JP2001103062A5 - 障害検出通知方法及びインターネットワーク装置 - Google Patents

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【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1及び第2の装置に内蔵された第1及び第2のネットワークインタフェース間を、送信用伝送路と受信用伝送路を有する回線で接続するシステムにおける障害検出通知方法であって、
第1及び第2のネットワークインタフェースは、回線又は自装置の障害を表すための利用可否信号を送信用伝送路に定期的に送信し、
第1の装置は、接続相手の第2の装置の第2のネットワークインタフェースからの利用可否を示す信号を受信用伝送路から一定期間以上検出できないとき、障害が発生したと判断し、
第1の装置の第1のネットワークインタフェースは、第2の装置の第2のネットワークインタフェースへ送信すべき利用可否を示す信号の送信を停止することにより、
障害発生を通知するようにした障害検出通知方法。
【請求項2】
請求項1記載の障害検出通知方法において、
第1の装置の第1のネットワークインタフェースから利用可否を示す信号の送信を停止した際、
第1の装置は、一定期間経過後に、送信側伝送路上に利用可否を示す信号の定期的な送信を開始し、その後、受信側伝送路上で利用可否を示す信号を検出できるかどうか監視し、
第1の装置は、受信側伝送路上に一定期間以上利用可否を示す信号を検出できなかった場合には、障害から復旧していないと判断し、送信側伝送路上に定期的に送信していた利用可否を示す信号を再び送信停止し、
一方、受信側伝送路上に利用可否を示す信号を一定期間以上連続して検出できた場合には、障害から復旧したと判断し、以後、定期的な利用可否を示す信号の送信を続けると共にデータ通信を再開することを特徴とする障害検出通知方法。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の障害検出通知方法において、
第1又は第2の装置は、複数のネットワークインタフェースをグループ化して備え、
グループ内のひとつのネットワークインタフェース又はそれに接続された受信側伝送路が障害となり、受信側伝送路から利用可否を示す信号を検出できなかった場合、グループ内の全てのネットワークインタフェースから利用可否を示す信号の送信を停止することを特徴とする障害検出通知方法。
【請求項4】
ネットワークインタフェースに接続される回線を介して相手装置との間でデータの送受信を行うインターネットワーク装置であって、
前記相手装置との接続性を監視し障害を検知するための信号を、前記回線を介して前記相手装置との間で送受信する複数のネットワークインタフェースと、
前記複数ネットワークインタフェースに接続する各回線の組をグループ分けし、記憶する制御部とを有し、
前記ネットワークインタフェースは、障害の発生を検知すると前記信号の送信を停止するとともにデータの送受信も停止し、かつ、該障害の発生を前記制御部に通知し、
前記制御部は、前記障害の通知を受けると、前記障害の発生を検知したネットワークインタフェースに接続する回線と同じグループに属する他のネットワークインタフェースを調べ、該他のネットワークインタフェースに運用停止を指示し、
前記他のネットワークインタフェースは、前記運用停止の指示を受けると、前記信号の送信を停止するとともにデータの送受信も停止することを特徴とするインターネットワーク装置。
【請求項5】
請求項4記載のインターネットワーク装置において、
前記障害の発生を検知したネットワークインタフェースは、障害の復旧を検知すると前記信号の送信を開始するとともにデータの送受信も開始し、かつ、該障害の復旧を前記制御部に通知し、
前記制御部は、前記復旧の通知を受けると、前記障害の復旧を検知したネットワークインタフェースに接続する回線と同じグループに属する他のネットワークインタフェースを調べ、該他のネットワークインタフェースに運用開始を指示し、
前記他のネットワークインタフェースは、前記運用開始の指示を受けると、前記信号の送信を開始することを特徴とするインターネットワーク装置。
【請求項6】
請求項5記載のインターネットワーク装置において、
前記同じグループに属するネットワークインタフェースのなかの複数のネットワークインタフェースで障害の発生を検知した場合、
前記制御部は、前記障害の発生を検知した複数のネットワークインタフェースの全てから前記復旧の通知を受けると、前記他のネットワークインタフェースに運用開始を指示することを特徴とするインターネットワーク装置。
【請求項7】
請求項4記載のインターネットワーク装置において、
前記障害の発生を検知したネットワークインタフェースは、一定期間経過後に、前記信号の送信を開始し、その後、前記相手装置から前記信号を受信できるかどうか監視し、受信できない場合には、障害から復旧していないと判断し、
受信できた場合には、障害から復旧したと判断し、前記信号の送信を続けるとともにデータの送受信も開始することを特徴とするインターネットワーク装置。
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