JP5326531B2 - 周辺機器、ネットワークシステム、周辺機器の通信処理方法、コンピュータプログラム、及び記録媒体 - Google Patents

周辺機器、ネットワークシステム、周辺機器の通信処理方法、コンピュータプログラム、及び記録媒体 Download PDF

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本発明は、近接無線通信技術を使用したデータ通信による認証機能を有する画像形成装置を含む周辺機器、この周辺機器が有線又は無線のネットワークを介して接続されたネットワークシステム、前記周辺機器の前記認証を含む通信処理方法、この通信処理方法で実施される通信処理制御をコンピュータによって実行するためのコンピュータプログラム、及びこのコンピュータプログラムがコンピュータによって実行可能に記録された記録媒体に関する。
近年、社員証、学生証、定期券、あるいはお財布携帯などでは、個人を特定するIDカードとして近接無線通信技術(Near Field Communication:以下、NFCと称する)を使用したICカード等のを使用しているものが多くなってきている。NFCと称される規格は、電磁誘導方式による13.56Hz周波数帯を使用し、通信可能距離が略10cmである比較的低速での近距離通信に使用される通信プロトコルである。この規格はNFC IP−1(ISO/IEC18092)及びNFC IP−2(ISO/IEC214841)として整定されている。このNFCの機能には、カードエミュレーション機能、リーダ・ライタエミュレーション機能、端末間通信機能に加え、拡張機能としてNFC端末間ペアリング機能、ブルートゥース(Bluetooth)ハンドオーバ機能などが含まれる。
カードエミュレーション機能は、非接触ICカードとして機能し、FeliCa規格、TypeA規格、TypeB規格、RFID(ISO15693規格)のICカード/タグ対応する。リーダ・ライタエミュレーション機能は、リーダ・ライタとして機能し、前記各規格に対応するICカード及びタグの読み書きが可能であり、スマートカードチップにNFCが組み込まれた携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)を前記規格のICやタグに翳すと、所定の情報の転送が可能となるという機能である。端末間通信機能は、NFC対応の機器間でデータの送受信を行う機能である。NFC端末間ペアリング機能は、NFC対応の機器間でペアリングあるいは認証だけをNFCで行い、ペアリングあるいは認証後、大量のデータは他の高速な規格で通信するという機能である。ブルートゥースハンドオーバ機能は、前述のようにNFC対応の機器間でペアリングあるいは認証だけをNFCで行い、その後、大量のデータをブルートゥースによって送受信するものである。同様の機能にWiFiハンドオーバ機能もある。
コンピュータの分野では、このNFC通信機能を備えたICカードを利用して機器の利用者制限を行ったり、ネットワークでのペアリングやアソシエーションなどが実現されてきている。さらに、このNFC機能は、コンピュータの分野だけではなくコピーやファクシミリ機能を複数実装したオフィス機器の使用についてもセキュリティを考慮した上でネットワークのペアリングやアソシエーションを、NFCにて行うことが提案されている。
すなわち、ワイヤレスで情報の送受を行う場合、無線電波が広範囲に伝搬するため、相手側機器を正確に特定しなければ、機器間のデータ伝送におけるセキュリティが低下してしまうというワイヤレス通信特有の問題点がある。この問題点は、通信距離約10cm程度のNFCにおいても例外ではない。そこで、ICカード等では、トークンと称されるプロテクトされた領域に格納されたデジタル証明書が利用されている。このトークンは、NFCについて用いられている場合には、NFCトークンと称されている。
このNFCトークンの方式自体様々なものが存在するが、多くは、NFCトークン内の記憶領域に機器を使用する上で必要な情報を記録しておき、その情報を読み出すことにより、通信をはじめる前に暗号化方式や暗号鍵などの情報を交換、共有して安全な通信路を確立するアソシエーション、ペアリング暗号を用いるペアリング、あるいはICカード認証、等の認証処理を行って高いセキュリティ機能を確保するようにしている。この情報の記憶領域には、データアクセスの際に、NFCトークンと機器間で相互認証を行うなどする機能が実装されている場合もある。NFCトークン内には、ネットワーク接続するために必要な設定情報及び個人を認証するために必要な情報が保持されており、機器が取得することができる。NFCトークン内の情報が保持されているエリアは使用する機能により異なっており、このため、ユーザが使用する機能に応じてアクセスするエリアを選定する必要がある。この選定のため、機器の設定を変更しなければならない場合もあった。この設定の変更はユーザが実行する必要があり、ユーザにとって設定変更操作が煩雑なものとなっていた。
一方、ワイヤレス通信におけるセキュリティに関する技術として例えば特許文献1あるいは2に記載された発明が知られている。このうち、特許文献1には、ペアリングに関する技術が提案されている。この技術は、特定用途向けの無線又は有線ネットワークを確立するため、ホスト通信装置と周辺通信装置との間でペアリングを行うもので、周辺装置に一義的に関係する装置識別情報は、ホスト装置に表示され、このペアリングを容認するため、ユーザは、ホスト装置に表示された装置識別情報が周辺装置に記されたものと合致することを確認し、周辺装置におけるキーを押すことにより、あるいは、NFC(Near Field Communication)技術が装置に使われている場合にはホスト装置に接触又は十分に近くに周辺装置を置くことにより、ペアリング手続きを完成するようにしている。この技術では、周辺装置において複雑なユーザインターフェイスを必要とすることなく確実なペアリングが行われる。
また、特許文献2には、簡便にワイヤレスUSB通信の初期設定を行い、安全にデータ伝送を確立することができるようにした技術が提案されている。この技術は、ワイヤレスUSBアダプタは、USBコネクタに接続された外部機器からのデータをワイヤレスUSB通信するためのDWAドライバと、NFC通信を行うための第1近傍無線通信手段を備え、近傍無線通信手段を用いて、データ処理装置との暗号化データ通信を実行するための通信設定を行い、ワイヤレスUSBプロトコルを使用して前記暗号化データ通信を実行し、データ処理装置は、ワイヤレスUSB通信するためのHWAドライバと、第2近傍無線通信手段を備え、近傍無線通信手段を用いて暗号化データ通信を実行するための通信設定を行うというものである。
特表2008−512891号公報 特開2008−072533号公報
しかし、前記特許文献1記載の発明では、ユーザはホスト装置に表示された装置識別情報が周辺装置に記されたものと合致することを確認し、周辺装置におけるキーを押す必要がある。あるいは、NFC技術が装置に使われている場合にはホスト装置に接触又は十分に近くに周辺装置を置く必要がある。前者の場合には、ユーザがホスト装置の表示を見て確認し、その後、キー操作をする必要が、ユーザの確認と操作が必須である。また、後者の場合には、周辺装置をホスト装置に接触させ、あるいは十分に近くに置く必要があり、大きな周辺装置について適用することはできない。
また、特許文献2記載の発明では、ワイヤレスUSBアダプタが第1近傍無線通信手段を、データ処理装置が第2の近傍無線通信手段をそれぞれ備え、第1及び第2の近傍無線通信手段は、NFCプロトコルを使用するNFC通信リンクを確立できるようにされている。NFC通信リンクは、データ処理装置のHWA通信手段とアダプタの通信手段との間のデータ伝送を安全に行うための、ホスト−デバイス間で互いを特定するための識別値と、通信の暗号化鍵とを含む接続コンテキストの交換を行うために使用される。しかし、第1近傍無線通信手段と第2近傍無線通信手段との間のNFC通信リンクの確立のためにどのようにするかということについては触れられていない。
いずれにしても引用文献1及び2には、NFCトークン内に機器をネットワークに接続するためのアソシエーション情報、ペアリング情報、及び認証情報にユーザ毎のIDとパスワードなどの個人情報を保持していること、その保持された情報を利用する際は、ユーザが機器に対して上記の情報を何のために使用するかの設定を意図して変更をしておく必要があることなどは、開示も示唆もされておらず、当然これらの対応にも触れられていない。そのため、前述のようにNFCトークン内の情報から、使用する機能に応じてユーザが機器の設定を変更する煩わしさは解消されておらず、使用性に問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、近距離無線通信を使用した通信におけるユーザの使用性の向上を図り、スムーズな機器運用を可能とすることにある。
記課題を解決するため、本発明の第1の手段は、デバイス機器との間で近距離無線通信により接続されるローカルインターフェイスと、近距離無線通信での通信内容を記憶する記憶手段と、所定のメッセージを表示可能であると共に、入力操作が可能なユーザインターフェイスと、を備えた周辺機器であって、前記デバイス機器からのアクセスに基づいて認証を開始し、当該デバイス機器の規格判定を行って規格に対応するタイプ判別情報を判定した結果、並びに当該認証に使用されるアプリケーションの種別情報のうちの該当する情報を選択した結果を前記ユーザインターフェイスに表示すると共に、判定された当該タイプ判別情報及び選択された当該アプリケーションの種別情報を当該認証及び当該表示に係る処理内容として前記記憶手段に記憶することを特徴とする。
本発明の第2の手段は、第1の手段において、アクセスに基づいて前記認証が開始される際、前記デバイス機器内の前記近距離無線通信で使用されるトークン情報を認識してタイプを判定して当該トークン情報を取得している間、情報処理中である旨を前記ユーザインターフェイスに表示し、当該トークン情報を取得した後に当該トークン情報に基づいて当該デバイス機器のユーザ認証であるか、当該デバイス機器のネットワーク設定であるかを判断した結果、当該ユーザ認証であったときには、当該ユーザインターフェイスに認証画面を表示して認証の可否を判断し、当該ネットワーク設定であったときには、当該ユーザインターフェイスにネットワーク設定中である旨を表示してネットワークの種別を判断した結果、ネットワークがWLANか、ブルートゥースか、ワイヤレスUSBかを判断し、WLANであればWLANのアソシエーションを実施してから完了画面を表示し、ブルートゥースであればブルートゥースのペアリングを実施してから完了画面を表示し、ワイヤレスUSBであればワイヤレスUSBのペアリングを実施してから完了画面を表示して確認操作に供した後に認証完了のアプリケーション画面表示に推移することを特徴とする。
本発明の第3の手段は、第1の手段において、記デバイス機器を認識する認証が完了したときに利用を許可することを特徴とする。
本発明の第4の手段は、第1の手段において、記デバイス機器を認識する認証が失敗したときにその旨を前ユーザインターフェイスに表示することを特徴とする。
本発明の第5の手段は、第3の手段又は第の手段において、記認証は、当該周辺機器内に保持されている認証情報、いはネットワーク上で接続され認証サーバの認証情報を用いて行われることを特徴とする。
本発明の第6の手段は、第1の手段〜第5の手段の何れか1つの手段において、周辺機器は、プリンタ装置、スキャナ装置、ファクシミリ装置、これらの各装置のうちの少なくとも2つの機能を有するデジタル複合機、及びパーソナルコンピュータのうちの何れか1つであり、前記デバイス機器は、ICカード、RFID、NFC−R/W、携帯電話、及びPDAのうちの何れか1つであることを特徴とする。
本発明の第7の手段は、第6の手段において、前記デバイス機器内の前記近距離無線通信で使用されるトークン情報は、判定された前記タイプ判別情報、並びにアソシエーション種別であることを特徴とする。
本発明の第8の手段は、第7の手段において、判定された前記タイプ判別情報は、FeliCa規格、TypeA規格、TypeB規格を含むICカード規格、及びPtoPの何れかであり、前記アソシエーション種別は、アソシエーション、ペアリング、及びICカード認証の何れかであることを特徴とする。
本発明の第9の手段は、有線LAN及び無線LAN回線のいずれかを含むネットワーク回線と、前記ネットワーク回線にインターフェイスを介して接続された第1の手段〜第8の手段の何れか1つの手段の周辺機器と、を備えたネットワークシステムであることを特徴とする。
本発明の第10の手段は、デバイス機器との間で近距離無線通信により接続されるローカルインターフェイスと、近距離無線通信での通信内容を記憶する記憶手段と、所定のメッセージを表示可能であると共に、入力操作が可能なユーザインターフェイスと、を備えた周辺機器の通信処理方法であって、前記デバイス機器からのアクセスに基づいて認証を開始し、当該デバイス機器の規格判定を行って規格に対応するタイプ判別情報を判定した結果、並びに当該認証に使用されるアプリケーションの種別情報のうちの該当する情報を選択した結果を表示する表示ステップと、判定された前記タイプ判別情報及び選択された前記アプリケーションの種別情報を前記認証及び前記表示に係る処理内容として前記記憶手段に記憶する記憶ステップと、を有することを特徴とする。
本発明の第11の手段は、第10の手段において、前記表示ステップでは、前記アクセスに基づいて前記周辺機器の認証が開始される際、前記デバイス機器内の前記近距離無線通信で使用されるトークン情報を認識してタイプを判定して当該トークン情報を取得している間、情報処理中である旨を前記ユーザインターフェイスに表示し、当該トークン情報を取得した後に当該トークン情報に基づいて当該デバイス機器のユーザ認証であるか、当該デバイス機器のネットワーク設定であるかを判断した結果、当該ユーザ認証であったときには、当該ユーザインターフェイスに認証画面を表示して認証の可否を判断し、当該ネットワーク設定であったときには、当該ユーザインターフェイスにネットワーク設定中である旨を表示してネットワークの種別を判断した結果、ネットワークがWLANか、ブルートゥースか、ワイヤレスUSBかを判断し、WLANであればWLANのアソシエーションを実施してから完了画面を表示し、ブルートゥースであればブルートゥースのペアリングを実施してから完了画面を表示し、ワイヤレスUSBであればワイヤレスUSBのペアリングを実施してから完了画面を表示して確認操作に供した後に認証完了のアプリケーション画面表示に推移することを特徴とする。
本発明の第12の手段は、デバイス機器との間で近距離無線通信により接続されるローカルインターフェイスと、近距離無線通信での通信内容を記憶する記憶手段と、所定のメッセージを表示可能であると共に、入力操作が可能なユーザインターフェイスと、を備えた周辺機器の通信処理制御をコンピュータで実行するためのコンピュータプログラムであって、前記デバイス機器からのアクセスに基づいて認証を開始し、当該デバイス機器の規格判定を行って規格に対応するタイプ判別情報を判定した結果、並びに当該認証に使用されるアプリケーションの種別情報のうちの該当する情報を選択した結果を表示する表示ステップの手順情報と、判定された前記タイプ判別情報及び選択された前記アプリケーションの種別情報を前記認証及び前記表示に係る処理内容として前記記憶手段に記憶する記憶ステップの手順情報と、を有することを特徴とする。
本発明の第13の手段は、第12の手段に係るコンピュータプログラムをコンピュータにより読み取って実行可能に記録した記録媒体であることを特徴とする。
なお、後述の実施形態において、有線LAN及び無線LAN回線はネットワーク8に、有線LAN及び無線LAN回線の少なくとも一方に接続するためのインターフェイスはNIC106及びWLAN107に、ローカルインターフェイスはUSBホストに接続されたNFCリーダライタ装置11に、周辺機器は画像形成装置1又はPC5に、デバイス機器はICカード113、RFID114、NFC−R/W115、携帯電話6、及びPDA7のうちの1つに、近距離無線通信はNFC(Near Field Communication)に、ユーザインターフェイスは操作表示部13に、ネットワークは符号8に、認証サーバは符号4に、トークン情報は符号10に、通信内容を記録し、保持する手段はRAM116及びHDD117に、それぞれ対応する。
本発明によれば、デバイス機器から近距離無線通信によるアクセスに基づいて周辺機器の認証が開始されるデバイス機器の規格判定を行って規格に対応するタイプ判別情報を判定した結果、並びに認証に使用されるアプリケーションの種別情報のうちの該当する情報を選択した結果を周辺機器のユーザインターフェイスに表示すると共に、記憶手段に記憶する機能を持つので、ユーザが認証に用いられたデバイス機器内の情報を一目で理解することができると共に、通信記録やデータの詳細を記憶手段から呼び出して確認できるようになり、ユーザにとって周辺機器の利用状況を容易に把握がすることができ、近距離無線通信を使用した通信におけるユーザの使用性の向上を図り、スムーズな機器運用が可能となる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置のネットワークシステムのシステム構成を示すブロック図である。同図において、本システムは、画像形成装置1に対してアクセスポイント2、ネットワーク端末装置3、外部認証サーバ4、PC5などがネットワーク8を介して通信可能に接続されている。また、画像形成装置1及びPC5にはNFCトークン10とインターフェイスをとることが可能なNFCリーダライタ装置(以下、NFC−R/Wと称す)11,12がそれぞれ接続されている。なお、ネットワーク8は例えば有線LANあるいは無線LANであり、これらの組み合わせでも良い。
画像形成装置1及びPC5に接続されたNFC−R/W11,12はNFCトークン10との間でNFC通信を行うことが可能で、NFCトークン10がNFC−R/W11,12の通信距離内に入ると通信が行われる。NFCトークン10には、ユーザのネットワーク設定情報及び自身の個人認証情報が記録されている。NFCトークン10をNFC−R/W11あるいは12aに翳し、NFC−R/W11あるいは12によってNFCトークン10に記録されている内容が取得されると、NFC−R/W11あるいは12が接続されている画像形成装置1あるいはPC5で、ネットワークアソシエーション、ペアリング、あるいは認証処理が行われる。ネットワークアソシエーション、ペアリング、あるいは認証処理が成功した場合、NFCトークン10により認証を受けたユーザは、画像形成装置1の使用を開始することができる。あるいは、ネットワークに接続された機器とデータ通信を行うことができる。なお、NFCトークン10はICカードのようなカード状の機器に搭載するものの他に、携帯電話6あるいはPDA7に搭載されている場合もある。
図2は図1における画像形成装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。画像形成装置1は、コントローラ100、操作表示部13、ファックス制御ユニット14、プロッタ(プロッタエンジン)15、スキャナ(スキャナエンジン)16及びその他のハードウェアリソース17から基本的に構成されている。
コントローラ100は、ノースブリッジ(以下、NBと称す)101、CPU102、RAM103、ASIC104を備え、CPU102、RAM103、ASIC104はそれぞれNB101に接続されている。NB101には、さらに、シリアルバス105、NIC(Network Interface Card) 106、無線LAN(Wireless LAN−以下、WLANと略称する) 106、USBデバイス108、USBホスト109、メモリカードI/F110がPCIバス111を介して接続され、シリアル通信、ネットワーク通信、無線通信、USBデバイスと接続する際に使用される。USBホスト109には、USBケーブル(バス)112を介してNFC−R/W11が接続され、NFC−R/W11によってICカード113、REID114、他のNFC−R/W115、携帯電話6、あるいはPDA7のNFCトークンとアクセスすることが可能となっている。また、ASIC104には、RAM116及びHDD117が接続されている。なお、本実施形態では、携帯電話6及びPDA7にはスマートカードチップを用いたNFCチップセット6a,7aが搭載され、NFCプロトコルによる通信が可能となっている。この実施形態では、NFC−R/W11,12を介してネットワーク8に接続されたいずれかの装置と通信可能である。
前記ファックス制御ユニット14、プロッタ15、スキャナ16及びその他のハードウェアリソース17などのハードウェアはPCIバス118を介してASIC104に接続され、また、操作表示部(オペレーションパネル)13はPCIバス118を介さずに直接ASIC104に接続されている。
コントローラ100では、CPU102はNB101を介して接続された各部を制御し、ASIC104は前記ハードウェア群に対して予め設定された制御を実行する。CPU102は図示しないROMあるいはHDD117に格納されたプログラムをRAM103に展開し、さらに、このRAM103をワークエリアとして使用しながら、前記プログラムに基づいた制御を実行する。RAM116は制御を実行する過程で一時データ格納するための記憶装置であり、HDD17はデータを大量に記憶可能な不揮発性の記憶装置としてのハードディスク装置である。
シリアルバス105は外部機器との間でシリアル通信を行うためのもので、NIC106はLANに接続するための拡張カード、WLAN107は無線LANに接続するための拡張カードで、これらのカードによりPCIバス111に対してそれぞれLAN接続が行われる。USBデバイス108はUSB接続のためのデバイスであり、メモリカードI/F110には、必要に応じてメモリカードが挿入され、PCIバス111との接続が図られる。
操作表示部13は所謂操作表示部であり、メッセージ表示とともに入力操作が可能なユーザインターフェイスである。ファックス制御ユニット14は、G3規格及びG4規格のファックス通信を可能にするものであり、プロッタ15は記録シートに画像を印字するものであって、画像形成装置の出力リソースとして機能する。スキャナ16は原稿あるいはバーコードなどの可視像を読み取る光読み取り装置であり、画像形成装置の読み取りデータの入力リソースとして機能する。その他のハードウェアリソース17としては、給紙装置、フィニッシャ、折り装置、カバーフィーダ、メールボックスなどの周辺機器が該当する。
NFCトークン10のアクセスには、前述のようにUSBホスト109に接続されたNFC−R/W11が使用される。その際、CPU102はノースブリッジ101、PCIバス111、USBホスト109を介し、USBケーブル112によってNFC−R/W11と接続されており、NFC−R/W11に対してCPU102からコマンドを送信することにより制御し、NFC−R/W11がICカード113あるいはREID114等のNFCトークン10と通信を行うことにより実現される。このUSBホスト109との通信系路にはネットワークアソシエーション情報、ペアリング情報、利用者の認証情報、及び認証情報へアクセスするための鍵情報などのデータが送受信される。このためUSBケーブル112がモニタされることによる情報の漏洩が懸念される。そこで、USB上のコマンド及びデータの送受信を暗号化することにより対処している。暗号化を行う前にはNFC−R/W11との間で認証を行い、その結果から得られた共通な鍵を生成している。共通鍵を利用し暗号/復号することでUSBケーブル112上をセキュアにしている。
図3は本実施形態に係る画像形成装置1のソフトウェア構成を示すブロック図である。画像形成装置1は、コントローラ部CRとエンジン部ENとから基本的に構成され、コントローラ部CRの制御に基づいてエンジン部ENで物理的な印字、読み取り、その他の処理が実行される。
コントローラ部CRはオペレーションシステムOS上にサービス層20とアプリケーション層30が設けられた構成をとり、サービス層20は、システム制御サービス21、ファックス制御サービス22、エンジン制御サービス23、メモリ制御サービス24、操作制御サービス25、ネットワーク制御サービス26、及び認証制御サービス27の各部を備えている。その上に設定されたアプリケーション層30は、コピーアプリケーション31、ファクスアプリケーション32、プリンタアプリケーション33、及びウェブアプリケーション34の各アプリケーションを備えている。エンジン部ENはコントローラ部CRに対してエンジンI/F18を介してエンジン制御ボード19に接続され、エンジン制御ボード19によってプロッタエンジン15、スキャナエンジン16、及びその他のハードウェアリソース17を制御する。
このように構成されていることから、画像形成装置1では、コピー、ファックス、プリンタ、Web等の各アプリケーション31,32,33,34によって処理することが可能であり、これらのアプリケーションを利用するための個人認証を認証制御サービス27によって実施している。その際、ユーザは、認証制御サービス27によって、ネットワークアソシエーション、ペアリング、あるいは個人認証が成功して初めてこれらのアプリケーション31,32,33,34を利用することができる。
図4は認証制御サービス27のサービスモジュールに着目したソフトウェアモジュール構成を示すブロック図である。
同図において、このソフトウェアモジュールはNFCフレームワーク27−1の下に、NFCリソースマネージャ27−2、ネットワークライブラリ27−5、アドレス帳DB27−7、及び描画処理モジュール27−10が配置されている。また、NFCリソースマネージャ27−2の下位には、NFC−R/Wデバイスドライバ27−3及びUSBホストデバイスドライバ27−4が位置している。さらに、ネットワークライブラリ27−5の下には無線モジュール27−6が位置し、アドレス帳DB27−7の下には、ファイルシステム27−8及びHDDドライバ29−9が位置し、描画処理モジュール27−10の下にグラフィックドライバ27−11が位置し、アプリケーション30はこのNFCフレームワーク27−1を土台として前記各アプリケーション31,32,33,34を実行する。
本実施形態では、NFCフレームワーク27−1はアプリケーション30から認証要求を受付け、描画処理モジュール27−10、グラフィックドライバ27−11を経由して操作表示部13への表示処理、NFCソースマネージャ27−2より、NFCトークン10からネットワーク設定情報や認証情報を取得し、取得した情報をネットワークライブラリ27−5を利用して無線モジュール27−6及び/又は外部アクセスポイント2に対して問い合わせを行い、あるいは、アドレス帳DB27−7に対して問い合わせを行い、もしくは外部認証サーバ4に対して問い合わせを行う。そして、NFCフレームワーク問い合わせ途中の詳細情報及びその結果、ネットワーク設定及び認証の成功もしくは失敗をアプリケーション30へ出力する。
図5は画像形成装置1の表示画面部を含む操作表示部(オペレーションパネル)13の表示状態を示す図である。操作表示部13自体は、この実施形態では、タッチパネル構成であり、表示された画面の所定の領域をタッチ又は押圧することにより指示入力あるいは選択入力が行われる。図5は、ICカード113をNFC−R/W11に翳し、NFC−R/W11がICカード113内のNFCトークン10を認識したときの画面を示している。
図5の操作表示部13の表示画面13−1には、“NFCトークンを認識しました。・・・認識中”というメッセージ13−2と、取り消しボタン13−3及び中止ボタン13−4が表示されている。取り消しボタン13−3は、認識させたNFCトークン10が間違ったものであるとユーザが気づいたとき、再度、正しいNFCトークン10を使用する場合に押下するボタンである。このボタンを押下した後、正しいNFCトークン10をNFC−R/W11に翳せば、正しいNFCトークン10を引き続いて認識させることができる。これに対し、中止ボタン13−4は、そもそもNFCトークン10を認識させることが間違っており、NFCトークン10に認識処理を終了させる場合に押下するものである。
図6は図5の認識画面から認証が完了した後のコピーアプリケーションを実行するときの表示画面13−1の表示状態を示す図である。この表示画面では、原稿枚数、セット枚数、コピー枚数の各表示、用紙選択ボタン、変倍選択、等のコピーアプリケーションを実行するときの選択項目が表示されている。コピーを実行する場合にはこの画面から用紙サイズ、変倍率などを選択する。コピーボタン及びコピー枚数などの入力するテンボタンは図示しないがハードボタンとして操作表示部13の外側に設けられている。なお、図6に示した表示画面13−1はネットワーク処理終了後も同じ画面で表示される。
図7は、NFCトークン10によるユーザ認証が失敗した場合の表示画面で、“認証に失敗しました。”というメッセージ13−5とともに、その旨了承したことを入力する確認ボタン13−6が表示される。したがって、ユーザがこの確認ボタン13−6を押下すると、この時点で認証処理は終了する。
図8は図5の認証完了後にNFCトークン情報を取得しているときの状態を示す表示画面である。ここでは、NFCトークン10内の情報が表示されている。すなわち、NFCトークン10内の情報より、NFCトークン10の規格判定(ICカードのカードType判定)を行い、翳されているNFCトークンのタイプが何であるかを表示する。また、NFCトークン10内の情報及びアクセスしているエリアにより、何のための情報取得を行ったのかがこの画面に表示される。なお、本実施形態で想定しているNFCのICカード113のカードタイプは、FeliCa、TypeA、TypeBの各規格であり、本実施形態では、PtoP(Peer to Peer)の認識も可能である。また、前述のようにRFIDも使用可能である。
この実施形態では、“NFCトークン情報と取得しています。”というメッセージ13−7とともに、カードType判定として、FeliCa13−7a、TypeA13−7b、TypeB13−7cの各規格及びPtoP(Peer to Peer)13−7dのいずれであるか、また、認証に使用されるアプリケーション種別が、アソシエーション13−7e、ペアリング13−7f、あるいはICカード認証13−7gのいずれであるかが、例えば該当項目が反転表示される。これにより、ユーザはNFCトークン10内の情報が一目で理解できる。
図9は、翳されたNFCトークン10からネットワーク設定のアソシエーションもしくはペアリングと判定された場合に、NFCトークン10内の情報からネットワーク設定を行っているときに表示される表示画面の一例を示す図である。この表示画面では、“ネットワーク設定を行っています。しばらくおまち下さい。”というメッセージ13−8とともに、接続先の情報取得中13−8a、IPアドレスの取得中13−8bが表示され、さらに、取消ボタン13−9及び閉じるボタン13−10も表示される。取消ボタン13−9は、この画面では、ネットワーク設定を行っているが、接続先情報13−8a及び/又はIPアドレス情報13−8bの取得が不完全でブロッキングした際、この設定処理を中止させる際に押下する。
図10は、図9の表示状態からネットワーク設定が正常に完了した際に表示される操作表示部13の表示画面の一例を示す図である。WLANのアソシエーションの場合、正常に設定が完了すると、“ネットワーク設定が完了しました。詳細情報を確認して下さい。”というメッセージ13−11とともに、接続先のアクセスポイント102の情報13−11a及び設定されたIPアドレス13−11bが表示される。この画面においても取消ボタン13−12及び閉じるボタン13−13が表示される。この画面における取消ボタン13−12は、ネットワーク設定が完了した際に、ネットワーク設定情報に間違いがある場合に、そのネットワーク設定を無効にする必要があるときに押下するためのボタンである。図9及び図10における閉じるボタン13−10,13−13は、表示している画面を閉じるときに使用するボタンである。
なお、図10では、WLANにおける接続処理の操作表示部13の表示例を例示しているが、本実施形態では、NFCトークンの例として、WLANの他にBluetooth、ワイヤレスUSBにおいても適用されることから(後述の図11のステップS11、S12、S13、S14参照)、操作表示部13の表示画面13−1は、これらの通信プロトコルに対応した表示となる。
図11は、本実施形態に係るNFCトークン情報の取得動作手順を示すフローチャートである。同フローチャートにおける処理は、主に、NFCトークンの認識処理、ネットワーク設定処理、アソシエーション又はペアリング処理、認証失敗処理、認証完了処理などの各処理からなる。このフローチャートでは、まず、画像形成装置1を含むシステムが起動した後、NFC−R/W11が画像形成装置1のUSBホスト109に接続されており、かつNFC−R/W11が使用可能な場合、ユーザがICカード113、RFIDチップ114、携帯電話6、あるいはPDA7などのNFC機能を備えたデバイス機器をNFC−R/W11に近接した位置に持って行き、NFC−R/W11上に翳すと、前記ICカード113等内のNFCトークン10内の情報を認識する(ステップS1)。次いで、NFCトークン10内のアクセスエリアの情報に基づいて、使用されているNFCトークン10のタイプ情報を判定する(ステップS2)。
ステップS1のNFCトークン10の認識処理、及びステップS2のNFCトークン10のタイプ判定処理を行っているとき、ユーザに対して図5に示した認識中画面を表示する(ステップS3)。NFCトークン10内の情報から、ネットワークアソシエーションあるいはペアリング、もしくは認証のための情報であるかを判断し(ステップS4)その後、判定結果に基づいてユーザに対して何を行っているかの詳細取得情報を図8に示す表示画面13−1に表示する(ステップS5)。ここでは、前述のようにICカードタイプの判別と認証のためのアプリケーションの種別が表示される。
次いで、ネットワーク設定か認証であるかの判断により、その後の処理が異なるため、ステップS6でネットワーク設定か認証のいずれの処理であるかを判定する。このステップ6の判定で、ネットワーク設定であると判定された場合は、図9に示すように、ネットワーク設定を行っている旨(メッセージ13−8)、表示画面13−1に表示し(ステップS7)、NFCトークン10より取得したネットワーク設定に必要な情報を使用して、ネットワークアソシエーションもしくはペアリングの処理を実施する(ステップS8、S9、S11、S13)。ネットワークアソシエーションもしくはペアリングの処理が完了すると、その旨をユーザに対して操作表示部13の操作画面13−1に表示し(ステップSS10、S12、S14)、処理が完了する。
一方、NFCトークン内の情報が認証情報であると判断した場合は、認証画面を表示画面13−1に表示し(ステップS15)、認証処理を実行する。認証が成功した場合(ステップS16)は図6に示したアプリケーション画面が表示され(ステップS18)、失敗した場合は図7に示した認証に失敗した旨のメッセージ13−5を表示し(ステップS17)、確認ボタン13−6が押されると、例えば図6のコピーアプリケーションの画面が表示される。しかし、認証に失敗しているので、認証に失敗したNFCトークンのICカードを使用したユーザについては画像形成装置1の使用は許可されない。もし、PC5に接続されているNFC−R/W12を使用した認証であれば、PC5との間は通信は許可されない。
なお、ネットワークアソシエーションもしくはペアリングの処理は、詳細には次のように処理される。すなわち、前記ステップS8でネットワークがWLANか、Bluetoothか、ワイヤレスUSBかが判断される。いずれも無線を使用するものである。そして、WLANであれば、WLANのアソシエーションを実施し(ステップS9)、アソシエーションが完了した時点で、完了画面(図10)を表示する(ステップS10)。そしてこの完了画面で詳細情報確認後、閉じるボタン13−13が押下されると、例えばコピーアプリケーションであれば、図6の設定完了画面を表示して(ステップS18)処理を終える。
また、ブルートゥースであれば、ブルートゥースのペアリングを実施し(ステップS11)、ペアリングが完了した時点で、完了画面(図10)を表示する(ステップS12)。そしてこの完了画面で詳細情報確認後、閉じるボタン13−13が押下されると、例えばコピーアプリケーションであれば、図6の設定完了画面を表示して(ステップS18)処理を終える。
さらに、ワイヤレスUSBであれば、ワイヤレスUSBのペアリングを実施し(ステップS13)、ペアリングが完了した時点で、完了画面(図10)を表示する(ステップS14)。そしてこの完了画面で詳細情報確認後、閉じるボタン13−13が押下されると、例えばコピーアプリケーションであれば、図6の設定完了画面を表示して(ステップS18)処理を終える。
なお、このような認証処理、表示処理はUSBホスト109を介して認識情報と取り込んだCPU102が実行するが、この処理過程における全ての通信記録やデータの詳細は、画像形成装置1内のRAM116及びHDD117に記憶され、最終的にHDD117に不揮発保持される。したがって、通信記録やデータの詳細、認証失敗の情報も後から呼び出すことができる。
なお、本実施形態では、画像形成装置1に接続されたNFC−R/W11によってICカード113のNFCトークン10を認識したときの例について説明しているが、図1に示すようにPC5に接続されたNFC−R/W12によってICカード113のNFCトークン10を認識したときには、PC5のディスプレイ5aと画像形成装置1の操作表示部13に前述の認証情報が表示される。その他、ネットワーク8に接続されたいずれかの機器にNFC−R/Wが接続され、当該NFC−R/C装置でICカードのNFCトークンの認証を行った場合には、前記NFC−R/Wが接続された機器のディスプレイと画像形成装置1の操作表示部13に認証情報が表示される。
以上のように本実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
1)周辺機器としての画像形成装置は有線LAN及び無線LAN回線に接続するためのインターフェイスとしてNIC107及びWLAN107と、無線を使用して接続するためのローカルインターフェイスとしてのUSBホスト109を備え、前記USBホスト109を介してデバイス機器としての例えばICカード113をユーザがNFC−R/W11に翳すことによりNFCによるアクセス(NFCトークン)があり、このアクセスに基づいてCPU102が画像形成装置1の利用開始処理を行う場合、当該画像形成装置1に関する利用開始情報を当該画像形成装置1の操作表示部13に表示するので、ユーザはICカード113をNFC−R/W11に翳した後、利用開始情報を画像形成装置の操作表示部13の表示により確認することができる。これによりユーザ側では何の処理も、あるいは何の操作を行う必要なく、利用開始情報を確認することが可能となる。その結果、使用性の向上を図ることができるとともに、安心でかつスムーズな機器運用が可能となる。
2)前記利用開始情報が有線LAN接続状態、無線LAN接続状態、ブルートゥースによる通信状態、ワイヤレスUSBによる通信状態、及びデバイス機器のユーザがユーザ認証によって正規ユーザとして認証が完了した状態のいずれかであるので、例えば有線LAN接続状態、無線LAN接続状態、ブルートゥースによる通信状態、ワイヤレスUSBによる通信状態についてはステップS5の表示により、ユーザ認証の完了についてはステップS16処理後のステップS18の表示により利用開始を確認することができる。
3)利用開始処理がスタートした後、操作表示部13の表示画面13−1に通信内容の詳細と手順を例えばステップS7(図9)、ステップS10(図10)、ステップS15(図5)、及びステップS18(図6)のようにして表示するので、ユーザは利用開始以後の処理を特に何の操作を行うことなく容易に確認することができる。
4)利用開始処理がスタートした後、周辺機器はアクセスされた情報に基づいてデバイス機器を認識する認証をステップS6、S15のようにして実行し、ステップS16で認証が完了したときにステップS18で図6のような表示を行い、前記周辺機器のアプリケーションの利用を許可するので、機器の管理者やユーザが事前に機器の設定をする手間を省いた上で、ユーザの利用を可能とすることができる。
5)利用開始処理がスタートした後、周辺機器はアクセスされた情報に基づいてデバイス機器を認識する認証をステップS6、S15のようにして実行し、ステップS16で認証が失敗したとき、その旨、ステップS17で操作表示部13に図7のように表示するので、ユーザは利用不可であることを周辺機器の表示画面13−1から直ぐに知ることができる。
6)周辺機器(画像形成装置1あるいはPC5)がアクセスされた情報に基づいてデバイス機器を認識する認証処理は、当該周辺機器内に保持されている認証情報、あるいはネットワーク8上に設置されている認証サーバ4に保存されている認証情報を用いて行われるので、速やかな認証処理が可能となる。
7)周辺機器(画像形成装置1あるいはPC5)がアクセスされた情報に基づいてデバイス機器を認識する前記認証処理は、ICカード113、RFID114、NFCリーダライタ115、携帯電話6、あるいはPDA等のNFCデバイス内のトークン情報に基づいて行われるので、高いセキュリティ機能を保持した状態での認証が可能となる。
8)トークン情報による認証は、前記デバイス機器のタイプ判別情報と、アソシエーション種別に基づいて行われるので、NFC規格に沿った認証が可能となり、普遍的な装置として機能することができる。
9)タイプ判別情報が、FeliCa規格、TypeA規格、TypeB規格、及びPtoPのいずれかであるので、カードエミュレーション及び端末同士の通信が可能となる。
10)アソシエーション種別が、アソシエーション、ペアリング、及びICカード認証のいずれかであるので、無線通信を使用した認証の規格に全て対応することができる。
11)NFC通信によって行われる通信の通信内容をRAM116及び/又はHDD117に記録し、保持するので、システムの利用状況や障害の状況を後から確実に把握することが可能となり、セキュリティとメンテナンスの向上を図ることができる。
12)前記周辺機器として、(ネットワーク)プリンタ、(ネットワーク)スキャナ、(インターネット)ファクシミリ、あるいは、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能のうちの少なくとも2つの機能を有するデジタル複合機(画像形成装置)1、及びPC5のうちのいずれかであり、前記デバイス機器が、ICカード13、RFID114、NFC−R/W115、携帯電話6、及びPDA7のうちのいずれかであるので、ICカード13、RFID114、NFC−R/W115、携帯電話6、及びPDA7のいずれかから、ネットワークプリンタ、ネットワークスキャナ、インターネットファクシミリ、デジタル複合機(画像形成装置)1、及びPC5のいずれかに対して認証を受け、その周辺機器を使用することができる。その際、NFCによりデータを送って周辺機器の機能を使用することも、NFCで認証を受け、PtoPにより相互通信を行い、あるいは、NFCによる認証後にブルートゥースによりデータ通信を行う所謂ハンドオーバーに対応するので、高速のデータ転送がNFCによる認証のもとで可能となる。
13)有線LAN及び無線LAN回線のいずれかを含むネットワーク8回線と、このネットワーク8回線に前記インターフェイスを介して接続された前記周辺機器(画像形成装置1、PC5、ネットワーク端末機器3等)とによってネットワークシステムが構成されるので、現在のビジネスシーンに対応したシステムを構築することができる。
14)NFCトークン10をNFC−R/W11,13に翳すことで、NFCトークン10内の情報を取得し、その取得した情報に基づいてネットワーク設定を行うのか認証処理を行うのかをCPU102が判断するので、機器の管理者やユーザが事前に機器の設定をする手間を省略することができる。その結果、円滑な機器運用が可能となる。
15)ステップS1からステップS18の処理手順から分かるように、NFCを使用したデバイス機器のトークン内の情報やアクセスするエリアの違いに応じてユーザが機器の設定を変更する必要がなくなる。これにより、ユーザの使用性の向上を図ることができる。
なお、本発明は本実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが対象となる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置のネットワークシステムのシステム構成を示すブロック図である。 図1における画像形成装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る画像形成装置1のソフトウェア構成を示すブロック図である。 認証制御サービスのサービスモジュールに着目したソフトウェアモジュール構成を示すブロック図である。 画像形成装置の表示画面を含む操作表示部の表示状態を示す図である。 図5の認識画面から認証が完了した後のコピーアプリケーションを実行するときの表示画面の表示状態を示す図である。 NFCトークンによるユーザの認証が失敗した場合の表示画面の表示状態を示す図である。 図5の認証完了後にNFCトークン情報を取得しているときの表示画面の表示状態を示す図である。 翳されたNFCトークン内の情報からネットワーク設定を行っているときに表示される表示画面の一例を示す図である。 図9の表示状態からネットワーク設定が正常に完了した際に表示される表示画面の一例を示す図である。 本実施形態に係るNFCトークン情報の取得動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
2 アクセスポイント
3 ネットワーク端末装置
4 外部認証サーバ
5 パーソナルコンピュータ(PC)
6 携帯電話
6a NFCチップセット
7 PDA
7a NFCチップセット
8 ネットワーク(LAN)
10 NFCトークン
11,NFC−R/W
13 操作表示部
106 NIC
107 WLAN
113 ICカード
114 RFID
115 NFC−R/W
116 RAM
117 HDD

Claims (13)

  1. デバイス機器との間で近距離無線通信により接続されるローカルインターフェイスと、前記近距離無線通信での通信内容を記憶する記憶手段と、所定のメッセージを表示可能であると共に、入力操作が可能なユーザインターフェイスと、を備えた周辺機器であって、
    前記デバイス機器からのアクセスに基づいて認証を開始し、当該デバイス機器の規格判定を行って規格に対応するタイプ判別情報を判定した結果、並びに当該認証に使用されるアプリケーションの種別情報のうちの該当する情報を選択した結果を前記ユーザインターフェイスに表示すると共に、判定された当該タイプ判別情報及び選択された当該アプリケーションの種別情報を当該認証及び当該表示に係る処理内容として前記記憶手段に記憶することを特徴とする周辺機器。
  2. 請求項1記載の周辺機器であって、前記アクセスに基づいて前記認証が開始される際、前記デバイス機器内の前記近距離無線通信で使用されるトークン情報を認識してタイプを判定して当該トークン情報を取得している間、情報処理中である旨を前記ユーザインターフェイスに表示し、当該トークン情報を取得した後に当該トークン情報に基づいて当該デバイス機器のユーザ認証であるか、当該デバイス機器のネットワーク設定であるかを判断した結果、当該ユーザ認証であったときには、当該ユーザインターフェイスに認証画面を表示して認証の可否を判断し、当該ネットワーク設定であったときには、当該ユーザインターフェイスにネットワーク設定中である旨を表示してネットワークの種別を判断した結果、ネットワークがWLANか、ブルートゥースか、ワイヤレスUSBかを判断し、WLANであればWLANのアソシエーションを実施してから完了画面を表示し、ブルートゥースであればブルートゥースのペアリングを実施してから完了画面を表示し、ワイヤレスUSBであればワイヤレスUSBのペアリングを実施してから完了画面を表示して確認操作に供した後に認証完了のアプリケーション画面表示に推移することを特徴とする周辺機器。
  3. 請求項1記載の周辺機器であって、前記デバイス機器を認識する認証が完了したときに利用を許可することを特徴とする周辺機器。
  4. 請求項1記載の周辺機器であって、前記デバイス機器を認識する認証が失敗したときにその旨を前記ユーザインターフェイスに表示することを特徴とする周辺機器。
  5. 請求項3又は4記載の周辺機器であって、前記認証は、当該周辺機器内に保持されている認証情報、或いはネットワーク上で接続された認証サーバの認証情報を用いて行われることを特徴とする周辺機器。
  6. 請求項1〜5の何れか1項記載の周辺機器であって、前記周辺機器は、プリンタ装置、スキャナ装置、ファクシミリ装置、これらの各装置のうちの少なくとも2つの機能を有するデジタル複合機、及びパーソナルコンピュータのうちの何れか1つであり、前記デバイス機器は、ICカード、RFID、NFC−R/W、携帯電話、及びPDAのうちの何れか1つであることを特徴とする周辺機器。
  7. 請求項6記載の周辺機器であって、前記デバイス機器内の前記近距離無線通信で使用されるトークン情報は、判定された前記タイプ判別情報、並びにアソシエーション種別であることを特徴とする周辺機器。
  8. 請求項7記載の周辺機器であって、判定された前記タイプ判別情報は、FeliCa規格、TypeA規格、TypeB規格を含むICカード規格、及びPtoPの何れかであり、前記アソシエーション種別は、アソシエーション、ペアリング、及びICカード認証の何れかであることを特徴とする周辺機器。
  9. 有線LAN及び無線LAN回線のいずれかを含むネットワーク回線と、前記ネットワーク回線にインターフェイスを介して接続された請求項1〜8の何れか1項記載の周辺機器と、を備えたことを特徴とするネットワークシステム。
  10. デバイス機器との間で近距離無線通信により接続されるローカルインターフェイスと、近距離無線通信での通信内容を記憶する記憶手段と、所定のメッセージを表示可能であると共に、入力操作が可能なユーザインターフェイスと、を備えた周辺機器の通信処理方法であって、
    前記デバイス機器からのアクセスに基づいて認証を開始し、当該デバイス機器の規格判定を行って規格に対応するタイプ判別情報を判定した結果、並びに当該認証に使用されるアプリケーションの種別情報のうちの該当する情報を選択した結果を表示する表示ステップと、判定された前記タイプ判別情報及び選択された前記アプリケーションの種別情報を前記認証及び前記表示に係る処理内容として前記記憶手段に記憶する記憶ステップと、を有することを特徴とする周辺機器の通信処理方法。
  11. 請求項10記載の周辺機器の通信処理方法であって、前記表示ステップでは、前記アクセスに基づいて前記周辺機器の認証が開始される際、前記デバイス機器内の前記近距離無線通信で使用されるトークン情報を認識してタイプを判定して当該トークン情報を取得している間、情報処理中である旨を前記ユーザインターフェイスに表示し、当該トークン情報を取得した後に当該トークン情報に基づいて当該デバイス機器のユーザ認証であるか、当該デバイス機器のネットワーク設定であるかを判断した結果、当該ユーザ認証であったときには、当該ユーザインターフェイスに認証画面を表示して認証の可否を判断し、当該ネットワーク設定であったときには、当該ユーザインターフェイスにネットワーク設定中である旨を表示してネットワークの種別を判断した結果、ネットワークがWLANか、ブルートゥースか、ワイヤレスUSBかを判断し、WLANであればWLANのアソシエーションを実施してから完了画面を表示し、ブルートゥースであればブルートゥースのペアリングを実施してから完了画面を表示し、ワイヤレスUSBであればワイヤレスUSBのペアリングを実施してから完了画面を表示して確認操作に供した後に認証完了のアプリケーション画面表示に推移することを特徴とする周辺機器の通信処理方法。
  12. デバイス機器との間で近距離無線通信により接続されるローカルインターフェイスと、近距離無線通信での通信内容を記憶する記憶手段と、所定のメッセージを表示可能であると共に、入力操作が可能なユーザインターフェイスと、を備えた周辺機器の通信処理制御をコンピュータで実行するためのコンピュータプログラムであって、
    前記デバイス機器からのアクセスに基づいて認証を開始し、当該デバイス機器の規格判定を行って規格に対応するタイプ判別情報を判定した結果、並びに当該認証に使用されるアプリケーションの種別情報のうちの該当する情報を選択した結果を表示する表示ステップの手順情報と、判定された前記タイプ判別情報及び選択された前記アプリケーションの種別情報を前記認証及び前記表示に係る処理内容として前記記憶手段に記憶する記憶ステップの手順情報と、を有することを特徴とするコンピュータプログラム。
  13. 請求項12記載のコンピュータプログラムをコンピュータにより読み取って実行可能に記録したことを特徴とする記録媒体。
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