JP4412539B2 - 情報取得方法および情報取得装置 - Google Patents

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Description

本発明は情報取得方法および装置に関し、蓄積性蛍光体に励起光を照射した際に、該蓄積性蛍光体から発せられる輝尽発光光や、蛍光標識体で標識された物質が分布している複数のスポット領域が設定されている支持体のスポット領域に励起光を照射した際に、該スポット領域から発せられる蛍光を検出し、蓄積性蛍光体に保持されていた放射性画像情報や、スポット領域に保持されていた蛍光情報等を取得する情報取得方法および情報取得装置に関するものである。
放射線を照射するとこの放射線エネルギーの一部を蓄積し、その後可視光やレーザ光等の励起光を照射すると、この蓄積された放射線エネルギーに応じた輝尽発光光を射出する蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を利用した装置が知られている。例えば、この蓄積性蛍光体を積層してなるシート状の蓄積性蛍光体シートに被検物の放射線画像を一旦蓄積記録し、その後この蓄積性蛍光体シートに励起光を主副走査してシートの各位置から順次輝尽発光光を生じせしめ、これらの輝尽発光光を光電的に順次検出し、蓄積性蛍光体シートに記録されている放射線画像情報を取得する画像情報取得装置が実用に供されている。
また、励起光の照射により蛍光を射出する蛍光標識体で標識された物質が分布している複数のスポット領域が設定されている支持体のスポット領域へ順次励起光を照射し、該スポット領域から発せられる蛍光を検出して各スポット領域に分布されている蛍光標識体量等の蛍光情報を取得する蛍光情報取得装置も実用に供されている。
上記蛍光情報取得装置では、通常、互いに異なる波長領域を持った複数の励起光を射出可能な光源を備え、スポット領域から蛍光情報を読み取る場合には、複数の励起光の中から蛍光標識体の種類に応じて励起光を選択し、この励起光をスポット領域に照射することにより該スポット領域から発せられる蛍光を検出している。
また、本出願人は、上記蓄積性蛍光体シートと、蛍光標識体で標識された物質が分布している複数のスポット領域が設定されている支持体とを交換して走査台に載置することができるようにし、蓄積性蛍光体シートから発せられる輝尽発光光と、支持体のスポット領域から発せられる蛍光とのいずれをも検出して情報を得る情報取得装置も提案している(例えば特許文献1参照)。
この特許文献1に記載された装置では、蓄積性蛍光体シートから発せられる輝尽発光光の光量を増加するために、複数の波長の励起光により同時に蓄積性蛍光体シートを照射している。
特開2001−100341号公報
上記蛍光標識体で標識された物質が分布している複数のスポット領域が設定されている支持体のスポット領域から発せられる蛍光あるいは蓄積性蛍光体シートから発せられる輝尽発光光の光強度比は、1対10000を超える場合があり、このような場合でも光強度を正確に検出するためには、広いダイナミックレンジで検出を行う必要がある。
しかし10を越える広いダイナミックレンジを有する光検出器は一般的に使用されていないため、読み取りを複数回行う、あるいは高感度光検出器および低感度光検出器の両者を使用して読み取りを行っている。このため、読取時間が長時間必要であったり、光検出器の使い勝手が悪いという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、使い勝手のよい光検出器を用いて、所定領域が保持していた情報を光検出器のダイナミックレンジより広いダイナミックレンジで取得可能な情報取得方法および装置を提供することを目的とするものである。
本発明の情報取得方法は、蛍光体を含む所定領域に励起光を照射し、該照射により前記所定領域から発せられる光の強度を検出し、該検出された光強度に基づいて前記所定領域が保持していた情報を取得する情報取得方法であって、
前記所定領域内の一部に第1の励起光を照射し、該第1の励起光の照射により前記所定領域から発せられる第1の光の強度を検出し、その後前記所定領域の残りの一部を含む領域に前記第1の励起光とは異なる波長を有する第2の励起光を照射し、該第2の励起光の照射により前記所定領域から発せられる第2の光の強度を検出し、検出された前記第1の光の強度および前記第2の光の強度に基づいて前記所定領域が保持していた情報を取得することを特徴とするものである。
本発明の情報取得装置は、蛍光体を含む所定領域を励起光により照射し、該照射により前記所定領域から発せられる光の強度を検出し、該検出された光強度に基づいて前記所定領域が保持していた情報を取得する情報取得装置であって、
前記所定領域内の一部に第1の励起光を照射し、その後前記所定領域の残りの一部を含む領域に前記第1の励起光とは異なる波長を有する第2の励起光を照射する励起光照射手段と、前記第1の励起光の照射により前記所定領域から発せられる第1の光の強度と、前記第2の励起光の照射により前記所定領域から発せられる第2の光の強度を検出する光検出手段と、該光検出手段により検出された前記第1の光の強度および前記第2の光の強度に基づいて前記所定領域が保持していた情報を取得する情報生成手段とを有することを特徴とするものである。
前記蛍光体を含む所定領域が、放射線画像が蓄積された蓄積性蛍光体シートの1画素領域であれば、前記画素領域から発せられる光は輝尽発光光である。なお、上記第1の励起光および第2の励起光の波長としては、上記画像情報が蓄積された蓄積性蛍光体シートへ第1の励起光または第2の励起光を照射した際に、輝尽発光光が発せられる波長が設定される。また、第2の励起光の波長は、第2の励起光を蓄積性蛍光体へ照射した場合の励起効率が、第1の励起光を蓄積性蛍光体へ照射した場合の励起効率とは異なるように設定される。
また、「該光検出手段により検出された前記第1の光の強度および前記第2の光の強度に基づいて前記所定領域が保持していた情報を取得する」とは、例えば、前記蛍光体を含む所定領域が、放射線画像が蓄積された蓄積性蛍光体シートの1画素領域であり、前記画素領域から発せられる光が輝尽発光光である場合には、1画素領域の一部へは、励起によって輝尽発光光を発生させることはできるが、あまり励起効率のよくない波長を有する第1の励起光を照射して、発せられる第1の輝尽発光光の強度を検出し、1画素領域の残りの一部を含む領域に、蓄積性蛍光体を効率よく励起可能である波長を有する第2の励起光を照射して、発せられる第2の輝尽発光光の強度を検出することにより、第2の輝尽発光光の光強度が予め設定されている光強度閾値以下である画素では第2の輝尽発光光の光強度の検出値を画素値として用い、第2の輝尽発光光の光強度が光強度閾値より大きい場合には、第1の輝尽発光光の光強度の検出値を予め設定されている乗算率により乗算した値を画素値として用いていることができる。
また、前記励起光照射手段は、第1の励起光および第2の励起光により前記蓄積性蛍光体シートを主副走査するものであり、かつ前記第1の励起光により奇数番目の主走査ラインを走査し、前記第2の励起光により偶数番目の主走査ラインを走査するものであってもよい。なお、第1の励起光および第2の励起光は、スポット状の光であってもよいし、主走査方向へ延びるライン状の光であってもよい。スポット状の光であれば、該スポット状の光を移動させることにより主副走査を行ってもよいし、あるいは蓄積性蛍光体シートを移動させることにより主副走査を行ってもよい。あるいは、主走査あるいは副走査の一方の走査を、スポット状の光を移動させることにより行い、他方の走査を蓄積性蛍光体シートを移動させることにより行ってもよい。また、ライン状の光であれば、第1の励起光または第2の励起光を主走査ライン毎に交互に照射することにより2次元走査を行うことができる。また、副走査方向の走査は、ライン状の光を移動させてもよいし、蓄積性蛍光体シートを移動させてもよい。なお、ライン状の光を励起光として用いる場合には、光検出器として主走査方向へ延びるライン光検出器、例えばラインCCD等を用いることが好ましい。また、奇数番目の主走査ラインの走査および偶数番目の主走査ラインの走査は、必ずしも順次行う必要はなく、例えばまず第1の励起光により奇数番目の主走査ラインを全て走査し、その後に第2の励起光により偶数番目の主走査ラインを全て走査するものであってもよい。
また、前記蛍光体を含む所定領域は、蛍光標識体で標識された物質が分布している複数のスポット領域が設定されている支持体の1スポット領域であれば、スポット領域から射出される光は、前記蛍光標識体から発せられる蛍光である。なお、上記第1の励起光および第2の励起光の波長としては、上記蛍光標識体へ第1の励起光または第2の励起光を照射した際に、蛍光が発せられる波長が設定される。また、第2の励起光の波長は、第2の励起光を蛍光標識体へ照射した場合の励起効率が、第1の励起光を蛍光標識体へ照射した場合の励起効率とは異なるように設定される。
また、上記の「前記光検出手段により検出された前記第1の光の強度および前記第2の光の強度に基づいて前記所定領域が保持していた情報を取得する」とは、例えば、前記蛍光体を含む所定領域が、蛍光標識体で標識された物質が分布している複数のスポット領域が設定されている支持体の1スポット領域であり、スポット領域から射出される光が、前記蛍光標識体から発せられる蛍光であれば、スポット領域の一部へは、励起によって蛍光を発生させることはできるが、あまり励起効率のよくない波長を有する第1の励起光を照射して、発せられる第1の蛍光の強度を検出し、スポット領域の残りの一部を含む領域に、蛍光標識体を効率よく励起可能である波長を有する第2の励起光を照射して、発せられる第2の蛍光の強度を検出することにより、第2の蛍光の光強度が予め設定されている光強度閾値以下であるスポット領域では第2の蛍光の光強度の検出値を該スポット領域から発せられる蛍光の情報として用い、第2の蛍光の光強度が光強度閾値より大きい場合には、第1の蛍光の光強度の検出値を予め設定されている乗算率により乗算した値を蛍光の情報として用いることができる。
本発明の情報取得方法および装置は、前記所定領域内の一部に第1の励起光を照射し、該第1の励起光の照射により所定領域から発せられる第1の光の強度を検出し、その後前記所定領域の残りの一部を含む領域に前記第1の励起光とは異なる波長を有する第2の励起光を照射し、該第2の励起光の照射により前記所定領域から発せられる第2の光の強度を検出し、検出された前記第1の光の強度および前記第2の光の強度に基づいて前記所定領域が保持していた情報を取得することにより、使い勝手のよい光検出器を用いて、所定領域が保持していた情報を光検出器のダイナミックレンジより広いダイナミックレンジで取得することができる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態の情報取得方法を適用した情報取得装置の構成を示す概略図である。情報取得装置800は、レーザ光源から射出された励起光を、放射線画像を蓄積した蓄積性蛍光体シート20または蛍光標識体で標識された物質が分布している複数のスポット領域27が設定されている支持体26に照射する光学系100、蓄積性蛍光体シート20または支持体26を移送する記録媒体搬送部200、蓄積性蛍光体シート20または支持体26への励起光の照射により射出された輝尽発光光または蛍光を検出する検出部300、および検出部300で検出された信号を処理する信号処理部400からなる主要部から構成されている。
光学系100には、633nmの波長の励起光を射出する第1のレーザ光源11、532nmの波長の励起光を射出する第2のレーザ光源12および473nmの波長の励起光を射出する第3のレーザ光源13が備えられている。各レーザ光源は半導体レーザである。第1のレーザ光源11から射出される励起光Le1の光路には、600nmより長波長の光を透過し、532nmの波長の光を反射する第1のダイクロイックミラー14および500nmより長波長の光を透過し473nmの波長の光を反射する第2のダイクロイックミラー15が配設されており、第1のレーザ光源11から射出された励起光Le1は第1のダイクロイックミラー14および第2のダイクロイックミラー15を透過し、第2のレーザ光源12から射出された励起光Le2は第1のダイクロイックミラー14によって直角に反射され第2のダイクロイックミラー15を透過し、第3のレーザ光源13から射出された励起光Le3は第2のダイクロイックミラー15によって直角に反射される。そして励起光Le1、Le2およびLe3(以後これらの励起光を総称して励起光Leと呼ぶ)はそれぞれポリゴンモータ16によって駆動され回転しているポリゴンミラー17に入射する。
ポリゴンミラー17に入射した励起光Leは、ポリゴンミラー17によって反射、偏向され、fθレンズ18を通して反射鏡19によってほぼ直角に反射され、蓄積性蛍光体シート20に入射する。ポリゴンミラー17によって偏向された励起光Leは、蓄積性蛍光体シート20上をfθレンズ18の作用により一定速度でX方向に直線状に走査する。
記録媒体搬送部200には、中央に開口部を有するサンプルステージ22が移送可能に配設されており、輝尽性蛍光体を含む輝尽性蛍光体層が下面20aに積層された蓄積性蛍光体シート20は、中央に開口部を有しアルミニウム等で形成されたシートサンプルホルダ21にマウントされ一体化されてサンプルステージ22上に載置される。一方、蛍光標識体で標識された生体物質が下面26aに分布されている支持体26も同様に中央に開口部を有しアルミニウム等で形成されたサンプルホルダ25にマウントされ一体化されてサンプルステージ22上に載置される。このサンプルステージ22は、励起光LeのX方向への主走査に同期して図示していない移送機構によってY方向、すなわち、副走査方向に移送されることにより蓄積性蛍光体シート20の下面20aまたは支持体26の下面26aが励起光Leによって2次元状に走査される。
検出部300には、蓄積性蛍光体シート20の下面20aまたは支持体26の下面26aをX方向に直線状に走査する励起光Leの照射により蓄積性蛍光体シート20から発生した輝尽発光光Khまたは支持体26から発生した蛍光Keを一端から入射し、その進行方向を変え他端から射出する光ガイド30、および光ガイド30から射出された輝尽発光光Khまたは蛍光Keを検出し電気的信号に変換するPMT(フォトマルチプライヤ)31が配設されている。光ガイド30は無蛍光ガラス等を加工して作られており、その入射端部30aは細長い直線状の開口部を有し、またその射出端部30bは円筒形状に形成され、入射端部30aから入射した輝尽発光光Khまたは蛍光Keはその内面で全反射を繰り返し進行方向を変えながら光ガイド30の内部を伝搬して射出端部30bからPMT31に向って射出される。PMT31と光ガイド30の射出端部30bとの間には、図2に示すような4枚のフィルタ32a、32b、32cおよび32dを備えた円盤状のフィルタユニット32が配設されている。フィルタ32aは波長640nm以上の波長帯域の光を透過するものであり、フィルタ32bは波長540nm以上の波長帯域の光を透過するものであり、フィルタ32cは波長480nm以上の波長の光を透過するものであり、フィルタ32dは、波長450nm以下の波長の光を透過するものである。これらのフィルタは、励起光カットフィルタとして機能するものであり、使用する励起光の波長帯域および射出される光の波長帯域に応じて、フィルタユニット32をフィルタモータ33によって回転することにより選択される。
信号処理部400には、PMT31によって取得された信号を所定のサンプリング周期でA/D変換するA/D変換器40が備えられ、A/D変換された画像信号は、蓄積性蛍光体シート20から発生した輝尽発光または支持体26から発生した蛍光の1走査分毎にラインバッファ41に蓄積された後、逐次、奇数番目のラインから取得された画像信号は画像処理部42の画像バッファ43aに、偶数番目のラインから取得された画像信号は画像バッファ43bに出力され、画像処理部42において、予めメモリ44に記憶されている光強度閾値S1、乗算率Kと、画像バッファ43aおよび画像バッファ43bに記憶されている画像信号とに基づいて、1画像分のビデオ信号を生成し、表示器50に出力する。なお、画像処理部42における光強度閾値S1、乗算率Kおよび画像処理のついての詳細は後述する。
なお、レーザ光源の発振、各フィルタの切り替え、励起光の主走査とサンプルステージ22の副走査との同期等はコントロールユニット60によって制御される。使用者は、励起光Le2および励起光Le1を入力器61を用いて選択する。コントロールユニット60は、奇数ラインの主走査を行う場合には、励起光Le2がサンプルステージ22へ照射され、偶数ラインの主走査を行う場合には、励起光Le1がサンプルステージ22へ照射出されるように、レーザ光源を切り替える。
また、上記の機構は図3に示すような外観を備えた筐体500の中に組み込まれており、蓄積性蛍光体シート20がマウントされたシートサンプルホルダ21または支持体26がマウントされたサンプルホルダ25はサンプルステージ22に載置されてY方向に移送され蓄積性蛍光体シート20に記録されている放射線画像情報または支持体26に各スポット領域から発せられる蛍光の情報が取得される。
次に、本発明の実施の形態の情報取得方法および装置の作用について説明する。まず、本実施の形態における、放射線画像を取得する原理について説明する。蓄積性蛍光体シート20に記録された放射線画像を読み取る場合には、励起光の照射により蓄積性蛍光体シート20から発せられる輝尽発光光を検出する。蓄積性蛍光体シート20の下面20aに積層された輝尽性蛍光体層の輝尽性蛍光体は、励起光で刺激されると図4(A)に示すように最大強度が400nm近傍の波長の輝尽発光光Kh1を発生する。蓄積性蛍光体を効率よく励起するための波長領域は630nm近傍の波長領域であり、第1のレーザ光源1から射出される633nmの波長の励起光Le1によって蓄積性蛍光体を励起すると効率よく輝尽発光光Khを発生させることができる。レーザ光源2から射出される532nmの波長の励起光Le2による励起によっても輝尽発光光を発生させることはできるが、532nmの波長の励起光Le2を照射した場合には630nmの波長の励起光Le1を照射した場合に比して効率は低く、図4(B)に示すように発生する輝尽発光光Kh2の強度は弱くなる。本実施の形態では、この特性を用いて、輝尽発光光の光強度が小さい画素では輝尽発光光Khの光強度の検出値を画素値として用い、輝尽発光光の光強度が大きい画素では、輝尽発光光Kh2の光強度の検出値を所定倍した値を画素値として用いる。
このような画像処理を行うために、まず実際の画像情報取得動作に先立って、数段階、例えば10段階の異なる既知放射線強度の放射線が照射された蓄積性蛍光体シートサンプルを用意する。まず、各サンプルに532nmの波長の励起光Le2を照射して、該励起光Le2が照射された部位から発せられる輝尽発光光Kh2の光強度を検出する。次に各サンプルへ630nmの波長の励起光Le1を照射して、該励起光Le1が照射された部位から発せられる輝尽発光光Kh1の光強度を検出する。なお、励起光Le2と励起光Le1のビーム径および光強度は実際に画像情報を取得する際と同じ値とする。また、すなわち、輝尽発光が一旦発せられると、記録されていた画像情報が消去されてしまうため、励起光Le2と励起光Le1とは、サンプル上の異なる部位へ照射する。
図5は、このようにして取得した、放射線強度と輝尽発光光Kh2および輝尽発光光Kh1の光強度との関係を示す模式図である。この模式図を用いて、光強度閾値S1および乗算率Kの取得方法の1例を説明する。まず、図5からPMT31により検出可能な最大光強度値は約6.25(相対値:以下相対値で記載)であることがわかる。また輝尽発光光Kh1の光強度が5である場合、すなわち放射線強度が2.5(相対値:以下相対値で記載)である場合に、輝尽発光光Kh2の光強度が0.5であることから、輝尽発光光Kh2の値を略10倍することにより、輝尽発光光Kh1の光強度に相当する光強度値を算出可能であることがわかる。この検出結果に基づいて、入力器61から画像処理部42のメモリ44へ、光強度閾値S1として、PMT31の検出可能光強度の80%である5を入力し、また乗算率Kとして10を入力する。
実際に放射線画像情報を読み出す際には、放射線画像が記録されている蓄積性蛍光体シート20をシートサンプルホルダ21にマウントし、さらにこのシートサンプルホルダ21をサンプルステージ22上に載置して、蓄積性蛍光体シート20に記録された放射線画像を読み取るために使用する2種類の励起光の入力器61から指定する。コントロールユニット60は、入力器61から入力された指定に基づいて、レーザ光源、ポリゴンモータ16およびフィルタモータ33等へ制御信号を出力する。
まず、1番目の主走査方向(X方向)へ励起光を照射する際には、第2のレーザ光源12から励起光Le2を射出させ、ポリゴンモータ16により主走査方向(X方向)へ、励起光Le2を走査する。なお、この際には、フィルタユニット32が回転し、フィルタ32dがPMT31の前面に配置されている。
励起光Le2がレーザ光源12から射出され、光学系100を介して蓄積性蛍光体シート20上の主走査方向(X方向)への走査が終了すると、サンプルステージ22がY方向へ1ラインだけ搬送され、2番目の主走査方向(X方向)への走査を行う。この際には、第1のレーザ光源11から励起光Le1を射出させ、ポリゴンモータ16により主走査方向(X方向)へ、励起光Le1を走査する。
このようにして、蓄積性蛍光体シート20の下面に励起光Le2または励起光Le1が交互に照射され、蓄積性蛍光体シート20が2次元状に走査される。この励起光の2次元状の走査により蓄積性蛍光体シート20から輝尽発光光Kh2または輝尽発光光Kh1が射出され、この輝尽発光光は光ガイド30およびフィルタ32dを通してPMT31に入射し、PMT31により光電変換され、画像信号として信号処理部400へ出力される。フィルタ32dがPMT前面に配置されているため、励起光Le2または励起光Le1の反射光がPMT31へ入射することはない。なお、奇数ラインとその下の偶数ラインとから取得した上下一組の検出部位が、本発明の所定領域、すなわち蓄積性蛍光体シートの1画素として機能するものである。
PMT31によって検出された画像信号は、A/D変換器40によりデジタル信号に変換され、蓄積性蛍光体シート20から発生した輝尽発光の1主走査分毎にラインバッファ41に蓄積された後、逐次、奇数番目の主走査ラインから取得された画像信号は画像処理部42の画像バッファ43aに、偶数番目の主走査ラインから取得された画像信号は画像バッファ43bに出力される。
画像処理部42において、まず、画像バッファ43bに記憶されている各画素ごとに、記憶されている光強度の値とメモリ44に記憶されている光強度閾値S1とを比較する。記憶されている光強度の値が光強度閾値S1以下であれば、画像バッファ43bに記憶されている光強度の値をそのまま残す。もし記憶されている光強度の値が光強度閾値S1より大きい場合には、その値が実際の放射線量を反映している可能性は小さいため、画像バッファ43aに記憶されている1走査ライン上の奇数ラインの相対する画素から取得した光強度の値に乗算率Kを乗算し、その値を画像バッファ43bに記憶する。すべての画素について、同様の処理を施し、その後画像バッファ43bに記憶されている画像信号に基づいて、1画像分のビデオ信号を生成し、表示器50に出力する。画像バッファ43bに記憶されている画素の主走査方向のライン数は、通常の半分であるため、ビデオ信号を生成する際には、その点を補正した上で、ビデオ信号を生成する。なお予め、PMT31から出力される信号のサンプリングタイミングを調整すれば、主副走査方向の分解能を等しくすることができる。例えば主走査方向のサンプリングを100μm毎に行い、副走査幅を50μmとすれば、1画素の大きさが100μm×100μmとなり、主副走査方向の分解能が等しくなる。
以上の説明で明らかなように、本実施の形態における情報取得装置は、蓄積性蛍光体シートを励起光で主副走査して発せられる輝尽発光光の強度を検出する際に、奇数番目の主走査ラインでは、励起によって輝尽発光光を発生させることはできるが、あまり励起効率のよくない波長である532nmの波長の励起光Le2を照射して、発せられる輝尽発光光Kh2の強度を検出し、偶数番目の主走査ラインでは、蓄積性蛍光体を効率よく励起可能である633nmの波長の励起光Le1を照射して、発せられる輝尽発光光Kh1の強度を検出することにより、輝尽発光光Kh1の光強度が予め設定されている光強度閾値S1以下である画素では輝尽発光光Kh1の光強度の検出値を画素値として用い、輝尽発光光Kh1の光強度が光強度閾値S1より大きい場合には、輝尽発光光Kh2の光強度の検出値を乗算率Kにより乗算した値を画素値として用いているので、使い勝手のよいPMT31を用いて、蓄積性蛍光体シートに記録されていた放射線画像情報をPMT31のダイナミックレンジより広いダイナミックレンジで取得することができる。なお、励起光Le1を照射する部位は、励起光Le2が照射されていない部位であるため、その部位に記録されている放射線画像情報量が微少であっても、精度よく画像情報を取得することができる。
なお、本実施の形態では、図6の(A)に示すように、奇数番目の主走査ラインでは、レーザ光源12から射出された励起光Le2を照射し、偶数番目の主走査ラインでは、レーザ光源11から射出された励起光Le1を照射したが、例えば反対に奇数番目の主走査ラインでは、レーザ光源11から射出された励起光Le1を照射し、偶数番目の主走査ラインでは、レーザ光源12から射出された励起光Le2を照射してもよい。
また、図6の(B)に示すように、奇数番目の主走査ラインのビームに、次の偶数番目の主走査ラインのビームの一部が重なるように副走査を行ってもよく、このような場合には、副走査方向の分解能が向上する。なお、ビームの一部が重なる場合には、奇数番目の主走査ラインを励起効率の悪い励起光Le2で走査し、偶数番目の主走査ラインを励起効率の良い励起光Le1で走査することが望ましい。
また、図6の(C)のように、励起光Le1の光路中にレンズを挿入し、励起光Le1のビーム形状を副走査方向へ長い楕円形として奇数番目の主走査ライン領域を含む状態で、偶数番目の主走査ラインの走査を行ってもよく、この場合には、励起効率の悪い励起光Le2が照射された奇数ライン領域に残っている放射線エネルギーも輝尽発光光として発せられるため、蓄積性蛍光体シート20に記録されていた放射線エネルギーを効率よく検出することができる。なお、ビーム径を大きくする場合には、蓄積性蛍光体シート20の単位面積当たりに照射出される励起光Le1の光強度が低下しないように、レーザ光源11から射出するレーザ光の光量を増加することが望ましい。
なお、奇数番目の主走査ラインの走査および偶数番目の主走査ラインの走査は、必ずしも交互に行う必要はなく、例えばまず励起光Le2により奇数番目の主走査ラインを全て走査し、その後に励起光Le1により偶数番目の主走査ラインを全て走査するものであってもよい。
また、励起光は必ずしもスポット状の光である必要はなく、主走査方向に延びたライン状の光であってもよく、主走査ライン毎に交互に励起光を照射することにより2次元走査を行うことができる。なお、ライン状の光を励起光として用いる場合には、光検出器として主走査方向へ延びるライン状の光検出器、例えばラインCCD等を用いることが好ましい。
なお、予めメモリ44に記憶する閾値S1は、使用する光検出器の仕様から適宜選択してもよい。また乗算率Kとしては、説明を簡単にするために定数を用いたが、これに限定される物ではなく、例えば測定により求めた、放射線量と輝尽発光光Kh2および輝尽発光光Kh1の関係に基づいたルックアップテーブル等から乗算率Kを求めても良い。
次に、蛍光標識体で標識された物質が分布している複数のスポット領域27が設定されている支持体26から蛍光情報を読み取る場合について説明する。支持体26をサンプルホルダ25にマウントし、さらにこのサンプルホルダ25をサンプルステージ22上に載置する。そして、支持体26のスポット領域27内の蛍光標識体から発せられる蛍光の強度情報を取得するための設定値を入力器61に入力し、支持体26から情報を取得するための設定変更を以下のように行なう。
蛍光標識体で標識された生体物質が分布されている支持体は、図7に示すように照射された励起光Leの波長よりも長波長側の波長領域に蛍光Keを発生し、また、用いられる蛍光標識体の種類によって、蛍光標識体から最も効率良く蛍光を発生させる励起光の波長領域が異なるので、支持体の種類、すなわち用いられた蛍光標識体が変わる毎に、選択されるレーザ光源およびフィルタの種類は変更される。
例えば、633nmの波長の励起光で効率良く蛍光を発生する蛍光標識体で標識された物質が分布されているスポット領域27が設定されている支持体の各スポット領域27から発せられる蛍光の強度情報を取得する場合には、励起効率のよい励起光としては、第1のレーザ光源11から射出される励起光Le1(波長633nm)が選択され、励起光Le1が射出される場合には、フィルタ32a(640nmより長波長側の波長領域の光を透過するフィルタ)が自動的にPMT31の前に配置される。また励起効率の悪い励起光としては、第2のレーザ光源12から射出される励起光Le2(波長532nm)が選択され、励起光Le2が射出される場合には、フィルタ32b(540nmより長波長側の波長領域の光を透過するフィルタ)が自動的にPMT31の前に配置される。
以下同様に、用いられている蛍光標識体の種類により、適宜励起効率のよい励起光と、励起効率の悪い励起光とが選択され、それぞれの励起光が射出される場合には、適切なフィルタが自動的にPMT31の前に配置される。なお、蛍光の波長帯域は、励起光の波長帯域より長波長側へずれる。このため、励起効率の悪い励起光の波長として、励起効率の良い励起光の波長より短波長側の波長を選択すれば、フィルタとしては、励起効率の良い励起光の波長は通さず、蛍光の波長帯域を含む長波長側の光を透過するフィルタを1枚使用するのみでよく、フィルタの交換が不用となる。
その他の構成および動作は蓄積性蛍光体シート20から放射線画像を読み取る場合と同様である。なお、支持体26上に形成されているスポット領域27の位置が既知である場合には、支持体26の全領域を走査する必要はなく、各スポット領域27のみを走査してもよい。またスポット領域27の大きさが励起光のビーム径に比べさほど大きくない場合には、まずスポット領域27の一部の領域に励起効率の悪い励起光を照射し、該照射により発せられる蛍光の強度を検出し、その後同じスポット領域27の残りの一部を含む領域に励起効率の良い励起光を照射し、該照射により発せられる蛍光の強度を検出し、検出された2種類の蛍光の光強度に基づいてスポット領域27から射出された蛍光の蛍光強度を取得してもよい。このような場合には、走査領域が低減し、測定時間の短縮が可能となる。
なお、通常、各スポット領域27に分布している蛍光標識体は、励起光を照射することにより何回でも蛍光を発するものであるため、まずスポット領域27の一部の領域に励起効率の悪い励起光を照射し、該照射により発せられる蛍光の強度を検出し、その後同じスポット領域27の同じ領域に励起効率の良い励起光を照射し、該照射により発せられる蛍光の強度を検出し、検出された2種類の蛍光の光強度に基づいてスポット領域27から射出された蛍光の蛍光強度を取得してもよい。
また、本実施の形態では、各スポット領域毎に蛍光情報を取得したが、蓄積性蛍光体シートから画像情報を読み出し場合と同様に、支持体26の全面を各励起光により主副走査して、蛍光情報を画像情報として読み出してもよい。
本発明の実施の形態による情報取得装置の概略構成図 フィルタユニットの詳細を示す図 情報取得装置の外観図 蓄積性蛍光体シートに照射する励起光の波長と発生する輝尽発光光の関係を示す図 放射線強度と輝尽発光光強度の関係を示す模式図 励起光ビーム形状の説明図 励起光の波長と蛍光標識体で標識された物質から発せられる蛍光の波長の関係を示す図
符号の説明
11 第1のレーザ光源
12 第2のレーザ光源
13 第3のレーザ光源
14 第1のダイクロイックミラー
15 第2のダイクロイックミラー
16 ポリゴンモータ
17 ポリゴンミラー
18 fθレンズ
19 反射鏡
20 蓄積性蛍光体シート
21 シートサンプルホルダ
22 サンプルステージ
25 サンプルホルダ
26 支持体
27 スポット領域
30 光ガイド
30a 入射端部
30b 射出端部
31 PMT
32 フィルタユニット
33 フィルタモータ
40 A/D変換器
41 ラインバッファ
42 画像処理部
43a、43b 画像バッファ
44 メモリ
50 表示器
60 コントロールユニット
61 入力器
100 光学系
200 記録媒体搬送部
300 検出部
400 信号処理部
500 筐体
800 情報取得装置
Le 励起光
Kh1、Kh2 輝尽発光光
Ke 蛍光

Claims (5)

  1. 蛍光体を含む所定領域に励起光を照射し、該照射により前記所定領域から発せられる光の強度を検出し、該検出された光強度に基づいて前記所定領域が保持していた情報を取得する情報取得方法であって、
    前記所定領域内の一部に第1の励起光を照射し、該第1の励起光の照射により前記所定領域から発せられる第1の光の強度を検出し、その後前記所定領域の残りの一部を含む領域に前記第1の励起光とは異なる波長を有し前記第1の励起光よりも励起効率が高い第2の励起光を照射し、該第2の励起光の照射により前記所定領域から発せられる第2の光の強度を検出し、検出された前記第2の光の強度が所定値以下であれば該第2の光の強度に基づいて、該第2の光の強度が前記所定値より大であれば検出された前記第1の光の強度に基づいて、前記所定領域が保持していた情報を取得することを特徴とする情報取得方法。
  2. 蛍光体を含む所定領域を励起光により照射し、該照射により前記所定領域から発せられる光の強度を検出し、該検出された光強度に基づいて前記所定領域が保持していた情報を取得する情報取得装置であって、
    前記所定領域内の一部に第1の励起光を照射し、その後前記所定領域の残りの一部を含む領域に前記第1の励起光とは異なる波長を有し前記第1の励起光よりも励起効率が高い第2の励起光を照射する励起光照射手段と、前記第1の励起光の照射により前記所定領域から発せられる第1の光の強度と、前記第2の励起光の照射により前記所定領域から発せられる第2の光の強度を検出する光検出手段と、該光検出手段により検出された前記第2の光の強度が所定値以下であれば該第2の光の強度に基づいて、該第2の光の強度が前記所定値より大であれば前記光検出手段により検出された前記第1の光の強度に基づいて、前記所定領域が保持していた情報を取得する情報生成手段とを有することを特徴とする情報取得装置。
  3. 前記蛍光体を含む所定領域が、放射線画像が蓄積された蓄積性蛍光体シートの1画素領域であり、前記画素領域から発せられる光が、輝尽発光光であることを特徴とする請求項2記載の情報取得装置。
  4. 前記励起光照射手段は、ビーム状の第1の励起光およびビーム状の第2の励起光により前記蓄積性蛍光体シートを主副走査するものであり、かつ前記第1の励起光により奇数番目の主走査ラインを走査し、前記第2の励起光により偶数番目の主走査ラインを走査するものであることを特徴とする請求項3記載の情報取得装置。
  5. 前記蛍光体を含む所定領域が、蛍光標識体で標識された物質が分布している複数のスポット領域が設定されている支持体の1スポット領域であり、スポット領域から発せられる光が、前記蛍光標識体から発せられる蛍光であることを特徴とする請求項2記載の情報取得装置。
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