JP3321519B2 - 全自動洗濯機 - Google Patents

全自動洗濯機

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JP3321519B2
JP3321519B2 JP05601196A JP5601196A JP3321519B2 JP 3321519 B2 JP3321519 B2 JP 3321519B2 JP 05601196 A JP05601196 A JP 05601196A JP 5601196 A JP5601196 A JP 5601196A JP 3321519 B2 JP3321519 B2 JP 3321519B2
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯槽内に収容さ
れた洗濯物の量に応じて自動的に水位が設定される全自
動洗濯機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば洗い,すすぎ,
脱水といった一連の行程を自動的に実行する全自動洗濯
機にあっては、近年、洗濯槽内に収容された洗濯物の量
(布量)を判定し、その判定結果に基づいて、最適な水
位や洗い時間,水流の強さ(洗い運転においてモータの
オン,オフを繰返す際の時限)等を自動設定して洗濯運
転を制御するものが供されている。
【0003】この場合、布量の判定は、例えば洗い行程
の給水前に所定の短時間だけ撹拌体を回転させ、その回
転負荷を検出することにより行われ、布量を例えば大,
中,小の3段階にて判定するようになっている。そし
て、布量大のときには洗い水位を高水位とし、布量中の
ときには洗い水位を中水位とし、布量小のときには洗い
水位を低水位として洗い運転が実行されるようになって
いる。また、布量の大,中,小により洗い時間や水流の
強さも若干変更するようにしている。
【0004】ところで、この種の洗濯機においては、標
準的な洗浄力にて洗い運転が実行される「標準コース」
の他に、例えば作業着やジーンズなど特に汚れの大きい
洗濯物をより高い洗浄力にて洗う「強力コース」が設け
られ、使用者が操作パネルの操作により所望のコースを
選択できるようにしたものがある。
【0005】このとき、従来では、「強力コース」が選
択された場合には、洗い時間を、「標準コース」におい
て設定される洗い時間よりも長くしたり(例えば11分
を12分にする)、あるいは、洗い時のモータのオン,
オフ時限を「標準コース」の時限とは変更して水流を強
くしたりする(例えば1.2秒オン−0.9秒オフを、
1.4秒オン−0.9秒オフにする)ことにより、強力
な洗浄力を得るようにしている。
【0006】このような従来の「強力コース」では、
「標準コース」に比べて高い洗浄力を得るに一定の効果
がある。しかしながら、本発明者の研究によれば、上記
した「強力コース」の運転仕様は、強力な洗浄力を得る
ために必ずしも最適な運転仕様とはなっていない場合が
あり、改善の余地が残されていることが判明したのであ
る。
【0007】従って、本発明の目的は、標準的な洗浄力
よりも高い洗浄力にて洗い運転を実行する場合の洗浄効
果をより向上させることができる全自動洗濯機を提供す
るにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】洗い運転実行時の洗濯槽
内の洗い水位は、洗濯物が洗濯水流により効率良く撹拌
され、且つ使用水量を適度に抑えるように、洗濯物の布
量が大のときには高水位、小のときには低水位というふ
うに、布量に応じて設定される。従来では、標準的な洗
浄力を得たい場合でも、より高い洗浄力を得たい場合で
も、布量が同じであれば、洗い水位を一定にして洗い運
転を行っていた。
【0009】ところが、本発明者の研究によれば、例え
ば洗い時間や撹拌用モータのオン,オフ時限を一定とし
たときに、布量に対する相対的な洗い水位を高,中,低
とした場合の、布量と洗浄力との間において、図1
(a)に示すような関係があることが判明したのであ
る。即ち、布量が比較的多いときには、水位が高い方が
高い洗浄力を得ることができるものの、布量が少ないと
きには、それとは逆に、水位が低い方が高い洗浄力を得
ることができたのである。これは、布量が多いときに
は、水位が低いと洗濯物の布回りが悪くなるため水位は
比較的高くなければならず、一方、布量が少ないときに
水位を低くすると、撹拌体の撹拌力が直接洗濯物に伝わ
って洗濯物の大きな撹拌力が得られるためであると考え
られる。
【0010】さらに、本発明者は、上記図1(a)にお
ける撹拌用モータのオン,オフ時限を、オン時間を増や
した時限に変更して撹拌力向上の効果を調べたところ、
図1(b)に破線で示すように(水位中を省略)、布量
が少なく且つ水位低の場合には、他の場合に比べて洗浄
力の向上効果が極めて大きいことが判明したのである。
これは、上記のように布量が少ないときに水位を低くす
ると、撹拌体の撹拌力が洗濯物に直接伝わることになっ
て撹拌効果がより高くなるが、水位が高かったり布量が
多いときには、洗濯物には主として水流による撹拌力が
作用し、上記のような撹拌体の撹拌力が直接的に伝わる
効率に劣るためであると考えられる。
【0011】本発明の請求項1の全自動洗濯機は、洗濯
槽内に収容された洗濯物の布量が少量であると判定さ
れ、且つ、標準コースにおける洗浄力よりも高い洗浄力
の洗い運転を実行する特定コースが指定されたときに
は、洗い水位を、標準コースにおける布量が少量用の
い水位よりも低い極低水位に設定するようにし、特定コ
ースが指定されたときに、布量判定手段により判定され
た布量が少量の範囲を越えている場合には、洗い水位
を、標準コースにおけるその布量に応じた洗い水位と同
等に設定すると共に、標準コースよりも大きい水流の強
さで洗い運転を実行するようにしたところに特徴を有す
る。これにより、特定コースが指定され且つ布量が少な
いときには、水位を相対的に低くして極めて高い洗浄力
で洗い運転を行うことができるのである。また、特定コ
ースが指定されたときに、布量が少量の範囲を越えてい
る場合には、標準コースの場合と同等の水位とされるこ
とにより、使用水量の増加や給水,排水時間の増大を招
くことなく、高い洗浄力で洗い運転を行うことができ
る。
【0012】尚、標準的な洗浄力を得るための標準コー
スにおいても、水位を低くすれば洗浄力を大きくし、ひ
いては洗い時間を短縮することができるが、水位を低く
することは、上述のように撹拌体の撹拌力が直接洗濯物
に伝わることとなって洗濯物の布傷みが大きくなってし
まう虞がある。従って、標準コースでは、布傷みを防止
する観点から、標準的な洗い水位で洗い運転を行い、例
えば作業着やジーンズ,運動着など比較的強度が高く且
つ汚れが大きくなるような衣類を少量洗う場合にのみ極
低水位を採用すれば良い。
【0013】
【0014】
【0015】ところで、標準的な洗浄力よりも高い洗浄
力にて洗い運転を実行した場合、洗剤による泡立ちが比
較的多くなる事情があり、次のすすぎ行程における泡切
れが悪くなってたくさんの水や時間を要してしまう虞が
ある。本発明の請求項2の全自動洗濯機においては、洗
い運転後の排水時に、給水及び排水の双方を行いながら
洗濯槽を低速回転させる泡取り運転を実行するようにし
た。これにて、給水及び排水の双方を行いながら洗濯槽
を低速回転させることによって、残存する泡を効果的に
流し出すことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明をいわゆるワンタブ
式の全自動洗濯機に適用したいくつかの実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。 (1)第1の実施例 まず、図1ないし図6を参照して、本発明の第1の実施
例について述べる。
【0017】図4は、本実施例に係る全自動洗濯機の全
体構成を概略的に示しており、ここで、ほぼ矩形箱状を
なす外箱1内には、外槽2が弾性吊持機構3を介して設
けられている。この外槽2内には、洗い槽兼脱水槽とし
ての洗濯槽4が回転可能に設けられており、この洗濯槽
4の内底部に水流生成用の撹拌体(パルセータ)5が設
けられている。
【0018】前記外槽2の外底部には、例えば誘導モー
タからなるモータ6が設けられていると共に、そのモー
タ6の回転力がベルト7を介して伝達され、前記洗濯槽
4及び撹拌体5を回転駆動する機構部8が設けられてい
る。詳しい説明は省略するが、これらモータ6及び機構
部8により、洗いやためすすぎ行程においては前記撹拌
体5が所定のモード(時限)で正逆回転されるようにな
っており、脱水や中間脱水などの行程においては、前記
洗濯槽4が撹拌体5と共に回転されるようになってい
る。
【0019】さらに、前記モータ6の回転軸部分には、
該モータ6の回転数を検出するための回転センサ9(図
3にのみ図示)が設けられている。詳しい図示は省略す
るが、この回転センサ9は、例えばモータ6の回転軸回
りに取付けられた例えば8個の永久磁石と、その磁束の
変化を検出するホールICとから構成され、モータ6の
1回転につき4個のパルスを出力するようになってい
る。この回転センサ9の検出信号は後述する洗濯物の布
量判定にも用いられるようになっている。
【0020】また、前記外槽2の底部には、前記洗濯槽
4からの排水を行うための排水路10が設けられ、この
排水路10に、排水弁11を介して排水ホース12が接
続されている。また、外槽2の底部には、該外槽2から
の排水を行うための排水口13が設けられ、この排水口
13が前記排水ホース12に接続されている。さらに、
前記排水路10には、エアトラップ14が接続され、こ
のエアトラップ14には、エアホース15(一部のみ図
示)を介して圧力センサからなる水位センサ16(図3
にのみ図示)が接続されている。この水位センサ16に
より洗濯槽4内の水位が検出されるようになっている。
【0021】一方、前記洗濯槽4の上端部には、バラン
スリング17が装着されていると共に、脱水時に洗濯槽
4内の洗濯液(水)の排出をそのバランスリング17と
の間を通して行うための脱水孔18が設けられている。
また、前記外槽2の上端部には、ほぼリング状をなす桶
カバー19が設けられると共に、この桶カバー19の開
口部を開閉する内蓋20が設けられている。この内蓋2
0には、後部側に位置して多数個の通水孔を有する凹状
部21が形成されている。
【0022】そして、前記外箱1の上端部には、トップ
カバー22が設けられている。このトップカバー22に
は洗濯物出入口が設けられると共に、その出入口を開閉
するための二つ折り式の蓋23が設けられている。ま
た、このトップカバー22の後部側部分には、給水弁2
4や、洗剤貯留部を有する注水ケース25等が設けられ
ている。これにて、前記給水弁24の開放により、給水
源からの水が前記注水ケース25を通って前記内蓋20
の凹状部21に供給され、その水がシャワー状となって
洗濯槽4内に給水されるようになっているのである。
尚、前記洗剤貯留部に予め洗剤を収容させておくことに
より、洗い運転開始時の給水と共に洗剤を自動投入する
ことができるようになっている。
【0023】さて、前記トップカバー22の前部側部分
には、上面に位置して操作パネル26が設けられている
と共に、その裏面側に位置してマイコン等からなる制御
回路27が設けられている。前記操作パネル26には、
図5に示すように、電源スイッチ28、スタートスイッ
チ29、コース設定スイッチ30、各種のマニュアル設
定用スイッチ31等の各種スイッチが設けられていると
共に、設定されたコースや各種メッセージ等を表示する
ための表示部32が設けられている。
【0024】この場合、自動洗濯運転のコースとして
は、標準的な洗浄力が得られる「標準コース」、特に汚
れのひどい洗濯物を洗濯するときに用いられる特定コー
スたる「強力コース」、ドライマーク衣料を洗うための
「ドライマークコース」、「毛布コース」、「手洗いコ
ース」、風呂水を利用する「風呂水コース」があり、前
記コース設定スイッチ30を操作することによって、使
用者が所望のコースを選択指定することができるように
なっている。従って、このコース設定スイッチ30がコ
ース設定手段として機能するようになっている。
【0025】前記制御回路27は、図3に示すように、
前記操作パネル26の各種スイッチ28〜31、水位セ
ンサ16、回転センサ9からの信号を受けるようになっ
ている。そして、それら各種の入力信号に基づき、RO
Mに記憶されている制御プログラムに従って、駆動回路
33を介して前記モータ6、排水弁11、給水弁24、
操作パネル26の表示部32、洗濯終了時やエラー発生
時に鳴動されるブザー34等を制御する制御手段として
機能し、もって洗濯運転を実行するようになっている。
【0026】この場合、上記した自動運転に係る各コー
スが設定されたときには、制御回路27は、各コース毎
の制御プログラムに従って、洗い、すすぎ、脱水等の一
連の行程を自動的に実行するようになっている。このと
き、詳しくは後の作用説明にて述べるように、洗い行程
においては、モータ6(撹拌体5)を所定のオン,オフ
時限にて正逆回転させて所定の水流の強さで洗いを行う
のであるが、前記「強力コース」が設定された場合に
は、「標準コース」の場合に比べてオン時間を長くした
オン,オフ時限で洗い運転が実行されるようになってい
る。さらに、これも後述するが、「強力コース」が設定
された場合には、洗い運転後、泡取り運転及び中間脱水
を行い、その後ためすすぎを実行するようになってい
る。
【0027】また、制御回路27は、そのソフトウエア
的構成により、自動運転を実行するにあたり、洗濯槽4
内に収容された洗濯物の布量を判定するようになってい
る。この布量判定は、例えば洗濯物の乾燥状態で短時間
だけモータ6に通電して撹拌体5を回転させたときに、
洗濯物の量に応じて撹拌体5の回転負荷が変わり、それ
に伴いモータ6の回転数が変化することを利用するもの
であり、洗い行程の給水開始前に、所定の短時間モータ
6に通電してそのときの回転数を回転センサ9により検
出し、その検出値をしきい値と比較することにより、こ
の場合布量を、大,中,小の3段階にて判定するように
なっている。従って、制御回路27及び回転センサ9等
から布量判定手段が構成されているのである。
【0028】そして、制御回路27は、判定された布量
に応じて、洗い水位、洗い時間、洗い運転のオン,オフ
時限を設定するようになっている。このとき、図2に示
すように、布量が大と判定されたときには洗い水位が高
水位に設定され、中と判定されたときには中水位に設定
され、小と判定されたときには低水位に設定されるので
あるが、ここでは、布量が小(少量)と判定され且つ前
記「強力コース」が指定されているときには、洗い水位
が前記低水位よりも更に低い極低水位に設定されるよう
になっている。
【0029】次に、上記構成の作用について、図1,図
2及び図6も参照して述べる。洗濯を自動運転にて行う
にあたっては、使用者は、洗濯槽4内に洗濯物及び所要
の洗剤を収容させると共に、操作パネル26のコース設
定スイッチ30を操作して所望のコースを指定する。こ
のとき、標準的な洗浄力で洗濯を行いたい場合には「標
準コース」を指定し、例えば作業着やジーンズ等汚れの
ひどい洗濯物を洗う場合には「強力コース」を指定する
ようにする。尚、「標準コース」を指定する場合には、
コース設定スイッチ30の操作は不要となっている。ま
た、他のコースについては、本発明の要旨とは直接的な
関係がないので説明を省略する。
【0030】引続き、使用者がスタートスイッチ29を
オン操作することにより、洗濯運転が開始されるのであ
るが、洗い行程の給水を行う前に、上述のような布量判
定が行われる。そして、この後所定水位までの給水が行
われて洗い運転が開始されるのであるが、前記布量判定
の結果により、洗い行程における水位、洗い時間、モー
タ6のオン,オフ時限が、図2に示すように設定される
ようになっている。
【0031】即ち、布量が大のときには、「標準コー
ス」及び「強力コース」の双方共に洗い水位が高水位に
設定され、洗い時間が12分に設定される。布量が中の
ときには、「標準コース」及び「強力コース」の双方共
に洗い水位が中水位に設定され、洗い時間が11分に設
定される。
【0032】そして、布量が小のときには、「標準コー
ス」においては、洗い水位が低水位に設定されると共に
洗い時間が10分に設定されるが、「強力コース」にお
いては、洗い水位が極低水位に設定されると共に洗い時
間が7分に設定される。また、モータ6のオン,オフ時
限は、「標準コース」に比べて、「強力コース」の方が
夫々オン時間が長くなって水流の強さが大きくなるよう
に設定される。
【0033】これにて、この設定に基づいて給水及び洗
い運転が行われるのであるが、「標準コース」が指定さ
れていた場合には、3段階のどの布量においても、該当
する布量に応じた水位、洗い時間及び水流の強さで洗い
運転が実行され、もって標準的な洗浄力が得られるので
ある。また、この「標準コース」では、洗濯物の布傷み
も比較的少ないものとなる。
【0034】一方、「強力コース」が指定されていた場
合には、布量が大及び中のときには、上記「標準コー
ス」と同様に該当する布量に応じた水位、洗い時間及び
水流の強さで洗い運転が実行される。このとき、水流の
強さが上記「標準コース」よりも大きくなるので、洗い
時間を「標準コース」と同じとしながらも、標準的な洗
浄力よりも高い洗浄力が得られるのである。ところが、
布量が小(少量)のときには、布量に応じた水位(低水
位)よりも低い極低水位にて洗い運転が実行されるので
ある。
【0035】ここで、布量が小のときに、洗い水位を低
水位とせずに極低水位とした理由は、次の通りである。
即ち、本発明者の研究によれば、例えば洗い時間やモー
タ6のオン,オフ時限を一定としたときに、布量に対す
る相対的な洗い水位を高,中,低とした場合の、布量と
洗浄力との間において、図1(a)に示すような関係が
あることが判明したのでる。
【0036】つまり、布量が比較的多いときには、水位
が高い方が高い洗浄力を得ることができるものの、布量
が少ないときには、それとは逆に、水位が低い方が高い
洗浄力を得ることができたのである。これは、布量が多
いときには、水位が低いと洗濯物の布回りが悪くなるた
め水位は比較的高くなければならず、一方、布量が少な
いときに水位を低くすると、撹拌体5の撹拌力が直接洗
濯物に伝わって洗濯物の大きな撹拌力が得られるためで
あると考えられる。
【0037】さらに、本発明者は、上記図1(a)にお
けるモータ6のオン,オフ時限を、オン時間を増やした
時限に変更して撹拌力向上の効果を調べたところ、図1
(b)に破線で示すように(水位中を省略)、布量が少
なく且つ水位低の場合には、他の場合に比べて洗浄力の
向上効果が極めて大きいことが判明したのである。これ
は、上記のように布量が少ないときに水位を低くする
と、撹拌体5の撹拌力が洗濯物に直接伝わることになっ
て撹拌効果がより高くなるが、水位が高かったり布量が
多いときには、洗濯物には主として水流による撹拌力が
作用し、上記のような撹拌体の撹拌力が直接的に伝わる
効率に劣るためであると考えられる。
【0038】従って、布量が小であり且つ「強力コー
ス」が指定されている場合に、上述のように極低水位を
採用するようにしているので、極めて高い洗浄力で洗い
運転を行うことができるのである。この結果、洗い時間
を「標準コース」の場合に比べて短縮することができた
のである。
【0039】尚、「標準コース」においても、洗い水位
を極低水位とすれば洗浄力を大きくし、ひいては洗い時
間を短縮することができると考えられるが、極低水位と
することは、撹拌体5の撹拌力が直接洗濯物に伝わるこ
ととなって洗濯物の布傷みが大きくなってしまう虞があ
る。従って、「標準コース」では標準的な洗い水位で洗
い運転を行う方が良いのである。また、図1の結果から
は、布量が大や中の場合には洗い水位をより高くする方
が洗浄効果が上がると考えられるが、水位をあまりに高
くすることは使用水量の増加や給水,排水時間の増大を
招くため、それらとのバランスのとれた適切な洗い水位
とすることが望ましいのである。
【0040】ところで、上記の洗い行程が終了すると、
排水の後すすぎ、脱水の行程が順に行われる。このと
き、「標準コース」では、ためすすぎの行程の前に、中
間脱水の行程が実行される。この中間脱水は、排水途中
において洗濯槽4内に洗濯液が僅かに残った状態で、排
水弁11を開放させたままで洗濯槽4を高速回転させる
ことにより行われ、これにて、洗濯物に含まれている洗
剤分を極力排出して、次のためすすぎにおける使用水量
や時間を減少させるものである。
【0041】しかして、上記「強力コース」における洗
い行程では、洗剤による泡立ちが比較的多くなる事情が
あり、次のすすぎ行程における泡切れが悪くなってたく
さんの水や時間を要してしまう虞がある。そこで、本実
施例では、「強力コース」においては、洗い行程終了後
は、図6に示す行程が実行される。尚、この図6に示さ
れた各行程の時間は、高水位(布量大)の場合の例を示
しており、中水位や極低水位の場合には、給水時間や排
水時間等が短くなる。
【0042】即ち、洗い行程が終了すると、排水弁11
が開放されて排水が行われるのであるが、この排水開始
から例えば1分間が経過した時点で、泡取り運転が例え
ば15秒間実行される。この泡取り運転は、排水弁11
を開放したままで、給水弁24を開いて給水を行いつ
つ、モータ6により洗濯槽4を低速回転(例えば30 r
pm)させることにより行われる。この泡取り運転によっ
て、残存する泡を効果的に流し出すことができるのであ
る。
【0043】この泡取り運転が15秒間行われると、給
水弁24が閉塞され、中間脱水の行程が行われる。この
中間脱水は、上記のように排水弁11を開放させたまま
で洗濯槽4を高速回転(例えば950 rpm)させること
により行われ、これにて、洗濯物に含まれている洗剤分
を極力排出することができる。この中間脱水が、例えば
2分間行われると、再び上記と同様の泡取り運転が今度
は40秒間実行され、さらに、中間脱水が2分間実行さ
れる。
【0044】しかる後、排水弁11が閉塞された上で、
高水位までの給水が行われ、ため濯ぎの行程が実行され
る。このためすすぎは、撹拌体5を間欠的に正逆回転さ
せることにより行われる。このためすすぎが、全体で例
えば1分30秒間行われた後、40秒間の排水が行わ
れ、引続き例えば4分30秒の脱水行程が実行されるの
である。この場合、上記泡取り運転及び中間脱水によ
り、泡や残存する洗剤分が効果的に流し出されているの
で、ためすすぎの行程を、使用水量が少なくまた短時間
で済ませることができるのである。
【0045】このように本実施例によれば、布量が小
(少量)と判定され且つ「強力コース」が指定されてい
るときには、洗い水位を極低水位に設定して洗い運転を
行うようにしたので、洗浄効果のより一層の向上を図る
ことができ、効率的な洗い運転を実行することができる
ものである。また、本実施例では、「強力コース」にお
いて洗い運転後に泡取り運転を実行するようにしたの
で、洗い行程における泡立ちが多くなる事情があって
も、効果的にすすぎを行うことができるものである。
【0046】(2)第2〜第4の実施例 次に、本発明の第2の実施例について、図7ないし図9
を参照して述べる。尚、本実施例では、全自動洗濯機の
各機構の構成等については、大部分が上記第1の実施例
と共通するので、共通する部分については、同一符号を
付して、詳しい説明及び新たな図示を省略することとす
る。
【0047】図7及び図8は、本実施例における操作パ
ネル41の要部構成を示している。この操作パネル41
には、スタートスイッチ29、自動洗濯運転のコースを
設定するためのコース設定スイッチ42及び分け洗いス
イッチ43、各種のマニュアル設定用スイッチ31等が
設けられていると共に、選択されたコースを表示するた
めのコース表示部44や、点検を促す表示を行うための
報知手段として機能するメッセージ表示部45等が設け
られている。
【0048】この場合、前記コース設定スイッチ42を
操作することによって、自動洗濯運転のコースのうち、
標準的な洗浄力が得られる「標準コース」、毛布を洗う
ための「毛布コース」、ウールの衣類等を洗うための
「手洗いコース」、ドライマーク衣料を洗うための「ド
ライマークコース」、洗濯槽4を洗浄するための「槽洗
浄コース」のいずれかを選択することができる。尚、コ
ース設定スイッチ42(及び分け洗いスイッチ43)の
操作がないときには、「標準コース」が自動的に選ばれ
るようになっている。
【0049】そして、前記分け洗いスイッチ43を操作
することによって、汚れのひどいものと普通のものとを
分け洗いする「どろんこコース」と、下着と他の衣類と
を分け洗いする「ランジェリーコース」とのどちらかを
選択指定できるようになっている。本実施例では、前記
「どろんこコース」が、特に汚れのひどい少量の洗濯物
を高い洗浄力にて洗い運転する特定コースに相当し、前
記分け洗いスイッチ43がコース設定手段として機能す
る。
【0050】さて、前記「どろんこコース」において
は、最初に実行する汚れのひどい洗濯物に対する洗い運
転の洗い水位が、極低水位に設定されるようになってい
る。そして、本実施例では、前記「どろんこコース」が
指定された際に、洗い行程の給水開始前に、洗濯物の布
量の判定が行われ、その結果が、少量の範囲を越えてい
る場合には、「どろんこコース」の実行を中止して「標
準コース」の実行に切替わると共に、その旨がメッセー
ジ表示部45に表示されるようになっている。
【0051】上記構成において、使用者が、1回で洗濯
可能な洗濯物のうち、例えば運動着等の汚れのひどい一
部の少量の洗濯物を分け洗いしたい場合、その汚れのひ
どい洗濯物を洗剤と共に洗濯槽4内に収容させ、操作パ
ネル41の分け洗いスイッチ43の操作によって「どろ
んこコース」を指定する。このときには、図7に示すよ
うに、操作パネル41のコース表示部44に「どろん
こ」が点灯する。使用者は、この状態でスタートスイッ
チ29をオン操作する。
【0052】すると、図9のフローチャートにも示すよ
うに、洗濯物の布量判定が行われる(ステップS1)の
であるが、この「どろんこコース」の最初の洗い行程
は、布量が小のときにのみ行われるので、次のステップ
S2にて、布量が少量の範囲内にあるかどうかが判断さ
れる。そして、判定された布量が少量の範囲内にあると
きにのみ(ステップS2にてYes)、「どろんこコー
ス」が実行されるようになるのである(ステップS
3)。
【0053】この「どろんこコース」では、まず、極低
水位までの給水が行われた後、洗い運転が実行される。
このとき、上記第1の実施例で述べたように、極めて高
い洗浄力で洗い運転を行うことができ、汚れのひどい洗
濯物のでも、短時間で汚れを十分に落とすことができる
のである。この洗い運転が終了すると、排水が行われた
後、脱水が行われる。ここまでの行程が終了すると、洗
濯機は一時停止状態となり、ブザー34が所定のパター
ンで鳴動される。
【0054】使用者は、このブザー34の音を聞いて最
初の洗い行程が終わったことを知ることができ、洗濯槽
4内に残りの洗濯物及び洗剤を投入し、この後再びスタ
ートスイッチ29をオン操作する。すると、全体の洗濯
物に対する、洗い、すすぎ、脱水の一連の行程が順に実
行されるのである。
【0055】これに対し、使用者が知らずにあるいは誤
って、少量の範囲を越える布量の洗濯物を入れて「どろ
んこコース」の最初の洗い行程を開始させようとする
(スタートスイッチ29をオン操作する)場合がある。
このような場合、つまり布量が中あるいは大の状態で、
もし、極低水位にて洗い運転を実行してしまうと、図1
(a)から明らかなように、良好な洗浄効果を得ること
ができなくなってしまい、分け洗いの効果が得られなく
なってしまう。
【0056】そこで、本実施例では、布量が少量の範囲
を越えると判断されたときには(ステップS2にてN
o)、コースが「標準コース」に変更された上で洗濯運
転が実行されると共に、その旨がコース表示部44及び
メッセージ表示部45に表示されるようになる(ステッ
プS4)。このときの表示は、図8に示すようになり、
コース表示部44の表示が「標準」に切換えられると共
に、メッセージ表示部45に重量オーバーの原因で「ど
ろんこコース」の実行が不可能となった旨が表示される
のである。
【0057】このような本実施例によれば、特定コース
である「どろんこコース」が指定された場合には、極低
水位にて洗い運転が実行されるので、高い洗浄力で洗い
運転を行うことができるのである。そして、布量が少量
の範囲内にあるときのみに、洗い水位を極低水位として
洗い運転を行うようにして、布量がその範囲を越えてい
たときには、その布量に応じた標準的な洗い水位にて洗
い運転を行うようにしたので、洗浄力向上の効果が得ら
れなくなる不具合を未然に防止することができる。ま
た、コースが変更されたときにはその旨を表示するよう
にしたので、コースが変更されたことやその理由を使用
者が容易に理解できるようになる。
【0058】図10は、本発明の第3の実施例を示すも
のである。この実施例が上記第2の実施例と異なる点
は、「どろんこコース」を実行するにあたり、ステップ
S1にて判定された布量が少量の範囲を越えた場合には
(ステップS2にてNo)、エラー表示を行う(ステッ
プS5)と共に、洗濯機の運転を中止する(ステップS
6)ようにしたところにある。かかる構成でも、上記第
2の実施例とほぼ同様の効果を得ることができる。
【0059】最後に、図11は、本発明の第4の実施例
を示している。この実施例では、「標準コース」と、
「強力コース」と、特定コースたる「どろんこコース」
とを備えるものであり、図11には、それら各コースに
おける洗い運転時(「どろんこコース」では最初の洗い
行程)の設定条件(洗い水位及びモータ6のオン,オフ
時限)を示している。また、これと併せて、各コースに
おける洗浄比を示している。
【0060】この実施例では、布量が小のとき、「強力
コース」においては洗い水位を低水位に設定し、洗い時
間も標準の場合と同じ(例えば10分)とするようにし
ている。そして、「どろんこコース」(布量が小)のと
きにのみ、極低水位の洗い水位を採用し、極めて高い洗
浄比を得るようにしている。これによれば、「強力コー
ス」の場合には、さほど布傷みを招くことがなくなり、
「どろんこコース」のときにのみ、汚れのひどい洗濯物
を効果的に洗うことができるようになる。なお、「強力
コース」の場合でも、布量が小のとき、極低水位を採用
するようにしても良い。
【0061】尚、本発明は上記した各実施例に限定され
るものではなく、例えば上記第1実施例では、泡取り運
転を2回繰返すようにしたが、1回のみあるいは3回以
上行うようにしても良く、また、この泡取り運転は、洗
い水位が極低水位とされたときにのみ行うようにしても
良い等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し
得るものである。
【0062】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
によれば、次のような優れた効果を奏するものである。
即ち、請求項1の全自動洗濯機によれば、布量が比較的
多いときには、水位が高い方が高い洗浄力を得ることが
できるものの、布量が少ないときには、それとは逆に、
水位が低い方が高い洗浄力を得ることができるという知
見に基づき、洗濯槽内に収容された洗濯物の布量が少量
であると判定され、且つ、標準コースにおける洗浄力よ
りも高い洗浄力の洗い運転を実行する特定コースが指定
されたときには、洗い水位を、標準コースにおける布量
が少量用の洗い水位よりも低い極低水位に設定するよう
にしたので、洗浄効果のより一層の向上を図ることがで
き、効率的な洗い運転を行うことができる。
【0063】
【0064】
【0065】さらには、上記特定コースが指定されたと
きに、洗い運転後の排水時に、給水及び排水の双方を行
いながら洗濯槽を低速回転させる泡取り運転を実行する
ようにすれば(請求項2の発明)、高い洗浄力にて洗い
運転を実行した場合、洗剤による泡立ちが比較的多くな
る事情があっても、残存する泡を効果的に流し出すこと
ができ、ひいては効率的なすすぎを行うことができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すもので、布量と洗
浄力との関係を示す図
【図2】洗い運転の設定条件を示す図
【図3】制御回路を中心とした電気的構成を示すブロッ
ク図
【図4】全自動洗濯機の全体構成を示す縦断側面図
【図5】操作パネルの平面図
【図6】洗い終了後の行程を示す図
【図7】本発明の第2の実施例を示すもので、操作パネ
ルの要部の平面図
【図8】コースが切替えられた様子を示す図7相当図
【図9】どろんこコースが指定された場合の処理手順を
示すフローチャート
【図10】本発明の第3の実施例を示す図9相当図
【図11】本発明の第4の実施例を示すもので、洗い運
転の設定条件を示す図
【符号の説明】
図面中、1は外箱、2は外槽、4は洗濯槽、5は撹拌
体、6はモータ、9は回転センサ、11は排水弁、16
は水位センサ、24は給水弁、26,41は操作パネ
ル、27は制御回路、29はスタートスイッチ、30,
42はコース設定スイッチ、34はブザー、43は分け
洗いスイッチ、44はコース表示部、45はメッセージ
表示部を示す。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−212189(JP,A) 特開 昭63−317189(JP,A) 特開 昭62−217994(JP,A) 特開 平7−313783(JP,A) 特開 平9−56971(JP,A) 特開 平3−234297(JP,A) 特公 昭52−39266(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 33/02 D06F 39/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯槽内に収容された洗濯物の布量を判
    定する布量判定手段と、洗い運転時に前記布量判定手段
    の判定に応じて設定される洗い水位の給水を行う給水手
    段と、標準コースにおける洗浄力よりも高い洗浄力の洗
    い運転を実行する特定コースを指定するためのコース設
    定手段とを具備し、 前記布量判定手段により判定された布量が少量であり、
    且つ、前記コース設定手段により特定コースが指定され
    た場合には、前記洗い水位が、前記標準コースにおける
    布量が少量用の洗い水位よりも低い極低水位に設定さ
    前記特定コースが指定されたときに、前記布量判定手段
    により判定された布量が少量の範囲を越えている場合に
    は、前記洗い水位が、前記標準コースにおけるその布量
    に応じた洗い水位と同等に設定されると共に、前記標準
    コースよりも大きい水流の強さで洗い運転が実行され
    ことを特徴とする全自動洗濯機。
  2. 【請求項2】 特定コースが指定された場合には、洗い
    運転後の排水時に、給水及び排水の双方を行いながら洗
    濯槽を低速回転させる泡取り運転が実行されることを特
    徴とする請求項1記載の全自動洗濯機。
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