JP2001104248A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP2001104248A
JP2001104248A JP28712299A JP28712299A JP2001104248A JP 2001104248 A JP2001104248 A JP 2001104248A JP 28712299 A JP28712299 A JP 28712299A JP 28712299 A JP28712299 A JP 28712299A JP 2001104248 A JP2001104248 A JP 2001104248A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電気部品の電力として商用電源及び充電式電源
の使用が可能で、商用電源を使用する際、電気部品及び
充電式電源へ電力の供給が可能な内視鏡装置を提供する
こと。 【解決手段】内視鏡装置1は、内視鏡2と、この内視鏡
2に着脱自在な照明ランプユニット3と、照明ランプユ
ニット3に電源を供給する電力供給ケーブル4とで構成
されている。電力供給ケーブル4は、接続ソケット23
に着脱自在なケーブルコネクタ42と充電器45及び直
流電流を印可する交流/直流変換器46を備えたコンセ
ント部44を有している。ランプソケット26の裏面側
には電源を供給する充電式電池5を収納する電池収納部
24が設けられている。操作部21の接続ソケット23
にケーブルコネクタ42を接続することによって、光源
ランプ31を点灯させるための電力及び充電式電池5を
充電させるための電力が供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、充電式電源を備え
た携帯使用が可能な内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内視鏡は、医療分野及び工業用分
野において広く用いられている。内視鏡は、観察或いは
検査する対象部位が生体、プラントの配管内部等である
ため、対象部位を照らす照明手段が必要である。
【0003】一般的な内視鏡装置では内視鏡の照明手段
として外部装置である光源装置を用意している。そし
て、この光源装置に設けられているランプの出射光を内
視鏡に設けたライトガイドファイバに導光している。こ
のライトガイドファイバに導光された出射光は、挿入部
先端側まで伝送され、照明窓から対象部位に向かって出
射されるようになっている。なお、前記光源装置は、一
般的に商用電源から供給される電力を利用してランプを
発光させるものである。
【0004】これに対し、例えば、特開平10−201
710号公報には電源に乾電池等のバッテリを用いたバ
ッテリ式光源を内視鏡の操作部に着脱自在に取り付けら
れるように構成した内視鏡が示されている。この内視鏡
は、バッテリー式光源を取り付けることによって観察を
行えるので持ち運びが容易である。また、商用電源のな
い所での使用が可能であるため緊急時の使用にも適して
いる。
【0005】そして、前記内視鏡ではバッテリー式光源
に代わってライトガイドケーブルを接続することが可能
である。このため、商用電源を起電力とした既存の光源
装置を接続して使用するが可能であり、バッテリー式光
源に搭載されている乾電池の起電力が低下した場合に
は、バッテリ式光源をライトガイドケーブルに繋ぎ換え
れば検査を継続的に行うことができる。
【0006】一方、特開平11―9548号公報には光
源と、固体撮像素子と、この固体撮像素子で得られた画
像信号を処理する信号処理部と、本体に対して着脱自在
な液晶モニタと、電池電源とを具備する携帯性に優れた
携帯電子内視鏡装置が示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平10−201710号公報に示されている内視鏡で
は電池が切れた際、外部装置である光源装置を用いて検
査を行ったとき、検査終了後に容量が十分な電池又は充
電電池に交換しておかないと次の使用時に携帯使用でき
なくなるという不具合があった。
【0008】また、特開平11−9548号公報に示さ
れている携帯電子内視鏡装置では、充電式電源の電力を
固体撮像素子、信号処理部及び液晶モニタ等に供給して
いるので、前記充電式電源の充電状態が満状態でないと
長時間の使用が困難になるという不具合があった。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、電気部品の電力として商用電源及び充電式電源の
使用が可能で、商用電源を使用する際には電気部品への
電力の供給及び充電式電源への充電のための電力の供給
が可能な内視鏡装置を提供することを目的にしている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡装置は、
充電式電源を収容する電源収容部と、前記充電式電源か
ら供給される電力によって動作する電気部品とを具備す
る内視鏡と、前記充電式電源に充電のための電力を供給
する電力供給手段とを備える内視鏡装置であって、前記
内視鏡は、前記電力供給手段を着脱自在に接続する電気
的接続部と、この電気的接続部に前記電力供給手段が接
続状態のとき、この電力供給手段から前記電気部品を動
作させるための電力及び前記充電式電源に充電を行うた
めの電力を供給する第1回路を形成し、この電気的接続
部に前記電力供給手段が非接続状態のとき、前記充電式
電源から前記電気部品に電力を供給する第2回路を形成
する回路切換手段とを具備している。
【0011】この構成によれば、内視鏡に電力供給手段
を接続したときには第1回路を形成して電力供給手段の
電力を電気部品及び充電式電源に供給する。このとき、
充電式電源は充電状態になる。一方、電力供給手段を内
視鏡から外したときには第2回路を形成して充電式電源
の電力を電気部品に供給する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図3は本発明の第1実
施形態に係り、図1は内視鏡装置の全体構成を示す説明
図、図2は電力供給手段を内視鏡に接続して構成した内
視鏡装置の電気回路の構成を示す説明図、図3は電力供
給手段を内視鏡から取り外して構成した内視鏡装置の電
気回路の構成を示す説明図である。
【0013】図1に示すように本実施形態の内視鏡装置
1は、観察部位まで挿入される細長な挿入部20と使用
者が把持する把持部を兼ねる操作部21とで主に構成さ
れ、操作部21の基端部には接眼部22を有するいわゆ
る光学式の内視鏡2と、この内視鏡2に着脱自在で照明
光を供給する光源ランプ31を備えたいわゆる光源装置
である照明ランプユニット3と、前記内視鏡2に着脱自
在でこの内視鏡2に備えられる電気部品である例えば照
明ランプユニット3等に電源を供給する電力供給手段で
ある電力供給ケーブル4とで主に構成されている。
【0014】前記電力供給ケーブル4は、細長なケーブ
ル41と、このケーブル41の端部に位置して前記内視
鏡2の操作部21に設けられている後述する電気的接続
部として電気接点部を有する接続ソケット23に着脱自
在な後述する電気接点ピンを有するケーブルコネクタ4
2と、商用電源に接続されるコンセント43を備えたコ
ンセント部44とで構成されている。
【0015】前記コンセント部44の内部には前記内視
鏡2の電源収容部である後述する電池収納部24に収納
されている後述する充電式電源である充電式乾電池の特
性に合った充電電圧及び電流を印可する充電器45及び
前記照明ランプユニット3の前記光源ランプ31の定格
に合った直流電流を印可する交流/直流変換器46が備
えられている。
【0016】前記照明ランプユニット3は、照明光を発
する光源ランプ31と、この光源ランプ31保持し、ラ
ンプの点灯/非点灯を操作するスイッチ機能を兼ねたラ
ンプホルダ32とで構成されている。この光源ランプ3
1は、前記ランプホルダ32に電気的導通を保つように
螺合固定されている。
【0017】前記内視鏡2の挿入部20は、先端側から
順に硬質の先端部2aと、この先端部2aの後端に連設
された湾曲自在に形成された湾曲部2bと、この湾曲部
2bの後端に連設された可撓性を有する可撓管部2cと
で構成されている。そして、前記湾曲部2bは、前記操
作部21に設けた湾曲操作レバー(不図示)を回動操作
することにより湾曲操作されるようになっている。
【0018】前記挿入部20内には照明光を導光するラ
イトガイドファイバ25と、観察光学系を構成して観察
像を前記接眼部22まで導くイメージガイドファイバ
(不図示)及び処置具チャンネル及び吸引チャンネルを
構成する図示しない処置具挿通用チューブ等が挿通され
ている。そして、前記ライトガイドファイバ25の一端
部は、ランプソケット26に設けられている集光レンズ
27の焦点位置に配置されている。
【0019】前記ランプソケット26の裏面側には前記
電池収納部24が一体的に設けられている。この電池収
納部24には充電式電源としてニカド、ニッケル水素、
リチウムイオン等の充電式電池5が収納されるようにな
っている。そして、前記電池収納部24の側面には、充
電式電池5の残容量或いは充電レベルを表示するLED
等で構成された表示部24aが設けられている。
【0020】前記操作部21には前記電力供給ケーブル
4のケーブルコネクタ42が着脱自在に接続される接続
ソケット23が設けられている。そして、この接続ソケ
ット23に前記ケーブルコネクタ42を接続することに
よって、前記光源ランプ31を点灯させるための電力及
び前記充電式電池5を充電させるための電力が供給され
る。
【0021】また、操作部21には前記処置具挿通用チ
ューブに連通する鉗子挿入口28が設けられており、こ
の鉗子挿入口28の側部には前記処置具挿通用チューブ
に連通する吸引口金29が設けられている。なお、前記
鉗子挿入口28には鉗子栓28aを取り付けて閉塞状態
にしている。
【0022】前記吸引口金29には図示しない吸引器か
ら延出する吸引チューブが接続されるようになってお
り、吸引レバー29aを適宜操作することにより前記処
置具挿通用チューブ及びこの吸引口金29、吸引チュー
ブを介して体液などの吸引を行うことができるようにな
っている。なお、符号24bは充電式電池5出し入れす
るための電池収納蓋であり、この電池収納蓋24bを電
池収納部24に装着したとき、水密性が保持される。
【0023】図2を参照して内視鏡2に照明ランプユニ
ット3及び電力供給ケーブル4を取り付けた状態の内視
鏡装置1の構成及び作用を説明する。前記照明ランプユ
ニット3を前記内視鏡2のランプソケット26に接続す
ることにより、光源ランプ31が集光レンズ27に対峙
する。このとき、照明ランプユニット3は、ランプソケ
ット26に水密状態で配置されるので内視鏡全体が水密
構造になる。
【0024】一方、前記電力供給ケーブル4のケーブル
コネクタ42を内視鏡2の接続ソケット23に接続して
内視鏡装置1を構成する。すると、図2に示すように前
記ケーブルコネクタ42に電気接点ピンとして設けられ
ている充電用接点ピン4a,4b及びランプ用電源ピン
4c,4dと、前記接続ソケット23に設けられている
電気接点部である充電用接点部23a,23b及び回路
切換手段となる例えば板バネ接点であるランプ用接点部
23c,23dとが電気的に接触して電気的導通状態に
なって、交流/直流変換器46と光源ランプ31とを電
気的に接続した商用電源ランプ点灯回路及び充電器45
と充電式電池5と電気的に接続してこの充電式電池5に
対する充電を行う電池充電回路を有する第1回路を構成
する。そして、この電池充電回路が構成されると同時
に、充電式電池5への充電が開始される。
【0025】ここで、照明ランプユニット3のスイッチ
機能を兼ねたランプホルダ32を回動操作してスイッチ
33をON状態にする。すると、光源ランプ31は、交
流/直流変換器46から供給される電力によって発光
し、この光源ランプ31からの照明光がランプソケット
26内の集光レンズ27を通過してライトガイドファイ
バ25の光入射端面に集光される。
【0026】この集光された照明光は、ライトガイドフ
ァイバ25を伝送されて挿入部20の先端部2aに設け
られている図示しない照明窓から観察部位に向かって出
射される。照明された観察部位の観察像は、前記照明窓
に隣接する観察窓(不図示)に取り付けた対物レンズに
よりイメージガイドファイバの先端面に光学像を結び、
結像された光学像が接眼部22の図示しない接眼レンズ
を介して拡大観察される。
【0027】なお、接続の際、まず、ランプ用電源ピン
4c,4dがランプ用接点部23c,23dである板バ
ネ接点に当接して、この板バネ接点を弾性変形させるこ
とによって、この板バネ接点とランプ接点3a,3bと
の電気的導通状態を断った商用電源ランプ点灯回路を形
成する。次に、商用電源ランプ点灯回路形成後、続い
て、前記充電用接点ピン4a,4bと充電用接点部23
a,23bとが接触して、充電器45と充電式電池5と
が接触して電池充電回路を形成してこの充電式電池5へ
の充電を開始する。
【0028】また、上述した第1回路を構成する際、必
ず、この板バネ接点とランプ接点3a,3bとの電気的
導通状態を切断してから電池充電回路を構成するように
なっている。このことにより、充電器45からの電流が
光源ランプ31に流れない構成になっている。
【0029】本図の内視鏡装置1では電力供給ケーブル
4によって商用電源を電源としているので、この電力供
給ケーブル4が接続されている間、光源ランプ31は連
続点灯可能であり、長期にわたる観察に使用可能とな
る。
【0030】また、ランプ点灯中の内視鏡装置使用中に
おいても充電式電池5への充電作業を行っているので、
ケーブルコネクタ42を接続ソケット23から取り外す
ことによって瞬時に充電式電池5を電源とする図3に示
す携帯使用が可能な内視鏡装置1となる。
【0031】さらに、充電式電池5の充電のみを行う場
合にはランプホルダ32を操作してスイッチ33をOF
F状態にして光源ランプ31を消灯状態にしておく。
【0032】次に、図3を参照して内視鏡2から電力供
給ケーブル4を取り外した状態の内視鏡装置1の構成及
び作用を説明する。前記照明ランプユニット3を前記内
視鏡2のランプソケット26に接続した状態で、前記内
視鏡2の接続ソケット23に電力供給ケーブル4のケー
ブルコネクタ42が非接続状態であるとき、前記板バネ
接点であるランプ用接点部23c,23dには前記図2
で示したように前記ランプ用電源ピン4c,4dが接触
していない。このため、板バネ接点は、弾性変形するこ
となく、ランプ接点3a,3bに電気的に接触して電気
的導通状態になって、充電式電池5と光源ランプ31と
を電気的に接続した充電電源ランプ点灯回路を形成した
第2回路を構成する。
【0033】ここで、照明ランプユニット3のスイッチ
機能を兼ねたランプホルダ32を回動操作してスイッチ
33をON状態にする。すると、光源ランプ31は、充
電式電池5から供給される電力によって発光し、この光
源ランプ31からの照明光がランプソケット26内の集
光レンズ27を通過してライトガイドファイバ25の光
入射端面に集光されて前述と同様に作用する。
【0034】また、この光源ランプ31点灯時、電池収
納部24に設けた表示部24aが点灯し電力供給状態で
あることを表示するとともに前記充電式電池5の現在の
充電容量又は残りの使用時間を術者に報知する。
【0035】なお、この報知は、例えば電源電圧が規定
値を下回ったときLEDが点灯状態から点滅状態に切り
替えたり、発光色を変化させたり、複数のLEDを用い
て電圧降下が進むごとに点灯するLEDを経抗したり、
レベルメータとして表示するように構成してある。
【0036】また、本図の内視鏡装置1の構成では緊急
時の処置やベットサイドでの処置のように、携帯性を必
要とするとき、電力供給ケーブル4を内視鏡2に接続し
ていない状態での使用に適している。そして、充電式電
池5の充電容量がわずかになったなら、電力供給ケーブ
ル4のケーブルコネクタ42を接続ソケット23に接続
するとともにコンセント部44を商用電源に接続して充
電式電池5への充電及び観察を継続して行う。
【0037】さらに、充電状態において、前記電池収納
部24の表示部24aに充電レベルを表示するようにし
てもよい。
【0038】このように、回路切換手段として板バネ接
点を設け、内視鏡に電力供給ケーブルを接続したときに
は、商用電源ランプ点灯回路及び電池充電回路を有する
第1回路を形成した内視鏡装置を構成し、内視鏡から電
力供給ケーブルを取り外したときには充電電源ランプ点
灯回路である第2回路を形成した内視鏡装置が構成され
るので、充電式電池の充電状態が実使用に耐えない充電
レベルまで低下した時に、内視鏡に電力供給ケーブルを
接続して第1回路を構成することによって、観察と同時
に充電式電池への充電を行うことができる。このことに
より、商用電源を使用して観察を行いながら、充電作業
を行って、商用電源使用後に発生していた充電式電池へ
の充電のし忘れを防止するとともに、術者が電池管理に
気を配る必要がなくなる。
【0039】また、充電式電池の残容量を表示部に表示
させることによって、充電式電池の充電管理を確実且つ
容易に行うことができる。
【0040】さらに、電力供給ケーブルを内視鏡に接続
する際、充電電源ランプ点灯回路を開放状態にして後に
電池充電回路が構成されるので、光源ランプに充電器か
らの過電圧がかかることを確実に防止することができ
る。このことによって、ランプのフィラメント切れ等が
なくなる。
【0041】図4は本発明の第2実施形態に係る電力供
給手段を内視鏡に接続した他の構成の内視鏡装置を示す
説明図である。図に示すように本実施形態の内視鏡は、
挿入部20の先端部2aに観察光学系として固体撮像素
子51を配置した電子内視鏡2Aである。
【0042】前記電子内視鏡2Aの先端部2aには電気
部品である前記固体撮像素子51及びこの固体撮像素子
51の撮像面に観察部位の光学像を結像させる対物レン
ズ52が配置されている。この固体撮像素子51で光電
変換された画像信号は、信号ケーブル53を介して操作
部21内に配置されている電気部品である信号処理部5
4に伝送され、この信号処理部54で映像信号を生成し
て、操作部21に設けた電気部品である液晶モニタ55
上に内視鏡画像を表示する構成になっている。なお、前
記操作部21には生成された映像信号を出力するビデオ
出力端子56が設けられており、TVケーブル61を介
して表示装置6に内視鏡画像を表示することができるよ
うになっている。
【0043】つまり、本実施形態においては、電気部品
として前記照明ランプユニット3に加えて、固体撮像素
子51、信号処理部54及び液晶モニタ55が設けられ
ている。そして、これら電気部品の動作に必要な電力
は、充電式電池5及び電力供給ケーブル4によって供給
されるものであり、一般的な使用形態としては電力供給
ケーブル4を内視鏡2Aに接続して使用するものであ
る。その他の構成は前記第1実施形態と同様であり、同
部材には同符合を付して説明を省略する。
【0044】上述のように構成した電子内視鏡装置1A
の作用を説明する。本実施形態においては通常、電力供
給ケーブル4を内視鏡2Aに接続して検査を行う。この
ため、検査中に、充電式電池5に充電のための電力が供
給されるので、この検査後には充電式電池5の容量が満
状態になる。その他の作用は前記第1実施形態と同様で
ある。
【0045】このように、本実施形態の電子内視鏡は、
通常、電力供給ケーブルを接続した電子内視鏡装置とし
て検査を行う構成になっているので、この検査中に充電
式電池の充電を確実に行うことができる。このことによ
り、この電子内視鏡を携帯使用する際には充電式電池が
常に満状態になっているので、最大時間の使用が可能で
ある。
【0046】また、電力供給ケーブルを電子内視鏡に接
続して内視鏡装置を構成しているので、携帯性を損なう
ことなく携帯型電子内視鏡と略同じ作業性での使用が可
能である。
【0047】なお、図5に示すように電子内視鏡2Aの
操作部21に無線信号処理部57及び送信部58を設
け、前記信号処理部54で生成した映像信号をこの無線
信号処理部57、送信部58を介して無線信号にしてモ
ニター受信部62を有する表示装置6Aに伝送する構成
であってもよい。
【0048】このことにより、無線信号で表示装置に内
視鏡画像を伝送することができるので、表示装置の配置
位置に制約を受けない。
【0049】また、図6に示すように電子内視鏡装置1
Bを、電力供給ケーブル4と、照明ランプ電源部3A、
電子内視鏡2Bとで構成するようにしてもよい。つま
り、電子内視鏡2Bから照明ランプ電源部3Aを分離
し、この照明ランプ電源部3Aに光源ランプ31と充電
式電池5を配置する。そして、この照明ランプ電源部3
Aと前記電力供給ケーブル4とを上述と同様に充電用接
点部23a,23b及び板バネ接点であるランプ用接点
部23c,23dを介して接続し、この照明ランプ電源
部3Aと電子内視鏡2Bとを照明ランプ電源部3Aに設
けたスコープ接点ピン71と電子内視鏡2Bに設けたス
コープ接点72とを電気的に接続して電気的導通を図
る。なお、この照明ランプ電源部3Aに接続される内視
鏡は、電子内視鏡に限定されるものではなく、光学式の
内視鏡であってもよい。
【0050】このことにより、内視鏡が照明ランプ電源
部から独立しているので、用途に応じて内視鏡を照明ラ
ンプ電源部に接続することにより、検査目的に最適な内
視鏡装置を構成して効率よく内視鏡検査を行える。
【0051】前記電池収納部24の電池収納スペース
は、一般に市販されている充電式電池の中でも比較的大
きなサイズの電池形状に合わせて形成されている。即
ち、図7に示すように前記充電式電池5の外径寸法はφ
A、高さ寸法はLであり、前記電池収納部24にはこの
充電式電池5がちょうど収納できるようになっている。
【0052】しかし、例えば符号5Aに示すように外径
寸法が前記充電式電池5より小径なφBで、高さ寸法が
Lの小さなサイズの充電式電池5Aを使用する場合も考
えられる。このため、本実施形態には小さなサイズの充
電式電池5Aを電池収納部24に収納して使用すること
を可能にする装填補助具77を有している。
【0053】この装填補助具77は、外形寸法が前記充
電式電池5と同じ外形寸法がφA及び高さ寸法がLで、
前記充電式電池5Aが収納される内径寸法がφBの収納
部78を有して構成されている。つまり、前記充電式電
池5Aを収納部78に収納配置した状態にして、この装
填補助具77を電池収納部24に収納するようになって
いる。このことにより、例えば、単二型充電式電池が収
納されるように構成されている電池収納部に装填補助具
77を使用して単三型充電式電池を装填することが可能
になる。
【0054】なお、前記装填補助具の形状は上記形態に
限定されるものはなく、その他各種充電式電池の形状を
考慮して高さ寸法及び径寸法或いは形状等が調整される
ものである。したがって、電池の形状に合わせた装填補
助具と電池とを組み合わせることによって、電池収納部
に各種電池を装填することが可能になって、電池選択肢
の幅が広がる。
【0055】なお、本発明は、以上述べた実施形態のみ
に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能である。
【0056】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができ
る。
【0057】(1)充電式電源を収容する電源収容部
と、前記充電式電源から供給される電力によって動作す
る電気部品とを具備する内視鏡と、前記充電式電源に充
電のための電力を供給する電力供給手段とを備える内視
鏡装置において、前記内視鏡は、前記電力供給手段を着
脱自在に接続する電気的接続部と、この電気的接続部に
前記電力供給手段が接続状態のとき、この電力供給手段
から前記電気部品を動作させるための電力及び前記充電
式電源に充電を行うための電力を供給する第1回路を形
成し、この電気的接続部に前記電力供給手段が非接続状
態のとき、前記充電式電源から前記電気部品に電力を供
給する第2回路を形成する回路切換手段と、を具備する
内視鏡装置。
【0058】(2)前記電力供給手段は、商用電源を起
電力とし、内部に直流/交流変換器及び前記充電式電源
を充電するための充電電圧/電流制御回路を備える付記
1記載の内視鏡装置。
【0059】(3)前記充電式電源は充電式乾電池であ
る付記1記載の内視鏡装置。
【0060】(4)前記回路切換手段は板ばね接点であ
る付記1記載の内視鏡装置。
【0061】(5)前記内視鏡は、光学式内視鏡であ
り、前記電気部品は、照明光を導光するライトガイドフ
ァイバの光入射端に配置される照明ランプユニットであ
る付記1記載の内視鏡装置。
【0062】(6)前記照明ランプは、ランプを点灯状
態又は非点灯状態に制御するスイッチを有し、前記電気
的接続部に前記電力供給手段が接続状態のとき、前記ス
イッチによってランプを非点灯状態にすることにより、
前記電力供給手段は前記充電式電源に充電を行うための
電力だけを供給する付記1記載の内視鏡装置。
【0063】(7)前記内視鏡は、固体撮像素子を挿入
部の先端部に備えた電子内視鏡であり、前記電気部品
は、照明光を導光するライトガイドファイバの光入射端
に配置される照明ランプユニット及び前記固体撮像素子
に駆動信号を出力する一方、この固体撮像素子で得られ
た画像信号を処理する信号処理部である付記1記載の内
視鏡装置。
【0064】(8)前記信号処理部は、映像信号を無線
信号に変換して伝送する伝送手段を有する付記7記載の
内視鏡装置。
【0065】(9)照明光を導光するためのライトガイ
ドファイバと、結像した観察像を画像信号に光電変換す
る固体撮像素子と、この固体撮像素子の駆動信号及び画
像信号を処理する信号処理部とを備える電子内視鏡と、
この電子内視鏡に着脱自在で照明ランプと充電式電源と
を備える光源装置と、この光源装置に着脱自在で商用電
源を起電力とし、内部に直流/交流変換器及び前記充電
式電源を充電するための充電電圧/電流制御回路を備え
る電力供給手段と、を具備する内視鏡装置。
【0066】(10)電池収納部には外観寸法の異なる
充電式乾電池を正常状態に装填するための装填補助具を
有する付記1記載の内視鏡装置。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
気部品の電力として商用電源及び充電式電源の使用が可
能で、商用電源を使用する際には電気部品への電力の供
給及び充電式電源への充電のための電力の供給が可能な
内視鏡装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図3は本発明の第1実施形態に係
り、図1は内視鏡装置の全体構成を示す説明図
【図2】電力供給手段を内視鏡に接続して構成した内視
鏡装置の電気回路の構成を示す説明図
【図3】電力供給手段を内視鏡から取り外して構成した
内視鏡装置の電気回路の構成を示す説明図
【図4】本発明の第2実施形態に係る電力供給手段を内
視鏡に接続した他の構成の内視鏡装置を示す説明図
【図5】電子内視鏡装置の他の構成例を説明する図
【図6】内視鏡装置の他の構成例を説明する図
【図7】電池収納部と充電式電池との関係を説明する図
【符号の説明】
1…内視鏡装置 2…内視鏡 3…照明ランプユニット 4…電力供給ケーブル 5…充電式電池 23…接続ソケット 24…電池収納部 45…充電器 46…交流/直流変換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充電式電源を収容する電源収容部と、前
    記充電式電源から供給される電力によって動作する電気
    部品とを具備する内視鏡と、 前記充電式電源に充電のための電力を供給する電力供給
    手段とを備える内視鏡装置において、 前記内視鏡は、 前記電力供給手段を着脱自在に接続する電気的接続部
    と、 この電気的接続部に前記電力供給手段が接続状態のと
    き、この電力供給手段から前記電気部品を動作させるた
    めの電力及び前記充電式電源に充電を行うための電力を
    供給する第1回路を形成し、この電気的接続部に前記電
    力供給手段が非接続状態のとき、前記充電式電源から前
    記電気部品に電力を供給する第2回路を形成する回路切
    換手段と、 を具備することを特徴とする内視鏡装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003070910A (ja) * 2001-09-05 2003-03-11 Daiken Iki Kk 輸液システム、シリンジポンプ及びポンプ支持用架台
ITRN20110026A1 (it) * 2011-04-04 2011-07-04 Gaetano Colavita Illuminatore senza fili per endoscopie
JP2012101077A (ja) * 2010-11-10 2012-05-31 Tyco Healthcare Group Lp 付属装置電力供給機能を含む外科手術用器具
JP2012245284A (ja) * 2011-05-31 2012-12-13 Hoya Corp 内視鏡システム

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