017A - 自動車部品の免振搭載構造 - Google Patents

自動車部品の免振搭載構造

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JP2001108017A
JP2001108017A JP29023499A JP29023499A JP2001108017A JP 2001108017 A JP2001108017 A JP 2001108017A JP 29023499 A JP29023499 A JP 29023499A JP 29023499 A JP29023499 A JP 29023499A JP 2001108017 A JP2001108017 A JP 2001108017A
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JP
Japan
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vibration
vertical groove
bracket
receiving surface
mounting structure
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Hiroshi Takumori
宏 宅森
Makoto Hyodo
誠 兵頭
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Nisshinbo Holdings Inc
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Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラケットの変形を回避しつつ締付トル
クを高く設定すると共に、組付性や経済性を改善するこ
と。 【解決手段】 起立片21の縦溝23の両側に形成
した耳片22a,22bに、傾斜受面24,24を形成
し、マウントボルト40の突起42の側端面を傾斜受面
に接面させ、突起42を介して作用する締付トルクを起
立片21の裾部へ指向するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液圧制御ユニット等
の各種自動車部品の免振搭載技術に関し、より詳細には
取付性を改善した自動車部品の免振搭載構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図8及び図9を基に従来の自動車部品a
の免振搭載構造について説明すると、自動車部品aは振
動を嫌う例えば液圧制御ユニットで、車体bに固定した
ブラケットcに免振材dを介して取り付けられる。ブラ
ケットcは相対向する一組の起立片eを有する断面コ字
形の板材で、各起立片eには均一幅の縦溝fが形成され
ている。自動車部品aの左右の側面に、ゴム製の免振材
dが取り付けられていると共に、各免振材dにマウント
ボルトgが植設されている。そして各マウントボルトg
を取付ブラケットcの各縦溝f内に縦溝、ナットhを螺
着して搭載している。
【0003】またナットhの締付時、マウントボルトg
が共回りするおそれがある。そこで、従来はマウントボ
ルトgの鍔部iに突起jを形成し、この突起jの側端面
を縦溝fの溝壁面に当接させることでマウントボルトg
の共回りを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の自動車
部品aの搭載構造には次のような問題点がある。 <イ> 図9に拡大して示すように、ナットの締付時、
縦溝fの両側に形成した耳片kのうち、一方の耳片kに
締結トルクにより発生する力Fが拡開力として作用す
る。この拡開力Fが耳片kの強度より小さければ問題な
いが、締付トルクが増すと回転側の耳片kが変形してし
まう。殊に突起jの角部が縦溝fの壁面に線接触するこ
と及びマウントボルトbの共回り規制効果を高めるため
突起hがボルト中心から最も遠い位置に形成してあるこ
とに起因して、縦溝fの壁面の一部に大きな曲げモーメ
ント(F×L1)が集中して作用する。このため、比較
的小さな締付トルクでも耳片kが変形し易い。 <ロ> 耳片kの変形を防止する方法としては、起立片
eの板厚を厚くしたり、耳片kの横幅を大きくする方法
が考えられるが、重量の増加とコストアップを強いられ
る。 <ハ> 縦溝fの幅寸法はマウントボルトgの径ギリギ
リに設定してある。そのため、各マウントボルトgの突
起jを、縦溝fの溝幅内に位置するように搭載前に設定
しておかないと、突起jが引っ掛かって円滑に挿入でき
ない。またすべてのマウントボルトgのセンタを各縦溝
fのセンタに正確に合わせないと挿入セットができず、
組付性が悪い。
【0005】本発明は以上の問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、ブラケットの変形を回
避しつつ締付トルクを高く設定でき、さらに組付性や経
済性を改善できる、自動車部品の免振搭載技術を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
静止部材に自動車部品搭載用のブラケットを取り付け、
ブラケットの起立片にボルト挿入用の縦溝を形成し、自
動車部品の側面と前記起立片の間に免振材を介装し、前
記免振材が共回り防止用の突起付きのマウントボルトを
具備し、突起と共に起立片の縦溝内に挿入したマウント
ボルトにナットを螺着して搭載する、自動車部品の免振
搭載構造において、前記縦溝の両側に形成した耳片のう
ち少なくとも一方に、傾斜受面を形成し、前記突起の側
端面を前記起立片の傾斜受面に接面させ、前記突起を介
して作用する締付トルクにより発生する力を起立片の裾
部へ指向するように構成したことを特徴とする、自動車
部品の免振搭載構造である。請求項2に係る発明は、請
求項1において、起立片の両耳片に縦溝の壁面と連続性
を有する傾斜受面を形成したことを特徴とする、自動車
部品の免振搭載構造である。請求項3に係る発明は、請
求項1又は請求項2において、突起をボルト部の中心に
近づけて形成したことを特徴とする、自動車部品の免振
搭載構造である。請求項4に係る発明は、請求項1乃至
請求項3の何れかにおいて、起立片の傾斜受面の外方に
突起の抜け出しを規制する傾斜顎面を形成し、起立片の
傾斜受面に当接させたマウントボルトの突起の外方に傾
斜顎面を位置させたことを特徴とする、自動車部品の免
振搭載構造である。請求項5に係る発明は、請求項1乃
至請求項4の何れかにおいて、ブラケットの相対向する
両起立片に、縦溝の壁面と連続性を有する傾斜受面が形
成してあり、自動車部品の両側を免振材に設けたマウン
トボルトを介してブラケットの両起立片に支持させたこ
とを特徴とする、自動車部品の免振搭載構造である。請
求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項4の何れかに
おいて、ブラケットの相対向する一方の起立片に縦溝と
傾斜受面とを形成し、相対向する他方の起立片に連結ピ
ンを設け、前記連結ピンに自動車部品の免振材を嵌装し
て自動車部品の一方を支持すると共に、自動車部品の他
側に免振材と共に設けたマウントボルトを他方の起立片
の縦溝内に挿入して自動車部品の他側を支持することを
特徴とする、自動車部品の免振搭載構造である。請求項
7に係る発明は、請求項1乃至請求項6の何れにおい
て、自動車部品がエンジンルーム内に配置される液圧制
御ユニットであることを特徴とする、自動車部品の免振
搭載構造である。
【0007】
【発明の実施の形態1】以下図面を参照しながら本発明
の一実施の形態について説明する。
【0008】<イ>免振搭載構造 図1に液圧制御ユニット等の自動車部品10とブラケッ
ト20の一部を省略した組立図を示し、図2に組付後に
おける搭載構造のモデル図を示す。
【0009】自動車部品10は、その側面11にゴム製
の免振材30が設けられていている点、免振材30にマ
ウントボルト40が設けられている点、マウントボルト
40の鍔部41に断面が例えば山形をした突起42が設
けられている点は前述した従来構造と同様である。
【0010】<ロ>ブラケットの構造 本発明は以下に説明するようにブラケット20に改良を
加えたものである。尚、ブラケット20は図示するよう
に板体をコ字形に折曲した一体タイプの他に、板体をL
字形に折曲した複数の板体を静止部材である車体50に
対向して配置する分離タイプの両タイプを含む。ブラケ
ット20の起立片21は略三角形を呈していて、その上
部に2つの耳片22a,22bに挟まれた縦溝23が形
成されている。縦溝23はマウントボルト40のボルト
部43と略同径の溝幅と深さに設定してある。
【0011】耳片22a,22bの上部を拡径方向に切
除して傾斜受面24,24が形成されている。傾斜受面
24は縦溝23を構成する直線状の溝壁面に対し、ナッ
トの締付側に傾斜して形成される。本例では組付性を考
慮して縦溝23の両側の各耳片22a,22bに傾斜受
面24,24を形成した場合について示すが、少なくと
もマウントボルトの突起42と当接する側の耳片22a
の上部に、次に示す複数の機能を併有する傾斜受面24
が形成してあればよい。
【0012】[締付トルクの作用方向を変える機能]締
付トルクにより発生する力F´を耳片22aの裾部へ向
かうように作用方向を変える機能。
【0013】[面圧低下機能]突起42の側端面の全面
を傾斜受面24に面接触して受圧することにより、接面
部の面圧を低下させる機能。
【0014】[曲げモーメントを小さくする機能]マウ
ントボルト40から突起42との当接点までの距離L2
が小さくなることで、曲げモーメント(F1´×L2)が
小さくなり、耳片22a,22bを変形させようとする
力を小さくする機能。
【0015】[ボルトの案内機能]傾斜受面24に摺動
させてマウントボルト40のボルト部43を縦溝23内
に案内する機能。
【0016】
【作用】つぎに自動車部品10の搭載方法について説明
する。 <イ>搭載方法1 図3及び図4は左右両側にマウントボルト40付きの防
振材30を設けた自動車部品10を、車体50側に固着
したブラケット20aに水平状態で落とし込んで搭載す
る場合を示す。
【0017】ブラケット20のほぼ真上に位置させた自
動車部品10をゆっくりと落とし込むと、各マウントボ
ルト40のボルト部43がブラケット20aの各縦溝2
3の両側に形成した耳片22a,22bの一方に当接す
る。耳片22a,22bの上部に縦溝23へ向けて傾斜
する傾斜受面24が形成されているので、ボルト部43
が傾斜受面24を滑動して縦溝23内に案内される。す
なわち、各マウントボルト40が各縦溝23の中心に対
し多少ずれていても、のボルト部43が傾斜受面24に
より縦溝23内に強制的に誘導される。殊に突起42が
縦溝23から側方に突出している場合であっても、自動
車部品10を押し込むことで傾斜受面24との当接部を
支点にマウントボルト40が自転して縦溝23の溝底に
挿入できる。したがって、組付け前に各突起42が各縦
溝23の溝幅内に位置するように正確に揃えておく必要
がない。
【0018】最後にマウントボルト40にナット44を
取り付け、所定のトルクで締付ける。起立片21に作用
する締付トルクの影響については後述する。
【0019】<ロ>搭載方法2 図5は自動車部品10の片側(図面左方)をブラケット
20bの一方の起立片21に設けた水平ピン25に差し
込んだ後、自動車部品10の他側(図面右方)をブラケ
ット20bの他方の起立片21に落とし込んで搭載する
場合を示す。
【0020】本例の場合、左方の防振材30に水平ピン
25を挿入可能なように穴31が形成されている。また
自動車部品10の他側(図面右方)は前記と同様に突起
42を形成したマウントボルト40が設けられていると
共に、ブラケット20bの他方の起立片21に縦溝23
と傾斜受面24が形成されている。本例のように自動車
部品10のを片側を差し込み式にすることで、自動車部
品10の片側(図面左方)のナットの締付作業を省略し
て、狭隘な空間域における搭載作業が容易となる。
【0021】<ハ>起立片に作用する締付トルクの影響 図2を基に起立片21に作用する締付トルクの影響につ
いて説明する。マウントボルト40に図面時計回り方向
に締付力を与えた場合、突起42の一方の側端面が縦溝
23の右方の傾斜受溝24に接面し、締付トルクにより
発生する力F´が右方の耳片22aのみに作用する。
【0022】図9に示すように傾斜受面24を形成して
いない場合、締付トルクにより発生する力Fは右方の耳
片kを口開きする方向に作用するが、図2に示す如く傾
斜受面24を形成すると、突起42を介した前記力F´
の作用方向が縦溝23の裾部へ変えられる。縦溝23の
溝壁に対する傾斜受面24の傾斜角度が大きくなるほ
ど、締付トルクにより発生する力F´の作用方向が縦溝
23の裾部へ向かうことになる。ナット44の締め代を
考慮すると傾斜受面24は縦溝23の溝壁に対して略9
0度が限界である。
【0023】また傾斜受面24の存在は曲げモーメント
の点でも影響を与える。図9に記載の傾斜受面24を形
成していない場合、縦溝fの右方の耳片kに、締付トル
クによって発生した力Fに溝底から突起jの当接点まで
の距離を掛け合わせた曲げモーメントが作用する。これ
に対し図2に示す如く、傾斜受面24を形成することで
縦溝23の溝底から突起42との当接点までの距離L2
が図9より小さいく設定できるため、同一の締付トルク
で締め付けても右方の耳片22aに作用する曲げモーメ
ントが小さくなる。
【0024】また突起42をボルト部43の中心に近づ
けて距離L2を小さくすること右方の耳片22aに作用
する曲げモーメントをさらに小さくすることも可能であ
る。
【0025】さらに突起42の側端面が傾斜受面24と
面接触することで、傾斜受面24の受ける面圧が低くな
る。
【0026】以上のことから、ナットの締付時に右方の
耳片22aが変形するのを効果的に防止できる。
【0027】また図9に示すブラケットと図2に示すブ
ラケット20を同一の板厚条件で製作し、締付トルクを
増しながら実験を行ったところ、本発明は従来のブラケ
ットの変形した締付トルクを超えても変形が見られない
ことが確認できた。この実験結果から、板厚や耳片幅を
変えずに傾斜受面24を形成するだけで、ブラケット2
0の塑性変形の限界値が高くなり、締付トルクを大きく
確保できることも確認できた。
【0028】
【発明の実施の形態2】以上は突起42の側端面の全面
を傾斜受面24に接面させた場合について説明したが、
図6に示すように突起42の側端面のボルト部43に最
も近い面を傾斜受面24に線接触させてもよい。本例に
あっては当接点がボルト部43の中心に近づき、前記し
た距離L2が小さくなって発生曲げモーメントを小さく
できる利点がある。
【0029】
【発明の実施の形態3】図7は締付トルクが作用する耳
片22aに傾斜顎面25を追加して設けた場合を示す。
傾斜顎面25は傾斜受面24の上方に位置し、該傾斜受
面24の傾斜方向と反対方向に傾斜して形成される。ナ
ットの締付時、突起42が傾斜受面24に当接した後も
締付トルクが作用すると、マウントボルト40に縦溝2
3から抜け出る方向へ向けた反力が発生する。突起42
の外方で突起42と対向して位置する傾斜顎面25は、
突起42と当接することで前記した反力に因るマウント
ボルト40の浮き上がりを防止する。
【0030】本例にあっては、マウントボルト40の共
回りと浮き上がりを効果的に防止することができ、特に
大きな締付トルクで締め付ける場合に有利である。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上説明したようになるから
次のような効果を得ることができる。 <イ> 縦溝の両側の耳片の少なくとも一方に傾斜受面
を形成することで、耳片の口開き力として作用していた
締付トルクにより発生する力の作用方向を縦溝の裾部へ
変えることができる。 <ロ> 耳片に傾斜受面を形成することで縦溝の溝底か
ら突起との当接点までの距離が、傾斜受面を形成してい
ない従来構造と比べて小さいく設定できる。そのため、
同一の締付トルクで締め付けても耳片に作用する曲げモ
ーメントを小さくすることができる。 <ハ> また突起をボルト部の中心に近づけることで、
耳片に作用する曲げモーメントにより発生する力をさら
に小さくすることができる。 <ニ> 突起の側端面を傾斜受面と面接触することで、
傾斜受面の受ける面圧を低くでき、耳片のヘタリを回避
できる。 <ホ> 以上説明した要因により、ナットの締付時に耳
片の変形を効果的に防止できると共に、起立片の塑性変
形の限界値が高くなり、締付トルクを大きく確保でき
る。しかも起立片の板厚や耳片幅を変える必要がないの
で、重量の増加やコストアップの問題を生じない。 <ヘ> 従来は搭載前に各突起が各縦溝の溝幅内に位置
するように正確に揃えておく必要があったが、本発明で
は縦溝の両側の耳片に傾斜受面を形成しておくことで、
マウントボルトのボルト部を何れかの傾斜受面に滑動さ
せて縦溝内に案内することができ、組付性を大幅に改善
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る説明図で、一部
を省略した自動車部品の搭載構造の斜視説明図
【図2】 搭載部のモデル図
【図3】 自動車部品の搭載前における説明図
【図4】 搭載後における自動車部品を省略したブラケ
ットとマウントボルトの挿入状態の説明図
【図5】 自動車部品の片方を差し込み式で搭載し、自
動車部品の他方を落し込み式で搭載する場合の搭載構造
の説明図
【図6】 突起の内側を傾斜受面に当接させた形態にお
ける一部を省略した搭載部のモデル図
【図7】 耳片に傾斜顎面を追加形成した他の実施の形
態に係る搭載部のモデル図
【図8】 本発明が前提とする自動車部品の搭載構造の
説明図
【図9】 本発明が前提とする搭載構造の搭載部のモデ
ル図
【符号の説明】
10 自動車部品 20,20a,20b ブラケット 21 起立片 22a,22b 耳片 23 縦溝 24 傾斜受面 25 傾斜顎面 30 防振材 40 マウントボルト 41 鍔部 42 突起 43 ボルト部 44 ナット 50 車体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止部材に自動車部品搭載用のブラケ
    ットを取り付け、ブラケットの略三角形を呈する起立片
    にボルト挿入用の縦溝を形成し、自動車部品の側面と前
    記起立片の間に免振材を介装し、前記免振材が共回り防
    止用の突起付きのマウントボルトを具備し、突起と共に
    起立片の縦溝内に挿入したマウントボルトにナットを螺
    着して搭載する、自動車部品の免振搭載構造において、 前記縦溝の両側に形成した耳片のうち少なくとも一方
    に、傾斜受面を形成し、 前記突起の側端面を前記起立片の傾斜受面に接面させ、 前記突起を介して作用する締付トルクにより発生する力
    を起立片の裾部へ指向するように構成したことを特徴と
    する、 自動車部品の免振搭載構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、起立片の両耳片に
    縦溝の壁面と連続性を有する傾斜受面を形成したことを
    特徴とする、自動車部品の免振搭載構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、突起
    をボルト部の中心に近づけて形成したことを特徴とす
    る、自動車部品の免振搭載構造。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3の何れかにおい
    て、起立片の傾斜受面の外方に突起の抜け出しを規制す
    る傾斜顎面を形成し、起立片の傾斜受面に当接させたマ
    ウントボルトの突起の外方に傾斜顎面を位置させたこと
    を特徴とする、自動車部品の免振搭載構造。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4の何れかにおい
    て、ブラケットの相対向する両起立片に、縦溝の壁面と
    連続性を有する傾斜受面が形成してあり、自動車部品の
    両側を免振材に設けたマウントボルトを介してブラケッ
    トの両起立片に支持させたことを特徴とする、自動車部
    品の免振搭載構造。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項4の何れかにおい
    て、ブラケットの相対向する一方の起立片に縦溝と傾斜
    受面とを形成し、相対向する他方の起立片に連結ピンを
    設け、前記連結ピンに自動車部品の免振材を嵌装して自
    動車部品の一方を支持すると共に、自動車部品の他側に
    免振材と共に設けたマウントボルトを他方の起立片の縦
    溝内に挿入して自動車部品の他側を支持することを特徴
    とする、自動車部品の免振搭載構造。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6の何れにおい
    て、自動車部品がエンジンルーム内に配置される液圧制
    御ユニットであることを特徴とする、自動車部品の免振
    搭載構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7004552B2 (en) * 2003-05-15 2006-02-28 Continental Teves Ag & Co. Brake hydraulic control actuator for vehicles
DE102006015221A1 (de) * 2006-03-30 2007-10-11 Küster Automotive Control Systems GmbH Schwingungsgedämpfte Befestigungsvorrichtung für elektrische Feststellbremsen
JP2009162340A (ja) * 2008-01-09 2009-07-23 Akebono Brake Ind Co Ltd ディスクブレーキの防振ゴムによるブレーキトルク受け機構

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