JP2001104682A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP2001104682A
JP2001104682A JP28265899A JP28265899A JP2001104682A JP 2001104682 A JP2001104682 A JP 2001104682A JP 28265899 A JP28265899 A JP 28265899A JP 28265899 A JP28265899 A JP 28265899A JP 2001104682 A JP2001104682 A JP 2001104682A
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washing
tap water
water hardness
hardness
amount
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JP28265899A
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English (en)
Inventor
Shiro Obayashi
史朗 大林
Gichu Ota
義注 太田
Toshifumi Koike
敏文 小池
Yosuke Nagano
洋介 永野
Hiroshi Osugi
寛 大杉
Isao Hiyama
功 桧山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】使用地域の水道水硬度に応じて洗濯条件を変化
させ、洗浄力を低下させずに洗濯が行なえる洗濯機を提
供する。 【解決手段】洗濯、すすぎ及び脱水の各工程の制御を行
う洗濯制御部を、水道水の使用地域情報を入力する使用
地域情報入力手段251と、入力した使用地域情報を基
に予め使用地域情報と水道水硬度との関係が格納された
地域別水道水硬度テーブル311から水道水の使用地域
の水道水硬度を設定する水道水硬度設定手段252と、
洗濯コースを入力する洗濯コース入力手段253と、洗
濯コースと設定済水道水硬度とを基に予め水道水硬度に
応じた洗濯条件が格納された洗濯条件テーブル312か
ら設定済水道水硬度に対応する洗濯条件を設定する洗濯
条件設定手段254と、設定した洗濯条件を洗濯駆動回
路に出力する洗濯条件出力手段255とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯に用いる水の
硬度を地域硬度データから設定し、硬度に応じた洗濯を
行なう洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】洗濯機で洗濯に使用される洗濯用水は、
水道水等に代表される水源からホース等で洗濯機に供給
され、使用者の操作で洗濯機内の洗濯槽に給水されて、
衣類の洗濯に用いられている。また、洗濯には粉石け
ん、合成洗剤等の洗剤が使用されている。
【0003】しかし、水道水には洗剤の洗浄力に大きな
影響を及ぼすカルシウム、マグネシウムイオンという2
価の陽イオンが硬度成分として含まれ、これらは洗剤中
の界面活性剤と反応して不溶性の金属せっけんを生成
し、洗浄に寄与する界面活性剤量を減少させ洗浄力を低
下させる。これらの硬度成分量は地域によって異なるの
で、同じ洗剤量で同じ運転を行ったとしても、硬度が低
い地域では洗浄力が高く、硬度が高い地域では洗浄力が
低くなる。
【0004】洗濯用水の硬度を洗濯機に入力する方法と
して、特開平10−328485号公報に、使用者が洗
濯機を使い始めるにあたり、市販の硬度指示薬等を用い
て、使用する水道水の概略硬度値を確認する方法が開示
されている。
【0005】水道水硬度値は操作ボタンを使い、例えば
予約操作ボタンとコース選択操作ボタンを同時に押すこ
とでマイクロコンピュータを硬度値入力モードとし洗剤
量/水量設定操作ボタンを押した回数で行い、EEPR
OMに記憶させる。
【0006】上記従来技術の洗濯機は、硬度成分を除去
するためにイオン交換樹脂を用いたイオン除去手段を備
えたものである。イオン交換樹脂のイオン除去容量(イ
オン交換樹脂の種類と量で決まる)は有限であり、ある
水量を処理するとイオン除去能力がなくなるため、再生
処理が必要となる。
【0007】そこで、洗い給水が終了した時点でマイク
ロコンピュータは水位センサの情報からイオン交換手段
を通過した実際の水道水量を演算して、入力した水道水
硬度値とイオン交換樹脂のイオン除去能力から、イオン
交換樹脂が吸着したカルシウム、マグネシウムイオンの
量を演算してEEPROMに記憶し、硬度成分積算吸着
量を推定する。そして、算出した吸着量とイオン除去容
量とを比較し再生処理のタイミングを使用者に知らせる
ようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特開平1
0−328485号公報に記載された従来技術では、使
用者が市販の硬度指示薬等の薬品を用いなければなら
ず、薬品を取扱う際の危険性などが配慮されていない。
【0009】また、従来技術は硬度成分の積算吸着量を
算出するもので、水道水硬度によって水量、洗剤量、洗
濯時間、反転時限など洗濯条件を変化させる等は行って
いない。そのため、水道水硬度が高い地域では、除去さ
れなかった硬度成分が多いため、硬度の低い地域より洗
浄力が低下する等が挙げられる。
【0010】本発明の目的は、使用地域の水道水硬度に
応じて洗濯条件を変化させ、洗浄力を低下させずに洗濯
が行なえる洗濯機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における洗濯機の特徴とするところは、洗濯
に用いる水道水の使用地域情報として入力された郵便番
号或いは電話番号を基に地域別水道水硬度テーブルから
使用地域の水道水硬度を設定し、該設定した設定済水道
水硬度と洗濯コースとを基に洗濯条件テーブルから設定
済水道水硬度に対応した洗濯条件を設定し、設定した洗
濯条件で洗濯、すすぎ及び脱水を行なうことにある。
【0012】具体的には本発明は次に掲げる洗濯機を提
供する。本発明は、洗濯と脱水とを行う洗濯槽と、該洗
濯槽に水道水を給水する給水手段と、前記洗濯槽内の洗
濯物を攪拌するパルセータと、前記洗濯槽内の水道水を
排水する排水手段と、洗濯、すすぎ及び脱水の各工程の
制御を行う洗濯制御部とを備えた洗濯機において、前記
洗濯制御部は、前記水道水の使用地域情報を入力する使
用地域情報入力手段と、予め前記使用地域情報と水道水
硬度との関係が格納された地域別水道水硬度テーブル
と、前記入力した使用地域情報を基に前記地域別水道水
硬度テーブルから前記水道水の使用地域の水道水硬度を
設定する水道水硬度設定手段と、洗濯コースを入力する
洗濯コース入力手段と、予め水道水硬度に応じた洗濯条
件が格納された洗濯条件テーブルと、前記入力した洗濯
コースと前記設定した設定済水道水硬度とを基に前記洗
濯条件テーブルから前記設定済水道水硬度に対応する洗
濯条件を設定する洗濯条件設定手段と、設定した洗濯条
件を洗濯駆動回路に出力する洗濯条件出力手段とを有す
ることを特徴とする洗濯機を提供する。
【0013】好ましくは、前記使用地域情報は、前記水
道水の使用地域の郵便番号或いは電話番号である。
【0014】好ましくは、前記洗濯条件設定手段は、前
記設定済水道水硬度に応じて使用水量、使用洗剤量、洗
濯時間、前記パルセータの反転時限及び回転数を設定す
る。
【0015】また、本発明は、洗濯に用いられる水道水
の硬度に応じて洗濯、すすぎ及び脱水の各工程を制御
し、洗濯を行う洗濯制御方法において、前記水道水の使
用地域情報としての郵便番号或いは電話番号を入力し、
該入力した使用地域情報を基に予め前記使用地域情報と
水道水硬度との関係が格納された地域別水道水硬度テー
ブルから前記水道水の使用地域の水道水硬度を設定し、
次に、洗濯コースを入力し、該入力した洗濯コースと前
記設定した設定済水道水硬度とを基に予め水道水硬度に
応じた洗濯条件が格納された洗濯条件テーブルから前記
設定済水道水硬度に対応する洗濯条件を設定し、該設定
した洗濯条件で洗濯、すすぎ及び脱水の各工程を制御す
ることを特徴とする洗濯制御方法を提供する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例に係る洗
濯機を、図を用いて説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例に係る全自動洗
濯機の概観図であり、図2は図1AA線に沿う縦断面図
である。全自動洗濯機は、鋼鈑製の外枠1内に吊り棒2
およびコイルバネや弾性ゴムからなる防振装置3によっ
て合成樹脂製の外槽4を吊架する構成となっている。
【0018】外槽4は4組の吊り棒および防振装置で外
枠1の上部4隅から吊り下げ支持されている。洗濯する
水を溜める外槽4内には、ステンレス製の洗濯兼脱水槽
5を回転自在に設ける。洗濯兼脱水槽5には多数の脱水
孔5aを設け、中央底部には回転翼6を回転可能に設け
る。洗いおよびすすぎ工程時には洗濯兼脱水槽5を静止
させ、パルセータ6を時計方向(正)および反時計方向
(逆)に回転させる。また、脱水工程時には洗濯兼脱水
槽5を一方向に回転させる。パルセータ6および洗濯兼
脱水槽5の回転は駆動装置により行われる。
【0019】駆動装置は電動機7とこの電動機7の回転
を、パルセータ6あるいは洗濯兼脱水槽5に伝達するた
めのプーリ8aやベルト8bからなる伝達手段8と、洗
いおよびすすぎ工程時にパルセータ6のみを回転させた
り、あるいは脱水工程時に洗濯兼脱水槽(以下洗濯槽と
言う)5を回転させたりするクラッチ装置9とその切り
替えを行うクラッチソレノイド9aからなる。
【0020】これら駆動装置は外槽4の底面に鋼鈑製の
支持板10を用いて固定される。また外槽4には外槽内
の水圧を水位センサ11に伝達する水位センサチューブ
12と外槽4内の洗濯用水の排水を行う排水装置13が
設けてある。排水装置13内には排水電磁弁13aが外
槽4底面の排水孔14の直後に設けられ出口は排水装置
13内に開口する。
【0021】また、外槽4の側面には上端が開口する異
常溢水パイプ15が設けられ、この下端は排水装置13
内に開口する。異常溢水パイプ15は、給水に異常をき
たし外槽4から洗濯用水が溢れ出る場合や、洗濯中の洗
濯物の動きで外槽から洗濯用水が飛び出る場合に備えて
設けられている。溢れ出た洗濯用水は、異常溢水パイプ
15から排水装置13内に流れ込み、排水ホース16で
洗濯機外に排出される。
【0022】外枠1の上部には洗濯物を投入する投入口
17aと水道栓口、給水電磁弁等を収納する後部収納箱
17bとマイクロコンピュータ等の電気部品を収納する
前部操作箱17cとを形成したトップカバー17が設け
てある。投入口17aには合成樹脂製の蓋18を設けて
ある。
【0023】前部操作箱17cの上面には操作パネル1
9aが取りつけてある。操作パネル部には、電源スイッ
チ20、各種表示器21、各種操作ボタン22、ブザー
23等が配置されており、使用者が操作ボタン22で洗
濯機を操作し、また、その動作状態を表示器21、ブザ
ー23で確認できるようになっている。操作パネル19
aの下には制御部19bであるマイクロコンピュータ等
を内蔵した制御回路がある。
【0024】図3は、マイクロコンピュータ25を中心
に構成される電気回路の接続ブロック図である。マイク
ロコンピュータ25は、操作ボタン入力回路24や水位
センサ11とも接続され、使用者のボタン操作、洗濯槽
内の洗濯用水水位の情報信号を受ける。マイクロコンピ
ュータ25からの出力は、双方向性3端子サイリスタ等
で構成される駆動回路26に接続され、前記電動機29
や給水電磁弁27、排水装置の排水電磁弁28等に商用
電源を供給して、これらの開閉あるいは回転を制御す
る。また、使用者に洗濯機の動作を知らせるため、ブザ
ー23や表示器21などの報知手段にも接続される。
【0025】電源回路32は、商用電源を整流平滑して
マイクロコンピュータ25に必要な直流電源を作る。そ
の他に運転制御内容等を書き込んだROM31、電気的
書き込みが可能な不揮発性メモリであるEEPROM3
0がある。ROM31には洗濯機製造者が各地域と水道
水硬度の関係および、水道水硬度における最適の洗濯条
件等のテーブルを記憶して出荷し、EEPROM30に
は使用者が入力した使用地域情報および、使用地域情報
を基に設定した水道水硬度を記憶する。
【0026】テーブルに記憶してある水道水硬度は、使
用者の自宅に供給している浄水場の水道水硬度とするの
が好ましい。大部分の家庭では洗濯に水道水を使用して
いる。通常、水道水は、市町村や水道供給公社などが管
理する地域の浄水場から供給される。浄水場では定期的
に水質検査を行っており、その結果は、例えば日本水道
協会発行の水道統計に公表されているため、浄水場での
水道水硬度がわかる。硬度は季節や時間で変化するが、
実用上平均値を使用すればよい。
【0027】また、浄水場からの水道水供給範囲もわか
るため、水道水供給範囲と郵便番号や電話番号の市外局
番及び市内局番とを対比させておくことができる。従っ
て、予め郵便番号や電話番号の市外局番および市内局番
等と水道水硬度との関係を記憶しておけば、郵便番号や
電話番号の市外局番および市内局番のデータを入力する
ことで、使用場所の水道水硬度を設定することができ
る。
【0028】図4は、本発明の主要構成である洗濯制御
部の機能構成ブロック図である。洗濯制御部は、水道水
の使用地域情報として郵便番号或いは電話番号を入力す
る使用地域情報入力手段251と、入力した使用地域情
報を記憶する使用地域情報記憶手段301と、予め使用
地域情報と水道水硬度との関係が格納された地域別水道
水硬度テーブル311と、入力した使用地域情報を基に
地域別水道水硬度テーブル311から使用地域の水道水
硬度を設定する水道水硬度設定手段252と、設定した
設定済水道水硬度を記憶する水道水硬度記憶手段302
と、使用者が選んだ洗濯コースを入力する洗濯コース入
力手段253と、水道水硬度に応じた洗濯条件が格納さ
れた洗濯条件テーブル312と、入力された洗濯コース
と設定済水道水硬度とを基に洗濯条件テーブル312か
ら設定済水道水硬度に対応する洗濯条件を設定する洗濯
条件設定手段254と、設定した洗濯条件を洗濯駆動回
路に出力する洗濯条件出力手段255とで構成されてい
る。
【0029】使用地域の水道水硬度の設定および水道水
硬度に対応する洗濯条件の設定は、次の手順で行う。ま
ず、使用地域情報入力手段251により使用地域情報を
入力する。使用地域情報、すなわち郵便番号或いは電話
番号の入力は操作パネル19aより行う。入力後、使用
地域情報は使用地域情報記憶手段301に記憶される。
【0030】次に、水道水硬度設定手段252は、入力
した使用地域情報を基に地域別水道水硬度テーブル31
1から使用地域の水道水硬度を設定する。設定した設定
済水道水硬度は、水道水硬度記憶手段302に記憶す
る。なお、地域別水道水硬度テーブル311より水道水
硬度を設定し、設定済水道水硬度を記憶させれば、使用
地域情報は記憶しなくても良い。
【0031】次に、洗濯コース入力手段253により使
用者が操作パネル19a上で選択した洗濯コースを入力
する。次に、洗濯条件設定手段254で、入力した洗濯
コースと設定済水道水硬度とを基に洗濯条件テーブル3
12から設定済水道水硬度に対応する洗濯条件を設定す
る。そして、洗濯条件出力手段255により設定した洗
濯条件を駆動回路に出力し、選択した洗濯コース及び設
定した洗濯条件で洗濯が行われる。次回洗濯を行う時
は、予め水道水硬度記憶手段に設定済水道水硬度が記憶
されているので、電源投入後は洗濯コースの選択から開
始すれば良い。
【0032】使用地域情報入力手段251、水道水硬度
設定手段252、洗濯コース入力手段253、洗濯条件
設定手段254、洗濯条件出力手段255は、各々メモ
リに記録されたプログラムおよびプロセッサを有するマ
イクロコンピュータ25で実現される。
【0033】また、地域別水道水硬度テーブル311お
よび洗濯条件テーブル312は、ROM31で実現さ
れ、使用地域情報記憶手段301および水道水硬度記憶
手段302は、EEPROM30で実現される。
【0034】次に、地域情報の入力および水道水硬度の
設定方法例を、図5の操作パネル、および図6のフロー
チャートを用いて説明する。
【0035】各地域の水道水硬度設定(以下、地域設定
と略す)は、操作ボタン22より行う。本例は、使用者
が使用地域の郵便番号を入力する場合を示す。使用地域
の郵便番号を、例えば123−4567とする。使用者
は電源20を投入後、操作パネル19aの予約ボタン2
2aを2秒以上押す。これにより地域設定モードになる
(STEP61)。このとき地域設定モードになったこ
とをブザー23により報知する。更に表示部にはすべて
0が表示される。
【0036】次に、使用地域の郵便番号を入力するため
に水量ボタン22bを押す。水量ボタン22bは押すご
とに数字が増加する(STEP62)。数字は0から始
まり9まで増加し、また0に戻り数字の表示を繰り返
す。
【0037】数字はまず洗剤量兼水量表示部21aの十
の位に表示される。入力したい数字はこの場合1なので
水量ボタン22bを1回押せば1が表示される。数字は
洗いボタン22cを押すことで決定される(STEP6
3)。
【0038】次に入力する数字は2なので水量ボタン2
2bを2回押す。数字は洗剤量兼水量表示部21aの一
の位に表示され、洗いボタン22cを押して決定する。
【0039】以上の操作を繰返すことで、数字は洗い時
間表示部21b、すすぎ回数表示部21cおよび脱水時
間表示部21dに順に表示される。地域設定中の表示部
は、現在選択中の数字を点滅させ、使用者に分かりやす
く間違いをなくすようにするのが好ましい。
【0040】郵便番号123−4567が表示部に表示
されたらスタートボタン22dを押すことで地域設定モ
ードが終了する(STEP64)。終了後、入力された
郵便番号は制御部19bにあるEEPROM30の使用
地域情報記憶手段301に記憶される(STEP6
5)。
【0041】地域設定が終了すると、次に制御部19b
にあるROM31の地域別水道水硬度テーブル311に
記憶された各地域と水道水硬度の関係から使用地域の水
道水硬度を設定し読み出し(STEP66)、読み出し
た設定済水道水硬度はEEPROM30の水道水硬度記
憶手段302に記憶される(STEP67)。
【0042】記憶した設定済水道水硬度により洗剤使用
量の表示、運転条件等をマイクロコンピュータ25によ
り自動制御され、使用者は洗濯コースを選択するだけで
最適な条件で洗濯を行える。また、引越し等で郵便番号
が変わった場合は、再び地域設定を行なうことでデータ
は上書きされる。
【0043】前述した操作方法例のように、既存の操作
ボタンと表示部を使用することにより、操作パネル19
aに地域入力用の新たな操作ボタンや表示部を付加する
必要がなく、ソフトウエアだけで実現できるためコスト
上昇を防止できる。
【0044】現在生産している洗濯機の操作パネル19
aは、洗剤量兼水量表示部21aが2桁、洗い時間表示
部21bが2桁、すすぎ回数表示部21cが1桁、脱水
時間表示部21dが1桁であり、合計6桁までの数値が
入力できる。
【0045】使用地域情報に電話番号を使用する場合
は、市外局番と市内局番合わせて6桁で十分である。し
かし、郵便番号を使用する場合は、現在地域を細かく分
けるため7桁で表している。そのため、図5のように脱
水時間表示部21dを2桁にする必要がある。
【0046】郵便番号を用いて地域を限定するには最初
の6桁でも十分であるが、7桁まで入力しさらに細かく
地域を限定するためには、上記した方法の他に、表示器
21を液晶パネルにする等の手段もある。前記の表示部
は7セグメントの発光ダイオードによる数字表示であっ
たが、これを液晶パネル等のグラフィック表示器に変え
ることで、入力情報が見易くなり操作性が向上する。特
に、前記のように洗濯設定用操作ボタンと流用して入力
するのではなく、別途専用の入力ボタン例えばテンキー
等を持たせてもよい。更に地域設定モードに音声やメロ
ディーを用いることで、使い勝手が向上する。
【0047】次に、水道水硬度に対応する洗濯条件設定
方法を、表1を用いて説明する。
【0048】
【表1】
【0049】地域別水道水硬度テーブル311に記憶す
る水道水硬度を0〜39ppm(炭酸カルシウム換算
値)、40〜79ppm、80ppm以上など、ある程
度の範囲を設け概略硬度として区分けする。これは、記
憶する情報量を少なくするためである。
【0050】表1は、前記した範囲で区分けした概略硬
度テーブルの例であり、0〜39ppmを硬度A、40
〜79ppmを硬度B、80ppm以上を硬度Cとして
いる。使用地域情報としては郵便番号を入力した場合を
想定している。概略硬度テーブルには、各硬度範囲に該
当する地域の郵便番号が記憶されている。
【0051】洗濯条件は使用者が選択した洗濯コースご
とに設けており、布量を検知した後、洗濯条件を決定す
る。また、使用地域情報に電話番号を用いた場合でも同
様である。
【0052】洗濯条件は、機械力や洗剤量等の条件を変
えた実験の実験結果を用いて決める。例えば、図8は洗
剤量および洗濯水硬度を変えた場合の実験データであ
り、横軸に洗剤量、縦軸に洗浄力を示したもので、布量
・洗い時間・パルセータ回転数およびパルセータ反転時
限は一定、すなわち機械力は一定のもとで洗浄力を求め
た結果である。
【0053】この図から、洗濯水硬度50ppm・洗剤
量約1.0倍のときの洗浄力が、洗濯水硬度0ppm・
洗剤量約0.75倍および、洗濯水硬度100ppm・
洗剤量約1.2倍のときと同じレベルの洗浄力であるこ
とがわかる。
【0054】前述したように概略硬度を3つの範囲に分
け、使用洗剤量を変化させた場合、例えば水道水硬度が
0〜39ppmの地域では洗剤量を0.75倍、水道水
硬度が40〜79ppmの地域では洗剤量を1.0倍
(標準量)、水道水硬度が80ppm以上の地域では洗
剤量を1.2倍で洗濯を行えば、水道水硬度が違っても
ほぼ同じ洗浄力が得られる。以上から、洗濯条件を(条
件1)硬度A・洗剤量0.75倍、(条件2)硬度B・
洗剤量1.0倍、(条件3)硬度C・洗剤量1.2倍とし
て、ROM31の洗濯条件テーブル312に記憶させて
おく。
【0055】次に、前記洗濯条件と図7のフローチャー
トおよび表1を用いて、マイクロコンピュータ25によ
る制御方法の一例を説明する。なお本例では、布量5.
0kg、水道水硬度50ppmとする。水道水硬度の全
国平均は約55ppmであるから、水道水硬度50pp
mの洗浄力を基準として以下実施の形態例を示す。
【0056】ROM31には、洗濯機購入時に入力した
郵便番号により概略硬度が設定されている。使用者が洗
濯機の電源20を投入した後、マイクロコンピュータ2
5は水道水硬度が40〜79ppmの地域(硬度B)に
当てはまることを確認(STEP71)する。使用者は
洗濯コースを選択し(STEP72)、選択した洗濯コ
ースにおける洗濯条件を設定する。
【0057】次に、使用者はスタートボタン22dを押
し洗濯を開始させる。マイクロコンピュータ25はパル
セータを回転させることで布量の検知を行い使用水量を
設定し、ROM31により条件2を設定する(STEP
73)。
【0058】本実施の形態例での布量5.0kgに使用
される水量は54Lであり、洗剤の標準使用量(水30
Lあたりに20g使用するコンパクトタイプの粉末合成
洗剤において)は、20g/30L×54L=36gで
ある。従って前記した(条件2)によると、36g×
1.0倍=36gであるから、洗剤量兼水量表示部21
aには36と表示され、その他洗い時間・すすぎ回数お
よび脱水時間は、洗い時間表示部21b・すすぎ回数表
示部21c・脱水時間表示部21dにそれぞれ表示され
る(STEP74)。
【0059】表示する洗い時間・すすぎ回数および脱水
時間は、使用者が設定した洗濯コースによって変化す
る。以降図7のフローチャートに従い、すすぎ、脱水工
程を行い洗濯を終了する(STEP75)。洗濯終了は
ブザー23により報知する。また、(条件1)つまり硬
度Aの地域では36g×0.75倍=27g、(条件
3)つまり硬度Cの地域では36g×1.2倍=43g
の洗剤量を表示する。
【0060】以上の制御により、水道水硬度が高い地域
でも硬度が低い地域並に汚れを落とすことができる。こ
の制御は、どの地域でも基準とした洗浄力1.0を得る
ためのコースであり、ROM31に標準コースとして記
憶される。
【0061】更に本発明に係わる他の実施の形態例は、
洗剤の節約を目的とした節約コースである。節約コース
の洗濯条件設定方法を表1および表2を用いて説明す
る。
【0062】
【表2】
【0063】なお、マイクロコンピュータ25による制
御方法は前述した実施の形態例と同様ある。また、布量
5.0kg・水道水硬度50ppmの条件で洗濯を行っ
たものとする。
【0064】前述した実施の形態例と同様、概略硬度は
40〜79ppmであるから使用者が洗濯機の電源を投
入した後、マイクロコンピュータ25は、以前入力した
使用地域情報により設定された水道水硬度が、表1の硬
度Bであることを確認する。
【0065】使用者は洗濯コースの中から、洗剤を節約
する節約コースを選択し、スタートボタン22dを押
し、洗濯を開始させる。次にマイクロコンピュータ25
は、布量を検知するためパルセータを回転させる。布量
は5.0kgのときの標準使用水量は54Lであるか
ら、この使用水量と水道水硬度より洗濯条件を選択す
る。
【0066】表2は、節約コース・布量5.0kgのと
きの洗濯条件を示す。表2の条件は、図8、9、10の
実験結果より求めたものである。図に示す値は洗濯水硬
度が50ppm・洗浄力が1.0のときを基準としてい
る。図8は横軸に洗剤量、縦軸に洗浄力を示したもの
で、布量・水量・洗い時間・パルセータ回転数およびパ
ルセータ反転時限は一定、すなわち機械力が一定のもと
で洗剤量および洗濯水硬度を変えた場合の実験結果であ
る。
【0067】本実施の形態例での洗濯水硬度50ppm
では、洗剤が標準使用量の1.0倍のとき、洗浄力は1.
0である。洗剤を0.75倍まで減らすと洗浄力は0.8
5となり、洗浄力が低下する。しかし、洗浄力を低下さ
せずに洗剤を節約したいので、機械力を増加させる必要
がある。
【0068】次に、機械力を増加させるための手段を、
図9、10を用いて示す。図9は、横軸に洗い時間、縦
軸に洗浄力を示したもので、布量・水量・洗剤量・パル
セータ回転数およびパルセータ反転時限は一定で、洗い
時間および洗濯水硬度を変えた場合の実験結果である。
洗濯水硬度50ppmで洗浄力が1.0になるのは洗い
時間が9分のときで、洗い時間を12分にすると洗浄力
は約1.1倍増加する。
【0069】図10は、横軸にパルセータ回転数、縦軸
に洗浄力を示したもので、布量・水量・洗い時間・パル
セータ反転時限は一定で、パルセータ回転数および洗濯
水硬度を変えた場合の実験結果である。洗濯水50pp
mで洗浄力が1.0になるのはパルセータ回転数が12
0rpmのときで、パルセータ回転数を140rpmに
すると洗浄力は約1.1倍増加する。
【0070】以上より、洗剤量を0.75倍にする、す
なわち洗剤を4分の1減らすと洗浄力は0.85になる
が、洗い時間を9分から12分に、パルセータ回転数を
120rpmから140rpmに増加させることで、洗
浄力は0.85×1.1×1.1=約1.0となり、洗浄
力を低下させることなく洗剤を節約することができる。
【0071】布量5.0kgに使用される水量は54L
であり、洗剤の使用量(水30Lあたりに20g使用す
るコンパクトタイプの粉末合成洗剤において)は、20
g/30L×54L×0.75倍=27gである。従っ
て、洗剤量兼水量表示部21aには27と表示される。
【0072】本実施の形態例で、実際に節約できる洗剤
量は以下の計算で求められる。洗剤の標準使用量を計算
すると、20g/30L×54L=36gとなり、節約
コースの場合の洗剤量は27gであるから、洗剤を36
g−27g=9g節約できることになる。一般家庭にお
ける1日の平均洗濯回数は1.7回であるから、1ヶ月
に節約できる洗剤量は9g×1.7回×30日=約46
0gにもなる。
【0073】洗剤の節約による他の効果としては、洗剤
使用量を減らすことで、洗い時の洗剤濃度が低くなり、
すすぎに使用する水量を減らすことができる。または、
すすぎに使用する水量はそのままで、すすぎ性能を向上
することもできる。
【0074】更に本発明に係わる他の実施の形態例は、
洗浄力の向上を目的とした高洗浄コースである。高洗浄
コースの洗濯条件設定方法を表1および表3を用いて説
明する。
【0075】
【表3】
【0076】なお、マイクロコンピュータ25による制
御方法は前述した実施の形態例と同様である。また、布
量5.0kg・水道水硬度50ppmの条件で洗濯を行
ったものとする。
【0077】前述した実施の形態例と同様、電源20を
投入後マイクロコンピュータ25は、水道水硬度が表1
の硬度Bであることを確認する。使用者は洗濯コースの
中から、洗浄力を向上させる高洗浄コースを選択し、ス
タートボタン22dを押す。
【0078】洗濯が開始すると、マイクロコンピュータ
25は、布量を検知するためパルセータを回転させる。
布量は5.0kgのときの標準使用水量は54Lである
から、この使用水量と水道水硬度より洗濯条件を設定す
る。
【0079】表3は、高洗浄コース・布量5.0kgの
ときの洗濯条件を示す。表3の条件は、図8、9、10
の実験結果より求めたものである。図に示す値は洗濯水
硬度が50ppm・洗浄力が1.0のときを基準として
いる。洗浄力を大きく向上させるためには、まず洗剤量
を増やす手段がある。図8より洗濯水硬度50ppmで
は、洗剤を1.2倍に増やすと洗浄力は1.1となる。
【0080】さらに、図9より前実施例同様、洗い時間
を9分から12分にすることで洗浄力は1.1となる。
また図10よりパルセータ回転数を120rpmから1
40rpmにすることで、洗浄力は1.1になる。
【0081】以上より、洗浄力は1.1×1.1×1.1
=約1.3となり、高い洗浄力を得ることができる。こ
の洗濯条件では、水道水硬度が低い地域では更に高い洗
浄力を、水道水硬度が高い地域では標準並の洗浄力を得
ることができる。高洗浄コースの洗濯条件を決める際、
洗剤を節約する場合と同じ考えで機械力を増加させ、洗
剤を増やすことで更に洗浄力を向上させている。
【0082】更に本発明に係わる他の実施の形態例は、
水道水硬度の低い地域において、洗剤量を増やし、洗濯
時間およびパルセータ回転数等の機械力を低減すること
で、従来の洗浄力を維持しつつ、洗濯時間を短縮し、消
費電力量を低減し、電気代を節約する制御である。更
に、機械力を低減することにより布いたみおよび布絡み
も軽減できる。
【0083】洗濯条件の設定に、図8の洗剤量と洗濯水
硬度との関係を用いると、水道水硬度50ppmでは、
洗剤量を1.2倍にすると洗浄力1.1が得られる。次
に、図9の洗濯時間と洗浄力との関係を用い、洗濯時間
を6分にすると洗浄力は0.95となり洗い標準時間8
分から6分にすることで洗浄力は1.1×0.95=1.
05となる。
【0084】更に図10より、パルセータ回転数を標準
の回転数120rpmから110rpmに低減すること
で、洗浄力は0.95になるので、最終的に洗浄力は、
1.05×0.95=約1.0となる。従って、洗剤量1.
2倍、洗濯時間6分、パルセータ回転数を110rpm
にしても、基準とした洗浄力約1.0を得ることができ
る。
【0085】本実施の形態例における表2および表3の
ような洗濯条件テーブルは、図8、9、10に示す実験
結果を用い作成し、マイクロコンピュータ25により図
7のフローチャートと同様な制御を行う。
【0086】以上の制御により、洗浄力を維持しつつ、
洗濯時間の短縮およびパルセータ回転数の低減より、消
費電力量を低減させ、その結果電気代が節約できる。さ
らに、洗濯時間が短くパルセータ回転数が低いことから
布傷みの低減にも効果がある。
【0087】更に本発明に係わる他の実施の形態例は、
洗浄力が低下することなく、水量および洗剤量の節約を
目的とした制御方法である。図11は横軸に浴比(水量
/布量)、縦軸に洗浄力を示したもので、布量・洗剤量
・水道水硬度・洗い時間・パルセータ回転数およびパル
セータ反転時限は一定で、水量を変えた、すなわち浴比
を変えた場合の実験結果である。
【0088】この図からわかるように浴比(洗濯量/使
用水量)を少なくする、すなわち布量に対する水量を減
らすことで洗浄力は向上するので、マイクロコンピュー
タ25により布量を検知し設定された水量と、概略硬度
により設定された洗剤量から、洗剤濃度が一定になるよ
う使用洗剤量および使用水量を制御すれば、使用洗剤量
および使用水量を減らすことができる。
【0089】例えば、図11を用いてある布量をAkg
とし、洗濯するために必要な水量は、マイクロコンピュ
ータ25によりBLと設定さたとする。このときの浴比
はB/A=C1とする。洗浄力が最も高いところが洗濯
に最適な浴比であり、図11ではC2が洗濯に最適な浴
比である。
【0090】本実施の形態例においては、浴比C2にな
るまで水量を減らす制御を行う。更に、洗剤濃度が一定
になるよう使用洗剤量および使用水量を制御すれば良い
ので、浴比をC2にすることで洗剤を節約できる。
【0091】本実施の形態例においては、前述した実験
結果および計算により、使用水量および洗剤量を算出
し、表2および表3のような洗濯条件テーブルを作成
し、マイクロコンピュータ25により図7のフローチャ
ートと同様な制御をおこなう。
【0092】以上により、使用水量、洗剤量の節約およ
び、洗浄力を向上できる。また、更に使用水量および洗
剤量を節約するためには、洗剤使用量を減らし、機械力
を向上させ、洗浄力を維持し、洗剤濃度を低くすること
で、すすぎに使用する水量も減らし、洗濯水の総使用量
を減らすことができる。
【0093】更に本発明に係わる他の実施の形態例は、
前述した概略硬度の範囲を更に細かく分け、理想として
は、概略硬度ではなく1ppmごとの水道水硬度テーブ
ルを作成し、各水道水硬度に適した使用水量、洗剤量お
よび運転制御を行う。これにより洗剤の節約および安定
した洗浄力を供給することができる。
【0094】更に、その他の効果として、水道水硬度を
設定し硬度に適した洗剤量表示、または洗剤使用量を減
らす制御を行うことにより洗剤の使い過ぎを防止でき
る。洗剤使用量の低減は洗濯排水の浄化につながり、自
然環境の保護にも貢献できる。
【0095】
【発明の効果】本発明によれば、使用地域の水道水硬度
に応じて洗濯条件を変化させ、洗浄力を低下させずに洗
濯が行なえるので、洗濯の効率向上及び使用者の使い勝
手向上を図ることができる。
【0096】また、硬度の低い地域では高い洗浄力を得
ることのほかに、運転制御により従来の洗浄力を維持
し、洗剤を節約することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る全自動洗濯機の概観図
である。
【図2】図1の全自動洗濯機の縦断面図である。
【図3】図1の全自動洗濯機の電気接続ブロック図であ
る。
【図4】本発明の主要構成である洗濯制御部の機能構成
ブロック図である。
【図5】図1の全自動洗濯機の操作パネル図である。
【図6】地域情報入力方法のフローチャート図である。
【図7】洗濯条件設定方法のフローチャート図である。
【図8】洗濯水硬度と洗剤量の変化による洗浄力を示す
図である。
【図9】洗濯水硬度と洗濯時間の変化による洗浄力を示
す図である。
【図10】洗濯水硬度とパルセータ回転数の変化による
洗浄力を示す図である。
【図11】浴比と洗浄力の関係を示す図である。
【符号の説明】
19a…操作パネル、19b…制御部、25…マイクロ
コンピュータ、26…駆動回路、30…EEPROM、
31…ROM、251…使用地域情報入力手段、252
…水道水硬度設定手段、253…洗濯コース入力手段、
254…洗濯条件設定手段、255…洗濯条件出力手
段、301…使用地域情報記憶手段、302…水道水硬
度記憶手段、311…地域別水道水硬度テーブル、31
2…洗濯条件テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 敏文 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 永野 洋介 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 大杉 寛 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内 (72)発明者 桧山 功 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内 Fターム(参考) 3B155 AA17 BB02 BB08 JB06 JB26 JC04 JC12 KA13 KA19 LB29 LC03 LC07 LC30 MA01 MA05 MA06 MA08 MA09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯と脱水とを行う洗濯槽と、該洗濯槽に
    水道水を給水する給水手段と、前記洗濯槽内の洗濯物を
    攪拌するパルセータと、前記洗濯槽内の水道水を排水す
    る排水手段と、洗濯、すすぎ及び脱水の各工程の制御を
    行う洗濯制御部とを備えた洗濯機において、 前記洗濯制御部は、前記水道水の使用地域情報を入力す
    る使用地域情報入力手段と、予め前記使用地域情報と水
    道水硬度との関係が格納された地域別水道水硬度テーブ
    ルと、前記入力した使用地域情報を基に前記地域別水道
    水硬度テーブルから前記水道水の使用地域の水道水硬度
    を設定する水道水硬度設定手段と、洗濯コースを入力す
    る洗濯コース入力手段と、予め水道水硬度に応じた洗濯
    条件が格納された洗濯条件テーブルと、前記入力した洗
    濯コースと前記設定した設定済水道水硬度とを基に前記
    洗濯条件テーブルから前記設定済水道水硬度に対応する
    洗濯条件を設定する洗濯条件設定手段と、設定した洗濯
    条件を洗濯駆動回路に出力する洗濯条件出力手段とを有
    することを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記使用地域情報は、
    前記水道水の使用地域の郵便番号或いは電話番号である
    ことを特徴とする洗濯機。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記洗濯条件設定手段
    は、前記設定済水道水硬度に応じて使用水量、使用洗剤
    量、洗濯時間、前記パルセータの反転時限及び回転数を
    設定することを特徴とする洗濯機。
  4. 【請求項4】洗濯に用いられる水道水の硬度に応じて洗
    濯、すすぎ及び脱水の各工程を制御し、洗濯を行う洗濯
    制御方法において、 前記水道水の使用地域情報としての郵便番号或いは電話
    番号を入力し、該入力した使用地域情報を基に予め前記
    使用地域情報と水道水硬度との関係が格納された地域別
    水道水硬度テーブルから前記水道水の使用地域の水道水
    硬度を設定し、次に、洗濯コースを入力し、該入力した
    洗濯コースと前記設定した設定済水道水硬度とを基に予
    め水道水硬度に応じた洗濯条件が格納された洗濯条件テ
    ーブルから前記設定済水道水硬度に対応する洗濯条件を
    設定し、該設定した洗濯条件で洗濯、すすぎ及び脱水の
    各工程を制御することを特徴とする洗濯制御方法。
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CN113349696A (zh) * 2021-06-02 2021-09-07 华帝股份有限公司 除垢的方法、装置、计算机设备及可读存储介质

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