JP2001107633A - 折れ戸の角度保持機構付ヒンジ - Google Patents

折れ戸の角度保持機構付ヒンジ

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JP2001107633A
JP2001107633A JP28917499A JP28917499A JP2001107633A JP 2001107633 A JP2001107633 A JP 2001107633A JP 28917499 A JP28917499 A JP 28917499A JP 28917499 A JP28917499 A JP 28917499A JP 2001107633 A JP2001107633 A JP 2001107633A
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Japan
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shaft
hinge
folding door
stopper
bearing
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JP28917499A
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Kazuya Hayashi
和弥 林
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Tosoh Corp
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Toso KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 美観上極めて優れた折れ戸の角度保持機構付
ヒンジを提供する。 【解決手段】 折れ戸のパネル(P1 ,P2 )の側端部
に取り付けられると共に垂直方向に延びる第1軸部
(4)を有する端部材(2)と、両側端部に第1軸部を
回動可能に外嵌する第1軸受部(21)を有して2つの
前記端部材の間に介在する中間部材(20)とから成る
折れ戸のヒンジ(1)において、第1軸受部の内周面の
一部と置換する第2軸受部(26)を備えたストッパホ
ルダ(23)を中間部材に内設し、第2軸受部から軸心
方向に摺動自在に突出するストッパ(30)とこのスト
ッパを突出方向に付勢するばね(35)とをストッパホ
ルダに内設し、第1軸部の外周面の所定角度位置にスト
ッパと係合する凹部(9)を設ける。必要により、第1
軸部の一部を樹脂製の第2軸部に置換し、第2軸部は、
凹部を有する。また、第2軸受部は、樹脂製である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パネル間の角度を
一定に保つ角度保持機構を備えた折れ戸のヒンジに関す
る。
【0002】
【従来の技術】折れ戸のヒンジには、隣接する2つのパ
ネル間の角度を一定に保持するための角度保持機構を備
えたものがある。この角度保持機構付のヒンジを備えた
折り戸は、パネル間の折れ角を一定に保ちながら、レー
ルの長手方向に移動することができる。従来の角度保持
機構付ヒンジは、例えば、特開平8−93304号に開
示されているように、この角度保持機構がヒンジの上端
部等に突設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の折れ戸の角度保持機構付ヒンジは、角度保持機構がヒ
ンジの上端部等に突設されているため、この角度保持機
構が室内側から丸見えとなり、美観を損ねるという問題
がある。本発明はこのような問題を解決するためになさ
れたもので、美観上極めて優れた折れ戸の角度保持機構
付ヒンジを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明が採用する手段は、折れ戸のパネルの側端
部に取り付けられると共に垂直方向に延びる第1軸部を
有する端部材と、両側端部に第1軸部を回動可能に外嵌
する第1軸受部を有して2つの端部材の間に介在する中
間部材とから成る折れ戸のヒンジにおいて、第1軸受部
の内周面の一部と置換する第2軸受部を備えたストッパ
ホルダを中間部材に内設し、第2軸受部から軸心方向に
摺動自在に突出するストッパとこのストッパを突出方向
に付勢するばねとをストッパホルダに内設し、第1軸部
の外周面の所定角度位置にストッパと係合する凹部を設
けたことにある。このように、折れ戸の角度保持機構を
ヒンジの中間部材に内設することにより、角度保持機構
が室内側から丸見えにならないようにする。
【0005】必要により、第1軸部の一部を樹脂製の第
2軸部に置換し、第2軸部は、上記凹部を有する。軸部
と軸受部とがすべて金属製の場合には、摺動性が悪くヒ
ンジの動きがスムーズではない。軸部の一部を樹脂製に
して、ヒンジの動きをスムーズにする。さらに、第2軸
受部は、樹脂製である。軸受部の一部を樹脂製にして、
ヒンジの動きをさらにスムーズにする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係る折れ戸の角度保持機
構付ヒンジ1を、図1ないし図3を参照して詳細に説明
する。図2に示すように、この折り戸のヒンジ1は、2
つの金属製の端部材2と、端部材2の間に介在する金属
製の中間部材20とから構成される。端部材2は、取付
部3と第1軸部4とから成り、取付部3は、折れ戸のパ
ネルP1 、P2 の側端部に固定され、第1軸部4は、こ
の取付部3と一体に形成されて垂直方向に延びる。中間
部材20の第1軸受部21は、両側端部に一体に形成さ
れ、端部材2の第1軸部4をπ/2radの範囲で回動
可能に外嵌する。第1軸部4を第1軸受部21の端部か
ら挿入することにより、第1軸部4を第1軸受部21に
嵌合する。
【0007】図1に示すように、中間部材20の上部
に、上述した2つの第1軸受部21間を水平に貫通する
貫通孔22を開ける。この貫通孔22に、ストッパホル
ダ23を挿入する。ストッパホルダ23は、2つの樹脂
製のホルダ半体24がビス36によりビス止めされたも
ので、各ホルダ半体24の側端部には、中間部材20の
第1軸受部21と内周面が同一形状の第2軸受部26が
一体に形成される。
【0008】図3に示すように、各ホルダ半体24の内
部には、大径部28と小径部29とから成る摺動孔27
が穿設される。この摺動孔27には、円筒状で先端に突
起32が形成されたストッパ30と、円筒状で先端が平
らなストッパ押え33とが、このストッパ30とストッ
パ押え33とを外側に付勢するばね35を介装して、摺
動自在に嵌合する。ストッパ30とストッパ押え33と
の外周面に、係止部31、34を夫々突設する。係止部
31、34は、摺動孔27の大径部28内を摺動すると
共に、ばね35に付勢されて小径部29の端面に係止す
る。ホルダ半体24の外側に板片25を突設する。板片
25が中間部材20の貫通孔22に設けた凹部22aに
係止して、ストッパホルダ23が貫通孔22内に固定さ
れる。
【0009】図1に示すように、端部材2の第1軸部4
の上部は、樹脂製の第2軸部7、12に置換され、この
第2軸部7、12がストッパホルダ23の第2軸受部2
6に回転可能に嵌合する。この第2軸部7、12とスト
ッパホルダ23の第2軸受部26との間の隙間は、端部
材2の第1軸部4と中間部材20の第1軸受部21との
間の隙間よりも小さく形成される。第2軸部7、12
は、座金14を介してねじ15により第1軸部4にねじ
止めされる。第2軸部7、12の先端の係合突起8、1
3が、第1軸部4の係合孔6に係合することにより、第
2軸部7、12は第1軸部4と一体に回転する。第2軸
部7の外周面の所定角度位置には、ストッパ30の突起
32が係合可能な溝9(凹部)が、軸方向に形成され
る。図3に示すように、溝9は、パネルP1 の折り畳み
方向の斜面10の角度が、展開方向の斜面11の角度よ
りも大きく形成される。
【0010】次に、この角度保持機構付ヒンジ1の作動
を、図3及び図4を参照して説明する。図3に示すよう
に、パネルP1 の展開状態において、ストッパ30の突
起32は、ばね35により第2軸部7側に付勢されてい
るが、突起32は溝9に係合していない。図4に示すよ
うに、折れ戸を折り畳むと、第2軸部12側には角度保
持機構が取り付けられていないので、パネルP2 はπ/
2radの折れ角まで軽い力で折り畳むことができる。
一方、パネルP1 を上述した所定角度まで折り畳むと、
ストッパ30の突起32が第2軸部7の溝9に係合し、
かつ、斜面10に当接して、より強い力を加えないと、
それ以上は折り畳むことができないようになる。これに
より、パネルP1 について所定角度を保持しながら、折
れ戸全体をレールの長手方向に移動させることができ
る。続いて、パネルP1 の折り畳み方向にやや強い力を
加えると、ストッパ30の突起32が第2軸部7の溝9
の斜面10を乗り越えて、パネルP1 は、π/2rad
の折れ角まで軽い力で折り畳むことができるようにな
る。
【0011】パネルを展開するとき、パネルP2 は、上
記と同様に軽い力で展開できる。一方、パネルP1 を上
述した所定角度まで展開すると、ストッパ30の突起3
2が第2軸部7の溝9に一旦は係合するが、溝9の展開
側の斜面11は折り畳み側の斜面10よりもその傾斜が
緩やかであるから、突起32は溝9を比較的容易に乗り
越える。このようにパネルP1 、P2 は展開し、図3に
示す状態に戻る。
【0012】ヒンジ1では、折れ戸の角度保持機構をヒ
ンジ1の中間部材20に内設したから、角度保持機構が
室内側から丸見えにならず、美観を向上させることがで
きる。また、第2軸部7、12とストッパホルダ23の
第2軸受部26とを樹脂製にしたから、摺動性が向上
し、ヒンジ1全体の動きをスムーズにできる。さらに、
第2軸部7、12とストッパホルダ23の第2軸受部2
6との間の隙間を、端部材2の第1軸部4と中間部材2
0の第1軸受部21との間の隙間よりも小さく形成した
から、ヒンジ1の動きは一層スムーズになる。
【0013】なお、ヒンジ1では、パネルP1 側につい
てのみストッパ30を配設して、第2軸部7の溝9に係
合するようにしたが、パネルP2 側にも同様の角度保持
機構を配設することができる。また、ヒンジ1では、樹
脂製の第2軸部7、12を金属製の端部材2の第1軸部
4に連結し、かつ、この第2軸部7、12を外嵌する樹
脂製の第2軸受部26をホルダ半体24の側端部に設け
ることにより、摺動性を向上させて、ヒンジ1の動きを
スムーズにした。しかしながら、摺動性に問題がなけれ
ば、第1軸部の一部を樹脂製の第2軸部に置換せずに、
金属製の第1軸部をヒンジの上部までそのまま延長し、
その延長部分にストッパの突起が係合する溝等の凹部を
設けてもよい。また、ホルダ半体の第2軸受部を樹脂製
とせずに、金属製にしてもよい。これとは逆に、端部材
の第1軸部と中間部材の第1軸受部の双方又は一方を、
すべて樹脂製にすることもできる。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の折
れ戸の角度保持機構付ヒンジは、折れ戸のパネルの側端
部に取り付けられると共に垂直方向に延びる第1軸部を
有する端部材と、両側端部に第1軸部を回動可能に外嵌
する第1軸受部を有して2つの端部材の間に介在する中
間部材とから成り、第1軸受部の内周面の一部と置換す
る第2軸受部を備えたストッパホルダを中間部材に内設
し、第2軸受部から軸心方向に摺動自在に突出するスト
ッパとこのストッパを突出方向に付勢するばねとをスト
ッパホルダに内設し、第1軸部の外周面の所定角度位置
にストッパと係合する凹部を設けたから、折れ戸の美観
が極めて優れたものになるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る折れ戸の角度保持機構付ヒンジを
示す組立図である。
【図2】図1のII−II線矢視図である。
【図3】図1のIII−III線矢視図である。
【図4】図3と同様の図であり、折り戸を折り畳んだと
きの状態を示す。
【符号の説明】
1 ヒンジ、2 端部材、3 取付部、4 第1軸部、
6 係合孔、7 第2軸部、8 係合突起、9 溝、1
0,11 斜面、12 第2軸部、13 係合突起、1
4 座金、15 ねじ、20 中間部材、21 第1軸
受部、22 貫通孔、22a 凹部、23 ストッパホ
ルダ、24 ホルダ半体、25 板片、26 第2軸受
部、27 摺動孔、28 大径部、29 小径部、30
ストッパ、31 係止部、32 突起、33 ストッ
パ押え、34 係止部、35 ばね、36 ビス、P1
,P2 パネル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折れ戸のパネル(P1 ,P2 )の側端部
    に取り付けられると共に垂直方向に延びる第1軸部
    (4)を有する端部材(2)と、両側端部に前記第1軸
    部を回動可能に外嵌する第1軸受部(21)を有して2
    つの前記端部材の間に介在する中間部材(20)とから
    成る折れ戸のヒンジ(1)において、前記第1軸受部の
    内周面の一部と置換する第2軸受部(26)を備えたス
    トッパホルダ(23)を前記中間部材に内設し、前記第
    2軸受部から軸心方向に摺動自在に突出するストッパ
    (30)と前記ストッパを突出方向に付勢するばね(3
    5)とを前記ストッパホルダに内設し、前記第1軸部の
    外周面の所定角度位置に前記ストッパと係合する凹部
    (9)を設けたことを特徴とする折れ戸の角度保持機構
    付ヒンジ。
  2. 【請求項2】 前記第1軸部(4)の一部を樹脂製の第
    2軸部(7、12)に置換し、前記第2軸部は、前記凹
    部を有することを特徴とする、請求項1に記載の折れ戸
    の角度保持機構付ヒンジ。
  3. 【請求項3】 前記第2軸受部(26)は、樹脂製であ
    ることを特徴とする、請求項1又は2に記載の折れ戸の
    角度保持機構付ヒンジ。
JP28917499A 1999-10-12 1999-10-12 折れ戸の角度保持機構付ヒンジ Pending JP2001107633A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200462175Y1 (ko) 2010-08-12 2012-08-28 홍양일 폴딩 도어용 경첩
KR101686470B1 (ko) * 2015-11-30 2016-12-14 김용갑 폴딩도어용 조인트
KR101686471B1 (ko) * 2015-11-30 2016-12-28 김용갑 미관이 유려한 폴딩도어 결합구조
KR101834971B1 (ko) * 2016-03-25 2018-04-19 김용갑 외관이 깨끗하며, 안정되고 원활한 폴딩기능을 갖는 폴딩도어 시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200462175Y1 (ko) 2010-08-12 2012-08-28 홍양일 폴딩 도어용 경첩
KR101686470B1 (ko) * 2015-11-30 2016-12-14 김용갑 폴딩도어용 조인트
KR101686471B1 (ko) * 2015-11-30 2016-12-28 김용갑 미관이 유려한 폴딩도어 결합구조
KR101834971B1 (ko) * 2016-03-25 2018-04-19 김용갑 외관이 깨끗하며, 안정되고 원활한 폴딩기능을 갖는 폴딩도어 시스템

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