JP2001101482A - 通帳処理システム - Google Patents

通帳処理システム

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JP2001101482A JP27795399A JP27795399A JP2001101482A JP 2001101482 A JP2001101482 A JP 2001101482A JP 27795399 A JP27795399 A JP 27795399A JP 27795399 A JP27795399 A JP 27795399A JP 2001101482 A JP2001101482 A JP 2001101482A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金融機関の合併により磁気ストライプの貼付
位置が異なる複数の通帳を取り扱うことができるように
する。 【解決手段】 通帳の磁気ストライプの位置の相違によ
り磁気ストライプの情報が磁気ヘッド7で読み取れない
場合、OCR13により通帳の表紙等に印刷されている
口座番号や顧客名等の顧客情報を認識してホストコンピ
ュータに送り、ホストコンピュータで一致する情報が確
認された場合、前記通帳における磁気ストライプの情報
を更新することなく取引明細のみを印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金融機関で運用さ
れている通帳処理装置とセンタのホストコンピュータか
らなる通帳処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のシステムにおける通帳処理
装置の内部構造を示す概略側面図、図8はこの通帳処理
装置で扱われる通帳の一例を示す斜視図である。図8に
示した通帳1で、表紙または裏表紙に磁気ストライプ2
を有し、中紙の各頁には頁マーク3が印刷されており、
各頁には取引明細が印字されるものとっている。
【0003】4は取引明細が印字された印字済行であ
る。図7に示した通帳処理装置は顧客の操作により取引
を行う自動取引装置に組み込まれるもので、正面から奥
に向かってインサータユニット5、頁行読み取りユニッ
ト8、プリンタユニット9、ターン頁ユニット12が順
に配置されており、各ユニットには一連に搬送路14が
設けられ、この搬送路14に沿って通帳1を搬送する搬
送ローラー15が所定の間隔で配置されていて、更にイ
ンサータユニット5及びプリンタユニット9等の下方に
制御部16が設けられている。
【0004】インサータユニット5には通帳挿入排出口
6と、通帳1の磁気ストライプ2に対して磁気情報の読
み取り及び書き込みを行う磁気ヘッド7が設けられてい
る。頁行読み取りユニット8は通帳の各頁に印刷された
頁マーク3及び印字済行4を光学的に読み取る機能を備
えている。プリンタユニット9は通帳1の開かれた頁に
取引明細を印字する印字ヘッド10と、この印字ヘッド
10と対向するように配置されたプラテン11を有して
いる。
【0005】ターン頁ユニット12は通帳1に対して頁
を捲る機能を備えている。制御部16は装置全体の制御
を司るもので、CPU等からなり、通帳1の搬送制御、
磁気ストライプ2に対する情報の読み取りと書き込みの
制御、磁気ヘッド7や頁行読み取りユニット8によりに
より読み取った情報の解析や編集、更には印字ヘッド1
0で印字を行う情報の編集等を行うものとなっている。
【0006】次に、作用について説明する。まず、顧客
が通帳1をインサータユニット5の通帳挿入排出口6か
ら挿入すると、図示しないパルスモーターからの動力を
得て搬送ローラー15が回転し、通帳1を引き込んで磁
気ヘッド7の位置に搬送した後、この磁気ヘッド7によ
り通帳1の磁気ストライプ2に記録されている情報を読
み取る。
【0007】この情報は制御部16に送られ、更に上位
の自動取引装置の主制御部を通じてホストコンピュータ
に送られて、ホストコンピュータで顧客や口座の確認、
取引の可否が判断される。そして、取引が可能であれば
その旨の通知が自動取引装置に送られ、自動取引装置
で、現金の入金処理等が行われる。
【0008】一方、磁気ヘッド7による読み取りが終了
すると、通帳1は搬送ローラー15により搬送路14に
沿ってプリンタユニット9に向かって送られ、その途中
で頁行読み取りユニット8で頁マーク3及び印字済行4
が読み取られる。読み取られた情報は制御部16に送ら
れ、これにより制御部16は通帳1の印字すべき位置が
印字ヘッド9に直下に位置づけられるように搬送を制御
する。
【0009】そして、ホストコンピュータから自動取引
装置の主制御部を介して取引内容が印字情報として送ら
れてくると、制御部16はこれを編集して印字ヘッド1
0に転送し、これにより印字ヘッド10は通帳1に印字
を行う。この印字において頁捲りの必要が生じた場合、
通帳1は一旦ターン頁ユニット12に送られ、頁捲りし
た後、印字ヘッド10により再び印字が行われる。
【0010】そして、印字終了後、搬送ローラー15の
逆回転により通帳1はインサータユニット5に送り戻さ
れ、磁気ヘッド7により磁気ストライプ2の残高等の情
報の更新が行われた後、通帳1は通帳挿入排出口6に搬
送されて顧客に返却される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術では以下の問題がある。すなわち、通帳の
形式は一般に金融機関毎に異なるものであり、特に磁気
ストライプの貼付位置が異なる通帳は10種類以上にの
ぼる。そのため、金融機関が合併すると、その合併後の
新金融機関では合併前のそれぞれの金融機関で使用して
いた通帳をすべて有効にするために複数種類の通帳を取
り扱うことになるが、通帳処理装置は合併前の専用の通
帳を処理するように作られているため、前記の磁気スト
ライプの貼付位置の関係から他の金融機関で使用されて
いた通帳の磁気ストライプの情報を読み取ることができ
ず、その結果、顧客は窓口で取引を行う不便さが生じ
て、顧客サービスの低下を招くと共に、金融機関の窓口
では係員の負担が増加するという問題がある。
【0012】従って、本発明は、通帳の磁気ストライプ
の情報が読み取れない場合でも、通帳に対する処理を可
能にする通帳処理システムを実現することを目的とする
ものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】そのため本発明は、通帳
処理装置で通帳の磁気ストライプから情報を読み取って
ホストコンピュータに送り、ホストコンピュータでその
情報の存在が確認された場合、前記通帳に取引明細を印
字すると共に、前記磁気ストライプの情報の一部を更新
する通帳処理システムにおいて、通帳処理装置にOCR
を設け、通帳の磁気ストライプの位置の相違により磁気
ストライプの情報が読み取れない場合、前記OCRによ
り通帳に印刷されている顧客情報を認識してホストコン
ピュータに送り、ホストコンピュータで顧客情報存在が
確認された場合、前記通帳における磁気ストライプの情
報を更新することなく取引明細のみを印字することを特
徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明によ
る通帳処理システムの実施の形態について説明する。図
1は第1の実施の形態の内部構造を示す概略側面図であ
る。この第1の実施の形態は図7に示した装置にOCR
13を追加したもので、このOCR13はターン頁ユニ
ット12後方に配置されており、制御部16により制御
されるものとなっている。
【0015】尚、その他の構成については図7に示した
装置と同様であるので、その説明は省略する。次に、上
述した構成の作用について説明する。図2は第1の実施
の形態の作用を示すフローチャートである。まず、顧客
が通帳をインサータユニット5の通帳挿入排出口6から
挿入すると(S1)、図示しないパルスモーターからの
動力を得て搬送ローラー15が回転し、通帳1を引き込
んで磁気ヘッド7の位置に搬送した後、この磁気ヘッド
7により通帳1の磁気ストライプ2に記録されている情
報を読み取る。
【0016】このときの磁気ヘッド7からの出力情報に
基づいて制御部16により、磁気ストライプ2の情報が
正常に読み取られた否かが判断され(S2)、正常に読
み取られた場合、以後従来と同様に通常の取引処理が進
められ(S3)、通帳に対する印字等の処理が行われた
後、通帳が顧客に返却される(S4)。一方、磁気スト
ライプ2の情報が正常に読み取られていないと判断した
場合、制御部16の指示により通帳1は搬送ローラー1
5により搬送路14に沿って頁行読み取りユニット8に
送られ、この頁行読み取りユニット8で頁マーク3及び
印字済行4が読み取られた後、ターン頁ユニット12に
送られて表紙まで頁捲りされるか見返り頁が開かれる。
【0017】その後、通帳1は搬送ローラー15により
OCR13の位置まで送られて、このOCR13により
表紙あるいは見返り頁のイメージが読み取られ、このイ
メージ中の顧客名、口座番号、店番、銀行名等が認識さ
れる(S5)。これら氏名、口座番号、店番、銀行名等
は顧客を特定する顧客情報として制御部16に送られ、
更に上位の自動取引装置の主制御部を通じてホストコン
ピュータに送られて、ホストコンピュータに登録されて
いる顧客の氏名や口座番号等の情報と照合され、一致す
る情報が確認されたか否かにより取引の可否が判断され
る(S6)。
【0018】そして、取引が可能であればその旨の通知
が自動取引装置に送られ、以後自動取引装置で通常の場
合と同様に取引の処理が実行されると共に、通帳1は搬
送ローラー15によりターン頁ユニット12に送られて
頁行読み取りユニット8で頁マーク3が読み取られた頁
が開かれた後プリンタユニット9に搬送される。その
後、このプリンタユニット9の印字ヘッド10により取
引明細が印字されるが(S7)、印字後は磁気ストライ
プ2に対する残高等の情報の更新は行われず、通帳1は
通帳挿入排出口6に搬送されて顧客に返却される(S
4)。
【0019】ホストコンピュータで一致する氏名や口座
番号等がなく、取引ができないと判断されてその通知が
自動取引装置に送られると、図示しない表示部等により
顧客に対して取り扱えない旨の通知が行われ、通帳1は
通帳挿入排出口6に搬送されて顧客に返却される(S
8)。図3は複数の銀行(金融機関)が合併した場合の
本実施の形態による通帳取扱い処理の説明図である。
【0020】この図に示したようにA,B,Cの三つの
銀行が合併したものとし、A銀行及びB銀行における自
動取引装置に上述したOCR機能を有する通帳処理装置
を具備し、C銀行における自動取引装置の通帳処理装置
はOCR機能を具備しないものとする。この場合、C銀
行では自行の通帳が自動取引装置の通帳処理装置に挿入
されると、その通帳の磁気ストライプの情報を読み取っ
て取引を実行し、取引明細の印字後、磁気ストライプの
残高情報等を更新して顧客に通帳を返却するが、A銀行
またはC銀行の通帳に対してはOCR機能を具備してい
ないので、顧客は窓口でしか取引を行えないことにな
る。
【0021】これに対してA銀行では、自行の通帳が自
動取引装置の通帳処理装置に挿入されると、C銀行の場
合と同様に通帳の磁気ストライプの情報を読み取って取
引を実行し、取引明細の印字後、磁気ストライプの残高
情報等を更新して顧客に通帳を返却するが、B銀行また
はC銀行の通帳が自動取引装置の通帳処理装置に挿入さ
れた場合は、OCR機能を具備しているので、図1及び
図2を用いて説明したようにOCRにより通帳の表紙や
見返し頁から顧客の氏名、口座番号等の顧客情報を読み
取って認識し、取引を実行して取引明細の印字を行う。
【0022】この場合、ホストコンピュータには磁気ス
トライプの情報の更新を行わなかったことを記録し、後
日B銀行の通帳はB銀行の自動取引装置、C銀行の通帳
はC銀行の自動取引装置で取引が行われたとき、その自
動取引装置の通帳処理装置により磁気ストライプの情報
を更新するものとする。B銀行の場合も、A銀行及びC
銀行の通帳に対して同様に扱う。
【0023】以上説明した第1の実施の形態によれば、
挿入された通帳に対して磁気ストライプの情報が読み取
れない場合でもOCRにより表紙や見返し頁から顧客情
報を読み取って認識することで通帳に対する取引明細の
印字を可能としているため、金融機関の合併により磁気
ストライプの貼付位置の異なる複数の通帳を取り扱うこ
とができ、顧客サービスの向上を図ることができると共
に、係員の負担を軽減することができる。
【0024】次に第2の実施の形態を説明する。この第
2の実施の形態は図1に示したOCR13の辞書として
各金融機関のプリンタで使用されている文字や数字の印
字フォントを図示しないメモリに登録したもので、その
他の構成は第1の実施の形態と同様である。図4はこの
場合の印字フォントによる辞書を示す図で、ここでは一
例として0〜9の数字を示しており、図示したようにA
銀行、B銀行、C銀行の印字フォントは書体が異なって
いる。
【0025】この実施の形態における作用は第1の実施
の形態と基本的には同じであるが、OCR13により通
帳の表紙や見返し頁のイメージを取得して、このイメー
ジから顧客情報を認識する際、前記の辞書により文字、
数字を書号して認識を行うものである。尚、この実施の
形態において、認識する顧客情報を口座番号等の数字の
みに特定し、これをホストコンピュータに送って照合す
るようにしてもよい。
【0026】以上説明した第2の実施の形態によれば、
各金融機関でのプリンタで使用されている文字や数字の
印字フォントを辞書としてOCRに登録し、OCRによ
り取得した通帳の表紙や見返し頁のイメージの顧客情報
を認識する後、登録した辞書を使用して文字や数字を認
識するようにしているため、認識の制度を高めることが
できる。
【0027】また、認識する顧客情報を口座番号等の数
字のみに特定し、これを照合情報とホストコンピュータ
に登録されている口座番号等と照合するものとすれば、
辞書のコンパクト化を図ることができると共に、認識に
かかる時間を短縮することがができる。次に第3の実施
の形態について説明する。
【0028】この第3の実施の形態は各金融機関の通帳
の表紙や見返し頁における顧客名、口座番号、通帳1の
種類、銀行名等の顧客情報の印刷位置の情報を切り出し
位置情報として図示しないメモリに登録したもので、そ
の他の構成は第1の実施の形態と同様であるが、無論第
2の実施の形態における印字フォントを辞書として同時
に登録してもよい。
【0029】図5はこの場合の各金融機関の通帳種類毎
の顧客情報の印刷位置を示す図で、図示したようにA銀
行、B銀行、C銀行でそれぞれ位置が異なっていること
を示している。この実施の形態における作用も第1の実
施の形態と基本的には同じであるが、OCR13により
通帳の表紙や見返し頁のイメージを取得した後、切り出
し位置情報を参照して顧客情報を切りだし、その後この
顧客情報の認識を行うもので、その際、認識する顧客情
報を口座番号等の数字のみに特定し、これをホストコン
ピュータに送って照合するようにすることも可能であ
る。
【0030】以上説明した第3の実施の形態によれば、
各金融機関の通帳種類毎の顧客情報の印刷位置を示す切
り出し位置情報をメモリに登録し、OCRにより取得し
た通帳の表紙や見返し頁のイメージの顧客情報を認識す
る後、切り出し位置情報に基づいて切りだしを行って認
識するようにしているため、認識の制度を高めることが
できると共に、認識に要する時間を短縮することができ
る。
【0031】次に第4の実施の形態について説明する。
この第4の実施の形態の構成は第1の実施の形態と同様
であるが、OCR13を設けていることから、このOC
R13の機能を利用して通帳の最終記帳時の日付及び残
高等の情報を認識するようにしたものである。以下にそ
の作用を説明する。
【0032】図6は第4の実施の形態の作用を示すフロ
ーチャートである。まず、顧客が通帳をインサータユニ
ット5の通帳挿入排出口6から挿入すると(S1)、図
示しないパルスモーターからの動力を得て搬送ローラー
15が回転し、通帳1を引き込んで磁気ヘッド7の位置
に搬送した後、この磁気ヘッド7により通帳1の磁気ス
トライプ2に記録されている情報を読み取る。
【0033】このときの磁気ヘッド7からの出力情報に
基づいて制御部16により、磁気ストライプ2の情報が
正常に読み取られた否かが判断され(S2)、正常に読
み取られた場合、以後従来と同様に通常の取引処理が進
められ(S3)、通帳に対する印字等の処理が行われた
後、通帳が顧客に返却される(S4)。一方、磁気スト
ライプ2の情報が正常に読み取られていないと判断した
場合、制御部16の指示により通帳1は搬送ローラー1
5により搬送路14に沿って頁行読み取りユニット8に
送られ、この頁行読み取りユニット8で頁マーク3及び
印字済行4が読み取られた後、ターン頁ユニット12に
送られて表紙まで頁捲りされるか見返り頁が開かれる。
【0034】その後、通帳1は搬送ローラー15により
OCR13の位置まで送られて、このOCR13により
表紙あるいは見返り頁のイメージが読み取られ、このイ
メージ中の顧客名、口座番号、店番、銀行名等が認識さ
れる(S5)。これら氏名、口座番号、店番、銀行名等
は顧客を特定する顧客情報として制御部16に送られ、
更に上位の自動取引装置の主制御部を通じてホストコン
ピュータに送られて、ホストコンピュータに登録されて
いる顧客の氏名や口座番号等の情報と照合され、一致す
る情報が確認されたか否かにより取引の可否が判断され
る(S6)。
【0035】取引が可能であればその旨の通知が自動取
引装置に送られ、これに基づく制御部16の指示により
通帳1はターン頁ユニット12に送られて印字頁つまり
頁行読み取りユニット8で頁マーク3が読み取られた頁
が開かれた後、再びOCR13の位置に送られる。そし
て、OCR13により開かれている頁のイメージが取得
され、そのイメージの中から最終記帳時の日付及び残高
残高等の情報が認識される(S7)。
【0036】この情報は制御部16に送られ、更に上位
の自動取引装置の主制御部を通じてホストコンピュータ
に送られて、ホストコンピュータに登録されている最終
記帳情報を照合され、一致する情報の有無により取引の
可否が判断される(S8)。そして、取引が可能であれ
ばその旨の通知が自動取引装置に送られ、以後自動取引
装置で通常の場合と同様に取引の処理が実行されると共
に、通帳処理装置のプリンタユニット9で印字ヘッドに
より取引明細が印字されるが(S9)、印字後は磁気ス
トライプに対する残高等の情報の更新は行われず、通帳
は通帳挿入排出口6に搬送されて顧客に返却される(S
4)。
【0037】前記S6でホストコンピュータで一致する
氏名や口座番号等がなく、取引ができないと判断された
場合、または前記S8で取引不可と判断された場合は、
その通知が自動取引装置に送られる。この場合、図示し
ない表示部等により顧客に対して取り扱えない旨の通知
が行われ、通帳は通帳挿入排出口6に搬送されて顧客に
返却される(S10)。
【0038】以上説明した第4の実施の形態によれば、
挿入された通帳に対して磁気ストライプの情報が読み取
れない場合、OCRにより表紙や見返し頁から顧客情報
を読み取って認識するするだけでなく、通帳に記帳され
ている最終記帳時の日付及び残高残高等の情報を読み取
って認識することで取引を可能としているため、第1の
実施例と同様の効果が得られると共に、認識の精度がよ
り高くなって信頼性も向上するものとなる。
【0039】次に第5の実施の形態について説明する。
この第5の実施の形態は第1の実施の形態と同様の構成
を有し、作用も基本的に第1の実施の形態または第4の
形態と同様であるが、この作用においてOCR13で認
識した顧客情報に基づくホストコンピュータでの顧客情
報の照合、あるいは最終記帳時の日付及び残高残高等の
情報の照合により取引不可と判断された場合、OCR1
3で取得した通帳の表紙、見返し頁、印字頁のイメージ
(カラー画像)を図示しない記憶手段に記憶して保存す
るものである。
【0040】以上説明した第5の実施の形態によれば、
OCRで認識した情報によっても取引ができないと判断
された場合、通帳の表紙等のイメージを保存しておくた
め、このイメージを取引不可と判断された理由を分析す
るための資料としたり、OCRの文字認識精度を高める
ための資料として利用することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、挿入さ
れた通帳に対して磁気ストライプの情報が読み取れない
場合でもOCRにより表紙や見返し頁から顧客情報を読
み取って認識することで通帳に対する取引明細の印字を
可能としているため、金融機関の合併により磁気ストラ
イプの貼付位置の異なる複数の通帳を取り扱うことがで
き、顧客サービスの向上を図ることができると共に、係
員の負担を軽減することができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の内部構造を示す概略側面
図。
【図2】第1の実施の形態の作用を示すフローチャー
ト。
【図3】第1の実施の形態による通帳取扱い処理の説明
図。
【図4】第2の実施の形態の辞書を示す図。
【図5】第3の実施の形態における通帳種類毎の顧客情
報の印刷位置を示す図。
【図6】第4の実施の形態の作用を示すフローチャー
ト。
【図7】従来技術の内部構造を示す概略側面図。
【図8】通帳の一例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 通帳 2 磁気ストライプ 3 頁マーク 4 印字済行 5 インサータユニット 6 通帳挿入排出口 7 磁気ヘッド 8 頁行読み取りユニット 9 プリンタユニット 10 印字ヘッド 12 ターン頁ユニット 13 OCR 14 搬送路 15 搬送ローラー 16 制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通帳処理装置で通帳の磁気ストライプか
    ら情報を読み取ってホストコンピュータに送り、ホスト
    コンピュータで一致する情報が確認された場合、前記通
    帳に取引明細を印字すると共に、前記磁気ストライプの
    情報の一部を更新する通帳処理システムにおいて、 通帳処理装置にOCRを設け、 通帳の磁気ストライプの位置の相違により磁気ストライ
    プの情報が読み取れない場合、前記OCRにより通帳に
    印刷されている顧客情報を認識してホストコンピュータ
    に送り、ホストコンピュータで一致する情報が確認され
    た場合、前記通帳における磁気ストライプの情報を更新
    することなく取引明細のみを印字することを特徴とする
    通帳処理システム。
  2. 【請求項2】 通帳処理装置で通帳の磁気ストライプか
    ら情報を読み取ってホストコンピュータに送り、ホスト
    コンピュータでその情報の存在が確認された場合、前記
    通帳に取引明細を印字すると共に、前記磁気ストライプ
    の情報の一部を更新する通帳処理システムにおいて、 通帳処理装置にOCRを設け、 通帳の磁気ストライプの位置の相違により磁気ストライ
    プの情報が読み取れない場合、前記OCRにより通帳に
    印刷されている顧客情報を認識してホストコンピュータ
    に送り、ホストコンピュータで一致する情報が確認され
    た場合、前記OCRにより通帳の最終印字日付及び最終
    印字行を印字情報として認識してホストコンピュータに
    送り、ホストコンピュータで一致する印字情報が確認さ
    れた場合、前記通帳における磁気ストライプの情報を更
    新することなく取引明細のみを印字することを特徴とす
    る通帳処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 複数の金融機関で使用されている印字フォントによる辞
    書を設け、 この辞書を参照してOCRにより通帳に印刷されている
    顧客情報を認識することを特徴とする通帳処理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 辞書は数字のみとし、OCRにより通帳に印刷されてい
    る顧客情報は数字のみを認識することを特徴とする通帳
    処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1または2において、 OCRにより認識した情報がホストコンピュータで確認
    されなかった場合、OCRにより取得した通帳のイメー
    ジを保存することを特徴とする通帳処理システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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