JP2001251611A - 内視鏡用無線式ビデオカメラ - Google Patents
内視鏡用無線式ビデオカメラInfo
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- JP2001251611A JP2001251611A JP2000058721A JP2000058721A JP2001251611A JP 2001251611 A JP2001251611 A JP 2001251611A JP 2000058721 A JP2000058721 A JP 2000058721A JP 2000058721 A JP2000058721 A JP 2000058721A JP 2001251611 A JP2001251611 A JP 2001251611A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 容易かつ確実に防水加工できる内視鏡用無線
式ビデオカメラを提供する。 【構成】 体内挿入部の先端部に設けられた対物光学系
によって形成された像を撮像する撮像手段と、該撮像手
段が撮像した画像を電気画像信号として送信する送信手
段と、を備えた内視鏡用無線式ビデオカメラにおいて、
外部から送信された電力を電力受信アンテナを介して受
信する電力受信手段を設け、該電力受信手段から供給さ
れる電力によってビデオカメラを動作させる。
式ビデオカメラを提供する。 【構成】 体内挿入部の先端部に設けられた対物光学系
によって形成された像を撮像する撮像手段と、該撮像手
段が撮像した画像を電気画像信号として送信する送信手
段と、を備えた内視鏡用無線式ビデオカメラにおいて、
外部から送信された電力を電力受信アンテナを介して受
信する電力受信手段を設け、該電力受信手段から供給さ
れる電力によってビデオカメラを動作させる。
Description
【０００１】
【発明の技術分野】本発明は、撮像した体内画像を無線
によってモニタ装置へ送信する内視鏡用無線式ビデオカ
メラに関する。
によってモニタ装置へ送信する内視鏡用無線式ビデオカ
メラに関する。
【０００２】
【従来技術およびその問題点】従来の内視鏡装置は、人
体外に配置した操作部や接眼部と、人体内に導入される
撮像部とが可撓性の管でつながれた構成となっている。
更に、接眼部にビデオカメラを接続し、内視鏡画像をモ
ニタ装置に表示することも可能となっているが、ベッド
サイド等の狭い場所で使用する際の不都合を解消すべ
く、近年では、モニタ装置と電導ケーブルでつながれて
いない内視鏡用無線式ビデオカメラが利用されている。
この内視鏡用無線式ビデオカメラは、内視鏡を介して撮
像した体内画像を電気画像信号として無線によってモニ
タ装置へ送信するものである。一方、衛生管理上の観点
から、内視鏡及びビデオカメラは消毒液・減菌液による
液浸消毒・減菌処理が要求されるため、内視鏡及ビデオ
カメラ全体を防水加工して各電気部品を消毒液・減菌液
から保護する必要がある。しかし、充電バッテリ内蔵型
の内視鏡用無線式ビデオカメラでは、ビデオカメラ外部
に設けられた充電用の電気接点の防水加工が困難で、消
毒液・減菌液による電気接点の腐食が問題となってい
た。
体外に配置した操作部や接眼部と、人体内に導入される
撮像部とが可撓性の管でつながれた構成となっている。
更に、接眼部にビデオカメラを接続し、内視鏡画像をモ
ニタ装置に表示することも可能となっているが、ベッド
サイド等の狭い場所で使用する際の不都合を解消すべ
く、近年では、モニタ装置と電導ケーブルでつながれて
いない内視鏡用無線式ビデオカメラが利用されている。
この内視鏡用無線式ビデオカメラは、内視鏡を介して撮
像した体内画像を電気画像信号として無線によってモニ
タ装置へ送信するものである。一方、衛生管理上の観点
から、内視鏡及びビデオカメラは消毒液・減菌液による
液浸消毒・減菌処理が要求されるため、内視鏡及ビデオ
カメラ全体を防水加工して各電気部品を消毒液・減菌液
から保護する必要がある。しかし、充電バッテリ内蔵型
の内視鏡用無線式ビデオカメラでは、ビデオカメラ外部
に設けられた充電用の電気接点の防水加工が困難で、消
毒液・減菌液による電気接点の腐食が問題となってい
た。
【０００３】
【発明の目的】本発明は、容易かつ確実に防水加工でき
る内視鏡用無線式ビデオカメラを提供することを目的と
する。
る内視鏡用無線式ビデオカメラを提供することを目的と
する。
【０００４】
【発明の概要】本発明は、体内挿入部の先端部に設けら
れた対物光学系によって形成された像を撮像する撮像手
段と、該撮像手段が撮像した画像を電気画像信号として
送信する送信手段と、を備えた内視鏡用無線式ビデオカ
メラにおいて、外部から送信された電力を電力受信アン
テナを介して受信する電力受信手段を設け、該電力受信
手段から供給される電力によって動作することに特徴を
有する。この構成によれば、無線によってビデオカメラ
への電力供給が可能となり、ビデオカメラに充電用の電
気接点を設ける必要がないので、ビデオカメラの防水加
工を容易かつ確実に行え、金属部品の腐食を防止でき
る。また、液浸消毒しながら充電できるので、メンテナ
ンスの効率が良くなる。
れた対物光学系によって形成された像を撮像する撮像手
段と、該撮像手段が撮像した画像を電気画像信号として
送信する送信手段と、を備えた内視鏡用無線式ビデオカ
メラにおいて、外部から送信された電力を電力受信アン
テナを介して受信する電力受信手段を設け、該電力受信
手段から供給される電力によって動作することに特徴を
有する。この構成によれば、無線によってビデオカメラ
への電力供給が可能となり、ビデオカメラに充電用の電
気接点を設ける必要がないので、ビデオカメラの防水加
工を容易かつ確実に行え、金属部品の腐食を防止でき
る。また、液浸消毒しながら充電できるので、メンテナ
ンスの効率が良くなる。
【０００５】この内視鏡用無線式ビデオカメラは、ビデ
オカメラとは別個に形成され、前記電力受信アンテナに
電力を無線送信する電力送信装置を備える。前記電力受
信アンテナは、前記ビデオカメラの筐体の内面または外
面に沿って設けると好ましい。この構成によれば、電力
送信・受信アンテナの指向性によらず効率的に電力を受
信できる。例えば、前記電力受信アンテナを、フレキシ
ブル基板上にアンテナ配線された受電アンテナ基板とし
て設け、該アンテナ配線面を外側にして前記ビデオカメ
ラの筐体の外面に巻いて固定すれば、前記電力受信アン
テナを水密性材料で覆うだけで前記ビデオカメラの水密
性を保持することができる。
オカメラとは別個に形成され、前記電力受信アンテナに
電力を無線送信する電力送信装置を備える。前記電力受
信アンテナは、前記ビデオカメラの筐体の内面または外
面に沿って設けると好ましい。この構成によれば、電力
送信・受信アンテナの指向性によらず効率的に電力を受
信できる。例えば、前記電力受信アンテナを、フレキシ
ブル基板上にアンテナ配線された受電アンテナ基板とし
て設け、該アンテナ配線面を外側にして前記ビデオカメ
ラの筐体の外面に巻いて固定すれば、前記電力受信アン
テナを水密性材料で覆うだけで前記ビデオカメラの水密
性を保持することができる。
【０００６】前記ビデオカメラは、前記電力受信手段に
よって充電される充電池を備えていると好ましい。この
構成によれば、該充電池または前記電力受信手段から供
給される電力によって前記ビデオカメラを確実に動作す
ることができる。前記電力受信手段は、整流回路と電源
安定化回路を備えていると好ましい。この構成によれ
ば、前記電力受信アンテナで受信した電力を前記整流回
路で整流して直流電圧とし、前記電源安定化回路で一定
電圧にして前記充電池または前記ビデオカメラに供給す
ることができる。
よって充電される充電池を備えていると好ましい。この
構成によれば、該充電池または前記電力受信手段から供
給される電力によって前記ビデオカメラを確実に動作す
ることができる。前記電力受信手段は、整流回路と電源
安定化回路を備えていると好ましい。この構成によれ
ば、前記電力受信アンテナで受信した電力を前記整流回
路で整流して直流電圧とし、前記電源安定化回路で一定
電圧にして前記充電池または前記ビデオカメラに供給す
ることができる。
【０００７】この内視鏡用無線式ビデオカメラは、ファ
イバースコープまたは硬性鏡の接眼部に接続して使用す
ることができる。あるいは、体内挿入部の先端部に前記
固体撮像素子を有する電子内視鏡として使用することも
できる。
イバースコープまたは硬性鏡の接眼部に接続して使用す
ることができる。あるいは、体内挿入部の先端部に前記
固体撮像素子を有する電子内視鏡として使用することも
できる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明を説
明する。図１に示す本発明を適用したビデオカメラ１０
は、電力送信装置３０から送信された電力を受けて動作
し、内視鏡２０を介して撮像した像を電気画像信号とし
て受信機４０へ無線送信するものである。受信機４０に
よって受信された電子画像は、プリンタ５０、画像記録
装置６０、またはモニタ装置７０によって利用される。
明する。図１に示す本発明を適用したビデオカメラ１０
は、電力送信装置３０から送信された電力を受けて動作
し、内視鏡２０を介して撮像した像を電気画像信号とし
て受信機４０へ無線送信するものである。受信機４０に
よって受信された電子画像は、プリンタ５０、画像記録
装置６０、またはモニタ装置７０によって利用される。
【０００９】図２には、図１に示したビデオカメラ１０
及び内視鏡２０の主要構成を概略的に示してある。内視
鏡２０は、操作部２２と可撓管２３を備えたファイバー
スコープである。操作部２２は、詳細は図示しないが、
可撓管２３を任意の方向に向ける湾曲操作機構など、各
種操作部材を備えている。可撓管２３には、その先端部
に、体内を照明する照明手段２４、対物光学系２５が設
けられている。照明手段２４は、ライトガイド２９によ
って導かれた光を投光することにより体内を照明する。
この可撓管２３が被験者の体内に導入されると、照明手
段２４によって照明された部分の像が対物光学系２５に
よって光ファイバー２６の端面２６ａに形成される。こ
の端面２６ａに形成された像は、光ファイバー２６内を
伝達して他端面２６ｂから射出され、接眼光学系２７を
介して接眼部２１で観察される。上述した接眼部２１、
操作部２２、及び可撓管２３は、水密性材料で形成され
た防水カバー２８によって覆われており、内視鏡２０の
水密性が保持されている。
及び内視鏡２０の主要構成を概略的に示してある。内視
鏡２０は、操作部２２と可撓管２３を備えたファイバー
スコープである。操作部２２は、詳細は図示しないが、
可撓管２３を任意の方向に向ける湾曲操作機構など、各
種操作部材を備えている。可撓管２３には、その先端部
に、体内を照明する照明手段２４、対物光学系２５が設
けられている。照明手段２４は、ライトガイド２９によ
って導かれた光を投光することにより体内を照明する。
この可撓管２３が被験者の体内に導入されると、照明手
段２４によって照明された部分の像が対物光学系２５に
よって光ファイバー２６の端面２６ａに形成される。こ
の端面２６ａに形成された像は、光ファイバー２６内を
伝達して他端面２６ｂから射出され、接眼光学系２７を
介して接眼部２１で観察される。上述した接眼部２１、
操作部２２、及び可撓管２３は、水密性材料で形成され
た防水カバー２８によって覆われており、内視鏡２０の
水密性が保持されている。
【００１０】ビデオカメラ１０は、筐体１６の前面に設
けられたバヨネットマウント（不図示）によって、内視
鏡２０の接眼部２１に水密に装着することができる。筐
体１６内には、撮影光学系１１、撮影光学系１１によっ
て形成された像を撮像し、画像処理する撮像部１２、撮
像部１２から出力される画像信号を送信する送信機１
３、撮像部１２と送信機１３の駆動電源となる充電池１
４、及び外部から送信された電力を受信する電力受信部
１５が設けられている。更に、筐体１６内には、内視鏡
２０の接眼部２１との接続部付近に光源８０が配設され
ている。光源８０は充電池１４からの電力供給を受けて
発光する。光源８０が発した光は、内視鏡２０のライト
ガイド２９によって照明手段２４に導かれ、照明手段２
４から投光される。また、筐体１６の背面には送信アン
テナ１７が設けられている。
けられたバヨネットマウント（不図示）によって、内視
鏡２０の接眼部２１に水密に装着することができる。筐
体１６内には、撮影光学系１１、撮影光学系１１によっ
て形成された像を撮像し、画像処理する撮像部１２、撮
像部１２から出力される画像信号を送信する送信機１
３、撮像部１２と送信機１３の駆動電源となる充電池１
４、及び外部から送信された電力を受信する電力受信部
１５が設けられている。更に、筐体１６内には、内視鏡
２０の接眼部２１との接続部付近に光源８０が配設され
ている。光源８０は充電池１４からの電力供給を受けて
発光する。光源８０が発した光は、内視鏡２０のライト
ガイド２９によって照明手段２４に導かれ、照明手段２
４から投光される。また、筐体１６の背面には送信アン
テナ１７が設けられている。
【００１１】筐体１６の外面には、内側から、電力受信
アンテナ１８、防水カバー１９が固定されている。電力
受信アンテナ１８は、フレキシブル基板上に、電力を受
信するアンテナ配線を設けたアンテナ配線面１８ａと、
このアンテナ配線面１８ａの裏面にノイズ遮断のための
シールドを施したシールド面１８ｂを形成した薄板状の
もので、シールド面１８ｂを内側にして筐体１６の外周
面に固定されている。防水カバー１９は、水密性材料で
形成されていて、電力受信アンテナ１８の上から筐体１
６全体を覆い、筐体１６及び送信アンテナ１７を防水し
ている。ビデオカメラ１０を上述したバヨネットマウン
トを介して内視鏡２０に装着すると、ビデオカメラ１０
と内視鏡２０との間で防水カバー１９と防水カバー２８
が密着し、ビデオカメラ１０と内視鏡２０全体が防水さ
れる。なお、ビデオカメラ１０は、詳細は図示していな
いが、プリンタ５０に印刷を実行させるプリンタ操作部
材、記録装置６０の記録を開始・停止させる操作部材な
ど、複数の操作部材を設けた操作部も備えている。
アンテナ１８、防水カバー１９が固定されている。電力
受信アンテナ１８は、フレキシブル基板上に、電力を受
信するアンテナ配線を設けたアンテナ配線面１８ａと、
このアンテナ配線面１８ａの裏面にノイズ遮断のための
シールドを施したシールド面１８ｂを形成した薄板状の
もので、シールド面１８ｂを内側にして筐体１６の外周
面に固定されている。防水カバー１９は、水密性材料で
形成されていて、電力受信アンテナ１８の上から筐体１
６全体を覆い、筐体１６及び送信アンテナ１７を防水し
ている。ビデオカメラ１０を上述したバヨネットマウン
トを介して内視鏡２０に装着すると、ビデオカメラ１０
と内視鏡２０との間で防水カバー１９と防水カバー２８
が密着し、ビデオカメラ１０と内視鏡２０全体が防水さ
れる。なお、ビデオカメラ１０は、詳細は図示していな
いが、プリンタ５０に印刷を実行させるプリンタ操作部
材、記録装置６０の記録を開始・停止させる操作部材な
ど、複数の操作部材を設けた操作部も備えている。
【００１２】図３には、電力送信装置３０の主要構成を
示してある。電力送信装置３０は、交流電源３１、交流
電源３１で発生された交流電流を電力として送信する電
力送信器３３、電力送信アンテナ３５を備え、電力送信
アンテナ３５からビデオカメラ１０の電力受信アンテナ
１８に向けて電力を送信する。電力受信アンテナ１８で
受信された電力は、図４に示すように、電力受信部１５
の整流回路１５ａで直流電圧とされ、電源安定化回路１
５ｂで一定電圧とされて充電池１４に供給されて充電池
１４の充電用電力または補助電力として消費される。従
って、ビデオカメラ１０への電力供給は、電力送信装置
３０から電力受信アンテナ１９へ電力を無線送信するこ
とで実現され、必要なときに電力供給を行うことができ
る。
示してある。電力送信装置３０は、交流電源３１、交流
電源３１で発生された交流電流を電力として送信する電
力送信器３３、電力送信アンテナ３５を備え、電力送信
アンテナ３５からビデオカメラ１０の電力受信アンテナ
１８に向けて電力を送信する。電力受信アンテナ１８で
受信された電力は、図４に示すように、電力受信部１５
の整流回路１５ａで直流電圧とされ、電源安定化回路１
５ｂで一定電圧とされて充電池１４に供給されて充電池
１４の充電用電力または補助電力として消費される。従
って、ビデオカメラ１０への電力供給は、電力送信装置
３０から電力受信アンテナ１９へ電力を無線送信するこ
とで実現され、必要なときに電力供給を行うことができ
る。
【００１３】以上のように、本実施形態では、ビデオカ
メラ１０とは別個に電力送信装置３０を形成し、ビデオ
カメラ１０には充電池１４及び送信された電力を受信し
て充電池１４に供給する電力受信アンテナ１８を設け、
非接触の無線によってビデオカメラ１０へ電力供給する
ので、充電用の電気接点をビデオカメラ１０に設ける必
要がなく、ビデオカメラ１０の防水加工が容易かつ確実
となり、金属部品の腐食を防止することができる。ま
た、液侵消毒しながら充電できるので、メンテナンスの
効率が良くなる。なお、撮像した像を電気画像信号とし
て無線送信するので、信号出力用の電気接点も不要であ
る。
メラ１０とは別個に電力送信装置３０を形成し、ビデオ
カメラ１０には充電池１４及び送信された電力を受信し
て充電池１４に供給する電力受信アンテナ１８を設け、
非接触の無線によってビデオカメラ１０へ電力供給する
ので、充電用の電気接点をビデオカメラ１０に設ける必
要がなく、ビデオカメラ１０の防水加工が容易かつ確実
となり、金属部品の腐食を防止することができる。ま
た、液侵消毒しながら充電できるので、メンテナンスの
効率が良くなる。なお、撮像した像を電気画像信号とし
て無線送信するので、信号出力用の電気接点も不要であ
る。
【００１４】本実施形態では、電力受信アンテナ１８を
フレキシブル基板上にアンテナ配線したアンテナ配線面
１８ａとして形成し、アンテナ配線面１８ａを外側にし
て筐体１６の外面に巻きつけ、電力受信アンテナ１８の
上から防水カバー１９で筐体１６を覆って防水している
が、これに限定されず、予め筐体１６を防水加工し、電
力受信アンテナ１８を筐体１６内に収納することもでき
る。電力受信アンテナ１８の形状、配設位置等は、上記
に限定されず、電力送信装置３０から送信された電力を
受信できる態様であればよい。同様に、送信アンテナ１
７の形状、配設位置等も、電気画像信号を受信機４０へ
無線送信できる態様であればよい。例えば、本実施形態
の送信アンテナ１７と電力受信アンテナ１８の形状及び
配設位置を置換することもできる。
フレキシブル基板上にアンテナ配線したアンテナ配線面
１８ａとして形成し、アンテナ配線面１８ａを外側にし
て筐体１６の外面に巻きつけ、電力受信アンテナ１８の
上から防水カバー１９で筐体１６を覆って防水している
が、これに限定されず、予め筐体１６を防水加工し、電
力受信アンテナ１８を筐体１６内に収納することもでき
る。電力受信アンテナ１８の形状、配設位置等は、上記
に限定されず、電力送信装置３０から送信された電力を
受信できる態様であればよい。同様に、送信アンテナ１
７の形状、配設位置等も、電気画像信号を受信機４０へ
無線送信できる態様であればよい。例えば、本実施形態
の送信アンテナ１７と電力受信アンテナ１８の形状及び
配設位置を置換することもできる。
【００１５】電力送信装置３０による電力送信は、種々
の態様が可能である。例えば、一定の周期で電力送信す
る構成にしてもよく、また充電池１４の残量に応じて電
力送信する周期を変更しながら電力送信する構成にする
こともできる。さらに、ビデオカメラ１０に充電池１４
を設けず電力受信アンテナ１８から受信した電力のみで
動作させる構成とすることもできる。
の態様が可能である。例えば、一定の周期で電力送信す
る構成にしてもよく、また充電池１４の残量に応じて電
力送信する周期を変更しながら電力送信する構成にする
こともできる。さらに、ビデオカメラ１０に充電池１４
を設けず電力受信アンテナ１８から受信した電力のみで
動作させる構成とすることもできる。
【００１６】以上では、内視鏡２０にファイバースコー
プを利用した実施形態について説明したが、本発明を電
子内視鏡に適用することもできる。また、可撓管を備え
た内視鏡に限らず、硬性鏡にも適用可能である。
プを利用した実施形態について説明したが、本発明を電
子内視鏡に適用することもできる。また、可撓管を備え
た内視鏡に限らず、硬性鏡にも適用可能である。
【００１７】
【発明の効果】本発明は、体内挿入部の先端部に設けら
れた対物光学系によって形成された像を撮像する撮像手
段と、該撮像手段が撮像した画像を電気画像信号として
送信する送信手段とを備えた内視鏡用無線式ビデオカメ
ラにおいて、外部から送信された電力を電力受信アンテ
ナを介して受信する電力受信手段を設け、該電力受信手
段から供給される電力によって動作するので、充電用の
電気接点をビデオカメラに設ける必要がなく、ビデオカ
メラの防水加工が容易かつ確実となる。
れた対物光学系によって形成された像を撮像する撮像手
段と、該撮像手段が撮像した画像を電気画像信号として
送信する送信手段とを備えた内視鏡用無線式ビデオカメ
ラにおいて、外部から送信された電力を電力受信アンテ
ナを介して受信する電力受信手段を設け、該電力受信手
段から供給される電力によって動作するので、充電用の
電気接点をビデオカメラに設ける必要がなく、ビデオカ
メラの防水加工が容易かつ確実となる。
【図１】 本発明を適用した内視鏡用無線式ビデオカメ
ラの一実施形態を示す図である。
ラの一実施形態を示す図である。
【図２】 同ビデオカメラの主要構成を示す図である。
【図３】 同ビデオカメラとは別個に形成された電力送
信装置の主要構成を示す図である。
信装置の主要構成を示す図である。
【図４】 同ビデオカメラ内に設けた電力受信部を示す
図である。
図である。
１０ ビデオカメラ １１ 撮影光学系 １２ 撮像部 １３ 送信機 １４ 充電池 １５ 電力受信部 １６ 筐体 １７ 送信アンテナ １８ 電力受信アンテナ １９ 防水カバー ２０ 内視鏡 ２１ 接眼部 ２２ 操作部 ２３ 可撓管 ２４ 照明手段 ２５ 対物光学系 ２６ 光ファイバー ２７ 接眼光学系 ２８ 防水カバー ２９ ライトガイド ３０ 電力送信装置 ３１ 交流電源 ３３ 電力送信器 ３５ 電力送信アンテナ ４０ 受信機 ５０ プリンタ ６０ 画像記録装置 ７０ モニタ装置 ８０ 光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 4C061 AA00 BB00 CC06 DD00 GG01 JJ11 JJ17 NN03 UU06 5C022 AA09 AB15 AB40 AB65 AC06 AC42 AC51 AC65 AC70 AC73 AC77 AC78 5C054 BA01 CA04 CC07 CD01 DA07 EA01 EA05 GA00 GA05 GD09 HA12
Claims (10)
- 【請求項１】 体内挿入部の先端部に設けられた対物光
学系によって形成された像を撮像する撮像手段と、該撮
像手段が撮像した画像を電気画像信号として送信する送
信手段と、を備えた内視鏡用無線式ビデオカメラにおい
て、 外部から送信された電力を電力受信アンテナを介して受
信する電力受信手段を設け、該電力受信手段から供給さ
れる電力によって動作することを特徴とする内視鏡用無
線式ビデオカメラ。 - 【請求項２】 請求項１記載の内視鏡用無線式ビデオカ
メラは、該ビデオカメラとは別個に形成され、前記電力
受信アンテナに電力を無線送信する電力送信装置を備え
ている内視鏡用無線式ビデオカメラ。 - 【請求項３】 請求項１または２記載の内視鏡用無線式
ビデオカメラにおいて、前記電力受信アンテナは、前記
ビデオカメラの筐体の内面または外面に沿って設けられ
ている内視鏡用無線式ビデオカメラ。 - 【請求項４】 請求項１から３いずれか一項に記載の内
視鏡用無線式ビデオカメラにおいて、前記電力受信アン
テナは、フレキシブル基板上にアンテナ配線された受電
アンテナ基板であり、該アンテナ配線面を外側にして前
記ビデオカメラの筐体の外面に巻かれている内視鏡用無
線式ビデオカメラ。 - 【請求項５】 請求項４記載の内視鏡用無線式ビデオカ
メラにおいて、前記電力受信アンテナが水密性材料で覆
われている内視鏡用無線式ビデオカメラ。 - 【請求項６】 請求項１から５いずれか一項に記載の内
視鏡用無線式ビデオカメラにおいて、前記ビデオカメラ
の筐体が水密性材料で覆われている内視鏡用無線式ビデ
オカメラ。 - 【請求項７】 請求項１から６いずれか一項に記載の内
視鏡用無線式ビデオカメラにおいて、前記ビデオカメラ
は、前記電力受信手段によって充電される充電池を備
え、前記電力受信手段から供給される電力または前記充
電池から供給される電力によって動作する内視鏡用無線
式ビデオカメラ。 - 【請求項８】 請求項１から７いずれか一項に記載の内
視鏡用無線式ビデオカメラにおいて、前記電力受信手段
は、前記電力受信アンテナで受信した電力を整流する整
流回路と、該整流回路で整流された直流電圧を一定電圧
にして前記充電池または前記ビデオカメラに供給する電
源安定化回路とを備えている内視鏡用無線式ビデオカメ
ラ。 - 【請求項９】 請求項１から８いずれか一項に記載の内
視鏡用無線式ビデオカメラは、ファイバースコープまた
は硬性鏡の接眼部に接続可能な内視鏡用無線式ビデオカ
メラ。 - 【請求項１０】 請求項１から８いずれか一項に記載の
内視鏡用無線式ビデオカメラは、体内挿入部の先端部に
前記固体撮像素子を有する電子内視鏡である内視鏡用無
線式ビデオカメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000058721A JP2001251611A (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | 内視鏡用無線式ビデオカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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