JP2001101362A - Icカードシステム - Google Patents
IcカードシステムInfo
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- JP2001101362A JP2001101362A JP27867999A JP27867999A JP2001101362A JP 2001101362 A JP2001101362 A JP 2001101362A JP 27867999 A JP27867999 A JP 27867999A JP 27867999 A JP27867999 A JP 27867999A JP 2001101362 A JP2001101362 A JP 2001101362A
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Abstract
ーション選択を効率よく行えるようにする。 【解決手段】 リーダ/ライタ1からICカード2に送
信されるリセット信号に対してICカード2から返され
る初期応答情報の内容にアプリケーション選択に使用す
る情報を含ませることで、ICカードのアプリケーショ
ン選択をスムーズに行えるようにしたものである。
Description
リケーションの選択を容易にしたICカードシステムに
関する。
リーダ/ライタを搭載したパソコン等の機器(以下、リ
ーダ/ライタと言う)とデータの読取/書込を行うため
のインタフェース、乱数の発生、暗号処理、その他各種
演算機能を有する演算装置、制御用プログラムを格納し
たROM、作業領域となるRAM、各種アプリケーショ
ンソフト、データを格納する不揮発性メモリを有してい
る。
接続すると、先ず、リーダ/ライタからICカードに対
してリセット信号が送信され、これに対してICカード
から初期応答情報(ATR)が返される。次いで、IC
カード内のアプリケーションを選択する場合、リーダ/
ライタに予め記憶されているアプリケーション名を指定
するか、またはEMV仕様(金融処理に関してEuropay
、Master、Visa3社で定めた規格の名称)によれば以
下のように選択されるケースもある。 リーダ/ライタからPSE(Payment Systrem Enviro
nment )を選択する。PSEとはICカード内のデータ
メモリ全体のファイルを意味するマスタファイル(M
F)の下に並べられる専用のファイルDF(Dedicated
File)に格納されたアプリケーションの1つである。 リーダ/ライタからPSEの選択信号を受信すると、
ICカードはリーダ/ライタに対してFCI(File Con
trol Information)を送信する。FCIはファイルの制
御情報を有している。 リーダ/ライタは、受信したFCIからSFI(Shor
t File Identifier )を読み出す。 リーダ/ライタは、SFIを指定してアプリケーショ
ンエントリを読み出す。 アプリケーションエントリに記述されたアプリケーシ
ョン名を指定して、アプリケーションを選択する。
直接指定して選択する場合、リーダ/ライタに記憶され
ているアプリケーション名のリストから順に検索してい
き、アプリケーション選択が成功するまで繰り返してい
くことになるので効率が悪い。また、EMV仕様による
アプリケーション選択方法では、必要なアプリケーショ
ンを選択するまでに複数のステップを経るため、確実で
はあるが時間がかかってしまう。
で、リーダ/ライタからのICカードのアプリケーショ
ン選択を効率よく行えるようにすることを目的とする。
からICカードに送信されるリセット信号に対してIC
カードから返される初期応答情報の内容にアプリケーシ
ョン選択に使用する情報を含ませることで、ICカード
のアプリケーション選択をスムーズに行えるようにした
ことを特徴としている。
て説明する。図1は本発明のICカードシステムを説明
する概念図、図2は本発明によるアプリケーション選択
処理を説明する図、図3はATRの説明図、図4はAT
R内のアプリケーション選択に使用する情報としてアプ
リケーション名を用いた例を説明する図、図4はATR
内のアプリケーション選択に使用する情報としてSFI
を用いた例を説明する図、図5はATR内のアプリケー
ション選択に使用する情報としてアプリケーション名を
用いた例を説明する図である。
または非接触式でICカード2とデータ交信し、データ
交信に先立ってICカード2に対してリセット信号を送
り、これに対してICカード2はATR(Answer To Re
set )を返信する。以下に詳述するように、本発明はこ
のATRの内容にアプリケーション選択に使用する情報
を含ませる。リーダ/ライタ1のメモリには、ICカー
ド内のアプリケーション名リストが格納されており、リ
ーダ/ライタ1は受信したATRのアプリケーション選
択情報に基づいてリストの中からアプリケーションを選
択する。
処理について説明すると、リーダ/ライタからICカー
ドに対してリセット信号を送信し(S1)、ICカード
からATRが返されてこれを受信する(S2)。図3に
示すように、ATRは開始キャラクタ(TS)、構成表
示キャラクタ(T0)、接続情報キャラクタ、管理情報
キャラクタ、検査キャラクタからなり、キャラクタは1
0個の連続したビットで構成されている。これらのキャ
ラクタのうち管理情報キャラクタにはヒストリカル・バ
イト(15バイト)があるので、これを利用してアプリ
ケーション選択に使用する情報をセットする。例えば、
図4に示すように、ヒストリカル・バイトの第1バイト
(T1)にアプリケーション名が格納されていることを
示すtagを、第2バイト(T2)にアプリケーション
名の長さを示すlenをセットし、続いてアプリケーシ
ョン名をセットし、残りのキャラクタはFFでバッティ
ングする。
ョン名を検出したか否か判断し(S3)、検出するとそ
のアプリケーション名がリーダ/ライタに格納されてい
るアプリケーション名リストにあるか否か判断す(S
4)。検出したアプリケーション名が、アプリケーショ
ン名リストの中にある場合はそのアプリケーション名を
選択(S5)して、選択したアプリケーションによる処
理に進む(S6)。一方、S3においてアプリケーショ
ン名を検出できない場合、またはS4においてATRか
ら検出したアプリケーション名がリストにない場合は、
従来法による選択処理を行い(S7)、アプリケーショ
ンの選択可能であるか否か判断し(S8)、選択可能で
あればS6の処理を行い、選択不可である場合、使用し
ているICカードとリーダ/ライタの機種とが不整合の
可能性があるので、リーダ/ライタのパネルに表示する
か或いは音声案内により他の機種により再試行すること
を促す(S9)。
バイトにセットする内容を、アプリケーション名に代え
てEMV仕様で使用されるSFIとしてもよい。また、
図6に示すように、構成表示キャラクタT0の下位ニブ
ルに、アプリケーション名に使用するヒストリカル・バ
イトの長さをセットするようにしてもよい。また、AT
Rのあき容量が許す範囲で、アプリケーション選択に使
用する情報として、ICカード内の複数のアプリケーシ
ョン名、あるいはアプリケーションのリストを用いるよ
うにしてもよい。
情報の内容にアプリケーション選択に使用する情報を含
ませるようにしたので、ICカードのアプリケーション
選択をすることができるか否かを即座に判断することが
可能となり、また、選択することができないと判明した
場合、ユーザにどのリーダ/ライタで再試行すべきかを
アドバイスすることも可能となる。
図である。
明する図である。
情報としてアプリケーション名を用いた例を説明する図
である。
情報としてSFIを用いた例を説明する図である。
情報としてアプリケーション名を用いた例を説明する図
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 リーダ/ライタから送信されるリセット
信号に対してICカードから返される初期応答情報の内
容にICカード内のアプリケーション選択に使用する情
報を含ませたことを特徴とするICカードシステム。 - 【請求項2】 リーダ/ライタはICカード内のアプリ
ケーション名リストを保持し、初期応答情報に含まれる
アプリケーション選択に使用する情報に基づいて前記ア
プリケーション名リストからアプリケーションを選択す
ることを特徴とする請求項1記載のICカードシステ
ム。 - 【請求項3】 前記アプリケーション選択に使用する情
報は、アプリケーション名、ファイルID、またはアプ
リケーションリストであることを特徴とする請求項1記
載のICカードシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27867999A JP2001101362A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | Icカードシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27867999A JP2001101362A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | Icカードシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001101362A true JP2001101362A (ja) | 2001-04-13 |
Family
ID=17600670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27867999A Pending JP2001101362A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | Icカードシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001101362A (ja) |
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-
1999
- 1999-09-30 JP JP27867999A patent/JP2001101362A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060810 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090529 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090706 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091002 |