JP3867405B2 - 証券発行処理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、手形や小切手等の証券を印刷発行する証券発行装置と、その証券の真偽を判別する証券読取装置とからなる証券発行処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の金融機関の事務センター等において行われている手形帳、小切手帳の発行業務に利用されている証券発行装置では、その証券の券面に必要事項を印刷するページプリンタと、その券面に印刷されたMICR(Magnetic Ink Character Recognition:磁気インキ文字読取用字体)を読み取る磁気読取装置用エンコーダ装置を一体化している。この証券発行装置で使用されているページプリンタは、通常の一般に使用しているものと同等の性能を有するものである。また、MICRエンコーダのユニット部分は、通常銀行等で使用されている手形、小切手の金額印字を行う単体のMICRエンコーダ装置と同じものである。
【0003】
このような証券発行装置は、印刷スピードとランニングコストを得るため手形小切手用紙を上下2連式のものを使用し、ページプリンタにおいてその用紙の券面に必要事項を印刷した後、その上下を2つにカットし、カット後にドットインパクト方式にてMICR文字を刻み印字するという方式をとっている。また、その証券発行装置の排紙スタッカは2組2種類のものが設けられており、その一つはノーマルスタッカで、正常に印刷されたものを蓄え、もう一つはエラースタッカで、何らかのエラーが発生したものを蓄えるもので、該当券は書損として廃棄されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の証券発行装置にあっては、手形・小切手の要件(手形・小切手として成立するための記載必要項目と内容:手形・小切手法にて定められている)印刷はページプリンタによって行い、MICR文字印字はドットインパクト方式のMICRエンコーダによって刻み印字している。また、その他の同様なシステムにおいてもページプリンタがドットプリンタに置き換わった構成である。
【0005】
また、銀行から発行され、顧客が振り出した手形・小切手は、流通段階や不正入手により改ざん、偽造されるケースがある。これらのケースからセキュリティを確保するため、一般的に行われているのが手形・小切手用紙自体に透かしを入れる例であるが、最近では銀行が発行する手形・小切手のうち自己宛小切手に関しては、小切手印刷後にホログラムを貼付する例もでてきている。
【0006】
しかし、手形・小切手の印刷後、ホログラムを貼付するという形態では、手形・小切手が最終的に発行されるまでに係る業務が煩雑になる他、そのためにホログラム貼付前の手形・小切手を一括して印刷し、その後一括して貼付する形態が取られているため、必要発行量以上の手形・小切手を、ホログラム貼付前後に関わらず、重要物として厳重に保管しなければならない等の問題がある。また、同一のホログラムを貼付するのみでは、ホログラム自体の改ざん等で偽造される恐れもある。
【0007】
本発明の課題は、手形・小切手等の証券の印刷処理と、ホログラムの貼付処理を一元化し、証券発行処理の効率化と、ホログラム自体の改ざん、偽造を防止可能な証券発行処理システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、証券を印刷して発行する証券発行装置と、この証券の真偽を検証する証券検証装置とからなる証券発行処理システムであって、前記証券発行装置は、 証券毎に異なる証券番号を含む印刷データを証券の券面に印刷する印刷手段と、内部にホログラム情報を格納したホログラムを前記証券の券面に貼付けるホログラム貼付手段と、前記ホログラム貼付手段により前記証券の券面に貼付けられたホログラムからホログラム情報を読み取る第1のホログラム読取手段と、前記第1のホログラム読取手段により読み取られたホログラム情報と、前記印刷手段により前記証券に印刷された証券番号とを対応づけて証券発行情報として記憶する証券発行情報記憶手段と、を備え、前記証券検証装置は、検証する証券の券面に貼付されたホログラムからホログラム情報を読み取る第2のホログラム読取手段と、前記検証する証券の券面に印刷された証券番号を読み取る証券番号読取手段と、前記証券番号読取手段に読み取られた証券番号に基づいて、前記証券発行装置の前記証券発行情報記憶手段に前記証券番号に対応づけて記憶された当該証券のホログラム情報を検索し、この検索したホログラム情報と前記第2のホログラム読取手段により読み取られた当該証券のホログラム情報とを照合して前記検証する証券の真偽を判別するホログラム情報照合手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図10を参照して本発明を適用した証券発行処理システムの、実施の形態を詳細に説明する。
【0012】
まず、構成を説明する。
【0013】
本実施の形態の証券発行処理システムは、後述する図6(b)と、図7に示す通り、証券を発行処理する証券発行システム100と、発行済み証券の真偽を判別する証券検証システム200と、証券の各種データと、後述するホログラムのランダムデータを保存するホストコンピュータ300とで構成される。初めに、証券発行システム100について説明する。
【0014】
図1は、本実施の形態における証券発行システム100の全体の概略構成を示す図である。この図1において、証券発行システム100は、証券認証処理装置10及びMICRトナープリンタ20の各動作を制御及び管理するコンピュータシステム1と、証券認証処理装置10と、MICRトナープリンタ20と、から構成されており、コンピュータシステム1と証券認証処理装置10とは、ケーブルC1により接続され、コンピュータシステム1とMICRトナープリンタ20とは、ケーブルC2により接続されている。
【0015】
この図1において、コンピュータシステム1は、その機能的構成を図2に示すブロック図のように、CPU2、表示装置3、入力装置4、RAM5、記憶装置6、記憶媒体7及び通信装置8により構成されており、記憶媒体7を除く各部はバス9により相互に接続されている。また、バス9には上記各ケーブルC1、C2を介して証券認証処理装置10と、MICRトナープリンタ20と、が接続されている。
【0016】
CPU(Central Processing Unit )2は、記憶装置6内に格納された証券印刷プログラムに従って証券印刷処理を実行し、記憶装置6内に格納された各種データを取得して、MICRトナープリンタ20における用紙券面への印刷データや制御信号をバス9及びケーブルC2を介してMICRトナープリンタ20に出力する。
【0017】
また、CPU2は、記憶装置6内に格納された証券認証プログラムに従って証券認証処理を実行して、証券認証処理装置10内の各部における動作の監視や制御のため、各種制御信号をバス9及びケーブルC1を介して証券認証処理装置10に出力するとともに、証券認証処理装置10から入力されるMICR文字や印刷イメージから証券の印刷が正しく、鮮明に行われたか判別する。また、CPU2は、証券認証処理装置10から入力される後述するランダムデータと上記証券印刷処理にて証券に印刷された各種データとを併せ、通信装置8から通信回線を介して、後述する全銀ホストコンピュータ300へ出力する。
【0018】
表示装置3は、CPU2から入力される各種表示データを表示し、例えば、上記CPU2により実行される証券印刷処理や証券認証処理に必要な各種パラメータを入力する入力画面、その各処理工程を示す処理工程画面、あるいは各処理工程において発生するエラー内容等を表示する。
【0019】
入力装置4は、上記CPU2により実行される証券印刷処理および証券認証処理に必要な各種パラメータを入力するとともに、その証券印刷処理および証券認証処理の起動停止を指示入力し、その各種信号をCPU2に出力する。
【0020】
RAM(Random Access Memory)5は、上記CPU2により実行される証券印刷処理および証券認証処理に必要なファイル及びパラメータを格納するメモリエリアを形成すると共に、CPU2が上記証券印刷処理を実行する際に、記憶装置6から取得する各種データや、証券認証処理装置10から入力されるランダムデータ等を展開するメモリエリアを形成する。
【0021】
記憶装置6は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記憶媒体7を有しており、この記憶媒体7は磁気的、光学的記憶媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記憶媒体7は記憶装置6に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、上記証券印刷処理プログラムや、上記証券認証処理プログラムの他、各種処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0022】
また、この記憶媒体7に記憶するプログラム、データ等は、通信装置8により公衆回線網等の通信回線を介して接続された他の機器から入力して記憶する構成にしてもよく、更に、通信回線を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体7に記憶されているプログラム、データを通信装置8及び通信回線を介して使用する構成にしてもよい。また、通信装置8は、通信回線を介して全銀ホストコンピュータ300と接続されており、CPU2によって後述するホログラムのランダムデータと証券データが送信される。
【0023】
また、図1において、証券認証処理装置10の内部は、カール矯正機構11、スリッタ機構12、印刷券面チェック機構13、ホログラム貼付ユニット14、ホログラムデータ読取ユニット15及びスタック機構16により構成されている。
【0024】
カール矯正機構11は、MICRトナープリンタ20から印刷後に排紙される手形・小切手用紙のカール状態を矯正してスリッタ機構12に排紙する。
【0025】
スリッタ機構12は、その内部にスリッタ(図示せず)を備え、カール矯正機構11からカール状態矯正後に排紙される、手形・小切手の券面を印刷した用紙を、スリッタによりカットして証券1枚ずつに分離し、印刷券面チェック機構13内の走行経路に排紙する。
【0026】
印刷券面チェック機構13は、その内部に用紙搬送機構を有する用紙搬送経路を備え、ホログラム貼付ユニット14に排紙すると共に、搬送中に、用紙搬送経路上に設けられたMICRリーダ(図示しない)と、イメージリーダ(図示しない)により、各手形・小切手に印刷されたMICR文字及び印刷イメージをそれぞれ読み取り、ケーブルC1を介してコンピュータシステム1にそれぞれ出力する。
【0027】
ホログラム貼付ユニット14は、証券認証処理装置10に脱着可能なユニット構成となっており、詳細は後述するが、その内部にホログラム貼付ユニット14を制御するユニットコントロール装置141と、用紙搬送機構を有する用紙搬送経路を備え、ホログラム読取ユニット15に排紙すると共に、用紙搬送経路上に設けられたヘッド146等により、手形・小切手1枚毎にホログラムを貼付する。このホログラムには、詳細説明は省略するが、公知のホログラムの手法、例えばオフアクシスホログラフィー法等により予めランダムな数値データが格納されている。このホログラム1つずつのランダムな数値データをランダムデータと呼ぶこととする。
【0028】
ホログラムデータ読取ユニット15は、証券認証処理装置10に脱着可能なユニット構成となっており、詳細は後述するが、その内部に用紙搬送機構を有する用紙搬送経路を備え、スタック機構16に排紙すると共に、搬送中に用紙搬送経路上に設けられたホログラム読取部153により、貼付されたホログラムから上記ランダムデータを読み取り、ケーブルC1を介してコンピュータシステム1に出力する。
【0029】
スタック機構16は、その内部に用紙搬送機構を有する用紙搬送経路と、この用紙搬送経路を搬送される手形・小切手を、その段毎に正常処理券、エラー処理券として2段に備えるスタッカを手形と小切手の券毎に備える。
【0030】
図3は、ホログラム貼付ユニット14と、ホログラム読取ユニット15それぞれの側面、およびユニットコントロール装置141の機能ブロックを示す図であり、この図を参照して、ホログラム貼付ユニット14とホログラム読取ユニット15を詳細に説明する。
【0031】
ホログラム貼付ユニット14は、ホログラム貼付ユニット14の各機器を制御するユニットコントロール装置141と、用紙搬送制御部141aに制御され、ホログラム貼付用の定位置に手形・小切手を搬送する搬送ローラ142及び用紙位置センサ143と、ヒータ制御部141bに制御され、ホログラム貼付用の一定温度に保つヒータ144及び温度センサ145と、ヘッド制御部141cに制御され、貼付用ホログラムテープ149を押圧してそれぞれの手形・小切手の券面上に1枚ずつホログラムを貼付するヘッド146と、ホログラム供給制御部141dに制御され、貼付用ホログラムテープ149を巻き上げて規定位置にセットするリール147と、ヒータ144と温度センサ145を内部に構成する台座148と、から構成されている。
【0032】
また、ユニットコントロール装置141は、用紙搬送を制御する用紙搬送制御部141aと、ホログラムの貼付に要する温度を制御するヒータ制御部141bと、貼付用ホログラムテープ149を押圧し、ホログラムを貼付するヘッド146を制御するヘッド制御部141cと、シール状の貼付用ホログラムテープ149の位置を制御し、ホログラムを供給するホログラム供給制御部141dと、から構成され、ケーブルC14により各機器と接続されている。
【0033】
これらの各制御部は、コンピュータシステム1のCPU2から制御動作開始の信号が入力されると、各制御部それぞれが独立して各機器の制御を開始し、制御状態の信号を適宜CPU2に出力する。また、各制御部は、CPU2から制御動作停止の信号が入力されると、各機器の制御を停止する。
【0034】
ホログラム読取ユニット15は、搬送ローラ151と、貼付されたホログラムに光を照射する発光部152と、ホログラムに反射された光からランダムデータを読み取る読取部153と、から構成される。発光部152は、ホログラム再生するために必要な、ランダムデータを格納した特定のホログラム手法の当該参照波を照射し、読取部152は、当該手法に基づいてランダムデータを読み出し、読み出したランダムデータを、ケーブルC1を介してコンピュータシステム1に出力する。
【0035】
貼付用ホログラムテープ149は、上記特定のホログラム手法によりランダムデータを予め格納済みの複数のホログラムをシール状のテープにしたもので、ヘッド146により押圧され、手形・小切手の券面上に1枚ずつ貼付される。
【0036】
ここで、本実施の形態において上記CPU2の証券印刷処理により印刷された小切手の券面印刷例を図4に、さらに、証券認証処理によりホログラムを貼付された小切手の例を図5に示す。図5において、銀行のロゴマークがホログラムとなっており、このマーク内にランダムデータが格納されている。
【0037】
図6(a)は、全銀ホストコンピュータ300の証券データ格納フォーマット30を、図6(b)は、証券データが全銀ホストコンピュータ300に格納される様子を、図7は、証券検証システム200が証券データを全銀ホストコンピュータ300に問い合わせる様子を示す図であり、これらの図を参照して、全銀ホストコンピュータ300及び証券検証システム200それぞれの構成を説明する。
【0038】
図6(b)及び図7において、全銀ホストコンピュータ300は、後述する証券データを格納するデータベースシステムであり、公知のデータベースシステムのため、詳細説明は省略する。全銀ホストコンピュータ300は、図示しないCPU、RAM、表示装置、入力装置、記憶装置、記憶媒体、及び通信装置から構成されており、この通信装置を介して通信回線により、各銀行に設置された証券発行システム100及び証券検証システム200と接続されている。また、CPUは、この通信装置を介して各銀行に配置された証券発行システム100から入力される証券データを、後述する証券データ格納フォーマット30に従って、記憶装置、若しくは記憶媒体内に格納し、各銀行に配置された証券検証システム200から後述する証券データの問い合わせ要求があった場合は、当該証券データを選出し、証券検証システム200へ出力する。
【0039】
次に、データ格納フォーマット30について説明する。図6(a)において、データ格納フォーマット30は、「銀行コード」、「支店コード」、「口座番号」、「顧客名」、「ホログラムデータ」、「手形・小切手番号」をフィールドとし、手形・小切手1枚づつのデータをレコードとしたデータベース構造となっている。また、各フィールドのデータ型は予め設定されており、例えば「銀行コード」は数字4桁、「支店コード」は数字3桁、「口座番号」は数字12桁、「顧客名」は全角文字20桁、「ホログラムデータ」は数字7桁、「手形・小切手番号」は半角英字2桁+数字4桁となっている。
【0040】
また、格納されるデータは、「銀行コード」は各銀行毎に固有の異なる番号であり、「支店コード」はその銀行の各支店毎に異なる番号であり、「口座番号」は手形・小切手の振出人の口座番号であり、「顧客名」は手形・小切手の振出人であり、「ホログラムデータ」はそれぞれの手形・小切手1枚づつに貼付されるホログラムに格納されたランダムデータであり、「手形・小切手番号」は当該手形券、若しくは小切手券の券面番号である。このデータ格納フォーマット30に格納されるデータを証券データと呼ぶこととする。
【0041】
次に、証券検証システム200の構成を説明する。
【0042】
図7において、証券検証システム200は、証券リーダ210により読み取られたMICR文字およびホログラムのランダムデータを全銀ホストコンピュータ300に問い合わせることにより、証券の真偽を判別するコンピュータシステム201と、証券リーダ210と、から構成されており、コンピュータシステム201と証券リーダ210とは、証券リーダ読取信号ケーブルC3により接続されている。
【0043】
この図7において、コンピュータシステム201は、その機能的構成を図8に示すブロック図のように、CPU202、表示装置203、入力装置204、RAM205、記憶装置206、記憶媒体207、及び通信装置208により構成されており、記憶媒体207を除く各部はバス209により相互に接続されている。また、バス209には、証券リーダ読取信号ケーブルC3を介して証券リーダ210が接続されており、証券リーダ210は、ホログラム読取装置210aと、MICR読取装置210bと、により構成されている。
【0044】
コンピュータシステム201の各部は、証券発行システム100のコンピュータシステム1と同様であるため、異なる箇所のみを説明する。
【0045】
CPU202は、記憶装置206内に格納された証券検証プログラムに従って処理を実行して、証券リーダ210から入力されるMICR文字データと、ホログラムのランダムデータを、RAM205上に格納した上、MICR文字データから手形・小切手番号を判別して、その手形・小切手番号及び問い合わせ信号を通信装置209、及び通信回線を介して全銀ホストコンピュータ300に出力し、当該証券データの問い合わせを行う。問い合わせ後、全銀ホストコンピュータから入力される証券データの内のランダムデータと、上記RAM205上に格納されたランダムデータとを比較することで、証券の真偽を判別する。
【0046】
証券リーダ210は、ホログラム読取装置210aと、MICR読取装置210bと、から構成されている。ホログラム読取装置210aは、図示しない発光部と、受光部とから構成され、発光部は手形・小切手に貼付されているホログラムに、ホログラム再生に必要な、ランダムデータを格納した特定のホログラム手法の当該参照波を照射し、受光部はその反射光から当該手法に基づいてランダムデータを読み出し、証券リーダ読取信号ケーブルC3を介してコンピュータシステム201に出力する。
【0047】
MICR読取装置210bは、手形・小切手に印刷されたMICR文字を読み取り、その読み取ったMICR文字データを証券リーダ読取信号ケーブルC3を介してコンピュータシステム201に出力する。
【0048】
次に、動作を説明する。
【0049】
図9は、ホログラム貼付ユニット14と、ホログラムデータ読み取りユニット15に係る証券認証処理を示すフローチャートである。
【0050】
上記コンピュータシステム1内のCPU2により実行される証券認証処理の内、ホログラム貼付ユニット14と、ホログラムデータ読み取りユニット15に係る処理について、この図9に基づいて説明する。
【0051】
まず、CPU2は、証券認証処理に係る各部の電源をONとし、ユニットコントロール装置141の用紙搬送制御部141a、ヒータ制御部141b、ヘッド制御部141c、ホログラム供給制御部141dに制御開始の信号を出力する(ステップS101)。またCPU2は、制御開始信号を出力した後、各制御部から入力される処理状態の信号に応じて、適宜各制御部に制御動作の開始/停止の信号を出力し、各制御部はこの信号に応じて制御動作を開始/停止する。
【0052】
CPU2から制御開始の信号が入力されたヒータ制御部141bは、ヒータ144と温度センサ145の温度制御を開始する(ステップS102)。同じくCPU2から制御開始の信号が入力された用紙搬送制御部141aは、前処理である印刷券面チェック機構13から手形・小切手が排紙されたか確認し(ステップS103)、印刷済みの手形・小切手が排紙されていない場合はCPU2にその旨の信号を出力し、さらに、CPU2は、処理終了であれば(ステップS104)、各制御部に制御終了の信号を出力した上、電源をOFFとし(ステップS105)、証券認証処理を終了する。処理終了でない場合(ステップS104)は、ステップS103に戻り、用紙搬送制御部141aは、手形・小切手が排紙されるまで待機する。
【0053】
手形・小切手が排紙された場合(ステップS103)、用紙搬送制御部141aは、手形・小切手を搬送し(ステップS106)、規定位置までステップS106の用紙搬送を行い(ステップS107)、規定位置まで搬送した後(ステップS107)、搬送を停止(ステップS108)する。次にヘッド制御部141cは、ヘッド146をヘッドダウンさせ(ステップS109)、貼付用ホログラムテープ149を手形・小切手に規定時間押圧した後(ステップS110)、ヘッド146をヘッドアップさせる(ステップS111)。
【0054】
次に、ホログラム供給制御部141dは、貼付用ホログラムテープ149を予め設定された一定量巻き上げ、次に貼付するホログラムの位置に貼付用ホログラムテープ149をセットする(ステップS112)。その後、用紙搬送制御部141aは、手形・小切手をホログラムデータ読取ユニット15に排紙し、ホログラムデータ読取ユニット15の搬送ローラ151は、ホログラムのランダムデータを読み取るための規定位置に手形・小切手を搬送する(ステップS113)。
【0055】
発光部152は、規定位置に搬送された手形・小切手にホログラム再生のための参照波を照射し、読取部153は、ホログラム内に格納されたランダムデータを読み取る(ステップS114)。読取部153は、読み取ったランダムデータをCPU2に出力し(ステップS115)、ステップS103へ戻る。以上のステップS103からステップS115までを繰り返すことにより、全ての手形・小切手にホログラムを貼付し、そのランダムデータをCPU2に出力する。
【0056】
次に、CPU2により実行される証券認証処理により、全銀ホストコンピュータ300に証券データが格納される際の証券データのフローを、図6(b)を参照して説明する。
【0057】
コンピュータシステム1のCPU2は、MICRトナープリンタ20および証券認証処理装置10にて発行された手形・小切手1枚ずつの「銀行コード」、「支店コード」、「口座番号」、「顧客名」、「ホログラムデータ」、「手形・小切手番号」を証券データとして全銀ホストコンピュータ300へ出力する。同様に、証券発行システム100をそれぞれ配置した各銀行の当該CPU2は、発行された手形・小切手の証券データを全銀ホストコンピュータ300へ出力する。
【0058】
全銀ホストコンピュータ300は入力されたこれらの証券データを上記データ格納フォーマット30に従って、記憶装置若しくは記憶媒体内に順次格納する。
【0059】
次に、上記コンピュータシステム201のCPU202により実行される証券検証処理について、図10に示す証券検証処理フローチャートに基づいて説明する。
【0060】
まず、証券リーダ210のホログラム読取装置210aは、貼付された手形・小切手のホログラムに格納されたランダムデータを読み取り、CPU202にこのランダムデータを出力する(ステップS201)。次にMICR読取装置210bは、手形・小切手のMICR文字を読み取り、読み取り結果をCPU202に出力する(ステップS202)。
【0061】
CPU202は、受信したMICR文字の読み取り結果から手形・小切手番号を判別し(ステップS203)、通信装置208を介して全銀ホストコンピュータ300にこの手形・小切手番号と、この手形・小切手番号に該当するランダムデータを問い合わせる信号を出力する(ステップS204)。
【0062】
全銀ホストコンピュータ300は、この手形・小切手番号及び問い合わせ信号が入力されると、当該証券データを検索し、当該証券データの有無を通知する通知信号と、当該証券データを証券検証システム200に出力する。この通知信号が入力されたCPU202は、当該証券データがあるのであれば(ステップS205)、さらに当該証券データを全銀ホストコンピュータ300から入力し(ステップS206)、無い場合は、読み取った手形・小切手はエラー証券として処理を終了する。
【0063】
また、当該証券データが入力された後、CPU202は、ステップS201にて読み取ったランダムデータと、入力された当該証券データ内のランダムデータを比較し(ステップS207)、同一であれば、正常な証券として処理を終了し、一致しなければエラー証券として処理を終了する。
【0064】
次に、上記CPU202により実行される証券検証処理に係る証券データのフローを、図7を参照して説明する。
【0065】
まず、各銀行に持ち込まれた手形・小切手は、証券検証システム200の証券リーダ210によってMICR文字とランダムデータが読み取られ、CPU202に出力される。CPU202は、このMICR文字から手形・小切手番号を判別し、この手形・小切手番号と、問い合わせ信号を全銀ホストコンピュータ300に出力する。この信号が入力された全銀ホストコンピュータ300は当該証券データを検索し、当該証券データの有無、及び当該証券データをCPU202に出力し、CPU202は、入力された当該証券データの内のランダムデータと、証券リーダ210により読み取られたランダムデータとを比較することにより、手形・小切手の真偽を判別する。
【0066】
同様に、証券検証システム200をそれぞれ配置した各銀行の当該CPU202は、証券検証処理を実行し、全銀ホストコンピュータ300へ読み取った手形・小切手番号の当該ランダムデータを問い合わせ、全銀ホストコンピュータ300から入力される当該証券データの有無、及び、当該証券データの内のランダムデータと読み取ったランダムデータとの比較を行って手形・小切手の真偽を判別する。
【0067】
以上のように、本実施の形態の証券発行処理システムは、証券発行システム100と、証券検証システム200と、全銀ホストコンピュータ300により構成され、証券発行システム100は、手形・小切手の券面を印刷後、ランダムデータを格納したホログラムを券面に貼付するホログラム貼付ユニット14と、このランダムデータを読み取るホログラムデータ読取ユニット15とを備え、発行した手形・小切手の証券データとランダムデータを全銀ホストコンピュータ300に出力する。全銀ホストコンピュータ300は、手形・小切手の証券データとランダムデータを保存し、証券検証システム200は、手形・小切手のMICR文字及びランダムデータを読み取って、全銀ホストコンピュータ300に当該ランダムデータの問い合わせを行い、手形・小切手の真偽を判別する。
【0068】
従って、手形・小切手の印刷とホログラム貼付を一元化することができ、ホログラム貼付前の手形・小切手を一括して印刷し、その後一括して貼付する必要がなく、発行量に即した手形・小切手の発行が可能であるため、手形・小切手が最終的に発行されるまでに係る業務を簡略化でき、証券発行処理を効率化すると共に、ホログラム貼付前後に発行していた必要発行量以上の手形・小切手の管理を省略することができる。
【0069】
また、ホログラム貼付ユニット14及びホログラム読取ユニット15は、証券認証処理装置10に脱着可能であるため、未発行時は、このユニットを外し、別途保管することにより、ホログラム自体のセキュリティが確保できる。また、ホログラムは貼付された時点で、そのランダムデータと、手形・小切手の券面番号が対応づけられ、かつ、そのデータが全銀ホストコンピュータ300に格納されるため、証券発行システム100内のセキュリティが確保でき、ホログラム自体の改ざん、偽造を防止することができる。
【0070】
なお、本実施の形態では、ホログラム貼付ユニット14はヘッド146が1つのみの構成として説明したが、ヘッド146やリール147等を複数装備し、同時に複数の手形・小切手にホログラムを貼付する構成としてもよく、その場合は、発行する手形・小切手の券種に応じたホログラムテープ149をリール147にセットし、それぞれのヘッド146で貼付することができるため、多種多様な運用に対応することが可能である。
【0071】
また、ホログラム貼付ユニット14及びホログラム読取ユニット15の脱着用にそれぞれ専用の鍵を装備し、証券認証処理装置10にそれぞれのユニットを装着する際は、必ず施錠する構成としてもよく、その場合は、証券発行システム100の操作許可者以外の着脱に対するセキュリティも確保することができる。
【0072】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、証券の印刷処理と、ホログラムを券面に貼付する処理を一元化し、ホログラムが証券の券面に貼り付けられる時点で、証券に貼り付けられたホログラムのホログラム情報と当該証券に印刷された証券番号とを対応づけて証券発行情報として記憶されるため、銀行に持ち込まれた証券を検証する際に、ホログラム情報に基づいて証券の真偽を判別でき、証券の偽造を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した証券発行システム100の全体の概略構成を示す図。
【図2】図1の証券発行システム100の全体の機能的構成を示すブロック図。
【図3】図1のホログラム貼付ユニット14と、ホログラム読取ユニット15それぞれの側面、およびユニットコントロール装置141の機能ブロックを示す図。
【図4】図2のCPU2の証券印刷処理により印刷され、ホログラムを貼付する前の小切手の券面印刷例を示す図。
【図5】図2のCPU2の証券印刷処理により印刷され、ホログラムを貼付された後の小切手の券面印刷例を示す図。
【図6】(a)は、全銀ホストコンピュータ300の証券データ格納フォーマット30を示す図。(b)は、証券データが全銀ホストコンピュータ300に格納される様子を示す図。
【図7】証券データが全銀ホストコンピュータ300に問い合わせる様子を示す図。
【図8】図7の証券検証システム200の全体の機能的構成を示すブロック図。
【図9】図3のホログラム貼付ユニット14と、ホログラムデータ読み取りユニット15に係る証券認証処理を示すフローチャート。
【図10】図7の証券検証システム200により実行される証券検証処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
100 証券発行システム
1 コンピュータシステム
2 CPU
3 表示装置
4 入力装置
5 RAM
6 記憶装置
7 記憶媒体
8 通信装置
9 バス
10 証券認証処理装置
11 カール矯正機構
12 スリッタ機構
13 印刷券面チェック機構
14 ホログラム貼付ユニット
141 ユニットコントロール装置
141a 用紙搬送制御部
141b ヒータ制御部
141c ヘッド制御部
141d ホログラム供給制御部
142 搬送ローラ
143 用紙位置センサ
144 ヒータ
145 温度センサ
146 ヘッド
147 リール
148 台座
149 貼付用ホログラムテープ
15 ホログラム読取ユニット
151 搬送ローラ
152 発光部
153 読取部
16 スタック機構
20 MICRトナープリンタ
200 証券検証システム
201 コンピュータシステム
210 証券リーダ
300 全銀ホストコンピュータ
30 データ格納フォーマット
Claims (1)
- 証券を印刷して発行する証券発行装置と、この証券の真偽を検証する証券検証装置とからなる証券発行処理システムであって、
前記証券発行装置は、
証券毎に異なる証券番号を含む印刷データを証券の券面に印刷する印刷手段と、
内部にホログラム情報を格納したホログラムを前記証券の券面に貼付けるホログラム貼付手段と、
前記ホログラム貼付手段により前記証券の券面に貼付けられたホログラムからホログラム情報を読み取る第1のホログラム読取手段と、
前記第1のホログラム読取手段により読み取られたホログラム情報と、前記印刷手段により前記証券に印刷された証券番号とを対応づけて証券発行情報として記憶する証券発行情報記憶手段と、
を備え、
前記証券検証装置は、
検証する証券の券面に貼付されたホログラムからホログラム情報を読み取る第2のホログラム読取手段と、
前記検証する証券の券面に印刷された証券番号を読み取る証券番号読取手段と、
前記証券番号読取手段に読み取られた証券番号に基づいて、前記証券発行装置の前記証券発行情報記憶手段に前記証券番号に対応づけて記憶された当該証券のホログラム情報を検索し、この検索したホログラム情報と前記第2のホログラム読取手段により読み取られた当該証券のホログラム情報とを照合して前記検証する証券の真偽を判別するホログラム情報照合手段と、
を備えたことを特徴とする証券発行処理システム。
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