JP2001100341A - 画像読取方法および装置 - Google Patents
画像読取方法および装置Info
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- JP2001100341A JP2001100341A JP27968699A JP27968699A JP2001100341A JP 2001100341 A JP2001100341 A JP 2001100341A JP 27968699 A JP27968699 A JP 27968699A JP 27968699 A JP27968699 A JP 27968699A JP 2001100341 A JP2001100341 A JP 2001100341A
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- JP
- Japan
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- stimulable phosphor
- phosphor sheet
- excitation light
- light
- light sources
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 蓄積性蛍光体シートから放射線画像を読み取
る画像読取方法および装置において、S/N比を高める
ようにする。 【解決手段】 互いに異なる波長領域を持った複数の励
起光源11、12、13の中から2つ以上の光源をコン
トローラ60によって選択し、これらの光源から射出さ
れた複数の励起光Leを、放射線画像が蓄積された蓄積
性蛍光体シート20上に同時に2次元状に走査し、この
走査によって蓄積性蛍光体シート20から発生した輝尽
発光光Khを検出器31によって検出する。
る画像読取方法および装置において、S/N比を高める
ようにする。 【解決手段】 互いに異なる波長領域を持った複数の励
起光源11、12、13の中から2つ以上の光源をコン
トローラ60によって選択し、これらの光源から射出さ
れた複数の励起光Leを、放射線画像が蓄積された蓄積
性蛍光体シート20上に同時に2次元状に走査し、この
走査によって蓄積性蛍光体シート20から発生した輝尽
発光光Khを検出器31によって検出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像読取方法および
装置に関し、詳細には蓄積性蛍光体から発生する輝尽発
光光を読み取る画像読取方法および装置に関するもので
ある。
装置に関し、詳細には蓄積性蛍光体から発生する輝尽発
光光を読み取る画像読取方法および装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】放射線を照射するとこの放射線エネルギ
ーの一部を蓄積し、その後可視光やレーザ光等の励起光
を照射すると、この蓄積された放射線エネルギーに応じ
た輝尽発光光を発生する蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)
を利用した装置が知られている。例えば、この蓄積性蛍
光体を積層してなるシート状の蓄積性蛍光体シートに被
検物の放射線画像を一旦蓄積記録し、その後この蓄積性
蛍光体シートに励起光を2次元状に走査してシートの各
位置から順次輝尽発光光を生じせしめ、これらの輝尽発
光光を光電的に順次検出し、蓄積性蛍光体シートに記録
されている放射線画像を担持する画像信号を得、この画
像信号を診断等に供する可視像としてフィルムに出力し
たり、CRT等に表示する装置が実用に供されている。
ーの一部を蓄積し、その後可視光やレーザ光等の励起光
を照射すると、この蓄積された放射線エネルギーに応じ
た輝尽発光光を発生する蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)
を利用した装置が知られている。例えば、この蓄積性蛍
光体を積層してなるシート状の蓄積性蛍光体シートに被
検物の放射線画像を一旦蓄積記録し、その後この蓄積性
蛍光体シートに励起光を2次元状に走査してシートの各
位置から順次輝尽発光光を生じせしめ、これらの輝尽発
光光を光電的に順次検出し、蓄積性蛍光体シートに記録
されている放射線画像を担持する画像信号を得、この画
像信号を診断等に供する可視像としてフィルムに出力し
たり、CRT等に表示する装置が実用に供されている。
【0003】また、上記蓄積性蛍光体シートと、励起光
の照射により蛍光を発生する蛍光試薬で標識された生体
物質が分布された担体とを交換して走査台に載置するこ
とができるようにし、蓄積性蛍光体シートから発生する
輝尽発光光と、担体から発生する蛍光とのいずれをも検
出して画像情報を得る兼用装置も実用に供されている。
の照射により蛍光を発生する蛍光試薬で標識された生体
物質が分布された担体とを交換して走査台に載置するこ
とができるようにし、蓄積性蛍光体シートから発生する
輝尽発光光と、担体から発生する蛍光とのいずれをも検
出して画像情報を得る兼用装置も実用に供されている。
【0004】この兼用装置では、互いに異なる波長領域
を持った複数の励起光を使用し、担体から画像情報を読
み取る場合には、複数の励起光源の中から蛍光試薬の種
類に応じて励起光源を選択し、この選択された励起光源
から射出された励起光を担体に照射することにより担体
から発生した蛍光を検出して画像情報を得、蓄積性蛍光
体シートから放射線画像を読み取る場合には、複数の励
起光源の中から蓄積性蛍光体シートを励起するのに適し
た1つの励起光源を選択し、この1つの励起光源から射
出された励起光を蓄積性蛍光体シートに照射することに
より蓄積性蛍光体シートから発生した輝尽発光光を検出
して放射線画像を得ている。
を持った複数の励起光を使用し、担体から画像情報を読
み取る場合には、複数の励起光源の中から蛍光試薬の種
類に応じて励起光源を選択し、この選択された励起光源
から射出された励起光を担体に照射することにより担体
から発生した蛍光を検出して画像情報を得、蓄積性蛍光
体シートから放射線画像を読み取る場合には、複数の励
起光源の中から蓄積性蛍光体シートを励起するのに適し
た1つの励起光源を選択し、この1つの励起光源から射
出された励起光を蓄積性蛍光体シートに照射することに
より蓄積性蛍光体シートから発生した輝尽発光光を検出
して放射線画像を得ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、励起光
の照射により蓄積性蛍光体シートから発生する輝尽発光
光は非常に微弱であり、検出された画像信号に光学的あ
るいは電気的ノイズ等が混入し、S/N比が低下して蓄
積性蛍光体シートに記録された放射線画像を正確に読み
取ることができないことがある。
の照射により蓄積性蛍光体シートから発生する輝尽発光
光は非常に微弱であり、検出された画像信号に光学的あ
るいは電気的ノイズ等が混入し、S/N比が低下して蓄
積性蛍光体シートに記録された放射線画像を正確に読み
取ることができないことがある。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、蓄積性蛍光体シートから発生する輝尽発光光の
光量を増し、蓄積性蛍光体シートに記録されている放射
線画像を高いS/N比で読み取ることができる画像読取
方法および装置を提供することを目的とするものであ
る。
であり、蓄積性蛍光体シートから発生する輝尽発光光の
光量を増し、蓄積性蛍光体シートに記録されている放射
線画像を高いS/N比で読み取ることができる画像読取
方法および装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の画像読取方法
は、互いに異なる波長領域を持った複数の励起光を、放
射線画像が蓄積された蓄積性蛍光体シートに同時に2次
元状に走査し、この走査により蓄積性蛍光体シートから
発生した輝尽発光光を検出することにより放射線画像を
読み取ることを特徴とするものである。
は、互いに異なる波長領域を持った複数の励起光を、放
射線画像が蓄積された蓄積性蛍光体シートに同時に2次
元状に走査し、この走査により蓄積性蛍光体シートから
発生した輝尽発光光を検出することにより放射線画像を
読み取ることを特徴とするものである。
【0008】本発明の画像読取装置は、互いに異なる波
長領域を持った複数の励起光源と、これらの複数の励起
光源の中から2つ以上の光源を選択する選択手段と、こ
の選択手段によって選択された2つ以上の光源から射出
された励起光を放射線画像が蓄積された蓄積性蛍光体シ
ートに同時に2次元状に走査する走査手段と、この走査
により蓄積性蛍光体シートから発生した輝尽発光光を検
出する検出手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
長領域を持った複数の励起光源と、これらの複数の励起
光源の中から2つ以上の光源を選択する選択手段と、こ
の選択手段によって選択された2つ以上の光源から射出
された励起光を放射線画像が蓄積された蓄積性蛍光体シ
ートに同時に2次元状に走査する走査手段と、この走査
により蓄積性蛍光体シートから発生した輝尽発光光を検
出する検出手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0009】本発明の画像読取装置は、互いに異なる波
長領域を持った複数の励起光源と、これらの複数の励起
光源の中から1つ以上の光源を選択する選択手段と、こ
の選択手段によって選択された光源から射出された励起
光を、いずれか一方が選択的に走査台に載置された放射
線画像の蓄積された蓄積性蛍光体シートまたは蛍光試薬
で標識された生体物質が分布されている担体に2次元状
に走査する走査手段と、この走査により前記蓄積性蛍光
体シートから発生した輝尽発光光または担体から発生し
た蛍光を検出する検出手段とを備えた画像読取装置にお
いて、走査台に蓄積性蛍光体シートが載置されたとき、
選択手段が複数の励起光源から2つ以上の光源を選択可
能にし、走査手段がこれらの2つ以上の光源から射出さ
れた励起光を同時に蓄積性蛍光体シートに走査すること
を特徴とするものである。
長領域を持った複数の励起光源と、これらの複数の励起
光源の中から1つ以上の光源を選択する選択手段と、こ
の選択手段によって選択された光源から射出された励起
光を、いずれか一方が選択的に走査台に載置された放射
線画像の蓄積された蓄積性蛍光体シートまたは蛍光試薬
で標識された生体物質が分布されている担体に2次元状
に走査する走査手段と、この走査により前記蓄積性蛍光
体シートから発生した輝尽発光光または担体から発生し
た蛍光を検出する検出手段とを備えた画像読取装置にお
いて、走査台に蓄積性蛍光体シートが載置されたとき、
選択手段が複数の励起光源から2つ以上の光源を選択可
能にし、走査手段がこれらの2つ以上の光源から射出さ
れた励起光を同時に蓄積性蛍光体シートに走査すること
を特徴とするものである。
【0010】ここで、互いに異なる波長領域を持った複
数の励起光とは、そのうちの1つは蓄積性蛍光体シート
から効率良く輝尽発光光を発生させることができる波長
領域の励起光であり、他の励起光は蓄積性蛍光体シート
から多少なりとも輝尽発光光を発生させることができる
波長領域の励起光である。
数の励起光とは、そのうちの1つは蓄積性蛍光体シート
から効率良く輝尽発光光を発生させることができる波長
領域の励起光であり、他の励起光は蓄積性蛍光体シート
から多少なりとも輝尽発光光を発生させることができる
波長領域の励起光である。
【0011】
【発明の効果】本発明の装置および方法によれば、互い
に異なる波長領域を持った複数の励起光を、放射線画像
が蓄積された蓄積性蛍光体シートに同時に2次元状に走
査することにより、蓄積性蛍光体シートから効率良く輝
尽発光光を発生させることができる波長領域の励起光に
加えて、この波長領域の励起光ほどには効率良く輝尽発
光光を発生させることはできないものの、ある程度の輝
尽発光光を発生させることができる波長領域の励起光を
同時に蓄積性蛍光体シートに照射することができるの
で、1つの励起光で蓄積性蛍光体シートを照射した場合
より輝尽発光光の発光光量を増大させることができ、そ
の結果、検出される光の中に含まれるノイズの割合が相
対的に少なくなり、蓄積性蛍光体シートに記録されてい
る放射線画像をより高いS/N比で読み取ることができ
る。
に異なる波長領域を持った複数の励起光を、放射線画像
が蓄積された蓄積性蛍光体シートに同時に2次元状に走
査することにより、蓄積性蛍光体シートから効率良く輝
尽発光光を発生させることができる波長領域の励起光に
加えて、この波長領域の励起光ほどには効率良く輝尽発
光光を発生させることはできないものの、ある程度の輝
尽発光光を発生させることができる波長領域の励起光を
同時に蓄積性蛍光体シートに照射することができるの
で、1つの励起光で蓄積性蛍光体シートを照射した場合
より輝尽発光光の発光光量を増大させることができ、そ
の結果、検出される光の中に含まれるノイズの割合が相
対的に少なくなり、蓄積性蛍光体シートに記録されてい
る放射線画像をより高いS/N比で読み取ることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について図面を用いて説明する。
態について図面を用いて説明する。
【0013】図1は、本発明の実施の形態の画像読取方
法および装置を適用した画像読取装置の構成を示す概略
図である。画像読取装置800は、レーザ光源から射出
された励起光を、放射線画像を蓄積した蓄積性蛍光体シ
ート20または蛍光試薬で標識された生体物質が分布さ
れている担体26に照射する光学系100、蓄積性蛍光
体シート20または担体26を移送する記録媒体搬送部
200、蓄積性蛍光体シート20または担体26への励
起光の照射により発生した輝尽発光光または蛍光を検出
する検出部300、および検出部300で検出された信
号を処理する信号処理部400からなる主要部から構成
されている。
法および装置を適用した画像読取装置の構成を示す概略
図である。画像読取装置800は、レーザ光源から射出
された励起光を、放射線画像を蓄積した蓄積性蛍光体シ
ート20または蛍光試薬で標識された生体物質が分布さ
れている担体26に照射する光学系100、蓄積性蛍光
体シート20または担体26を移送する記録媒体搬送部
200、蓄積性蛍光体シート20または担体26への励
起光の照射により発生した輝尽発光光または蛍光を検出
する検出部300、および検出部300で検出された信
号を処理する信号処理部400からなる主要部から構成
されている。
【0014】光学系100には、633nmの波長の励
起光を射出する第1のレーザ光源11、532nmの波
長の励起光を射出する第2のレーザ光源12および47
3nmの波長の励起光を射出する第3のレーザ光源13
が備えられ、第1のレーザ光源11にはHe−Neレー
ザ、第2のレーザ光源12および第3のレーザ光源13
には第2高調波の生成によって発振するSHGレーザが
用いられている。
起光を射出する第1のレーザ光源11、532nmの波
長の励起光を射出する第2のレーザ光源12および47
3nmの波長の励起光を射出する第3のレーザ光源13
が備えられ、第1のレーザ光源11にはHe−Neレー
ザ、第2のレーザ光源12および第3のレーザ光源13
には第2高調波の生成によって発振するSHGレーザが
用いられている。
【0015】第1のレーザ光源11から射出される励起
光Le1の光路には、633nmの波長の光を透過し、
532nmの波長の光を反射する第1のダイクロイック
ミラー14および532nm以上の波長の光を透過し4
73nmの波長の光を反射する第2のダイクロイックミ
ラー15が配設されており、第1のレーザ光源11から
射出された励起光Le1は第1のダイクロイックミラー
14および第2のダイクロイックミラー15を透過し、
第2のレーザ光源12から射出された励起光Le2は第
1のダイクロイックミラー14によって直角に反射され
第2のダイクロイックミラー15を透過し、第3のレー
ザ光源13から射出された励起光Le3は第2のダイク
ロイックミラー15によって直角に反射される。そして
励起光Le1、Le2およびLe3(以後これらの励起
光を総称して励起光Leと呼ぶ)はそれぞれポリゴンモ
ータ16によって駆動され回転しているポリゴンミラー
17に入射する。
光Le1の光路には、633nmの波長の光を透過し、
532nmの波長の光を反射する第1のダイクロイック
ミラー14および532nm以上の波長の光を透過し4
73nmの波長の光を反射する第2のダイクロイックミ
ラー15が配設されており、第1のレーザ光源11から
射出された励起光Le1は第1のダイクロイックミラー
14および第2のダイクロイックミラー15を透過し、
第2のレーザ光源12から射出された励起光Le2は第
1のダイクロイックミラー14によって直角に反射され
第2のダイクロイックミラー15を透過し、第3のレー
ザ光源13から射出された励起光Le3は第2のダイク
ロイックミラー15によって直角に反射される。そして
励起光Le1、Le2およびLe3(以後これらの励起
光を総称して励起光Leと呼ぶ)はそれぞれポリゴンモ
ータ16によって駆動され回転しているポリゴンミラー
17に入射する。
【0016】ポリゴンミラー17に入射した励起光Le
は、ポリゴンミラー17によって反射、偏向され、fθ
レンズ18を通して反射鏡19によってほぼ直角に反射
され、蓄積性蛍光体シート20に入射する。ポリゴンミ
ラー17によって偏向された励起光Leは、蓄積性蛍光
体シート20上をfθレンズ18の作用により一定速度
でX方向に直線状に走査する。
は、ポリゴンミラー17によって反射、偏向され、fθ
レンズ18を通して反射鏡19によってほぼ直角に反射
され、蓄積性蛍光体シート20に入射する。ポリゴンミ
ラー17によって偏向された励起光Leは、蓄積性蛍光
体シート20上をfθレンズ18の作用により一定速度
でX方向に直線状に走査する。
【0017】記録媒体搬送部200には、中央に開口部
を有するサンプルステージ22が移送可能に配設されて
おり、輝尽性蛍光体を含む輝尽性蛍光体層が下面20a
に積層された蓄積性蛍光体シート20は、中央に開口部
を有しアルミニウム等で形成されたシートサンプルホル
ダ21にマウントされ一体化されてサンプルステージ2
2上に載置される。一方、蛍光試薬で標識された生体物
質が下面26aに分布されている担体26も同様に中央
に開口部を有しアルミニウム等で形成された担体サンプ
ルホルダ25にマウントされ一体化されてサンプルステ
ージ22上に載置される。このサンプルステージ22
は、励起光LeのX方向への主走査に同期して図示して
いない移送機構によってY方向、すなわち、副走査方向
に移送されることにより蓄積性蛍光体シート20の下面
20aまたは担体26の下面26aが励起光Leによっ
て2次元状に走査される。
を有するサンプルステージ22が移送可能に配設されて
おり、輝尽性蛍光体を含む輝尽性蛍光体層が下面20a
に積層された蓄積性蛍光体シート20は、中央に開口部
を有しアルミニウム等で形成されたシートサンプルホル
ダ21にマウントされ一体化されてサンプルステージ2
2上に載置される。一方、蛍光試薬で標識された生体物
質が下面26aに分布されている担体26も同様に中央
に開口部を有しアルミニウム等で形成された担体サンプ
ルホルダ25にマウントされ一体化されてサンプルステ
ージ22上に載置される。このサンプルステージ22
は、励起光LeのX方向への主走査に同期して図示して
いない移送機構によってY方向、すなわち、副走査方向
に移送されることにより蓄積性蛍光体シート20の下面
20aまたは担体26の下面26aが励起光Leによっ
て2次元状に走査される。
【0018】検出部300には、蓄積性蛍光体シート2
0の下面20aまたは担体26の下面26aをX方向に
直線状に走査する励起光Leの照射により蓄積性蛍光体
シート20から発生した輝尽発光光Khまたは担体26
から発生した蛍光Keを一端から入射し、その進行方向
を変え他端から射出する光ガイド30、および光ガイド
30から射出された輝尽発光光Khまたは蛍光Keを検
出し電気的信号に変換する高感度光検出器31が配設さ
れている。光ガイド30は無蛍光ガラス等を加工して作
られており、その入射端部30aは細長い直線状の開口
部を有し、またその射出端部30bは円筒形状に形成さ
れ、入射端部30aから入射した輝尽発光光Khまたは
蛍光Keはその内面で全反射を繰り返し進行方向を変え
ながら光ガイド30の内部を伝搬して射出端部30bか
ら高感度光検出器31に向って射出される。高感度光検
出器31と光ガイド30の射出端部30bとの間には、
図2に示すような4枚のフィルタ32a、32b、32
cおよび32dを備えた円盤状のフィルタユニット32
が配設されている。それぞれのフィルタは図3に示すよ
うな光透過特性を備え、フィルタ30aは473nm以
上の波長の光を遮断して473nmより短波長側の波長
領域f1の光を透過し、フィルタ30bは633nm以
下の波長の光を遮断して633nmより長波長側の波長
領域f2の光を透過し、フィルタ30cは532nm以
下の波長の光を遮断して532nmより長波長側の波長
領域f3の光を透過し、フィルタ30dは473nm以
下の波長の光を遮断して473nmより長波長側の波長
領域f4の光を透過する。これらのフィルタは使用する
励起光の波長領域および検出する光の波長領域に応じて
フィルタユニット32をフィルタモータ33によって回
転することにより選択される。
0の下面20aまたは担体26の下面26aをX方向に
直線状に走査する励起光Leの照射により蓄積性蛍光体
シート20から発生した輝尽発光光Khまたは担体26
から発生した蛍光Keを一端から入射し、その進行方向
を変え他端から射出する光ガイド30、および光ガイド
30から射出された輝尽発光光Khまたは蛍光Keを検
出し電気的信号に変換する高感度光検出器31が配設さ
れている。光ガイド30は無蛍光ガラス等を加工して作
られており、その入射端部30aは細長い直線状の開口
部を有し、またその射出端部30bは円筒形状に形成さ
れ、入射端部30aから入射した輝尽発光光Khまたは
蛍光Keはその内面で全反射を繰り返し進行方向を変え
ながら光ガイド30の内部を伝搬して射出端部30bか
ら高感度光検出器31に向って射出される。高感度光検
出器31と光ガイド30の射出端部30bとの間には、
図2に示すような4枚のフィルタ32a、32b、32
cおよび32dを備えた円盤状のフィルタユニット32
が配設されている。それぞれのフィルタは図3に示すよ
うな光透過特性を備え、フィルタ30aは473nm以
上の波長の光を遮断して473nmより短波長側の波長
領域f1の光を透過し、フィルタ30bは633nm以
下の波長の光を遮断して633nmより長波長側の波長
領域f2の光を透過し、フィルタ30cは532nm以
下の波長の光を遮断して532nmより長波長側の波長
領域f3の光を透過し、フィルタ30dは473nm以
下の波長の光を遮断して473nmより長波長側の波長
領域f4の光を透過する。これらのフィルタは使用する
励起光の波長領域および検出する光の波長領域に応じて
フィルタユニット32をフィルタモータ33によって回
転することにより選択される。
【0019】信号処理部400には、高感度光検出器3
1によって変換された電気的信号の出力を、デジタル信
号に変換するA/D変換器40が備えられ、A/D変換
されたデジタル信号は、蓄積性蛍光体シート20から発
生した輝尽発光または担体26から発生した蛍光の1走
査分毎にラインバッファ41に蓄積された後、逐次画像
バッファ42出力され1画像分のデジタル信号が蓄積さ
れる。画像バッファ42に蓄積された1画像分のデジタ
ル信号はビデオ信号処理回路43によってビデオ信号に
変換されて表示器50に表示される。
1によって変換された電気的信号の出力を、デジタル信
号に変換するA/D変換器40が備えられ、A/D変換
されたデジタル信号は、蓄積性蛍光体シート20から発
生した輝尽発光または担体26から発生した蛍光の1走
査分毎にラインバッファ41に蓄積された後、逐次画像
バッファ42出力され1画像分のデジタル信号が蓄積さ
れる。画像バッファ42に蓄積された1画像分のデジタ
ル信号はビデオ信号処理回路43によってビデオ信号に
変換されて表示器50に表示される。
【0020】なお、レーザ光源の発振および各フィルタ
の交換、励起光の主走査とサンプルステージ22の副走
査との同期等はコントロールユニット60によって制御
され、コントロールユニット60へのレーザ光源の選択
およびフィルタの選択等に関する情報の入力は入力器6
1によって行われる。
の交換、励起光の主走査とサンプルステージ22の副走
査との同期等はコントロールユニット60によって制御
され、コントロールユニット60へのレーザ光源の選択
およびフィルタの選択等に関する情報の入力は入力器6
1によって行われる。
【0021】なお、上記の機構は図4に示すような外観
を備えた筐体500の中に組み込まれており、蓄積性蛍
光体シート20がマウントされたシートサンプルホルダ
21または担体26がマウントされた担体サンプルホル
ダ25はサンプルステージ22に載置されてY方向に移
送され蓄積性蛍光体シート20に記録されている放射線
画像が読み取られる。
を備えた筐体500の中に組み込まれており、蓄積性蛍
光体シート20がマウントされたシートサンプルホルダ
21または担体26がマウントされた担体サンプルホル
ダ25はサンプルステージ22に載置されてY方向に移
送され蓄積性蛍光体シート20に記録されている放射線
画像が読み取られる。
【0022】次に、本発明の実施の形態の画像読取方法
および装置の作用について説明する。まず始めに、蓄積
性蛍光体シート20に記録された放射線画像を読み取る
場合について説明する。放射線画像が記録されている蓄
積性蛍光体シート20をシートサンプルホルダ21にマ
ウントし、さらにこのシートサンプルホルダ21をサン
プルステージ22上に載置して蓄積性蛍光体シート20
に記録された放射線画像を読み取るための設定値を入力
器61に入力する。コントロールユニット60は、入力
器61から入力された設定値に基づいてフィルタモータ
33、ポリゴンモータ16およびレーザ光源等に制御信
号を出力し、フィルタユニット32を回転させてフィル
タ32aを選択し、ポリゴンモータ16によってポリゴ
ンミラー17を回転させ、第1のレーザ光源11および
第2のレーザ光源12から励起光Le1およびLe2を
射出させる。
および装置の作用について説明する。まず始めに、蓄積
性蛍光体シート20に記録された放射線画像を読み取る
場合について説明する。放射線画像が記録されている蓄
積性蛍光体シート20をシートサンプルホルダ21にマ
ウントし、さらにこのシートサンプルホルダ21をサン
プルステージ22上に載置して蓄積性蛍光体シート20
に記録された放射線画像を読み取るための設定値を入力
器61に入力する。コントロールユニット60は、入力
器61から入力された設定値に基づいてフィルタモータ
33、ポリゴンモータ16およびレーザ光源等に制御信
号を出力し、フィルタユニット32を回転させてフィル
タ32aを選択し、ポリゴンモータ16によってポリゴ
ンミラー17を回転させ、第1のレーザ光源11および
第2のレーザ光源12から励起光Le1およびLe2を
射出させる。
【0023】励起光Le1および励起光Le2がレーザ
光源から射出され、光学系100を介して蓄積性蛍光体
シート20上のX方向に励起光の走査が開始されると、
この励起光の走査に同期してサンプルステージ22がY
方向へ搬送され、蓄積性蛍光体シート20の下面に励起
光が2次元状に走査される。この励起光の2次元状の走
査により蓄積性蛍光体シート20から輝尽発光光が連続
的に発生し、この輝尽発光光は光ガイド30およびフィ
ルタ32aを通して高感度光検出器31によって検出さ
れる。
光源から射出され、光学系100を介して蓄積性蛍光体
シート20上のX方向に励起光の走査が開始されると、
この励起光の走査に同期してサンプルステージ22がY
方向へ搬送され、蓄積性蛍光体シート20の下面に励起
光が2次元状に走査される。この励起光の2次元状の走
査により蓄積性蛍光体シート20から輝尽発光光が連続
的に発生し、この輝尽発光光は光ガイド30およびフィ
ルタ32aを通して高感度光検出器31によって検出さ
れる。
【0024】ここで、励起光の照射により蓄積性蛍光体
シート20から発生する輝尽発光光を検出する作用の詳
細について説明する。蓄積性蛍光体シート20の下面2
0aに積層された輝尽性蛍光体層の輝尽性蛍光体は、励
起光で刺激されると図5(a)に示すように最大強度が
400nm近傍の波長の輝尽発光光Kh1を発生する。
輝尽発光体を効率よく励起するための波長領域は630
nm近傍の波長領域であり、第1のレーザ光源1から射
出される633nmの波長の励起光Le1によって輝尽
発光体を励起すると効率よく輝尽発光光Khを発生させ
ることができる。レーザ光源2から射出される532n
mの波長の励起光Le2による励起によっても輝尽発光
光を発生させることはできるが、532nmの波長の励
起光Le2を照射した場合には630nmの波長の励起
光Le1を照射した場合に比して効率は低く、図5
(b)に示すように発生する輝尽発光光Kh2の強度は
弱くなる。しかしながら、励起光Le1と励起光Le2
とを同時に輝尽発光体に照射すれば、図5(c)に示す
ように輝尽発光光Kh3の強度は励起光Le1だけの照
射により発生する輝尽発光光より発光光量が増大する。
この輝尽発光光は非常に微弱なので蓄積性蛍光体シート
20に記録されている放射線画像を正確に読み取るに
は、少しでも高い強度の輝尽発光光を発生させてより高
いS/N比で検出することが重要であり、レーザ光源1
とレーザ光源2から同時に励起光を射出させた方が有利
となる。
シート20から発生する輝尽発光光を検出する作用の詳
細について説明する。蓄積性蛍光体シート20の下面2
0aに積層された輝尽性蛍光体層の輝尽性蛍光体は、励
起光で刺激されると図5(a)に示すように最大強度が
400nm近傍の波長の輝尽発光光Kh1を発生する。
輝尽発光体を効率よく励起するための波長領域は630
nm近傍の波長領域であり、第1のレーザ光源1から射
出される633nmの波長の励起光Le1によって輝尽
発光体を励起すると効率よく輝尽発光光Khを発生させ
ることができる。レーザ光源2から射出される532n
mの波長の励起光Le2による励起によっても輝尽発光
光を発生させることはできるが、532nmの波長の励
起光Le2を照射した場合には630nmの波長の励起
光Le1を照射した場合に比して効率は低く、図5
(b)に示すように発生する輝尽発光光Kh2の強度は
弱くなる。しかしながら、励起光Le1と励起光Le2
とを同時に輝尽発光体に照射すれば、図5(c)に示す
ように輝尽発光光Kh3の強度は励起光Le1だけの照
射により発生する輝尽発光光より発光光量が増大する。
この輝尽発光光は非常に微弱なので蓄積性蛍光体シート
20に記録されている放射線画像を正確に読み取るに
は、少しでも高い強度の輝尽発光光を発生させてより高
いS/N比で検出することが重要であり、レーザ光源1
とレーザ光源2から同時に励起光を射出させた方が有利
となる。
【0025】蓄積性蛍光体シート20から発生した輝尽
発光光Kh3は、光ガイド30の入射端部30aから入
射し、光ガイド30内を伝搬して射出端部30bから射
出されフィルタユニット32に入射する。フィルタユニ
ット32に入射した輝尽発光光Kh3は、図6に示すよ
うにf1の波長領域の光を透過させるフィルタ32aに
よって蓄積性蛍光体シート20で反射された励起光Le
が分離され、輝尽発光光Kh3のみが高感度光検出器3
1で検出されて電気的な画像信号に変換される。
発光光Kh3は、光ガイド30の入射端部30aから入
射し、光ガイド30内を伝搬して射出端部30bから射
出されフィルタユニット32に入射する。フィルタユニ
ット32に入射した輝尽発光光Kh3は、図6に示すよ
うにf1の波長領域の光を透過させるフィルタ32aに
よって蓄積性蛍光体シート20で反射された励起光Le
が分離され、輝尽発光光Kh3のみが高感度光検出器3
1で検出されて電気的な画像信号に変換される。
【0026】高感度光検出器31によって検出された電
気的な画像信号は信号処理部400によってビデオ信号
に変換され表示器50によって表示される。
気的な画像信号は信号処理部400によってビデオ信号
に変換され表示器50によって表示される。
【0027】次に、担体26の画像情報を読み取る場合
について説明する。蛍光試薬で標識された生体物質が分
布されている担体26を担体サンプルホルダ25にマウ
ントし、さらにこの担体サンプルホルダ25をサンプル
ステージ22上に載置する。そして、担体26に記録さ
れている画像情報を読み取るための設定値を入力器61
に入力し、担体から画像情報を読み取るための設定変更
を以下のように行なう。
について説明する。蛍光試薬で標識された生体物質が分
布されている担体26を担体サンプルホルダ25にマウ
ントし、さらにこの担体サンプルホルダ25をサンプル
ステージ22上に載置する。そして、担体26に記録さ
れている画像情報を読み取るための設定値を入力器61
に入力し、担体から画像情報を読み取るための設定変更
を以下のように行なう。
【0028】蛍光試薬で標識された生体物質が分布され
ている担体は、図7に示すように照射された励起光Le
の波長よりも長波長側の波長領域に蛍光Keを発生し、
また、担体の処理に用いられる蛍光試薬の種類によっ
て、担体から最も効率良く蛍光を発生させる励起光の波
長領域が異なるので、画像情報を読み取る担体の種類が
変わる毎に、選択されるレーザ光源およびフィルタの種
類は変更される。例えば、633nmの波長の励起光で
効率良く蛍光を発生する蛍光試薬で標識された生体物質
が分布されている担体の画像情報を読み取る場合には、
第1のレーザ光源とフィルタ32b(633nm以下の
波長の光を遮断して633nmより長波長側の波長領域
の光を透過するフィルタ)が選択され、532nmの波
長の励起光で効率良く蛍光を発生する担体の画像情報を
読み取る場合には、第2のレーザ光源とフィルタ32c
(532nm以下の波長の光を遮断して532nmより
長波長側の波長領域の光を透過するフィルタ)が選択さ
れ、473nmの波長の励起光で効率良く蛍光を発生す
る担体の画像情報を読み取る場合には、第3のレーザ光
源とフィルタフィルタ32d(473nm以下の波長の
光を遮断して473nmより長波長側の波長領域の光を
透過するフィルタ)が選択される。その他の構成および
動作は蓄積性蛍光体シート20から放射線画像を読み取
る場合と同様である。
ている担体は、図7に示すように照射された励起光Le
の波長よりも長波長側の波長領域に蛍光Keを発生し、
また、担体の処理に用いられる蛍光試薬の種類によっ
て、担体から最も効率良く蛍光を発生させる励起光の波
長領域が異なるので、画像情報を読み取る担体の種類が
変わる毎に、選択されるレーザ光源およびフィルタの種
類は変更される。例えば、633nmの波長の励起光で
効率良く蛍光を発生する蛍光試薬で標識された生体物質
が分布されている担体の画像情報を読み取る場合には、
第1のレーザ光源とフィルタ32b(633nm以下の
波長の光を遮断して633nmより長波長側の波長領域
の光を透過するフィルタ)が選択され、532nmの波
長の励起光で効率良く蛍光を発生する担体の画像情報を
読み取る場合には、第2のレーザ光源とフィルタ32c
(532nm以下の波長の光を遮断して532nmより
長波長側の波長領域の光を透過するフィルタ)が選択さ
れ、473nmの波長の励起光で効率良く蛍光を発生す
る担体の画像情報を読み取る場合には、第3のレーザ光
源とフィルタフィルタ32d(473nm以下の波長の
光を遮断して473nmより長波長側の波長領域の光を
透過するフィルタ)が選択される。その他の構成および
動作は蓄積性蛍光体シート20から放射線画像を読み取
る場合と同様である。
【0029】なお、上記実施の形態の画像読取装置は、
蓄積性蛍光体シートおよび担体に記録されている画像情
報を選択的にいずれも読み取ることのできる兼用機とし
て説明したが、サンプルステージおよびサンプルホルダ
を蓄積性蛍光体シートを専用にマウントし搬送するもの
として蓄積性蛍光体シート専用機とすることもできる。
蓄積性蛍光体シートおよび担体に記録されている画像情
報を選択的にいずれも読み取ることのできる兼用機とし
て説明したが、サンプルステージおよびサンプルホルダ
を蓄積性蛍光体シートを専用にマウントし搬送するもの
として蓄積性蛍光体シート専用機とすることもできる。
【0030】また、蓄積性蛍光体シートに同時に照射す
る励起光の数および波長領域は上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、3つ以上の互いに異なる波長領域を
持った励起光を蓄積性蛍光体シートに同時に照射するこ
ともできる。
る励起光の数および波長領域は上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、3つ以上の互いに異なる波長領域を
持った励起光を蓄積性蛍光体シートに同時に照射するこ
ともできる。
【0031】上記のように本発明の実施の形態によれ
ば、複数の励起光源から射出された互いに波長領域の異
なる励起光を蓄積性蛍光体シートに同時に照射し、蓄積
性蛍光体シートから発生する輝尽発光光の光量を増加さ
せることにより蓄積性蛍光体シートに記録されている放
射線画像を高いS/N比で読み取ることができる。
ば、複数の励起光源から射出された互いに波長領域の異
なる励起光を蓄積性蛍光体シートに同時に照射し、蓄積
性蛍光体シートから発生する輝尽発光光の光量を増加さ
せることにより蓄積性蛍光体シートに記録されている放
射線画像を高いS/N比で読み取ることができる。
【図1】本発明の実施の形態による画像読取装置の概略
構成図
構成図
【図2】フィルタユニットの詳細を示す図
【図3】各フィルタ透過特性を示す図
【図4】画像読取装置の外観図
【図5】蓄積性蛍光体シートに照射する励起光の波長と
発生する輝尽発光光の関係を示す図
発生する輝尽発光光の関係を示す図
【図6】励起光の波長と輝尽発光光の波長とフィルタの
透過特性との関係を示す図
透過特性との関係を示す図
【図7】励起光の波長と蛍光試薬で標識された担体から
発する蛍光の波長の関係を示す図
発する蛍光の波長の関係を示す図
11 第1のレーザ光源 12 第2のレーザ光源 13 第3のレーザ光源 14 第1のダイクロイックミラー 15 第2のダイクロイックミラー 16 ポリゴンモータ 17 ポリゴンミラー 18 fθレンズ 19 反射鏡 20 蓄積性蛍光体シート 21 シートサンプルホルダ 22 サンプルステージ 25 担体サンプルホルダ 26 担体 30 光ガイド 30a 入射端部 30b 射出端部 31 高感度光検出器 32 フィルタユニット 33 フィルタモータ 40 A/D変換器 41 ラインバッファ 42 画像バッファ 43 ビデオ信号処理回路 50 表示器 60 コントロールユニット 61 入力器 100 光学系 200 記録媒体搬送部 300 検出部 400 信号処理部 500 筐体 800 画像読取装置 Le 励起光 Kh 輝尽発光光 Ke 蛍光
Claims (3)
- 【請求項1】 互いに異なる波長領域を持った複数の励
起光を、放射線画像が蓄積された蓄積性蛍光体シートに
同時に2次元状に走査し、該走査により前記蓄積性蛍光
体シートから発生した輝尽発光光を検出することにより
前記放射線画像を読み取ることを特徴とする画像読取方
法。 - 【請求項2】 互いに異なる波長領域を持った複数の励
起光源と、該複数の励起光源の中から2つ以上の光源を
選択する選択手段と、該選択手段によって選択された2
つ以上の光源から射出された励起光を放射線画像が蓄積
された蓄積性蛍光体シートに同時に2次元状に走査する
走査手段と、該走査により前記蓄積性蛍光体シートから
発生した輝尽発光光を検出する検出手段とを備えたこと
を特徴とする画像読取装置。 - 【請求項3】 互いに異なる波長領域を持った複数の励
起光源と、該複数の励起光源の中から1つ以上の光源を
選択する選択手段と、該選択手段によって選択された光
源から射出された励起光を、いずれか一方が選択的に走
査台に載置された放射線画像の蓄積された蓄積性蛍光体
シートまたは蛍光試薬で標識された生体物質が分布され
ている担体に2次元状に走査する走査手段と、該走査に
より前記蓄積性蛍光体シートから発生した輝尽発光光ま
たは担体から発生した蛍光を検出する検出手段とを備え
た画像読取装置において、 前記選択手段が、前記走査台に前記蓄積性蛍光体シート
が載置されたとき、前記複数の励起光源から2つ以上の
光源を選択可能にしたものであり、前記走査手段が該2
つ以上の光源から射出された励起光を同時に該蓄積性蛍
光体シートに走査するものであることを特徴とする画像
読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27968699A JP2001100341A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 画像読取方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27968699A JP2001100341A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 画像読取方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001100341A true JP2001100341A (ja) | 2001-04-13 |
Family
ID=17614467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27968699A Withdrawn JP2001100341A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 画像読取方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001100341A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010164542A (ja) * | 2009-01-19 | 2010-07-29 | Tohoku Univ | 放射線計測方法及び放射線計測装置 |
-
1999
- 1999-09-30 JP JP27968699A patent/JP2001100341A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010164542A (ja) * | 2009-01-19 | 2010-07-29 | Tohoku Univ | 放射線計測方法及び放射線計測装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061205 |