JP2001083433A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP2001083433A
JP2001083433A JP25629199A JP25629199A JP2001083433A JP 2001083433 A JP2001083433 A JP 2001083433A JP 25629199 A JP25629199 A JP 25629199A JP 25629199 A JP25629199 A JP 25629199A JP 2001083433 A JP2001083433 A JP 2001083433A
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generator
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JP25629199A
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Junichi Onishi
順一 大西
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源に対する経済性が良く、且つ、携帯性を
損なわず、どこでも使用可能な内視鏡装置を提供する。 【解決手段】 内視鏡2の操作部5には、充電可能なバ
ッテリ7及び光源ランプ8とを内蔵した光源ユニット3
が着脱自在で装着され、バッテリ7の電源を切替スイッ
チ10を介して光源ランプ8に印加して発光駆動できる
ようにすると共に、操作部5内に設けたDC発電機16
と連結手段17を介して接続された発電操作手段18を
回転する操作等を行うことにより、バッテリ7の電気エ
ネルギが消耗したような場合でもDC発電機16で発電
したDC電源を切替スイッチ10を介して光源ランプ8
に印加して発光駆動させることもできるようにして、任
意の場所でもこの内視鏡装置を携帯することにより、内
視鏡検査等を行えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光源等の電気的稼働
部を発電機により稼働可能にした携帯使用に適した内視
鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医療用分野及び工業用分野に於い
て内視鏡が診断或いは検査に広く用いられるようになっ
た。通常、内視鏡で診断或いは検査を行う場合には、内
視鏡と、この内視鏡に照明光を供給する光源装置とから
なる内視鏡装置が必要になる。通常、光源装置は重量が
あるため、例えば特開昭60−48011号公報では、
電池を内視鏡に内蔵した携帯使用に適した内視鏡装置を
開示している。
【0003】また、特願平10−356382号等で
は、小型のバッテリで駆動され、かつ内視鏡に装着され
るバッテリ型光源を備えた携帯使用に適した内視鏡装置
が提案されている。図12は特願平10−356382
号で提案されたものに類似する内視鏡装置61の外観を
示し、図13はその内部構成を示す。
【0004】この内視鏡装置61は内視鏡62と、これ
に装着されるバッテリ駆動式光源ユニット(単に光源ユ
ニットと略記)63とからなる。内視鏡62は挿入部6
4とこの挿入部64の後端に設けられた操作部65と、
この操作部65の後端に設けられた接眼部66とを有
し、この操作部65には光源ユニット63が着脱自在で
装着される。
【0005】光源ユニット63内にはバッテリ67と、
このバッテリ67で駆動される光源ランプ68とが設け
られ、光源ランプ68の照明光は集光レンズ69によ
り、ライトガイド71の後端に集光して供給され、この
照明光はライトガイド71により伝送され、挿入部64
の先端部に固定されたライトガイド先端面から照明窓に
取り付けた照明レンズ72を経て出射され、患部等の被
写体を照明する。
【0006】この照明窓に隣接する観察窓には対物レン
ズ73が設けられ、この対物レンズ73によりその結像
位置に光学像を結ぶ。この結像位置にはイメージガイド
74の先端面が配置され、このイメージガイド74によ
りその後端面に光学像を伝送し、この後端面に対向配置
された接眼レンズ75を介して、観察できるようになっ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯使用の内視
鏡装置は、携帯性を重視するが故に電池の容量を大きな
物に出来なく、処置中に電池が切れたり、容量不足にな
り易く、このような場合には照明用ランプの照明機能が
不十分になってしまうため、電池を度々交換しなければ
ならない欠点があった。また、交換用に多数の電池を必
要とするため、経済性に欠けていた。
【0008】また、一部の装置では、交流電源を直流電
源に変換するACアダプタを使用し、前記問題点を解決
したものがあるが、しかし、ACアダプタを使用する事
により、携帯性や使用個所の制約等があり利便性を欠い
ていた。
【0009】(発明の目的)本発明は上述した点に鑑み
てなされたもので、電源に対する経済性を高め、且つ、
携帯性を損なわず、どこでも使用可能な内視鏡装置を提
供する事を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】光源を含む電気的駆動部
と、前記電気的駆動部を電気的に駆動する発電機と、前
記発電機に外力を印加して発電させる操作を行う発電操
作手段と、を設けたことにより、野外等の商用電源等を
使用できないような環境にも携帯でき、発電操作手段を
操作することによって、発電機で発電させて光源等の電
気的駆動部を駆動して内視鏡診断或いは内視鏡検査を行
うことができるようにしている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図4は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の内視鏡装
置の構成を示し、図2は図1の主要部の構成を示し、図
3は発電操作手段の具体例を示し、図4は変形例の切替
スイッチの構成を示す。
【0012】本実施の形態は携帯内視鏡に小型の光源ユ
ニットを着脱自在に設けて光源ランプをバッテリで駆動
可能にすると共に、携帯内視鏡に設けたDC発電機を駆
動操作して光源ランプを駆動できるようにもしたもので
ある。
【0013】図1に示す本発明の第1の実施の形態の内
視鏡装置1は携帯内視鏡(単に内視鏡と略記する場合も
ある)2と、この携帯内視鏡2に着脱自在で接続される
光源ユニット3と、この光源ユニット3の代わりに携帯
内視鏡2に着脱自在で接続される図示しないライトガイ
ドケーブルユニットとから構成される。
【0014】携帯内視鏡2は体腔内等に挿入される細長
の挿入部4と、この挿入部4の後端に設けられた操作部
5と、この操作部5の後端に設けられた接眼部6とを有
し、操作部5には小型の光源ユニット3が着脱自在で装
着される。
【0015】また、光源ユニット3を装着しないで、図
示しないライトガイドケーブルユニットを接続すると、
通常の光源装置に接続して使用することもできるように
している。
【0016】光源ユニット3内にはバッテリ7と、この
バッテリ7から切替スイッチ10を介して直流電源が供
給される光源ランプ8とが設けられ、光源ランプ8の照
明光は集光レンズ9により、ライトガイド11の後端に
集光して供給され、この照明光はライトガイド11によ
り伝送され、挿入部4の先端部に固定されたライトガイ
ド先端面からさらに照明窓に取り付けた照明レンズ12
を経て出射され、患部等の被写体を照明する。
【0017】この照明窓に隣接する観察窓には対物レン
ズ13が取り付けられ、この対物レンズ13によりその
結像位置に光学像を結ぶ。この結像位置にはイメージガ
イド14の先端面が配置され、このイメージガイド14
によりその後端面に光学像を伝送し、この後端面に対向
配置された接眼レンズ15を介して、拡大観察すること
ができるようになっている。
【0018】本実施の形態では、操作部5にはDC発電
機16が設けてあり、このDC発電機16は連結ギヤ、
或いはワイヤ等の連結手段17を介して外力を加えて発
電操作を行う発電操作手段(駆動手段)18と接続され
ている。このDC発電機16も切替スイッチ10を介し
て光源ランプ8にDC電源を供給できるように接続さ
れ、このDC発電機16のDC電源で光源ランプ8を発
光させることもできるようにしている。
【0019】また、バッテリ7は光源ユニット3のハウ
ジングに露出する充電用端子19と接続され、(商用電
源等に接続して使用できる)図示しない充電器を接続し
てこのバッテリ7を充電することができるようにしてい
る。
【0020】つまり、本実施の形態におけるバッテリ7
は充電可能な水素ニッケル電池、リチウム電池等の二次
電池であり、充電することにより繰り返しの使用が可能
であり、一次電池を採用した場合に比べてはるかに小さ
な経済的負担で使用できるようにしている。
【0021】また、バッテリ7を長期間にわたり、繰り
返し使用して多数回の充電を繰り返して、その寿命に達
したような場合には、光源ユニット3のハウジングに設
けた図示しない蓋を開けて新しいバッテリ7と交換する
こともできるようにしている。
【0022】切替スイッチ10は図2に示すように通常
は接点aがONしてバッテリ7からの直流電源が光源ラ
ンプ8に供給されるように設定されており、この状態で
は、光源ランプ8はバッテリ7からの直流電源で発光す
る(実際には光源ランプと切替スイッチ10との間に図
示しないON/OFFスイッチが介挿され、このON/
OFFスイッチをONした場合に、光源ランプ8に直流
電流が流れるようにしている)。この状態で、切替スイ
ッチ10を操作することにより、DC発電機16と接続
された接点bがONするように切り替えることができる
ようにしている。
【0023】つまり、バッテリ7による電気エネルギが
消耗したような場合には、この切替スイッチ10を操作
して光源ランプ8をDC発電機16と接続し、DC発電
機16に連結された発電操作手段18を操作することに
より、DC発電機16を駆動して発電させ、そのDC電
源を光源ランプ8に供給してこの光源ランプ8を発光さ
せることができるようにしていることが特徴となってい
る。
【0024】この発電操作手段18は、例えば図3に示
すような携帯内視鏡2の操作部5に収納自在な回転レバ
ー18Aで構成されており、術者或いは看護婦等の操作
者はこの回転レバー18Aを回転する操作を行うことに
より、連結手段17を介してDC発電機16のロータ側
が回転駆動され、このロータに取り付けられた例えばコ
イルが永久磁石に対向する状態で回転され、その際コイ
ルを横切る磁束が変化し、コイルの両端に接続された整
流子を通した出力端から直流の起電力を得ることができ
るようにしている。
【0025】また、図2に示す切替スイッチ10の代わ
りに図4に示す切替スイッチ10′を用いて構成しても
良い。この切替スイッチ10′は、切替スイッチ10に
さらに中立の接点cを設けた第1のスイッチ10aと、
2接点d,d′をON/OFFする第2のスイッチ10
bとからなり、第1のスイッチ10aと第2のスイッチ
10bとは接点b及びdと、接点a及びd′とがそれぞ
れ接続されている。
【0026】従って、図4に示すように第1のスイッチ
10aを中立接点cに設定し、第2のスイッチ10bを
ONすると、DC発電機16で発電したDC起電力をバ
ッテリ7に供給できる状態に設定でき、この状態に設定
してバッテリ7を充電することもできるようにしてい
る。なお、この場合には、例えばバッテリ7からDC発
電機16側に直流電流が流れないように逆流防止用のダ
イオード等を接続しても良い(DC発電機16を発電状
態でない発電停止時等にバッテリ7からDC発電機16
側に直流電流が流れないようにできる)。
【0027】また、図4において、第1のスイッチ10
aの接点bがONする状態で、第2のスイッチ10bを
ONして、バッテリ7の直流電源で光源ランプ8を発光
させると共に、DC発電機16で発電した電気エネルギ
をバッテリ7に供給して充電に使用したり、バッテリ7
の電気エネルギとDC発電機16で発電した電気エネル
ギとで光源ランプ8を発光させるようにすることもでき
る。この場合には、バッテリ7のみで光源ランプ8を発
光させた場合よりもはるかに長時間光源ランプ8を発光
させることができる。
【0028】また、切替えスイッチ10,10′の切替
操作部は光源ユニット3の外装部材としてのハウジング
外表面に露呈し、操作者が自ら切り替えを行っても良い
し、バッテリ7の電気エネルギ容量を検知し、その検知
結果で切り替えを行うようにしても良い。
【0029】このように構成された第1の実施の形態の
作用を以下に説明する。既存(通常)の光源装置を備え
た病院内等の施設で使用するような場合には携帯内視鏡
2に図示しないライトガイドケーブルユニットを接続
し、既存の光源装置に接続して診断等を行うことができ
る。
【0030】一方、既存の光源装置が使用できないが、
商用電源が利用できるような一般の家庭内等で往診時等
に内視鏡診断が必要な場合には、携帯内視鏡2に光源ユ
ニット3を装着して、必要に応じて充電用端子19には
図示しない充電器を介して商用電源に接続する。
【0031】充電器を接続した状態では、バッテリ7は
充電器で充電されている状態で光源ランプ8を発光させ
るため、バッテリ7は診断中にその電気エネルギの消耗
が殆どなく、長時間の使用が可能である。
【0032】従って、短時間の診断を行うような場合に
は、充電器を接続しないでも使用することができる。
【0033】さらに、野外等、商用電源等も利用できな
い場合には、携帯内視鏡2に光源ユニット3を装着し
て、図示しないON/OFFスイッチをONして、バッ
テリ7の直流電源で光源ランプ8を発光させることによ
り、内視鏡診断を行うことができる。
【0034】この内視鏡診断がバッテリ7による光源ラ
ンプ8の連続点灯使用時間以上の時間に及びような場合
には、途中でバッテリ7の電気エネルギが消耗してしま
うが、このような場合には切替スイッチ10を操作して
DC発電機16側に切替え、発電操作手段18を操作し
てDC発電機16を発電状態にすることにより、このD
C発電機16で発電したDC起電力で光源ランプ8を発
光させることにより、内視鏡診断を続行することができ
る。
【0035】このDC発電機16は単に発電操作手段1
8を駆動することで発電でき、野外等の任意の場所で行
うことができるので、本実施の形態によれば軽量で、携
帯性に富み、どのような場所でも(場所に制約されるこ
となく)内視鏡診断或いは内視鏡検査を行うことが可能
となる。また、本実施の形態ではバッテリ7として、充
電が可能な二次電池を使用しているので、一次電池を使
用した場合に比べてはるかに経済的に使用できる。
【0036】また、バッテリ7を使用してその電気エネ
ルギが消耗したような場合にも、充電器で充電すること
により、繰り返しの使用が可能となり、バッテリ7を内
視鏡検査の度に交換しなければならないようなことを不
用にできる。
【0037】また、上述の作用の説明において、バッテ
リ7による光源ランプ8の連続点灯使用時間以上の時
間、内視鏡診断を行うような場合に、バッテリ7の電気
エネルギが消耗してしまう前に、図4を参照して説明し
たようにバッテリ7で光源ランプ8を発光させ、かつD
C発電機16を発電状態に設定して、バッテリ7のみの
場合よりも長時間の内視鏡診断を行うようにしても良
い。
【0038】バッテリ7の電気エネルギが消耗してしま
うと、常時発電状態を維持しないと、光源ランプ8を発
光状態に維持できないので、バッテリ7の電気エネルギ
が消耗してしまう前にDC発電機16を発電状態に設定
する方が望ましい(この場合には、常時発電状態でなく
ても、バッテリ7に残っている電気エネルギで発光状態
を維持できる)。
【0039】また、DC発電機16により作り出された
電気エネルギはバッテリ7の充電用電源としても使用で
きる。また、発電操作手段18は、内視鏡2のアングル
操作で兼用できるような構成にしても構わない(例えば
アングル操作用のノブ或いはレバーの軸の操作部内部側
への挿入量で、アングル機構と、連結手段17との連結
を切り替えられるようにして、発電操作手段18として
も使用できるようにしても良い)。
【0040】また、上述の説明では、内視鏡としては光
学式の内視鏡(より具体的にはファイバスコープ)の場
合で説明したが、対物レンズ13の結像位置に電荷結合
素子などの固体撮像素子を配置した電子内視鏡の場合に
も適用できる。また、光学式の内視鏡(ファイバスコー
プ或いは硬性内視鏡)の接眼部に、固体撮像素子を内蔵
したテレビカメラを装着したテレビカメラ装着内視鏡の
場合にも適用できる。
【0041】電子内視鏡或いはテレビカメラ装着内視鏡
の場合には、固体撮像素子に対する信号処理手段と、信
号処理手段で生成された映像信号を表示するモニタとが
必要となり、携帯使用に適したものにするために、操作
部等に映像信号処理回路と液晶素子によるモニタを設け
たものとしても良い。
【0042】また、映像信号処理回路として、カラーの
映像信号を色副搬送波で変調する変調回路と、変調した
搬送色信号を搬送波で振幅変調して送信する送信回路と
を設け、送信回路からアンテナにより電波で周囲に放射
し、電子内視鏡2の外部の既存のテレビジョン受像機等
でその搬送波を受信してテレビモニタの表示面に固体撮
像素子で撮像した内視鏡画像を表示できるようにしたも
のでも良い。
【0043】(第2の実施の形態)次に図5を参照して
本発明の第2の実施の形態を説明する。図5は第2の実
施の形態における発電操作手段付近の構成を示す。な
お、図5(A)は発電操作手段を操作しない状態で、図
5(B)は操作した状態で示している。本実施の形態は
第1の実施の形態とは発電操作手段が異なるのみである
ので、第1の実施の形態と異なるところのみ説明する。
【0044】図5に示すように操作部5の前端側の把持
部には発電操作手段20が設けてあり、この発電操作手
段20は例えばふいご状の弾性部材で構成され、空気圧
縮が可能な構成となっている。
【0045】操作者は、発電操作手段20を握ったり、
離したりする操作を行う(図5(A)から図5(B)に
する)ことにより、圧縮空気を伝達する連結チューブ及
びギヤ等からなる連結手段17を介して、DC発電機1
6を回転させて発電操作を行うことができるようになっ
ている。また、圧縮空気は内視鏡2に付設された送気吸
引のための口金からの送気圧を利用しても構わない。
【0046】本実施の形態によれば、発電操作手段20
を握ったり、離したりする操作でDC発電機16で発電
させることができる作用効果を有する。より具体的に
は、発電操作手段20を握って図5(B)に示すように
凹んだ状態(外力を加えた状態)にした後に、手を離し
て何ら外力を加えない状態との繰り返しで発電できるの
で、常時外力を加えることが必要な場合よりも長時間の
発電操作が行い易い利点がある。その他の作用効果は第
1の実施の形態とほぼ同様である。
【0047】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態を図6及び図7を参照して説明する。図6及
び図7は本発明の第3の実施の形態における発電操作手
段の構成を示し、本実施の形態は第1の実施の形態の変
形例の構成に該当する。このため、異なる部分のみを説
明する。
【0048】図6に示すように操作部5には発電操作手
段30を構成する保持操作部33が前後に移動自在に設
けてある。この発電操作手段30は図7に示すようにク
ランク31、連結アーム32、保持操作部33、摺動部
34、連結部35で構成され、連結部35及びクランク
31は連結手段17の回転中心に保持されている。
【0049】また、連結アーム32はクランク31及び
保持操作部33に保持されている。保持操作部33は、
連結部35内に設けられた摺動可能な摺動部34内を自
由に摺動可能となっている。
【0050】次に本実施の形態の作用を説明する。術者
は片手に内視鏡2を持ち、もう片方の手で内視鏡2に付
設したDC発電機16に連結された連結手段17の保持
操作部33を前後に動かす事により、保持操作部33に
連結したクランク31及び連結アーム32により連結手
段17が回転を行い、この連結手段17に連結されたD
C発電機16で直流電圧を作り出すことができる。
【0051】なお、保持操作部33は操作部5の長手方
向に沿った前後方向としたが、上下方向に動作させて発
電させるようにしても構わない。本実施の形態は第1の
実施の形態とほぼ同じ効果を有する。
【0052】(第4の実施の形態)次に本発明の第4の
実施の形態を図8及び図9を参照して説明する。図8及
び図9は本発明の第4の実施の形態における発電操作手
段の構成を示し、本実施の形態は第1の実施の形態の変
形例の構成に該当する。このため、異なる部分のみを説
明する。
【0053】図8に示すように操作部5には発電操作手
段40を構成する保持操作部41が回転自在に設けてあ
る。また、この保持操作手段40の近傍に押しボタンス
イッチ43が設けてある。この押しボタンスイッチ43
を操作することにより、第1の実施の形態で説明した切
替スイッチ10(図2参照)は接点b側がONするよう
に切り替えられる。
【0054】図9に示すように発電操作手段40は、保
持操作部41及びこれに連結され、回転駆動により、逆
方向に回転復帰するメカニカルな回転駆動エネルギを蓄
える回転バネコイル42で構成されており、保持操作部
41は回転バネコイル42に取り外し可能な状態で接続
されている。
【0055】次に本実施の形態の作用を説明する。術者
は片手に内視鏡2を持ち、もう片方の手で内視鏡2に付
設した、保持操作部41を回転させる事により、保持操
作部41の回転運動に連動して回転バネコイル42のバ
ネコイルが巻かれる。この動作は、内視鏡2を使っての
観察前に行なっても構わないし、観察中に行なってもよ
い。
【0056】バッテリ7(図示せず)の電気エネルギ容
量が不足するような場合、押しボタンスイッチ43を押
す事により切替スイッチ10(図示せず)が接点b側に
切り替わると共に、回転バネコイル42のバネコイルが
ほどける方向に回転する事により、連結手段17を介し
て、DC発電機16のロータ側を回転させて直流電圧を
作り出し、内視鏡2内に設けられた光源ランプ8を発光
させて、内視鏡診断を行うことができる。
【0057】回転バネコイル42は内視鏡2内に固定さ
れていても構わないし、取り外し可能な構成であっても
構わない。
【0058】本実施の形態は以下の効果を有する。回転
コイルバネ42を用いる事により、バッテリ7の電気エ
ネルギ容量が不足するような時に観察や処置を継続する
為に観察や処置を行ないながら、発電操作手段を動作、
例えば回転駆動させる操作を行わなくても、事前に行な
っておく事も可能な為、観察や処置に集中する事が可能
となる。
【0059】また、取り外し可能な状態では、予め数個
の回転バネコイル42を用意して置く事により、1個で
は不足する様な長時間の使用においても煩わしい操作を
行わなくても使用出来るし、術者自らが、コイルバネを
巻くという動作を行なわなくてもよくなるので、観察や
手術に集中できる。
【0060】(第5の実施の形態)次に本発明の第5の
実施の形態を図10及び図11を参照して説明する。図
10は本発明の第5の実施の形態の内視鏡装置の構成を
示し、図11は発電ユニットの構成を示す。本実施の形
態は第1の実施の形態の変形例の構成に該当するため、
第1の実施の形態と異なる部分のみ説明を行なう。
【0061】第1実施の形態では内視鏡2の内部に収納
していたDC発電手段16、連結手段17、発電操作手
段18を本実施の形態では内視鏡52の外部の発電ユニ
ット53に設け、ケーブル54で内視鏡52と接続する
ようにしたものである。つまり、本実施の形態の内視鏡
装置51は内視鏡52と、この内視鏡52にケーブル5
4で接続される発電ユニット53からなる。
【0062】この内視鏡52では例えば操作部5内にバ
ッテリ7、光源ランプ8、集光レンズ9、切替スイッチ
10を設け、バッテリ7の直流電源を切替スイッチ10
を介して光源ランプ8に供給することにより、光源ラン
プ8を発光させ、ライトガイド11の後端に照明光を供
給することができるようにしている。
【0063】なお、バッテリ7は図示しない水密構造の
蓋を開けて交換することができるようにしている。ま
た、充電用端子19に図示しない充電器を接続して充電
することができるようにしている。
【0064】また、操作部5の側面には切替スイッチ1
0とケーブルで接続された接続端子55が設けてあり、
発電ユニット53の箱(ハウジング)56に設けた接続
端子57とケーブル54により電気的に接続できるよう
にしている。
【0065】また、この発電ユニット53は例えば図1
1に示すように発電操作手段18がフットペダル58で
構成され、このフットペダル58を踏む操作を行うこと
により、連結手段17を介してDC発電機16で発電を
行うことができるようにしている。その他は第1の実施
の形態で説明した構成と同様である。
【0066】次に本実施の形態の作用を説明する。術者
は例えば術者の足元に置かれた発電ユニット53のフッ
トペダル58を足を使って上下させる事により、これに
連結された連結手段17を介して、DC発電機16で直
流電圧を作り出し、作り出された直流電源はケーブル5
4を通って切替スイッチ10側に供給され、光源ランプ
8の発光電源としてまたは、バッテリ7の充電用電源と
して、或いは両方の電源として使用される。
【0067】本実施の形態は以下の効果を有する。発電
ユニット53が内視鏡52の外部にある為に術者は観察
や処置で両手がふさがっていても足で踏む操作を行うこ
とにより発電を行なう事が可能となる。また、術者が操
作をするのが煩わしい場合には、例えばナースが発電操
作を行なう事も出来る。
【0068】なお上述の説明では発電手段はDC発電機
16で説明しているが、交流の発電機を使用し、例えば
バッテリ7を充電する場合にはダイオード等の整流回路
を通して直流に変換するようにしても良い。また、光源
として、光源ランプ8で説明したが、発光ダイオードを
採用しても良い。なお、上述した各実施の形態等を部分
的等で組み合わせて構成される実施の形態等も本発明に
属する。
【0069】[付記] 1.光源を含む電気的駆動部と、前記電気的駆動部を電
気的に駆動する発電機と、前記発電機に外力を印加して
発電させる操作を行う発電操作手段と、を備えたことを
特徴とする内視鏡装置。
【0070】2.照明光学系と観察光学系を有する内視
鏡と、前記内視鏡に着脱自在で、前記照明光学系に照明
光を供給する光源装置と、前記光源装置の電源部に電気
エネルギを供給可能とする自家発電機構と、を具備した
事を特徴とする内視鏡装置。 3.付記2において、自家発電機構は電源部のバッテリ
の電池容量補充用として用いる事を特徴とする内視鏡装
置。 4.付記2において、自家発電機構は電源部のバッテリ
の代替手段として用いる事を特徴とする内視鏡装置。 5.付記3において、バッテリは充電可能な二次電池と
する事を特徴とする内視鏡装置。
【0071】6.内視鏡に着脱自在な小型の照明手段
と、映像信号を変調する変調手段と、この変調手段から
の出力を送信アンテナを通して搬送波で送信するための
送信手段と、前記各手段を駆動させるための電源と、電
源発電用の自家発電機構と、を具備した事を特徴とする
内視鏡装置。 7.光源を含む電気的駆動部と、前記電気的駆動部を電
気的に駆動する電源部と、前記電源部を構成する充電可
能なバッテリ及び外力の印加により発電する発電機と、
前記発電機に外力を印加して発電させる操作を行う発電
操作手段と、を備えたことを特徴とする内視鏡装置。 8.付記7において、前記発電機で発電された電気エネ
ルギを前記バッテリの充電及び電気的駆動部の電気的駆
動との少なくとも一方に使用可能である。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
源を含む電気的駆動部と、前記電気的駆動部を電気的に
駆動する発電機と、前記発電機に外力を印加して発電さ
せる操作を行う発電操作手段と、を設けているので、野
外等の商用電源等を使用できないような環境にも携帯で
き、発電操作手段を操作することによって、発電機で発
電させて光源等の電気的駆動部を駆動して内視鏡診断或
いは内視鏡検査を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の内視鏡装置の構成
を示すブロック図。
【図2】図1の主要部の構成を示すブロック図。
【図3】発電操作手段の具体例を示す図。
【図4】変形例の切替スイッチの構成を示す図。
【図5】本発明の第2の実施の形態における発電操作手
段の構成を示す図。
【図6】本発明の第3の実施の形態における発電操作手
段付近を示す図。
【図7】発電操作手段の構成を示す図。
【図8】本発明の第4の実施の形態における発電操作手
段付近を示す図。
【図9】発電操作手段を示す斜視図。
【図10】本発明の第5の実施の形態の内視鏡装置の構
成を示すブロック図。
【図11】発電ユニットの構成の概略を示す図。
【図12】従来例の内視鏡装置の外観を示す斜視図。
【図13】図12の内部構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…内視鏡装置 2…(携帯)内視鏡 3…光源ユニット 4…挿入部 5…操作部 6…接眼部 7…バッテリ 8…光源ランプ 9…集光レンズ 10…切替スイッチ 11…ライトガイド 12…照明レンズ 13…対物レンズ 14…イメージガイド 15…接眼レンズ 16…DC発電機 17…連結手段 18…発電操作手段 19…充電用端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源を含む電気的駆動部と、 前記電気的駆動部を電気的に駆動する発電機と、 前記発電機に外力を印加して発電させる操作を行う発電
    操作手段と、 を備えたことを特徴とする内視鏡装置。従来技術の説明
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN112617721A (zh) * 2020-12-31 2021-04-09 青岛海泰新光科技股份有限公司 一种内窥镜、内窥镜冷光源的连接反馈装置

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