JP2006159424A - プリントシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 非接触型ICカードリーダ/ライタとプリンタと操作キーが同一筐体内に格納された多機能プリンタが コンピュータに接続され、非接触型ICカード内の情報を有効的に印字するプリントシステムを提供する。
【解決手段】 非接触型ICカードリーダ/ライタ209と、プリンタ制御部210と、操作キー106とが同一筐体に格納され、多機能プリンタと接続されるコンピュータには非接触型ICカードリーダ/ライタ209と、プリンタ制御部210と、操作キー106のそれぞれを管理する手段を有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 非接触型ICカードリーダ/ライタ209と、プリンタ制御部210と、操作キー106とが同一筐体に格納され、多機能プリンタと接続されるコンピュータには非接触型ICカードリーダ/ライタ209と、プリンタ制御部210と、操作キー106のそれぞれを管理する手段を有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、非接触によりICカードへ読み書きが可能なICカードリーダ/ライタを備えた多機能プリンタに関する。
近年、電磁波を介して非接触状態でデータ通信を行う非接触型ICカードを用いた個人認証、及び情報の交換を行うようになされたものがある。非接触型ICカードはIS014443等で規格化されており、こういった非接触型ICカードを用いれば、駅の改札機、自動販売機、店舗端末、等に設置された外部読み取り/書き込み装置にICカードをかざすだけで、リアルタイムでのカード利用(定期券、電子マネー、チケット、等としての利用)が行えるようになってきている。また家庭においても、非接触型ICカードを利用することは可能であり、電子マネーの残高照会、インターネット通信販売の支払いにも利用されてきている(例えば、特許文献1)
非接触型ICカードを家庭で利用する場合は、専用のICカードリーダ/ライタが用意され、それをパーソナルコンピュータに接続することにより、非接触型ICカード内に記憶された情報を確認することができるようになっている。
非接触型ICカードを家庭で利用する場合は、専用のICカードリーダ/ライタが用意され、それをパーソナルコンピュータに接続することにより、非接触型ICカード内に記憶された情報を確認することができるようになっている。
一方で、パーソナルコンピュータを所有するユーザの多くがプリンタも所有し、パーソナルコンピュータに取り込んだデータを印字することが可能となっている。
特開2002−216189号
しかしながら、従来のように、非接触型ICカードリーダ/ライタを所有し、且つプリンタも所有する場合、パーソナルコンピュータと接続するためのインターフェース(例えば、USB(Universal Serial Bus))を2口も占有するため、コンピュータにインターフェースが1口しかない場合は、非接触型ICカードリーダ/ライタとプリンタの両方を設置することは困難であった。またコンピュータにインターフェースが複数口あったとしても、ケーブルが2本必要となり煩わしかった。
また非接触型ICカード内の情報を印字する場合は、まず非接触型ICカードのデータをパーソナルコンピュータで取り込めるように、パーソナルコンピュータ上でアプリケーションソフトを起動し、さらに非接触型ICカード内の情報をパーソナルコンピュータに取り込んだ後は、印字するための別のアプリケーションソフトを起動する必要があり、大きな手間であった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、非接触型ICカードリーダ/ライタとプリンタの両方を設置する場合でも、パーソナルコンピュータと接続するためのインターフェースは1口だけで済み、非接触型ICカード内の情報をプリンタで印字する場合は、簡易な操作で印字動作が可能なプリントシステムを提供することを目的とする。
非接触型ICカードとの間で無線通信を行う非接触型ICカードリーダ/ライタ部と、文字及び画像データを画像処理して生成した印刷画像データを印刷するための紙へ印字し出力するプリンタ部と、コンピュータと接続するためのインターフェースと、前記非接触型ICカードリーダ/ライタ部からデータを取得し、前記データを元に前記印刷画像データを生成するコンピュータと、を備えるとともに、前記コンピュータは、前記非接触型ICカードリーダ/ライタ部と前記プリンタ部を独立した機器として認識可能であり、前記非接触型ICカードリーダ/ライタ部と前記プリンタ部と前記インターフェースは同一の筐体に格納されていることを特徴とすることで、パーソナルコンピュータと接続するインターフェースが一つであるにもかかわらず、非接触型ICカードリーダ/ライタの機能とプリンタ機能の両方を有効に利用することが可能となる。
また、1つの筐体に前記非接触型ICカードリーダ/ライタ部と前記プリンタ部と前記インターフェースとが格納された多機能プリンタが接続され、前記非接触型ICカードリーダ/ライタ部と前記プリンタ部とを独立して認識可能なコンピュータであって、前記非接触型ICカードリーダ/ライタ部との送受信を管理するとともに、前記非接触型ICカードリーダ/ライタ部からデータを取得するための非接触型ICカードリーダ/ライタ管理手段と、前記非接触型ICカードリーダ/ライタ管理手段から前記データを取得して、前記データを元に前記プリンタ部が印刷可能な印刷画像データを生成する印刷画像データ生成手段と、前記プリンタ部との送受信を管理するとともに、前記印刷画像データ生成手段から前記印刷画像データを取得して、前記印刷画像データを前記プリンタ部に送信するプリンタ管理手段と、を備えることを特徴とすることで、非接触型ICカード内部に格納された情報を、簡易に印刷することが可能となる。
また1つの筐体に前記非接触型ICカードリーダ/ライタ部と前記プリンタ部と前記インターフェーと操作キーとが格納された多機能プリンタと、請求項2に記載のコンピュータと、を備えるとともに、前記多機能プリンタの前記操作キーの操作によって、前記非接触型ICカードリーダ/ライタ管理手段と前記印刷画像データ生成手段と前記プリンタ管理手段とが順次実行されることを特徴とすることで、パーソナルコンピュータの操作をしなくても、非接触型ICカード内部の情報を印刷することが可能となる。
本発明によれば、非接触型ICカードリーダ/ライタとプリンタの両方を設置する場合でも、コンピュータと接続するインターフェースは一口しか必要とせず、さらに非接触型ICカード内の情報を簡易に印字することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1において、本発明を適用したプリントシステムの一例を示し、多機能プリンタ101がパーソナルコンピュータ110と接続された場合の構成を示している。
本体である多機能プリンタ101は、印刷画像データを紙へ印字するためのプリンタ部102を備え、また文字データや画像データを画面上に表示するための表示パネル103を備えている。104は非接触型ICカードを近づけるように誘導する領域であり、近くにアンテナを内蔵したICカードリーダ/ライタを備えている。105はパーソナルコンピュータと接続するための情報端末接続用インターフェースであり、本実施例においてはUSB(Universal Serial Bus)端子である。106はユーザが押下することによって各種設定を行うための操作キーである。そして前記USBとパーソナルコンピュータ110はUSBケーブル111によって接続されている。本実施形態において、プリンタ部102は、カラーのインクジェットプリンタで構成されている。
次に、多機能プリンタ101の回路構成を図2を用いて説明する。図2は、本発明を適用した多機能プリンタ101の回路構成の一例を示すブロック図である。多機能プリンタ201においては、当該多機能プリンタ201の各種機能を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit )204がホストバス212に接続されている。ホストバス212には、さらに不揮発性のメモリであるフラッシュメモリ206、RAM(Random Access Memory)205、ICカードリーダ/ライタ209、プリンタ制御部210、USBインターフェイス211が接続されている。
フラッシュメモリ206には、各種プログラムや文字フォント等が格納され、CPU204はフラッシュメモリ206からRAM205へ必要なプログラムを任意のタイミングでロードし、プログラムの処理を実行することにより各種機能を実現し得るようになされている。さらに図3に示すように、本実施例では、製造メーカ名格納領域301、304、307と、製品名格納領域302、305、308と、シリアル番号格納領域303、306、309とが設けられており、それぞれ、プリンタ識別情報としてプリンタ識別用の製造メーカ名、製品名、シリアル番号と、非接触型ICカードリーダ/ライタ識別用情報として非接触型ICカードリーダ/ライタ識別用の製造メーカ名、製品名、シリアル番号と、操作キー識別情報として、操作キー識別用の製造メーカ名、製品名、シリアル番号が格納されている。
プリンタ制御部210は、CPU204から印刷画像データが転送されることで、紙を搬送し、インクを所定の場所に吐出することで、紙への印字動作を行う。
ICカードリーダ/ライタ209は、アンテナ214と、リード/ライト制御部215で構成され、非接触型ICカード203が近づくと、ICカードリーダ/ライタ209は、内部に組み込まれたアンテナ214を通じて無線でデータを通信し、リード/ライト制御部215によって非接触型ICカード内の情報を読み込んだり、また非接触型ICカード内の記憶素子に対して情報を書き込む動作を行う。
表示部208は、TFTLCD(Thin Film Transistor−Liquid Crystal Display) でなる液晶表示パネルを用いた液晶ディスプレイであり、任意の文字または画像を表示することができる。表示コントローラ207は、シリアルバス213を介してCPUから転送された表示画像データを元に、表示部208を制御することで、ユーザが認識できる文字や画像を表示するための動作を行う。
操作キー216から出力される信号はCPU204に接続され、ユーザが操作キー216を押下すると信号の電圧が変化し、CPU204が操作キー216の押下を認識できるようになっている。そしてCPU204は操作キー216の押下を認識すると、どのようなキー操作を行ったかを表す操作データを生成する。
USBインターフェイス211は、同じくUSBインターフェイスを持ったパーソナルコンピュータ202とUSBケーブルを用いて接続することによって、パーソナルコンピュータ202との間のデータ転送のプロトコル制御を行ったり、データを送受信したりする動作を行う。
すなわち、パーソナルコンピュータ202によるプリンタ動作は、パーソナルコンピュータ202からデータをUSBインターフェース211を介して受信し、CPU204が受信したデータをプリンタ制御部210へ転送することによって行う。
またパーソナルコンピュータ202からの要求で、プリンタ機能に関するデータを送信する場合には、CPU204がフラッシュメモリ206に格納されているプリンタ識別情報をプリンタ制御部210から読み込んだデータに付加し、USBインターフェース211を介してパーソナルコンピュータ202へ送信する。
パーソナルコンピュータ202による非接触型ICカード203のデータ読み出し動作は、非接触型ICカードリーダ/ライタ209で読み取った非接触型ICカード203のデータに、フラッシュメモリ206に格納されている非接触型ICカードリーダ/ライタ識別情報が付加され、USBインターフェース211を介してパーソナルコンピュータ202に送信される。
パーソナルコンピュータ202による非接触型ICカード203のデータ書き込み動作は、パーソナルコンピュータ202から、USBインターフェース211を介してデータを受信し、CPU204が、受信したデータを非接触型ICカードリーダ/ライタへ転送し、非接触型ICカードリーダ/ライタが非接触型ICカードに対して書き込み動作を行う。
パーソナルコンピュータ202からの要求で、操作キーからの操作データを送信する場合には、CPU204がフラッシュメモリ206に格納されている操作キー識別情報を操作データに付加し、USBインターフェース211を介してパーソナルコンピュータ202へ送信する。
図4は、パーソナルコンピュータ110の内部構成を詳しく説明するためのブロック図である。この図4に示すように、パーソナルコンピュータ202は、CPU401とROM(Read Only Memory)402とRAM403と、前述したUSBインタフェース404とを備えて構成されている。これらCPU401とROM402とRAM403とUSBインターフェース404は、内部バス405を介して相互に接続されている。CPU401は、このパーソナルコンピュータの種々の演算処理を行う中央演算処理装置である。ROM403は、このパーソナルコンピュータ202で実行されるデータ処理アプリケーション501やプリンタドライバ502や非接触型ICカードリーダ/ライタドライバ503やキードライバ504やUSBコントローラ505のプログラム等と文字フォント等を不揮発的に記している。CPU401は、これらのプログラムをROM402から任意のタイミングで必要に応じて読み出して、実行する。RAM403は、CPU201が上述した各種のプログラムを実行する上で、必要なデータ等を揮発的に記憶しておくためのメモリである。
次に、図5及び上述した図2に基づいて、本実施形態における印刷システムの全体的処理を説明する。図5は、CPU401で実行される本実施形態に関連あるプログラムの相互関係をブロックで示す図である。
この図5に示すように、CPU401では、データ処理アプリケーション501と、プリンタドライバ502と、非接触型ICカードリーダ/ライタドライバ503と、キードライバ504と、USBコントローラ505とのプログラムが実行される。
データ処理アプリケーション501は、非接触型ICカードリーダ/ライタ209に近接された非接触型ICカードからデータを読み込んで、必要なデータ処理を行ったり、パーソナルコンピュータ内部に記憶されたデータを読み込んで、必要な処理を行うプログラムである。処理例として、非接触型ICカードリーダ/ライタ209に近接された非接触型ICカードには、暗号化されたデータが格納されており、この暗号化されたデータを読み出したデータ処理アプリケーション501は、復号化処理を行う。そして復号化されたデータを元に、印刷画像データや、パーソナルコンピュータの画面に表示するための表示用データを生成する。例えば、非接触型ICカードが電子マネーとして使用され、データ処理アプリケーション501が読み込んだデータの内容が、残高が10000円であると判断した場合、ROM403に記憶された文字フォントから特定の文字フォントを読み込み「残高は10000円」と印字できるような印刷画像データを生成する。パーソナルコンピュータ202は、このデータ処理を施した印刷画像データをプリンタ210に出力する。この画像データを受信したプリンタ制御部210では、この画像データに基づいて印刷を行う。
このような一連の印刷処理において、データ処理アプリケーション501は、プリンタドライバ502と非接触型ICカードリーダ/ライタドライバ503とUSBコントローラ505を介して、多機能プリンタとのデータの送受を行う。
USBコントローラ505は、パーソナルコンピュータ202のUSBインターフェース404を制御するプログラムであり、プリンタドライバ502又は非接触型ICカードリーダ/ライタドライバ503又はキードライバ504からの要求により、パーソナルコンピュータ202のUSBインターフェース404と、多機能プリンタのUSBインターフェースとの間でUSB規格に準じた通信をするための制御を行う。また、多機能プリンタから受信したデータが、プリンタ制御部210から送信されたデータであるか、それとも非接触型ICカードリーダ/ライタ209か、それとも操作キーから送信されたデータかを識別し、プリンタ制御部210からのデータであればプリンタドライバ502へ、非接触型ICカードリーダ/ライタ209からのデータであれば非接触型ICカードリーダ/ライタドライバ503へ、操作キー216からのデータであればキードライバ504へ送信するプログラムも有している。
プリンタドライバ502は、多機能プリンタのプリンタ制御部210を管理するプログラムである。本実施形態では、このプリンタドライバ502は、データ処理アプリケーション501からの要求に基づいて、USBコントローラ505を介して、プリンタ制御部へデータの送信を要求したり、印刷画像データを予め決められたタイミングで送信したりする。
図6に基づいて、データ処理アプリケーション501からプリンタドライバ502に要求があった場合の処理を詳しく説明する。図6は、プリンタドライバ502における処理に関するフローチャートを示す図である。プリンタドライバ502は、データ処理アプリケーション501からプリント制御部210に関する要求があったかどうかを判断する(601)。要求がない場合は、ステップ(601)を繰り返す。要求があった場合、要求の内容がプリンタ制御部210に対するデータ送信要求かどうかを判断する(602)。データ送信要求の場合は、プリンタ制御部に対して、データを送信するようにUSBコントローラを介して要求する(603)。それに応じてプリンタ制御部210が送信してきたデータを受信すると(604)、その受信データをデータ処理アプリケーションへ送信する(605)。これでプリンタドライバ502の処理は完了する。一方、データ処理アプリケーション501からの要求内容が、プリンタ制御部210に対するデータ送信要求でない場合、データ受信要求かどうかを判断する(606)。データ受信要求ではない場合は、無効データであると判断し、プリンタドライバ502の処理を終了する。データ受信要求の場合は、データ処理アプリケーション501から受け取ったデータをプリンタ制御部に対してデータを送信する(607)。それに対してプリンタ制御部から受信確認が送られてきたかどうか判断する(608)。受信確認が送られてくると、プリンタドライバ502の処理は終了する。受信確認が送られてこない場合は、再度データ処理アプリケーション501から受け取ったデータをプリンタ制御部210に対してデータを送信する(607)。
以上がプリンタドライバ501の処理内容である。
非接触型ICカードリーダ/ライタドライバ503は、多機能プリンタの非接触型ICカードリーダ/ライタ209を管理するプログラムである。本実施形態では、この非接触型ICカードリーダ/ライタドライバ503は、データ処理アプリケーション501からの要求に基づいて、USBコントローラ505を介して、非接触型ICカードリーダ/ライタ209へデータの送信を要求送信したり、非接触型ICカードに書き込むデータを予め決められたタイミングで送信したりする。
図7に基づいて、データ処理アプリケーション501から非接触型ICカードリーダ/ライタドライバ503に要求があった場合の処理を詳しく説明する。図7は、非接触型ICカードリーダ/ライタドライバ503における処理に関するフローチャートを示す図である。非接触型ICカードリーダ/ライタドライバ503は、データ処理アプリケーション501から非接触型ICカードリーダ/ライタ209に関する要求があったかどうかを判断する(701)。要求がない場合は、ステップ(701)を繰り返す。要求があった場合、要求の内容が非接触型ICカードリーダ/ライタ209に対するデータ送信要求かどうかを判断する(702)。データ送信要求の場合は、非接触型ICカードリーダ/ライタ209に対して、データを送信するようにUSBコントローラを介して要求する(703)。それに応じて非接触型ICカードリーダ/ライタ209が送信してきたデータを受信すると(704)、その受信データをデータ処理アプリケーションへ送信する(705)。これで非接触型ICカードリーダ/ライタドライバ503の処理は完了する。一方、データ処理アプリケーション501からの要求内容が、非接触型ICカードリーダ/ライタ209に対するデータ送信要求でない場合、データ受信要求かどうかを判断する(706)。データ受信要求ではない場合は、無効データであると判断し、非接触型ICカードリーダ/ライタドライバ503の処理を終了する。データ受信要求の場合は、データ処理アプリケーション501から受け取ったデータを非接触型ICカードリーダ/ライタ209に対してデータを送信する(707)。それに対して非接触型ICカードリーダ/ライタ209から受信確認が送られてきたかどうか判断する(708)。受信確認が送られてくると、非接触型ICカードリーダ/ライタドライバ503の処理は終了する。受信確認が送られてこない場合は、再度データ処理アプリケーション501から受け取ったデータを非接触型ICカードリーダ/ライタ209に対してデータを送信する(707)。
以上が非接触型ICカードリーダ/ライタドライバ503の処理内容である。
キードライバ504は、多機能プリンタの操作キー216を管理するプログラムである。本実施形態では、このキードライバ504は、データ処理アプリケーション501からの要求に基づいて、USBコントローラ505を介して、CPU204へ操作データの送信を要求したりする。
図8に基づいて、データ処理アプリケーション501からキードライバ504に要求があった場合の処理を詳しく説明する。図8は、キードライバ504における処理に関するフローチャートを示す図である。キードライバ504は、データ処理アプリケーション501から操作キー216に関する要求があったかどうかを判断する(701)。要求がない場合は、ステップ(801)を繰り返す。要求があった場合、要求の内容がCPU204に対する操作データ送信要求かどうかを判断する(802)。操作データ送信要求の場合は、CPU204に対して、操作データを送信するようにUSBコントローラを介して要求する(803)。それに応じてCPU204が送信してきた操作データを受信すると(804)、その操作データをデータ処理アプリケーションへ送信する(805)。これでキードライバ504の処理は完了する。一方、データ処理アプリケーション501からの要求内容が、CPU204に対する操作データ送信要求でない場合、無効データであると判断し、キードライバ504の処理を終了する。
以上がキードライバ504の処理内容である。
以上のように、本実施形態に係るプリントシステムによれば、プリンタ制御部210と非接触型ICカードリーダ/ライタ209とを独立した機器としてパーソナルコンピュータ202が認識できるため、USBインターフェースが一口であっても、パーソナルコンピュータは、非接触型ICカードリード/ライト機能を使用したり、非接触型ICカード内の情報を印字したりすることができる。
次に、非接触型ICカードを多機能プリンタに近接させた後、操作キー216の押下によってパーソナルコンピュータ202におけるプログラムが順次実行され、パーソナルコンピュータの操作をすることなく、非接触型ICカード内の情報を印字するフローを説明する。
図9は、データ処理アプリケーション501における、非接触型ICカード内の情報を印字する処理を示したフローチャートである。
データ処理アプリケーションは、非接触型ICカードリーダ/ライタ209へデータ送信を要求する(901)。その際、前述したように非接触型ICカードリーダ/ライタドライバ503とUSBコントローラ505を介して要求することになる。非接触型ICカードリーダ/ライタ209からデータを受信した場合(902)、ステップ(903)へ進む。すなわち、非接触型ICカード203が、非接触型ICカードリーダ/ライタ209へ近接され、カード内のデータを取得した場合、データ処理アプリケーション501のデータ送信要求に応じて、パーソナルコンピュータ202へデータ転送される。反対に非接触型ICカード203が近接されなければ、データ処理アプリケーション501がデータ送信を要求しても、パーソナルコンピュータには何もデータ転送されない。非接触型ICカードリーダ/ライタ209からデータを受信しなかった場合、ステップ(905)へ進む。
ステップ(903)では、受信したカード内の情報を復号化する。そして一旦RAMへ格納される(904)。
次にデータ処理アプリケーション501は、CPU204に対して、操作キーが押下されたかどうかを示す操作データの送信を要求する(906)。CPU204から操作データが送られてきた場合(906)、すなわちユーザが操作キーを押下した場合、データ処理アプリケーション501はRAM内に格納されたカード情報を読み込み、それをもとに印刷画像データを生成する(907)。そして生成された印刷画像データをプリンタ制御部210へ送信するために、プリンタ制御210へデータ受信を要求する(908)。その後、印刷画像データは、プリンタ制御部210へ送信される(909)。ステップ(906)で操作データを受信しなかった場合は、何も行わず処理が完了する。
以上のようなステップを繰り返すことによって、非接触型カードリーダ203が、非接触型ICカードリーダ/ライタ209に近接され、ユーザが多機能プリンタの操作キーに簡単な操作を行うだけで、非接触型ICカード内の情報を印字することが可能となる。
本発明は上記実施形態に限定されず種々に変形可能である。例えば、ICカードリーダー/ライター部として、非接触型ICチップを内蔵した携帯電話を、非接触型ICカードと同様にの手段で、リード/ライトするための制御部をホストバス212に接続しても良い。
101 多機能プリンタ全体
102 プリンタ部
103 表示パネル
104 ICカードリーダ/ライタ
105 USB端子
106 操作キー
110 パーソナルコンピュータ
111 USBケーブル
201 多機能プリンタ全体
202 パーソナルコンピュータ
203 非接触型ICカード
204 CPU
205 RAM
206 フラッシュメモリ
207 表示コントローラ
208 表示部
209 ICカードリーダ/ライタ
210 プリンタ制御部
211 USBインターフェイス
212 ホストバス
213 シリアルバス
214 アンテナ
215 リード/ライト制御部
216 操作キー
102 プリンタ部
103 表示パネル
104 ICカードリーダ/ライタ
105 USB端子
106 操作キー
110 パーソナルコンピュータ
111 USBケーブル
201 多機能プリンタ全体
202 パーソナルコンピュータ
203 非接触型ICカード
204 CPU
205 RAM
206 フラッシュメモリ
207 表示コントローラ
208 表示部
209 ICカードリーダ/ライタ
210 プリンタ制御部
211 USBインターフェイス
212 ホストバス
213 シリアルバス
214 アンテナ
215 リード/ライト制御部
216 操作キー
Claims (3)
- 非接触型ICカードとの間で無線通信を行う非接触型ICカードリーダ/ライタ部と、
文字及び画像データを処理して生成した印刷画像データをへ印字し出力するプリンタ部と、
コンピュータと接続するためのインターフェースと、
前記非接触型ICカードリーダ/ライタ部からデータを取得し、前記データを元に前記印刷画像データを生成するコンピュータと、
を備えるとともに、
前記コンピュータは、前記非接触型ICカードリーダ/ライタ部と前記プリンタ部を独立した機器として認識可能であり、
前記非接触型ICカードリーダ/ライタ部と前記プリンタ部と前記インターフェースは同一の筐体に格納されている、
ことを特徴とするプリントシステム。 - 1つの筐体に前記非接触型ICカードリーダ/ライタ部と前記プリンタ部と前記インターフェースとが格納された多機能プリンタが接続され、
前記非接触型ICカードリーダ/ライタ部と前記プリンタ部とを独立して認識可能なコンピュータであって、
前記非接触型ICカードリーダ/ライタ部との送受信を管理するとともに、前記非接触型ICカードリーダ/ライタ部からデータを取得するための非接触型ICカードリーダ/ライタ管理手段と、
前記非接触型ICカードリーダ/ライタ管理手段から前記データを取得して、前記データを元に前記プリンタ部が印刷可能な印刷画像データを生成する印刷画像データ生成手段と、
前記プリンタ部との送受信を管理するとともに、前記印刷画像データ生成手段から前記印刷画像データを取得して、前記印刷画像データを前記プリンタ部に送信するプリンタ管理手段と、
を備えることを特徴とするコンピュータ。 - 1つの筐体に前記非接触型ICカードリーダ/ライタ部と前記プリンタ部と前記インターフェーとユーザが装置に対して操作するための操作キーとが格納された多機能プリンタと、
請求項2に記載のコンピュータと、
を備えるとともに、
前記多機能プリンタの前記操作キーの操作によって、
前記非接触型ICカードリーダ/ライタ管理手段と前記印刷画像データ生成手段と前記プリンタ管理手段とが順番に実行される
ことを特徴とするプリントシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004349637A JP2006159424A (ja) | 2004-12-02 | 2004-12-02 | プリントシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004349637A JP2006159424A (ja) | 2004-12-02 | 2004-12-02 | プリントシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006159424A true JP2006159424A (ja) | 2006-06-22 |
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JP2004349637A Withdrawn JP2006159424A (ja) | 2004-12-02 | 2004-12-02 | プリントシステム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2006159424A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016129226A1 (ja) * | 2015-02-12 | 2016-08-18 | セイコーエプソン株式会社 | プリンタードライバーおよびposシステム |
JP2016154004A (ja) * | 2015-02-12 | 2016-08-25 | セイコーエプソン株式会社 | プリンタードライバーおよびposシステム |
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2004
- 2004-12-02 JP JP2004349637A patent/JP2006159424A/ja not_active Withdrawn
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