JP2001107218A - 気体浸珪処理法による高珪素鋼帯の製造方法 - Google Patents

気体浸珪処理法による高珪素鋼帯の製造方法

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JP2001107218A
JP2001107218A JP27945999A JP27945999A JP2001107218A JP 2001107218 A JP2001107218 A JP 2001107218A JP 27945999 A JP27945999 A JP 27945999A JP 27945999 A JP27945999 A JP 27945999A JP 2001107218 A JP2001107218 A JP 2001107218A
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Munehiro Ishioka
宗浩 石岡
Sadakazu Masuda
貞和 升田
Kazuhisa Okada
和久 岡田
Katsuji Kasai
勝司 笠井
Yoshiichi Takada
芳一 高田
Koichiro Fujita
耕一郎 藤田
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JFE Engineering Corp
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NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続気体浸珪処理法により、鋼帯の破断やエ
ッジ割れを生じることなく、板幅方向のSi濃度が均一
な高珪素鋼帯を安定して製造する。 【解決手段】 気体浸珪処理法により高珪素鋼帯を連続
的に製造する方法において、板幅方向端部に浸珪を防止
又は抑制する物質を塗布した鋼帯を浸珪処理することを
特徴とし、この方法によればエッジ割れを生じ易い板幅
方向端部のSi濃度が局部的に低減されるとともに、そ
れ以外の板幅方向部分については均一な高Si濃度を有
する高珪素鋼帯が得られ、したがって、製造された高珪
素鋼帯の板幅方向端部のみを切断除去することにより、
板幅方向でSi濃度が均一な高珪素鋼帯の製品を得るこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気体浸珪処理法に
より高珪素鋼帯を連続的に製造するための方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】Si含有量が4wt%以上の高珪素鋼帯
を工業的に製造する方法として、特開昭62−2707
8号などに示されるような気体浸珪処理法による製造方
法が知られている。この方法は、Si含有量が4wt%
未満の薄鋼帯をSiClを含む雰囲気の浸珪処理炉内
に連続的に通板させて鋼帯表層にSiを浸透させ、次い
でこのSiを板厚方向に拡散させる拡散熱処理を施すこ
とにより、コイル状の高珪素鋼帯を連続的に製造する方
法である。この製造方法によれば、優れた磁気特性を有
する所謂6.5%Si鋼帯を連続的に製造することが可
能である。
【0003】しかし、Si含有量が5wt%以上の珪素
鋼帯は非常に脆く、特にSi含有量が6.3wt%を超
える鋼帯を連続処理ライン内で通板させた場合、鋼帯に
僅かな曲げや捩じれが加わっただけでエッジ部からクラ
ック(エッジ割れ)が進行し、簡単に破断してしまう。
【0004】鋼帯に曲げや捩じれを生じさせないように
するためには、例えば、下記のような対策が考えられ
る。 ライン内のステアリングロールやブライドルロール
のロール径を極力大きくする。 炉内での鋼帯の蛇行を防止して鋼帯に曲げや捩じれ
を生じる機会を少なくするという観点から、連続処理炉
の炉長を短くする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のよう
にロールを大径化することには設備上の制約や設備コス
トの面から一定の限界があり、このためロールの大径化
だけで鋼帯の破断を防止することは難しい。また、上記
については、所定の浸珪量を確保するためにはライン
速度を遅くする必要があり、生産性が低下するという問
題がある。
【0006】また、高珪素鋼帯の破断やエッジ割れを防
止するための他の方法としては、浸珪処理時の鋼帯幅方
向に対する処理ガス(SiCl含有ガス)の吹き付け
量を調整することにより、鋼帯幅方向において端部のS
i含有量が中央部よりも低くなるようなSi濃度分布を
つける方法が、特開平8−13127号で開示されてい
る。しかし、この方法では鋼帯幅方向端部に急激なSi
濃度勾配を付すことは困難であり、このためSi濃度の
低い鋼帯幅方向端部を切断除去したとしても、製品とな
る高珪素鋼帯は板幅方向でのSi含有量に差が生じ、磁
気特性などの品質上の問題を生じる。
【0007】したがって本発明の目的は、このような従
来技術の課題を解決し、連続気体浸珪処理法により、鋼
帯の破断やエッジ割れを生じることなく、板幅方向のS
i濃度が均一な高珪素鋼帯を安定して製造することがで
きる高珪素鋼帯の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、気体浸珪
処理法により高珪素鋼帯を連続的に製造するに当たり、
鋼帯の破断やエッジ割れを生じることなく、板幅方向の
Si濃度が均一な高珪素鋼帯を安定して製造することが
できる方法について検討した結果、鋼帯をその板幅方向
端部(両端部)に浸珪を防止又は抑制する物質を塗布し
た状態で浸珪処理することにより、エッジ割れを生じ易
い板幅方向端部のSi濃度が局部的に低減されるととも
に、それ以外の板幅方向部分(中央部分)については均
一な高Si濃度を有する高珪素鋼帯が得られることが判
った。したがって、このような高珪素鋼帯の板幅方向端
部のみを切断除去することにより、板幅方向でSi濃度
が均一な高珪素鋼帯の製品を得ることができる。
【0009】すなわち、本発明の製造方法の特徴は以下
の通りである。 [1] 気体浸珪処理法により高珪素鋼帯を連続的に製造す
る方法において、板幅方向端部に浸珪を防止又は抑制す
る物質を塗布した鋼帯を浸珪処理することを特徴とする
気体浸珪処理法による高珪素鋼帯の製造方法。 [2] 上記[1]の製造方法において、製造された高珪素鋼
帯について、浸珪を防止又は抑制する物質が塗布された
板幅方向端部を切断除去することを特徴とする気体浸珪
処理法による高珪素鋼帯の製造方法。
【0010】[3] 上記[1]の製造方法において、少なく
とも入側から加熱帯、浸珪処理帯、拡散均熱帯及び冷却
帯を備えた浸珪処理設備で高珪素鋼帯を製造するに当た
り、加熱帯進入前の鋼帯の板幅方向端部に浸珪を防止又
は抑制する物質を塗布し、浸珪処理及び拡散均熱処理を
経た鋼帯が冷却帯を出た後、前記浸珪を防止又は抑制す
る物質が塗布された板幅方向端部を切断除去することを
特徴とする気体浸珪処理法による高珪素鋼帯の製造方
法。
【0011】
【発明の実施の形態】一般に鋼帯の連続気体浸珪処理で
は、所定の温度に加熱された鋼帯を浸珪処理帯に連続通
板させ、この鋼帯表面にSiClなどの原料ガスを含
む処理ガスを吹き付け、SiClと鋼帯(Fe)との
置換反応によりSiを鋼帯表層に浸透させる。本発明で
は、このような連続気体浸珪処理によって高珪素鋼帯を
製造するに当たり、鋼帯をその板幅方向端部(両端部)
に浸珪を防止又は抑制する物質(以下、説明の便宜上
“浸珪抑制物質”という)を塗布した状態で浸珪処理す
る。通常、この浸珪抑制物質は鋼帯幅方向端部(両端
部)の両面に所定幅で塗布されるが、場合によっては鋼
帯幅方向端部の片面にのみ塗布してもよい。
【0012】このような気体浸珪処理では、鋼帯幅方向
端部領域にSiClなどを含む処理ガスが吹き付けら
れても、上記浸珪抑制物質の存在により浸珪が防止又は
抑制され、その領域での浸珪処理後のSi濃度をエッジ
割れが発生し難いレベル(例えば、Si濃度5wt%以
下)にすることができる。特開平8−13127号に示
されるように、高珪素鋼帯の板幅方向端部のSi濃度を
低下させることによりエッジ割れが防止でき、このため
通板時の板破断も防止することができる。
【0013】一方、上記浸珪抑制物質が存在しない板幅
方向部分(中央部分)は均一な浸珪処理がなされる。こ
のため製造された高珪素鋼帯の板幅方向端部(上記浸珪
抑制物質が塗布された部分)のみを切断除去することに
より、板幅方向でSi濃度が均一な高珪素鋼帯の製品が
得られる。
【0014】浸珪抑制物質としては、鋼帯への塗布を可
能にするために液体状の物質若しくは溶媒に溶解又は分
散できる固体物質であること、加熱帯内において固化す
ることで皮膜を形成するか(液体状物質の場合)若しく
は溶媒が蒸発して固形分が皮膜を形成すること、浸珪処
理温度域(1023℃〜1200℃)においても皮膜と
して鋼帯表面に付着した状態に保たれること、皮膜状に
固化する過程で有害物質を放出しないこと、などの条件
を満足する必要がある。
【0015】このような条件を満足する物質としては、
例えば、硼酸、シリカ、ジルコニヤ、鉄酸化物、クロム
酸化物などの無機物が挙げることでき、これらの1種又
は2種以上を水やアルコールなどの溶媒に溶解又は分散
させて溶液を調整し、これを鋼帯の板幅方向端部に塗布
すればよい。溶液の濃度は塗布方法や皮膜厚など応じて
適宜調整すればよいが、一般には上記物質の濃度が10
〜50wt%程度に調整された溶液が用いられる。な
お、浸珪抑制物質は上記に例示したものに限定されるも
のではなく、上述した条件を満足する任意の物質を使用
することができる。
【0016】通常、浸珪抑制物質は鋼帯幅方向端部(両
端部)の両面に所定幅で塗布されるが、場合によっては
鋼帯幅方向端部の片面にのみ塗布してもよい。鋼帯幅方
向端部への浸珪抑制物質の塗布幅も任意であるが、エッ
ジ割れを効果的に防止し、且つ鋼帯の歩留まりを確保す
る観点から、鋼帯幅方向においてエッジ部から5〜50
mmまでの鋼帯幅方向端部領域に塗布することが好まし
い。
【0017】溶液(浸珪抑制物質の溶液又は浸珪抑制物
質を含む溶液)の塗布方法も任意であるが、通常の塗装
設備で用いられているようなロールコーターを用い、鋼
帯幅方向端部に溶液を塗布するのが簡便である。塗布さ
れた溶液は、炉内雰囲気中で加熱されることにより、そ
れ自体が固化して皮膜を形成するか又は溶媒が蒸発する
ことで固形分が皮膜を形成する。浸珪抑制物質による皮
膜の膜厚(乾燥膜厚)に特別な制限はなく、浸珪抑制物
質により鋼帯幅方向端部が確実に被覆されることで浸珪
が適切に防止又は抑制されるような膜厚であればよい。
浸珪抑制物質の種類によっても異なるが、一般には5〜
20μm程度の膜厚とすればよい。
【0018】高珪素鋼帯製造用の浸珪処理設備は、通
常、入側から順に加熱帯、浸珪処理帯、拡散均熱帯及び
冷却帯を有しており、鋼帯は加熱帯で浸珪処理温度(通
常、1023℃〜1200°)に加熱された後、浸珪処
理帯に導かれ、ここで鋼帯面にSiClなどの原料ガ
スを含む処理ガスが吹き付けられることにより浸珪処理
がなされる。次いで、鋼帯は拡散均熱帯に導かれ、上記
浸珪処理によって鋼帯表層に浸透したSiを板厚方向に
拡散させる拡散均熱処理が施され、しかる後、冷却帯で
冷却される。
【0019】このような設備で本発明を実施する場合、
上記浸珪抑制物質は加熱帯進入前の鋼帯の板幅方向端部
に塗布することが好ましい。また、鋼帯が浸珪処理及び
拡散均熱処理を経て冷却帯を出た後、浸珪抑制物質を鋼
帯から除去する。この除去の方法としては、浸珪抑制物
質が塗布された鋼帯幅方向端部をサイドトリマーなどで
切断除去する方法が最も簡便であり、これにより、その
後に行われる絶縁皮膜の塗布や巻取処理を従来と同様の
装置によって容易に行うことができる。
【0020】図1は浸珪処理設備を備えた高珪素鋼帯の
連続製造設備を示しており、1はペイオフリール、2は
クリーニング槽、3は鋼帯幅方向端部に上記浸珪抑制物
質を塗布するためのロールコーターなどからなる塗布装
置、Aは浸珪処理設備、8は鋼帯幅方向端部を切断除去
するためのサイドトリマー、9は絶縁皮膜塗布装置、1
0は焼付装置、11はテンションリールであり、前記浸
珪処理設備Aは入側から順に加熱帯4、浸珪処理帯5、
拡散均熱帯6、冷却帯7を備えている。
【0021】このような高珪素鋼帯の連続製造設備で
は、ペイオフリール1から繰り出された素材鋼帯(通
常、Si含有量:4wt%未満)はクリーニング槽2で
脱脂洗浄された後、塗布装置3で鋼帯幅方向端部(両端
部)に上記浸珪抑制物質が塗布され、この状態で浸珪処
理設備Aに導入される。浸珪処理設備Aに導入された鋼
帯は、上述したように加熱帯4、浸珪処理帯5、拡散均
熱帯6及び冷却帯7を順次経て高珪素鋼帯となる。冷却
帯7を出た高珪素鋼帯はサイドトリマー8により浸珪抑
制物質が塗布された板幅方向端部が切断除去され、次い
で、絶縁皮膜塗布装置9で絶縁皮膜が塗布された後、焼
付装置10で焼付処理され、テンションリール11に巻
き取られる。
【0022】なお、一般に鋼帯は浸珪処理帯においてS
iClが約10〜50vol%程度含まれる処理ガス
(通常、残部はN、Arなどの不活性ガス)が吹き付
けられることにより、1023〜1200℃程度の処理
温度で浸珪処理され、引き続きSiClを含まない非
酸化性雰囲気の拡散均熱帯において、1200〜123
0℃程度の処理温度で拡散均熱処理される。
【0023】
【実施例】図1に示す高珪素鋼帯の連続製造設備を用い
て、板厚0.3mm、板幅400mmの3%Si鋼帯を
素材鋼帯として6.5%Si鋼帯を製造した。浸珪処理
設備Aの入側に設置された塗布装置3では、浸珪抑制物
質である鉄酸化物とクロム酸化物とシリカの混合物を水
に溶いた溶液を、鋼帯幅方向端部(鋼帯幅方向でエッジ
部から40mmまでの部分)にロールコーターで塗布
し、この溶液が塗布された鋼帯を浸珪処理設備Aに導入
し、加熱帯4で塗布液を乾燥させ、浸珪抑制物質の皮膜
を形成させた。
【0024】浸珪処理設備Aの浸珪処理帯5では、ノズ
ルスリット長/鋼帯幅=1.3のスリットノズルからS
iCl:10vol%、残部:窒素ガスからなる処理
ガスを流速3m/secで鋼帯に吹き付けて浸珪処理を
行った。鋼帯が浸珪処理設備Aを出た後、浸珪抑制物質
が塗布された板幅方向端部(鋼帯幅方向でエッジ部から
40mmまでの部分)をサイドトリマー8で切断除去し
た。
【0025】比較例として、図1の連続製造設備を用
い、鋼帯幅方向端部に上記浸珪抑制物質を塗布しないで
高珪素鋼帯を製造した。以上の結果、比較例では鋼帯に
エッジ割れが発生し、浸珪処理帯において鋼帯が破断し
た。これに対して鋼帯幅方向端部に浸珪抑制物質を塗布
した本発明例ではエッジ割れも発生せず、鋼帯が破断す
ることもなかった。
【0026】製造された高珪素鋼帯について、板幅方向
でのSi含有量を測定した結果を表1に示す。同表によ
れば、本発明例で製造された高珪素鋼帯は、浸珪抑制物
質を塗布した板幅方向端部のSi含有量は素材鋼帯と略
同レベルであるが、浸珪抑制物質を塗布した板幅方向端
部以外の部分(中央部分)のSi含有量は略6.5wt
%と均一化されている。これに対して比較例で得られた
高珪素鋼帯では、板幅方向の全領域でSi含有量が略
6.5wt%となっている。
【0027】
【表1】
【0028】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、連続
気体浸珪処理法により、鋼帯の破断やエッジ割れを生じ
ることなく板幅方向でのSi濃度が均一な高珪素鋼帯を
安定して製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】気体浸珪処理法による高珪素鋼帯の連続製造設
備を示す説明図
【符号の説明】
1…ペイオフリール、2…クリーニング槽、3…塗布装
置、4…加熱帯、5…浸珪処理帯、6…拡散均熱帯、7
…冷却帯、8…サイドトリマー、9…絶縁皮膜塗布装
置、10…焼付装置、11…テンションリール、A…浸
珪処理設備
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 和久 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 笠井 勝司 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 高田 芳一 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 藤田 耕一郎 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気体浸珪処理法により高珪素鋼帯を連続
    的に製造する方法において、板幅方向端部に浸珪を防止
    又は抑制する物質を塗布した鋼帯を浸珪処理することを
    特徴とする気体浸珪処理法による高珪素鋼帯の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 製造された高珪素鋼帯について、浸珪を
    防止又は抑制する物質が塗布された板幅方向端部を切断
    除去することを特徴とする請求項1に記載の気体浸珪処
    理法による高珪素鋼帯の製造方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも入側から加熱帯、浸珪処理
    帯、拡散均熱帯及び冷却帯を備えた浸珪処理設備で高珪
    素鋼帯を製造するに当たり、加熱帯進入前の鋼帯の板幅
    方向端部に浸珪を防止又は抑制する物質を塗布し、浸珪
    処理及び拡散均熱処理を経た鋼帯が冷却帯を出た後、前
    記浸珪を防止又は抑制する物質が塗布された板幅方向端
    部を切断除去することを特徴とする請求項1に記載の気
    体浸珪処理法による高珪素鋼帯の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012001769A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Nippon Steel Corp 部分的に結晶方位が制御されたFe系金属板
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