JP5338466B2 - 画像形成装置、カスタマイズ画面の更新方法、及びカスタマイズ画面更新プログラム - Google Patents

画像形成装置、カスタマイズ画面の更新方法、及びカスタマイズ画面更新プログラム Download PDF

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本発明は、NFC認証デバイスとの通信機能を有する画像形成装置、特にNFC認証の可否に対応してユーザインターフェイスである操作表示手段についてユーザカスタマイズ画面を表示可能な画像形成装置、この画像形成装置の操作表示画面におけるカスタマイズ画面の更新方法、及び前記カスタマイズ画面の更新制御をコンピュータによって実行するためのカスタマイズ画面更新プログラムに関する。
近年、社員証、学生証、定期券、あるいはお財布携帯などでは、個人を特定するIDカードとして近接無線通信技術(Near Field Communication:以下、NFCと称する)を使用したICカード等を使用しているものが多くなってきている。NFCと称される規格は、電磁誘導方式による13.56Hz周波数帯を使用し、通信可能距離が略10cmである比較的低速での近距離通信に使用される通信プロトコルである。この規格はNFC IP−1(ISO/IEC18092)及びNFC IP−2(ISO/IEC214841)として整定されている。このNFCの機能には、カードエミュレーション機能、リーダ・ライタエミュレーション機能、端末間通信機能に加え、拡張機能としてNFC端末間ペアリング機能、ブルートゥース(Bluetooth)ハンドオーバ機能などが含まれる。
カードエミュレーション機能は、非接触ICカードとして機能し、FeliCa規格、TypeA規格、TypeB規格、RFID(ISO15693規格)のICカード/タグ対応する。リーダ・ライタエミュレーション機能は、リーダ・ライタとして機能し、前記各規格に対応するICカード及びタグの読み書きが可能であり、スマートカードチップにNFCが組み込まれた携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)を前記規格のICやタグに翳すと、所定の情報の転送が可能となるという機能である。端末間通信機能は、NFC対応の機器間でデータの送受信を行う機能である。NFC端末間ペアリング機能は、NFC対応の機器間でペアリングあるいは認証だけをNFCで行い、ペアリングあるいは認証後、大量のデータは他の高速な規格で通信するという機能である。ブルートゥースハンドオーバ機能は、前述のようにNFC対応の機器間でペアリングあるいは認証だけをNFCで行い、その後、大量のデータをブルートゥースによって送受信するものである。同様の機能にWiFiハンドオーバ機能もある。
コンピュータの分野では、このNFC通信機能を備えたICカードを利用して機器の利用者制限を行ったり、ネットワークでのペアリングやアソシエーションなどが実現されてきている。さらに、このNFC機能は、コンピュータの分野だけではなくコピーやファクシミリ機能を複数実装したオフィス機器の使用についてもセキュリティを考慮した上で適用可能である。
ユーザ毎に使用できる機能は各ユーザが所持するNFC認証デバイス(以下、NFCトークンと称す。)内に保持されている情報により異なるので、画像形成装置が保有する全ての機能を操作パネルに表示した場合は、ユーザはどの機能が利用できて、どの機能が利用できないかを判断することは難しい。ユーザが操作パネル上で設定を行った後、通信を開始する際にエラー表示をさせるのではユーザビリティに欠ける。このユーザビリティの欠如に対応するには、操作パネルのカスタマイズ化を行えばよい。
このような画像形成装置におけるICカードによるユーザ認証後にカスタマイズされる操作パネルにおいて、特許文献1には登録が確認されたユーザの個人情報であって、独自のカスタマイズメニューと少なくとも前回カスタマイズメニューを選択した際の設定情報が登録された学習用メニューとを含む個人情報テーブルを前記サーバから取得し、取得したカスタマイズメニューと学習用メニューの設定情報とを表示すると記載されている。
また特許文献2には、ICカード等の記録媒体にユーザ識別情報及びカスタマイズ情報を前もって記録しておくことで、複数の画像形成装置に対して、同じカスタマイズ情報により、操作パネルをカスタマイズできる手段が記載されている。
特許文献1記載の発明では、操作パネルのカスタマイズ情報とカスタマイズ画面の更新情報は画像形成装置内とネットワークサーバの記憶情報に依存したものであり、非ネットワーク環境において複数の画像形成装置に対して更新されたカスタマイズ画面を表示する手段はサポートしていない。ネットワーク接続されていない画像形成装置ではユーザはICカード認証を行っても操作パネルのカスタマイズ画面はデフォルト(初期設定)のものしか使用できない。
また特許文献2の発明では、カスタマイズ情報とカスタマイズ画面の更新情報はICカードに記録するようにしているもののカスタマイズ画面の更新情報は過去の使用履歴に依存したものではなく、ユーザが手動で設定を行うこととしている。つまり、非ネットワーク環境において操作パネルにおける利用ユーザ毎にカスタマイズされる画面を更新する手段はサポートされていない。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、非ネットワーク環境においてNFCトークンをNFC−R/Wに翳すだけで、前回までに使用した機能のログ情報が反映されたカスタマイズ画面での操作を可能とすることにある。
前記課題を解決するため、第1の手段は、近距離無線通信認証デバイス内に保持された情報を読み取り、また、近距離無線通信認証デバイスに情報を書き込むリーダ/ライタと、ユーザインターフェイスとしての操作表示手段と、ユーザ毎のカスタマイズ情報を記憶する記憶手段と、を備えた画像形成装置であって、前記近距離無線通信認証デバイス内に保持された前記カスタマイズ情報を近距離無線通信により取得する手段と、前記取得する手段によって取得された前記カスタマイズ情報と前記記憶手段に保持されているカスタマイズ情報と照合し、利用ユーザ毎のカスタマイズ画面を前記操作表示手段に表示させる手段と、前記カスタマイズ画面で選択した際のログ情報を前記近距離無線通信認証デバイス内に保持させる手段と、前記近距離無線通信認証デバイス内に保持された前記ログ情報を含むユーザ毎のカスタマイズ情報と前記記憶手段に記憶されているカスタマイズ情報とを照合し、前記カスタマイズ画面を更新する手段と、を備えていることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、近距離無線通信を行った後であって、前記ログ情報が全て前記近距離無線通信認証デバイスに書き込まれる前に前記リーダ/ライタと前記近距離無線通信認証デバイスとの通信が切断されたとき、前記ログ情報を前記記憶手段に一時記憶し、前記切断後にユーザが近距離無線通信により同一の画像形成装置にアクセスした際に、当該画像形成装置内の前記記憶手段から前記近距離無線通信認証デバイス内に前記ログ情報を転送する手段を備えていることを特徴とする。
第3の手段は、第1の手段において、前記画像形成装置がネットワークに接続されている場合に、近距離無線通信を行った後であって、前記ログ情報が全て前記近距離無線通信認証デバイスに書き込まれる前に前記リーダ/ライタと前記近距離無線通信認証デバイスとの通信が切断されたとき、前記ログ情報をネットワークサーバに一時記憶し、前記切断後にユーザが近距離無線通信により同一の画像形成装置にアクセスした際に、前記ネットワークサーバから前記近距離無線通信認証デバイス内に前記ログ情報を転送する手段を備えていることを特徴とする。
第4の手段は、第1又は第2の手段において、前記近距離無線通信認証デバイスに保持されているユーザ識別情報に基づいてユーザを認証するユーザ認証手段を備え、前記表示させる手段は、前記ユーザ認証手段が前記ユーザ識別情報を取得することができないときには、認証に失敗した旨を前記操作表示手段に表示させ、認証に成功したときには認証されたユーザの前記カスタマイズ情報に基づいて当該ユーザのカスタマイズ画面を表示することを特徴とする。
第5の手段は、第1又は第2の手段において、前記取得する手段によって前記近距離無線通信認証デバイス内に保持されたカスタマイズ情報を取得できないときには、前記表示させる手段は前記カスタマイズ画面に代えて、読み取りエラーである旨を前記操作表示手段に表示させ、その後、一般に使用される汎用の操作表示画面を表示させることを特徴とする。
第6の手段は、第1又は第2の手段において、前記近距離無線通信認証デバイス内又は前記記憶手段にユーザのログ情報が存在しないとき、又は前記取得する手段が前記近距離無線通信認証デバイスからログ情報を取得できないときには、前記表示させる手段は、予め設定された標準的なカスタマイズ画面を表示し、前記ログ情報が存在し、当該ログ情報を取得できたときには、そのログ情報に基づいてカスタマイズ画面を更新し、更新されたカスタマイズ画面を表示することを特徴とする。
第7の手段は、近距離無線通信認証デバイス内に保持された情報を読み取り、また、近距離無線通信認証デバイスに情報を書き込むリーダ/ライタと、ユーザインターフェイスとしての操作表示手段と、ユーザ毎のカスタマイズ情報を記憶する記憶手段と、を備えた画像形成装置におけるカスタマイズ画面の更新方法であって、前記近距離無線通信認証デバイス内に保持された前記カスタマイズ情報を近距離無線通信により取得し、前記取得された前記カスタマイズ情報と前記記憶手段に保持されているカスタマイズ情報と照合し、利用ユーザ毎のカスタマイズ画面を前記操作表示手段に表示させ、前記カスタマイズ画面で選択した際のログ情報を前記近距離無線通信認証デバイス内に保持させ、前記近距離無線通信認証デバイス内に保持された前記ログ情報を含むユーザ毎のカスタマイズ情報と、前記記憶手段に記憶されているカスタマイズ情報と照合し、前記カスタマイズ画面を更新することを特徴とする。
第8の手段は、近距離無線通信認証デバイス内に保持された情報を読み取り、また、近距離無線通信認証デバイスに情報を書き込むリーダ/ライタと、ユーザインターフェイスとしての操作表示手段と、ユーザ毎のカスタマイズ情報を記憶する記憶手段と、備えた画像形成装置におけるカスタマイズ画面の更新をコンピュータによって実行するためのカスタマイズ画面更新プログラムであって、前記近距離無線通信認証デバイス内に保持された前記カスタマイズ情報を近距離無線通信により取得する手順と、前記取得された前記カスタマイズ情報と前記記憶手段に保持されているカスタマイズ情報と照合し、利用ユーザ毎のカスタマイズ画面を前記操作表示手段に表示させる手順と、前記カスタマイズ画面で選択した際のログ情報を前記近距離無線通信認証デバイス内に保持させる手順と、前記近距離無線通信認証デバイス内に保持された前記ログ情報を含むユーザ毎のカスタマイズ情報と、前記記憶手段に記憶されているカスタマイズ情報と照合し、前記カスタマイズ画面を更新する手順と、を備えていることを特徴とする。
なお、後述の実施形態では、近距離無線通信認証デバイスはNFCトークン10に、近距離無線通信認証デバイス内に保持された情報はユーザ識別情報10a,ログ情報10b,カスタマイズ情報10cに、リーダ/ライタはNFC−R/W11に操作表示手段は操作パネル13に、記憶手段は符号60(RAM116及び/又はHDD117)に、近距離無線通信により取得する手段はNFC−R/W11とNFC制御部12に、表示させる手段はNFC制御部12に、ログ情報を前記近距離無線通信認証デバイス内に保持させる手段はログ情報をNFCに記録する手段53に、更新する手段はカスタマイズ画面生成手段52に、画像形成装置内の前記記憶手段から前記近距離無線通信認証デバイス内に前記ログ情報を転送する手段はログ情報をNFCに記録する手段53に、ユーザ認証手段は符号51に、それぞれ対応する。
また、第1ないし第5の手段におけるカスタマイズ情報を近距離無線通信により取得する手段、利用ユーザ毎のカスタマイズ画面を操作表示手段に表示させる手段、カスタマイズ画面で選択した際のログ情報を近距離無線通信認証デバイス内に保持させる手段、カスタマイズ画面を更新する手段、近距離無線通信認証デバイス内にログ情報を転送する手段、及びユーザ識別情報に基づいてユーザを認証するユーザ認証手段は、NFC制御部12に設定され、CPU102とCPU102が実行するプログラムによって構成することができる。
以上のように、本発明によれば、近距離無線通信認証デバイス内に保持されたログ情報を含むユーザ毎のカスタマイズ情報と画像形成装置の記憶手段に記憶されているカスタマイズ情報とを照合し、画像形成装置の操作表示手段に表示されるカスタマイズ画面を更新するので、非ネットワーク環境において近距離無線通信認証デバイスを画像形成装置のリーダ/ライタに翳すだけで、前回までに使用した機能のログ情報が反映されたカスタマイズ画面が表示され、当該画面での操作が可能となる。
本発明の実施例1に係る複合機のシステム構成を示すブロック図である。 図1における複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施例1に係る複合機のソフトウェア構成を示すブロック図である。 複合機の表示画面部を含む操作パネルの表示状態を示す図である。 図1におけるNFC制御部(図2におけるコントローラ)の処理手順を示すフローチャートである。 NFCトークンによるユーザ認証が失敗した場合の表示画面の表示例を示す図である。 汎用の操作パネルの表示画面の表示例を示す図である。 ステップS7で表示されるカスタマイズ画面の表示例を示す図である。 ステップS9でNFCトークン内のログ情報の読み取りに失敗したときの表示画面の表示例を示す図である。 図8のカスタム画面で詳細画面タブを選択したときの個人設定の画面の表示例を示す図である。 図8のカスタム画面で設定項目の1つを選択し、詳細画面へタブにタッチしたときに表示される表示画面の表示例を示す図である。 複合機をネットワーク接続した実施例2に係るネットワークシステムのシステム構成を示すブロック図である。 複合機の認証制御サービスのサービスモジュールに着目したソフトウェアモジュール構成を示すブロック図である。
本発明はNFCトークン内のログ情報に基づいて個々のユーザに対してカスタマイズされた操作画面を表示し、その画面がユーザが操作することによりユーザライクな操作を可能とするものである。以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。なお、本実施形態では、画像処理装置の一例として複合機を例に取って説明しているが、ユーザインターフェイス画面を表示可能な画像処理装置であれば、どのような装置であってもよい。
図1は本発明の実施例1に係る複合機のシステム構成を示すブロック図である。この実施例1に係る複合機1はNFCトークン10を使用してユーザ認証、ペアリング、タッチアンドプリント、ロックドプリント、プルプリント等の拡張機能が使用できる。そのため、NFCトークン10内には、ユーザ識別情報10a、ログ情報10b、カスタマイズ情報10cが記録されている。ユーザ識別情報10aは文字通りユーザを識別するための情報であり、ログ情報10bはユーザが過去に機能を実行した際のログに関する情報であり、カスタマイズ情報10cはユーザが使用可能な機能を識別したユーザ特有の情報である。
複合機1はNFCリーダライタ装置(以下、NFC−R/Wと称す。)11、NFC制御部12、及び操作パネル13を備え、NFC制御部12には、ユーザ認証手段51、カスタマイズ画面生成手段52、ログ情報10bをNFCに記録する手段53、ログ情報10bを画像形成装置内に保存する手段54が設定され、記憶手段60にユーザ認証情報61及びカスタマイズ情報62が格納されている。記憶手段60は後述のRAM116又はHDD117に設定される。NFC−R/W11はNFCトークン10とインターフェイスを取ることが可能であり、操作パネル13はユーザインターフェイスとして機能する。
図2は図1における複合機1のハードウェア構成を示すブロック図である。複合機1は、コントローラ100、操作パネル13、ファックス制御ユニット14、プロッタ(プロッタエンジン)15、スキャナ(スキャナエンジン)16及びその他のハードウェアリソース17から基本的に構成されている。
コントローラ100は、ノースブリッジ(以下、NBと称す)101、CPU102、RAM103、ASIC104を備え、CPU102、RAM103、ASIC104はそれぞれNB101に接続されている。NB101には、さらに、シリアルバス105、NIC(Network Interface Card) 106、無線LAN(Wireless LAN) 106、USBデバイス108、USBホスト109、メモリカードI/F110がPCIバス111を介して接続され、シリアル通信、ネットワーク通信、無線通信、USBデバイスと接続する際に使用される。USBホスト109には、USBケーブル(バス)112を介してNFC−R/W11が接続され、NFC−R/W11によってICカード113、REID114、他のNFC−R/W115、携帯電話、あるいはPDA等の携帯機器のNFCトークンとアクセスすることが可能となっている。また、ASIC104には、RAM116及びHDD117が接続されている。なお、携帯電話あるいはPDAにはスマートカードチップを用いたNFCチップセットが搭載され、NFCプロトコルによる通信が可能となっている。また、前記NFC制御部12に設定されるユーザ認証手段51、カスタマイズ画面生成手段52、ログ情報10bをNFCに記録する手段53、ログ情報10bを画像形成装置内に保存する手段54はCPU102が実行するプログラムの機能として実現され、記憶手段60はCPU102が使用するメモリの機能として実現される。
前記ファックス制御ユニット14、プロッタ15、スキャナ16及びその他のハードウェアリソース17などのハードウェアはPCIバス118を介してASIC104に接続され、また、操作パネル13はPCIバス118を介さずに直接ASIC104に接続されている。
コントローラ100では、CPU102はNB101を介して接続された各部を制御し、ASIC104は前記ハードウェア群に対して予め設定された制御を実行する。CPU102は図示しないROMあるいはHDD117に格納されたプログラムをRAM103に展開し、さらに、このRAM103をワークエリア及びデータバッファとして使用しながら、前記プログラムに基づいた制御を実行する。RAM116は制御を実行する過程で一時データ格納するためのメモリであり、HDD107はデータを大量に記憶可能な不揮発性の記憶装置としてのハードディスク装置である。RAM116又はHDD107は図1における記憶手段60として機能する。
シリアルバス105は外部機器との間でシリアル通信を行うためのもので、NIC106はLANに接続するための拡張カード、WLAN107は無線LANに接続するための拡張カードであり、これらのカードによりPCIバス111に対してそれぞれLAN接続が行われる。USBデバイス108はUSB接続のためのデバイスであり、メモリカードI/F110には、必要に応じてメモリカードが挿入され、PCIバス111との接続が図られる。
操作パネル13は所謂操作表示部であり、メッセージ表示とともに入力操作が可能なユーザインターフェイスである。ファックス制御ユニット14は、G3規格及びG4規格のファックス通信を可能にするものであり、プロッタ15は記録シートに画像を印字するものであって、画像形成装置の出力リソースとして機能する。スキャナ16は原稿あるいはバーコードなどの可視像を読み取る光読み取り装置であり、画像形成装置の読み取りデータの入力リソースとして機能する。その他のハードウェアリソース17としては、給紙装置、フィニッシャ、折り装置、カバーフィーダ、メールボックスなどの周辺機器が該当する。
NFCトークン10のアクセスには、前述のようにUSBホスト109に接続されたNFC−R/W11が使用される。その際、CPU102はノースブリッジ101、PCIバス111、USBホスト109を介し、USBケーブル112によってNFC−R/W11と接続されており、NFC−R/W11に対してCPU102からコマンドを送信することにより制御し、NFC−R/W11がICカード113あるいはREID114等のNFCトークン10と通信を行うことにより実現される。このUSBホスト109との通信系路にはネットワークアソシエーション情報、ペアリング情報、利用者の認証情報、及び認証情報へアクセスするための鍵情報などのデータが送受信される。このためUSBケーブル112がモニタされることによる情報の漏洩が懸念される。そこで、USB上のコマンド及びデータの送受信を暗号化することにより対処している。暗号化を行う前にはNFC−R/W11との間で認証を行い、その結果から得られた共通な鍵を生成している。共通鍵を利用して暗号化及び復号化することによってUSBケーブル112上をセキュアにしている。
図3は本実施例1に係る複合機1のソフトウェア構成を示すブロック図である。複合機1は、コントローラ部CRとエンジン部ENとから基本的に構成され、コントローラ部CRの制御に基づいてエンジン部ENで物理的な印字、読み取り、その他の処理が実行される。
コントローラ部CRはオペレーションシステムOS上にサービス層20とアプリケーション層30が設けられた構成をとり、サービス層20は、システム制御サービス21、ファックス制御サービス22、エンジン制御サービス23、メモリ制御サービス24、操作制御サービス25、ネットワーク制御サービス26、及び認証制御サービス27の各部を備えている。その上に設定されたアプリケーション層30は、コピーアプリケーション31、ファックスアプリケーション32、プリンタアプリケーション33、及びウェブアプリケーション34の各アプリケーションを備えている。エンジン部ENはコントローラ部CRに対してエンジンI/F18を介してエンジン制御ボード19に接続され、エンジン制御ボード19によってプロッタエンジン15、スキャナエンジン16、及びその他のハードウェアリソース17を制御する。
このように構成されていることから、複合機1では、コピー、ファックス、プリンタ、ウェブ等の各アプリケーション31,32,33,34によって処理することが可能であり、これらのアプリケーションを利用するための個人認証を認証制御サービス27によって実施している。その際、ユーザは、認証制御サービス27によって、ネットワークアソシエーション、ペアリング、あるいは個人認証が成功して初めてこれらのアプリケーション31,32,33,34を利用することができる。
図4は複合機1の表示画面部を含む操作パネル13の表示状態を示す図である。操作表示部13自体は、この実施例1では、タッチパネル構成であり、表示された画面の所定の領域をタッチ又は押圧することにより指示入力あるいは選択入力が行われる。図4は、ICカード113をNFC−R/W11に翳し、NFC−R/W11がICカード113内のNFCトークン10を認識したときの画面を示している。
図4の操作表示部13の表示画面13−1には、“NFCトークンを認識しました。・・・認識中”というメッセージ13−2と、取り消しタブ13−3及び中止タブ13−4が表示されている。取り消しタブ13−3は、認識させたNFCトークン10が間違ったものであるとユーザが気づいたとき、再度、正しいNFCトークン10を使用する場合に押下するタブである。このタブを押下した後、正しいNFCトークン10をNFC−R/W11に翳せば、正しいNFCトークン10を引き続いて認識させることができる。これに対し、中止タブ13−4は、そもそもNFCトークン10を認識させることが間違っており、NFCトークン10に認識処理を終了させる場合に押下するものである。
本実施例1では、NFCトークン10内のユーザ識別情報10aと複合機1の記憶手段60に登録されているユーザ認証情報61を照合してユーザ認証を行い、認証に成功すると、CPU102はNFCトークン10内のカスタマイズ情報10cを複合機1内の記憶手段60に保持されているカスタマイズ情報62と照合させる。ここで、NFCトークン10内のカスタマイズ情報10cにはユーザがどの機能を使用できてどの機能が使用できないかが記録してある。この照合によりユーザが使用可能な機能と使用不可能な機能とを識別した情報を含むカスタマイズ画面を操作パネル13に表示出力する。複合機1の使用中はNFC−R/W11とNFCトークン10との通信を維持したままにしておき、カスタマイズ画面で選択した際のログ情報をNFCトークン10内に記録する。
複合機1にこのような機能を持たせることによってユーザはログ情報10bを持ち歩くことができ、同様の機能を持ち、ユーザ認証情報61が登録済みの複合機1であれば、接続されたNFC−R/W11にNFCトークン10を翳すだけでネットワークに接続することなく前回までに使用した機能のログ情報を反映させたカスタマイズ画面を表示することができる。
図5は、上記処理を実行する図1におけるNFC制御部12(図2におけるコントローラ100に対応)の処理手順を示すフローチャートである。同図において、システムが起動後、NFC−R/W11が機器に接続されておりかつNFC−R/W11の使用可能な場合、NFCトークン10がNFC−R/W11に翳された場合、NFCトークン10内のユーザ個人の情報を読み出す(ステップS1)。次いで、読み出したユーザ識別情報10aに基づいてユーザ認証を行う(ステップS2)。
ステップS2でユーザ認証に成功した場合は、NFCトークン10内のカスタマイズ情報10cを取得し(ステップS3)、NFCトークン10内のカスタマイズ情報10cと複合機内のカスタマイズ情報62とを照合する(ステップS4)。そして、NFCトークン10内にログ情報10bが記録されているか否かをチェックし(ステップS5)、記録されている場合はログ情報を取得し(S6)、ログ情報により更新されたカスタマイズ画面を表示する(S7)。その後、ユーザが機能を使用した際の実行ログをNFCトークン10内に記録する(S8)。一方、ステップS5がログ情報がNFCトークン10内に記録されていない場合は(ステップS5−NO)、初期のカスタマイズ画面を操作パネルに表示し(S9)、ユーザが機能を使用した際の実行ログをNFCトークン10内に記録する(S8)。
他方、ステップS2で、認証に失敗した場合には、認証失敗の画面を表示し(ステップS10)、その後、一般的な画面を操作パネル13に表示する(ステップ11)。
図6は、NFCトークン10によるユーザ認証が失敗した場合の表示画面で、“認証に失敗しました。”というメッセージ13−5とともに、その旨了承したことを入力する確認タブ13−6が表示される。したがって、ユーザがこの確認タブ13−6をタッチすると、この時点で認証処理は終了し、図7に示す汎用の操作パネル13の表示画面となる。汎用の操作パネル13の表示画面は、ここでは、コピー画面13−7の表示であり、コピー画面13−7では、カラーの種類を選択するカラータブ13−8a、モノクロタブ13−b、単色タブ13−9a、2色タブ13−9bと、原稿の種類を選択する文字(原稿)タブ13−10a、写真(原稿)タブ13−10b、文字・写真(原稿)タブ13−10cと、濃度調整タブ13−11が設定され、また、コピーを作成する用紙サイズを選択する用紙サイズ選択タブ13−12、変倍率を選択する変倍率選択タブ13−13、及びコピーの種類、を選択するコピー種類選択タブ13−14が表示画面の別領域に表示される。コピーの種類は、ここでは、片面印刷、両面印刷、集約コピー、ソートコピーの4つの種類が選択対象となっている。また、単色タブ13−9a、2色タブ13−9bはカラータブ13−8aが選択されたときに有効になり、選択することができる。なお、この表示画面では、黒色の塗り潰し、白色の文字となっている反転表示のタブは、初期の設定で選択されているものである。
図7の画面から濃度調整タブ13−11、集約タブ13−14a、ソートタブ13−14bを選択すると、その下の階層の表示画面がさらに表示され、その表示画面からさらに詳細に設定することが可能となる。以下、図7で選択されている設定状態を初期設定とするが、初期設定でそれぞれどのタブが選択されているかは図7の画面を表示する複合機の設定に依存する。なお、図6はユーザ認証を実行しなかった場合の表示画面の表示例でもある。
また、本実施例1では、NFC通信でユーザ認証を行った後(ステップS2−YES)であって、ログ情報が全て書き込まれる(ステップS8)前にNFC−R/W11とNFCトークン10との通信が切断された場合、ログ情報を保存する手段54によって複合機1内のメモリ(RAM116あるいはHDD117)にログ情報を一時記録し、次回、ユーザがNFC通信により同一の複合機1にアクセスした際に、複合機1内のメモリ(RAM116あるいはHDD117)からNFCトークン10内にログ情報を転送する。これにより、ユーザがアクセス時にのみNFCトークン10を翳した場合でも、前回までに使用した機能のログ情報を反映させたカスタマイズ画面を表示することができる。
なお、ステップS7で表示されるカスタマイズ画面は、例えば図8に示すような画面である。図8に示すカスタマイズ画面では、第1ないし第3の個人設定タブ13−15a,15b,15c、第1ないし第3の使用頻度の高い設定タブ13−16a,16b,16c、初期設定タブ13−17、及び詳細画面へタブ13−18が表示される。この例では、取得されたログ情報により第1の個人設定タブ(個人設定タブ1)13−15aが反転表示され、取得したログ情報に対応する個人設定であることを示している。そこで、図8の状態で詳細画面タブ13−18を選択すれば、この第1の個人設定タブ13−15aに対応する事前に登録された個人設定の画面、例えば図11に示す表示画面(詳細画面)が表示され、図示しない実行キー(スタートキー)を押下することにより、煩わしい設定、選択操作なしでユーザが希望する機能で画像が形成される。
なお、NFCトークン10内又は複合機1内にユーザのログ情報が存在しない場合や、複合機1がNFCトークン10内のログ情報10bの読み取りに失敗した場合(ステップS5−NO)には、図9に示すように“読み取りエラー”というメッセージ13−5’を表示し、確認タブ13−6がタッチされると、図10に示した画面が表示される。この表示画面13では、図8の画面に対してログ情報に依存する第1ないし第3の使用頻度の高い設定タブ13−16a’,16b’,16c’がゴースト表示となり、選択不可となる。
また、図8のカスタム画面でユーザが設定項目の1つを第1の個人設定タブ13−15aは第1ないし第3の個人設定タブ13−15a,15b,15c、第1ないし第3の使用頻度の高い設定タブ(ログ情報に基づいた設定タブ)13−16a,16b,16c、もしくは初期設定タブ13−17から利用したい設定を選択し、詳細画面へタブ13−18にタッチすると、例えば図11に示すような画面に変化する。この表示画面は図7に示した汎用画面と類似したレイアウトで、設定情報を反映させた画面となっている。この表示画面では、認証されたユーザに許可されていない機能がある場合には、タブがゴースト表示され、選択不能な状態となっている。図11の例では、カラータブ13−8aがゴースト表示となり、このユーザに対してはカラーコピーが不可となっている。
なお、この表示画面で任意の設定をした後に、個人設定登録キー13−19にタッチして入力することにより、個人設定登録情報を変更することができる。また、設定選択画面へタブ13−20をタッチすると、図8の画面に表示画面が変わって設定選択画面が表示され、この画面からいずれかの設定タブを選択することも可能である。
本発明の実施例2は実施例1に係る複合機がネットワークに接続されている場合の例である。
図12は複合機1をネットワーク接続した本実施例2に係るネットワークシステムのシステム構成を示すブロック図である。同図において、本システムは、複合機1に対してアクセスポイント2、ネットワーク端末装置3、ネットワークサーバ4、PC5などがネットワーク8を介して通信可能に接続されている。また、画像形成装置1及びPC5にはNFCトークン10とインターフェイスをとることが可能なNFC−R/W11,11aがそれぞれ接続されている。なお、ネットワーク8は例えば有線LANあるいは無線LANであり、これらの組み合わせでもよい。
複合機1及びPC5に接続されたNFC−R/W11,11aはNFCトークン10との間でNFC通信を行うことが可能で、NFCトークン10がNFC−R/W11,11aの通信距離内に入ると通信が行われる。NFCトークン10には、ユーザのネットワーク設定情報及びユーザ自身の個人認証情報が記録されている。NFCトークン10をNFC−R/W11あるいは11aに翳し、NFC−R/W11あるいは11aによってNFCトークン10に記録されている内容が取得されると、NFC−R/W11あるいは11aが接続されている複合機1あるいはPC5で、ネットワークアソシエーション、ペアリング、あるいは認証処理が行われる。ネットワークアソシエーション、ペアリング、あるいは認証処理が成功した場合、NFCトークン10により認証を受けたユーザは、複合機1の使用を開始することができる。あるいは、ネットワークに接続された機器とデータ通信を行うことができる。なお、NFCトークン10はICカードのようなカード状の機器に搭載するものの他に、携帯電話6あるいはPDA7に搭載されている場合もある。
なお、本実施例2では、携帯電話6及びPDA7にはスマートカードチップを用いたNFCチップセット6a,7aが搭載され、NFCプロトコルによる通信が可能となっている。この実施形態では、NFC−R/W11,11aを介してネットワーク8に接続されたいずれかの装置と通信可能である。
図13は認証制御サービス27のサービスモジュールに着目したソフトウェアモジュール構成を示すブロック図である。
同図において、このソフトウェアモジュールはNFCフレームワーク27−1の下に、NFCリソースマネージャ27−2、ネットワークライブラリ27−5、アドレス帳DB27−7、及び描画処理モジュール27−10が配置されている。また、NFCリソースマネージャ27−2の下位には、NFC−R/Wデバイスドライバ27−3及びUSBホストデバイスドライバ27−4が位置している。さらに、ネットワークライブラリ27−5の下には無線モジュール27−6が位置し、アドレス帳DB27−7の下には、ファイルシステム27−8及びHDDドライバ29−9が位置し、描画処理モジュール27−10の下にグラフィックドライバ27−11が位置し、アプリケーション30はこのNFCフレームワーク27−1を土台として前記各アプリケーション31,32,33,34を実行する。
本実施例2では、NFCフレームワーク27−1はアプリケーション30から認証要求を受付け、描画処理モジュール27−10、グラフィックドライバ27−11を経由して操作表示部13への表示処理、NFCソースマネージャ27−2より、NFCトークン10からネットワーク設定情報や認証情報(ユーザ識別情報10a、ログ情報10b、カスタマイズ情報10c)を取得し、取得した情報をネットワークライブラリ27−5を利用して無線モジュール27−6及び/又は外部アクセスポイント2に対して問い合わせを行い、あるいは、アドレス帳DB27−7に対して問い合わせを行い、もしくはネットワークサーバ4に対して問い合わせを行う。そして、NFCフレームワーク問い合わせ途中の詳細情報及びその結果、ネットワーク設定及び認証の成功もしくは失敗をアプリケーション30へ出力する。
また、ネットワークサーバ4にログ情報10bを一時記録し、次回ユーザがNFC通信により同一の複合機1にアクセスした際に、ネットワークサーバ4からNFCトークン10内にログ情報10bを転送する。これにより実施例1における複合機のNFC制御部12のログ情報10bを画像形成装置内に保存する手段54がネットワークサーバ4内に設けられたものと等価となり、実施例1の構成をそのままネットワーク接続で実現することが可能となる。
その他、特に説明しない各部は実施例1と同等に構成され、同等に機能する。
以上のように本実施形態によれば、
1)NFCトークン10内にカスタマイズ情報10cとログ情報10bを保持するので、個人情報を登録した複合機1であればユーザはNFCトークン10をNFC−R/W11に翳すだけで、他のPCやサーバを介することない非ネットワーク環境でも、前回までに使用した機能のログ情報10bが反映されたカスタマイズ画面で操作をすることが可能となる。
2)カスタマイズ画面では、ユーザが使用可能な機能と使用できない機能とを識別することができ、使用不可な機能の設定を行ってしまうといった無駄を省くことができる。
3)複合機1を使用中にNFCトークン10とのNFC通信が切断された場合でも、その通信時に使用したログ情報を、次回以降の複合機1の使用時にユーザの所有するNFCトークン10に記録することができる。
4)NFCトークン10の認証に失敗した場合には、その旨、操作パネル13に表示し、その後、一般的な表示画面を表示するので、ユーザが認証失敗を認識した後、直ぐに、希望の機能の設定に入ることができる。
5)NFCトークン10の認証に成功し、NFCトークン10内の保持されたカスタマイズ情報とログ情報を取得できたときには、ログ情報に基づいて更新されたカスタマイズ画面を表示するので、ユーザは更新されたカスタマイズ画面からそれ以降の操作が可能となり、無駄を省くことができる。
6)NFCトークン10の認証に成功した場合であって、NFCトークン10内の保持されたカスタマイズ情報のログ情報を取得できなかったときには、一般的な汎用の表示画面ではなく、ログ情報に依存しない設定を操作不能とした初期のカスタマイズ画面を表示するので、使用不可な機能の設定を行うことがなく、その分、無駄を省くことができる。
等の効果を奏する。
なお、本発明は本実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の技術思想に含まれる技術的事項の全てが対象となる。
1 複合機
10 NFCトークン
10a ユーザ識別情報
10b ログ情報
10c,62 カスタマイズ情報
11 NFC−R/W
12 NFC制御部
13 操作パネル
51 ユーザ認証手段
52 カスタマイズ画面生成手段
53 ログ情報をNFCに記録する手段
60 記憶手段
100 コントローラ
102 CPU
104 ASIC
116 RAM
117 HDD
特開2005‐198141号公報 特開2007‐055099号公報

Claims (8)

  1. 近距離無線通信認証デバイス内に保持された情報を読み取り、また、近距離無線通信認証デバイスに情報を書き込むリーダ/ライタと、
    ユーザインターフェイスとしての操作表示手段と、
    を備えた画像形成装置であって、
    ユーザ毎のカスタマイズ情報を記憶する記憶手段と、
    前記近距離無線通信認証デバイス内に保持された前記カスタマイズ情報を近距離無線通信により取得する手段と、
    前記取得する手段によって取得された前記カスタマイズ情報と前記記憶手段に保持されているカスタマイズ情報とを照合し、利用ユーザ毎のカスタマイズ画面を前記操作表示手段に表示させる手段と、
    前記カスタマイズ画面で選択した際のログ情報を前記近距離無線通信認証デバイス内に保持させる手段と、
    前記近距離無線通信認証デバイス内に保持された前記ログ情報を含むユーザ毎のカスタマイズ情報と前記記憶手段に記憶されているカスタマイズ情報とを照合し、前記カスタマイズ画面を更新する手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置であって、
    近距離無線通信を行った後であって、前記ログ情報が全て前記近距離無線通信認証デバイスに書き込まれる前に前記リーダ/ライタと前記近距離無線通信認証デバイスとの通信が切断されたとき、前記ログ情報を前記記憶手段に一時記憶し、前記切断後にユーザが近距離無線通信により同一の画像形成装置にアクセスした際に、当該画像形成装置内の前記記憶手段から前記近距離無線通信認証デバイス内に前記ログ情報を転送する手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1記載の画像形成装置であって、
    前記画像形成装置がネットワークに接続されている場合に、近距離無線通信を行った後
    であって、前記ログ情報が全て前記近距離無線通信認証デバイスに書き込まれる前に前記
    リーダ/ライタと前記近距離無線通信認証デバイスとの通信が切断されたとき、前記ログ
    情報をネットワークサーバに一時記憶し、前記切断後にユーザが近距離無線通信により同
    一の画像形成装置にアクセスした際に、前記ネットワークサーバから前記近距離無線通信認証デバイス内に前記ログ情報を転送する手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1又は2記載の画像形成装置であって、
    前記近距離無線通信認証デバイスに保持されているユーザ識別情報に基づいてユーザを認証するユーザ認証手段を備え、
    前記表示させる手段は、前記ユーザ認証手段が前記ユーザ識別情報を取得することができないときには、認証に失敗した旨を前記操作表示手段に表示させ、認証に成功したときには認証されたユーザの前記カスタマイズ情報に基づいて当該ユーザのカスタマイズ画面を表示することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1又は2記載の画像形成装置であって、
    前記取得する手段によって前記近距離無線通信認証デバイス内に保持されたカスタマイズ情報を取得できないときには、前記表示させる手段は前記カスタマイズ画面に代えて、読み取りエラーである旨を前記操作表示手段に表示させ、その後、一般に使用される汎用の操作表示画面を表示させることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1又は2記載の画像形成装置であって、
    前記近距離無線通信認証デバイス内又は前記記憶手段にユーザのログ情報が存在しないとき、又は前記取得する手段が前記近距離無線通信認証デバイスからログ情報を取得できないときには、前記表示させる手段は、予め設定された標準的なカスタマイズ画面を表示し、前記ログ情報が存在し、当該ログ情報を取得できたときには、そのログ情報に基づいてカスタマイズ画面を更新し、更新されたカスタマイズ画面を表示することを特徴とする画像形成装置。
  7. 近距離無線通信認証デバイス内に保持された情報を読み取り、また、近距離無線通信認証デバイスに情報を書き込むリーダ/ライタと、
    ユーザインターフェイスとしての操作表示手段と、
    ユーザ毎のカスタマイズ情報を記憶する記憶手段と、
    を備えた画像形成装置におけるカスタマイズ画面の更新方法であって、
    前記近距離無線通信認証デバイス内に保持された前記カスタマイズ情報を近距離無線通信により取得し、
    前記取得された前記カスタマイズ情報と前記記憶手段に保持されているカスタマイズ情報と照合し、利用ユーザ毎のカスタマイズ画面を前記操作表示手段に表示させ、
    前記カスタマイズ画面で選択した際のログ情報を前記近距離無線通信認証デバイス内に保持させ、
    前記近距離無線通信認証デバイス内に保持された前記ログ情報を含むユーザ毎のカスタマイズ情報と、前記記憶手段に記憶されているカスタマイズ情報と照合し、前記カスタマイズ画面を更新すること
    を特徴とする画像形成装置におけるカスタマイズ画面の更新方法。
  8. 近距離無線通信認証デバイス内に保持された情報を読み取り、また、近距離無線通信認証デバイスに情報を書き込むリーダ/ライタと、
    ユーザインターフェイスとしての操作表示手段と、
    ユーザ毎のカスタマイズ情報を記憶する記憶手段と、
    を備えた画像形成装置におけるカスタマイズ画面の更新をコンピュータによって実行するためのカスタマイズ画面更新プログラムであって、
    前記近距離無線通信認証デバイス内に保持された前記カスタマイズ情報を近距離無線通信により取得する手順と、
    前記取得された前記カスタマイズ情報と前記記憶手段に保持されているカスタマイズ情報と照合し、利用ユーザ毎のカスタマイズ画面を前記操作表示手段に表示させる手順と、
    前記カスタマイズ画面で選択した際のログ情報を前記近距離無線通信認証デバイス内に保持させる手順と、
    前記近距離無線通信認証デバイス内に保持された前記ログ情報を含むユーザ毎のカスタマイズ情報と、前記記憶手段に記憶されているカスタマイズ情報と照合し、前記カスタマイズ画面を更新する手順と、
    を備えていることを特徴とするカスタマイズ画面更新プログラム。
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