JP2001105766A - 袖表紙本及びその製本方法 - Google Patents

袖表紙本及びその製本方法

Info

Publication number
JP2001105766A
JP2001105766A JP28536499A JP28536499A JP2001105766A JP 2001105766 A JP2001105766 A JP 2001105766A JP 28536499 A JP28536499 A JP 28536499A JP 28536499 A JP28536499 A JP 28536499A JP 2001105766 A JP2001105766 A JP 2001105766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
book
temporary
text
sleeve cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28536499A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Naito
一紀 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP28536499A priority Critical patent/JP2001105766A/ja
Publication of JP2001105766A publication Critical patent/JP2001105766A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで製本可能な袖表紙本及びその製本
方法を提供する。 【解決手段】 両面にそれぞれ1葉2頁の見返し13を
配した本文12を作成し、仮製本ラインにおいて、その
本文12を1葉4頁の見返し用紙14Aを仮表紙として
くるみ、次いで小口断裁を行い、その後更に袖表紙15
でくるみ、天地断裁を行うことにより、本文12の両側
にそれぞれ4頁の見返し13、14を配した袖表紙本1
1を製本する。この製本方法では、仮くるみを行った仮
表紙を剥ぎ取る工程が不要となり、省力化及び省資源を
図り、コストダウンを図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表紙小口側に折り
返しを備えた袖表紙本並びにその製本方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図4(d)に示すように、本
文2の両側にそれぞれ4頁の見返し3を配し、全体を、
小口側に折り返し4aを備えた表紙4でくるんだ構成の
袖表紙本1が知られている。この袖表紙本1は次のよう
にして製本されていた。すなわち、図4(a)に示すよ
うに、両側にそれぞれ、1葉の見返し用紙を二つ折りし
て形成した4頁の見返し3を配置した構成の本文2を作
成し、図4(b)に示すように、これを仮製本ラインに
おいて、仮表紙5を用いて仮くるみを行い、次いで小口
を断裁した後、図4(c)に示すように、仮表紙5を剥
がし(破り捨て)、その後、再度仮製本ラインにおい
て、図4(d)に示すように、袖表紙4を用いて本ぐる
みを行い、その後、天地の断裁を行うことで、袖表紙本
1が製本されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の方法では、仮くるみに用いた仮表紙5が、小口断
裁後は不要となるため、その仮表紙5を破り捨てるとい
う工程が必要となり、しかも仮表紙5を破り捨てる操作
は手作業で行わざるを得ず、多大な労力を必要とし、き
わめて生産性が悪いという問題があった。また、仮表紙
は破り捨てるため、資源の無駄遣いとなり、しかも背や
のど部には接着された仮表紙5の一部が残っていてその
破れ目がぎざぎさとなっており、その上に袖表紙をかぶ
せても、表面に凹凸が現れ、見栄えが悪くなるという問
題もあった。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、仮くるみに用いる仮表紙を破り捨てるという工程
を必要とせず、これにより省力化及び省資源を図ること
ができると共に袖表紙の表面を平滑にでき、見栄えの良
い袖表紙本並びにその製本方法を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の問題点を
解決するため、従来仮表紙で仮ぐるみを行っていた代わ
りに、仮表紙に変えて1葉4頁の見返し用紙を用いて仮
ぐるみを行い、小口断裁後、仮ぐるみに用いた見返し用
紙はそのまま見返しとして使用し、剥がすことなく、全
体を袖表紙でくるみ、袖表紙本とすることを特徴とす
る。この構成により、仮ぐるみに用いた用紙を破り捨て
るという作業が全く不要となり、生産性を向上させるこ
とができると共に、省力化及び省資源を図ることがで
き、更に見栄えの良い袖表紙本を製本できる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る袖表紙
本は、本文の両面にそれぞれ1葉2頁の見返しを配し、
更にその外側の両面及び背に1葉4頁の見返し用紙を配
し、更にその外側の両面及び背に袖表紙を配配するとい
う構成としたものであり、これにより、従来と同様に本
文の両側にそれぞれ、4頁の見返しを配置した袖表紙本
を提供できる。
【0007】上記した袖表紙本を製本する本発明の実施
の形態に係る製本方法は、本文の両面にそれぞれ1葉2
頁の見返しを配し、その本文を仮製本ラインにおいて、
1葉4頁の見返し用紙を仮表紙としてくるみ且つ小口断
裁を行い、その後、更に袖表紙でくるみ、天地断裁を行
うことを特徴とする。この構成により、見返し用紙を仮
表紙として仮くるみを行った後、その見返し用紙はその
まま、見返しとして使用でき、従来のように仮表紙を破
り捨てるという作業が不要となり、製本コストを大幅に
削減でき、且つ出来上がった本の見栄えも良好とでき
る。
【0008】
【実施例】以下、図面に示す本発明の好適な実施例を説
明する。図1は本発明の実施例に係る袖表紙本の概略斜
視図、図2はその概略端面図である。全体を参照符号1
1で示す袖表紙本は、本文12の両側にそれぞれ、1葉
2頁の見返し13を配し、更にその外側の両面及び背に
1葉4頁の見返し用紙14Aを配し、更にその外側に、
小口側に折り返し15aを備えた袖表紙15を配すると
いう構成としたものである。従って、この袖表紙本11
は本文12の両側にそれぞれ、2頁の見返し13と、見
返し用紙14Aの約半分で形成される2頁の見返し14
の合計4頁の見返しが配置された構成となっており、従
来と同様に本文12の両側にそれぞれ4頁の見返しを備
えている。
【0009】次に、この袖表紙本11の製本方法を説明
する。まず、本文の両面を形成する刷本に、1葉2頁の
見返し13を貼り込み、その刷本を用いて図3(a)に
示すように、両面にそれぞれ1葉2頁の見返し13を配
した本文12を作成し、次いで、図3(b)に示すよう
に、その本文12を仮製本ラインにおいて1葉4頁の見
返し用紙14Aを仮表紙として製本する。すなわち、両
面に見返し13を有する本文12を見返し用紙14Aで
くるみ(背やのど部を接着剤で接着し、且つプレスして
整形し)、次いで、小口を断裁する。その後、形成した
本を仮製本ラインで、図3(c)に示すように、袖表紙
15でくるみ、天地断裁を行う。これにより、本文12
の両側にそれぞれ4頁の見返し13、14を配した袖表
紙本11が製本される。この製本方法では、見返し用紙
14Aを仮表紙として製本した後、そのまま、袖表紙1
5でくるめばよく、従来のように仮表紙の剥ぎ取りの必
要がないので、製本工程が簡単であり、且つ余計な仮表
紙の使用も必要ないので、低コストで製本できる。ま
た、袖表紙15の内側に、仮表紙を破り取った跡がない
ので、袖表紙15の表面を平滑にでき、見栄えが良い。
【0010】
【発明の効果】以上のように、本発明は、仮表紙の代わ
りに見返し用紙を用いて仮くるみを行い、その後、仮く
るみに用いた見返し用紙を剥がすことなく、袖表紙でく
るみ、袖表紙本とするものであるので、製本工程を簡略
化できると共に仮表紙の破り捨てが不要となり、省力化
及び省資源を図ることができると共に、生産性を上げる
ことができ、コストダウンを図ることができるという効
果を有している。また、本発明の袖表紙本は背やのど部
の外面が平滑で見栄えが良いという効果も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例による袖表紙本の概略斜視図
【図2】図1の袖表紙本の概略端面図
【図3】(a)、(b)、(c)は図1に示す袖表紙本
の製本工程の途中における中間製品及び出来上がった袖
表紙本の概略端面図
【図4】(a)、(b)、(c)、(d)は従来の袖表
紙本の製本工程の途中における中間製品及び出来上がっ
た袖表紙本の概略端面図
【符号の説明】
11 袖表紙本 12 本文 13 見返し 14 見返し 14A 見返し用紙 15 袖表紙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本文の両面にそれぞれ1葉2頁の見返し
    を配し、更にその外側の両面及び背に1葉4頁の見返し
    用紙を配し、更にその外側の両面及び背に袖表紙を配し
    てなる袖表紙本。
  2. 【請求項2】 本文の両面にそれぞれ1葉2頁の見返し
    を配し、その本文を仮製本ラインにおいて、1葉4頁の
    見返し用紙を仮表紙としてくるみ且つ小口断裁を行い、
    その後、更に袖表紙でくるみ、天地断裁を行うことを特
    徴とする袖表紙本の製本方法。
JP28536499A 1999-10-06 1999-10-06 袖表紙本及びその製本方法 Pending JP2001105766A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28536499A JP2001105766A (ja) 1999-10-06 1999-10-06 袖表紙本及びその製本方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28536499A JP2001105766A (ja) 1999-10-06 1999-10-06 袖表紙本及びその製本方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001105766A true JP2001105766A (ja) 2001-04-17

Family

ID=17690608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28536499A Pending JP2001105766A (ja) 1999-10-06 1999-10-06 袖表紙本及びその製本方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001105766A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101082873B1 (ko) * 2011-07-05 2011-11-11 진영성 머니 북
KR101090922B1 (ko) * 2011-06-21 2011-12-08 (주)티앤아이미디어 달러북

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101090922B1 (ko) * 2011-06-21 2011-12-08 (주)티앤아이미디어 달러북
KR101082873B1 (ko) * 2011-07-05 2011-11-11 진영성 머니 북

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109878237B (zh) 一种轮转印刷64开本图书内文连四拼版胶订方法
JP2001105766A (ja) 袖表紙本及びその製本方法
KR100679635B1 (ko) 책등 분리형 책 및 상기 책의 제조방법
JP3902701B2 (ja) 背に柔軟材を用いた本、それに用いる表紙材及び製本方法
JP2011131392A (ja) 製本システム
EP0839094B1 (en) Cover for printed matter
JP3902702B2 (ja) 背に柔軟材を用いた本の製本方法及び表紙作成方法
JPS59187894A (ja) 綴込小冊子の製造方法
US20060022448A1 (en) Breakaway binding for publication with independent sections
JP2003220774A (ja) 中綴じ製本方法
JP2000289371A (ja) 表装材及びそれを用いた並製本
JP4346393B2 (ja) 製本方法
JPS5915976A (ja) 中折が直立する折畳パンフレツトの製造法
JPH0632379Y2 (ja) 小冊子
JPH0354927Y2 (ja)
JP3874485B2 (ja) 並製本
JP4141060B2 (ja) ホローバック本及びその製本方法
JP2022039855A (ja) 折り畳み情報通信体
JPS6039900Y2 (ja) 袋とじ地図帳
JP3082378U (ja) 製本構造
JPH0632378Y2 (ja) 小冊子
JP2000118165A (ja) 中綴製本加工法
JP4063448B2 (ja) 表装材とそれを用いた無線綴本又はアジロ綴本並びに中綴本
KR100985819B1 (ko) 반책도면 제조방법 및 그 방법에 의해 제조된 도면책
JPS6116898A (ja) フアイリング用具の表紙の製法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060919

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090120

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090616