JP2001105850A - リアウインドー及びリアウインドー構造体 - Google Patents

リアウインドー及びリアウインドー構造体

Info

Publication number
JP2001105850A
JP2001105850A JP28647799A JP28647799A JP2001105850A JP 2001105850 A JP2001105850 A JP 2001105850A JP 28647799 A JP28647799 A JP 28647799A JP 28647799 A JP28647799 A JP 28647799A JP 2001105850 A JP2001105850 A JP 2001105850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rear window
window
vehicle
closed
opened
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28647799A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Komatsuzaki
克己 小松崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP28647799A priority Critical patent/JP2001105850A/ja
Publication of JP2001105850A publication Critical patent/JP2001105850A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Window Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 換気時の外気巻込み侵入による煩わしさを感
じさせず、雨天時の使用も可能で、安全性にも優れた換
気を行い得るリアウインドーを提供する。 【解決手段】 少なくともウインドー面の一部が開閉自
在で、その開閉自在ウインドー面部2aの周囲には当該
開閉自在ウインドー面部を閉じた時に外からの水の浸入
を阻止する防水手段3を備えてリアウインドー2を構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両の
ウインドーに係り、特に車内の換気に有用なリアウイン
ドー及びリアウインドー構造体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両、例えば自動車内においても、喫煙
や長時間に亘る冷暖房使用による車内空気の汚れ解消の
ため(喫煙については同乗嫌煙者の要求からも)、換気
は必要である。また、雨天時の湿気や車内外の温度差等
によるウインドーの曇りを取るときも換気は役に立つ。
【0003】従来、換気は運転席側又は助手席側のウイ
ンドーを少し開けることで行っていたが、この方法で
は、ウインドーの隙間から車内に外気が巻き込んで入っ
てきて、風切り音を生じさせたり、喫煙時の場合にはタ
バコの灰を車内に飛散させたりして、著しく煩わしさを
感じさせた。
【0004】一部の自動車には、サンルーフという天井
窓を備えたものがあり、その中には窓面が開閉できるも
のもある。これによれば、空気取入れ位置が天井面であ
ることから、上述運転席側又は助手席側からの換気方法
に比べて外気の巻込み侵入による上記影響を低く抑える
ことが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述従来技術
では、雨天時は使用できない。また、走行時に同乗者、
特に子供がそのサンルーフから身体の一部を車外(上
方)に出さないとも限らず、極めて危険である。更に、
既存(製造,販売後)の自動車にこのサンルーフを取り
付ける場合は、車体の屋根部を一部切断し、板金加工等
を行う必要があり、著しく高価なものとなる等の問題点
があった。
【0006】本発明の目的は、換気時の外気巻込み侵入
による著しい煩わしさを感じさせることがなく、また雨
天時の使用も可能で、危険性も低く、更には既存車両へ
の適用も容易かつ低コストにて可能なリアウインドー及
びリアウインドー構造体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、少なくとも
ウインドー面の一部が任意に開閉自在で、その開閉自在
なウインドー面部の周囲には当該開閉自在なウインドー
面部の閉成時に外面側からの水の浸入を阻止する防水手
段を備えてなるリアウインドーにより達成される。
【0008】また上記目的は、外形状が車両のリアウイ
ンドーガラス取付部の内形状に合致して同取付部に取付
自在の枠体と、この枠体の内方に防水手段を介して当該
枠体と一体に取り付けられる請求項1に記載のリアウイ
ンドーとを備えてなるリアウインドー構造体により達成
される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は本発明によるリアウインドー
及びリアウインドー構造体の一実施形態を示す分解斜視
図、図2は図1に示すリアウインドー及びリアウインド
ー構造体の取付状態を示す斜視図、図3は同上リアウイ
ンドー及びリアウインドー構造体の開閉機構を示す斜視
図、図4は同上リアウインドー及びリアウインドー構造
体が適用された乗用自動車の一例を示す斜視図である。
【0010】この各図において、1は枠体、2はリアウ
インドーで、これらはリアウインドー構造体Aを構成
し、車両、ここでは乗用自動車のリアウインドーガラス
取付部Bに取り付けられる。
【0011】ここで上記枠体1は、外形状が車両、ここ
では乗用自動車のリアウインドーガラス取付部Bの内形
状に合致した形状に形成され、同取付部Bに防水構造
(図示せず)をもって固着される。換言すれば、上記リ
アウインドー構造体Aはその枠体1を介して乗用自動車
のリアウインドーガラス取付部Bに固着される。枠体1
は、例えば鋼、FRP、カーボンあるいはアルミニュー
ム等で形成される。
【0012】また上記リアウインドー2は、上記枠体1
の内方に防水ゴム3を介して当該枠体1と一体に取り付
けられる。枠体1の防水ゴム3に沿った箇所には、枠体
1,リアウインドー2相互間の防水機能を高めるために
雨どよ(溝部)4が形成されている。
【0013】上記リアウインドー2は、少なくともウイ
ンドー面の一部が任意に開閉自在で、その開閉自在ウイ
ンドー面部の周囲には当該開閉自在ウインドー面部の閉
成時に外面側からの水の浸入を阻止するための防水手段
を備えてなる。
【0014】具体的には、リアウインドー2はウインド
ー面全面がいわゆる鎧戸構造(間隔をおいて横板を掛け
重ねた戸)を模したウインドー組立体2aを備え、これ
に連結されたリンク機構2bの駆動によりウインドー面
全面が開閉自在に構成されている。ウインドー面の開閉
はリンク機構2bに連結されたモータ2cの正逆転によ
りそのリンク機構2bを駆動して行うように構成されて
いる。モータ2cとしては、ここでは電動ドアミラー駆
動源用のモータが用いられている。
【0015】ウインドー組立体2aは、ここでは透光性
の横板、例えば横板ガラス2a1を上下方向に4枚配列
してなる。最上部の横板ガラス2a1を除く各横板ガラ
ス2a1の上端縁には防水ゴム2dが張り付けられ、上
記防水手段を構成する。最上部の横板ガラス2a1上端
縁部分、最下部の横板ガラス2a1下端縁部分及び各横
板ガラス2a1側端縁部分の防水は、上記防水ゴム3に
よりなされる。
【0016】リンク機構2bは、ここでは1本の固定ス
テー2b1、4つのレバー2b2…及び1本の可動ステ
ー2b3からなる。この場合、固定ステー2b1は枠体
1の開口部上下方向に架け渡されており、各レバー2b
2は各々一方端が横板ガラス2a1内面に各別に固着さ
れている。また可動ステー2b3は、各レバー2b2の
他方端部分を介して上記固定ステー2b1と4箇所で連
結されており、その長さ方向の往復動により各レバー2
b2を各々回動させて各横板ガラス2a1を開閉、すな
わちウインドー面全面を開閉する。ここでは、リンク機
構2bは枠体1の開口部の左右方向に所定間隔をおいて
一対設けられている。
【0017】次に、上述リアウインドー2(リアウイン
ドー構造体A)の動作を図5〜図7を併用して説明す
る。図5はリアウインドー2の休止状態、すなわち閉成
状態を示す。この状態において、いま、喫煙や長時間に
亘る冷暖房使用による車内空気の汚れ解消のため、ある
いは雨天時の湿気や車内外の温度差等によるウインドー
の曇りを取るため、換気を行うものとする。
【0018】この場合、まず運転席近傍、例えば計器類
が配置されたボード面に設けられたリアウインドー開閉
用スイッチ(図示せず)をオンする。これにより、モー
タ2cが正転(又は逆転)し、各リンク機構2bの各可
動ステー2b3が往動(又は復動)する。したがって、
各レバー2b2が固定ステー2b1側の連結部を支点と
して、リンク機構2b左側から見て反時計回りに所定角
度回動する(図3中、矢印イ,ロ参照)。これによりウ
インドー組立体2aを構成する各横板ガラス2a1が開
放、すなわちウインドー面全面が開放され(図6参
照)、走行中の空気流は図7中の矢印ハに示すようにな
り、車内換気が行われる。
【0019】換気を終えてウインドー面全面を閉じたい
場合には、上記リアウインドー開閉用スイッチ(図示せ
ず)をオフする。これにより、モータ2cが逆転(又は
正転)し、各リンク機構2bの各可動ステー2b3が復
動(又は往動)する。したがって、各レバー2b2が固
定ステー2b1側の連結部を支点として、リンク機構2
b左側から見て時計回りに所定角度回動する。これによ
りウインドー組立体2aを構成する各横板ガラス2a1
が閉じ、すなわちウインドー面全面が閉じ(図5参
照)、換気が終了する。
【0020】リアウインドー2及びリアウインドー構造
体Aにおける防水は、防水ゴム2d,3によりなされ、
ウインドー面の閉成時にウインドー外面側から車内への
水の浸入は阻止される。
【0021】なお上述実施形態では、ウインドー面の開
閉を、リンク機構2bに連結されたモータ2cで行うよ
うにしたが、可動ステー2b3を直接、又は図示しない
レバー等の操作で押引きして(リンク機構2bを手動で
駆動して)、行うようにしてもよい。これによればモー
タ2cを省略できる。
【0022】また上述実施形態では、リアウインドー2
をウインドー面全面が開閉するように構成したが、例え
ば図8に示すように横板ガラス2a1を1枚とし、ウイ
ンドー面の一部のみ開閉するように構成したり、図9に
示すようにウインドー組立体2aをウインドー面の左右
に分割し、それらの各々にリンク機構2bを設けるよう
に構成してもよい。前者によれば構成の簡易化及び低コ
スト化が図れ、後者によればウインドー面左右側を独立
して開閉できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明リアウインド
ー,リアウインドー構造体によれば、換気はリアウイン
ドー側で行われる。したがって、前述運転席側又は助手
席側からの換気方法とは異なり外気の巻込み侵入はなく
なり、風切り音を生じさせたり、喫煙時におけるタバコ
の灰の飛散も生じなく、これらに起因する煩わしさを感
じさせることはない。また雨天時の換気も可能であり、
更に走行時に同乗者、特に子供が、ウインドー開放時に
そこから身体の一部を車外に出すことは困難ないしは不
可能であり、サンルーフの場合に比べて大幅に危険性を
低下させ得る。
【0024】また本発明リアウインドー構造体によれ
ば、枠体の外形状を車両のリアウインドーガラス取付部
の内形状に合わせて形成することで既存(製造,販売
後)の車両にも上記リアウインドーを取付可能である。
したがって、既存車両への上記リアウインドーの適用が
容易かつ低コストにて可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明リアウインドー及びリアウインドー構造
体の一実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示すリアウインドー及びリアウインドー
構造体の取付状態を示す斜視図である。
【図3】同上リアウインドー及びリアウインドー構造体
の開閉機構を示す斜視図である。
【図4】同上リアウインドー及びリアウインドー構造体
が適用された乗用自動車の一例を示す斜視図である。
【図5】同上リアウインドー及びリアウインドー構造体
の閉成状態を示す斜視図である。
【図6】同上リアウインドー及びリアウインドー構造体
の開放状態を示す斜視図である。
【図7】同上リアウインドー及びリアウインドー構造体
の開放状態における空気流の説明図である。
【図8】同上リアウインドー及びリアウインドー構造体
の他の実施形態を示す正面図(自動車の背面側から見た
図)である。
【図9】同上リアウインドー及びリアウインドー構造体
の更に異なる実施形態を示す正面図(自動車の背面側か
ら見た図)である。
【図10】同上リアウインドー及びリアウインドー構造
体の自動車の背面側から見た図である。
【符号の説明】
1 枠体 2 リアウインドー 2a ウインドー組立体 2a1 横板ガラス 2b リンク機構 2b1 固定ステー 2b2 レバー 2b3 可動ステー 2c モータ2c 2d 防水ゴム 3 防水ゴム 4 雨どよ(溝部) A リアウインドー構造体 B リアウインドーガラス取付部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともウインドー面の一部が任意に
    開閉自在で、その開閉自在なウインドー面部の周囲には
    当該開閉自在なウインドー面部の閉成時に外面側からの
    水の浸入を阻止する防水手段を備えてなるリアウインド
    ー。
  2. 【請求項2】 外形状が車両のリアウインドーガラス取
    付部の内形状に合致して同取付部に取付自在の枠体と、
    この枠体の内方に防水手段を介して当該枠体と一体に取
    り付けられる請求項1に記載のリアウインドーとを備え
    てなるリアウインドー構造体。
JP28647799A 1999-10-07 1999-10-07 リアウインドー及びリアウインドー構造体 Pending JP2001105850A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28647799A JP2001105850A (ja) 1999-10-07 1999-10-07 リアウインドー及びリアウインドー構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28647799A JP2001105850A (ja) 1999-10-07 1999-10-07 リアウインドー及びリアウインドー構造体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001105850A true JP2001105850A (ja) 2001-04-17

Family

ID=17704908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28647799A Pending JP2001105850A (ja) 1999-10-07 1999-10-07 リアウインドー及びリアウインドー構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001105850A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5683293A (en) Combined vent and glare screen unit for vehicle windows
US4157201A (en) Pick-up truck camper door assembly
US6260905B1 (en) Multi-segment, vertically operable, rear vehicle window
JP2012086647A (ja) カウルルーバとカウルパネルを有する自動車
JP2001105850A (ja) リアウインドー及びリアウインドー構造体
JP2004149115A (ja) 車窓用網戸
US2667113A (en) Ventilation system for vehicle bodies
JPH0624254Y2 (ja) 自動車用サイドバイザー
JP2572677Y2 (ja) 車両の車内空気圧逃がし装置
JPS635925Y2 (ja)
JPH01186427A (ja) 自動車のサンルーフ構造
JP6801611B2 (ja) 超小型モビリティの外気導入構造
JPS5915737Y2 (ja) 後方視界用小窓をそなえた車体構造
JPS6132804Y2 (ja)
KR200141332Y1 (ko) 자동차의실내환기장치
JPH0113616Y2 (ja)
JP3079128B2 (ja) 走行車の側面窓構造
KR950002839Y1 (ko) 자동차의 운전석 흡기장치
JPS5943128Y2 (ja) サンル−フ
JPS6114898Y2 (ja)
US1669396A (en) Ventilator for motor vehicles
JPH07323827A (ja) キャビンのワイパー装置
JP2784239B2 (ja) 車輌の運転台用換気ハッチ
JPH0577644A (ja) 自動車の後部構造
JPH0562304U (ja) 自動車用ドアミラー