JP2001100716A - 表示制御装置、ネットワーク型教育管理システム、及び記憶媒体 - Google Patents

表示制御装置、ネットワーク型教育管理システム、及び記憶媒体

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JP2001100716A
JP2001100716A JP28061399A JP28061399A JP2001100716A JP 2001100716 A JP2001100716 A JP 2001100716A JP 28061399 A JP28061399 A JP 28061399A JP 28061399 A JP28061399 A JP 28061399A JP 2001100716 A JP2001100716 A JP 2001100716A
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Tomohiro Sudo
智浩 須藤
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、コンピュータネットワーク
を利用した教育管理システムにおいて、円滑かつ効果的
な授業の進行を実現すべく、教師用の親機により、各生
徒用の複数の子機における表示内容を制御可能とする、
表示制御装置、ネットワーク型教育管理システム、及び
記憶媒体を提供することである。 【解決手段】 複数の子機11,21,31に通信接続
されたネットワーク型教育管理システムにおいて、表示
制御装置1は、表示装置4に複数のプレゼンページを一
覧表示し、表示されたプレゼンページの中から、子機に
表示させるプレゼンページを表示制御装置1のユーザに
選択させ、選択されたプレゼンページを全子機の表示装
置14,24,34に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ・ネ
ットワークを利用して複数のコンピュータを通信接続し
た教育管理システムに適用可能な表示制御装置、ネット
ワーク型教育管理システム、及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、学校の数学の授業において、関数
電卓を使用する頻度が高くなっている。関数電卓を使用
する数学の授業において、従来、教師がOHPによって
関数電卓の表示画面を投影して、プレゼンテーション
(以下、プレゼンと略する。)を行っていた。
【0003】また、数学の授業において、コンピュータ
・ネットワークを利用して複数のコンピュータを通信接
続した教育管理システムが導入されており、メインコン
ピュータである親機を教師が使用し、この親機と通信接
続された複数のサブコンピュータである子機を生徒一人
一人が使用して、プレゼンが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、数学の
授業においてOHP(Over Head Projector)を使用し
たプレゼンでは、関数電卓の表示画面の制約等により、
授業の進行に効果的なプレゼンができないという問題が
あった。
【0005】また、従来の教育管理システムでは、教師
が使用している親機の表示内容を、生徒は各自の子機に
よりダウンロードする必要があり、例えば、教師が作成
した計算問題を生徒が関数電卓を使用して解く場合に
は、問題毎に生徒は親機から各自の子機に対して問題を
ダウンロードして、関数電卓に入力する必要があり、授
業を進める上で効率的なプレゼンが出来なかった。
【0006】そこで、本発明の課題は、コンピュータネ
ットワークを利用した教育管理システムにおいて、円滑
かつ効果的な授業の進行を実現すべく、(1)教師用の
親機により、各生徒用の複数の子機における表示内容を
制御可能とし、(2)また授業進行中に親機において新
規表示画面を迅速かつ容易に作成して各子機に表示させ
ることができ、(3)親機の制御によって、子機の表示
内容を他の子機に反映させることを可能とする、表示制
御装置、ネットワーク型教育管理システム、及び記憶媒
体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、複数の表示端末(例えば、
図1(a)に示す子機11,21,31;図7(a)に
示す大画面表示装置41)に通信接続された表示制御装
置(例えば、図1(a)に示す表示制御装置1)であっ
て、複数の表示ページを記憶する記憶手段(例えば、図
1に示すRAM5内のプレゼンページエリア)と、この
記憶手段に記憶されている複数の表示ページを一覧表示
する表示手段(例えば、図1(a)に示す表示装置4;
図4に示すS2)と、この表示手段に一覧表示された表
示ページの中から、前記表示端末に表示させる表示ペー
ジを選択する表示ページ選択手段(例えば、図4に示す
S11)と、この表示ページ選択手段により選択された
表示ページを前記複数の表示端末にそれぞれ送信する送
信手段(例えば、図2に示す通信装置8;図4に示すS
7)と、この送信手段により送信された表示ページを前
記複数の表示端末に表示させる表示制御手段(例えば、
図2に示すCPU2;図4に示すS9)と、を備えてい
ることを特徴としている。
【0008】この請求項1記載の発明の表示制御装置に
よれば、複数の表示端末に通信接続された表示制御装置
は、表示手段により、記憶手段によって記憶されている
複数の表示ページを一覧表示させ、選択手段により、表
示手段によって表示された表示ページの中から、表示端
末に表示させる表示ページを選択させ、通信手段によ
り、選択手段によって選択された表示ページを表示端末
に送信し、表示制御手段により、送信手段によって送信
された表示ページを複数の表示端末に表示する。
【0009】請求項12記載の発明は、表示制御装置
(例えば、図1(a)に示す表示制御装置1)と複数の
表示端末(例えば、図1(a)に示す子機11,21,
31;図7(a)に示す大画面表示装置41)とを通信
接続したネットワーク型教育管理システム(例えば、図
1(a)に示すネットワーク型教育管理システム10
0;図7(a)に示すネットワーク型教育管理システム
200)において、前記表示制御装置は、複数の表示ペ
ージを記憶する記憶手段(例えば、図2に示すRAM5
内のプレゼンページエリア5a)と、この記憶手段に記
憶されている複数の表示ページを一覧表示する表示手段
(例えば、図1(a)に示す表示装置4;図4に示すS
2)と、この表示手段に一覧表示された表示ページの中
から、前記表示端末に表示させる表示ページを選択する
表示ページ選択手段(例えば、図4に示すS11)と、
この表示ページ選択手段により選択された表示ページを
前記複数の表示端末にそれぞれ送信する送信手段(例え
ば、図2に示す通信装置8;図4に示すS7)と、この
送信手段により送信された表示ページを前記複数の表示
端末に表示させる表示制御手段(例えば、図2に示すC
PU2;図4に示すS9)と、を備え、前記表示端末
は、前記表示制御装置の送信手段によりそれぞれ送信さ
れた表示ページを受信する受信手段と、前記受信手段に
より受信した表示ページを表示する表示手段と、を備え
ていることを特徴としている。
【0010】この請求項12記載の発明のネットワーク
型教育管理システムによれば、表示制御装置と複数の表
示端末とを通信接続したネットワーク型教育管理システ
ムにおいて、表示制御装置は、表示手段により、記憶手
段によって記憶されている複数の表示ページを一覧表示
させ、選択手段により、表示手段によって表示された表
示ページの中から、表示端末に表示させる表示ページを
選択させ、通信手段により、選択手段によって選択され
た表示ページを表示端末に送信し、表示端末は、受信手
段により、表示制御装置の送信手段によって送信された
表示ページを受信し、表示手段により、受信手段によっ
て受信した表示ページを表示する。
【0011】したがって、この請求項1記載の発明の表
示制御装置、及び請求項12記載の発明のネットワーク
型教育管理システムによって、表示制御装置のユーザ
は、表示装置に一覧表示された表示ページの中から、表
示端末に表示させたい表示ページを選択するという簡単
な操作だけで、各表示端末に所望の表示ページを表示で
きる。そのため、例えば、表示制御装置のユーザである
教師が選択した表示ページを、教師の指示によって表示
端末のユーザである生徒がダウンロードしていた従来の
プレゼンよりも、効率良くプレゼンを進行することが可
能である。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の表
示制御装置において、前記複数の表示端末の中から少な
くとも一つの表示端末を選択する表示端末選択手段(例
えば、図6に示すS27)を更に備え、前記送信手段
は、前記表示端末選択手段により選択された表示端末
に、前記表示ページ選択手段により選択される表示ペー
ジを送信することを特徴としている。
【0013】この請求項2記載の発明の表示制御装置に
よれば、請求項1記載の表示制御装置において、送信手
段は、表示端末選択手段によって選択された少なくとも
一つの表示端末に対し、表示ページ選択手段によって選
択された表示ページを送信する。
【0014】したがって、この請求項2記載の発明の表
示制御装置によって、表示制御装置のユーザは表示ペー
ジを送信する表示端末を指定し、表示ページを選択する
という操作だけで、指定した表示端末に選択した表示ペ
ージを表示させることができる。よって、表示端末に表
示された表示ページを表示端末毎に容易に変更すること
ができるため、例えば、表示制御装置のユーザである教
師は、表示端末のユーザである生徒個人毎の授業の理解
度に応じて、表示させるプレゼンページを容易に変更す
ることができる。そのため、生徒の能力に応じてプレゼ
ンを進行させることが可能である。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1記載の表
示制御装置において、前記表示ページ選択手段により選
択された表示ページの表示内容のうち、表示禁止内容を
指定する表示禁止内容指定手段(例えば、図11に示す
ブラインド枠b;図13に示すS86)を更に備え、前
記送信手段は、前記表示禁止内容指定手段によって指定
された表示禁止内容以外の表示ページを前記複数の表示
端末にそれぞれ送信することを特徴としている。
【0016】この請求項3記載の発明の表示制御装置に
よれば、請求項1記載の表示制御装置において、送信手
段は、表示ページ選択手段によって選択された表示ペー
ジの表示内容のうち、表示禁止内容指定手段によって指
定された表示禁止内容以外の表示ページを複数の表示端
末にそれぞれ送信する。
【0017】したがって、この請求項3記載の発明の表
示制御装置によって、表示制御装置のユーザは、表示ペ
ージにおいて表示端末に非表示させたい内容がある場
合、表示禁止内容を指定するだけでよい。よって、例え
ば、表示制御装置のユーザである教師は、従来別紙に用
意していたプレゼンに用いるコメント等を表示装置に表
示することができるため、プレゼンを効率良く進行する
ことができる。
【0018】なお、この請求項3記載の発明の表示制御
装置において、更に、前記表示禁止内容に対するチェッ
ク欄(例えば、図14に示すチェックボックスcb1,
cb2)を表示させ、このチェック欄に対してチェック
入力する入力手段(例えば、図15に示すS110)を
設けることが有効である。このように、前記表示禁止内
容に対するチェック欄、及びこのチェック欄に対してチ
ェック入力する入力手段を設けることによって、表示制
御装置1のユーザは、プレゼン中に、コメント等の表示
禁止内容を説明済みか否かを容易に確認することができ
るため、効率良くプレゼンを進行することができる。さ
らに、チェック欄を確認することによって、説明の重
複、或は内容の未説明を防止することができる。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項1記載の表
示制御装置において、プレゼンテーションの進行を示す
フローチャートを記憶するフローチャート記憶手段(例
えば、図2に示すRAM5内のフローチャートエリア5
e)を更に備え、前記送信手段は、前記フローチャート
記憶手段に記憶されているフローチャートを、前記表示
ページ選択手段によって選択された表示ページとともに
送信し、前記表示制御手段は、この送信手段により送信
された表示ページ及びフローチャートを前記複数の表示
端末にそれぞれ表示させるとともに、当該フローチャー
トに含まれるステップのうち、現在進行中のステップの
表示形式を変更して表示させる(例えば、図10に示す
S66〜S67、S73〜S75)ことを特徴としてい
る。
【0020】この請求項4記載の発明の表示制御装置に
よれば、請求項1記載の表示制御装置において、送信手
段は、フローチャート記憶手段に記憶されたフローチャ
ートを、表示ページ選択手段によって選択された表示ペ
ージとともに送信し、表示制御手段は、該送信手段によ
って送信されたフローチャート及びフローチャートを複
数の表示端末にそれぞれ表示させ、該フローチャートに
含まれるステップのうち、現在進行中のステップの表示
形式を変更して表示する。
【0021】したがって、この請求項4記載の発明の表
示制御装置によって、表示制御装置のユーザは、表示端
末において表示ページとフローチャートを同時に表示さ
せることができるため、表示端末のユーザにプレゼンテ
ーションの進行を認識させることができる。また、表示
されたフローチャートにおいて、進行中のステップの表
示形式を変更することによって、例えば、表示端末のユ
ーザである生徒に、数学の問題の解法ステップを容易に
理解させることができる。
【0022】請求項5記載の発明は、請求項1記載の表
示制御装置において、前記記憶手段に記憶されている表
示ページの表示開始時刻が設定されている時間割情報を
記憶する時間割情報記憶手段(例えば、RAM5内の時
間割情報エリア5b)と、現在時刻を計時する計時手段
(例えば、図18の時計ck1;図19のS133)
と、を更に備え、前記送信手段は、前記計時手段によっ
て所定の時刻を計時すると、前記時間割情報記憶手段に
記憶されている時間割情報に基づいて、前記時刻に対応
する表示ページを前記表示端末にそれぞれ送信すること
を特徴としている。
【0023】この請求項5記載の発明の表示制御装置に
よれば、請求項1記載の表示制御装置において、送信手
段は、計時手段によって所定時刻が計時されると、時間
割情報記憶手段に記憶されている時間割情報に基づい
て、前記所定時刻に対応する表示ページを表示端末に送
信する。
【0024】したがって、この請求項5記載の発明の表
示制御装置によって、所定時刻になると表示端末のユー
ザに確実に表示ページを表示することができるため、特
に伝達事項がある場合には便利である。また、所定時間
になると例えば、生徒に対して次の授業の準備をさせる
ことができるため、教師は、スムーズに授業を開始する
ことができる。
【0025】請求項6記載の発明は、請求項1記載の表
示制御装置において、前記記憶手段に記憶されている表
示ページに含まれる部分を変更する部分変更手段(例え
ば、図21のS151)を更に備え、前記送信手段は、
この部分変更手段によって変更された部分の変更内容を
前記表示端末に送信し、前記表示制御手段は、複数の表
示端末に表示されている表示ページに、この送信手段に
よって送信された前記部分の変更内容を反映して表示さ
せる(例えば、図21に示すS152)ことを特徴とし
ている。
【0026】この請求項6記載の発明の表示制御装置に
よれば、請求項1記載の表示制御装置において、送信手
段は、部分変更手段によって変更された表示ページの変
更内容を表示端末に送信し、表示制御手段は、複数の表
示端末に表示された表示ページに、該送信手段によって
送信された表示ページの変更内容を反映させて変更す
る。
【0027】したがって、この請求項6記載の発明の表
示制御装置によって、表示ページの変更内容が少なく表
示させる回数が多い場合、例えば、係数の違う方程式等
を繰り返し演習で出題する場合等には、表示ページの表
示変更に要する時間が短縮することができるため、表示
制御装置のユーザは、プレゼンを効率良く進行すること
ができる。
【0028】請求項7記載の発明は、請求項1記載の表
示制御装置において、前記記憶手段に記憶されている複
数の表示ページに含まれる部分を組み合わせて新規表示
ページを作成する新規表示ページ作成手段(図23に示
すS167〜S169)を更に備え、前記送信手段は、
この新規表示ページ作成手段によって作成された新規ペ
ージを前記表示端末に送信し(図23に示すS17
3)、前記表示制御手段は、複数の表示端末にそれぞれ
表示されている表示ページに代えて、この送信手段によ
って送信された新規表示ページを表示させる(図23に
示すS173)ことを特徴としている。
【0029】この請求項7記載の発明の表示制御装置に
よれば、請求項1記載の表示制御装置において、送信手
段は、新規表示ページ作成手段によって複数の表示ペー
ジに含まれる部分を組み合わせて作成された新規表示ペ
ージを表示端末に送信し、表示制御手段は、表示端末
に、表示されていた表示ページの代わりに該新規表示ペ
ージを表示する。
【0030】したがって、この請求項7記載の発明の表
示制御装置によって、表示制御装置のユーザは、複数の
表示ページを構成する部分を組み合わせることによっ
て、簡単に新規表示ページを作成することができるた
め、表示制御装置のユーザは、円滑なプレゼンテーショ
ンを妨げることなく新規表示ページを作成することがで
きる。
【0031】請求項8記載の発明は、請求項1、6、ま
たは7記載の表示制御装置において、前記表示制御手段
によって複数の表示端末に表示させた表示ページ、前記
新規表示ページ、及び部分の変更内容が反映された表示
ページを、その表示順と対応付けて記憶するリプレイ記
憶手段(例えば、図2に示すRAM5内のリプレイメモ
リ5c;図24に示すS187、S197)と、このリ
プレイ記憶手段に記憶された表示ページを前記表示順に
したがって一覧表示するリプレイ表示手段(図24
(a)に示すリプレイエリア4a)と、を更に備え、前
記表示ページ選択手段は、このリプレイ表示手段に一覧
表示されている表示ページの中から、前記表示端末に再
表示させる表示ページを選択することを特徴としてい
る。
【0032】この請求項8記載の発明の表示制御装置に
よれば、請求項1、6、または7記載の発明の表示制御
装置において、リプレイ表示手段は、表示順にリプレイ
記憶手段に記憶された表示ページを、表示順に一覧表示
し、表示ページ選択手段は、該リプレイ表示手段に表示
された表示ページの中から表示端末に再表示させる表示
ページを選択する。
【0033】したがって、この請求項7記載の発明の表
示制御装置によって、リプレイ表示手段は表示順に表示
ページを一覧表示するため、表示制御装置のユーザは、
プレゼンの進行状況を容易に把握することができる。ま
た、表示した表示ページを短時間で再表示することがで
きるため、プレゼンを効率良く進行することができる。
【0034】請求項9記載の発明は、複数の表示端末
(例えば、図26(a)に示す子機11,21,31)
に通信接続された表示制御装置(例えば、図26(a)
に示す表示制御装置1)であって、他の表示端末に割込
み表示させる表示端末を指定する指定手段(例えば、図
27に示すS207)と、前記指定手段により指定され
た表示端末に表示されている表示データを他の表示端末
に割込み表示させるための割込み表示制御信号を、前記
指定手段により指定された表示端末に送信する送信手段
(図27に示すS210)と、を備えることを特徴とし
ている。
【0035】この請求項9記載の発明の表示制御装置に
よれば、指定手段により、割込み表示させる表示端末が
指定され、送信手段により、指定手段によって指定され
た表示端末に、該表示端末に表示されている表示データ
を他の表示端末に割込み表示させるための割込み表示制
御信号を送信する。
【0036】請求項13記載の発明は、表示制御装置
(例えば、図26(a)に示す表示制御装置1)と複数
の表示端末(例えば、図26(a)に示す子機11,2
1,31、及び大画面表示装置41)とを通信接続した
ネットワーク型教育管理システム(例えば、図26
(a)に示すネットワーク型教育管理システム200)
において、前記表示制御装置は、他の表示端末に割込み
表示させる表示端末を指定する指定手段(例えば、図2
7に示すS207)と、前記指定手段により指定された
表示端末に表示されている表示データを他の表示端末に
割込み表示させるための割込み表示制御信号を、前記指
定手段により指定された表示端末に送信する送信手段
(図27に示すS210)と、を備え、前記表示端末
は、前記表示制御装置の送信手段から送信される割込み
表示制御信号を受信する受信手段(例えば、図3に示す
通信装置18;図27に示すS210)と、前記受信手
段により受信した割込み表示制御信号に基づいて、表示
している表示データを前記他の表示端末に送信して、割
込み表示させる送信手段(例えば、図3に示す通信装置
18;図27に示すS211)と、を備えていることを
特徴としている。
【0037】この請求項13記載の発明のネットワーク
型教育管理システムによれば、表示制御装置と複数の表
示端末とを通信接続したネットワーク型教育管理システ
ムにおいて、表示制御装置は、指定手段により、他の表
示端末に割込み表示させる表示端末を指定し、前記指定
手段により指定された表示端末に表示されている表示デ
ータを他の表示端末に割込み表示させるための割込み表
示制御信号を、前記指定手段により指定された表示端末
に送信する送信手段する割込み表示データが送信される
と、表示端末は、受信手段により、前記表示制御装置の
送信手段から送信される割込み表示制御信号を受信し、
送信手段により、前記受信手段により受信した割込み表
示制御信号に基づいて、当該表示制御装置に表示されて
いる表示データを他の表示端末に送信して、割込み表示
させる。
【0038】したがって、この請求項9記載の発明の表
示制御装置、及び請求項13記載の発明のネットワーク
型教育管理システムによって、表示制御装置のユーザ
は、簡単に複数の表示端末間の割込み表示を制御するこ
とができるため、多様な表示をさせながらプレゼン行う
ことができる。
【0039】請求項10記載の発明は、複数の子機(例
えば、図28(a)に示す子機11,21,31,…)
に通信接続された表示制御装置(例えば、図28(a)
に示す表示制御装置1)であって、前記子機に対して、
それぞれ座席確認用信号を送信する送信手段(例えば、
図29に示すS222)と、この送信手段によって送信
された座席確認用信号に対する各子機からの応答信号を
受信する受信手段(例えば、図29に示すS224,2
25)と、この受信手段によって受信した応答信号に基
づいて、各子機の位置を検出する位置検出手段(例え
ば、図29に示すS226)と、この位置検出手段によ
って検出される各子機の位置に基づいて座席表を作成す
る座席表作成手段(例えば、図29に示すS229)
と、この座席表作成手段によって作成された座席表を表
示する座席表表示手段(例えば、図28(b)に示す表
示装置4;図29に示すS229)と、を備えたことを
特徴としている。
【0040】この請求項10記載の発明の表示制御装置
によれば、表示制御装置は、送信手段により、子機に座
席確認用信号を送信し、受信手段により、座席確認用信
号の応答信号を各子機から受信し、位置検出手段によ
り、該応答信号に基づいて各子機の位置を検出し、座席
表作成手段により、位置検出手段によって検出された各
子機の位置に基づいて座席表を作成し、座席表表示手段
により、座席表作成手段によって作成された座席表を表
示する。
【0041】請求項14記載の発明は、表示制御装置
(例えば、図28(a)に示す表示制御装置1)と複数
の子機(例えば、図28(a)に示す子機11,21,
31,…)とを通信接続したネットワーク型教育管理シ
ステム(例えば、図28(a)に示すネットワーク型教
育管理システム300)において、前記表示制御装置
は、前記子機に対して、それぞれ座席確認用信号を送信
する送信手段(例えば、図29に示すS222)と、こ
の送信手段によって送信された座席確認用信号に対する
各子機からの応答信号を受信する受信手段(例えば、図
29に示すS224,225)と、この受信手段によっ
て受信した応答信号に基づいて、各子機の位置を検出す
る位置検出手段(例えば、図29に示すS226)と、
この位置検出手段によって検出される各子機の位置に基
づいて座席表を作成する座席表作成手段(例えば、図2
9に示すS229)と、この座席表作成手段によって作
成された座席表を表示する座席表表示手段(例えば、図
28(b)に示す表示装置4;図29に示すS229)
と、を備え、前記子機は、前記表示制御装置の送信手段
により送信された座席確認用信号を受信する受信手段
(例えば、図3に示す通信装置8)と、前記受信手段に
より受信した座席確認用信号に対する応答信号を、前記
表示制御装置に対して送信する送信手段(例えば、図3
に示す通信装置8)と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0042】この請求項14記載の発明のネットワーク
型教育管理システムによれば、表示制御装置と複数の子
機とを通信接続したネットワーク型教育管理システムに
おいて、表示制御装置の送信手段から、子機に座席確認
用信号が送信されると、子機は、受信手段により、該座
席確認用信号を受信し、送信手段により、受信手段によ
って受信した座席確認用信号に対する応答信号を表示制
御装置に対して送信し、表示制御装置は、受信手段によ
り座席確認用信号の応答信号を各子機から受信し、位置
検出手段により、受信手段によって受信した該応答信号
に基づいて各子機の位置を検出し、座席表作成手段によ
り、位置検出手段によって検出された各子機の位置に基
づいて座席表を作成し、座席表表示手段により、座席表
作成手段によって作成された座席表を表示する。
【0043】したがって、この請求項10記載の発明の
表示制御装置、及び請求項14記載の発明のネットワー
ク型教育管理システムによって、簡単に座席表を作成、
表示することができるため、表示制御装置のユーザが、
子機の位置を容易に把握することができる。また、表示
制御装置は、子機からの応答信号によって座席表を作成
するため、表示制御装置のユーザは、子機のユーザの出
席確認を行うことができる。
【0044】請求項11記載の発明は、複数の子機(例
えば、図30(a)に示す子機11,21,31)に通
信接続された単一の表示制御装置(例えば、図30
(a)に示す表示制御装置1)であって、プレゼンテー
ションに使用される表示データを、表示ページ単位に記
憶する記憶手段(例えば、図2に示すRAM5内のプレ
ゼンページエリア5a)と、前記子機から送信される、
表示ページのリクエスト情報を受信する受信手段(例え
ば、図2に示す通信装置8;図31に示すS233)
と、この受信手段により受信したリクエスト情報にした
がって、前記記憶手段に記憶されている表示ページを前
記子機に送信する送信手段(例えば、図2に示す通信装
置8;図31に示すS235)と、を備えたことを特徴
としている。
【0045】この請求項11記載の発明の表示制御装置
によれば、表示制御装置は、記憶手段により、プレゼン
テーションに使用される表示データを表示ページ単位で
記憶し、受信手段により、子機から送信される、表示ペ
ージのリクエスト情報を受信し、送信手段により、受信
手段によって受信した該リクエスト情報にしたがって記
憶手段に記憶された表示ページを子機に送信する。
【0046】請求項15記載の発明は、単一の表示制御
装置(例えば、図30(a)に示す表示制御装置1)と
複数の子機(例えば、図30(a)に示す子機11,2
1,31)とを通信接続したネットワーク型教育管理シ
ステム(例えば、図30(a)に示すネットワーク型教
育管理システム200)において、前記表示制御装置
は、プレゼンテーションに使用される表示データを、表
示ページ単位に記憶する記憶手段(例えば、図2に示す
RAM5内のプレゼンページエリア5a)と、前記子機
から送信される、表示ページのリクエスト情報を受信す
る受信手段(例えば、図2に示す通信装置8;図31に
示すS233)と、この受信手段により受信したリクエ
スト情報にしたがって、前記記憶手段に記憶されている
表示ページを前記子機に送信する送信手段(例えば、図
2に示す通信装置8;図31に示すS235)と、を備
え、前記子機は、前記表示制御装置に対して、表示ペー
ジのリクエスト情報を送信する送信手段(例えば、図3
に示す通信装置18)と、前記表示制御装置の送信手段
より送信される表示ページを受信する受信手段(例え
ば、図3に示す通信装置18)と、前記受信手段により
受信した表示ページを表示する表示手段(例えば、図3
0(a)に示す子機の表示装置14,24,34)と、
を備えたことを特徴としている。
【0047】この請求項15記載の発明のネットワーク
型教育管理システムによれば、単一の表示制御装置と複
数の子機とを通信接続したネットワーク型教育管理シス
テムにおいて、子機の送信手段から表示制御装置に対し
て、表示ページのリクエスト情報が送信されると、表示
制御装置は、受信手段により、該表示ページのリクエス
ト情報を受信し、送信手段により、受信手段によって受
信した該リクエスト情報にしたがって記憶手段に記憶さ
れた表示ページを子機に送信し、各子機は、受信手段に
より、表示制御装置の送信手段から表示ページを受信
し、表示手段により、受信手段によって受信した表示ペ
ージを表示する。
【0048】したがって、この請求項11記載の発明の
表示制御装置、及び請求項15記載の発明のネットワー
ク型教育管理システムによって、子機のユーザは、リク
エスト情報の入力により、表示制御装置から簡単に表示
ページを受信することができる。また、表示制御装置の
ユーザが不在であっても、表示ページの受信は可能であ
るので、子機のユーザによる自主学習に役立てることが
できる。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図31を参照して本
発明の実施形態における表示制御装置1、表示制御装置
1をコンピュータ・ネットワークを利用して通信接続し
たネットワーク型教育管理システム100,200,3
00について詳細に説明する。
【0050】図1は、本発明の一実施の形態におけるネ
ットワーク型教育管理システム100を説明する図であ
る。詳細については後述するが、本発明の実施の形態に
おけるネットワーク型教育管理システム100は、表示
制御装置1及び複数の子機11,21,31によって構
成されている(図1、図5、図11〜12、図16、図
20、図22、及び図24参照)。また、例えば、図
7、図28に示すような、ネットワーク型教育管理シス
テム200、300のような構成としてもよい。ネット
ワーク型教育管理システム200は、表示制御装置1、
複数の子機11,21,31、及び大画面表示装置41
によって構成される(図7、図9、図14、図18、図
26、及び図30参照)。ネットワーク型教育管理シス
テム300は、表示制御装置1、複数の子機11,2
1,31,…、及び大画面表示制御装置41によって構
成されている(図28参照)。
【0051】また、上述のネットワーク型教育管理シス
テム100,200,300は、それぞれインターネッ
ト、LAN(Local Area Network)(有線あるいは無
線)、光通信、及びその他のコンピュータ・ネットワー
クによって通信接続されている。そして、表示制御装置
1は、メインコンピュータとして機能し、授業では主に
教師により操作される。
【0052】また、本発明の表示制御装置1は、入力部
に各種処理モードを設定するための各種機能キーを備え
ており、当該機能キーの操作によって設定された処理モ
ードに対応する処理を実行する。 本発明の表示制御装
置1、及びネットワーク型教育管理システム100,2
00,300で実行される各処理について、以下、第1
〜第14の実施の形態に分けて説明する。第1の実施の
形態では、子機表示変更処理(図1〜図4)、第2の実
施の形態では、指定子機表示変更処理(図5〜図6)、
第3の実施の形態では、大画面表示装置表示変更処理
(図7〜図8)、第4の実施の形態では、フローチャー
ト表示処理(図9〜図10)、第5の実施の形態では、
ブラインド処理(図11〜図13)、第6の実施の形態
では、チェックボックス表示処理(図14〜図15)、
第7の実施の形態では、プレゼンページ保存処理(図1
6〜図17)、第8の実施の形態では、時間割表示処理
(図18〜図19)、第9の実施の形態では、問題変更
処理(図20〜図21)、第10の実施の形態では、新
規プレゼンページ作成処理(図22〜図23)、第11
の実施の形態では、リプレイエリア表示処理(図24〜
図25)、第12の実施の形態では、割り込み表示処理
(図26〜図27)、第13の実施の形態では、座席表
表示処理(図28〜図29)、第14の実施の形態で
は、プレゼンページリクエスト処理(図30〜図31)
について説明する。
【0053】[第1の実施の形態]図1〜図4を参照し
て、本第1の実施の形態における表示制御装置1、及び
表示制御装置1をコンピュータ・ネットワークを利用し
て通信接続したネットワーク型教育管理システム100
について説明する。
【0054】上述のように、図1に示すネットワーク型
教育管理システム100は、表示制御装置1、及び複数
の子機11,21,31により構成され、各装置間は通
信回線51によって通信接続されている。図2〜図3を
参照して、本第1の実施の形態における表示制御装置1
及び子機11,21,31の構成を説明する。図2は、
本第1の実施の形態における表示制御装置1の内部構成
を示すブロック図である。
【0055】この図2において、表示制御装置1は、C
PU2、入力装置3、表示装置4、RAM5、記憶装置
6、記憶媒体7、及び通信装置8によって構成されてお
り、記憶媒体7を除く各部はバス9によって接続されて
いる。
【0056】CPU(Central Processing Unit)2
は、記憶装置6内の記憶媒体7に記憶されている当該表
示制御装置1に対応する各種アプリケーションプログラ
ムの中から指定されたアプリケーションプログラム7
a、入力装置3から入力される各種指示に応じた各種デ
ータをRAM5内のワークメモリエリア5aに格納し、
この入力指示及び入力データに応じてRAM5内に格納
したアプリケーションプログラム7aに従って各種処理
を実行し、その処理結果をRAM5内のワークメモリエ
リア5aに格納するとともに、表示装置4に表示する。
そして、ワークメモリエリアに格納した処理結果を入力
装置3から入力指示される記憶装置6内の記憶媒体7に
保存する。
【0057】入力装置3は、プレゼンモードを設定する
ために押下操作されるプレゼンモードキー3b、各子機
11,21,31に表示させるプレゼンページを指定し
たり、プレゼンページを送信する子機を指定したりする
ための指定キー3C、カーソルキー、数字入力キー、及
び、ファンクションキー、終了キー等の各種機能キー
等、複数のキーを備えたキーボード及びマウス3a等の
ポインティングデバイスを含み、教師等のユーザによっ
て押下されたキーの押下信号やマウス3aの位置信号を
CPU2に出力する。
【0058】表示装置4は、CRT(Cathode Ray Tub
e)、または液晶表示装置等によって構成されており、
CPU2を介して入力装置3から入力されるキー入力デ
ータや、RAM5内に展開されたファイルデータ等を表
示する。また、表示装置4の表示部は、座標入力タブレ
ット装置と一体となっていてもよい。この場合、座標入
力タブレット装置は、一定の面積を持った平面上の入力
盤を備えた表示制御装置1における入力装置となる。そ
して、この入力盤は透明感圧式で、ユーザによってスタ
イラスペン等でデータが入力されると、座標入力タブレ
ット装置は入力盤上の座標位置を検出してCPU2に座
標信号を出力する。
【0059】RAM(Random Access Memory)5は、詳
細については後述するが、指定されたアプリケーション
プログラム、入力指示、入力データ及び処理結果等を格
納するワークメモリエリア5a、複数のプレゼンページ
(表示ページ)等を格納するプレゼンページエリア5
a、時間割情報(時間割情報ページ)を格納する時間割
情報エリア5b、子機に表示したプレゼンページをその
表示順に格納するリプレイメモリ5d、各子機の識別情
報を格納する子機識別情報エリア5e、プレゼンテーシ
ョンの進行を示すフローチャートを格納するフローチャ
ートエリア5f、チェックボックスが未チェックである
コメントを格納するコメントエリア5g等を有してい
る。
【0060】記憶装置6は、プログラムやデータ等が予
め記憶されている記憶媒体7を有しており、この記憶媒
体7は磁気的、光学的記憶媒体、若しくは半導体メモリ
で構成されている。この記憶媒体7は、記憶装置6に固
定的に設けられたもの、若しくは着脱自在に装着するも
のであり、この記憶媒体7には当該表示制御装置1に対
応する各種アプリーションプログラム7a等を記憶す
る。
【0061】なお、この記憶媒体7に記憶するプログラ
ム、データ等は、その一部若しくは全部をコンピュータ
・ネットワーク等の通信回線等を介して接続された他の
機器から受信して記憶する構成にしてもよい。更に、通
信回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体
7を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体7に記憶され
ているプログラム、データ等を通信回線を介して使用す
る構成にしてもよい。
【0062】通信装置8は、ネットワーク型教育管理シ
ステム100において、表示制御装置1及び各子機間の
通信接続が有線接続の場合、モデム(MODEM:MOdu
lator/DEModulator )、ターミナルアダプタ(TA:Te
rminal Adapter)、あるいはルーター等によって構成さ
れ、電話回線、ISDN回線、あるいは専用線等の図示
しない通信回線を介して外部機器との通信を行うための
制御を行う。モデムは、電話回線を介して外部機器との
通信を行うために、CPU2によって処理されたデジタ
ルデータを電話回線の周波数帯域にあったアナログ信号
に変調し、また、電話回線を介して入力されたアナログ
信号をデジタル信号に復調する装置であり、ターミナル
アダプタは、ISDN回線を介して外部機器との通信を
行うために、既存のインタフェースをISDNに対応し
たIインタフェースに変換する装置であり、ルーター
は、本ファイル処理装置1がLAN(Local Area Netwo
rk)を構成している場合に、他のLAN間を接続する装
置である。
【0063】また、ネットワーク型教育管理システム1
00において、表示制御装置1と各子機間を無線通信に
より接続してもよい。この場合、通信装置8は、無線通
信アダプタを接続することで、有線ケーブルを使用せ
ず、電磁波(電波)や光(赤外線)等を利用して、各装
置間やLAN間を接続し、通信する。携帯電話用やテレ
ターミナル用のモデムによって構成されると、県内、国
内など広い範囲でデータ通信等が可能になる。微弱電波
や特定小電力電波、又は赤外線など限られた範囲にだけ
届く無線装置によって構成されると、教室内などでのデ
ータ通信等に応用できる。
【0064】図3は、本第1の実施の形態における子機
11の内部構成を示すブロック図である。図3におい
て、子機11は、CPU12、入力装置13、表示装置
14、RAM15、記憶装置16、記憶媒体17、及び
通信装置18によって構成されており、記憶媒体17を
除く各部はバス19によって接続されている。
【0065】なお、後述するネットワーク型教育管理シ
ステム100,200,300において、表示制御装置
1及び子機11に通信接続されている子機21、31
は、上記子機11と同様の構成を有している。
【0066】CPU12は、記憶装置16内の記憶媒体
17に記憶されている各種アプリケーションプログラム
の中から、生徒等のユーザによって入力装置13で指定
されたアプリケーションプログラム、及びユーザによっ
て入力装置13から入力される各種指示に対応するデー
タをRAM15内のワークメモリエリア15aに展開す
る。そして、CPU12は、この入力指示に応じてRA
M15内に展開したアプリケーションプログラムによる
各種処理を実行し、その処理結果をRAM15内のワー
クメモリエリア15aに格納するとともに、表示装置1
4に表示する。
【0067】また、CPU12は、ネットワーク型教育
管理システム100において稼動する際に、親機である
表示制御装置1の通信装置8からプレゼンページの表示
データが送信されると、通信装置18により該表示デー
タを受信する。そしてCPU12は、この受信した表示
データを、RAM15内の表示データメモリエリアに格
納するとともに、表示装置14に表示する。
【0068】入力装置13は、カーソルキー、数字入力
キー、及び、ファンクションキー、終了キー等の各種機
能キー等、複数のキーを備えたキーボード及びマウスを
含み、生徒等のユーザによって押下されたキーの押下信
号やマウスの位置信号をCPU12に出力する。
【0069】表示装置14は、CRT、または液晶表示
装置等により構成されており、CPU12を介して入力
装置13から入力されるキー入力データ、及びRAM1
5内に格納された表示データ等を表示する。
【0070】また、ネットワーク型教育管理システム1
00において、子機21及び子機31の表示装置は、子
機21では表示装置24、子機31では表示装置34で
あり(図1参照)、親機である表示制御装置1から送信
された表示データが各表示装置に表示される。
【0071】RAM15は、ワークメモリエリア15
a、表示データメモリエリア15b等を有している。こ
こで、ワークメモリエリア15aは、ユーザにより入力
装置13で指定されたアプリケーションプログラム、入
力指示、入力データ、及び処理結果等のデータ処理の上
で一時的に必要なデータを格納し、表示データメモリエ
リア15bは、表示制御装置1から通信装置18により
受信した表示データを格納する。
【0072】記憶装置16は、プログラムやデータ等が
予め記憶されている記憶媒体17を有しており、この記
憶媒体17は磁気的、光学的記憶媒体、若しくは半導体
メモリで構成されている。この記憶媒体17は、記憶装
置16に固定的に設けられたもの、若しくは着脱自在に
装着するものであり、この記憶媒体17には当該表示制
御装置1に対応する各種アプリーションプログラム等を
記憶する。
【0073】通信装置18は、前述した表示制御装置1
の通信装置8と同様に、ネットワーク型教育管理システ
ム100において、表示制御装置1及び各子機間の通信
接続が有線接続の場合、モデム(MODEM:MOdulato
r/DEModulator )、ターミナルアダプタ(TA:Termin
al Adapter)、あるいはルーター等によって構成され、
電話回線、ISDN回線、あるいは専用線等の図示しな
い通信回線を介して外部機器との通信を行うための制御
を行う。
【0074】また、ネットワーク型教育管理システム1
00において、表示制御装置1と各子機間を無線通信に
より接続する場合、通信装置18は、無線通信アダプタ
を接続することで、有線ケーブルを使用せず、電磁波
(電波)や光(赤外線)等を利用して、各装置間やLA
N間を接続し、通信する。
【0075】次に、図1〜図4を参照して、本第1の実
施の形態のネットワーク型教育管理システム100につ
いて説明する。
【0076】図1(a)に示すように、図2に示す内部
構成を持つ親機である表示制御装置1は、図3に示す内
部構成を持つ複数の子機11,21,31と、通信回線
51を介して接続され、ネットワーク型教育管理システ
ム100を形成している。
【0077】また、図1(a)に示すように、入力装置
3のプレゼンモードキー3bの押下操作によってプレゼ
ンモードが設定されると、表示制御装置1は、表示装置
4にプレゼンページA,B,…,Lを一覧表示して、1
ページ目であるプレゼンページAをフレームf1によっ
て枠付き表示している。そして、表示制御装置1は、通
信接続された複数の子機11,21,31に、プレゼン
ページAの表示データを送信し、各子機は、該表示デー
タを受信し、各々表示装置14,24,34にプレゼン
ページAを全画面表示する。
【0078】次いで、表示制御装置1の表示装置4にお
いて、ユーザの入力装置3のマウス3aの操作、あるい
は、指定キー3Cの押下操作によってカーソルc1(図
1(a)参照)でプレゼンページDが指定されると、図
1(b)に示すように、表示制御装置1は、フレームf
1をプレゼンページAからプレゼンページDに移動さ
せ、プレゼンページDを枠付き表示する。
【0079】そして、表示制御装置1は、通信接続され
た複数の子機11,21,31に、プレゼンページDの
表示データを送信し、各子機は、該表示データを受信
し、各々表示装置14,24,34にプレゼンページD
を全画面表示する(図1(b)参照)。
【0080】次に、図4を参照して、本第1の実施の形
態のネットワーク型教育管理システム100における、
表示制御装置1の子機の表示変更に関する動作について
詳細に説明する。
【0081】図4は、本実施の形態のネットワーク型教
育管理システム100における、表示制御装置1の子機
の表示変更に関する動作を説明するフローチャートであ
る。このネットワーク型教育管理システム100におい
て、親機である表示制御装置1は、サブコンピュータで
ある複数の子機11,21,31と通信回線51を介し
て通信接続されている(図1参照)。
【0082】図4に示すフローチャートおいて、先ず、
ネットワーク型教育管理システム100(図1参照)の
親機である表示制御装置1のCPU2は、教師等のユー
ザによって入力装置3からプレゼンモードがプレゼンモ
ードキー3bにて選択されると、プレゼンモード選択信
号を受信して(ステップS1)、記憶装置6内の記憶装
置7に記憶されているプレゼン処理のアプリケーション
プログラム7aをRAM5のワークメモリエリア5aに
読み出して、本処理を開始する。
【0083】次に、CPU2は、記憶媒体7内に記憶さ
れているプレゼンページを読み出してRAM5のプレゼ
ンページエリア5bに保存するとともに、表示装置4に
プレゼンページを一覧表示する(ステップS2)。そし
て、CPU2は、一覧表示したプレゼンページの1ペー
ジ目を、フレームf1(図1(a)参照)により枠付き
表示して(ステップS3)、表示制御装置1が複数の子
機(図1、子機11,21,31)と通信接続中である
か否かを判別する(ステップS4)。
【0084】ここで、表示制御装置1が複数の子機と通
信接続中でない場合(ステップS4;No)、CPU2
は、表示制御装置1を複数の子機(図1、子機11,2
1,31)と通信接続するか否かを教師等のユーザに確
認し(ステップS5)、表示制御装置1を複数の子機と
通信接続しない場合(ステップS5;No)、本プレゼ
ン処理を終了する。また、表示制御装置1を複数の子機
と通信接続する場合(ステップS5;Yes)、表示制
御装置1のCPU2は、各子機と通信接続を実行して
(ステップS6)、通信装置8から複数の子機(図1、
子機11,21,31)に枠付き表示されたプレゼンペ
ージの表示データを送信する(ステップS7)。
【0085】また、ステップS4において、表示制御装
置1が複数の子機と通信接続中である場合(ステップS
4;Yes)、ステップS7に移行し、表示制御装置1
のCPU2は、通信装置8から複数の子機に枠付き表示
されたプレゼンページの表示データを送信する。
【0086】そして、複数の子機11,21,31の各
CPUは、通信装置により表示データを受信し、受信し
た表示データをRAM15の表示データメモリエリア1
5bに保存して(ステップS8)、各表示装置14,2
4,34(図1(a)参照)に受信した表示データに基
づき、プレゼンページを表示する(ステップS9)。
【0087】次に、表示制御装置1のCPU2は、複数
の子機(図1、子機11,21,31)に表示したプレ
ゼンぺージを変更するか否かをユーザに確認し(ステッ
プS10)、複数の子機に表示したプレゼンページを変
更しない場合(ステップS10;No)、本処理を終了
する。
【0088】また、複数の子機に表示したプレゼンペー
ジを変更する場合(ステップS10;Yes)、CPU
2は、ユーザの入力装置3の指定キー3C、或いはマウ
ス3aの操作による別のプレゼンページの指定を受け付
け(ステップS11)、指定されたプレゼンページを枠
付き表示にして(ステップS12)、ステップS4に戻
り、表示制御装置1が複数の子機と通信接続中であるこ
とを確認後、各子機にプレゼンページの表示データを送
信する(図1(b)参照)。
【0089】以上説明したように、第1の実施の形態の
ネットワーク型教育管理システム100における表示制
御装置1の子機の表示変更に関する動作によれば、表示
制御装置1のCPU2は、プレゼンページエリア5bに
記憶されている全てのプレゼンページを表示装置4に一
覧表示し、表示されたプレゼンページの1ページ目をフ
レームf1により枠付き表示し、複数の子機の表示装置
14,24,34に、枠付き表示したプレゼンページを
表示させている。そして、教師等のユーザにより入力装
置3を介して子機の表示ページ変更命令を受信すると、
CPU2は、複数の子機に表示するプレゼンページをユ
ーザによって入力装置3で指定させて、指定されたプレ
ゼンページの表示データを複数の子機に送信し、複数の
子機の表示装置14,24,34に指定されたプレゼン
ページを表示する。
【0090】したがって、ネットワーク型教育管理シス
テムにおいて、教師等のユーザは、表示制御装置1の表
示装置4に一覧表示されたプレゼンページA,B,…,
L(図1参照)の中から子機に表示させるページを選択
するだけで、複数の子機の表示装置14,24,34に
該選択ページを表示することができ、効率良くプレゼン
を進行することができる。また、表示制御装置1の表示
装置4に一覧表示された複数のプレゼンページのうち、
子機に表示しているプレゼンページをフレームにより枠
付き表示することによって、表示制御装置1のユーザで
ある教師が、プレゼンの進行状況を容易に把握すること
ができる。
【0091】なお、本実施の形態の詳細な部分について
は、上記実施の形態の内容に限定されるものではなく、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施の形態においては、子機の表示ページを
変更する際に、カーソルc1により、表示ページを指定
しているが、表示ページのページ番号やタイトル等を入
力装置3により直接入力させてもよい。また、指定され
たプレゼンページを枠付き表示することにより、表示制
御装置1において、子機に表示しているプレゼンページ
を明確にしているが、指定されたプレゼンページ自体を
別色表示にしてもよい。
【0092】また、最初に、表示制御装置1の表示装置
4において1ページ目をフレーム枠付き表示して、子機
に該枠付き表示された1ページ目を表示させているが、
表示制御装置1のユーザである教師によって最初に子機
に表示させるプレゼンページを指定させ、指定されたプ
レゼンページを子機に表示させてもよい。
【0093】また、ネットワーク型教育管理システム1
00において、大画面表示装置等を表示制御装置1及び
各子機と通信接続して、表示制御装置1及び各子機の表
示装置に表示されたプレゼンページを大画面表示装置等
にも表示する構成にしてもよい。
【0094】[第2の実施の形態]図5〜図6を参照し
て、本第2の実施の形態における表示制御装置1、及び
表示制御装置1をコンピュータ・ネットワークを利用し
て通信接続したネットワーク型教育管理システム100
について説明する。
【0095】本第2の実施の形態のネットワーク型教育
管理システム100における表示制御装置1は、第1の
実施の形態のように、子機の表示装置に表示したプレゼ
ンページを変更する際に、全ての子機のプレゼンページ
を変更するのではなく、表示制御装置1のユーザである
教師等によって指定された子機のみ、プレゼンページを
変更することを特徴としている。
【0096】先ず、本第2の実施の形態における表示制
御装置1及び子機11の要部構成は、上記第1の実施の
形態において図2及び図3に示したものと同一であるた
め、その図示及び構成説明を省略する。また、表示制御
装置1は記憶装置6内の記憶媒体7に各子機の識別情報
を記憶している。ここで、各子機の識別情報は、例え
ば、子機個々が持っている番号や、対応する色等の情報
である。そして、指定子機別にプレゼンページの表示デ
ータを送信する場合は、予め記憶装置6内の記憶媒体7
からRAM5内の子機識別情報エリア5eに格納した、
指定子機の識別情報を読み出して、この識別情報に基づ
いて、表示データの送信先である子機を識別して、プレ
ゼンページの表示データを送信する。
【0097】次に、図5〜図6を参照して、本第2の実
施の形態のネットワーク型教育管理システム100につ
いて説明する。
【0098】図5は、本第2の実施の形態のネットワー
ク型教育管理システム100の各装置における、プレゼ
ンページの表示例を示した図である。図5(a)に示す
ように、第1の実施の形態と同様に、図2に示す内部構
成を持つ親機である表示制御装置1が、図3に示す内部
構成を持つ複数の子機11,21,31と、通信回線5
1を介して接続されてネットワーク型教育管理システム
100を形成している。
【0099】そして、図5(a)に示すように、表示制
御装置1は、表示装置4にプレゼンページA,B,…L
を一覧表示して、ユーザによって指定されたプレゼンペ
ージAをフレームf2によって枠付き表示している。
【0100】そして、表示制御装置1は、通信回線51
を介して通信接続された複数の子機11,21,31
に、プレゼンページAの表示データを送信し、各子機
は、該表示データを受信し、各々表示装置14,24,
34にプレゼンページAを全画面表示する(図5(a)
参照)。
【0101】次に、指定した子機のみ別のプレゼンペー
ジを表示する際、別のプレゼンページを表示させる子機
として、例えば子機31が教師等のユーザによる入力装
置3の指定キー3Cの押下操作によって指定され、さら
に、表示制御装置1の表示装置4において、ユーザによ
って操作されるマウス3a等によるカーソルc2(図5
(a)参照)の操作でプレゼンページHが指定される
と、図5(b)に示すように、表示制御装置1の表示装
置4において、プレゼンページHがフレームf3によっ
て枠付き表示される。この時、フレームf3と、前記フ
レームf2は、別色表示とし、容易に識別可能にする。
【0102】そして、表示制御装置1は、通信回線51
を介して表示制御装置1と通信接続され、且つユーザに
より指定された子機31に、プレゼンページHの表示デ
ータを送信し、子機31は、該表示データを受信し、表
示装置34にプレゼンページHを全画面表示する(図5
(b)参照)。
【0103】次に、図6を参照して、本第2の実施の形
態のネットワーク型教育管理システム100における、
表示制御装置1の指定子機の表示変更に関する動作につ
いて詳細に説明する。
【0104】図6は、本第2の実施の形態のネットワー
ク型教育管理システム100における、表示制御装置1
の指定子機の表示変更に関する動作を説明するフローチ
ャートである。このネットワーク型教育管理システム1
00において、親機である表示制御装置1は、サブコン
ピュータである複数の子機11,21,31と通信回線
51を介して通信接続されている(図5参照)。
【0105】図6に示すフローチャートにおいて、先
ず、ネットワーク型教育管理システム100(図5参
照)の親機である表示制御装置1のCPU2は、教師等
のユーザによって入力装置3のプレゼンモードキー3b
の操作によりプレゼンモードが選択されると(ステップ
S21)、記憶装置6内の記憶媒体7に記憶されている
アプリケーションプログラム7aを読み出して、処理を
開始する。
【0106】次に、CPU2は、記憶媒体7内に記憶さ
れているプレゼンページを読み出してRAM5内のプレ
ゼンページエリア5bに保存するとともに、表示装置4
に一覧表示する(ステップS22)。そして、CPU2
は、一覧表示したプレゼンページA,B,…,Lの中か
ら、ユーザによって複数の子機に表示するプレゼンペー
ジを指定させ(ステップS23)、指定されたプレゼン
ページをフレームf2(図5(a)参照)により枠付き
表示し(ステップS24)、複数の子機11,21,3
1に枠付き表示されたプレゼンページの表示データを送
信し、表示装置14,24,34に表示させる(ステッ
プS25)。
【0107】次いで、CPU2は、指定子機のみ別ペー
ジを表示させるか否かをユーザに確認し(ステップS2
6)、指定子機のみ別ページを表示させない場合(ステ
ップS26;No)、本処理を終了する。
【0108】また、指定子機のみ別ページを表示させる
場合(ステップS26;Yes)、CPU2は、ユーザ
に入力装置3の指定キー3Cの操作により別ページ表示
する子機を指定させ(ステップS27)、またマウス3
aの操作によってカーソルc2を移動して、プレゼンペ
ージを指定させる(ステップS28)。そして、CPU
2は、指定されたプレゼンページをフレームf2とは色
違いのフレームf3により枠付き表示する(ステップS
29;図5(b)参照)。そして、RAM5の子機識別
情報エリア5eに記憶されている子機識別情報に基づい
て通信装置8から指定子機に色違いの枠付き表示された
プレゼンページの表示データを送信し、表示装置に表示
させる(ステップS30)。
【0109】次に、CPU2は、ユーザに別ページ表示
を終了するか否かを確認し(ステップS31)、別ペー
ジ表示を終了しない場合(ステップS31;No)、ス
テップS27に戻り、別ページ表示する子機を指定させ
る。また、別ページ表示を終了する場合(ステップS3
1;Yes)、CPU2は、ユーザに別ページ表示を解
除するか否かを確認する(ステップS32)。
【0110】ここで、別ページ表示を解除しない場合
(ステップS32;No)、本処理を終了する。また、
別ページ表示を解除する場合(ステップS32;Ye
s)、CPU2は、表示制御装置1の表示装置4におい
てフレームf3による枠付き表示を消去し(ステップS
33)、通信装置8から別ページ表示していた子機に他
の子機と同一のプレゼンページの表示データを送信し、
表示装置に表示させ(ステップS34)、本処理を終了
する。
【0111】以上説明したように、本第2の実施の形態
におけるネットワーク型教育管理システム100におけ
る表示制御装置1の指定子機の表示変更に関する動作に
よれば、表示制御装置1のCPU2は、入力装置3のプ
レゼンモードキー3bの操作によってプレゼンモードに
設定して複数のプレゼンページを表示装置4に一覧表示
して、表示されたプレゼンページの中からユーザによっ
て指定されたプレゼンページをフレームによって枠付き
表示し、複数の子機の表示装置に表示する。
【0112】そして、複数の子機の中から指定子機のみ
のプレゼンページを変更する際に、表示制御装置1のC
PU2は、表示制御装置1のユーザによって入力装置3
の指定キー3Cの操作によって別のプレゼンページを表
示する子機を指定させるとともに、マウス3aの操作に
よって表示するプレゼンページを指定させ、指定された
プレゼンページを前記フレームf2とは別色のフレーム
f3によって枠付き表示する。さらに、該枠付き表示し
たプレゼンページを指定子機にのみ送信して指定子機の
表示装置に表示する。
【0113】したがって、ネットワーク型教育管理シス
テム100において、表示制御装置1のユーザは、表示
制御装置1に通信接続された複数の子機11,21,3
1の中から、プレゼンページを変更する子機を指定し、
指定した子機に表示するプレゼンページを指定するだけ
で、指定子機に表示されているプレゼンページを変更す
ることができる。このため、例えば、表示制御装置1の
ユーザである教師等は、子機のユーザである生徒個人の
授業の理解度の相異に応じて、表示させるプレゼンペー
ジを容易に変更することができる。
【0114】なお、本第2の実施の形態の詳細な部分に
ついては、上記実施の形態の内容に限定されるものでは
なく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能で
ある。例えば、別のプレゼンページを表示する子機を指
定する際に、複数の子機を指定してもよい。
【0115】また、第1の実施例の場合と同様に、ネッ
トワーク型教育管理システム100は、大画面表示装置
41等を表示制御装置1及び各子機と通信接続してもよ
い。そして、表示制御装置1及び各子機の表示装置に表
示された問題等の表示内容を、大画面表示装置等41に
表示する構成にしてもよい。
【0116】[第3の実施の形態]図7〜図8を参照し
て、本第3の実施の形態における表示制御装置1、及び
表示制御装置1をコンピュータ・ネットワークを利用し
て通信接続したネットワーク型教育管理システム200
について説明する。
【0117】本第3の実施の形態のネットワーク型教育
管理システム200における表示制御装置は、第1の実
施の形態及び第2の実施の形態のように、子機に表示し
ているプレゼンページを変更するのではなく、表示制御
装置1と通信接続された大画面表示装置4に表示してい
るプレゼンページを変更することを特徴としている。
【0118】先ず、本第3の実施の形態における表示制
御装置1及び子機11の要部構成は、上記第1の実施の
形態において図2及び図3に示したものと概略同一であ
るため、その図示及び構成説明を省略する。
【0119】次に、図7〜図8を参照して、本第3の実
施の形態のネットワーク型教育管理システム200につ
いて説明する。
【0120】図7は、本第3の実施の形態のネットワー
ク型教育管理システム200の各装置における、プレゼ
ンページの表示例を示した図である。図7(a)に示す
ように、図2に示す内部構成を持つ親機である表示制御
装置1は、図3に示す内部構成を持つ複数の子機11,
21,31、及び大画面表示装置41と通信回線52を
介して接続され、ネットワーク型教育管理システム20
0を形成している。ここで、大画面表示装置41は、例
えば、プロジェクタ等であり、表示制御装置1の表示装
置4あるいは子機11,21,31の各表示装置14,
24,34に表示された表示内容を、ユーザの指示によ
り、または自動的に表示する。
【0121】また、図7(a)に示すように、表示制御
装置1は、表示装置4に方程式e1“AX+BY=0”
と方程式e2“CX+DY=0”が表示されたプレゼン
ページp1を表示している。そして、表示制御装置1
は、通信接続された複数の子機11,21,31に、プ
レゼンページp1の表示データを送信し、各子機11,
21,31は、該表示データを受信し、各々表示装置1
4,24,34にプレゼンページp1を表示している。
また、表示制御装置1は、通信接続された大画面表示装
置41に、プレゼンページp1の表示データを送信し、
大画面表示装置41は、プレゼンページp1を表示して
いる。
【0122】そして、大画面表示装置41に表示された
プレゼンページp1を別のプレゼンページに変更する際
に、図7(b)に示すように、表示制御装置1の表示装
置4において、ユーザによって大画面表示装置41に表
示するプレゼンページp2が指定されると、表示制御装
置1は、表示制御装置1と通信接続された大画面表示装
置41に、プレゼンページp2の表示データを送信し、
大画面表示装置41は、プレゼンページp2を表示す
る。
【0123】次に、図8を参照して、本第3の実施の形
態のネットワーク型教育管理システム200における、
表示制御装置1の大画面表示装置41の表示変更に関す
る動作について詳細に説明する。
【0124】図8は、本第3の実施の形態のネットワー
ク型教育管理システム200における、表示制御装置1
の大画面表示装置41の表示変更に関する動作を説明す
るフローチャートである。このネットワーク型教育管理
システム200において、親機である表示制御装置1
は、サブコンピュータである複数の子機11,21,3
1、及び大画面表示装置41と通信回線52を介して通
信接続されている(図7参照)。
【0125】図8に示すフローチャートにおいて、ステ
ップS41〜ステップS43の処理については、第2の
実施の形態におけるステップS21〜ステップS23の
処理と同一であるため、説明を省略する。
【0126】ステップS41〜ステップS43の処理に
よって、プレゼンページが指定された後、ステップS4
4において、表示制御装置1のCPU2は、指定された
プレゼンページの表示データを送信装置8から大画面表
示装置41に送信し、表示させる。そして、CPU2
は、指定されたプレゼンページの表示データを送信装置
8から複数の子機11,21,31に送信し、各子機の
表示装置14,24,34に表示させ(ステップS4
5;図7(a)参照)、ユーザに大画面表示装置41の
表示ページp1を変更するか否か確認する(ステップS
46)。
【0127】ステップS46において、大画面表示装置
41の表示ページp1を変更しない場合(ステップS4
6;No)、本処理を終了する。また、大画面表示装置
41の表示ページp1を変更する場合、すなわち、入力
装置3の指定キー3Cの操作によって、プレゼンページ
の送信先が大画面装置41が指定された場合(ステップ
S46;Yes)、CPU2は、ユーザのマウス3aの
操作によって大画面表示装置41に表示するプレゼンペ
ージを指定させ(ステップS47)、通信装置8から大
画面表示装置41に指定されたプレゼンページp2の表
示データを送信し、表示させる(ステップS48;図7
(b)の41参照)。
【0128】そして、CPU2は、表示制御装置1のユ
ーザに大画面表示装置41の表示ページの変更を解除す
るか否かを確認し(ステップS49)、大画面表示装置
41の表示ページの変更を解除しない場合(ステップS
49;No)、そのまま本処理を終了する。また、大画
面表示装置41の表示ページの変更を解除する場合(ス
テップS49;Yes)、通信装置8から大画面表示装
置41に最初に表示したプレゼンページp1の表示デー
タを送信し、表示させ(ステップS50)、本処理を終
了する。
【0129】以上説明したように、本第3の実施の形態
のネットワーク型教育管理システム200における表示
制御装置1の大画面表示装置の表示変更に関する動作に
よれば、表示制御装置1のCPU2は、表示装置4に複
数のプレゼンページを一覧表示し、表示されたプレゼン
ページの中から、表示制御装置1のユーザによってプレ
ゼンページを指定させる。そして、表示制御装置1のC
PU2は、指定されたプレゼンページの表示データを複
数の子機11,21,31と大画面表示装置41に送信
し、該プレゼンページを表示する。
【0130】そして、大画面表示装置41に表示された
プレゼンページを別ページに変更する際に、表示制御装
置1のCPU2は、表示制御装置1のユーザによって操
作される入力装置3からの大画面表示装置41の指定、
及び表示させるプレゼンページの指定を受け付け、指定
されたプレゼンページの表示データを指定された大画面
表示装置41に送信し、大画面表示装置41の表示ペー
ジを変更する。
【0131】したがって、ネットワーク型教育管理シス
テム200において、表示制御装置1のユーザは、表示
制御装置1の表示装置4において、大画面表示装置41
に表示するプレゼンページを指定するだけで、大画面表
示装置41の表示ページを容易に変更することができ
る。また、これを利用して、例えば、図7に示すよう
に、複数の子機11,21,31及び大画面表示装置4
1に方程式e1,e2が掲載されたプレゼンページp1
を表示してプレゼンを実行中に、大画面表示装置41に
表示するプレゼンページを該方程式e1,e2のグラフ
が掲載されたプレゼンページp2に変更することによっ
て、生徒が理解しやすいプレゼンを実行することができ
る。
【0132】なお、本第3の実施の形態の詳細な部分に
ついては、上記実施の形態の内容に限定されるものでは
なく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能で
ある。例えば、大画面表示装置41に表示しているプレ
ゼンページを変更する際に、表示していたプレゼンペー
ジを消去せずに、この表示ページの横にユーザによって
指定されたプレゼンページを並べて表示させてもよい。
【0133】このように、大画面表示装置41におい
て、表示例のバリエーションを多くすることによって、
効果的なプレゼンを実行することができる。
【0134】[第4の実施の形態]図9〜図10を参照
して、本第4の実施の形態における表示制御装置1、及
び表示制御装置1をコンピュータ・ネットワークを利用
して通信接続したネットワーク型教育管理システム20
0について説明する。
【0135】本第4の実施の形態のネットワーク型教育
管理システム200における表示制御装置1は、表示装
置4に表示したプレゼンページにプレゼンテーションの
進行を示すフローチャートfc1を合成して表示し、さ
らに、該プレゼンページを別ページに変更する際に、合
成したフローチャートfc1における反転表示位置をプ
レゼンの進行に合わせて変更することを特徴としてい
る。
【0136】本第4の実施の形態における表示制御装置
1及び子機11の要部構成は、上記第1の実施の形態に
おいて図2及び図3に示したものとほぼ同一であるた
め、その図示及び構成説明を省略する。また、表示制御
装置1は、記憶装置6内の記憶装置7にプレゼンの進行
を示すフローチャートを記憶している。そして、表示制
御装置1は、記憶装置7から読み出したフローチャート
fc1をRAM5のフローチャートエリア5fに格納す
る。
【0137】次に、図9〜図10を参照して、本第3の
実施の形態のネットワーク型教育管理システム200に
ついて説明する。
【0138】図9は、本実施の形態のネットワーク型教
育管理システム100の各装置における、プレゼンペー
ジの表示例を示した図である。図9(a)に示すよう
に、図2に示す内部構成を持つ親機である表示制御装置
1は、図3に示す内部構成を持つ複数の子機11,2
1,31、及び大画面表示装置41と通信回線52を介
して接続され、ネットワーク型教育管理システム200
を形成している。
【0139】図9(a)に示すように、表示制御装置1
は、表示装置4にプレゼンページp3と、フローチャー
トfc1を表示している。ここで、該フローチャートf
c1は、例えば、プレゼンテーションの各段階を示すス
テップsp1〜ステップsp6により構成されており、
表示制御装置1のユーザの指示によってステップsp2
を反転表示している。
【0140】そして、表示制御装置1は、通信接続され
た複数の子機11,21,31に、プレゼンページp3
とフローチャートfc1の表示データを送信し、各子機
は、該表示データを受信し、各々表示装置14,24,
34にプレゼンページp3とフローチャートfc1とを
表示している。また、表示制御装置1は、通信接続され
た大画面表示装置41にも、該表示データを送信し、大
画面表示装置41は、プレゼンページp3とフローチャ
ートfc1とを表示している(図9(a)参照)。
【0141】また、図9(b)に示すように、表示制御
装置1は、表示制御装置1のユーザの指示によって、表
示装置4に表示しているプレゼンページを、プレゼンペ
ージp4に変更し、フローチャートfc1のステップs
p3を反転表示している。ここで、プレゼンページp4
に表示された方程式e5“Y=2X+3”,e6“Y=
5X−3”は、前記方程式e3,e4を各々移項したも
のであるので、表示制御装置1は、これに対応している
フローチャートfc1のステップsp3“移項”を反転
表示している。
【0142】次に、図10を参照して、本第4の実施の
形態のネットワーク型教育管理システム200におけ
る、表示制御装置1のフローチャート表示に関する動作
について詳細に説明する。
【0143】図10は、本第4の実施の形態のネットワ
ーク型教育管理システム200における、表示制御装置
1のフローチャート表示に関する動作を説明するフロー
チャートである。このネットワーク型教育管理システム
200において、第3の実施の形態と同様に、親機であ
る表示制御装置1は、サブコンピュータである複数の子
機11,21,31、及び大画面表示装置41と通信回
線52を介して通信接続されている(図9参照)。
【0144】図10に示すフローチャートにおいて、ス
テップS61〜ステップS63の処理については、第3
の実施の形態におけるステップS41〜ステップS43
の処理と同一であるため、説明を省略する。
【0145】そして、ステップS64において、表示制
御装置1のCPU2は、マウス3aの操作によって指定
されたプレゼンページを表示装置4の画面全体に表示さ
せる。次いで、CPU2は、ユーザから入力装置3の操
作によって入力されるフローチャート合成指令に基づい
て、指定プレゼンページp3にフローチャートfc1を
合成し(ステップS65;図9(a)の4参照)、合成
したフローチャートfc1において反転表示させる位置
(ステップ)をユーザによって入力装置3のマウス3a
の操作によって指定させる(ステップS66)。
【0146】例えば、フローチャートfc1のステップ
sp2が指定された場合は、CPU2はフローチャート
の指定されたステップsp2を反転表示させ(ステップ
S67;図9(a)の41参照)、表示制御装置1の表
示装置4に表示されたプレゼンページ及び合成表示され
たフローチャートの表示データを送信装置8から大画面
表示装置41に送信し、表示させる(ステップS6
8)。そして、CPU2は、大画面表示装置41に送信
した表示データと同一の表示データを、通信装置8から
複数の子機11,21,31に送信し、各子機の表示装
置14,24,34に表示させる(ステップS69)。
【0147】次に、CPU2は、表示装置4に表示され
たプレゼンページp3を変更する否かをユーザに確認し
(ステップS70)、プレゼンページを変更しない場合
(ステップS70;No)、本処理を終了する。また、
プレゼンページを変更する場合(ステップS70;Ye
s)、ユーザによる入力装置3のマウス3aの操作によ
ってプレゼンページを指定させ(ステップS71)、表
示装置4に表示されたプレゼンページp3を指定プレゼ
ンページp4に変更し(ステップS72)、フローチャ
ートfc1の反転位置を変更するか否かをユーザに確認
する(ステップS73)。
【0148】ここで、フローチャートの反転位置を変更
する場合(ステップS73;Yes)、CPU2は、ユ
ーザによって入力装置3でフローチャートfc1の反転
位置を指定させ(ステップS74)、フローチャートf
c1の指定位置を反転表示し(ステップS75;図9
(b)のsp3参照)、表示制御装置1の表示装置4に
表示されたプレゼンページ及び合成表示されたフローチ
ャートfc1の表示データを通信装置8から大画面表示
装置41に送信し、表示させる(ステップS76)。そ
して、CPU2は、ステップS76で大画面表示装置4
1に送信した表示データと同一の表示データを、通信装
置8から複数の子機11,21,31に送信し、各子機
の表示装置に表示させる(ステップS77)。
【0149】このステップS76及びステップS77の
処理によって、大画面表示装置41及び複数の子機1
1,21,31の表示ページが変更される。
【0150】また、ステップS73において、フローチ
ャートの反転位置を変更しない場合(ステップS73;
No)、即ち、プレゼンページのみを変更する場合、ス
テップS76に移行して大画面表示装置41の表示ペー
ジを変更した後、複数の子機11,21,31の表示ペ
ージを変更する(ステップS77)。
【0151】次に、CPU2は、プレゼンを終了するか
否かをユーザに確認し(ステップS78)、プレゼンを
終了しない場合(ステップS78;No)、ステップS
70に戻り表示装置4に表示されたページを変更する否
かをユーザに確認する。また、プレゼンを終了する場合
(ステップS78;Yes)、本処理を終了する。
【0152】以上説明したように、本第4の実施の形態
のネットワーク型教育管理システム200における表示
制御装置1のフローチャート表示に関する動作によれ
ば、表示制御装置1のCPU2は、表示制御装置1のユ
ーザによるマウス3aの操作によって指定されたプレゼ
ンページp3にフローチャートfc1を合成し、該プレ
ゼンページに対応するフローチャートのステップをユー
ザーの指示によって反転表示させる。そして、表示した
プレゼンページを別のプレゼンページに変更する際に、
表示制御装置1のCPU2は、表示制御装置1のユーザ
によって指定されたプレゼンページp4を表示装置4に
表示し、表示したプレゼンページp4に対応するフロー
チャートのステップをユーザーの指示によって反転表示
する。
【0153】したがって、ネットワーク型教育管理シス
テム200において、プレゼンページを変更するととも
に、フローチャートの反転表示を変更することにより、
子機のユーザである生徒が、授業内容を容易に認識する
ことができる。
【0154】なお、本第4の実施の形態の詳細な部分に
ついては、上記実施の形態の内容に限定されるものでは
なく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能で
ある。例えば、予めフローチャートの各ステップとプレ
ゼンページを対応づけて記憶させておき、フローチャー
トのステップを指定することによってプレゼンページを
変更する構成、あるいはプレゼンページの変更によって
フローチャートの対応するステップを自動的に反転表示
するようにしてもよい。
【0155】[第5の実施の形態]図11〜図13を参
照して、本第5の実施の形態における表示制御装置1、
及び表示制御装置1をコンピュータ・ネットワークを利
用して通信接続したネットワーク型教育管理システム1
00について説明する。
【0156】先ず、本第5の実施の形態における表示制
御装置1及び子機11の要部構成は、上記第1の実施の
形態において図2及び図3に示したものとほぼ同一であ
るため、その図示及び構成説明を省略する。
【0157】次に、図11〜図13を参照して、本第5
の実施の形態におけるネットワーク型教育管理システム
100について説明する。
【0158】図11は、本第5の実施の形態のネットワ
ーク型教育管理システム100の各装置における、プレ
ゼンページの表示例1を示した図である。図11に示す
ように、図2に示す内部構成を持つ親機である表示制御
装置1は、図3に示す内部構成を持つ複数の子機11,
21,31と通信回線51を介して接続され、ネットワ
ーク型教育管理システム100を形成している
【0159】そして、図11(a)に示すように、表示
制御装置1は、表示装置4にプレゼンページp5を表示
している。ここで、プレゼンページp5には、方程式e
7“X+3Y=5”と、方程式e8“3X+4Y=2
2”と、解a1“X=9.2,Y=−1.4”とが表示
されている。
【0160】しかし、このままプレゼンページp5を子
機に表示させると、子機のユーザである生徒は問題の解
が分かってしまうため、以下のように、子機に表示させ
ない範囲をブラインド処理(非表示)して、子機に当該
範囲を表示させないでプレゼンページを表示する。
【0161】先ず、図11(b)に示すように、表示制
御装置1は、表示装置4においてブラインド範囲を指定
するブラインド枠b1を表示し、教師等のユーザに入力
装置3の操作によって解a1“X=9.2,Y=−1.
4”をブラインド範囲に指定させる。そして、表示制御
装置1のCPU2は、指定されたブラインド範囲をブラ
インド処理して、ブラインド処理したプレゼンページp
5の表示データを複数の子機11,21,31に送信
し、各子機は、表示データを受信し、図11(c)に示
すように、ブラインド処理されたプレゼンページp5を
表示する。
【0162】図12は、本第5の実施の形態のネットワ
ーク型教育管理システム100の各装置における、プレ
ゼンページの表示例2を示した図である。図12(b)
に示すように、図2に示す内部構成を持つ親機である表
示制御装置1は、図3に示す内部構成を持つ複数の子機
11,21,31と、通信回線51を介して接続され、
ネットワーク型教育管理システム100を形成してい
る。
【0163】図12(a)に示すように、表示制御装置
1は、表示装置4にプレゼンページp6を表示してい
る。ここで、プレゼンページp6には、コメントcm
1,cm2と、数値n1と、グラフg1とが表示されて
いる。コメントcm1,cm2は、表示制御装置1のユ
ーザである教師のみ必要で生徒には必要がないため、複
数の子機11,21,31に表示させない。
【0164】よって、上述したように、表示制御装置1
は、表示装置4にブラインド枠を表示して(図示省
略)、教師等のユーザによってプレゼンページp6のコ
メントcm1,cm2をブラインド範囲に指定させる
と、指定された範囲をブラインド処理し、ブラインド処
理したプレゼンページp6の表示データを複数の子機1
1,21,31に送信する。各子機は、該表示データを
受信し、図12(c)に示すように、コメントcm1,
cm2がブラインド処理されたプレゼンページp6を表
示する。
【0165】次に、図13を参照して、本第5の実施の
形態のネットワーク型教育管理システム100におけ
る、表示制御装置1のブラインド処理に関する動作につ
いて詳細に説明する。
【0166】図13は、本第5の実施の形態のネットワ
ーク型教育管理システム100における、表示制御装置
1のブラインド処理に関する動作を説明するフローチャ
ートである。このネットワーク型教育管理システム10
0において、第1の実施の形態と同様に、親機である表
示制御装置1は、サブコンピュータである複数の子機1
1,21,31と通信回線51を介して通信接続されて
いる(図11,12参照)。
【0167】図13に示すフローチャートにおいて、ス
テップS81〜ステップS84の処理については、第4
の実施の形態におけるステップS61〜ステップS64
の処理と同一であるため、説明を省略する。
【0168】ステップS81〜ステップS84の処理に
よって、プレゼンページが指定された状態で、表示制御
装置1のCPU2は、ユーザにブラインド処理を実行す
るか否かを確認し(ステップS85)、ブラインド処理
を実行する場合(ステップS85;Yes)、ユーザに
よって入力装置3のマウス3a等の操作によってブライ
ンド範囲を指定させる(ステップS86)。次いで、C
PU2は、指定範囲のデータをブラインド処理する(ス
テップS87)。ブラインド処理とは、前記指定範囲の
表示データを表示させないように設定し、当該指定範囲
の表示データ以外のプレゼンページの表示データを表示
させるようにする処理である。その後、通信装置8から
複数の子機11,21,31にブラインド処理により非
表示設定された部分を除く表示データを送信し、各子機
に表示する(ステップS88;図11(C)の14,2
4,34参照)。
【0169】また、ブラインド処理を実行しない場合
(ステップS85;No)、CPU2は、表示装置4に
表示されているプレゼンページの表示データを通信装置
8から複数の子機11,21,31に送信し、各子機に
表示する(ステップS89)。
【0170】次に、CPU2は、ユーザにプレゼンを終
了するか否かを確認し(ステップS90)、プレゼンを
終了しない場合(ステップS90;No)、ステップS
83に戻り、次回子機に表示するプレゼンページを指定
させる。また、プレゼンを終了する場合(ステップS9
0;No)、本処理を終了する。
【0171】以上説明したように、本第5の実施の形態
のネットワーク型教育管理システム100における表示
制御装置1のブラインド処理に関する動作によれば、表
示制御装置1のCPU2は、ユーザによって指定された
プレゼンページにおいて、子機に表示しない部分、例え
ば問題の解a1や教師のコメントcm1,cm2等のよ
うな部分をブラインド処理して、ブラインド処理したプ
レゼンページを複数の子機11,21,31に表示す
る。
【0172】したがって、従来別のプレゼンページを作
成したり、別紙に用意していた解やコメント等を、親機
である表示制御装置1に表示したプレゼンページにのみ
表示させることができるため、教師等のユーザは、プレ
ゼンを効率良く進行することができる。
【0173】なお、本第5の実施の形態の詳細な部分に
ついては、上記実施の形態の内容に限定されるものでは
なく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能で
ある。例えば、ブラインド処理したコメント等を別色表
示させたり、或は枠付き表示させてもよい。また、入力
装置3から入力するブラインド処理の解除指示に基づい
て、指定範囲の非表示データをプレゼンページに復活さ
せ、各子機に表示させるようにしてもよい。このように
すれば、より円滑に問題の解などを子機に送信して表示
させることができる。
【0174】[第6の実施の形態]図14〜図15を参
照して、本第6の実施の形態における表示制御装置1、
及び表示制御装置1をコンピュータ・ネットワークを利
用して通信接続したネットワーク型教育管理システム2
00について説明する。
【0175】先ず、本第6の実施の形態における表示制
御装置1及び子機11の要部構成は、上記第1の実施の
形態において図2及び図3に示したものとほぼ同一であ
るため、その図示及び構成説明を省略する。また、表示
制御装置1のRAM5には、後述する未チェックのチェ
ックボックスに対応するコメントを記憶するためのコメ
ントエリアを有している(図2参照)。
【0176】次に、図14〜図15を参照して、本第6
の実施の形態におけるネットワーク型教育管理システム
200について説明する。
【0177】図14は、本第6の実施の形態のネットワ
ーク型教育管理システム200における、プレゼンの表
示例を示した図である。図14(b)に示すように、図
2に示す内部構成を持つ親機である表示制御装置1は、
図3に示す内部構成を持つ複数の子機11,21,3
1、及び大画面表示装置41と通信回線52を介して接
続され、ネットワーク型教育管理システム200を形成
している
【0178】図14(a)に示すように、表示制御装置
1は、表示装置4にプレゼンページp7を表示してい
る。ここで、プレゼンページp7は、第5の実施の形態
におけるプレゼンページp6(図12参照)と表示内容
はほぼ同一であり、コメントcm1,cm2に隣接して
チェックボックスcb1,cb2を各々表示している。
【0179】表示制御装置1は、表示制御装置1と通信
接続された複数の子機11,21,31と、大画面表示
装置41にプレゼンページp7の表示データを送信し、
各子機及び大画面表示装置41にプレゼンページp7を
表示する。ここで、各子機11,21,31、及び大画
面表示装置41においては、コメントcm1,cm2
(図14(a)参照)が、ブラインド処理されて表示さ
れないものとする
【0180】そして、プレゼンページp7を表示させた
プレゼンにおいて、教師がコメントcm1を読み終えて
説明を終了すると、図14(b)に示すように、教師は
表示制御装置1の表示装置4において、コメントcm1
に対応したチェックボックスcb1を入力装置3のマウ
ス3aにより指定して、チェックする。表示させるプレ
ゼンページの変更指示が入力された場合は、現在表示さ
れているプレゼンページに表示されるチェックボックス
に対して、すべてチェックが入力されているか否かを確
認し、チェックされていないコメントをRAM5のコメ
ントエリア5gに記憶する。このように、教師は、説明
を終了した部分のチェックボックスcb1をチェックし
ながら、プレゼンを進行する。
【0181】次に、本第6の実施の形態のネットワーク
型教育管理システム200における、チェックボックス
の表示に関する動作について詳細に説明する。
【0182】図15は、本第6の実施の形態のネットワ
ーク型教育管理システム200における、表示制御装置
1のチェックボックスの表示に関する動作を説明するフ
ローチャートである。
【0183】図15に示すフローチャートおいて、ステ
ップS101〜ステップS104の処理については、第
5の実施の形態におけるステップS81〜ステップS8
4の処理と同一であるため、説明を省略する。
【0184】ステップS101〜ステップS104の処
理によって、プレゼンページを表示した状態で、ステッ
プS105において、ユーザによって入力装置3からチ
ェックボックス表示指令が入力されると(ステップS1
05)、表示制御装置1のCPU2は、表示装置4に表
示されたプレゼンページp7にチェックボックスcb
1,cb2を表示し(ステップS106;図14(a)
のcb1,cb2参照)、コメントcm1,cm2、チ
ェックボックスcb1,cb2をブラインド処理する
(ステップS107)。
【0185】次いで、CPU2は、通信装置8から大画
面表示装置41にブラインド処理された部分を除く表示
データを送信して、表示し(ステップS108)、同様
に複数の子機11,21,31にもブラインド処理され
た部分を除く表示データを送信し、各子機の表示装置1
4,24,34に表示する(ステップS109)。
【0186】教師等のユーザによってチェックボックス
cb1(図14(a)参照)をチェックしながらプレゼ
ンが進行されると(ステップS110)、所定時間が経
過した際、或いはプレゼンページが変更された際、表示
制御装置1のCPU2は、全てのチェックボックスcb
1,cb2がチェック済みか否かを判別し(ステップS
111)、全てのチェックボックスcb1,cb2がチ
ェック済みでない場合(ステップS111;No)、ユ
ーザにページを強制的に変更するか否かを確認する(ス
テップS112)。
【0187】ステップS112において、ページ変更し
ない場合(ステップS112;No)、ステップS11
0に戻りプレゼンを継続して実行する。また、ページ変
更する場合(ステップS112;Yes)、CPU2
は、チェックボックスが未チェックであるコメントをR
AM5のコメントエリア5gに保存して(ステップS1
13)、ステップS103に戻りプレゼンページを変更
する。
【0188】一方、ステップS111において、全ての
チェックボックスがチェック済みである場合(ステップ
S111;Yes)、CPU2は、ユーザにプレゼンを
終了するか否かを確認し(ステップS114)、プレゼ
ンを終了しない場合(ステップS114;No)、ステ
ップS103に戻りプレゼンページを指定する。また、
プレゼンを終了する場合(ステップS114;Ye
s)、本処理を終了する。
【0189】以上説明したように、本第6の実施の形態
におけるネットワーク型教育管理システム200におけ
る表示制御装置1のチェックボックス表示に関する動作
によれば、表示制御装置1のCPU2は、表示制御装置
1のユーザである教師のコメント部分cm1,cm2に
各々チェックボックスcb1,cb2を表示し、教師は
該チェックボックスをチェックしながらプレゼンを実行
する。
【0190】そして、表示制御装置1のCPU2は、教
師等のユーザによってチェックボックスが全てチェック
された場合に次のプレゼンページを表示できるように
し、また、チェックボックスcb1,cb2が全てチェ
ックされていない場合にプレゼンページを変更する際に
は、表示制御装置1は、チェックボックスcb2が未チ
ェックのコメントcm1をRAM5のコメントエリア5
gに保存する。
【0191】したがって、表示制御装置1のユーザであ
る教師は、説明済みのコメントを容易に確認することが
でき、効率良くプレゼンを進行することができる。さら
に、説明の重複、または説明内容の未説明等を防止する
ことができる。
【0192】なお、本第6の実施の形態の詳細な部分に
ついては、上記実施の形態の内容に限定されるものでは
なく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能で
ある。例えば、コメント等の説明が終了してチェックボ
ックスがチェックされた場合に、コメントの色を変更す
る表示にしてもよい。
【0193】[第7の実施の形態]図16〜図17を参
照して、本第7の実施の形態における表示制御装置1、
及び表示制御装置1をコンピュータ・ネットワークを利
用して通信接続したネットワーク型教育管理システム1
00について説明する。
【0194】先ず、本第7の実施の形態における表示制
御装置1及び子機11の要部構成は、上記第1の実施の
形態において図2及び図3に示したものとほぼ同一であ
るため、その図示及び構成説明を省略する。
【0195】次に、図16〜図17を参照して、本第7
の実施の形態におけるネットワーク型教育管理システム
100について説明する。図16は、本第7の実施の形
態のネットワーク型教育管理システム100における、
プレゼンページの表示例を示した図である。
【0196】図16(a)に示すように、図2に示す内
部構成を持つ親機である表示制御装置1は、図3に示す
内部構成を持つ複数の子機11,21,31と通信回線
51を介して接続され、ネットワーク型教育管理システ
ム100を形成している
【0197】図16(a)に示すように、表示制御装置
1は、表示装置4にプレゼンページA,B,…,Fを一
覧表示して、表示した複数のプレゼンページの中から教
師等のユーザによってプレゼンページAが指定される
と、指定されたプレゼンページAをフレームf4によっ
て枠付き表示している。
【0198】そして、表示制御装置1のユーザから、指
定したプレゼンページAの子機への保存指令が入力され
ると、表示制御装置1は、通信接続された複数の子機1
1,21,31にプレゼンページAの表示データを送信
して、各子機11,21,31は、該表示データを受信
して、各記憶装置内の記憶媒体17,27,37に保存
する。
【0199】次に、図17を参照して、本第7の実施の
形態のネットワーク型教育管理システム100における
プレゼンページの保存に関する動作について詳細に説明
する。
【0200】図17は、本第7の実施の形態のネットワ
ーク型教育管理システム100における、表示制御装置
1のプレゼンの保存に関する動作を説明するフローチャ
ートである。
【0201】図17に示すフローチャートおいて、ステ
ップS121〜ステップS123の処理については、第
6の実施の形態におけるステップS101〜ステップS
103の処理と同一であるため、説明を省略する。
【0202】ステップS121〜ステップS123の処
理によって、入力装置3のマウス3aの操作によってプ
レゼンページを指定した状態で、ステップS124にお
いて、表示制御装置1のCPU2は、ステップS123
で指定されたプレゼンページを子機に保存するか否かを
ユーザに確認し(ステップS124)、指定ページを複
数の子機11,21,31に保存する場合(ステップS
124;Yes)、通信装置8から各子機に保存指令を
送信する(ステップS125)。次いで、CPU2は、
ステップS123で指定されたプレゼンページの表示デ
ータを通信装置8から各子機に送信し、表示させ(ステ
ップS126)、各子機の記憶装置16,26,36に
表示データを保存する(ステップS127)。
【0203】一方、ステップS124において、指定さ
れたプレゼンページを子機に保存しない場合(ステップ
S124;No)、通信装置8から各子機にプレゼンペ
ージの表示データを送信し、表示させ(ステップS12
8)、ステップS129に移行する。
【0204】次に、CPU2は、プレゼンを終了するか
否かをユーザに確認し(ステップS129)、プレゼン
を終了しない場合(ステップS129;No)、ステッ
プS123に戻りプレゼンを継続して実行する。また、
プレゼンを終了する場合(ステップS129;Ye
s)、本処理を終了する。
【0205】以上説明したように、本第7の実施の形態
におけるネットワーク型教育管理システム100におけ
る表示制御装置1のプレゼンページの保存に関する動作
によれば、表示制御装置1のCPU2は、表示制御装置
1のユーザによってプレゼンページを指定させ、指定さ
れた該プレゼンページを複数の子機11,21,31の
記憶装置16,26,36に保存する。
【0206】したがって、表示制御装置1のユーザであ
る教師によって子機に保存するプレゼンページが指定さ
れるだけで、容易にプレゼンページを子機に保存するこ
とができる。また、ページ単位での保存ができるので、
プレゼンにおける重要箇所のみを指定して保存させるこ
とができる。
【0207】なお、本第7の実施の形態の詳細な部分に
ついては、上記実施の形態の内容に限定されるものでは
なく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能で
ある。例えば、全子機に指定プレゼンページを保存する
のではなく、指定キー3Cの操作によって指定した子機
のみにプレゼンページを保存するようにしてもよい。ま
た、子機に指定プレゼンページを表示させることなく、
プレゼンページの保存のみを実行してもよい。
【0208】[第8の実施の形態]図18〜図19を参
照して、本第7の実施の形態における表示制御装置1、
及び表示制御装置1をコンピュータ・ネットワークを利
用して通信接続したネットワーク型教育管理システム2
00について説明する。
【0209】先ず、本第8の実施の形態における表示制
御装置1及び子機11の要部構成は、上記第1の実施の
形態において図2及び図3に示したものとほぼ同一であ
るため、その図示及び構成説明を省略する。また、表示
制御装置1は、記憶装置6内の記憶媒体7に時間割情報
を記憶している。そして、表示制御装置1は、該時間割
情報を読み出してRAM5の時間割情報エリア5cに格
納する。時間割情報は、RAM5のプレゼンページエリ
ア5aに記憶されているプレゼンページの表示開始時刻
に関する設定情報である。
【0210】次に、図18〜図19を参照して、本第8
の実施の形態におけるネットワーク型教育管理システム
200について説明する。図18は、本第8の実施の形
態のネットワーク型教育管理システム100の各装置に
おける、プレゼンページの表示例を示した図である。
【0211】図18(a)に示すように、図2に示す内
部構成を持つ親機である表示制御装置1は、図3に示す
内部構成を持つ複数の子機11,21,31、及び大画
面表示装置41と通信回線52を介して接続され、ネッ
トワーク型教育管理システム200を形成している。
【0212】そして、図18(a)に示すように、表示
制御装置1は、表示装置4に表示している時計ck1の
ような計時手段を備えている。
【0213】次いで、時計ck1が示す時刻が、該時刻
設定手段によって設定された表示開始時刻になると、図
18(b)に示すように、表示制御装置1は、予め作成
された時間割情報をRAM5の時間割情報エリア5c
(図2参照)から読み出し、当該時間割情報に基づいて
時刻に対応するプレゼンページ、例えば、時間割情報ペ
ージm1を表示装置4に表示する。時間割情報ページm
1は、次の時間の科目などを示したプレゼンページであ
り、予めプレゼンページメモリ5aに記憶されている。
また、表示制御装置1は、表示制御装置1と通信接続さ
れた大画面表示装置41に該時間割情報ページm1の表
示データを送信し、大画面表示装置41に前記時間割情
報ページm1を表示する。さらに、表示制御装置1は、
表示制御装置1と通信接続された複数の子機11,2
1,31に前記表示データを送信し、各子機は、該表示
データを受信し、各々表示装置14,24,34に前記
時間割情報ページm1を表示する(図18(b)参
照)。
【0214】また、表示制御装置1の表示装置4、各子
機の表示装置14,24,34、及び大画面表示装置4
1において、前記時間割情報ページm1を表示してから
予め定められた所定時間経過すると、この時間割情報ペ
ージm1の表示を終了する。
【0215】次に、図19を参照して、本第8の実施の
形態のネットワーク型教育管理システム200における
時間割表示に関する動作について詳細に説明する。
【0216】図19は、本第8の実施の形態のネットワ
ーク型教育管理システム200における、表示制御装置
1の時間割表示に関する動作を説明するフローチャート
である。
【0217】図19に示すフローチャートおいて、教師
等のユーザによって入力装置3を介して時間割表示機能
がONされると(ステップS131)、表示制御装置1
のCPU2は、予め定められた時間割表示開始時刻を読
み込み(ステップS132)、現在の時刻が時間割表示
開始時刻であるか否かを判別する(ステップS13
3)。
【0218】ステップS133において、現在の時刻が
時間割表示開始時刻ない場合(ステップS133;N
o)時間割表示開始時刻の待機状態を維持し、時計ck
1によって時間割情報に記憶されている時間割表示開始
時刻を計時した場合(ステップS133;Yes)、C
PU2は、当該時刻に対応する表示ページである時間割
情報ページm1をプレゼンページエリア5aから読み出
し、表示装置4に表示する(ステップS134)。
【0219】そして、CPU2は、表示した時間割情報
ページm1の表示データを通信装置8から大画面表示装
置41に送信して、表示させ(ステップS135)、同
様にして、表示した時間割情報ページm1の表示データ
を通信装置8から複数の子機11,21,31に送信し
て、各子機の表示装置14,24,34に表示させる
(ステップS136)。
【0220】次に、CPU2は、時間割情報ページm1
の表示開始から予め定められた所定時間経過したか否か
を判別し(ステップS137)、所定時間経過していな
い場合(ステップS137;No)、CPU2は、ステ
ップS137を再度実行する。また、所定時間経過した
場合(ステップS137;Yes)、表示装置4におい
て時間割情報ページm1の表示を終了させ(ステップS
138)、大画面表示装置41と各子機の表示装置1
4,24,34において時間割情報ページm1の表示を
終了させて(ステップS139)、本時間割表示処理を
終了する。
【0221】以上説明したように、本第8の実施の形態
におけるネットワーク型教育管理システム200におけ
る表示制御装置1の時間割表示に関する動作によれば、
表示制御装置1のCPU2は、予め設定された時間割表
示開始時刻になると予めRAM5の時間割情報エリア5
cに設定記憶されている時間割情報に基づいて、前記時
刻に対応する時間割情報ページm1を表示装置4に表示
し、各子機11,21,31及び大画面表示装置41に
送信し、表示させる。また、該時間割表示開始時刻から
所定時間経過すると、時間割情報ページm1の表示を終
了する。
【0222】したがって、生徒に次の授業の準備をさせ
ることができるため、教師はスムーズに授業を開始する
ことができる。また、所定時刻において連絡等がある場
合には、その旨を記載したプレゼンページを作成してお
き、当該プレゼンページの表示開始時刻を時間割情報と
して設定しておけば、その時刻の到来によって、前記連
絡を記載したプレゼンページを各子機及び大画面表示装
置に表示させることができ、有効である。
【0223】なお、本第8の実施の形態の詳細な部分に
ついては、上記実施の形態の内容に限定されるものでは
なく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能で
ある。例えば、時間割情報を表示する際に、次回までの
課題や次回の授業内容等を表示させてもよい。
【0224】[第9の実施の形態]図20〜図21を参
照して、本第9の実施の形態における表示制御装置1、
及び表示制御装置1をコンピュータ・ネットワークを利
用して通信接続したネットワーク型教育管理システム1
00について説明する。
【0225】先ず、本第9の実施の形態における表示制
御装置1及び子機11の要部構成は、上記第1の実施の
形態において図2及び図3に示したものとほぼ同一であ
るため、その図示及び構成説明を省略する。
【0226】次に、図20〜図21を参照して、本第9
の実施の形態におけるネットワーク型教育管理システム
100について説明する。図20は、本第9の実施の形
態のネットワーク型教育管理システム100の各装置に
おける、プレゼンページの表示例を示した図である。
【0227】図20に示すように、図2に示す内部構成
を持つ親機である表示制御装置1は、図3に示す内部構
成を持つ複数の子機11,21,31と通信回線51を
介して接続され、ネットワーク型教育管理システム10
0を形成している
【0228】図20(a)に示すように、表示制御装置
1は、表示装置4にユーザによって指定されたプレゼン
ページp8を表示している。
【0229】ここで、プレゼンページp8は、問題表示
エリアp8a、文字表示エリアp8b,p8cによって
構成されている。問題表示エリアp8aには、方程式e
9“Y=X+5”等の問題が表示され、また文字表示エ
リアp8b,p8cには、教師がプレゼンで使用するコ
メント等が表示される。また、文字表示エリアp8b,
p8cには前述のブラインド処理がされるため、表示制
御装置1は、通信接続された複数の子機11,21,3
1に、プレゼンページp8における問題表示エリアp8
aの表示データを送信し、各子機は、該表示データを受
信し、各々表示装置14,24,34に表示している
(図20(a)参照)。
【0230】そして、表示制御装置1は、表示装置4に
おいて教師等のユーザによってマウス3aの操作によっ
てカーソルc3が移動され、方程式e9“Y=X+5”
選択されて、更にマウス3aのクリック操作(マウス3
aに設けられるボタンを押す操作)によって選択が確定
されると、選択された方程式e9が、図20(b)に示
すように、方程式e10“Y=4X−15”に変更され
て表示される。表示制御装置1は、表示制御装置1と通
信接続された複数の子機11,21,31に問題表示エ
リアp8dの表示データを送信し、各子機は該表示デー
タを受信し、各々表示装置14,24,34に表示す
る。
【0231】次に、図21を参照して、本第9の実施の
形態のネットワーク型教育管理システム100における
問題変更に関する動作について詳細に説明する。
【0232】図21は、本第9の実施の形態のネットワ
ーク型教育管理システム100における、表示制御装置
1の問題変更に関する動作を説明するフローチャートで
ある。
【0233】図21に示すフローチャートおいて、ステ
ップS141〜ステップS144の処理については、第
6の実施の形態におけるステップS101〜ステップS
104の処理と同一であるため、説明を省略する。
【0234】ステップS141〜ステップS144の処
理によって、プレゼンページが表示された状態で、ステ
ップS145において、ステップS143で指定された
プレゼンページ8aの表示データを通信装置8から複数
の子機11,21,31に送信し、各子機の表示装置1
4,24,34に表示する(図20(a)の14、2
4、34参照)。
【0235】次いで、ユーザによって入力装置3から問
題変更指令が入力されると(ステップS146)、CP
U2は、ユーザによって入力装置3のマウス3aによる
カーソルの移動及びクリック操作による選択の確定によ
って、変更する問題を指定させ(ステップS147)、
更に指定された問題において変更する係数をユーザの入
力装置3のマウス3aによるカーソルの移動及びクリッ
ク操作による選択の確定によって指定させる(ステップ
S148)。そして、CPU2は、表示制御装置1の表
示装置4において指定された係数を反転表示させて(ス
テップS149)、ユーザによって入力装置3の数値キ
ーから係数の数値を入力させる(ステップS150)。
【0236】更に、CPU2は、問題を変更して表示装
置4に表示して(ステップS151;図20(b)の1
4、24,34)、通信装置8から複数の子機11,2
1,31に、変更した問題の表示データを送信し、各子
機の表示装置14,24,34に表示する(ステップS
152)。そして、CPU2は、変更した問題の解を再
計算し(ステップS153)、解を表示装置4に表示す
る(ステップS154)。
【0237】次に、CPU2は、問題変更を終了するか
否かをユーザに確認し(ステップS155)、問題変更
を終了しない場合(ステップS155;No)、ステッ
プS147に戻り、以後の処理により問題の変更を行
う。また、問題変更を終了する場合(ステップS15
5;Yes)、本問題変更処理を終了する。
【0238】以上説明したように、本第9の実施の形態
におけるネットワーク型教育管理システム100におけ
る表示制御装置1の問題変更に関する動作によれば、表
示制御装置1のCPU2は、表示装置4に表示したプレ
ゼンページにおいてユーザによる入力装置3の操作によ
って変更する問題、及びその問題において変更する係数
を指定させると、指定された係数を反転表示する。そし
て、表示制御装置1のCPU2は、ユーザによって入力
装置3を介して係数の数値を入力させると、前記指定さ
れた問題e9を入力された内容に変更し、変更した問題
e10を表示装置4に表示する。さらに、表示制御装置
1のCPU2は、複数の子機に表示していた問題を変更
する。また、表示制御装置1のCPU2は、変更した問
題の解を再計算して、その解を表示制御装置1の表示装
置4に表示する。
【0239】したがって、係数の数値が異なる問題を繰
り返し解く演習において、問題の変更を容易に行うこと
ができるので、効率的に授業を進行することができる。
【0240】なお、本第9の実施の形態の詳細な部分に
ついては、上記実施の形態の内容に限定されるものでは
なく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能で
ある。例えば、変更した問題を別の色で表示したり、拡
大表示してもよい。
【0241】[第10の実施の形態]図22〜図23を
参照して、本第10の実施の形態における表示制御装置
1、及び表示制御装置1をコンピュータ・ネットワーク
を利用して通信接続したネットワーク型教育管理システ
ム100について説明する。
【0242】先ず、本第10の実施の形態における表示
制御装置1及び子機11の要部構成は、上記第1の実施
の形態において図2及び図3に示したものとほぼ同一で
あるため、その図示及び構成説明を省略する。
【0243】次に、図22〜図23を参照して、本第1
0の実施の形態におけるネットワーク型教育管理システ
ム100について説明する。図22は、本第10の実施
の形態のネットワーク型教育管理システム100の各装
置における、プレゼンページの表示例を示した図であ
る。
【0244】図22に示すように、図2に示す内部構成
を持つ親機である表示制御装置1は、図3に示す内部構
成を持つ複数の子機11,21,31と通信回線51を
介して接続され、ネットワーク型教育管理システム10
0を形成している
【0245】図22(a)に示すように、新規プレゼン
ページを作成する際に、表示制御装置1は、まず表示装
置4に空白の新規プレゼンページp12を表示する。そ
して、表示制御装置1は、該新規プレゼンページp12
を構成するオブジェクトを有するプレゼンページをユー
ザによるマウス3aの操作によって指定させ、指定され
たプレゼンページp9,p10,p11を表示装置4に
表示する。
【0246】次いで、図22(b)に示すように、表示
装置4に表示されたプレゼンページp9から当該プレゼ
ンページp9に含まれる部分であるオブジェクトo1が
ユーザによって指定されると、表示制御装置1は、新規
プレゼンページp12におけるユーザの指定した位置に
該オブジェクトo1を配置する。同様にして、表示制御
装置1は、表示装置4に表示した新規プレゼンページp
12に、プレゼンページp10からオブジェクトo5を
配置し、プレゼンページp11からオブジェクトo6を
配置して、新規プレゼンページp12を作成する(図2
2(b)参照)。作成された新規プレゼンページは、プ
レゼンページエリア5aまたは後述するリプレイメモリ
5d(第11の実施の形態にて詳述)に追加記憶され
る。
【0247】そして、表示制御装置1のユーザによって
複数の子機11,21,31に表示させるプレゼンペー
ジとして新規プレゼンページp12が指定されると、図
22(c)に示すように、表示制御装置1は、通信接続
された複数の子機11,21,31に新規プレゼンペー
ジp12の表示データを送信し、各子機は、該表示デー
タを受信して、各々表示装置14,24,34に新規プ
レゼンページp12を表示する。
【0248】次に、本第10の実施の形態のネットワー
ク型教育管理システム100における新規プレゼンペー
ジ作成に関する動作について詳細に説明する。
【0249】図23は、本第10の実施の形態のネット
ワーク型教育管理システム100における、表示制御装
置1の新規プレゼンページ作成に関する動作を説明する
フローチャートである。
【0250】図23に示すフローチャートおいて、ステ
ップS161〜ステップS163の処理については、第
9の実施の形態におけるステップS141〜ステップS
143の処理と同一であるため、説明を省略する。
【0251】そして、ステップS164において、表示
制御装置1のCPU2は、ステップS163の処理によ
って指定されたプレゼンページの表示データを通信装置
8から複数の子機11,21,31に送信して、各子機
に表示する(ステップS164)。
【0252】次に、ユーザによって入力装置3から新規
プレゼンページ作成指令が入力されると(ステップS1
65)、CPU2は、表示装置4に空白の新規プレゼン
ページp12を表示して(ステップS166;図22
(a)の4参照)、オブジェクトを含むプレゼンページ
をユーザによって入力装置3で指定させる(ステップS
167)。そして、CPU2は、指定されたプレゼンペ
ージの部分であるオブジェクトを、マウス3aの操作に
よってユーザに指定させ(ステップS168)、指定さ
れたオブジェクトをユーザの指示により新規プレゼンペ
ージp12に配置して(ステップS169;図22
(b)の4参照)、その後、新規プレゼンページp12
の作成を終了するか否かをユーザに確認する(ステップ
S170)。
【0253】ステップS170において、新規プレゼン
ページp12の作成を終了しない場合(ステップS17
0;No)、ステップS167〜ステップS169を繰
り返し実行して新規プレゼンページp12を作成する。
また、新規プレゼンページp12の作成を終了する場合
(ステップS170;Yes)、CPU2は、作成した
新規プレゼンページp12を複数の子機11,21,3
1に表示するか否かをユーザに確認する(ステップS1
71)。
【0254】ステップS171において、新規プレゼン
ページp12を各子機11,21,31に表示する場
合、すなわちマウス3aにより新規プレゼンページp1
2が指定された場合(ステップS171;Yes)、C
PU2は、新規プレゼンページp12をフレームにより
枠付き表示して(ステップS172)、新規プレゼンペ
ージの表示データを通信装置8から複数の子機11,2
1,31に送信し、各子機に表示し(ステップS17
3;図22(c)の14、24、34参照)、新規プレ
ゼンページp12を親機である表示制御装置1のRAM
5のプレゼンページエリア5aに保存する(ステップS
174)。また、新規プレゼンページを子機に表示しな
い場合(ステップS171;No)、ステップS174
に移行して、新規プレゼンページを親機である表示制御
装置1のRAM5のプレゼンページエリア5aに追加し
て保存する。
【0255】次に、CPU2は、ユーザにプレゼンを終
了するか否かを確認し(ステップS175)、プレゼン
を終了しない場合(ステップS175;Yes)、ステ
ップS163に戻り、プレゼンを継続する。また、プレ
ゼンを終了する場合には、本新規プレゼン作成処理を終
了する。
【0256】以上説明したように、本第10の実施の形
態におけるネットワーク型教育管理システム100にお
ける表示制御装置1の新規プレゼンページp12の作成
に関する動作によれば、表示制御装置1のCPU2は、
新規プレゼンページp12を作成する際に、表示装置4
に空白の新規プレゼンページp12を表示し、ユーザに
より指定されたプレゼンページに含まれる内容であるオ
ブジェクトを選択して、該新規プレゼンページp12の
指定位置に配置する。
【0257】したがって、他のプレゼンページのオブジ
ェクトを配置することによって、新規プレゼンページp
12を簡単に作成することが出来るため、表示制御装置
1のユーザである教師は、円滑な授業を妨げることなく
新規プレゼンページp12を作成することが可能であ
る。
【0258】なお、本第10の実施の形態の詳細な部分
については、上記実施の形態の内容に限定されるもので
はなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能
である。例えば、指定オブジェクトを新規プレゼンペー
ジp12に配置する際に、オブジェクトを回転させて配
置することを可能としてもよい。
【0259】[第11の実施の形態]図24〜図25を
参照して、本第11の実施の形態における表示制御装置
1、及び表示制御装置1をコンピュータ・ネットワーク
を利用して通信接続したネットワーク型教育管理システ
ム100について説明する。
【0260】先ず、本第11の実施の形態における表示
制御装置1及び子機11の要部構成は、上記第1の実施
の形態において図2及び図3に示したものとほぼ同一で
あるため、その図示及び構成説明を省略する。また、表
示制御装置1は、RAM5内にリプレイメモリ5dを備
えており、子機11,21,31に表示したプレゼンペ
ージを保存する。
【0261】次に、図24〜図25を参照して、本第1
1の実施の形態におけるネットワーク型教育管理システ
ム100について説明する。図24は、本第11の実施
の形態のネットワーク型教育管理システム100におけ
る、プレゼンページの表示例を示した図である。
【0262】図24に示すように、図2に示す内部構成
を持つ親機である表示制御装置1は、図3に示す内部構
成を持つ複数の子機11,21,31と通信回線51を
介して接続され、ネットワーク型教育管理システム10
0を形成している
【0263】図24(a)に示すように、表示制御装置
1は、表示装置4にプレゼンページA,B,…,Iを一
覧表示している。そして、入力装置3のマウス3aの操
作により、ユーザによって複数の子機11,21,31
に表示するプレゼンページとしてプレゼンページAが指
定されると、表示制御装置1は、プレゼンページAを枠
付き表示するとともに、RAM5のリプレイエリア5d
に記憶する。また、表示制御装置1は、通信接続された
複数の子機11,21,31にプレゼンページAの表示
データを送信し、各子機は該表示データを受信し、各々
表示装置14,24,34にプレゼンページAを表示し
ている。また、表示制御装置1の表示装置4には、リプ
レイエリア4aが設けられ、表示制御装置1は、子機に
表示したプレゼンページAを該リプレイエリア4aに表
示している。リプレイエリア4aとは、各子機に表示さ
せたプレゼンページ(上述の新規プレゼンページや部分
変更されたプレゼンページを含む)をその表示順に並べ
て表示させる表示欄である。このリプレイエリア4aに
一覧表示されたプレゼンページをマウス3aによって指
定することができる。
【0264】次いで、図24(b)に示すように、新規
プレゼンページZが作成され、ユーザによって子機に表
示するプレゼンページとしてプレゼンページZが指定さ
れると、表示制御装置1は、通信接続された複数の子機
11,21,31にプレゼンページZの表示データを送
信し、各子機は該表示データを受信し、各々表示装置1
4,24,34にプレゼンページZを表示する。また、
表示制御装置1は、表示装置4のリプレイエリア4a
に、プレゼンぺージZを表示するとともに、RAM5の
リプレイエリア5dに記憶する。
【0265】そして、図24(c)に示すように、ユー
ザによるマウス3aの操作によってプレゼンページCが
指定されると、表示制御装置1は、表示制御装置1と通
信接続された複数の子機11,21,31にプレゼンペ
ージCの表示データを送信し、各子機は該表示データを
受信し、各々表示装置14,24,34にプレゼンペー
ジCを表示するとともに、RAM5のリプレイエリア5
dに記憶する。また、表示制御装置1は、表示装置4の
リプレイエリア4aに、プレゼンぺージCを表示する。
【0266】このように、ユーザにより指定されて複数
の子機11,21,31に表示したプレゼンページは、
その表示順に対応付けてRAM5のリプレイエリア5d
に記憶され、また、その表示順で表示装置4のリプレイ
エリア4aに表示される。
【0267】次に、図25を参照して、本第11の実施
の形態のネットワーク型教育管理システム100におけ
るリプレイエリア表示に関する動作について詳細に説明
する。
【0268】図25は、本第11の実施の形態のネット
ワーク型教育管理システム100における、表示制御装
置1のリプレイエリア表示に関する動作を説明するフロ
ーチャートである。
【0269】図25に示すフローチャートおいて、ステ
ップS181〜ステップS182の処理については、第
10の実施の形態におけるステップS161〜ステップ
S162の処理と同一であるため、説明を省略する。
【0270】ステップS181〜ステップS182のの
処理によって、プレゼンページが表示された状態で、ス
テップS183において、ユーザによって入力装置3か
らリプレイエリア表示指令が入力されると、表示制御装
置1のCPU2は、表示装置4にリプレイエリア4aを
表示する(ステップS184)。次いで、CPU2は、
ユーザによって入力装置3のマウス3aでプレゼンペー
ジを指定させ(ステップS185)、指定されたプレゼ
ンページの表示データを通信装置8から複数の子機1
1,21,31に送信し、各子機の表示装置14,2
4,34に表示して(ステップS186)、表示したプ
レゼンページを表示制御装置1のRAM5内のリプレイ
メモリ5dに保存するとともに、表示装置4のリプレイ
エリア4aに表示する(ステップS187)。
【0271】次に、ユーザによって入力装置3から新規
プレゼンページ作成指令が入力されると(ステップS1
88)、ステップS189〜ステップS193の処理に
おいて、新規プレゼンページZが作成される。ここで、
ステップS189〜ステップS193の処理は、第10
の実施の形態における「新規プレゼンページ作成処理」
(図23のステップS166〜ステップS170)の処
理と同一であるので説明を省略する。
【0272】そして、ステップS194において、CP
U2は、作成した新規プレゼンページZを複数の子機の
表示装置14,24,34に表示させるか否かをユーザ
に確認し、新規プレゼンページZを各子機に表示させる
場合(ステップS194;Yes)、新規プレゼンペー
ジをフレームにより枠付き表示し(ステップS19
5)、新規プレゼンページの表示データを通信装置8か
ら複数の子機11,21,31に送信し、各子機の表示
装置14,24,34に表示する(ステップS196;
図24(b)の14、24、34)。更に、CPU2
は、新規プレゼンページZを表示制御装置1のRAM5
のリプレイメモリ5dに保存するとともに、表示装置4
のリプレイエリア4aに表示する(ステップS19
7)。
【0273】また、新規プレゼンページZを子機に表示
させない場合(ステップS194;No)、CPU2
は、新規プレゼンページZを表示制御装置1のRAM5
のプレゼンページエリア5bに保存し(ステップS19
8)、ステップS199に移行する。
【0274】次に、CPU2は、リプレイエリア表示を
終了するか否かをユーザに確認し(ステップS19
9)、リプレイエリア表示を終了しない場合(ステップ
S199;No)、ステップS185に戻り、リプレイ
エリア表示を継続する。また、リプレイエリア表示を終
了する場合(ステップS199;Yes)、本リプレイ
エリア表示処理を終了する。
【0275】以上説明したように、本発明第11の実施
の形態のネットワーク型教育管理システム100におけ
る表示制御装置1のリプレイエリア表示に関する動作に
よれば、表示制御装置1のCPU2は、子機に表示した
プレゼンページをRAM5内のリプレイメモリ5dに、
その表示順に対応付けて保存し、表示装置4のリプレイ
エリア4aに一覧表示する。
【0276】したがって、表示制御装置1のユーザであ
る教師は、各子機11,21,31に表示したプレゼン
ページの順番が分かるのでプレゼンの進捗状況を容易に
把握することができる。また、リプレイエリア4aに一
覧表示されたプレゼンページを、マウス3aの操作によ
り指定することによって、表示装置4に簡単に表示させ
ることができる。
【0277】なお、本第11の実施の形態の詳細な部分
については、上記実施の形態の内容に限定されるもので
はなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能
である。例えば、子機に表示したプレゼンページが多い
場合には、子機に表示したプレゼンページ及び新規プレ
ゼンページのページ数またはタイトル等を、表示装置4
のリプレイエリア4aに表示してもよい。
【0278】[第12の実施の形態]図26〜図27を
参照して、本第12の実施の形態における表示制御装置
1、及び表示制御装置1をコンピュータ・ネットワーク
を利用して通信接続したネットワーク型教育管理システ
ム200について説明する。
【0279】先ず、本第12の実施の形態における表示
制御装置1及び子機11の要部構成は、上記第1の実施
の形態において図2及び図3に示したものとほぼ同一で
あるため、その図示及び構成説明を省略する。
【0280】次に、図26〜図27を参照して、本第1
2の実施の形態におけるネットワーク型教育管理システ
ム200について説明する。図26は、本第12の実施
の形態のネットワーク型教育管理システム200の各装
置における、プレゼンページの表示例を示した図であ
る。
【0281】図26に示すように、図2に示す内部構成
を持つ親機である表示制御装置1は、図3に示す内部構
成を持つ複数の子機11,21,31、及び大画面表示
装置41と通信回線52を介して接続され、ネットワー
ク型教育管理システム200を形成している
【0282】図26(a)に示すように、表示制御装置
1は、表示装置4にプレゼンページp13を表示し、表
示制御装置1と通信接続された大画面表示装置41にプ
レゼンページp13を表示している。また、表示制御装
置1は、表示制御装置1と通信接続された複数の子機1
1,21,31には、子機11の表示装置14にプレゼ
ンページp14を表示し、子機21の表示装置24にプ
レゼンページp15を表示し、子機31の表示装置34
にプレゼンページp16を表示している。
【0283】そして、大画面表示装置41に子機の表示
内容を割り込み表示させる場合、表示制御装置1は、ユ
ーザによる入力装置3の指定キー3Cの操作によって大
画面表示装置41に割り込み表示させる子機を指定さ
せ、ユーザによって子機11が指定されると、表示制御
装置1は、指定された子機11に対して、当該子機11
の表示内容(プレゼンページp14)を大画面表示装置
41へ割込み表示させるための、割込み表示制御信号を
送信する。そして、子機11では、表示制御装置1から
送信された割込み表示制御信号を受信して、プレゼンペ
ージp14の表示データを大画面表示装置に送信する。
図29(b)に示すように、大画面表示装置41はプレ
ゼンページp14を割り込み表示する。
【0284】次に、図27を参照して、本第12の実施
の形態のネットワーク型教育管理システム200におけ
る割り込み表示に関する動作について詳細に説明する。
【0285】図27は、本第12の実施の形態のネット
ワーク型教育管理システム200における、表示制御装
置1の割り込み表示に関する動作を説明するフローチャ
ートである。
【0286】図27に示すフローチャートおいて、ステ
ップS201〜ステップS205の処理については、第
3の実施の形態におけるステップS41〜ステップS4
5の処理と同一であるため、説明を省略する。
【0287】ステップS201〜ステップS205の処
理によって、子機にプレゼンページを送信し、表示させ
た状態で、ステップS206において、ユーザによって
入力装置3から割り込み表示指令が入力されると、表示
制御装置1のCPU2は、大画面表示装置41に割り込
み表示する子機を指定キー3Cの操作によって選択させ
(ステップS207)、選択された子機11に表示され
たプレゼンページp14において割り込み表示させる範
囲を指定させる(ステップS208)。
【0288】更に、CPU2は、大画面表示装置41に
おいて割り込み表示させる表示位置を入力装置3の操作
によってユーザに指定させ(ステップS209)、ステ
ップS207で指定された子機に、前記指定された割込
み範囲を指定された割込み位置に割込み表示させるため
の割り込み表示制御信号を、通信装置8から送信する
(ステップS210)。
【0289】子機のCPU12は、前記割込み表示制御
信号を受信すると、ステップS208で指定された表示
範囲の表示データを、子機の通信装置から大画面表示装
置41に送信する。また大画面表示装置41では、前記
指定表示位置に子機から送信された表示データを、現在
表示されている表示内容に割り込ませて表示する(ステ
ップS211;図26(b)の41)。
【0290】次に、表示制御装置1のCPU2は、割り
込み表示を終了するか否かをユーザに確認し(ステップ
S212)、割り込み表示を終了しない場合(ステップ
S212;No)、ステップS207に戻り割り込み表
示を継続する。また、割り込み表示を終了する場合(ス
テップS212;Yes)、表示制御装置1のCPU2
は、大画面表示装置41の割り込み表示データをクリア
にして(ステップS213)、本割り込み表示処理を終
了する。
【0291】以上説明したように、本第12の実施の形
態のネットワーク型教育管理システム100における表
示制御装置1の割り込み表示に関する動作によれば、表
示制御装置1のCPU2は、大画面表示装置41に割り
込み表示させる子機をユーザによって指定させる。そし
て、表示制御装置1のCPU2は、指定された子機に対
し該プレゼンページの表示データを大画面表示装置41
に表示させるための割込み表示制御信号を送信し、子機
は、受信した割込み表示制御信号にしたがって大画面表
示装置41に前記表示データを送信する。また、大画面
表示装置41は子機から送信された表示データをを表示
中の表示内容に割り込ませて表示する。
【0292】したがって、子機からの大画面表示装置へ
の割り込み表示を表示制御装置1によって制御できるの
で、プレゼンを効率良く行うことができる。
【0293】なお、本第12の実施の形態の詳細な部分
については、上記実施の形態の内容に限定されるもので
はなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能
である。例えば、ユーザによって割り込み表示させる子
機として複数の子機を選択可能として、大画面表示装置
41に複数のプレゼンページを割り込み表示させてもよ
い。
【0294】[第13の実施の形態]図28〜図29を
参照して、本第13の実施の形態における表示制御装置
1、及び表示制御装置1をコンピュータ・ネットワーク
を利用して通信接続したネットワーク型教育管理システ
ム300について説明する。
【0295】先ず、本第13の実施の形態における表示
制御装置1及び子機11の要部構成は、上記第1の実施
の形態において図2及び図3に示したものとほぼ同一で
あるため、その図示及び構成説明を省略する。
【0296】次に、図28〜図29を参照して、本第1
3の実施の形態におけるネットワーク型教育管理システ
ム300について説明する。図28は、本第13の実施
の形態のネットワーク型教育管理システム300の各装
置における、プレゼンページの表示例を示す図である。
【0297】図28(a)に示すように、図2に示す内
部構成を持つ親機である表示制御装置1は、図3に示す
内部構成を持つ複数の子機11,21,31,…、及び
大画面表示装置41と通信接続され、ネットワーク型教
育管理システム300を形成している
【0298】そして、親機である表示制御装置1は、表
示制御装置1と通信接続された複数の子機11,21,
31,…に対して、座席位置確認用の信号を送信する。
該データを受信した各子機11,21,31,…は、表
示制御装置1に座席位置確認用の信号に対する応答信号
を返信する(図28(a)参照)。表示制御装置1は、
各子機から返信された応答信号を受信することによって
各子機11,21,31,…の座席位置を認識し、全子
機11,21,31,…の各座席位置を検出すると、図
28(b)に示すように、座席表t1を作成して、表示
制御装置1の表示装置4に表示する。
【0299】次に、図29を参照して、本第13の実施
の形態のネットワーク型教育管理システム300におけ
る座席表表示に関する動作について詳細に説明する。
【0300】図29は、本第13の実施の形態のネット
ワーク型教育管理システム300における、表示制御装
置1の座席表表示に関する動作を説明するフローチャー
トである。
【0301】図29に示すフローチャートおいて、ユー
ザによって入力装置3から座席表表示指令が入力される
と(ステップS221)、表示制御装置1のCPU2
は、座席位置確認信号を通信装置8から複数の子機1
1,21,31,…に送信し(ステップS222)、ネ
ットワーク型教育管理システムが無線通信か否かを判別
する(ステップS223)。
【0302】ステップS223において、ネットワーク
型教育管理システムが無線通信の場合(ステップS22
3;Yes)、表示制御装置1のCPU2は、各子機か
ら子機独自の番号(子機識別情報)と、子機の通信装置
から座席確認用信号の送信角度情報とを応答データとし
て、通信装置8により受信して(ステップS224)、
前記位置確認信号を受信した各子機の座席位置を認識す
る(ステップS226)。また、ネットワーク型教育管
理システムが無線通信でない場合(ステップS223;
No)、表示制御装置1のCPU2は、各子機から子機
独自の番号(子機識別情報)と、ケーブルの接続位置情
報を、前記位置確認信号に対する応答データとして通信
装置8により受信し(ステップS225)、ステップS
226に移行して、前記位置確認信号を受信した各子機
11,21,31,…の座席位置を認識する。
【0303】次に、CPU2は、表示制御装置1と通信
接続されている全子機11,21,31,…の各座席位
置を認識したか否かを判別し(ステップS227)、全
子機11,21,31,…の各座席位置を認識していな
い場合(ステップS227;No)、ステップS222
に戻り、再度全子機の座席位置の認識を行う。また、全
子機の座席位置を認識した場合(ステップS227;Y
es)、CPU2は、座席表t1を作成して(ステップ
S228)、作成した座席表t1を表示装置4に表示し
(ステップS229)、本座席表表示処理を終了する。
【0304】以上説明したように、本第13の実施の形
態のネットワーク型教育管理システムにおける表示制御
装置1の座席表表示に関する動作によれば、表示制御装
置1のCPU2は、座席表を作成する際に、座席位置確
認用のデータを、表示制御装置と通信接続された全子機
に送信し、各子機から返信される応答データを受信して
座席位置を認識する。そして、表示制御装置1のCPU
2は、全子機の座席位置を認識すると座席表t1を作成
して、表示装置4に表示する。
【0305】したがって、各子機を使用する生徒を把握
したい場合に、簡単に座席表を作成することができる。
【0306】なお、本第13の実施の形態の詳細な部分
については、上記実施の形態の内容に限定されるもので
はなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能
である。例えば、各子機から表示制御装置1に座席位置
確認用の返信データを送信する際に、氏名を記載するよ
うにして出欠の確認を可能にすると、出欠確認に要する
時間を短縮することができる。 [第14の実施の形態]図30〜図31を参照して、本
第14の実施の形態における表示制御装置1、及び表示
制御装置1をコンピュータ・ネットワークを利用して通
信接続したネットワーク型教育管理システム200につ
いて説明する。
【0307】先ず、本第14の実施の形態における表示
制御装置1及び子機11の要部構成は、上記第1の実施
の形態において図2及び図3に示したものとほぼ同一で
あるため、その図示及び構成説明を省略する。
【0308】次に、図30〜図31を参照して、本第1
4の実施の形態におけるネットワーク型教育管理システ
ム200について説明する。図30は、本第14の実施
の形態のネットワーク型教育管理システム200の各装
置における、プレゼンページの表示例を示す図である。
【0309】図30に示すように、図2に示す内部構成
を持つ親機である表示制御装置1は、図3に示す内部構
成を持つ複数の子機11,21,31、及び大画面表示
装置41と通信回線52を介して接続され、ネットワー
ク型教育管理システム200を形成している。
【0310】子機から親機である表示制御装置1にプレ
ゼンページをリクエストする場合、図30(a)に示す
ように、子機11の表示装置14において、子機のユー
ザである生徒によってリクエストするプレゼンページに
関する情報i1〜i3が入力され、子機11から表示制
御装置1に該情報のデータが送信されると、表示制御装
置1は、入力された該情報i1〜i3に対応したプレゼ
ンページp17の表示データをプレゼンページエリア5
aから読み出して子機11に送信する。ここで、リクエ
ストするプレゼンページに関する情報i1〜i3は、例
えば、日付、科目、分野名、レベル等である。そして、
子機11は該表示データを受信し、図13(b)に示す
ように、表示装置14にプレゼンページp17を表示す
る。
【0311】次に、図31を参照して、本第14の実施
の形態のネットワーク型教育管理システム200におけ
るプレゼンページリクエストに関する動作について詳細
に説明する。
【0312】図31は、本第14の実施の形態のネット
ワーク型教育管理システム200における、表示制御装
置1のプレゼンページリクエストに関する動作を説明す
るフローチャートである。
【0313】図31に示すフローチャートにおいて、子
機のユーザによって子機の入力装置3からプレゼンペー
ジリクエスト指令が入力されると(ステップS23
1)、子機のCPUは、親機にリクエストするプレゼン
ページの情報(プレゼンの日付、科目、分野名、レベル
等を含む)をユーザによって子機11の入力装置13か
ら入力させ(ステップS232)、子機11の通信装置
18から親機である表示制御装置1にリクエスト指令が
送信される(ステップS233)。
【0314】次に、親機である表示制御装置1のCPU
2は、子機11で入力された情報に対応するプレゼンペ
ージp17をRAM5のプレゼンページエリア5bから
読み出し、表示装置8から子機11に送信し、表示装置
14に表示する(ステップS234)。
【0315】そして、子機11のCPU12は、子機1
1のユーザにプレゼンページのリクエストを終了するか
否かを確認し(ステップS235)、プレゼンページの
リクエストを終了しない場合(ステップS235;N
o)、ステップS232に戻り、プレゼンページのリク
エストを継続する。また、プレゼンページのリクエスト
を終了する場合(ステップS235;Yes)、本プレ
ゼンページリクエスト処理を終了する。
【0316】以上説明したように、本第14の実施の形
態のネットワーク型教育管理システム200における表
示制御装置1のプレゼンページリクエストに関する動作
によれば、リクエストするプレゼンページp17に関す
る情報i1〜i3が子機11のユーザによって入力され
表示制御装置1に送信されると、表示制御装置1のCP
U2は、この情報i1〜i3に対応するプレゼンページ
を検索して、子機11にプレゼンページp17の表示デ
ータを送信する。そして、子機11は、該表示データを
受信して、表示装置14にプレゼンページp17を表示
する。
【0317】したがって、疑問点を有するプレゼン資
料、或は過去に行われたプレゼン資料をページ単位で親
機から簡単にダウンロードすることができる。また、教
師がいない場合でも、生徒はプレゼン資料をダウンロー
ド可能であるので、生徒の自主学習に役立てることがで
きる。
【0318】なお、本第14の実施の形態の詳細な部分
については、上記実施の形態の内容に限定されるもので
はなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能
である。例えば、表示制御装置1にプレゼンページのリ
クエストがあった場合に、リクエストの履歴を表示制御
装置1に保存することによって、生徒が理解していない
内容、または復習した内容を教師が把握することができ
る。
【0319】
【発明の効果】請求項1、12、及び16記載の発明に
よれば、表示制御装置のユーザは、表示装置に一覧表示
された表示ページの中から、表示端末に表示させたい表
示ページを選択するという簡単な操作だけで、各表示端
末に所望の表示ページを表示できる。
【0320】請求項2記載の発明によれば、表示制御装
置のユーザは表示ページを送信する表示端末を指定し、
表示ページを選択するという簡易な操作だけで、指定し
た表示端末に選択した表示ページを表示させることがで
きるため、プレゼンを効率良く進行することができる。
【0321】請求項3記載の発明によれば、表示制御装
置のユーザは、表示制御装置に表示した表示ページにお
いて表示端末に非表示させたい内容がある場合、表示禁
止内容を指定するという簡単な作業によって、表示禁止
内容を非表示にすることができる。
【0322】請求項4記載の発明によれば、表示制御装
置のユーザは、表示端末において表示ページとフローチ
ャートを同時に表示させることができるため、表示端末
のユーザにプレゼンテーションの進行を認識させること
ができる。また、表示されたフローチャートにおいて、
進行中のステップの表示形式を変更することによって、
例えば、表示端末のユーザである生徒に、数学の問題の
解法ステップを容易に理解させることができる。
【0323】請求項5記載の発明によれば、所定時刻に
なると表示端末のユーザに確実に表示ページを表示する
ことができるため、特に、表示制御装置のユーザからの
伝達事項がある場合には便利である。また、所定時間に
なると、表示端末の授業の準備をさせることができるた
め、表示制御装置のユーザは、スムーズにプレゼンを開
始することができる。
【0324】請求項6記載の発明によれば、表示ページ
の変更内容が少なく表示させる回数が多い場合、例え
ば、係数の違う方程式等を繰り返し演習で出題する場合
等には、表示ページの表示変更に要する時間が短縮する
ことができるため、表示制御装置のユーザは、プレゼン
を効率良く進行することができる。
【0325】請求項7記載の発明によれば、表示制御装
置のユーザは、複数の表示ページを構成する部分を組み
合わせることによって、簡単に新規表示ページを作成す
ることができるため、表示制御装置のユーザは、円滑な
プレゼンテーションを妨げることなく新規表示ページを
作成することができる。
【0326】請求項8記載の発明によれば、リプレイ表
示手段は表示順に表示ページを一覧表示するため、表示
制御装置のユーザは、プレゼンの進行状況を容易に把握
することができる。また、表示した表示ページを短時間
で再表示することができるため、プレゼンを効率良く進
行することができる。
【0327】請求項9、13、及び17記載の発明によ
れば、表示制御装置のユーザは、簡単に複数の表示端末
間の割込み表示を制御することができるため、多様な表
示をさせながらプレゼン行うことができる。
【0328】請求項10、14、及び18記載の発明に
よれば、簡単に座席表を作成、表示することができるた
め、表示制御装置のユーザが、子機の位置を容易に把握
することができる。また、表示制御装置は、子機からの
応答信号によって座席表を作成するため、表示制御装置
のユーザは、子機のユーザの出席確認を行うことができ
る。
【0329】請求項11、15、及び19記載の発明に
よれば、子機のユーザは、リクエスト情報の入力によ
り、表示制御装置から簡単に表示ページを受信すること
ができる。また、表示制御装置のユーザが不在であって
も、表示ページの受信は可能であるので、子機のユーザ
による自主学習に役立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のネットワーク型教育管理シ
ステム100の各装置における、プレゼンページの表示
例を示した図である。
【図2】本発明を適用した表示制御装置1の内部構成を
示すブロック図である。
【図3】本発明を適用したネットワーク型教育管理シス
テムにおける子機11の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図4】第1の実施の形態のネットワーク型教育管理シ
ステム100における、表示制御装置1の子機の表示変
更に関する動作を説明するフローチャートである。
【図5】第2の実施の形態のネットワーク型教育管理シ
ステム100の各装置における、プレゼンページの表示
例を示した図である。
【図6】第2の実施の形態のネットワーク型教育管理シ
ステム100における、表示制御装置1の指定子機の表
示変更に関する動作を説明するフローチャートである。
【図7】第3の実施の形態のネットワーク型教育管理シ
ステム200の各装置における、プレゼンページの表示
例を示した図である。
【図8】第3の実施の形態のネットワーク型教育管理シ
ステム200における、表示制御装置1の大画面表示装
置の表示変更に関する動作を説明するフローチャートで
ある。
【図9】第4の実施の形態のネットワーク型教育管理シ
ステム200の各装置における、プレゼンページの表示
例を示した図である。
【図10】第4の実施の形態のネットワーク型教育管理
システム200における、表示制御装置1のフローチャ
ート表示に関する動作を説明するフローチャートであ
る。
【図11】第5の実施の形態のネットワーク型教育管理
システム100の各装置における、プレゼンページの表
示例1を示した図である。
【図12】第5の実施の形態のネットワーク型教育管理
システム100の各装置における、プレゼンページの表
示例2を示した図である。
【図13】第5の実施の形態のネットワーク型教育管理
システム100における、表示制御装置1のブラインド
処理に関する動作を説明するフローチャートである。
【図14】第6の実施の形態のネットワーク型教育管理
システム200の各装置における、プレゼンページの表
示例を示した図である。
【図15】第6の実施の形態のネットワーク型教育管理
システム200における、表示制御装置1のチェックボ
ックスの表示に関する動作を説明するフローチャートで
ある。
【図16】第7の実施の形態のネットワーク型教育管理
システム100の各装置における、プレゼンページの表
示例を示した図である。
【図17】第7の実施の形態のネットワーク型教育管理
システム100における、表示制御装置1のプレゼンペ
ージの保存に関する動作を説明するフローチャートであ
る。
【図18】第8の実施の形態のネットワーク型教育管理
システム200の各装置における、プレゼンページの表
示例を示した図である。
【図19】第8の実施の形態のネットワーク型教育管理
システム200における、表示制御装置1の時間割表示
に関する動作を説明するフローチャートである。
【図20】本第9の実施の形態のネットワーク型教育管
理システム100の各装置における、プレゼンページの
表示例を示した図である。
【図21】第9の実施の形態のネットワーク型教育管理
システム100における、表示制御装置1の問題変更に
関する動作を説明するフローチャートである。
【図22】第10の実施の形態のネットワーク型教育管
理システム100の各装置における、プレゼンページの
表示例を示した図である。
【図23】第10の実施の形態のネットワーク型教育管
理システム100における、表示制御装置1の新規プレ
ゼンページ作成に関する動作を説明するフローチャート
である。
【図24】第11の実施の形態のネットワーク型教育管
理システム100の各装置における、プレゼンページの
表示例を示した図である。
【図25】第11の実施の形態のネットワーク型教育管
理システム100における、表示制御装置1のリプレイ
エリア表示に関する動作を説明するフローチャートであ
る。
【図26】第12の実施の形態のネットワーク型教育管
理システム200の各装置における、プレゼンページの
表示例を示した図である。
【図27】第12の実施の形態のネットワーク型教育管
理システム200における、表示制御装置1の割り込み
表示に関する動作を説明するフローチャートである。
【図28】第13の実施の形態のネットワーク型教育管
理システム300の各装置における、プレゼンページの
表示例を示す図である。
【図29】第13の実施の形態のネットワーク型教育管
理システム300における、表示制御装置1の座席表表
示に関する動作を説明するフローチャートである
【図30】第14の実施の形態のネットワーク型教育管
理システム200の各装置における、プレゼンページの
表示例を示す図である。
【図31】第14の実施の形態のネットワーク型教育管
理システム200における、表示制御装置1のプレゼン
ページリクエストに関する動作を説明するフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 表示制御装置 2 CPU 3 入力装置 3a マウス 3b プレゼンモードキー 3c 指定キー 4 表示装置 4a リプレイエリア 5 RAM 5a ワークメモリエリア 5b プレゼンページエリア 5c 時間割情報エリア 5d リプレイメモリ 5e 子機識別情報エリア 5f フローチャートエリア 5g コメントエリア 6 記憶装置 7 記憶媒体 7a アプリケーション 8 通信装置 9 バス 11 子機 12 CPU 13 入力装置 14 表示装置 15 RAM 15a ワークメモリエリア 15b 表示データメモリエリア 16 記憶装置 17 記憶媒体 18 通信装置 19 バス 21 子機 24 表示装置 31 子機 34 表示装置 41 大画面表示装置 51 通信回線 52 通信回線 100 ネットワーク型教育管理システム 200 ネットワーク型教育管理システム 300 ネットワーク型教育管理システム A〜Z プレゼンページ a1 解 b1 ブラインド枠 c1〜c3 カーソル ck1 時計 cm1,cm2 コメント cb1,cb2 チェックボックス e1〜e10 方程式 f1〜f4 フレーム fc1 フローチャート g1 グラフ m1 時間割情報ページ n1 数値 i1〜i3 情報 o1〜o7 オブジェクト p1〜p17 プレゼンページ p8a〜p8b 問題表示エリア p8c〜p8d 文字エリア sp1〜sp6 ステップ t1 座席表
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 7/00 G06F 15/20 102 Fターム(参考) 2C028 AA07 AA12 BA01 BA02 BB04 BC01 BC04 BC05 BD02 CA12 DA04 5B049 BB22 CC03 CC31 DD01 EE07 FF03 FF04 FF07 GG03 GG04 GG07 5C082 AA05 AA34 BB01 CB01 CB06 DA87 MM05 MM09 MM10 5E501 AA13 AC14 AC25 EA05 EB05 FA14 FA23 9A001 BB01 BB03 BB04 CC04 CC05 CC07 CC08 EE05 HH31 JJ25 JJ74 KK09 KK31 KK37

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の表示端末に通信接続された表示制御
    装置であって、 複数の表示ページを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている複数の表示ページを一覧
    表示する表示手段と、 この表示手段に一覧表示された表示ページの中から、前
    記表示端末に表示させる表示ページを選択する表示ペー
    ジ選択手段と、 この表示ページ選択手段により選択された表示ページを
    前記複数の表示端末にそれぞれ送信する送信手段と、 この送信手段により送信された表示ページを前記複数の
    表示端末に表示させる表示制御手段と、 を備えていることを特徴とする表示制御装置。
  2. 【請求項2】前記複数の表示端末の中から少なくとも一
    つの表示端末を選択する表示端末選択手段を更に備え、 前記送信手段は、前記表示端末選択手段により選択され
    た表示端末に、前記表示ページ選択手段により選択され
    る表示ページを送信することを特徴とする請求項1記載
    の表示制御装置。
  3. 【請求項3】前記表示ページ選択手段により選択された
    表示ページの表示内容のうち、表示禁止内容を指定する
    表示禁止内容指定手段を更に備え、 前記送信手段は、前記表示禁止内容指定手段によって指
    定された表示禁止内容以外の表示ページを前記複数の表
    示端末にそれぞれ送信することを特徴とする請求項1記
    載の表示制御装置。
  4. 【請求項4】プレゼンテーションの進行を示すフローチ
    ャートを記憶するフローチャート記憶手段を更に備え、 前記送信手段は、前記フローチャート記憶手段に記憶さ
    れているフローチャートを、前記表示ページ選択手段に
    よって選択された表示ページとともに送信し、 前記表示制御手段は、この送信手段により送信された表
    示ページ及びフローチャートを前記複数の表示端末にそ
    れぞれ表示させるとともに、当該フローチャートに含ま
    れるステップのうち、現在進行中のステップの表示形式
    を変更して表示させることを特徴とする請求項1記載の
    表示制御装置。
  5. 【請求項5】前記記憶手段に記憶されている表示ページ
    の表示開始時刻が設定されている時間割情報を記憶する
    時間割情報記憶手段と、 現在時刻を計時する計時手段と、 を更に備え、 前記送信手段は、前記計時手段によって所定の時刻を計
    時すると、前記時間割情報記憶手段に記憶されている時
    間割情報に基づいて、前記時刻に対応する表示ページを
    前記表示端末にそれぞれ送信することを特徴とする請求
    項1記載の表示制御装置。
  6. 【請求項6】前記記憶手段に記憶されている表示ページ
    に含まれる部分を変更する部分変更手段を更に備え、 前記送信手段は、この部分変更手段によって変更された
    部分の変更内容を前記表示端末に送信し、 前記表示制御手段は、複数の表示端末に表示されている
    表示ページに、この送信手段によって送信された前記部
    分の変更内容を反映して表示させることを特徴とする請
    求項1記載の表示制御装置。
  7. 【請求項7】前記記憶手段に記憶されている複数の表示
    ページに含まれる部分を組み合わせて新規表示ページを
    作成する新規表示ページ作成手段を更に備え、 前記送信手段は、この新規表示ページ作成手段によって
    作成された新規ページを前記表示端末に送信し、 前記表示制御手段は、複数の表示端末にそれぞれ表示さ
    れている表示ページに代えて、この送信手段によって送
    信された新規表示ページを表示させることを特徴とする
    請求項1記載の表示制御装置。
  8. 【請求項8】前記表示制御手段によって複数の表示端末
    に表示させた表示ページ、前記新規表示ページ、及び部
    分の変更内容が反映された表示ページを、その表示順と
    対応付けて記憶するリプレイ記憶手段と、 このリプレイ記憶手段に記憶された表示ページを前記表
    示順にしたがって一覧表示するリプレイ表示手段と、 を更に備え、 前記表示ページ選択手段は、このリプレイ表示手段に一
    覧表示されている表示ページの中から、前記表示端末に
    再表示させる表示ページを選択することを特徴とする請
    求項1、6、または7に記載の表示制御装置。
  9. 【請求項9】複数の表示端末に通信接続された表示制御
    装置であって、 他の表示端末に割込み表示させる表示端末を指定する指
    定手段と、 前記指定手段により指定された表示端末に表示されてい
    る表示データを、他の表示端末に割込み表示させるため
    の割込み表示制御信号を前記表示端末に送信する送信手
    段と、 を備えることを特徴とする表示制御装置。
  10. 【請求項10】複数の子機に通信接続された表示制御装
    置であって、 前記子機に対して、それぞれ座席確認用信号を送信する
    送信手段と、 この送信手段によって送信された座席確認用信号に対す
    る各子機からの応答信号を受信する受信手段と、 この受信手段によって受信した応答信号に基づいて、各
    子機の位置を検出する位置検出手段と、 この位置検出手段によって検出される各子機の位置に基
    づいて座席表を作成する座席表作成手段と、 この座席表作成手段によって作成された座席表を表示す
    る座席表表示手段と、 を備えたことを特徴とする表示制御装置。
  11. 【請求項11】複数の子機に通信接続された表示制御装
    置であって、 プレゼンテーションに使用される表示データを、表示ペ
    ージ単位に記憶する記憶手段と、 前記子機から送信される、表示ページのリクエスト情報
    を受信する受信手段と、 この受信手段により受信したリクエスト情報にしたがっ
    て、前記記憶手段に記憶されている表示ページを前記子
    機に送信する送信手段と、 を備えたことを特徴とする表示制御装置。
  12. 【請求項12】表示制御装置と複数の表示端末とを通信
    接続したネットワーク型教育管理システムにおいて、 前記表示制御装置は、 複数の表示ページを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている複数の表示ページを一覧
    表示する表示手段と、 この表示手段に一覧表示された表示ページの中から、前
    記表示端末に表示させる表示ページを選択する表示ペー
    ジ選択手段と、 この表示ページ選択手段により選択された表示ページを
    前記複数の表示端末にそれぞれ送信する送信手段と、 この送信手段により送信された表示ページを前記複数の
    表示端末に表示させる表示制御手段と、 を備え、 前記表示端末は、 前記表示制御装置の送信手段によりそれぞれ送信された
    表示ページを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した表示ページを表示する表示
    手段と、 を備えていることを特徴とするネットワーク型教育管理
    システム。
  13. 【請求項13】表示制御装置と複数の表示端末とを通信
    接続したネットワーク型教育管理システムにおいて、 前記表示制御装置は、 他の表示端末に割込み表示させる表示端末を指定する指
    定手段と、 前記指定手段により指定された表示端末に表示されてい
    る表示データを前記他の表示端末に割込み表示させるた
    めの割込み表示制御信号を、前記指定手段により指定さ
    れた表示端末に送信する送信手段と、 を備え、 前記表示端末は、 前記表示制御装置の送信手段から送信される割込み表示
    制御信号を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した割込み表示制御信号に基づ
    いて、表示している表示データを前記他の表示端末に送
    信して、割込み表示させる送信手段と、 を備えていることを特徴とするネットワーク型教育管理
    システム。
  14. 【請求項14】表示制御装置と複数の子機とを通信接続
    したネットワーク型教育管理システムにおいて、 前記表示制御装置は、 前記子機に対して、それぞれ座席確認用信号を送信する
    送信手段と、 この送信手段によって送信された座席確認用信号に対す
    る各子機からの応答信号を受信する受信手段と、 この受信手段によって受信した応答信号に基づいて、各
    子機の位置を検出する位置検出手段と、 この位置検出手段によって検出される各子機の位置に基
    づいて座席表を作成する座席表作成手段と、 この座席表作成手段によって作成された座席表を表示す
    る座席表表示手段と、 を備え、 前記子機は、 前記表示制御装置の送信手段により送信された座席確認
    用信号を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した座席確認用信号に対する応
    答信号を、前記表示制御装置に対して送信する送信手段
    と、 を備えたことを特徴とするネットワーク型教育管理シス
    テム。
  15. 【請求項15】表示制御装置と複数の子機とを通信接続
    したネットワーク型教育管理システムにおいて、 前記表示制御装置は、 プレゼンテーションに使用される表示データを、表示ペ
    ージ単位に記憶する記憶手段と、 前記子機から送信される、表示ページのリクエスト情報
    を受信する受信手段と、 この受信手段により受信したリクエスト情報にしたがっ
    て、前記記憶手段に記憶されている表示ページを前記子
    機に送信する送信手段と、 を備え、 前記子機は、 前記表示制御装置に対して、表示ページのリクエスト情
    報を送信する送信手段と、 前記表示制御装置の送信手段より送信される表示ページ
    を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した表示ページを表示する表示
    手段と、 を備えたことを特徴とするネットワーク型教育管理シス
    テム。
  16. 【請求項16】複数の表示端末に通信接続された表示制
    御装置におけるコンピュータが実行可能なプログラムを
    格納した記憶媒体であって、 複数の表示ページを記憶するためのコンピュータが実行
    可能なプログラムコードと、 前記複数の表示ページを一覧表示するためのコンピュー
    タが実行可能なプログラムコードと、 前記一覧表示された表示ページの中から、前記表示端末
    に表示させる表示ページを選択するためのコンピュータ
    が実行可能なプログラムコードと、 前記選択された表示ページを前記複数の表示端末にそれ
    ぞれ送信するためのコンピュータが実行可能なプログラ
    ムコードと、 前記送信された表示ページを前記複数の表示端末に表示
    させるためのコンピュータが実行可能なプログラムコー
    ドと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  17. 【請求項17】複数の表示端末に通信接続された表示制
    御装置におけるコンピュータが実行可能なプログラムを
    格納した記憶媒体であって、 他の表示端末に割込み表示させる表示端末を指定するた
    めのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 前記指定された表示端末に表示されている表示データを
    前記他の表示端末に割込み表示させるための割込み表示
    制御信号を、前記指定された表示端末に送信するための
    コンピュータが実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  18. 【請求項18】複数の子機に通信接続された表示制御装
    置におけるコンピュータが実行可能なプログラムを格納
    した記憶媒体であって、 前記子機に対して、それぞれ座席確認用信号を送信する
    ためのコンピュータが実行可能なプログラムコードと、 この送信手段によって送信された座席確認用信号に対す
    る各子機からの応答信号を受信するためのコンピュータ
    が実行可能なプログラムコードと、 この受信手段によって受信した応答信号に基づいて、各
    子機の位置を検出するためのコンピュータが実行可能な
    プログラムコードと、 この位置検出手段によって検出される各子機の位置に基
    づいて座席表を作成するためのコンピュータが実行可能
    なプログラムコードと、 この座席表作成手段によって作成された座席表を表示す
    るためのコンピュータが実行可能なプログラムコード
    と、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  19. 【請求項19】複数の子機に通信接続された単一の表示
    制御装置におけるコンピュータが実行可能なプログラム
    を格納した記憶媒体であって、 プレゼンテーションに使用される表示データを、表示ペ
    ージ単位に記憶するためのコンピュータが実行可能なプ
    ログラムコードと、 前記子機から送信される、表示ページのリクエスト情報
    を受信するためのコンピュータが実行可能なプログラム
    コードと、 前記受信したリクエスト情報にしたがって、前記記憶さ
    れている表示ページを前記子機に送信するためのコンピ
    ュータが実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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