JP2001102778A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP2001102778A
JP2001102778A JP27344899A JP27344899A JP2001102778A JP 2001102778 A JP2001102778 A JP 2001102778A JP 27344899 A JP27344899 A JP 27344899A JP 27344899 A JP27344899 A JP 27344899A JP 2001102778 A JP2001102778 A JP 2001102778A
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power supply
case
supply device
resin material
circuit board
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JP27344899A
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Hiroyasu Eriguchi
裕康 江里口
Hiroshi Noro
浩史 野呂
Jun Kumagai
潤 熊谷
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品の発熱にて、充填された樹脂材料か
ら電子部品に向けて樹脂材料の熱変形による応力の加わ
りにくい電源装置を提供すること。 【解決手段】 負荷に電源供給を行う電源回路を構成す
る電子部品3,3…をプリント基板2に実装させ、同プ
リント基板2をケース6内に収納するとともにそのケー
ス6内部に樹脂材料を充填してなる電源装置1であ
る。、電子部品3,3…の自己発熱による熱が放出され
るよう、樹脂材料の充填部4の樹脂充填厚さをケース6
内の水平位置間にて変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電源装置に関し、詳
しくは電源回路を構成する電子部品をプリント基板に実
装してケース内に収納し、そのケース内部に樹脂材料を
充填してなる電源装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、プリント基板Bに負荷である
蛍光灯や高圧放電灯等に電源供給を行う点灯回路を構成
する電子部品Dを実装させ、同プリント基板Bをケース
C内に収納するとともにそのケースC内部に樹脂材料を
充填してなる電源装置Aとして、例えば図7に示すよう
な特開平8−255722として開示されたものがあ
る。この場合、雑音防止回路、電源整流回路、高周波発
生回路、電源供給回路などを備えている。
【0003】また、図8に示す如く、昇圧チョッパ回路
11、降圧チョッパ回路12、極性反転回路13及びこ
の各回路を制御する制御回路14を備えた高圧放電灯等
の放電灯を点灯する電源回路を備えたものがある。この
場合、商用交流電源Vsの交流電圧を整流するダイオー
ドブリッジDB1と、ダイオードブリッジDB1にて整
流された直流電圧を入力として昇圧した直流電圧VDC
1を出力する昇圧チョッパ回路11と、昇圧チョッパ回
路11から直流電圧VDC1を入力して降圧し直流電圧
VDC2を出力する降圧チョッパ回路12と、降圧チョ
ッパ回路12から直流電圧VDC2を入力し、スイッチ
素子Q3,Q6をオン、スイッチ素子Q4,Q5をオン
するのを交互に繰り返して矩形波交流電圧に変換して高
圧放電灯Laに印加する極性反転回路13と、制御回路
14とを備えている。
【0004】なお、Igは極性反転回路13の矩形波交
流電圧電源とし高圧放電灯Laを始動及び再始動させる
イグナイタで、パルストランスPT1を介して高圧パル
ス電圧を高圧放電灯Laに印加する。また、制御回路1
4は、昇圧チョッパ回路11のスイッチ素子Q1、降圧
チョッパ回路12のスイッチ素子Q2及び、極性反転回
路13のスイッチ素子Q3,Q4,Q5,Q6のスイッ
チ制御を行う。昇圧チョッパ回路11は、昇圧用のチョ
ークコイルCH1、フィルムコンデンサC1及びスイッ
チ素子Q1を有しており、制御回路14がダイオードブ
リッジDB1にて整流された直流電圧VDC1に応じて
スイッチ素子Q1を適切にスイッチ制御し、高圧放電灯
Laの非点灯時あるいは点灯時において直流電圧VDC
1を一定化する機能を有する。なお、降圧チョッパ回路
12は、降圧用のチョークコイルCH2、フィルムコン
デンサC3及びスイッチ素子Q2を有しており、制御回
路14にて制御されるようになっている。
【0005】次に、上記電源回路の動作を、商用交流電
源Vsの印加から高圧放電灯Laが安定点灯するまで
を、段階に沿って図9に基づいて説明する。まず、商用
交流電源Vsが印加されると、そのとき高圧放電灯La
が非点灯状態であり、上記の如く昇圧チョッパ回路11
は直流電圧VDC1として一定の電圧値Vaを出力して
いる。また、降圧チョッパ回路12は、制御回路14が
直流電圧VDC1に応じてスイッチ素子Q2を適切に制
御しており、この非点灯状態において直流電圧VDC2
として一定電圧Vbを出力している。そして、極性反転
回路13によりこの一定電圧Vbが矩形波交流電圧に変
換されて高圧放電灯Laに印加され、また、そのとき、
イグナイタIgにてこの矩形波交流電圧を電源として高
圧パルスを発生して高圧放電灯Laに印加する。
【0006】高圧パルスを印加された高圧放電灯La
は、その電極間に絶縁破壊が生じて始動する。この始動
後、点灯状態となっても昇圧チョッパ回路11は直流電
圧VDC1としては一定電圧Vaを出力しており、一
方、降圧チョッパ回路12の直流電圧VDC2は高圧放
電灯Laの両端のランプ電圧Vlaを略同一となる。こ
のとき、イグナイタIgがそのランプ電圧Vlaにて高
圧パルスを出力しないように設定してあり、イグナイタ
Igからの高圧パルス出力が停止する。したがって、降
圧チョッパ回路12は、制御回路14にて直流電圧VD
C2すなわちランプ電圧Vlaに応じてスイッチ素子Q
2が適切にスイッチ制御され、適正な電力が高圧放電灯
Laに供給されて安定点灯することができる。
【0007】上記電源回路の多くは、電源装置としてそ
の電源回路を構成する電子部品をプリント基板に実装さ
せ、同プリント基板をケース内に収納されて構成され
る。この電源装置は、図10に示すように、電子部品の
自己発熱による熱を放出させるため、多くの場合、パン
チングメタルと呼ばれている穴あき鉄板材料製のケース
Eに収容される。しかし、穴あき鉄板材料製のケースE
内部にほこり等が侵入し、絶縁不良等の動作不具合が生
ずることがあり、密閉形ケースにプリント基板を収納し
てそのケース内部に樹脂材料を充填していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような放電灯の点灯回路の場合、高圧放電灯Laの点灯
時においては、電子部品がそれ自体の電力損失によって
発熱し温度上昇する。そして、高圧放電灯Laの消灯し
た時点からは発熱が停止して温度が低下することとな
る。そのため、例えば図11に示すような略直方体状等
の形状の密閉形ケースGにプリント基板Bを収納してそ
のケースG内部に樹脂材料を充填した上記従来の技術の
ものにおいては、その樹脂材料の充填部が温度の上昇、
下降を繰り返して樹脂材料が膨張、収縮の熱変形を繰り
返すこととなった。
【0009】ところで、密閉形ケースG内に充填された
樹脂材料は、プリント基板Bと平行方向には、ケースG
に規制されて膨張、収縮をすることがほとんど無く、そ
の結果、プリント基板Bと垂直の方向に向けて樹脂材料
がより大きく膨張、収縮をする。したがって、その膨
張、収縮によって電子部品に向けて垂直方向の応力Fが
加わることとなり、電子部品Dが破損したり、電子部品
Dとプリント基板Bとの半田付け箇所にクラックが発生
して回路動作の不具合が生ずるという問題があった。
【0010】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、電子部品の発熱にて、充
填された樹脂材料から電子部品に向けて樹脂材料の熱変
形による応力の加わりにくい電源装置を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電源装置にあっては、負荷に電源供給を行
う電源回路を構成する電子部品をプリント基板に実装さ
せ、同プリント基板をケース内に収納するとともにその
ケース内部に樹脂材料を充填してなる電源装置におい
て、前記電子部品の自己発熱による熱が放出されるよ
う、樹脂材料の充填部の樹脂充填厚さをケース内の水平
位置間にて変化させてなることを特徴としている。
【0012】この構成にて、プリント基板に負荷に電源
供給を行う電源回路を構成する電子部品を実装させ、ケ
ース内に収納しそのケース内部に樹脂材料を充填してな
る電源装置の、前記電子部品の自己発熱による熱が、該
ケース内充填部の水平位置間にて樹脂材料の樹脂充填厚
さの薄い箇所から放出される。
【0013】そして、前記充填部に、前記電子部品の自
己発熱による熱放出用の凹所を複数設けることが好まし
い。この場合、電子部品の自己発熱による熱が、充填部
に複数設けられた熱放出用の凹所から放出される。
【0014】また、前記ケースを一面開口の略直方体状
とし、前記プリント基板をそのケース底面に対向させ設
置するとともに前記凹所を該ケースの長手方向と直交す
るスリット状とするのが好ましい。この場合、前記プリ
ント基板が一面開口の略直方体状のケース内にその底面
に対向させ設置され、そのケースの長手方向と直交する
スリット状に形成された凹所から放出される。
【0015】また、前記凹所を、前記プリント基板が充
填部に覆われ、且つ前記電子部品の上部がその充填部か
ら外面に露出するよう形成するのが好ましい。この場
合、電源回路を構成する電子部品の半田付け部分が充填
部に覆われ、且つその電子部品の充填部外面に露出した
上部からその自己発熱による熱が放出される。
【0016】また、前記電子部品を、少なくとも電源回
路を構成するフィルムコンデンサ、チョークコイルとす
るのが好ましい。この場合、電源回路を構成するフィル
ムコンデンサ、チョークコイルの充填部外面に露出した
上部からその自己発熱による熱が放出される。
【0017】また、前記凹所を、前記充填部上面からの
深さがその複数の各凹所間にて異なるよう形成するのが
好ましい。この場合、電源回路を構成する電子部品を充
填部外面に露出させる、該電子部品上部からの深さの異
なる複数の各凹所からその電子部品の自己発熱による熱
が放出される。
【0018】また、前記凹所を、前記充填部の電子部品
以外の箇所に略同一形状の平面視円状又は角状に形成す
るのも好ましい。この場合、電源回路を構成する電子部
品以外の箇所に設けられた略同一形状の平面視円状又は
角状の複数の各凹所からその電子部品の自己発熱による
熱が放出される。
【0019】また、前記凹所を、少なくとも電源回路を
構成するフィルムコンデンサ、チョークコイルの周囲を
他の箇所より深く形成するのが好ましい。この場合、電
源回路を構成するフィルムコンデンサ、チョークコイル
以外の箇所に設けられた平面視略円状の複数の各凹所か
らその自己発熱による熱が放出される。
【0020】また、前記ケースの内周に沿って、充填部
の熱収縮によるケース及びその内側間に発生する内部応
力を分断するスリット状の凹所を形成するのが好まし
い。この場合、充填部の熱収縮によるケース及びその内
側間に発生する内部応力が、前記ケースの内周に沿って
設けられたスリット状の凹所にて分断される。
【0021】また、前記樹脂材料を、ウレタン樹脂、シ
リコン樹脂等の可撓性を有するものとするのが好まし
い。この場合、該ケース内充填部の水平位置間にてウレ
タン樹脂、シリコン樹脂等の可撓性を有する樹脂材料の
樹脂充填厚さの薄い箇所から放出される。
【0022】また、前記負荷を放電灯とし、前記電源回
路を同放電灯を点灯させる点灯回路とするのが好まし
い。この場合、プリント基板に放電灯に電源供給を行い
放電灯を点灯させる点灯回路を構成する電子部品を実装
させ、ケース内に収納しそのケース内部に樹脂材料を充
填してなる電源装置の、前記電子部品の自己発熱による
熱が、該ケース内充填部の水平位置間にて樹脂材料の樹
脂充填厚さの薄い箇所から放出される。
【0023】
【発明の実施の形態】図1乃至図3は、本発明の請求項
1乃至3、10及び11全てに対応する第1の実施の形
態を示し、図4は、本発明の請求項4乃至6に対応する
第2の実施の形態を示し、図5は、本発明の請求項7、
8に対応する第3の実施の形態を示し、図6は、本発明
の請求項9に対応する第4の実施の形態を示している。
【0024】[第1の実施の形態]図1は、第1の実施
の形態の電源装置を示す側面断面図である。図2は、同
電源装置のカバーを外した状態を示す平面図である。図
3は、同電源装置の他の実施例を示す側面断面図であ
る。
【0025】この実施の形態の電源装置1は、負荷に電
源供給を行う電源回路を構成する電子部品3,3…をプ
リント基板2に実装させ、同プリント基板2をケース6
内に収納するとともにそのケース6内部に樹脂材料を充
填してなる電源装置において、前記電子部品3,3…の
自己発熱による熱が放出されるよう、樹脂材料の充填部
4の樹脂充填厚さをケース6内の水平位置間にて変化さ
せてなる。
【0026】又、該実施の形態の電源装置1において
は、前記充填部4に、前記電子部品3,3…の自己発熱
による熱放出用の凹所5を複数設けてもいる。又、該実
施の形態の電源装置1においては、前記ケース6を一面
開口の略直方体状とし、前記プリント基板2をそのケー
ス底面61に対向させ設置するとともに前記凹所5を該
ケース6の長手方向と直交するスリット状としてもい
る。又、該実施の形態の電源装置1においては、前記樹
脂材料を、ウレタン樹脂、シリコン樹脂等の可撓性を有
するものとしてもいる。又、該実施の形態の電源装置1
においては、前記負荷を放電灯とし、前記電源回路を同
放電灯を点灯させる点灯回路としてもいる。
【0027】詳しくは、この電源装置1は、従来の技術
の項にて図8を用いて説明したものと同様の、電源回路
として負荷である蛍光灯や高圧放電灯等に電源供給を行
う点灯回路を構成するもので、電子部品3,3…をプリ
ント基板2に実装させ、同プリント基板2をケース6内
に収納し、そのケース6内部に樹脂材料を充填した充填
部4を有して形成されている。
【0028】プリント基板2は、略長方形で所定の厚さ
を有した片面あるいは両面の樹脂基板で、紙フェノール
基板、ガラスエポキシ基板等にて形成されている。この
プリント基板2は、上記点灯回路を構成する各種の電子
部品3,3…がその表面側等に半田付けされ、裏面側の
所定箇所(この場合は4カ所)にスペーサー7が設けら
れて、後述するケース6のケース底面61に対向させね
じ固定されている。
【0029】電子部品3,3…は、プリント基板2の表
面側に縦型及び横型のフィルムコンデンサ、電解コンデ
ンサ等のリード形電子部品、チョークコイル等が実装さ
れ、また適宜、プリント基板2の裏面側にチップ部品が
実装されている。フィルムコンデンサは、従来の技術の
項にて説明した点灯回路の昇圧チョッパ回路11、降圧
チョッパ回路12を構成するもので、一定の電圧値V
a、Vbを出力するために交流電流の充放電を行う際に
それ自体の誘電体損失によって発熱する。また、チョー
クコイルも、上記の点灯回路の昇圧チョッパ回路11、
降圧チョッパ回路12を構成するもので、それ自体の抵
抗損失にて自己発熱する。
【0030】充填部4は、後述するケース6内部に湿気
等が侵入して電子部品3,3…の半田付け部分の絶縁不
良等の発生を防止するもので、この場合、ウレタン樹
脂、シリコン樹脂等の可撓性を有する樹脂材料をケース
6内に流し込んで充填させ形成されている。そして、上
記フィルムコンデンサ、あるいはチョークコイル上部が
充填部4から外面に露出させて、後述する複数の凹所
5,5…を設けて水平位置間にて樹脂充填厚さを変化さ
せて形成されている。
【0031】凹所5は、上記電子部品3,3…の自己発
熱による熱をより放出しやすくさせるもので、充填部4
を形成する際に電子部品3,3…以外の箇所にその複数
の突部が入り込むよう治具を挿入させ液状の樹脂材料を
固化させてスリット状に形成される。この電源装置1に
おいては、プリント基板2が充填部4に覆われ、上記充
填部4から外面に露出させたフィルムコンデンサ、ある
いはチョークコイル上部がの両側に比較的大きめの凹所
5が形成してあり、分断された充填部4をそこから発せ
られる自己発熱による熱をより空気中に放出するフィン
とさせ、また、その熱が充填部4を介して電源装置1外
に後述するケース6から放出され易くなるよう熱放出経
路を確保し形成してある。
【0032】また、この凹所5,5…は、ケース6の長
手方向と直交するスリット状としてあり、そのため、充
填部4がプリント基板2と平行方向に膨張、収縮をする
際に発生する内部応力を分断する。この場合、上記充填
部4がウレタン樹脂、シリコン樹脂等の可撓性を有する
樹脂材料にて形成されているため、プリント基板と垂直
の方向に向けて樹脂材料が膨張、収縮をすることがより
軽減されて電子部品3,3…に向けて垂直方向に加わる
応力も大きく軽減される。
【0033】ケース6は、鋼板等の金属製の密閉形ケー
スで、この場合略直方体状であって、一面開口のケース
本体の開口部に蓋体がねじ固定されて形成され、その内
部にプリント基板2を収納しケース底面61にスペーサ
ー7を介してねじ止めしてある。このケース6内部に
は、上述の如く、樹脂材料を充填し充填部4が全面に形
成される。
【0034】上記の電源装置1は、プリント基板2に負
荷に電源供給を行う電源回路を構成する電子部品3,3
…を実装させ、ケース6内に収納しそのケース6内部に
樹脂材料を充填してなる。そして、前記電子部品3,3
…の自己発熱による熱が、該ケース6内充填部4の水平
位置間にて、ウレタン樹脂、シリコン樹脂等の可撓性を
有する樹脂材料の樹脂充填厚さの薄い箇所である、充填
部4に複数設けられた熱放出用の凹所5,5…から充填
部4外部に向け放出され、また、プリント基板2は、一
面開口の略直方体状のケース6内に、その底面61に対
向させ設置され、そのケース6の長手方向と直交するス
リット状に形成された凹所5,5…から上記の熱が放出
されるが、この凹所5,5…は、充填部4がプリント基
板2と平行方向に膨張、収縮をする際に発生する内部応
力を分断することとなり、電子部品3,3…に向けて垂
直方向に加わる応力を大きく軽減するよう作用するので
ある。
【0035】また、上記電源装置1は、放電灯を点灯さ
せる点灯回路を構成する電子部品3,3…を実装させて
プリント基板2が形成されているものであり、負荷であ
る放電灯に電源供給をする際に、照明装置内に収容され
て比較的塵埃の多い箇所に設置される放電等用の電源装
置1において、そのケース6内部に樹脂材料を充填して
なる電源装置1の電子部品3,3…の自己発熱による熱
が、ケース6内充填部4の水平位置間にて樹脂材料の樹
脂充填厚さの薄い箇所から放出されることとなり、その
点灯回路を長期にわたって安定し動作させることが可能
となる。
【0036】したがって、以上説明した電源装置1によ
ると、プリント基板2に負荷に電源供給を行う電源回路
を構成する電子部品3,3…を実装させ、ケース6内に
収納しそのケース6内部に樹脂材料を充填してなる電源
装置1の、前記電子部品3,3…の自己発熱による熱
が、該ケース6内充填部4の水平位置間にて樹脂材料の
樹脂充填厚さの薄い箇所から放出されるので、電子部品
3,3…の発熱にて、充填された樹脂材料から電子部品
3,3…に向けて樹脂材料の熱変形による応力を加わり
にくくさせることができる。
【0037】そして、電子部品3,3…の自己発熱によ
る熱が、充填部4に複数設けられた熱放出用の凹所5,
5…から放出されるので、空気との接触面積を大きくで
きてより多く熱放出できる。また、プリント基板2が一
面開口の略直方体状のケース6内にその底面61に対向
させ設置され、そのケース6の長手方向と直交するスリ
ット状に形成された凹所5から放出されるので、プリン
ト基板2と垂直の方向に向けて樹脂材料が膨張、収縮を
することがより軽減され、以て、電子部品3,3…に向
けて垂直方向に加わる応力を大きく軽減することがで
き、しかも、ケース6内充填部4の水平位置間にてウレ
タン樹脂、シリコン樹脂等の可撓性を有する樹脂材料の
樹脂充填厚さの薄い箇所から放出されるため、さらに電
子部品3,3…に向けて垂直方向に加わる応力を軽減す
ることができる。
【0038】また、プリント基板2に放電灯に電源供給
を行い放電灯を点灯させる点灯回路を構成する電子部品
3,3…を実装させ、ケース6内に収納しそのケース6
内部に樹脂材料を充填してなる電源装置1の、前記電子
部品の自己発熱による熱が、該ケース内充填部4の水平
位置間にて樹脂材料の樹脂充填厚さの薄い箇所から放出
されるので、照明装置内に収容され比較的塵埃の多い箇
所に設置され放電等用の電源装置1において、その点灯
回路を長期にわたって安定し動作させることが可能とな
る。
【0039】なお、本発明は、上記に示されたもの以外
に、例えば、図3に示すように、凹所5,5…のうち電
子部品3,3…の自己発熱の多いものをその樹脂充填厚
さが薄くなるよう形成し、プリント基板2の表裏にわた
って凹所5を連通させたもの等、各種実施形態のものを
含む。
【0040】[第2の実施の形態]図4は、第2の実施
の形態の電源装置を示す側面断面図である。この実施の
形態の電源装置は、凹所の構成のみが第1の実施の形態
と異なるもので、他の構成部材は第1の実施の形態のも
のと同一で、該実施の形態の電源装置1は、前記プリン
ト基板2が充填部4に覆われ、且つ前記電子部品3,3
…の上部がその充填部4から外面に露出するよう凹所
8,8…を形成している。
【0041】又、該実施の形態の電源装置1は、前記電
子部品3,3…を、少なくとも電源回路を構成するフィ
ルムコンデンサ、チョークコイルとしてもいる。又、該
実施の形態の電源装置1は、前記凹所8,8…を、前記
充填部4上面からの深さがその複数の各凹所8間にて異
なるよう形成してもいる。
【0042】詳しくは、このものの凹所8,8…は、上
記電子部品3,3…の自己発熱による熱をさらに放出し
やすくさせるため、充填部4を形成する際に電子部品
3,3…のうち、少なくとも電源回路を構成するフィル
ムコンデンサ、チョークコイルをその外形形状に略一致
させた凹所が形成された治具を被着させ液状の樹脂材料
を固化させ、フィルムコンデンサ、チョークコイル等の
電子部品3,3…の上部がその充填部4から外面に露出
するよう断面視略V字状となるよう充填部の樹脂充填厚
さが変化するように凹所8,8…を形成している。
【0043】また、凹所8,8…は。この電源装置1に
おいては、プリント基板2が充填部4に覆われ、上記充
填部4から外面に露出させたフィルムコンデンサ、ある
いはチョークコイルがより外面に露出するよう充填部4
上面からの深さが他の箇所より深くなるようにその凹所
8が形成してあり、充填部4が分断され且つフィルムコ
ンデンサ、あるいはチョークコイルから発せられる自己
発熱による熱をより空気中に放出させるとともにその熱
が充填部4を介して電源装置1外に後述するケース6か
ら放出する熱放出経路も確保している。そのため、充填
部4がプリント基板2と平行方向に膨張、収縮をする際
に発生する内部応力を効果的に小さくすると共に分断さ
れて電子部品3,3…に向けて垂直方向に加わる応力も
大きく軽減される。
【0044】したがって、以上説明した電源装置1によ
ると、電源回路を構成する電子部品3,3…の半田付け
部分が充填部に覆われ、且つその電子部品3,3…の充
填部外面に露出した上部からその自己発熱による熱が放
出されるので、電子部品3,3…の自己発熱による熱を
より空気中に放出させことができて、電子部品3,3…
に向けて垂直方向に加わる応力もより軽減される。
【0045】また、電源回路を構成するフィルムコンデ
ンサ、チョークコイルの充填部4外面に露出した上部か
らその自己発熱による熱が放出されるので、大きな発熱
源の電子部品3,3…の自己発熱による熱が空気中に放
出されて、電子部品3,3…に向けて垂直方向に加わる
応力がさらに軽減される。また、電源回路を構成する電
子部品3,3…を充填部外面に露出させる、該電子部品
3,3…上部からの深さの異なる複数の各凹所8,8…
からその電子部品の自己発熱による熱が放出されるの
で、充填部4がプリント基板2と平行方向に膨張、収縮
をする際に発生する内部応力を効果的に小さくすると共
に分断されて電子部品3,3…に向けて垂直方向に加わ
る応力も大きく軽減できる。
【0046】[第3の実施の形態]図5は、第3の実施
の形態の電源装置を示す図で、(a)はカバーを外した
状態を示す平面図、(b)は側面断面図である。
【0047】この実施の形態の電源装置は、凹所の構成
のみが第1の実施の形態と異なるもので、他の構成部材
は第1の実施の形態のものと同一で、該実施の形態の電
源装置1は、前記凹所5を、前記充填部4の電子部品
3,3…以外の箇所に略同一形状の平面視円状又は角状
に形成している。又、該実施の形態の電源装置1は、前
記凹所5を、少なくとも電源回路を構成するフィルムコ
ンデンサ、チョークコイルの周囲を他の箇所より深く形
成してもいる。
【0048】詳しくは、このものの凹所は、凹所を容易
に形成して上記電子部品3,3…の自己発熱による熱を
放出させるため、充填部4を形成する際に電子部品3,
3…以外の箇所に、その複数の略同一形状の平面視円状
又は角状の突部が入り込むよう治具を挿入させ液状の樹
脂材料を固化させてスリット状に形成される。また、少
なくとも電源回路を構成するフィルムコンデンサ、チョ
ークコイルの周囲における平面視角状の凹所51あるい
は円状の凹所52を他の箇所より深くなるよう上記の円
状又は角状の突部の高さを変えて凹所51,52を形成
している。
【0049】そのため、上記電子部品3,3…以外の箇
所に設けられた略同一形状の平面視円状又は角状の複数
の各凹所51,52からその電子部品の自己発熱による
熱を放出させることができ、容易に凹所形成用の治具を
製作できて低コスト化が達成でき、また、電源回路を構
成するフィルムコンデンサ、チョークコイル以外の箇所
に設けられた平面視略円状の複数の各凹所51,52か
らその自己発熱による熱が放出されるため、より効果的
に電子部品からの熱を放出させることができるのであ
る。
【0050】したがって、以上説明した電源装置1によ
ると、電源回路を構成する電子部品3,3…以外の箇所
に設けられた略同一形状の平面視円状又は角状の複数の
各凹所51,52からその電子部品の自己発熱による熱
が放出されるので、容易に凹所形成用の治具を製作で
き、以て、低コスト化が達成できる。また、電源回路を
構成するフィルムコンデンサ、チョークコイル以外の箇
所に設けられた平面視略円状の複数の各凹所51,52
からその自己発熱による熱が放出されるので、より効果
的に電子部品からの熱を放出させることができる。
【0051】[第4の実施の形態]図6は、第4の実施
の形態の電源装置のカバーを外した状態を示す平面図で
ある。
【0052】この実施の形態の電源装置は、凹所の構成
のみが第1の実施の形態と異なるもので、他の構成部材
は第1の実施の形態のものと同一で、該実施の形態の電
源装置1は、前記ケース6の内周に沿って、充填部4の
熱収縮によるケース6及びその内側間に発生する内部応
力を分断するスリット状の凹所53を形成している。
【0053】詳しくは、このものにおいては、上記の凹
所5以外にケース6及びその内側間に発生する内部応力
を分断するさせるための凹所53をケース6の4辺にわ
たって所定の深さに形成してある。
【0054】したがって、以上説明した電源装置1によ
ると、充填部4の熱収縮によるケース6及びその内側間
に発生する内部応力が、前記ケース6の内周に沿って設
けられたスリット状の凹所53にて分断されるので、プ
リント基板2と平行及び垂直の方向に向けて樹脂材料が
膨張、収縮をすることがさらに軽減され、電子部品3,
3…に向けて垂直方向に加わる応力をより軽減すること
ができる。
【0055】
【発明の効果】本発明は、上述の実施態様の如く実施さ
れて、請求項1記載の電源装置にあっては、プリント基
板に負荷に電源供給を行う電源回路を構成する電子部品
を実装させ、ケース内に収納しそのケース内部に樹脂材
料を充填してなる電源装置の、前記電子部品の自己発熱
による熱が、該ケース内充填部の水平位置間にて樹脂材
料の樹脂充填厚さの薄い箇所から放出されるので、電子
部品の発熱にて、充填された樹脂材料から電子部品に向
けて樹脂材料の熱変形による応力を加わりにくくさせる
ことができる。
【0056】また、請求項2記載の電源装置にあって
は、電子部品の自己発熱による熱が、充填部に複数設け
られた熱放出用の凹所から放出されるので、空気との接
触面積を大きくできてより多く熱放出できる。
【0057】また、請求項3記載の電源装置にあって
は、前記プリント基板が一面開口の略直方体状のケース
内にその底面に対向させ設置され、そのケースの長手方
向と直交するスリット状に形成された凹所から放出され
るので、プリント基板と垂直の方向に向けて樹脂材料が
膨張、収縮をすることがより軽減され、以て、電子部品
に向けて垂直方向に加わる応力を大きく軽減することが
できる。
【0058】また、請求項4記載の電源装置にあって
は、電源回路を構成する電子部品の半田付け部分が充填
部に覆われ、且つその電子部品の充填部外面に露出した
上部からその自己発熱による熱が放出されるので、電子
部品の自己発熱による熱をより空気中に放出させことが
できて、電子部品に向けて垂直方向に加わる応力もより
軽減される。
【0059】また、請求項5記載の電源装置にあって
は、電源回路を構成するフィルムコンデンサ、チョーク
コイルの充填部外面に露出した上部からその自己発熱に
よる熱が放出されるので、大きな発熱源の電子部品の自
己発熱による熱が空気中に放出されて、電子部品に向け
て垂直方向に加わる応力がさらに軽減される。
【0060】また、請求項6記載の電源装置にあって
は、電源回路を構成する電子部品を充填部外面に露出さ
せる、該電子部品上部からの深さの異なる複数の各凹所
からその電子部品の自己発熱による熱が放出されるの
で、充填部がプリント基板と平行方向に膨張、収縮をす
る際に発生する内部応力を効果的に小さくすると共に分
断されて電子部品に向けて垂直方向に加わる応力も大き
く軽減できる。
【0061】また、請求項7記載の電源装置にあって
は、電源回路を構成する電子部品以外の箇所に設けられ
た略同一形状の平面視円状又は角状の複数の各凹所から
その電子部品の自己発熱による熱が放出されるので、容
易に凹所形成用の治具を製作でき、以て、低コスト化が
達成できる。
【0062】また、請求項8記載の電源装置にあって
は、電源回路を構成するフィルムコンデンサ、チョーク
コイル以外の箇所に設けられた平面視略円状の複数の各
凹所からその自己発熱による熱が放出されるので、より
効果的に電子部品からの熱を放出させることができる。
【0063】また、請求項9記載の電源装置にあって
は、充填部の熱収縮によるケース及びその内側間に発生
する内部応力が、前記ケースの内周に沿って設けられた
スリット状の凹所にて分断されるので、プリント基板と
平行及び垂直の方向に向けて樹脂材料が膨張、収縮をす
ることがさらに軽減され、電子部品に向けて垂直方向に
加わる応力をより軽減することができる。
【0064】また、請求項10記載の電源装置にあって
は、該ケース内充填部の水平位置間にてウレタン樹脂、
シリコン樹脂等の可撓性を有する樹脂材料の樹脂充填厚
さの薄い箇所から放出されるので、さらに電子部品に向
けて垂直方向に加わる応力を軽減することができる。
【0065】また、請求項11記載の電源装置にあって
は、 プリント基板に放電灯に電源供給を行い放電灯を
点灯させる点灯回路を構成する電子部品を実装させ、ケ
ース内に収納しそのケース内部に樹脂材料を充填してな
る電源装置の、前記電子部品の自己発熱による熱が、該
ケース内充填部の水平位置間にて樹脂材料の樹脂充填厚
さの薄い箇所から放出されるので、照明装置内に収容さ
れ比較的塵埃の多い箇所に設置され放電等用の電源装置
において、その点灯回路を長期にわたって安定し動作さ
せることが可能となる。
【0066】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電源装置を示す側
面断面図である。
【図2】同電源装置のカバーを外した状態を示す平面図
である。
【図3】同電源装置の他の実施例を示す側面断面図であ
る。
【図4】第2の実施の形態の電源装置を示す側面断面図
である。
【図5】第3の実施の形態の電源装置を示す図で、
(a)はカバーを外した状態を示す平面図、(b)は側
面断面図である。
【図6】第4の実施の形態の電源装置のカバーを外した
状態を示す平面図である。
【図7】本発明の従来例である電源装置を示す側面断面
図である。
【図8】電源装置の電源回路である、放電灯の一点灯回
路の回路図である。
【図9】同上の動作説明図である。
【図10】本発明の従来例である電源装置のケースを示
す斜視図である。
【図11】本発明の従来例である他の電源装置を示す側
面断面図である。
【符号の説明】
1 電源装置 2 プリント基板 3,3… 電子部品 4 充填部 5 凹所 6 ケース 61 ケース底面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊谷 潤 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5E322 AA01 AA11 AB09 BA05 EA11 FA05 FA09 5E348 AA08 AA40 5H730 AA18 AS11 BB13 BB14 BB57 BB86 CC04 DD04 FD01 ZZ01 ZZ07 ZZ11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷に電源供給を行う電源回路を構成す
    る電子部品をプリント基板に実装させ、同プリント基板
    をケース内に収納するとともにそのケース内部に樹脂材
    料を充填してなる電源装置において、 前記電子部品の自己発熱による熱が放出されるよう、樹
    脂材料の充填部の樹脂充填厚さをケース内の水平位置間
    にて変化させてなることを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 前記充填部に、前記電子部品の自己発熱
    による熱放出用の凹所を複数設けたことを特徴とする請
    求項1記載の電源装置。
  3. 【請求項3】 前記ケースを一面開口の略直方体状と
    し、前記プリント基板をそのケース底面に対向させ設置
    するとともに前記凹所を該ケースの長手方向と直交する
    スリット状としたことを特徴とする請求項2記載の電源
    装置。
  4. 【請求項4】 前記凹所を、前記プリント基板が充填部
    に覆われ、且つ前記電子部品の上部がその充填部から外
    面に露出するよう形成したことを特徴とする請求項2又
    は3記載の電源装置。
  5. 【請求項5】 前記電子部品を、少なくとも電源回路を
    構成するフィルムコンデンサ、チョークコイルとしたこ
    とを特徴とする請求項4記載の電源装置。
  6. 【請求項6】 前記凹所を、前記充填部上面からの深さ
    がその複数の各凹所間にて異なるよう形成したことを特
    徴とする請求項2乃至5のいずれか一つの請求項記載の
    電源装置。
  7. 【請求項7】 前記凹所を、前記充填部の電子部品以外
    の箇所に略同一形状の平面視円状又は角状に形成したこ
    とを特徴とする請求項2、3又は6記載の電源装置。
  8. 【請求項8】 前記凹所を、少なくとも電源回路を構成
    するフィルムコンデンサ、チョークコイルの周囲を他の
    箇所より深く形成したことを特徴とする請求項7記載の
    電源装置。
  9. 【請求項9】 前記ケースの内周に沿って、充填部の熱
    収縮によるケース及びその内側間に発生する内部応力を
    分断するスリット状の凹所を形成したことを特徴とする
    請求項3乃至8のいずれか一つの請求項記載の電源装
    置。
  10. 【請求項10】 前記樹脂材料を、ウレタン樹脂、シリ
    コン樹脂等の可撓性を有するものとしたことを特徴とす
    る請求項1乃至9のいずれか一つの請求項記載の電源装
    置。
  11. 【請求項11】 前記負荷を放電灯とし、前記電源回路
    を同放電灯を点灯させる点灯回路としたことを特徴とす
    る請求項1乃至10のいずれか一つの請求項記載の電源
    装置。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007287573A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Matsushita Electric Works Ltd 無電極放電灯点灯装置及び照明器具
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