JP2000245695A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP2000245695A
JP2000245695A JP11054352A JP5435299A JP2000245695A JP 2000245695 A JP2000245695 A JP 2000245695A JP 11054352 A JP11054352 A JP 11054352A JP 5435299 A JP5435299 A JP 5435299A JP 2000245695 A JP2000245695 A JP 2000245695A
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suction
endoscope
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lamp unit
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JP11054352A
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English (en)
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Takashi Suzuki
高志 鈴木
Ichiro Nakamura
一郎 中村
Shigeto Magai
成人 真貝
Katsuji Watanabe
勝司 渡辺
Seiichi Hosoda
誠一 細田
Masaaki Nakazawa
雅明 中沢
Takeaki Nakamura
剛明 中村
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Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランプユニットの光源ランプを点灯するため
のバッテリの準備が容易であると共に、バッテリ切れな
く該ランプユニットに電源電力の供給を可能とする。 【解決手段】 吸引器10に接続される吸引チューブ9
に内視鏡操作部5の吸引口金8を介してランプユニット
6内に配設された光源ランプを点灯するための電源を供
給する電線38を併設することにより、前記ランプユニ
ット6の光源ランプに吸引器10の電源を供給できるよ
うに構成する。これにより、ランプユニット6の光源ラ
ンプを点灯するためのバッテリの準備が容易であると共
に、バッテリ切れなく該ランプユニット6に電源電力の
供給を可能とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡さらに詳し
くは内視鏡の挿入部に挿通し配設した管路から吸引物を
吸引する吸引器を備えた内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、内視鏡装置は、医療用分野及び工
業用分野において広く用いられるようになっている。こ
の内視鏡装置は、診断あるいは検査対象部位が生体内
部、或いはプラント、機器等の内部であるので、これら
検査対象部位を照明する手段が必要である。このため、
一般的な内視鏡装置では、内視鏡の外部装置として光源
装置を用意し、この光源装置内の光源部に取り付けられ
た光源ランプからの照明光を内視鏡に設けたライトガイ
ドファイバに導光し、このライトガイドファイバで導光
された照明光を挿入部の先端側の照明窓から出射して検
査対象部位を照明する構成になっている。上記光源装置
は、一般的には商用電源から供給される電源を利用して
光源装置内部の光源ランプを点灯させるものである。
【0003】これに対し、例えば、本出願人が先に出願
した特願平9−253770号における内視鏡装置は、
電源として乾電池等のバッテリを使用したバッテリ型光
源を内視鏡の操作部に着脱自在に取り付けられるように
したものである。このようなバッテリ型光源を操作部に
着脱自在に取り付ける内視鏡装置は、持ち運びが容易で
あるとともに、電源のない所での使用が可能になるの
で、病棟のベッドサイドまたは在宅患者の往診や救急車
の車中などでの使用に適している。このような内視鏡の
把持部を把持して内視鏡検査を行う際に、吸引器を使用
して内視鏡内に配設された管路としての吸引チャンネル
を通して、例えば、気管の喀痰吸引等を行う必要があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、病棟の
ベッドサイドまたは在宅や救急車の車中などにて内視鏡
検査を行うために内視鏡を使用する場合には、バッテリ
型光源のバッテリだけでは容量が小さいので、緊急の場
合にはバッテリ型光源のバッテリ切れで内視鏡を使用で
きないことがあった。また、内視鏡と吸引器を携行して
使用する場合、バッテリ型光源や吸引器のバッテリの準
備が煩雑であった。
【0005】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
ものであり、ランプユニットの光源ランプを点灯するた
めのバッテリの準備が容易であると共に、バッテリ切れ
なく該ランプユニットに電源電力の供給を可能とする内
視鏡装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明による内視鏡装置は、細長な挿入部に照明光を導
くライトガイドファイバを有し、該挿入部に挿通して配
設した管路を有する内視鏡と、この内視鏡に着脱自在で
前記ライトガイドファイバの光入射端部に照明光を供給
するランプユニットと、前記内視鏡の管路の基端側開口
に着脱自在に接続し、該管路を介して吸引した吸引物を
収納する吸引容器を有する吸引器と、を備えた内視鏡装
置において、前記ランプユニットに前記吸引器を介して
電源を供給するようにしたことを特徴としている。この
構成により、ランプユニットの光源ランプを点灯するた
めのバッテリの準備が容易であると共に、バッテリ切れ
なく該ランプユニットに電源電力の供給を可能とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図10は本発明の第1
の実施の形態に係り、図1は内視鏡装置の全体構成を示
す斜視図、図2は図1の内視鏡操作部の吸引口金に着脱
自在に接続する吸引器を説明する外観図、図3は図1の
吸引チューブ及びこの吸引チューブに併設している電線
の断面図、図4は図1の内視鏡操作部の吸引口金及び吸
引チューブの後端側を示す拡大斜視図、図5は図4の内
視鏡操作部の吸引口金及び吸引チューブの後端側の断面
図、図6は図1の吸引器の接続口金及び吸引チューブの
基端側を示す拡大斜視図、図7は図6の吸引器の接続口
金及び吸引チューブの基端側の断面図、図8は内視鏡操
作部のライトガイド口金及びランプユニットを説明する
断面図、図9は図8の内視鏡操作部のライトガイド口金
にランプユニットを着脱自在に取り付けた際の断面図、
図10は内視鏡操作部にランプユニットを取り付け、内
視鏡操作部の吸引口金に吸引チューブを介して吸引器を
取り付けた際の回路ブロック図である。
【0008】本実施の形態の内視鏡装置1は、体腔内に
挿入される細長の挿入部2と、この挿入部2の後端部に
設けた接眼部3及び側部から突設するライトガイド口金
4を設けた把持部を兼ねる操作部5とを備えた水密構造
の内視鏡1Aと、この内視鏡1Aのライトガイド口金4
に着脱自在に接続される光源ランプを配設した水密構造
のランプユニット6と、この内視鏡1Aの操作部5から
突設して吸引操作を行うための吸引釦7及びこの吸引釦
7の基端付近から側部方向に突出する吸引口金8に吸引
チューブ9を介して接続される吸引器10とで構成され
ている。尚、この内視鏡装置1は、携帯型のランプユニ
ット6を内視鏡操作部5のライトガイド口金4に着脱自
在に接続する携帯型の内視鏡装置であるが、該ライトガ
イド口金4に着脱自在に携帯型でない光源装置を接続す
ることも可能である。
【0009】前記挿入部2は、先端に設けられた先端部
11と、この先端部11の後部に設けられた湾曲自在の
湾曲部12と、この湾曲部12の後部に設けられた長尺
で可撓性を有する軟性部13とから成る。前記操作部5
には、湾曲操作レバー14が設けられており、この湾曲
操作レバー14を回動操作することによって、前記湾曲
部12が湾曲動作するようになっている。
【0010】前記吸引口金8には、前記したように吸引
チューブ9を介して吸引器10に着脱自在に接続され、
前記吸引釦7を適宜操作することによって、内視鏡1A
の挿入部2に挿通し配設した管路としての吸引チャンネ
ル15、吸引口金8を介して体腔内の体液などを吸引す
ることができるようになっている。
【0011】本実施の形態では、この吸引器10に接続
される吸引チューブ9に内視鏡操作部5に設けられた吸
引口金8を介して前記ランプユニット6内に配設された
光源ランプを点灯するための電源を供給する後述の電線
を併設することにより、前記ランプユニット6の光源ラ
ンプに吸引器10の電源を供給できるようにしている。
【0012】更に、操作部5の先端側には、鉗子などの
処置具を挿入するための鉗子挿入口16が設けられてい
る。この鉗子挿入口16は、吸引チャンネルに連通して
いる。また、前記鉗子挿入口16には、鉗子栓17が着
脱自在に取り付けられている。また、内視鏡1Aの操作
部5の例えば鉗子挿入口16と反対側の位置には、通気
口金18が突設しており、この通気口金18から内視鏡
1Aの内部に空気を送り込むことによって内視鏡1Aの
水漏れ検査を行えるようになっている。
【0013】さらに、操作部5側部には、前記ランプユ
ニット6の接続ソケット19が接続されるライトガイド
口金ネジ部20が設けられ、その内部には、前記挿入部
2の先端部に照明光を導光するライトガイドファイバ2
1の基端部が固定されている前記ライトガイド口金4
(図8参照)が突設している。その接続ソケット19の
内周面に形成される雌ネジ部19aとライトガイド口金
ネジ部20とを螺合させて、内視鏡1Aと一体的に接続
されるようになっている。
【0014】このライトガイド口金4にランプユニット
6を接続したとき(図9参照)、ランプユニット6の内
部に配置されている後述の光源ランプが点灯状態のと
き、この光源ランプの照明光はライトガイド口金4のラ
イトガイドファイバ21の光入射端に設けられているラ
イトガイドカバーガラス22を通ってライトガイドファ
イバ21の基端側に導光され、挿入部2の先端側から被
写体を照明する。照明された被写体像は、挿入部2の先
端側から前記内視鏡1Aに挿通する図示しないイメージ
ガイドで導光され、接眼部3の図示しない光学系を介し
て観察、診断ができるようになっている。尚、図示しな
いが、前記接眼部3にCCD等の撮像装置を内蔵したテ
レビカメラヘッドを取り付けて、そのテレビカメラヘッ
ドからの撮像信号をモニタ等の表示装置に表示するテレ
ビカメラシステムにより被写体像をモニタ画面に映し出
し、観察、診断をすることも可能である。
【0015】次に、図2を用いて、吸引口金8に吸引チ
ューブ9を介して着脱自在に接続する吸引器10の構成
を説明する。前記吸引器10は、吸引チューブ9からの
吸引物を接続口金31を介して収納する吸引容器32
と、この吸引容器32に接続したポンプチューブ33を
介して吸引作動する吸引ポンプ34(図10参照)を内
蔵した吸引器本体35とで主に構成されている。この吸
引器本体35は、図示しない商用電源からの電源電力を
供給するコンセント36を備えていて、供給された商用
電源の電源電力を吸引ポンプ34の駆動及びランプユニ
ット6のランプ点灯に必要な電圧または電流に変換して
該吸引器本体35内部から挿通し前記接続口金31に設
けられた後述の接点に供給する電線37を有している。
【0016】前記吸引チューブ9は、この電線37を介
して前記ランプユニット6に電源電力を供給する電線3
8が螺旋状に巻き付けられて併設し、該吸引チューブ9
の両端に設けられた後述の接点に接続されている。尚、
電線37または電線38は、絶縁性の外装に覆われてい
て、例えば電線38の場合では、図3に示すように、絶
縁性の外装38aに覆われて吸引チューブ9に併設して
いる。また、前記吸引器本体35は、その上部に設けた
可搬用の取っ手39により、容易に吸引器10を可搬で
きるようにしている。また、この吸引器本体35側部に
は、吸引圧をモニタする圧力メーター41と変換された
商用電源からの電源電力を入切するスイッチ42とを設
けている。
【0017】このスイッチ42をオンすると共に、内視
鏡操作部5の吸引釦7を適宜操作することによって、前
記吸引ポンプ34が駆動すると、吸引容器32の中の空
気を吸引し該吸引容器32内が陰圧となる。更に、吸引
容器32は、内視鏡1Aの吸引チャンネル15及び吸引
チューブ9を介して内視鏡1Aの先端部11から吸引し
た吸引物を吸引容器32内に吸引して収納するようにな
っている。
【0018】次に、図4ないし図7を用いて、吸引チュ
ーブ部9の両端に設けられた接点と吸引器10の接続口
金31に設けられた接点及び内視鏡操作部5の吸引口金
8に設けられた接点について説明する。先ず、吸引チュ
ーブ部9の後端側及び吸引口金8に設けられた接点を説
明する。
【0019】前記吸引口金8は、図4に示すように吸引
チューブ9の後端側に着脱自在に嵌合して接続できるよ
うになっている。この吸引口金8の基端側外周には、接
点51a、51bが設けられている。一方、吸引チュー
ブ9の後端側内部には、前記吸引口金8に嵌合して該吸
引口金8の接点51a、51bに導通する接点52a、
52bが設けられていて、該吸引チューブ9に併設した
前記電線38の後端側が例えば半田等で電気的に接続さ
れている。
【0020】前記吸引口金8は、図5に示すように接点
51a、51bが設けられている導伝性の口金前端部8
aとこの口金前端部8aを内側に備える絶縁性の口金後
端部8bとから成り、該口金前端部8aには、図示しな
いが内視鏡操作部5内にて電線53に電気的に接続して
いる。この電線53は、操作部5内を挿通し、他端は該
操作部5内に設けられている接点54a、54bに電気
的に接続していて、前記ライトガイド口金ネジ部20を
介して前記ランプユニット6に電源電力を供給できるよ
うになっている(図8参照)。前記吸引チューブ9の接
点52a、52bは、該吸引チューブ9の内側に突設し
ていて、前記吸引口金8の口金前端部8aと嵌合するこ
とにより、前記吸引口金8がそれ以上挿入することがな
いようなっている。
【0021】この電線38の基端側は、図6に示すよう
に、前記吸引チューブ9の基端側内部に設けられた接点
55a、55bに前記接点52a、52bと同様に例え
ば半田等で電気的に接続されている。また、この吸引チ
ューブ9の基端側が嵌合して接続される吸引器10の接
続口金31の外周には、接点56a、56bが設けられ
ていて、前記電線37が前記電線38と同様に例えば半
田等で電気的に接続されている。
【0022】前記吸引チューブ9の接点55a、55b
は、図7に示すように、前記接点52a、52bと同様
に該吸引チューブ9の内側に突設していて、前記接続口
金31と嵌合することにより、前記接続口金31がそれ
以上挿入することがないようにしている。
【0023】次に、図8を用いてライトガイド口金4及
びこのライトガイド口金4に着脱自在に接続されるラン
プユニット6を説明する。先ず、ライトガイド口金4を
説明する。前記ライトガイド口金4は、非導電性部材で
形成され、前記電線53に接続している接点54a、5
4bを有している。この接点54a、54bは、前記ラ
イトガイド口金ネジ部20を有した導通口金57a,5
7bに接続していて、この導通口金57a,57bを介
して電源電力をランプユニット6に供給するようにして
いる。尚、この導通口金57a,57bは、各々1つの
部材でプラス、マイナスの導通経路を形成している。
【0024】次に、前記ライトガイド口金4に着脱自在
に接続されるランプユニット6を説明する。前記ランプ
ユニット6は、絶縁性の樹脂部材で形成された外装部材
61と、ランプ部62を収めるランプ収納部63と、こ
のランプ収納部63の内周面側に細長で複数の段部を有
する導電性部材で略パイプ形状に形成した連結部材64
a、64bとで主に構成されている。尚、この連結部材
64a、64bは、各々1つの部材でプラス、マイナス
の導通経路を形成し、後述の接点ピン65a,65bを
介して前記導通口金57a,57bからの電源電力を供
給するようになっている。
【0025】前記ランプ部62は、着脱自在な光源ラン
プ66と、この光源ランプ66を取り付け可能なランプ
ホルダ67とで構成されている。ランプホルダ67は、
絶縁性の樹脂部材などで形成されている略パイプ形状の
ホルダ本体68に固定ビス69によって固設されてい
る。
【0026】このランプホルダ67は、前記光源ランプ
66基端部の側周面に設けられているランプ側電極66
pに電気的に接触する凸型電気接点部70と、前記ホル
ダ本体68の透孔内に設けられている隔壁71に形成さ
れている貫通孔に遊嵌する凸部72とを有し、この凸部
72の先端面が前記光源ランプ66の基端部後端面に設
けられているランプ後端部電極66nに電気的に接触す
る導電性部材で形成した断面形状が略凸字形状の接点ピ
ン73と、この接点ピン73を前記ランプ後端部電極6
6n側に付勢する導電性の接点バネ74と、前記ホルダ
本体68の基端部に外周面がホルダ本体68の外周面か
ら突出するように被せられ、前記接点バネ74及びこの
ランプホルダ67が取り付けられる導電性部材で形成し
た前記連結部材64aに当接する接点バネ受け部75
と、この接点バネ受け部75に対して抜け止めピン76
を介して回動自在で外周面に雄ネジ部77を設けたラン
プホルダ装着ネジ部78と、このランプホルダ装着ネジ
部78に取り付けられる熱伝導性の低い樹脂等で形成し
たホルダ外装部材79とで構成されている。尚、前記ラ
ンプホルダ装着ネジ部78の外周面部には、水密リング
80が設けられている。さらに、このランプホルダ装着
ネジ部78の基端面には、ランプホルダ着脱用のスリッ
ト81が形成されている。
【0027】前記連結部材64bには、中央から後端面
にかけて軸方向にのびる切り欠き部82が形成されてい
て、前記凸型電気接点70が挿通するようになってい
る。このため切り欠き部82の幅寸法は、前記凸型電気
接点部69の幅寸法より幅広に形成されている。この切
り欠き部82内部には、前記凸型電気接点70が挿通す
ると、該凸型電気接点70に接続する接点82aが設け
られていて、この接点82aを介して前記連結部材64
bと電気的に接続されるようになっている。
【0028】前記連結部材64bの基端側内周面には、
前記ランプホルダ装着ネジ部78の外周面に形成されて
いる雄ネジ部77が螺合する雌ネジ部83が形成されて
いる。一方、前記連結部材64aの基端側外周面側に
は、回転規制リング84がネジ85によって固定される
ようになっている。この回転規制リング84は、ランプ
収納部63内に配置されるようになっており、この回転
規制リング84の外周面に設ける水密リング86によっ
て、前記回転規制リング84とランプ収納部63との水
密が保持されるようになっている。
【0029】さらに、前記連結部材64a、64bの先
端側に位置する外周面側には、前記ランプ収納部63内
に位置するように設けられる接続口金88が配置され、
内周面側には前記ライトガイド口金4と係入する口金係
入部89を有する口金接続部90が配置されるようにな
っている。
【0030】前記口金接続部90には、前記接点ピン6
5a、65bが口金接続部90の内側に突出するように
ねじ固定され、前記接続口金88を前記ランプ収納ホル
ダ64に嵌入させ、さらに、該口金接続部90の外周面
に形成した雄ネジ部91と前記内周面に形成されている
雌ネジ92とを螺合することによって前記接続口金88
及び前記口金接続部90が同時に連結部材64a、64
bと一体的に固定されるようになっている。この接点ピ
ン65a、65bを介して連結部材64a、64bに前
記ライトガイド口金4の導通口金57a,57bからの
電源電力を供給するようになっている。
【0031】また、前記口金接続部90の開口側端部
は、接続口金88の内孔に係入しており、前記口金接続
部90の外周部に設けた水密リング93によって前記口
金接続部90の外周面と接続口金88の内周面との水密
状態が保持される。そして、前記接続口金88の外周面
側には、集光レンズ94が水密的に接着固定されてい
る。さらに、前記接続口金88の外周面側には、内視鏡
1Aに接続した際の水密を保持するための水密リング9
5が設けられている。尚、符号96は、前記接続口金8
8の外周面に設けられる水密リングであり、この水密リ
ング96によって前記接続口金88とランプ収納部63
との水密が保持されるようになっている。
【0032】このように構成したランプユニット6をラ
イトガイド口金4に接続すると、図9に示すように、前
記ライトガイド口金4の導通口金57a,57bからの
電源電力を前記接点ピン65a、65bを介して光源ラ
ンプ66に供給することができるようになっている。更
に、具体的には、導通口金57a、接点ピン65a、連
結部材64a、接点バネ受け部75、接点バネ74、接
点ピン73を介してランプ後端部電極66nに供給さ
れ、他方は、導通口金57b、接点ピン65b、連結部
材64b、接点82a、凸型電気接点部70を介してラ
ンプ側電極66pに供給されるようになっている。
【0033】次に、図10を用いてこのランプユニット
6及び吸引器10を内視鏡操作部5に接続した際の回路
を説明する。
【0034】この回路100は、例えば図示しない商用
電源に接続するコンセント36と、このコンセント36
を介して商用電源からの電源電力を吸引ポンプ34の駆
動及び光源ランプ66の点灯に必要な電圧または電流に
変換する電源回路101と、この電源回路101で変換
した電源電力を入切するスイッチ42と、供給された電
源電力によって駆動する吸引ポンプ34と、供給された
電源電力によって点灯するランプユニット6の光源ラン
プ66とから主に構成される。
【0035】この光源ランプ66に供給される電源回路
101の電源電力は、スイッチ42をオンすることによ
り、接続口金31に併設される電線37、吸引チューブ
9に併設される電線38を経て内視鏡操作部5内を挿通
する電線53を介してライトガイド口金4の導通口金5
7a,57bからランプユニット6内に供給され、光源
ランプ66を点灯するようになっている。更に、具体的
には、電線37、接続口金31の接点56a,56b及
び吸引チューブ9基端側の接点55a,55b、電線3
8、吸引チューブ9後端側の接点52a,52b及び吸
引口金8の接点51a,51b、電線53及びライトガ
イド口金4の接点54a,54b、導通口金57a,5
7bを経てランプユニット6内に供給される。尚、ラン
プユニット6内の光源ランプ66への導通経路は、図9
で説明しているので省略する。
【0036】このような構成の内視鏡装置1を用いて検
査を行う場合、先ずランプユニット6を内視鏡操作部5
のライトガイド口金4に接続ソケット19によって一体
的に固定する。次に、吸引器10の接続口金31に吸引
チューブ9の基端側を接続し、後端側を内視鏡操作部5
の吸引口金8に接続する。このとき、吸引チューブ9の
接点52a、52bと吸引口金8の接点51a、51b
及び吸引チューブ9の接点55a、55bとが電気的に
接続される。さらに、吸引口金8と内視鏡操作部5内で
電線53によって導通している接点54a,54bは、
ライトガイド口金4の導通口金57a,57bを介して
各々ランプユニット6内に導通し図9で説明した導通経
路を経て光源ランプ66に導通する。そして吸引器10
のスイッチ42をオンオフすることによって、光源ラン
プ66の点灯または消灯を制御することができる。
【0037】この結果、図示しない商用電源の電源電力
を吸引器10を介してランプユニット6の光源ランプ6
6の点灯に使用することができるので、バッテリ型光源
を使用する場合と比べてバッテリ切れの心配がなく内視
鏡を使用できる。また、電線38を吸引チューブ9に設
けているので、内視鏡1Aの操作が行い易い。
【0038】尚、本実施の形態による内視鏡装置1は、
コンセント36によって吸引器10に商用電源の電源電
力を供給する構成としているが、本発明はこれに限定さ
れず、吸引器10内部に設けたバッテリによって吸引器
10内部の吸引ポンプ34を駆動すると共に、ランプユ
ニット6の光源ランプ66を点灯するようにしても良
い。
【0039】また、本実施の形態による内視鏡装置1
は、ランプユニット6内部に配設した光源ランプ66の
照明光をライトガイドファイバを介して挿入部2の先端
部11に導入して供給し、照明された被写体像を図示し
ないイメージガイドで導光して接眼部3で観察、診断す
る光学式内視鏡として説明したが、本発明はこれに限定
されず、挿入部2の先端部11に撮像装置を内蔵し、こ
の撮像装置の撮像信号をモニタ等の表示手段で表示する
電子(又はビデオ)内視鏡の挿入部2の先端部11にラ
ンプユニット6を介して照明光を供給する構成としても
良い。
【0040】更に、本発明の内視鏡装置1では、上記し
た実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
【0041】(第2の実施の形態)図11は本発明の第
2の実施の形態に係る内視鏡装置の全体構成を示す斜視
図である。
【0042】前記した第1の実施の形態の内視鏡装置1
では、吸引チューブ9に電線38を併設し、吸引器の接
続口金31、吸引チューブ9、内視鏡操作部5の吸引口
金8を介して該ランプユニット6の光源ランプ66を点
灯するための商用電源からの電源電力を供給するように
構成していたが、本実施の形態の内視鏡装置では、吸引
器10内部にバッテリを設けて、このバッテリの電源電
力を吸引器10に供給すると共に、吸引器10とランプ
ユニット6とは電線ケーブルによって接続してこの電線
ケーブルによって吸引器10のバッテリからの電源電力
をランプユニット6に供給する構成としている。それ以
外の構成は図1及び図2と同様であるので説明を省略
し、同一構成には同じ符号を付して説明する。
【0043】本実施の形態の内視鏡装置200では、吸
引器210とランプユニット260とを電線ケーブル2
20で接続すると共に、図示しない吸引ポンプ及び光源
ランプの電源電力は、吸引器本体35の後端部に設けた
バッテリ収納部230内部に収納している図示しないバ
ッテリ電源より供給するようにしている。
【0044】このような構成の内視鏡装置200を用い
て検査を行う場合、先ずランプユニット260を内視鏡
操作部5のライトガイド口金4に接続ソケット19によ
って一体的に固定する。次に、吸引器10の接続口金3
1に吸引チューブ9の基端側を接続し、後端側を内視鏡
操作部5の吸引口金8に接続する。さらに吸引器10と
ランプユニット6とを電線ケーブル220によって接続
する。
【0045】次に、吸引器210のスイッチ42をオン
することにより、バッテリ型電源の電源電力が電線ケー
ブル220によってランプユニット260にも供給され
て光源ランプを点灯することができると共に、さらに内
視鏡操作部5の吸引釦7を適宜オンすることにより、吸
引ポンプ34はバッテリ型電源によって吸引動作を行う
ことができる。
【0046】これにより、吸引ポンプ34とランプユニ
ット260のバッテリ電源が共通なので、1種類のバッ
テリ電源を用意すればよく、光源ランプを点灯するため
のバッテリの準備が用意であると共に携帯性が良い内視
鏡装置を実現できる。
【0047】尚、本実施の形態の内視鏡装置200で
は、吸引器210とランプユニット260とを電線ケー
ブル220で接続し吸引器210内部に設けたバッテリ
の電源電力を供給する構成としているが、本発明はこれ
に限定されず、ランプユニット260への電源供給は前
述した第1の実施の形態と同様に、吸引チューブ9に併
設した電線38によって供給する構成でも良く、また、
吸引器210及びランプユニット260に供給する電源
電力はコンセント36を介して商用電源から供給するよ
うにしても構わない。
【0048】また、上述した実施の形態等を部分的等で
組み合わせる等して構成される実施の形態等も本発明に
属する。
【0049】[付記] (付記項1) 細長な挿入部に照明光を導くライトガイ
ドファイバを有し、該挿入部に挿通して配設した管路を
有する内視鏡と、この内視鏡に着脱自在で前記ライトガ
イドファイバの光入射端部に照明光を供給するランプユ
ニットと、前記内視鏡の管路の基端側開口に着脱自在に
接続し、該管路を介して吸引した吸引物を収納する吸引
容器を有する吸引器と、を備えた内視鏡装置において、
前記ランプユニットに前記吸引器を介して電源を供給す
るようにしたことを特徴とする内視鏡装置。
【0050】(付記項2) 細長な挿入部に照明光を導
くライトガイドファイバを有し、該挿入部に挿通して配
設した管路を有する内視鏡と、この内視鏡に着脱自在で
前記ライトガイドファイバの光入射端部に照明光を供給
するランプユニットと、前記内視鏡の管路の基端側開口
に着脱自在に接続し、該管路を介して吸引した吸引物を
収納する吸引容器を有する吸引器と、を備えた内視鏡装
置において、前記ランプユニットに供給する電源を前記
吸引器内部に設けたことを特徴とする内視鏡装置。
【0051】(付記項3) 前記ランプユニットに供給
する電源を吸引器に設けた電線ケーブルを介して供給す
ることを特徴とする付記項2に記載の内視鏡装置。
【0052】(付記項4) 前記内視鏡の管路の基端側
開口に着脱自在に後端側を接続し、基端側を前記吸引器
の吸引容器に着脱自在に接続して、該管路からの吸引物
を吸引容器に導く吸引チューブに、前記吸引器の電源を
前記ランプユニットに供給する電線を併設したことを特
徴とする付記項1または2に記載の内視鏡装置。
【0053】(付記項5) 前記吸引チューブを接続す
る口金に前記吸引器の電源を供給する接点を設けたこと
を特徴とする付記項4に記載の内視鏡装置。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ラ
ンプユニットの光源ランプを点灯するためのバッテリの
準備が容易であると共に、バッテリ切れなく該ランプユ
ニットに電源電力の供給を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図10は本発明の第1の実施の形態
に係り、図1は内視鏡装置の全体構成を示す斜視図。
【図2】図1における内視鏡操作部の吸引口金に着脱自
在に接続する吸引器を説明する外観図。
【図3】図1における吸引チューブ及びこの吸引チュー
ブに併設している電線の断面図。
【図4】図1における内視鏡操作部の吸引口金及び吸引
チューブの後端側を示す拡大斜視図。
【図5】図4における内視鏡操作部の吸引口金及び吸引
チューブの後端側の断面図。
【図6】図1における吸引器の接続口金及び吸引チュー
ブの基端側を示す拡大斜視図。
【図7】図6における吸引器の接続口金及び吸引チュー
ブの基端側の断面図。
【図8】内視鏡操作部のライトガイド口金及びランプユ
ニットを説明する断面図。
【図9】図8における内視鏡操作部のライトガイド口金
にランプユニットを着脱自在に取り付けた際の断面図。
【図10】内視鏡操作部にランプユニットを取り付け、
内視鏡操作部に吸引チューブを介して吸引器を取り付け
た際の回路ブロック図。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係る内視鏡装置
の全体構成を示す斜視図。
【符号の説明】
1,200 …内視鏡装置 1A,200A…内視鏡 4,260 …ライトガイド口金 5 …操作部 6 …ランプユニット 7 …吸引釦 8 …吸引口金 9 …吸引チューブ 10,210 …吸引器 31 …接続口金 37,38,53 …電線 42 …スイッチ 51a,51b,52a,52b,55a,55b,5
6a,56b,…接点 57a,57b…導通口金 62a,62b…連結部材 65a,65b…接点ピン 66 …光源ランプ 220 …電線ケーブル 230 …バッテリ収納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真貝 成人 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 渡辺 勝司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 細田 誠一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中沢 雅明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H040 CA04 CA08 DA21 DA57 4C061 AA00 BB01 CC07 DD03 FF06 FF45 GG02 HH05 JJ06 4C077 AA26 BB10 CC09 DD11 DD12 EE04 HH06 HH10 HH13 KK25

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】細長な挿入部に照明光を導くライトガイド
    ファイバを有し、該挿入部に挿通して配設した管路を有
    する内視鏡と、この内視鏡に着脱自在で前記ライトガイ
    ドファイバの光入射端部に照明光を供給するランプユニ
    ットと、前記内視鏡の管路の基端側開口に着脱自在に接
    続し、該管路を介して吸引した吸引物を収納する吸引容
    器を有する吸引器と、を備えた内視鏡装置において、 前記ランプユニットに前記吸引器を介して電源を供給す
    るようにしたことを特徴とする内視鏡装置。
JP11054352A 1999-03-02 1999-03-02 内視鏡装置 Withdrawn JP2000245695A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006255296A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Kyocera Corp ファイバ用の光源及びファイバ光源装置とそれを用いた内視鏡
KR20200071136A (ko) 2017-11-29 2020-06-18 울박 키코 인코포레이션 진공 발생장치

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