JP2000306020A - 自動取引システム - Google Patents

自動取引システム

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JP2000306020A
JP2000306020A JP11119799A JP11119799A JP2000306020A JP 2000306020 A JP2000306020 A JP 2000306020A JP 11119799 A JP11119799 A JP 11119799A JP 11119799 A JP11119799 A JP 11119799A JP 2000306020 A JP2000306020 A JP 2000306020A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 どの金融機関の保有するATMでも通帳記帳
を可能にするサービスを提供すること。 【解決手段】 口座情報を記録したキャッシュカード1
0と、同一の口座情報が記録され、かつ取引履歴が印字
可能な通帳8を取り込み、口座情報及び取引履歴情報の
読取りが可能なATM1と、口座情報に対応して利用者
の資金情報を記憶,管理すると共に、通帳8に印字され
てない取引履歴を未記帳データとして記憶するホストコ
ンピュータ2及び5を設け、ATM1とホストコンピュ
ータ2及び5を回線接続して未記帳データの出力が可能
な自動取引システムにおいて、通帳8から口座情報が読
取れない時に、キャッシュカード10からの口座情報に
基づいて、ホストコンピュータ5に記憶,管理されてい
る未記帳データと、通帳8から取引履歴情報を読取って
データ比較照合し、一致性がある時には未記帳データを
通帳8に印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は銀行等の金融機関に
おいて使用される自動取引システムに係り、特に通帳記
帳処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金融機関における営業店のオンライン化
及び各金融機関の提携化によりキャッシュカード使用に
よる出金取引や振込取引及び各種公共料金の支払等に自
動取引装置(以後、ATMとする)が幅広く利用されて
いる。また、近来では商品の購入またはサービスの提供
に対する対価の支払において、キャッシュカードを提示
して自らの預金口座から代金支払いを行うような決済シ
ステムが利用され始めた。
【0003】このような取引きが発生すると、金融機関
ではその取引履歴情報を通帳に記録すること前提に未記
帳データとして記憶装置に格納しておき、利用者が通帳
をATMに挿入した時に取引データに加えて未記帳デー
タも併せて記録(印字)している。よって、通帳を使用
しない取引き(無通取引とする)が増加すると記憶装置
の記憶量が増加する。更に、キャッシュカードのみによ
る無通取引きでは取引履歴として取引明細票を印刷して
その取引き時に発行することが多い。
【0004】また、通帳には利用者の口座を識別するた
めの情報として通帳の一部に設けた磁気情報記録部があ
る。ATMの通帳挿入返却口に通帳の印字可能ページを
開いて挿入すると、ATMは挿入を検出して内部に設け
た磁気記録情報の読取部まで取り込み、通帳に記録され
ている磁気情報記録部(磁気ストライプ)の読取データ
から該当する利用者口座を特定する。
【0005】この磁気記録情報を読取り、利用者の口座
番号を特定して、口座毎に格納している未記帳データを
ATMが受信して通帳に印字することになる。
【0006】ATMは未記帳データを印字した後に、最
終行に今回の取引きが入出金取引などであればその取引
き記録を印字する。最後に磁気情報記録部の磁気記録情
報を更新して、通帳挿入返却口から通帳を排出し利用者
に返却する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ATMを使用して記帳
取引を行なう場合に、記帳すべき預金口座が特定できる
ことが当然、必須条件である。しかしながら、数多くの
種類が存在する通帳は金融機関毎に固有(特に、磁気ス
トライプ仕様が異なるもの)形式ものが多く、どこの金
融機関の保有するATMでも記帳できるというものでは
なかった。よって、金融機関の合併やグループ化が行わ
れると、ATMの改造や通帳の一斉切替えが必要にな
る。
【0008】更に、通帳の大きさから持ち運びが煩わし
いため、通帳記帳は行われにくいものであった。一般的
には通帳が挿入されないでキャッシュカードのみによる
出金取引(無通取引)が多いため未記帳データ量が膨大
な情報量となり、金融機関側の設備投資の増加要因にな
っている。
【0009】入出金取引時などに通帳記帳が行われない
ため、取引明細票の発行が必要になり消耗品の増加や、
利用者が取引明細票をゴミとして廃棄することによる周
囲の環境美化の妨げ、または不用意に廃棄された取引明
細票から取引履歴が第3者に知られてしまうなどの問題
もある。
【0010】利用者が通帳記帳を希望する場合には、預
金口座を開設した金融機関の営業店まで出向くことにな
り、コンビニエンス・ストアやスーパーマーケット、更
にガソリンスタント等にATMが配置されても、利用者
にとっては利便性に欠けるものであった。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、利用者の少なくとも預金口座情報を記録し
たカード状媒体と同一の預金口座情報が記録され、かつ
取引毎の取引履歴情報が印字可能な冊子状媒体を取り込
み、預金口座情報及び印字されている取引履歴情報の読
取りが可能な自動取引装置と、預金口座情報に対応して
利用者の資金情報を記憶,管理すると共に、冊子状媒体
に印字されてない取引履歴情報を未記帳データとして記
憶,保管する上位装置を複数の金融機関毎に設け、自動
取引装置と複数の上位装置を回線接続し、自動取引装置
を使用して上位装置に記憶・保管されている未記帳デー
タの印字が可能な自動取引システムにおいて、
【0012】冊子状媒体から預金口座情報が読取れない
時に、カード状媒体からの預金口座情報を得て、該預金
口座情報に基づいて上位装置に記憶,保管されている未
記帳データと、冊子状媒体から印字済みの取引履歴情報
を読取ってデータ比較照合し、一致性がある時には上位
装置に記憶・保管されている未記帳データを冊子状媒体
に印字する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って本発明の実施
の形態を説明する。図1は本発明の自動取引システムの
システム体系図であり、図2は本発明の自動取引システ
ムに使用される通帳処理部の概要を示す説明図である。
【0014】図において、1は自動取引装置(以後、A
TMとする)であり、2はATM1を維持・管理する金
融機関の保有する上位装置であるホストコンピュータで
ある。3は利用者毎の口座番号に対応した預金残高情報
などを記憶,管理している記憶装置であり、ホストコン
ピュータ2により制御される。このホストコンピュータ
2は共同で管理・運営されるネットワーク網4により他
の金融機関の保有するホストコンピュータ5とオンライ
ン接続が可能である。6は記憶装置であり、利用者毎の
口座番号に対応した預金残高情報を始め、未記帳データ
ファイル6a,通帳などの媒体の大きさや中紙構成(枚
数やページ付与番号情報)などの媒体情報ファイル6b
(詳細は後述),更にATMの設置されている営業店や
コンビネエンス・ストア、スーパーマーケット、駅など
の公共施設の位置を図示表示するための地域情報ファイ
ル6cを格納している。なお、記憶装置3においても記
憶装置6と同様に未記帳データファイル6a,媒体情報
ファイル6b,地域情報ファイル6cなどを有し、相互
に同様のサービスを提供できる。
【0015】以上の構成により、ホストコンピュータ5
を維持,管理する金融機関と口座契約している利用者が
ホストコンピュータ2を維持,管理する金融機関の所有
するATM1を利用して各種取引きを行う場合におい
て、ATM1からホストコンピュータ2、ネットワーク
網4を経てホストコンピュータ5と接続することが可能
な自動取引システムが構築されている。
【0016】次にATM1について説明する。7は通帳
処理部であり通帳挿入返却口7aより挿入される冊子状
媒体である通帳8に印字処理など行なうもので、更に後
述する機構により磁気記録情報の読み取りや更新する手
段,印字頁行の検出手段及び改頁手段等を有している。
9はカード処理部であり、前面側に接続されたカード挿
入返却口9aにより挿入されたカード状媒体である利用
者識別カード(以後、キャッシュカードとする)10の
処理部である。キャッシュカード10は金融機関が発行
し、金融機関毎のコードや利用者の口座番号,氏名等の
利用者情報が記憶された記憶部を有している。本自動取
引システムのネットワーク網に加盟している金融機関に
おいては物理的かつ電気的に統一された仕様で作成さ
れ、所定の統一フォーマットに従って利用者識別情報が
記憶されている。この記憶情報をカード処理部9が読取
るものである。
【0017】11は明細票処理部であり取引日、金額、
残高等の印刷を行ない利用者に発行される取引明細票1
2の発行処理を行なうものである。取引明細票12の発
行経路はカード処理部9のカード挿入返却口9a近傍で
媒体搬送路が接続されており、キャッシュカード10の
返却に併せて取引明細票12がカード挿入返却口9aよ
り発行されるよう制御される。
【0018】13は紙幣入出金部であり、利用者により
入金される紙幣を真偽鑑別,計数し、搬送して金種別カ
セットに収納し、又は利用者に支払われる紙幣を金種別
カセットより繰り出すものである。14は硬貨入出金部
であり、利用者により入金される硬貨を真偽鑑別,計数
し、搬送して図示しない金種別カセットに収納し、又は
利用者に支払われる硬貨を金種別カセットより繰り出す
ものである。
【0019】15は接客部であり、利用者による取引入
力するための取引誘導画面表示を行なったり、操作入力
するためのタッチパネルであり、取引開始時の取引選択
画面、例えば取引科目である“お支払い”“お預入れ”
または“通帳記帳”などを表示して、その表示部に軽く
触れることで取引が選択されるようになっている。
【0020】16は音声や目視表示による操作案内を行
なうための利用者案内部であり、ATM1の正面側に配
設したスピーカ・マイクロホン16aや図示しないプラ
ズマディスプレイ16bにより取引可能な科目表示や各
種情報を表示する。
【0021】17は接近検知器であり利用者がATM1
に近づいたことを検知するものである。18は各種の制
御を行なうためのプログラムが記憶されたROM(Read
Only Memory)やRAM(Random Access Memory)又は
フロッピーデスクドライブなどで構成された記憶部であ
る。19は上位装置であるホストコンピュータ2と回線
接続するためのインターフェース部(IF部)である。
20が上記の各部を制御する主制御部、21は以上の各
部に電力を供給する電源部である。
【0022】ATM1に内蔵されている通帳処理部7を
説明する。7aは前述した通帳挿入返却口であり、70
は磁気ヘッド70aを有する磁気ストライプリーダライ
タ部(以後、磁気R/W部とする)であり、挿入された
通帳8の所定位置に設けられた磁気ストライプ8aから
磁気記録情報を読み取ったり、取引終了前に磁気記録情
報を更新するためのものである。
【0023】71は媒体イメージ読取部であり、挿入さ
れた通帳8の開かれた頁に付されているページマーク8
bや印字済行など確認するための情報をイメージとして
光学的に読み取る部位である。このイメージデータを処
理することにより印字処理すべき印字頁であるか否かが
判断される。72は印字ヘッドであり、挿入された通帳
8に印字処理を行なうもので、この印字ヘッド72と対
向して設けられたプラテン73等により印字処理する。
【0024】74は改頁部であり、通帳8に印字可能行
が残っていない場合や、開かれた頁が印字すべき頁では
ないことが媒体イメージ読取部71よりの情報から判断
された場合に通帳8の頁捲りを行なうものである。この
改頁部74は通帳8を構成する表紙と取引内容を印字す
るための中紙のいずれをも正逆方向に捲る機能を有する
ものとする。即ち、表紙の捲り/閉じ,中紙の捲り/戻
し捲りが自在に可能と言うことになる。
【0025】75は搬送ローラであり、通帳8を挟持し
て回転駆動されることにより通帳搬送路76に沿って通
帳8を搬送する。76aは通帳挿入検知器であり、通帳
挿入返却口7aから挿入される通帳8を検出するもので
ある。77は媒体イメージ情報の取得制御および取得し
たイメージデータの一部編集を行うためのイメージ情報
処理部71である。
【0026】媒体情報ファイル6bの内容について更に
説明をする。通帳などの媒体サイズや中紙構成(枚数や
ページ付与番号)などの情報は自らが発行・管理する媒
体が中心であリ、図3に示すように印字位置情報を有し
ている。例えば、印字桁方向では基準辺(例えば、媒体
右辺及び上辺とする)から第1行/第1桁目位置Psま
での距離Xや,印字ピッチP,そして第1行/最終桁P
eまでの距離(P×N)、また改行方向では基準辺から
第1行/第1桁目位置Psまで距離Y,そして改行ピッ
チLpなどの情報である。
【0027】具体的には印字桁方向の制御分解能が1/
360インチ(0.0705mm)であれば、30カウ
ントで2.116mm,即ち、1/12インチの印字ピ
ッチとなり、36カウントで2.54mm,即ち、1/
10インチの印字ピッチとなる。改行方向では制御分解
能が1/240インチ(0.1058mm)であれば、
48カウントで5.08mm,即ち、1/5インチの改
行ピッチとなり、40カウントで4.233mm,即
ち、1/6インチの改行ピッチとなる。また、基準辺か
ら第1行/第1桁目位置Psまで距離Yは24mmであ
れば227カウント(0.1058×227=24)で
ある。なお、印字文字数としては60字/行程度が一般
的であり、その場合に通帳端部から第1行/第1桁目位
置Ps又は第1行/最終桁Peまでの余白部がそれぞれ
4から8mmとなる。よって、通帳処理部7の印字可能
範囲としては通帳端部から4mm程度の位置から印字で
きるようなハードウエアを配設してある。
【0028】本自動取引システムに加盟し、かつ、通帳
印字が可能なことが事前に確認されていれば、ドットイ
ンパクト方式、活字方式、熱転写方式などのいずれの印
字方式を採用してもよい。また、印字文字コードについ
ても文字化けなどが発生しないように事前に確認されて
いている。なお、図4においては10進数での表示例を
記載したが、実際の記憶・管理は2進数で行っている。
【0029】<通帳記帳>図5に示す本発明の自動取引
システムにおける通帳記帳処理の動作フローチャートに
従って説明する。なお、Sは各動作のステップを表わ
す。図5の説明に入る前に、通帳8の状態を図6、7に
より説明すると、図6は通帳2が開かれた状態を示し横
幅(W)で縦長さ(L)で裁断され、中央部(破線位
置)8gで綴じ合わされた定型サイズの冊子状媒体であ
る。一般的にはW寸法が140mmで、L寸法が175
mmで印字可能行数が24行程度のものが多い。図7は
前述した通帳8を閉じた時の表紙側の状態を示し、目視
で通帳科目を識別できる「総合口座通帳」や「金融機関
名」などの表示がある。なお、ATM1は通帳8の裏面
に一点鎖線で示す位置に磁気ストライプ8aが設けてあ
る場合を想定して製造された装置である。
【0030】本実施の形態の説明では図に示すように、
「××銀行」が発行・管理する通帳であって第9行目ま
での印字が行われていて、破線で示す位置に磁気ストラ
イプ8fが存在する通帳8とする。また表紙には図7に
示す利用者氏名8c「○○太郎」や店番号「100」と
口座番号「1234567」(以後、店番号と口座番号
を含めて「口座番号8d」とする)がすでに印刷されて
いることにして図8に示す誘導画面表示例の説明図も使
用して図5の説明に入る。
【0031】利用者がATM1に近づき所定の操作範囲
内に入ると、接近検知器17がこれを検知して、接客部
15の画面表示を待機状態から図8(a)に示す取引選
択画面表示に切り換える。利用者により取引選択画面表
示内の『通帳記帳』キーが押下されると(S1)、主制
御部20は通帳処理部7に対して処理開始のコマンドを
送信する。
【0032】通帳挿入返却口7aの上部に設けた図示し
ないフリッカランプを点滅して通帳8の挿入場所を明示
する。利用者が通帳8を通帳挿入返却口7aから挿入す
ると、通帳挿入検知器76aがこれを検知し、通帳8を
通帳処理部7に取り込む(S2)。
【0033】ステップS2で通帳処理部7に取り込まれ
た通帳8は磁気R/W部70まで搬送される間に通帳搬
送路76に設けた図示しない光学センサからの情報によ
り幅(W)の判定と縦長さ(L)の測定が行われ、挿入
された通帳8が規定の外形サイズであることが確認され
る(S3)。規定の媒体サイズであれば「通帳」と仮定
して磁気ストライプ8aの読取動作を行なう(S4)。
読取動作が完了した通帳8はその位置で待機状態に入
る。
【0034】この読取動作を簡単に説明すると、通帳8
の磁気ストライプ8aの端部に対応する位置において磁
気ヘッド70aを密着させてから、その密着状態を維持
したまま通帳8(又は磁気ヘッド70a)を走査移動さ
せる(S4)。この走査により磁気ヘッド70aに発生
する微少電流を電気的に増幅し、更に所定の処理して金
融機関コードや利用者の口座番号,印字頁/行情報とし
て認識することになる。
【0035】この実施の形態では通帳8には磁気ストラ
イプ8aが存在しない(8fの位置にある)ため磁気記
録データは読み取れず、金融機関コードや利用者の口座
番号が認識できないことになる。この場合には所定回数
のリトライ動作を実行して再読み取りを行なうが、磁気
記録データの検出信号が全く出力されない場合には挿入
方向の間違いなども考えられるが、本実施の形態ではそ
の説明を省いて処理を進める。
【0036】結果として磁気ストライプ8aからの利用
者の口座番号等が読取りできないときには、図8(b)
に示すようにキャッシュカード10を持ち合わせている
か否かを問い合わせ、キャッシュカード10の挿入を要
求する(S6)。
【0037】ステップS5にて磁気ストライプ8aから
記録情報の読み取りが正常終了する場合がある。これは
このATM1の保有者が発行元である場合と、同じ形態
の通帳を発行している「他の金融機関」の場合がある。
主制御部20は読取れた記録情報から「当銀行」の通帳
であるかを判断する(S7)。「当銀行」の通帳である
場合には通常の記帳処理に該当することになる。ステッ
プS7の判断にて「他の金融機関」と判断された時には
ステップS6に移行する
【0038】利用者がキャッシュカード10を持ち合わ
せており、カード挿入返却口9aから挿入すると、カー
ド処理部9の図示しない挿入検出器がこれを検出する
(S8)この検出信号に基づいて、カード処理部9が起
動し挿入されたキャッシュカード10を読取部まで搬送
し、口座情報の読取りを行う(S9)。
【0039】読取り処理と並行して、接客部15には
「暗証番号を入力してください」と表示して暗証番号の
入力を求める(S10)。この入力情報はキャッシュカ
ード10の読取り情報の一部である金融機関コードに基
づいて、本実施の形態ではホストコンピュータ5に送信
される。ホストコンピュータ5では受信した口座情報か
ら利用者(口座開設時の登録人)情報を検索して受信し
た暗証番号の照合を行う(S11)。
【0040】ここで暗証番号が不一致の場合には、ホス
トコンピュータ5ではホストコンピュータ2に「暗証番
号不一致」信号を返信すると、ホストコンピュータ2で
はATM1に「暗証番号の再入力」を指示する。ATM1
では接客部15に「暗証番号が違いますので再入力して
ください」と表示して再入力を促す。再入力された暗証
番号は前記と同様にホストコンピュータ5側で照合され
る。なお、ステップS10,S11による暗証番号の入
力及び確認は本発明の利用形態においては省略すること
も可能である。
【0041】暗証番号の照合により利用者(口座)が特
定できると、磁気R/W部70に待機している通帳8を
特定するための処理に入る。まず通帳処理部7を制御し
て通帳8の搬送を開始し、媒体イメージ読取部71を通
過させる(S12)。この通過時にイメージデータの取
得が行われ媒体イメージ情報処理部77によりその取得
したイメージ情報の編集が行われる(S13)。この編
集は少なくとも文字情報のみに切り分けられる。例えば
図6に示す印字例では最終行である第9行目の「日付」
から「預金残高」欄のイメージデータのみとする。よっ
て、媒体イメージ情報処理部77は搬送動作に伴って読
取られた第9行目以降に存在する空白領域を識別し、そ
の境界部に存在しているデータ列が印字文字データとい
うことになる。
【0042】主制御部20はこのイメージデータをホス
トコンピュータ5に送信する(S14)。ホストコンピ
ュータ5ではキャッシュカード10からの情報に基づく
口座情報と受信したイメージデータから照合を開始する
(S15)。この照合処理の詳細は後述する。この照合
には日付欄のファイフォン(−)や残高欄のアスタリス
ク(*)の有無を利用することもできるが、ここでは省
略する。
【0043】ホストコンピュータ5側による照合の結
果、キャッシュカード10と挿入された通帳8が同一口
座のものであると判定されると、ホストコンピュータ5
は未記帳データ電文と印字位置データをホストコンピュ
ータ2に送信してくる。例えば、「××銀行の総合口座
通帳」では図4に示すように、分類コードA001に区
分けされて格納している距離Xや,印字ピッチP,そし
て距離(P×N)、また改行方向では基準辺から第10
行目までの距離(Y+改行ピッチLp×9)が印字位置
データとなる。そして未記帳データとしての文字データ
(コード)をその印字位置データに対応づけてある。
【0044】ホストコンピュータ2では受信した印字位
置データに基づく印字の可否を記憶装置3に格納してい
る媒体情報(図4に記載されているものと内容は同一)
と比較して、出力可能であれば未記帳データ電文を編集
しATM1に送信する。ATM1では未記帳データ電文
を記憶部18に一時的に格納する(S16)。この未記
帳データ電文が複数行分存在する時にはホストコンピュ
ータ2で一時記憶することも可能である。但し、通帳処
理部7には1行単位での記帳データを与え、その記帳が
完了した信号を受信したら次ぎの記帳データを与えると
う動作を行う(S17)。
【0045】全ての未記帳データの印字が完了すると、
磁気ストライプ8aの更新処理にはいるが、本通帳8の
磁気ストライプ8fには記録不可能であるので、そのま
ま通帳8を通帳挿入返却口7aに搬送する。一方、「当
銀行以外」の通帳であっても磁気ストライプ8aの更新
が許容されていれば磁気記録を書きかえることになる
(S19)。この書き換えは読取り動作と同様に動作さ
れ、異なるところは磁気ヘッド70aから書き込み信号
が出力されているところである。なお、この書き込みは
磁気ストライプ8aに印字頁や印字行情報を有する設定
がなされた通帳のみであり、金融機関コードや口座情報
のどの更新不要な磁気情報のみである場合には当然、書
き込み処理は不要とされる。
【0046】未記帳データの印字及び磁気記録の更新が
完了したら主制御部20はホストコンピュータ2に記帳
終了を意味する信号を送信する(S20)。ホストコン
ピュータ2はホストコンピュータ5に記帳終了を意味す
る信号を送信して、ホストコンピュータ5から受信信号
を得たらネットワーク網4の接続を断つ。並行してホス
トコンピュータ2は記帳取引の日時や口座情報等を記憶
装置3に記録する。ホストコンピュータ5は口座番号
「1234567」の未記帳データを消去して処理を完
了する。
【0047】一方、通帳8は通帳挿入返却口7a近傍の
通帳挿入検知器76aが通帳8を検知している位置でか
つ、通帳8の抜き取りが可能な位置まで搬送し、利用者
誘導画面に「○○太郎様、お待たせ致しました。通帳を
お取りください」と表示する。利用者が通帳8を引き抜
いたことが通帳挿入検知器76aからの信号により判断
されると、続けてキャッシュカード10の返却動作を開
始する。
【0048】カード挿入返却口9a近傍で図示しない挿
入検知器がキャッシュカード10を検知している位置で
かつ、キャッシュカード10の抜き取りが可能な位置ま
で搬送する。利用者誘導画面に「○○太郎様、お待たせ
致しました。カードをお取りください」と表示する。利
用者がキャッシュカード10を引き抜いたことが挿入検
知器からの信号により判断されると記帳処理が終了す
る。
【0049】利用者がATM1から所定距離以上離れる
と、接近検知器17が利用者を検知しなくなるので、主
制御部20は接客部15を初期画面の表示に戻し待機状
態に移行する。なお、ステップS12以降の処理におい
ては利用者の操作が不要となるため図8(c)に示すよ
うな画面を表示し、進行状況に応じてからの表示の
一部を強調して表示する。
【0050】<ホスト照合処理>次に、本発明の要部で
あり、ステップS15で行う「ホスト照合」処理の詳細
説明に入る。図9がホスト照合処理を示す動作フローチ
ャートであり、図10が利用者への誘導画面表示例を示
す説明図である。
【0051】ホストコンピュータ5は受信した「日付」
から「預金残高」欄のイメージデータの解析を開始す
る。この解析処理は媒体情報ファイル6b内の本口座に
相当する通帳種別の「日付」と「預金残高」欄位置の情
報とホストコンピュータ5内に設けた図示しない辞書フ
ァイルにより行われる。これは所定位置で、かつ、手書
き文字ではないことや英数字に限定されていることなど
から容易に文字判別でき、例えば、図6に示すように、
取引日「H11.02.01」で支払金額「10,00
0」円,そして、預金残高金額「450,000」円と
なる(S31)。一方、記憶装置6に格納されている未
記帳データファイル6aの中から未記帳データ分の最先
データを読み出す(S32)。例えば、図11(a)に
示すように、取引日「H11.02.05」で取引金額
「2,500」円,そして、残高金額「447,50
0」円とする。
【0052】続いて、ホストコンピュータ5はこれらの
情報の比較を行う。まず、図11(b)に示すように
「日付」情報の照合を行う、当然のことながら、未記帳デ
ータの日付(2月5日)の方が通帳8から読取った日付
(2月1日)より後日であることを確認する。この確認
において、未記帳データの日付けが先日であればホスト
照合の結果をNGとしてホストコンピュータ2に報知
し、処理不可を表示することになる。
【0053】「日付」による照合で問題がない時には、
図11(c)に示すように最先の未記帳データの残高金
額から最先の未記帳データの取引金額を「加算」したも
のが通帳8から読取った預金残高金額となるか演算する
(S33)。なお、取引金額を「加算」する場合は出金
取引であり、入金取引の時には「減算」することは言うま
でもない。
【0054】ステップS33における演算において、通
帳8とキャッシュカード10の一致又は不一致を断定で
きない時がある。例えば印字濃度が薄い,利用者のメモ
記入(汚れを含め)などの場合であり、この時には記帳
済み取引データからの照合は不可能であるので、ホスト
コンピュータ5は通帳8に印刷されている取引データ以
外の読取りを指示する。まず、通帳8の表紙裏(見返し
頁)に印刷されている利用者の口座番号を読取ることに
する(S34)。この読取範囲はキャッシュカード10
に対応して発行されている通帳8の口座番号印字欄のみ
でよいため、ホストコンピュータ5は媒体情報ファイル
6bに格納されている通帳8の印字フォーマットから通
帳8の読取エリアを割り出す。この読取エリア指定情報
を含めてホストコンピュータ2に「表紙裏頁の読取り」を
指示すると、ホストコンピュータ2はATM1に対して
「表紙裏頁の読取り」を転送する。ATM1はこの指示
を受けて「中紙の逆捲り」を実行する(S35)。
【0055】通帳処理部7の改頁部74を駆動制御して
表紙裏頁を開いてから媒体イメージ読取部71により、
その頁のイメージをリードする(S36)。この読取情
報を媒体イメージ情報処理部77が読取エリア指定情報
に基づいて切り出して、ホストコンピュータ2を介して
ホストコンピュータ5に送信する(S37)。イメージ
情報を受信したホストコンピュータ5は解析を行う、こ
の解析処理も前述した通り「口座番号」であれば英数字
情報であるので容易に文字情報として認識できる(S3
8)。この口座番号とキャッシュカード10から読取っ
た口座番号の比較を行うことになる(S39)。
【0056】ステップS39により口座番号が一致した
ら、いよいよ記帳処理になる。まず、ホストコンピュー
タ5がホストコンピュータ2を介してATM1に印字処
理命令を送信すると、通帳処理部7は改頁部74を駆動
制御して印字すべき頁を開く(S41)。所定の印字頁
であることを媒体イメージ読取部71により確認したら
(S42)、未記帳データを受信して印字処理すること
になる。
【0057】次に、ステップS40においても通帳を特
定できない場合を説明する。このケースでは表紙見返し
への口座番号が手書きであったり印字濃度が低く認識不
良であったり、汚れなどの場合が相当する。ホストコン
ピュータ5は通帳8の表紙面に印刷されている利用者の
口座番号を読取ることにする。この読取範囲はキャッシ
ュカード10に対応して発行されている通帳8の口座番
号印字欄のみでよいため、ホストコンピュータ5は媒体
情報ファイル6bに格納されている通帳8の表紙印字フ
ォーマットから通帳8の読取エリアを割り出す。この読
取エリア指定情報を含めてホストコンピュータ2を介し
てATM1に「表紙の読取り」を指示すると、ATM1は
通帳処理部7に対して「表紙閉じ捲り」を実行させる
(S43)。通帳処理部7の改頁部74を駆動制御し
て、図7に示すように表紙が上側になるよう閉じる。
【0058】閉じ動作が完了したら媒体イメージ読取部
71に搬送して、表紙のイメージリードする(S4
4)。この読取情報を媒体イメージ情報処理部77が読
取エリア指定情報に基づいて切り出して、ホストコンピ
ュータ2を介してホストコンピュータ5に送信する(S
45)。イメージ情報を受信したホストコンピュータ5
は解析を行う、この解析処理も前述した通り「口座番
号」であれば英数字情報であるので容易に文字情報とし
て認識できる(S46)。この口座番号とキャッシュカ
ード10から読取った口座番号の比較を行うことになる
(S47)。
【0059】ステップS47により口座番号が一致した
ら(S48)、記帳処理になる。まず、ホストコンピュ
ータ5がホストコンピュータ2を介してATM1に印字
処理命令を送信すると、通帳処理部7は改頁部74を駆
動制御して、表紙を開き、続いて印字すべき頁を開く
(S49)。所定の印字頁であることを媒体イメージ読
取部71により確認したら、未記帳データを受信して印
字処理することになる。
【0060】ステップS48において口座番号等の読取
り動作を行っても通帳8が特定できない時には、ホスト
照合の結果をNGとしてホストコンピュータ2に送信す
ることになる(S50)。ホストコンピュータ2では
「通帳相違」信号をATM1に送信すると、主制御部2
0は接客部15に図10(a)に示すような画面表示を
行う。この表示に従って利用者が『お取消』キーを押下
するとホストコンピュータ2ではホストコンピュータ5
に取引中止の信号を送信する。同時にATM1は通帳8
とキャッシュカード10をそれぞれ通帳挿入返却口7
a、カード挿入返却口9aまで搬送して利用者の抜き取
り待ちとする。一方、取引中止の信号を受信したホスト
コンピュータ5は、地域情報ファイル6cから地図情報
を読み出して、少なくともATM1の設置されている金
融機関の営業店と当銀行の営業店位置を含む地域情報と
してホストコンピュータ2に送信して処理を終了する。
【0061】地図情報を受信したホストコンピュータ2
はATM1に転送し、主制御部20により接客部15に
図10(b)に示すような誘導画面を表示して『確認』
キーの押下を待つ。なお、通帳8とキャッシュカード1
0を抜き取った利用者がATM1から所定の距離以上離
れたことを接近検知器17が検知した場合には、主制御
部20は図10(b)に示すような誘導画面を表示する
ことなく、待機状態に移行する。
【0062】ステップS7において、当銀行の通帳では
ないが磁気ストライプ8aから金融機関が特定できたと
きにはホスト経由で記帳電文を即受信して印字すること
も可能である。また、以上は記帳処理として説明した
が、出金(有通)取引きの場合や、装置障害や磁気情報
の破壊(消磁)などで磁気情報の読取りが不可能な場合
でも利用できることは言うまでもない。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本願発明は以下の効
果を奏する。金融機関毎に固有の形式の通帳であって
も、金融機関相互に取り決められた仕様で相互に処理可
能なシステムであればどこのATMでも記帳できるとい
うことになる。よって、利用者は記帳可否の判断をする
ことなく、最寄りのATMを利用できるので利便性がよ
い。
【0064】記帳処理が頻繁に行われると、上位装置側
で記憶,保管する未記帳データ量が減少し金融機関側の
設備投資のを抑えることができる。更に、入出金取引き
時などに通帳記帳が行われるため、取引明細票の発行が
不要になり省資源の効果や従来の問題点である取引明細
票の廃棄(ゴミ)問題も削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動取引システムのシステム体系図で
ある。
【図2】本発明の通帳処理部の概要を示す説明図であ
る。
【図3】本発明の通帳印字位置の概念を示す説明図であ
る。
【図4】本発明のATM側に送信される印字位置データ
を示す説明図である。
【図5】本発明の通帳記帳処理を示す動作フローチャー
トである。
【図6】通帳の印字例を示す平面図である。
【図7】通帳の閉じた状態を示す平面図である。
【図8】本発明の誘導画面表示例を示す説明図である。
【図9】本発明のホスト照合処理を示す動作フローチャ
ートである。
【図10】本発明の誘導画面表示例を示す説明図であ
る。
【図11】本発明のホストコンピュータにおける演算処
理の具体例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 自動取引装置(ATM) 2,5 ホストコンピュータ 3,6 記憶装置 4 ネットワーク網 7 通帳処理部 7a 通帳挿入返却口 8 通帳 8a 磁気ストライプ 9 カード処理部 9a カード挿入返却口 10 キャッシュカード 15 接客部 18 記憶部 20 主制御部
フロントページの続き Fターム(参考) 3E040 AA03 AA07 BA07 CA14 CA16 FK05 5B055 BB03 CB08 DD03 DD06 EE27 FA01 HA01 KK01 LL02 MM01 MM14 MM15 PA08 PA22 9A001 BB01 BB03 BB04 DD13 FF03 HH23 JJ35 JJ65 JJ66 KK15 KK16 KK37 KK42 LL02 LL03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の少なくとも口座情報を記録した
    カード状媒体と、 該カード状媒体と同一の口座情報が記録され、かつ取引
    毎の取引履歴情報が印字可能な冊子状媒体と、 前記カード状媒体と前記冊子状媒体を取り込み、前記口
    座情報及び印字されている取引履歴情報の読取りが可能
    な自動取引装置と、 前記口座情報に対応して利用者の資金情報を記憶,管理
    すると共に、前記冊子状媒体に印字されてない取引履歴
    情報を未記帳データとして記憶,保管する上位装置を複
    数の金融機関毎に設け、 前記自動取引装置と複数の上位装置を回線接続し、前記
    自動取引装置を使用して上位装置に記憶,保管されてい
    る未記帳データの出力が可能な自動取引システムにおい
    て、 前記冊子状媒体から口座情報が読取れない時に、 前記カード状媒体からの口座情報を得て、該口座情報に
    基づいて前記上位装置に記憶,保管されている未記帳デ
    ータと、前記冊子状媒体から印字済みの取引履歴情報を
    読取ってデータ比較照合し、一致性がある時には上位装
    置に記憶,保管されている未記帳データを前記冊子状媒
    体に印字可能にしたことを特徴とする自動取引システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動取引システムにおい
    て、 前記冊子状媒体から読取る取引履歴情報は印字済み最終
    行情報であり、前記上位装置に記憶,保管されている未
    記帳データは最先の未記帳データである自動取引システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の自動取引システムにおい
    て、 前記比較照合は、取引き日付情報と取引金額情報および
    残高金額情報により行われる自動取引システム。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の自動取引システムにおい
    て、 前記冊子状媒体の印字済み最終行情報の読取結果が不良
    と判断された時には、該冊子状媒体の口座情報の記載欄
    を読取り、前記カード状媒体からの口座情報と比較し、
    一致した時には上位装置に記憶・保管されている未記帳
    データを前記冊子状媒体に印字する自動取引システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の自動取引システムにおい
    て、 前記口座情報の読取りは前記冊子状媒体の表紙裏頁又は
    表紙である自動取引システム。
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