JP5022867B2 - 遠隔制御システムおよび方法 - Google Patents

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本発明は、IP通信網を介して遠隔地の装置を制御するのに好適な遠隔制御システムおよび方法に関する。
従来の技術において、IP通信網を介して遠隔地の装置を制御するにあたっては、制御装置と被制御装置との間でIPに基づいた通信路を常に確立しているものがほとんどである。これは、遠隔で制御を行う時にのみ通信路を確立するようにすると、通信相手の正規性を判断するなどの複雑な処理を、制御を行う度に実施する必要があり、制御装置および被制御装置に高い性能が必要なためである。
また、SIPに基づいた通信により遠隔の装置を制御する従来技術としては、呼の接続が可能な環境下にて制御装置と被制御装置の間で呼を用いて制御用の通信を行っている(特許文献1参照)。
特開2004−187149
しかしながら、制御用通信を常時待ち受けるために制御を行わない時間でもIP通信の接続を確立したままであるため、制御装置および被制御装置に負荷がかかり続け、負荷に対応するために制御装置および被制御装置の性能を高くする必要があった。
また、IP通信網にも負荷がかかり続けるため、適用できる通信網が限定されていた。
また、制御用通信を常時待ち受けるためにIP通信の接続を確立したままであるため、IP通信網を介して正規の制御装置以外からの通信の影響を被制御装置が受け、セキュリティー面で危険性もある。
また、制御用通信を常時待ち受けるために制御を行わない時間でもIP通信の接続を確立したままであるため、制御装置が複数の被制御装置に接続されている場合は、IP通信網にトラブルが発生した後に復旧した際に複数の被制御装置が一斉に制御装置へ接続しようとし制御装置に負荷がかかり、遠隔での制御を接続することができなくなることがある。
また、制御装置及び被制御装置は保持している相手装置のIPアドレスを用いて通信路を確立するため、制御装置又は被制御装置の電源の再投入などによりIPアドレス等の設定が変更されると、遠隔での制御を接続することができなくなる。
また、制御装置及び被制御装置は保持している相手装置のIPアドレスを用いて通信路を確立するため、通信相手装置のIPアドレスを制御装置及び被制御装置において保持するために、制御装置及び被制御装置に保持用の記憶領域が必要になる。
また、制御装置から被制御装置に対して通信路の確立を行うシステムの場合は、通信路を確立するために被制御装置のファイヤーウォールの開放又は設定変更を行う必要がある。
また、制御装置と被制御装置の間にIP通信の接続を担う接続用サーバーを用いる場合があり、その場合、接続用サーバーでの遅延の発生や、サーバーの利用料金の発生や、接続用サーバーに接続できる制御装置及び被制御装置の限定が発生する。
また、制御用の通信を始めるにあたりIDとパスワードを制御装置に入力する必要があり、IDとパスワードの管理が必要になる。また、IDとパスワードが漏洩または解読されることで、不正規の制御を行われる危険性がある。
本発明は上記を鑑みてなされたものであり、その目的は、遠隔での制御を行いたい時にのみ通信路を確保でき、制御装置や被制御装置やIP通信網に常時の負荷をかけずに済み、不正規の端末から接続される危険性を減らし、
また、制御装置が複数の被制御装置に接続されている場合でも、IP通信網にトラブルが発生した後に復旧した際に複数の被制御装置が一斉に制御装置へ接続しようとし制御装置に負荷がかかることを防止し、
また、被制御装置のIPアドレス等の設定が変更されても遠隔での制御を継続でき、制御装置及び被制御装置に通信先のIPアドレスを保持するための記憶領域を確保する必要がなく、
また、SIPに基づいた呼の接続要求を受けた被制御装置から制御装置に対してIPに基づいた通信路の確立を要求するため、被制御装置のファイヤーウォールの開放や設定を行う必要がなく、
また、被制御装置のIPアドレス等の設定が変更されても遠隔での制御を継続でき、制御装置及び被制御装置に通信先のIPアドレスを保持するための記憶領域を確保する必要がなく、
また、通信路の確立に別途通信路確立用のサーバーを用いる必要が無く、サーバーでの遅延や利用料金の発生およびサーバーに接続できる装置を限定する必要が無く、
また、接続先の正規性の判断を制御装置および被制御装置が行い制御用の通信を始めるため、IDとパスワードを制御装置に入力する必要がなく、IDとパスワードの管理を不要にでき、
また、IDとパスワードの漏洩または解読を防止でき、不正規の制御が行われる可能性を無くすことができる遠隔制御システムおよび方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の本発明は、遠隔地の装置を制御するために該遠隔地に設置された被制御装置と、この被制御装置に接続して前記制御を行うための制御装置と、をIP通信網を介して接続した遠隔制御システムにおいて、前記制御装置は、SIPに基づいた呼の接続要求を行う制御側発呼部と、前記被制御装置の状態をSIPに基づいた通信により常に管理するSIPプレゼンス管理部と、前記被制御装置からの前記IP通信網上に通信路を確立することの要求を受けて前記被制御装置との間で前記通信路の確立を行う制御側通信部と、前記制御側通信部の処理結果を用いて正規の被制御装置からの前記通信路の確立要求であるかを判断し処理結果を前記制御側通信部へ通知する制御側正規性判断部と、確立した前記通信路を用いて制御用の通信を行い前記被制御装置を遠隔で操作する動作要求部と、確立された前記通信路が制御用の通信を行える状態であるか否かを監視する制御側断線監視部と、を備え、前記被制御装置は、SIPに基づいた呼の接続要求に応答する被制御側着呼部と、前記被制御装置の状態を任意の時間間隔でSIPに基づいた通信により前記制御装置へ常に通知するSIPプレゼンス通知部と、前記被制御側着呼部の処理結果を用いて正規の前記制御装置からの着呼であるかを判断する被制御側正規性判断部と、前記被制御側正規性判断部の処理結果を用いて前記被制御装置から前記制御装置に対してIPに基づいた前記通信路の確立を要求し前記制御装置側から送信されたIPに基づいて前記通信路の確立を受ける被制御側通信部と、確立された前記通信路を用いて前記被制御側通信部が前記制御装置から受けた制御用の通信により遠隔で動作する動作部と、確立された前記通信路が制御用の通信を行える状態であるか否かを監視する被制御側断線監視部と、を備える。
また、請求項2に記載の本発明は、請求項1において、前記制御側正規性判断部は、前記制御側通信部が受けた前記IPに基づいた通信路の確立の要求を送信した送信元の情報と、前記制御側発呼部から前記被制御装置に対してSIPに基づいて発呼した際の発呼先の情報と、を比較し、両者が一致しかつ前記IPに基づいた通信路の確立の要求の通信が発呼後任意の時間内の通信である場合のみ前記制御側通信部へIPに基づいた前記通信路を確立することの許可を通知し、あるいは、両者が一致しない又は前記IPに基づいた通信路の確立の要求の通信が発呼後任意の時間を超えた通信である場合は前記制御側通信部へIPに基づいた前記通信路を確立することの不許可を通知する。
また、請求項3に記載の本発明は、請求項1において、前記被制御側正規性判断部は、前記被制御側呼部が受けたSIPに基づいた呼の接続要求の発呼元の電話番号と、予め記憶しておいた遠隔での制御を許可する前記制御装置の電話番号と、を比較し、両者が一致する場合は前記被制御側通信部へIPに基づいた前記通信路の確立を要求することの許可を通知し、あるいは、両者が一致しない場合は前記被制御側通信部へIPに基づいた前記通信路の確立を要求することの不許可を通知する。
また、請求項4に記載の本発明は、請求項1において、前記被制御側断線監視部は、IPに基づいた制御用に確立された前記通信路を用いて、断線監視用の任意のパケットを任意の時間間隔で前記制御側断線監視部へ送信し、前記制御側断線監視部は、前記被制御側断線監視部から断線監視用の任意のパケットが定期的に送られてきているかを監視し、定期的に送られてきていない場合は前記制御側発呼部を用いて前記被制御装置へSIPに基づいた呼の接続要求を行い、前記制御側発呼部が前記被制御装置からの応答を受けた場合は前記通信路に問題は無いと判断し、あるいは、応答が無い場合は前記通信路に問題が有ると判断する。
また、請求項5に記載の本発明は、請求項1または4において、前記SIPプレゼンス通知部は、前記被制御装置の状態を任意の時間間隔でSIPに基づいた通信により前記SIPプレゼンス管理部へ通知を行い、前記SIPプレゼンス管理部は、前記SIPプレゼンス通知部から前記被制御装置の状態が定期的に送られてきているかを監視し、定期的に送られてきていない場合はSIPプレゼンス通知部から通知が定期的に送られてきていない旨と最後に送られてきた情報を前記制御側断線監視部へ通知し、前記制御側断線監視部は、前記制御側発呼部を用いて前記被制御装置へSIPに基づいた呼の接続要求を行い、前記制御側発呼部が前記被制御装置からの応答を受けた場合は前記通信路に問題は無いと判断し、応答が無い場合は前記通信路に問題が有ると判断し、判断結果を前記動作要求部及び前記制御側通信部へ通知する。
また、請求項6に記載の本発明は、遠隔地の装置を制御するために該遠隔地に設置された被制御装置と、この被制御装置に接続して前記制御を行うための制御装置と、をIP通信網を介して接続した遠隔制御システムにおいて、前記制御装置は、SIPに基づいた呼の接続要求を受ける制御側着呼部と、前記被制御装置からのIPに基づいた通信路の確立の要求を受けて前記被制御装置との間で前記通信路の確立を行う制御側通信部と、前記制御側着呼部の処理結果を用いて正規の前記被制御装置からの着呼であるか、前記通信路の確立の要求が正規の前記被制御装置からのものであるか、を判断する制御側正規性判断部と、前記被制御装置の状態をSIPに基づいた通信により常に管理するSIPプレゼンス管理部と、確立した前記通信路を用いて制御用の通信を行い前記被制御装置を遠隔で操作する動作要求部と、確立された前記通信路が制御用の通信を行える状態であるか否かを監視する制御側断線監視部と、を備え、前記被制御装置は、SIPに基づいた呼の接続要求を行う被制御側発呼部と、前記被制御装置の状態を任意の時間間隔でSIPに基づいた通信により前記制御装置へ常に通知するSIPプレゼンス通知部と、前記制御装置に対してIPに基づいた前記通信路の確立を要求し前記制御装置側からのIPに基づいた前記通信路の確立を受ける被制御側通信部と、確立された前記通信路を用いて前記被制御側通信部が前記制御装置から受けた制御用の通信により遠隔で動作する動作部と、確立された前記通信路が制御用の通信を行える状態であるか否かを監視する被制御側断線監視部と、を備える。
また、請求項7に記載の本発明は、遠隔地の装置を制御するために該遠隔地に設置された被制御装置と、この被制御装置に接続して前記制御を行うための制御装置と、をIP通信網を介して接続する遠隔制御方法において、前記制御装置において、制御側発呼部においてSIPに基づいた呼の接続要求を行うステップと、SIPプレゼンス管理部において前記被制御装置の状態をSIPに基づいた通信により常に管理するステップと、制御側通信部において前記被制御装置からの前記IP通信網へ通信路を確立する要求を受けて前記被制御装置との間で前記通信路の確立を行うステップと、制御側正規性判断部において前記制御側通信部の処理結果を用いて正規の被制御装置からの前記通信路の確立要求であるかを判断し処理結果を前記制御側通信部へ通知するステップと、動作要求部において確立した前記通信路を用いて制御用の通信を行い前記被制御装置を遠隔で操作するステップと、制御側断線監視部において確立された前記通信路が制御用の通信を行える状態であるか否かを監視するステップと、を有し、前記被制御装置において、被制御側着呼部においてSIPに基づいた呼の接続要求に応答するステップと、SIPプレゼンス通知部において前記被制御装置の状態を任意の時間間隔でSIPに基づいた通信により前記制御装置へ常に通知するステップと、被制御側正規性判断部において前記被制御側着呼部の処理結果を用いて正規の前記制御装置からの着呼であるかを判断するステップと、被制御側通信部において前記被制御側正規性判断部の処理結果を用いて前記被制御装置から前記制御装置に対してIPに基づいた通信路の確立を要求し前記制御装置側から送信されたIPに基づいて前記通信路の確立を受けるステップと、動作部において確立された前記通信路を用いて前記被制御側通信部が前記制御装置から受けた制御用の通信により遠隔で動作するステップと、被制御側断線監視部において確立された前記通信路が制御用の通信を行える状態であるか否かを監視するステップと、を有する。
また、請求項8に記載の本発明は、遠隔地の装置を制御するために該遠隔地に設置された被制御装置と、この被制御装置に接続して前記制御を行うための制御装置と、をIP通信網を介して接続する遠隔制御方法において、前記制御装置において、制御側着呼部においてSIPに基づいた呼の接続要求を受けるステップと、制御側通信部において前記被制御装置からのIPに基づいた通信路の確立の要求を受けて前記被制御装置との間で前記通信路の確立を行うステップと、制御側正規性判断部において前記制御側着呼部の処理結果を用いて正規の前記被制御装置からの着呼であるか、前記通信路の確立の要求が正規の前記被制御装置からのものであるか、を判断するステップと、SIPプレゼンス管理部において前記被制御装置の状態をSIPに基づいた通信により常に管理するステップと、動作要求部において確立した前記通信路を用いて制御用の通信を行い前記被制御装置を遠隔で操作するステップと、制御側断線監視部において確立された前記通信路が制御用の通信を行える状態であるか否かを監視するステップと、を有し、前記被制御装置において、被制御側発呼部においてSIPに基づいた呼の接続要求を行うステップと、SIPプレゼンス通知部において前記被制御装置の状態を任意の時間間隔でSIPに基づいた通信により前記制御装置へ常に通知するステップと、被制御側通信部において前記制御装置に対してIPに基づいた前記通信路の確立を要求し前記制御装置側からのIPに基づいた前記通信路の確立を受けるステップと、動作部において確立された前記通信路を用いて前記被制御側通信部が前記制御装置から受けた制御用の通信により遠隔で動作するステップと、被制御側断線監視部において確立された前記通信路が制御用の通信を行える状態であるか否かを監視するステップと、を有する。
本発明によれば、遠隔での制御を行いたい時にのみ通信路を確保でき、制御装置や被制御装置やIP通信網に常時の負荷をかけずに済み、不正規の端末から接続される危険性を減らし、
また、制御装置が複数の被制御装置に接続されている場合でも、IP通信網にトラブルが発生した後に復旧した際に制御装置に一斉に接続負荷がかかることを防止し、
また、SIPに基づいた呼の接続要求を受けた被制御装置から制御装置に対して通信路の確立を要求して、被制御装置のファイヤーウォールの開放や設定を行う必要がなく、
また、被制御装置のIPアドレス等の設定が変更されても遠隔での制御を継続でき、制御装置及び被制御装置に通信先のIPアドレスを保持するための記憶領域を確保する必要がなく、
また、通信路の確立に別途通信路確立用のサーバーを用いる必要が無く、サーバーでの遅延や利用料金の発生およびサーバーに接続できる装置を限定する必要が無く、
また、接続先の正規性の判断を制御装置および被制御装置が行い制御用の通信を始めるため、IDとパスワードを制御装置に入力する必要がなく、IDとパスワードの管理を不要にでき、
また、IDとパスワードの漏洩または解読を防止でき、不正規の制御が行われる可能性を無くすことができる遠隔制御システムおよび方法を提供できる。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の実施の形態1の遠隔制御システムの構成図を示している。
この図1には、遠隔制御システム1を構成するために、制御装置2と、制御対象となる被制御装置3と、制御装置2と被制御装置3との間に通信路6を必要に応じて構築し通信可能に結ぶIP通信網4と、IP通信網4に配置されたSIPサーバ5と、が示されている。
また、制御装置2は、IP通信網4に接続した制御側通信部26と、SIPプレゼンス管理部21と、制御側断線監視部22と、制御側着呼部23と、動作要求部24と、制御側正規性判断部25と、制御側発呼部27と、を備えている。
また、制御装置2から遠隔地に設置された被制御装置3は、IP通信網4に接続した被制御側通信部36と、SIPプレゼンス通知部31と、被制御側断線監視部32と、被制御側着呼部33と、被制御側正規性判断部34と、動作部35と、被制御側発呼部37と、を備えている。
まず、遠隔制御システム1を用いた遠隔制御について、その基本動作を図2を参照して説明する。
制御装置2は、動作要求部24にて被制御装置3を遠隔で制御する必要があると判断すると、制御側発呼部27を用いて被制御装置3に対してSIPサーバ5を介してSIPを用いた呼の接続要求の通信を行う(S1)。この通信には、制御装置2の制御側通信部26と被制御装置3の被制御側通信部36との間で結ばれたIP通信網4を用いている。
制御装置2からSIPに基づいた呼の接続要求を受けた被制御側着呼部33は、発呼元の電話番号を被制御側正規性判断部34へ通知し、被制御側正規性判断部34はその電話番号と予め記憶しておいた遠隔での制御を許可する制御装置2の電話番号を比較し、両者が一致する場合は被制御側通信部36へIPに基づいた通信路6の確立を要求することの許可を通知し、両者が一致しない場合は被制御側通信部36へIPに基づいた通信路6の確立を要求することの不許可を通知する。
IPに基づいた通信路6の確立の要求の許可を被制御側正規性判断部34から通知された被制御側通信部36は、呼に含まれた制御装置2の情報を用いて通信路6の確立の要求を行う(S)。
被制御装置3からIPに基づいた通信路6の確立の要求を受けた制御側通信部26は要求元の情報を制御側正規性判断部25へ通知し、制御側正規性判断部25はその情報と制御側発呼部27から被制御装置3に対してSIPに基づいて発呼した際の発呼先の情報を比較し、両者が一致しかつ前記IPに基づいた通信路の確立の要求の通信が発呼後任意の時間内(たとえば数十秒間といった所定時間内において)の通信である場合のみ制御側通信部26へIPに基づいた通信路6を確立することの許可を通知し、両者が一致しない、あるいは前記IPに基づいた通信路の確立の要求の通信が発呼後任意の時間を超えた通信である場合は制御側通信部26へIPに基づいた通信路6を確立することの不許可を通知する。
なお、ここで実行される制御装置2での正規性判断は、IPに基づいた通信路6の確立の要求の要求元の情報と、呼に対する被制御装置3からの応答に含まれる被制御装置3の情報とを比較してもよい。
次に、IPに基づいた通信路6の確立の許可を制御側正規性判断部25から受けた制御側通信部26は、通信路6の確立の要求に含まれた被制御装置3の情報を用いてIP通信網4上にIPに基づいた通信路6の確立を行う(S3)
なお、ここで実行される通信路6の確立は、呼に対する被制御装置3からの応答に含まれる被制御装置3の情報を用いてもよい。
確立した通信路6を用いて動作要求部24から動作部35に対してIPに基づいた制御用の通信を行い、遠隔の被制御装置3を制御する(S5)。そして、所定の制御が終了した後は制御装置2から被制御装置3へ制御の終了が通知され(S6)、制御装置2により通信路6が切断される(S7)。
なお、制御装置2が被制御装置3を制御することにより、具体的には被制御装置3が備える動作部35に接続された図示しない各種装置やシステムが制御される。接続される装置やシステムとしては、各種セキュリティや監視、遠隔からの画像監視用カメラ、ホームコントローラーなどであり、これらが制御される。制御の内容としては、例えば監視用カメラの撮像画像のスームやパン、チルトであり、各種データの書きこみや電源のON/OFFなども行われる。
次に、遠隔制御システム1を用いた通信路6の断線監視(S4)について図3を参照して説明する。
まず、制御用の通信を行うために確立した通信路6を用いて、被制御側断線監視部32は断線監視用の任意のパケットを任意の時間間隔で制御装置2へ送信する。制御側断線監視部22は、このパケットが定期的に送られてきているかを監視し、定期的に送られてきていない場合は制御側発呼部27を用いて被制御装置3へSIPに基づいた呼の接続要求を行い、制御側発呼部27が被制御装置3からの応答を受けた場合は前記通信路6に問題は無いと判断し、応答が無い場合は前記通信路6に問題が有ると判断する。
なお図4に示すように、ここで実行される断線監視は、制御側発呼部27から被制御装置3へ任意の時間間隔でSIPによる呼の接続要求を行い、被制御装置3から応答が無ければ(図中×以下同様)、制御装置2と被制御装置3の間でIPに基づいた通信路6に問題が有ると判断してもよい。
また図5を参照して、制御用の通信を行うために確立したIPに基づいた通信路6を用いて、制御側断線監視部22から被制御装置3へ任意の時間間隔で返信を要求するパケットを送信する。そして、被制御装置3から返信が無ければ、制御装置2と被制御装置3の間でIPに基づいた通信路6に問題が有ると判断してもよい。
また図6を参照して、制御用の通信を行うために確立したIPに基づいた通信路6とは別に、断線監視用の通信を行うためのIPに基づいた通信路6を制御装置2と被制御装置3の間で確立する。そして、制御側断線監視部22から被制御装置3へ任意の時間間隔で返信を要求するパケットを送信し、被制御装置3から応答が無ければ、制御装置2と被制御装置3の間でIPに基づいた通信路6に問題が有ると判断してもよい。
また図7を参照して、制御用の通信を行うために確立したIPに基づいた通信路6とは別に、断線監視用の通信を行うためのIPに基づいた通信路を制御装置2と被制御装置3の間で確立する。そして、被制御側断線監視部32から制御装置2へ任意の時間間隔で定期的にパケットを送信し、制御装置2へパケットが到着しなければ制御装置2と被制御装置3の間でIPに基づいた通信路6に問題が有ると判断してもよい。
また、遠隔制御システム1を用いた通信路6の断線監視の別の方法として、被制御装置3の状態を任意の時間間隔でSIPに基づいた通信により制御装置2のSIPプレゼンス管理部21へ通知を行い、SIPプレゼンス管理部21にて通知が定期的に送られてきていないと判断した場合はSIPプレゼンス通知部から通知が定期的に送られてきていない旨と最後に送られてきた情報を制御側断線監視部22へ通知する。そして、制御側断線監視部22は制御側発呼部27を用いて被制御装置3へSIPに基づいた呼の接続要求を行う。制御側発呼部27が被制御装置3からの応答を受けた場合は前記通信路6に問題は無いと判断し、または、応答が無い場合は前記通信路6に問題が有ると判断し、判断結果を動作要求部24及び制御側通信部26へ通知してもよい。
<第2の実施の形態>
図1に示した構成において、第1の実施の形態で説明した制御方法の変形例として第2の実施の形態を説明する。
図8を参照して、被制御装置3は制御装置2から遠隔で制御を受ける必要があると判断すると、被制御側発呼部37を用いて制御装置2へSIPを用いた呼の接続要求の通信を行う(S10)。この通信は、制御装置2の制御側通信部26と被制御装置3の被制御側通信部36との間で結ばれたIP通信網4を用いる。そして被制御側通信部36から制御側通信部26へIPに基づいた通信路6の確立の要求を行う(S11)。
被制御装置3からIPに基づいた通信路6の確立の要求を受けた制御側通信部26は、要求元の情報を制御側正規性判断部25へ通知し、制御側正規性判断部25はその情報と制御側着呼部23への呼の接続要求に含まれる発呼元の情報を比較し、両者が一致しかつ前記IPに基づいた通信路の確立の要求の通信が発呼後任意の時間内(たとえば数十秒間といった所定時間内において)の通信である場合のみ制御側通信部26へIPに基づいた通信路6を確立することの許可を通知し、両者が一致しない、あるいは前記IPに基づいた通信路の確立の要求の通信が発呼後任意の時間を超えた通信である場合は制御側通信部26へIPに基づいた通信路6を確立することの不許可を通知する。
次に、IPに基づいた通信路6の確立の許可を制御側正規性判断部25から受けた制御側通信部26は、通信路6の確立の要求に含まれた被制御装置3の情報を用いてIP通信網4上にIPに基づいた通信路6の確立を行う(S12)
なお、ここで実行される通信路6の確立は、被制御装置3からのSIPに基づいた呼の接続要求に含まれる被制御装置3の情報を用いてもよい。
確立した通信路6を用いて動作要求部24から動作部35に対してIPに基づいた制御用の通信を行い、遠隔の被制御装置3を制御する(S14)。そして、所定の制御が終了した後は制御装置2から被制御装置3へ制御の終了が通知され(S15)、制御装置2により通信路6が切断される(S16)。
次に、この第2の実施の形態での通信路6の断線監視(S13)について説明する。
まず図9を参照して、被制御側発呼部37から制御装置2へ任意の時間間隔でSIPに基づいた呼の接続要求を行い、制御装置2から応答が無ければ、制御装置2と被制御装置3の間でIPに基づいた通信路6に問題が有ると判断する。
また図10を参照して、被制御装置3から制御装置2へSIPに基づいた呼の接続要求を行い断線監視用のIPに基づいた通信路6を確立し、この通信路6を用いて任意の時間間隔で制御装置2から被制御装置3へ被制御装置3の状態の通知を要求するパケットを送信する。被制御装置3から応答が無い場合は制御装置2と被制御装置3の間で通信路6に問題が有ると判断してもよい。
また図11を参照して、被制御装置3から制御装置2へSIPに基づいた呼の接続要求を行い断線監視用のIPに基づいた通信路6を確立し、確立した通信路6を用いて任意の時間間隔で被制御装置3から制御装置2へ被制御装置3の状態を通知するパケットを送信し、被制御装置3から通知が無い場合は制御装置2と被制御装置3の間で通信路6に問題が有ると判断してもよい。
以上説明した本発明の実施の形態によれば、遠隔での制御を行いたい時にのみ通信路を確保するため、制御装置や被制御装置やIP通信網に常時の負荷がかからず、不正規の端末から接続される危険性も減る。また、遠隔での制御を行いたい時にのみ通信路を確保するため、制御装置が複数の被制御装置に接続されている場合でも、IP通信網にトラブルが発生した後に復旧した際に制御装置に一斉に接続負荷がかかることはない。
また、SIPに基づいた呼の接続要求を受けた被制御装置から制御装置に対して通信路の確立を要求するため、被制御装置のファイヤーウォールの開放や設定を行う必要がない。
また、SIPに基づいた呼の接続要求を受けた被制御装置から制御装置に対して通信路の確立を要求するため、被制御装置のIPアドレス等の設定が変更されても遠隔での制御を継続することができ、制御装置及び被制御装置に通信先のIPアドレスを保持する記憶領域も不要である。
通信路の確立に別途通信路確立用のサーバーを用いないため、サーバーでの遅延や利用料金の発生やサーバーに接続できる装置の限定が発生しない。
接続先の正規性の判断を制御装置および被制御装置が行い制御用の通信を始めるため、IDとパスワードを制御装置に入力する必要がなく、IDとパスワードの管理が不要になる。また、IDとパスワードが漏洩または解読されることで、不正規の制御が行われる可能性が無くなる。
遠隔制御システムの実施の形態に係る構成図を示す。 遠隔制御システムの第1の実施の形態を説明するためのシーケンスチャートを示す。 遠隔制御システムの実施の形態を説明するための説明図を示す。 遠隔制御システムの実施の形態を説明するための説明図を示す。 遠隔制御システムの実施の形態を説明するための説明図を示す。 遠隔制御システムの実施の形態を説明するための説明図を示す。 遠隔制御システムの実施の形態を説明するための説明図を示す。 遠隔制御システムの第2の実施の形態を説明するためのシーケンスチャートを示す。 遠隔制御システムの実施の形態を説明するための説明図を示す。 遠隔制御システムの実施の形態を説明するための説明図を示す。 遠隔制御システムの実施の形態を説明するための説明図を示す。
符号の説明
1…遠隔制御システム
2…制御装置
3…被制御装置
4…IP通信網
5…SIPサーバ
6…通信路
21…SIPプレゼンス管理部
22…制御側断線監視部
23…制御側着呼部
24…動作要求部
25…制御側正規性判断部
26…制御側通信部
27…制御側発呼部
31…SIPプレゼンス通知部
32…被制御側断線監視部
33…被制御側着呼部
34…被制御側正規性判断部
35…動作部
36…被制御側通信部
37…被制御側通信部

Claims (8)

  1. 遠隔地の装置を制御するために該遠隔地に設置された被制御装置と、この被制御装置に接続して前記制御を行うための制御装置と、をIP通信網を介して接続した遠隔制御システムにおいて、
    前記制御装置は、
    SIPに基づいた呼の接続要求を行う制御側発呼部と、
    前記被制御装置の状態をSIPに基づいた通信により常に管理するSIPプレゼンス管理部と、
    前記被制御装置から前記IP通信網上に通信路を確立することの要求を受けて前記被制御装置との間で前記通信路の確立を行う制御側通信部と、
    前記制御側通信部の処理結果を用いて正規の被制御装置からの前記通信路の確立要求であるかを判断し処理結果を前記制御側通信部へ通知する制御側正規性判断部と、
    確立した前記通信路を用いて制御用の通信を行い前記被制御装置を遠隔で操作する動作要求部と、
    確立された前記通信路が制御用の通信を行える状態であるか否かを監視する制御側断線監視部と、
    を備え、
    前記被制御装置は、
    SIPに基づいた呼の接続要求に応答する被制御側着呼部と、
    前記被制御装置の状態を任意の時間間隔でSIPに基づいた通信により前記制御装置へ常に通知するSIPプレゼンス通知部と、
    前記被制御側着呼部の処理結果を用いて正規の前記制御装置からの着呼であるかを判断する被制御側正規性判断部と、
    前記被制御側正規性判断部の処理結果を用いて前記被制御装置から前記制御装置に対してIPに基づいた前記通信路の確立を要求し前記制御装置側から送信されたIPに基づいて前記通信路の確立を受ける被制御側通信部と、
    確立された前記通信路を用いて前記被制御側通信部が前記制御装置から受けた制御用の通信により遠隔で動作する動作部と、
    確立された前記通信路が制御用の通信を行える状態であるか否かを監視する被制御側断線監視部と、
    を備えることを特徴とする遠隔制御システム。
  2. 前記制御側正規性判断部は、
    前記制御側通信部が受けた前記IPに基づいた通信路の確立の要求を送信した送信元の情報と、前記制御側発呼部から前記被制御装置に対してSIPに基づいて発呼した際の発呼先の情報と、を比較し、
    両者が一致しかつ前記IPに基づいた通信路の確立の要求の通信が発呼後任意の時間内の通信である場合のみ前記制御側通信部へIPに基づいた前記通信路を確立することの許可を通知し、
    あるいは、両者が一致しない又は前記IPに基づいた通信路の確立の要求の通信が発呼後任意の時間を超えた通信である場合は前記制御側通信部へIPに基づいた前記通信路を確立することの不許可を通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御システム。
  3. 前記被制御側正規性判断部は、
    前記被制御側呼部が受けたSIPに基づいた呼の接続要求の発呼元の電話番号と、予め記憶しておいた遠隔での制御を許可する前記制御装置の電話番号と、を比較し、
    両者が一致する場合は前記被制御側通信部へIPに基づいた前記通信路の確立を要求することの許可を通知し、
    あるいは、両者が一致しない場合は前記被制御側通信部へIPに基づいた前記通信路の確立を要求することの不許可を通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御システム。
  4. 前記被制御側断線監視部は、
    IPに基づいた制御用に確立された前記通信路を用いて、断線監視用の任意のパケットを任意の時間間隔で前記制御側断線監視部へ送信し、
    前記制御側断線監視部は、
    前記被制御側断線監視部から断線監視用の任意のパケットが定期的に送られてきているかを監視し、定期的に送られてきていない場合は前記制御側発呼部を用いて前記被制御装置へSIPに基づいた呼の接続要求を行い、前記制御側発呼部が前記被制御装置からの応答を受けた場合は前記通信路に問題は無いと判断し、
    あるいは、応答が無い場合は前記通信路に問題が有ると判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御システム。
  5. 前記SIPプレゼンス通知部は、
    前記被制御装置の状態を任意の時間間隔でSIPに基づいた通信により前記SIPプレゼンス管理部へ通知を行い、
    前記SIPプレゼンス管理部は、
    前記SIPプレゼンス通知部から前記被制御装置の状態が定期的に送られてきているかを監視し、定期的に送られてきていない場合はSIPプレゼンス通知部から通知が定期的に送られてきていない旨と最後に送られてきた情報を前記制御側断線監視部へ通知し、
    前記制御側断線監視部は、
    前記制御側発呼部を用いて前記被制御装置へSIPに基づいた呼の接続要求を行い、前記制御側発呼部が前記被制御装置からの応答を受けた場合は前記通信路に問題は無いと判断し、応答が無い場合は前記通信路に問題が有ると判断し、判断結果を前記動作要求部及び前記制御側通信部へ通知する
    ことを特徴とする請求項1または4に記載の遠隔制御システム。
  6. 遠隔地の装置を制御するために該遠隔地に設置された被制御装置と、この被制御装置に接続して前記制御を行うための制御装置と、をIP通信網を介して接続した遠隔制御システムにおいて、
    前記制御装置は、
    SIPに基づいた呼の接続要求を受ける制御側着呼部と、
    前記被制御装置からのIPに基づいた通信路の確立の要求を受けて前記被制御装置との間で前記通信路の確立を行う制御側通信部と、
    前記制御側着呼部の処理結果を用いて正規の前記被制御装置からの着呼であるか、前記通信路の確立の要求が正規の前記被制御装置からのものであるか、を判断する制御側正規性判断部と、
    前記被制御装置の状態をSIPに基づいた通信により常に管理するSIPプレゼンス管理部と、
    確立した前記通信路を用いて制御用の通信を行い前記被制御装置を遠隔で操作する動作要求部と、
    確立された前記通信路が制御用の通信を行える状態であるか否かを監視する制御側断線監視部と、
    を備え、
    前記被制御装置は、
    SIPに基づいた呼の接続要求を行う被制御側発呼部と、
    前記被制御装置の状態を任意の時間間隔でSIPに基づいた通信により前記制御装置へ常に通知するSIPプレゼンス通知部と、
    前記制御装置に対してIPに基づいた前記通信路の確立を要求し前記制御装置側からのIPに基づいた前記通信路の確立を受ける被制御側通信部と、
    確立された前記通信路を用いて前記被制御側通信部が前記制御装置から受けた制御用の通信により遠隔で動作する動作部と、
    確立された前記通信路が制御用の通信を行える状態であるか否かを監視する被制御側断線監視部と、
    を備えることを特徴とする遠隔制御システム。
  7. 遠隔地の装置を制御するために該遠隔地に設置された被制御装置と、この被制御装置に接続して前記制御を行うための制御装置と、をIP通信網を介して接続する遠隔制御方法において、
    前記制御装置において、
    制御側発呼部においてSIPに基づいた呼の接続要求を行うステップと、
    SIPプレゼンス管理部において前記被制御装置の状態をSIPに基づいた通信により常に管理するステップと、
    制御側通信部において前記被制御装置からの前記IP通信網へ通信路を確立する要求を受けて前記被制御装置との間で前記通信路の確立を行うステップと、
    制御側正規性判断部において前記制御側通信部の処理結果を用いて正規の被制御装置からの前記通信路の確立要求であるかを判断し処理結果を前記制御側通信部へ通知するステップと、
    動作要求部において確立した前記通信路を用いて制御用の通信を行い前記被制御装置を遠隔で操作するステップと、
    制御側断線監視部において確立された前記通信路が制御用の通信を行える状態であるか否かを監視するステップと、
    を有し、
    前記被制御装置において、
    被制御側着呼部においてSIPに基づいた呼の接続要求に応答するステップと、
    SIPプレゼンス通知部において前記被制御装置の状態を任意の時間間隔でSIPに基づいた通信により前記制御装置へ常に通知するステップと、
    被制御側正規性判断部において前記被制御側着呼部の処理結果を用いて正規の前記制御装置からの着呼であるかを判断するステップと、
    被制御側通信部において前記被制御側正規性判断部の処理結果を用いて前記被制御装置から前記制御装置に対してIPに基づいた前記通信路の確立を要求し前記制御装置側から送信されたIPに基づいて前記通信路の確立を受けるステップと、
    動作部において確立された前記通信路を用いて前記被制御側通信部が前記制御装置から受けた制御用の通信により遠隔で動作するステップと、
    被制御側断線監視部において確立された前記通信路が制御用の通信を行える状態であるか否かを監視するステップと、
    を有することを特徴とする遠隔制御方法。
  8. 遠隔地の装置を制御するために該遠隔地に設置された被制御装置と、この被制御装置に接続して前記制御を行うための制御装置と、をIP通信網を介して接続する遠隔制御方法において、
    前記制御装置において、
    制御側着呼部においてSIPに基づいた呼の接続要求を受けるステップと、
    制御側通信部において前記被制御装置からのIPに基づいた通信路の確立の要求を受けて前記被制御装置との間で前記通信路の確立を行うステップと、
    制御側正規性判断部において前記制御側着呼部の処理結果を用いて正規の前記被制御装置からの着呼であるか、前記通信路の確立の要求が正規の前記被制御装置からのものであるか、を判断するステップと、
    SIPプレゼンス管理部において前記被制御装置の状態をSIPに基づいた通信により常に管理するステップと、
    動作要求部において確立した前記通信路を用いて制御用の通信を行い前記被制御装置を遠隔で操作するステップと、
    制御側断線監視部において確立された前記通信路が制御用の通信を行える状態であるか否かを監視するステップと、
    を有し、
    前記被制御装置において、
    被制御側発呼部においてSIPに基づいた呼の接続要求を行うステップと、
    SIPプレゼンス通知部において前記被制御装置の状態を任意の時間間隔でSIPに基づいた通信により前記制御装置へ常に通知するステップと、
    被制御側通信部において前記制御装置に対してIPに基づいた前記通信路の確立を要求し前記制御装置側からのIPに基づいた前記通信路の確立を受けるステップと、
    動作部において確立された前記通信路を用いて前記被制御側通信部が前記制御装置から受けた制御用の通信により遠隔で動作するステップと、
    被制御側断線監視部において確立された前記通信路が制御用の通信を行える状態であるか否かを監視するステップと、
    を有することを特徴とする遠隔制御方法。
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