JP2001100144A - 医療用顔面装着型映像表示装置 - Google Patents

医療用顔面装着型映像表示装置

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JP2001100144A
JP2001100144A JP28043099A JP28043099A JP2001100144A JP 2001100144 A JP2001100144 A JP 2001100144A JP 28043099 A JP28043099 A JP 28043099A JP 28043099 A JP28043099 A JP 28043099A JP 2001100144 A JP2001100144 A JP 2001100144A
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English (en)
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Masaru Tsuzuki
勝 都築
Sumihiro Uchimura
澄洋 内村
Atsushi Amano
敦之 天野
Hiroko Oishi
浩子 大石
Susumu Kawada
晋 川田
Kotaro Ogasawara
弘太郎 小笠原
Masaya Fujita
征哉 藤田
Junichi Ichikawa
純一 市川
Katsuya Suzuki
克哉 鈴木
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 術者に装着される部位を滅菌可能な構造にす
ることなく、術者の例えば手の滅菌状態を維持したまま
装着状態の調節を術者自ら行うことを可能とする医療用
顔面装着型映像表示装置を提供する。 【解決手段】 滅菌されたハンドスイッチ9からの遠隔
操作により、FMD装置7の術者顔面への装着位置が機
械的に変更される。これにより、FMD装置7を滅菌可
能な構造にすることなく、術者の手の滅菌状態を維持し
たまま装着状態の調節を術者自ら行うことが可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顔面に装着して医
用画像を描出する医療用顔面装着型映像表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】顔面装着型映像表示装置即ちFMD(フ
ェイスマウントディスプレイ:HMD(ヘッドマウント
ディスプレイ)とも呼ばれる)装置は、例えばゴーグル
式や眼鏡式に使用者の顔面に装着され、ケーブルを介し
て伝送されてくる映像や音響を使用者へ視聴させる装置
であり、立体映像やステレオ音響を屋内外を問わず楽し
むことができるものとして、若年層を中心に注目されて
いる。一方、このFMD装置は、医療分野での利用も注
目を浴びてきており、これは、例えば外科手術等の医療
現場でFMD装置を用いることで、医師が患者の手術や
治療に関する映像情報を見たり、内視鏡下外科手術時の
内視鏡像をTVモニタ装置に代わってFMD装置で見る
ことを目的としている。このように、内視鏡画像をFM
D装置で観察すると、あたかも自分が実際に体内を覗い
ているかのように内視鏡画像を見ることができ、正確な
診断及び治療に役立てることができる。
【0003】このような医療現場で使用されるFMD装
置の従来技術として、例えば、特開平9−98985号
公報では、内視鏡画像を表示する液晶モニタと、下方や
側方を眼視観察可能な観察窓と、観察窓から入光する外
光の強度を検出する外光検出手段と、外光検出手段の出
力に応じて観察窓の光透過率及び液晶モニタの輝度を制
御する制御手段とが設けられ、観察窓の透過率及びモニ
タの輝度を制御して外部をシースルー観察しながら液晶
モニタの映像を最適なコントラストで見ることを可能と
する技術が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平9−
98985号公報に示されるような従来のFMD装置
は、一般に滅菌可能な構造になっておらず、滅菌域の術
者が直接触れることができない。このため、術中FMD
装置のモニタ表示状態を調整するためにFMD装置を動
かしたり、肉眼視のためにディスプレイを開状態にする
等の装着状態の調整を行うとき、その都度、例えば非滅
菌域のナースに装着状態の調整を行ってもらうこととな
り、術式進行の作業性が悪いという問題があった。ま
た、術者が直接FMD装置に触れることができるよう
に、FMD装置を滅菌可能な構造にすると、FMD装置
が大型化して装着性が悪くなるという問題があった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、術者に装着される部位を滅菌可能な構造にする
ことなく、術者の滅菌された部位の滅菌状態を維持した
まま装着状態の調節を術者自ら行うことを可能とするこ
とで、作業性を向上する医療用顔面装着型映像表示装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の請求項1の医療用顔面装着型映像表示装置
は、医用画像信号を描出する表示部及び前記表示部を使
用者の顔面に装着する装着部を有する顔面装着型表示手
段と、前記顔面装着型表示手段に設けられ、前記表示部
の位置或いは向きの少なくともいずれかを変更する機械
的動作部と、前記機械的動作部を駆動する駆動手段と、
前記駆動手段に対して遠隔的に駆動信号を出力する駆動
信号出力手段とを具備したことを特徴としている。ま
た、本発明の請求項2の医療用顔面装着型映像表示装置
は、医用画像信号を描出する表示部及び前記表示部を使
用者の顔面に装着する装着部を有する顔面装着型表示手
段と、前記装着部と前記表示部との間の接続状態を変更
可能な機械的接続部と、前記機械的接続部を駆動する駆
動手段と、前記駆動手段に対して遠隔的に駆動信号を出
力する駆動信号出力手段とを具備したことを特徴として
いる。また、本発明の請求項3の医療用顔面装着型映像
表示装置は、医用画像信号を描出する表示部及び前記表
示部を使用者の顔面に装着する装着部を有する顔面装着
型表示手段と、前記顔面装着型表示手段の使用者に対す
る装着状態を機械的に変更する装着状態変更手段と、前
記装着状態変更手段を駆動する駆動手段と、前記駆動手
段に対して遠隔的に駆動信号を出力する駆動信号出力手
段とを具備したことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図12は本発明の第1
の実施の形態に係り、図1はFMD装置を有する内視鏡
装置の構成を示すブロック図、図2はFMD装置の構成
を示す斜視図、図3はFMD装置の液晶モニタに関わる
回路構成を示すブロック図、図4はFMD装置の液晶モ
ニタに関わる構成を示す断面図、図5はFMD装置のノ
ーズパッド位置調節機構及び向き調節機構に関わる回路
構成を示すブロック図、図6はノーズパッド位置調節機
構の機能の説明で用いる説明図、図7はノーズパッド位
置調節機構の機能の説明で用いる説明図、図8はノーズ
パッド位置調節機構の機能の説明で用いる説明図、図9
は向き調節機構の機能の説明で用いる説明図、図10は
向き調節機構の機能の説明で用いる説明図、図11はハ
ンドスイッチの外観を示す斜視図、図12はハンドスイ
ッチの防水構造を示す断面図である。
【0008】図1に示す内視鏡装置は、体腔内の被写体
像を3D(3次元)観察する内視鏡1と、前記内視鏡1
から延出するライトガイドケーブル1aを介して前記内
視鏡1に照明光を供給する光源装置2と、前記内視鏡1
の接眼部1bに接続され、前記内視鏡1から射出される
左目用及び右目用の被写体像をそれぞれ撮像する撮像装
置3l、3rと、前記撮像装置3l、3rを制御すると
ともに、前記撮像装置3l、3rで得られる撮像信号に
映像信号処理を施して映像信号を得るCCU4l、4r
(カメラコントロールユニット)と、前記CCU4l、
4rで得られる映像信号を入力し、必要に応じて左右の
画像を合成する等の画像処理を施して映像信号を出力す
る画像処理装置5と、前記画像処理装置5で得られる映
像信号を映し出すモニタ装置6と、画面に装着されて映
像信号を映し出すFMD装置7と、前記FMD装置7を
制御するとともに、前記画像処理装置5からの左右の映
像信号を前記FMD装置7へ与えるFMD制御装置8
と、前記FMD制御装置8にケーブル接続され、前記F
MD装置7を制御するための操作入力を行うハンドスイ
ッチ9とを備えて構成されている。
【0009】図2に示すように、前記FMD装置7は、
本体11と、前記本体11を支持して術者の耳に装着す
る支持フレーム12(つる)と、前記本体11に設けら
れ、術者の鼻に突き当てられて前記本体11を支持する
ノーズパッド13と、図示しない信号ケーブルを介して
送られてくる映像信号を映し出す左右の液晶モニタ14
(14l、14r)と、前記本体11に対する前記ノー
ズパッド13の位置を調節するノーズパッド位置調節機
構15と、前記支持フレーム12に対する前記本体11
の向き(角度)を調節する向き調節機構16とを備えて
構成されている。
【0010】図3及び図4に示すように、前記液晶モニ
タ14(14l、14r)は、与えられる左右の映像信
号をそれぞれ増幅するアンプ21l、21rと、前記ア
ンプ21l、21rから左右の映像信号がそれぞれ入力
される液晶モニタドライバ22l、22rと、術者の両
眼前方に対向する前記本体11の位置にそれぞれ設けら
れ、前記液晶モニタドライバ22l、22rに駆動され
て映像信号を映し出すLCD23(23l、23r)
と、例えばプリズム或いはレンズで構成され、前記LC
D23(23l、23r)からの光学像を術者の両眼へ
向けて射出する光学系24(24l、24r)とを備え
て構成されている。
【0011】図5に示すように、前記ノーズパッド位置
調節機構15は、前記ノーズパッド13を前後方向及び
上下方向へ可動に保持するノーズパッド保持機構31
と、前記FMD制御装置8に制御され、前記ノーズパッ
ド保持機構31を前後方向及び上下方向へそれぞれ駆動
する前後方向駆動用モータ32a及び上下方向駆動用モ
ータ32bとを備えて構成されている。
【0012】前記向き調節機構16は、前記支持フレー
ム12に対して前記本体11を回動可能に保持する本体
保持機構33と、前記FMD制御装置8に駆動され前記
本体保持機構33を駆動して前記本体11を回動させる
ロータリソレノイド34とを備えて構成されている。
【0013】図6に示すように、前記ノーズパッド13
は、前記FMD制御装置8からの信号で制御される前記
ノーズパッド位置調節機構15により駆動されて、本体
11に対して、図中の矢印に示す方向即ち前後方向及び
上下方向にスライドする。つまり、ノーズパッド13
は、図7に示すように、前後方向駆動用モータ32aに
より駆動されて、前後方向にスライドしたり、図8に示
すように、上下方向駆動用モータ32bにより駆動され
て上下方向へスライドする。
【0014】図9及び図10に示すように、前記向き調
節機構16のロータリソレノイド34は、前記FMD制
御装置8からの信号で制御され、これにより、支持フレ
ーム12に対する本体11の向きが変更され、本体11
の開閉が行われる。図9は、本体11が閉じた状態を示
し、この状態では、術者は、液晶モニタ14を観察可能
となる。また、図10は、本体11が開いた状態を示
し、この状態では、術者は、周囲を肉眼観察可能とな
る。
【0015】図11に示すように、前記ハンドスイッチ
9は、前記ノーズパッド13を前後方向に動かす指示入
力を行うスイッチ41、42と、前記ノーズパッド13
を上下方向に動かす指示入力を行うスイッチ43、44
と、前記本体11を開閉する指示入力を行うスイッチ4
5、46を備えている。
【0016】図12に示すように、前記ハンドスイッチ
9の表面には、蒸気透過性防水部材51が被覆されてお
り、これにより、例えばオートクレーブ滅菌等の高温蒸
気滅菌時のハンドスイッチ内部19aと外部19bとの
間の蒸気の圧力差が減少され、簡易な機械的構造によ
り、ハンドスイッチ9の高温蒸気滅菌時の蒸気圧に対す
る耐性及び防水性が確保される。本実施の形態では、前
記蒸気透過性防水部材51は、例えばシリコンゴムで形
成されている。
【0017】次に、本実施の形態の作用を説明する。予
め滅菌済みのハンドスイッチ9のスイッチ41、42、
43、44のいずれかが術者により押圧操作されると、
この操作に対応する信号がFMD制御装置8に与えられ
る。すると、FMD制御装置8に制御されるノーズパッ
ド位置調節機構15により、ノーズパッド13の本体1
1に対する位置変更が行われる。そして、ノーズパッド
13の位置が変わることで、術者の両眼と液晶モニタ1
4との位置関係が変更され、術者に対する画像の表示位
置が変更される。これにより、画像の表示位置が、術者
の所望する位置に調整される。
【0018】また、ハンドスイッチ9のスイッチ45、
46のいずれかが押圧操作されると、この操作に対応す
る信号がFMD制御装置8に与えられる。すると、FM
D制御装置8に制御される向き調節機構16のロータリ
ソレノイド34により、本体11が、図9及び図10に
示すように開閉され、液晶モニタ14による観察と肉眼
視とが切り換えられる。
【0019】以上述べたように、本実施の形態によれ
ば、滅菌可能なハンドスイッチ9から操作指示を入力す
ることで、非滅菌状態のFMD装置7に触れることな
く、FMD装置7の装着状態の調節を行うことができる
ので、術者に装着されるFMD装置7を滅菌可能な構造
にすることなく、術者の例えば手の滅菌状態を維持した
まま装着状態の調節を術者自ら行うことが可能となり、
作業性が向上するという効果を得ることができる。
【0020】(第2の実施の形態)図13は本発明の第
2の実施の形態に係り、FMD装置を有する内視鏡装置
の構成を示すブロック図である。なお、本実施の形態で
は、第1の実施の形態と同様に構成されている部位に
は、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0021】図13に示すように、本実施の形態では、
第1の実施の形態に係る内視鏡装置のハンドスイッチ9
(図1参照)に代わって、術者等からの操作指示を示す
音声を認識する音声認識装置71と、前記音声認識装置
71で認識された操作指示を判別し対応する指示信号を
FMD制御装置8へ与える演算回路72とを備えてい
る。前記演算回路72は、例えばCPUを有して構成さ
れている。
【0022】次に、本実施の形態の作用を説明する。術
者から音声により操作指示が入力されると、音声認識装
置71により操作指示が認識され、この操作指示に対応
した信号が、演算回路72からFMD制御装置8へ与え
られる。そして、第1の実施の形態と同様にして、FM
D制御装置8によりノーズパッド位置調節機構15及び
向き調節機構16が制御され、ノーズパッド13の位置
調節及び本体11の開閉状態の変更が行われる。
【0023】以上述べた本実施の形態によれば、第1の
実施の形態と同様の効果が得られる。また、本実施の形
態によれば、操作指示を音声入力することができるの
で、第1の実施の形態と比して、ハンドスイッチを滅菌
する手間及び術中にハンドスイッチを操作する手間が不
要となり、作業効率が向上する。
【0024】(第3の実施の形態)図14ないし図21
は本発明の第3の実施の形態に係り、図14はFMD装
置の環境センサ及びコンディションセンサに関わる構成
を示す説明図、図15はFMD装置の熱調節機能に関わ
る構成を示す説明図、図16はFMD装置の傾き・振動
センサに関わる構成を示す説明図、図17は液晶モニタ
の傾き補正機能の説明で用いる説明図、図18は液晶モ
ニタの傾き補正機能の説明で用いる説明図、図19は液
晶モニタの表示位置補正機能の説明で用いる説明図、図
20は液晶モニタの表示位置補正機能の説明で用いる説
明図、図21は液晶モニタの表示位置補正機能の説明で
用いる説明図である。なお、本実施の形態では、第1の
実施の形態と略同様に構成されている部位には、同じ符
号を付してその説明を省略する。
【0025】本実施の形態では、第1の実施の形態のF
MD装置7(図1参照)に代わって、FMD装置301
が設けられている。このFMD装置301は、第1の実
施の形態のFMD装置7(図1参照)と略同様に構成さ
れており、更に、図14に示すように、本体11に設け
られ気温・湿度・気圧等の使用環境状態を測定する環境
センサ311と、例えば使用者と直接接触する支持フレ
ーム12やノーズパッド13(鼻あて)及び直接接触し
ない本体11にそれぞれ設けられ、使用者の体温・脈拍
・脳波・発汗等の体の状態を測定したり、使用者の目の
瞬き回数や目の動きや使用者とFMD装置7との位置関
係を検出するコンディションセンサ312(312a、
312b、312c)と、本体11に設けられ前記コン
ディションセンサ312で検出したデータを処理する処
理装置313と、図15に示すように、本体11及び支
持フレーム12にそれぞれ設けられたヒータ等の発熱素
子321a、321bと、本体11及び支持フレーム1
2にそれぞれ設けられたペルチェ素子等の吸熱(冷却)
素子322a、322bと、ファン323と、図16に
示すように、本体11に設けられ本体11の傾き・振動
を検出する傾き・振動センサ331とを備えている。
【0026】次に、本実施の形態の作用を説明する。前
記コンディションセンサ312で検出されたデータは、
処理装置313で解析され、使用者の疲労状態が判定さ
れる。このとき、使用者の疲労状態の判定は、例えば、
コンディションセンサ312a、312bで検出される
体温・脈拍・脳波・発汗等の変化やコンディションセン
サ312cで検出される目の瞬き回数や目の動きの状態
と、使用者が疲労状態のときに現れるこれらの状態の傾
向とを照合することで行う。
【0027】そして、疲労状態であると判定された場合
には、前記環境センサ311で検出されるデータを基
に、処理装置313により、使用者への冷暖房の要否が
判定される。そして、暖房或いは冷房が必要と判断され
る場合には、処理装置313により、発熱素子321
a、321b或いは吸熱素子322a、322bのいず
れかとファン323が駆動され、自動的に、使用者に対
して暖房或いは冷房が行われる。また、例えばFMD制
御装置8に設けられた図示しないスイッチを使用者が操
作することで、暖房或いは冷房を行うことも可能であ
る。
【0028】また、傾き・振動センサ331により本体
11の傾きが検出されると、その傾き状態に応じて液晶
モニタ14の表示画像が回転されて、図17に示す状態
から、例えば図18に示すように表示画像が傾いた状態
となる。
【0029】なお、画像の傾き角は、本体11の傾き角
と完全に一致しなくとも、所定の範囲で傾かせること
で、視覚の重力方向と実際の重力方向との差による疲労
・酔いが防がれ或いは緩和される。
【0030】また、使用者とFMD装置301との位置
関係が、図19に示すような正常な位置関係から、図2
0に示すようなズレが生じた位置関係となり、このズレ
が本体11のコンディションセンサ312cにより検出
されると、この位置関係のズレに応じて、図21に示す
ように、液晶モニタ14の表示画像の位置が移動され、
これにより、使用者の視覚における画像のズレが減少
し、使用者の疲労・酔いが防がれ或いは緩和される。
【0031】以上述べた本実施の形態によれば、第1の
実施の形態と同様の効果が得られる。また、本実施の形
態では、冷房手段及び暖房手段を設けたことで、自動的
に或いは手動により冷暖房を行うことができ、また、液
晶モニタ14と使用者との位置及び傾きの関係に応じて
表示画像の位置及び傾きが変更されることで、使用者の
視覚における表示画像の位置関係のズレや傾きを減少す
ることができ、これらにより、使用者の疲労・酔いが防
がれ或いは緩和されるため、作業効率が向上し、例え
ば、長時間の手術を円滑に行うことができる。
【0032】(第4の実施の形態)図22は本発明の第
4の実施の形態に係り、FMD装置の構成を示す説明図
である。なお、本実施の形態では、第3の実施の形態と
同様に構成されている部位には、同じ符号を付してその
説明を省略する。
【0033】図22に示す本実施の形態のFMD装置3
51は、第3の実施の形態のFMD装置301(図14
参照)と略同様に構成されているが、本実施の形態で
は、吸熱素子322aは、液晶モニタ14のLCD23
の温度が高くなった場合にも作動する。これにより、発
熱要因の1つである液晶モニタ14が冷却されて発熱が
抑えられる。
【0034】以上述べた本実施の形態によれば、第3の
実施の形態と同様の効果が得られる。また、本実施の形
態によれば、FMD装置351の発熱が抑えられ、FM
D装置351装着時の作業効率が向上する。
【0035】(第5の実施の形態)図23は本発明の第
5の実施の形態に係り、FMD装置の構成を示す説明図
である。なお、本実施の形態では、第3の実施の形態と
同様に構成されている部位には、同じ符号を付してその
説明を省略する。
【0036】図23に示す本実施の形態のFMD装置3
61は、第3の実施の形態のFMD装置301(図14
参照)と略同様に構成されているが、本実施の形態で
は、ファン323は、気温が高いときにはLCD23近
傍の空気を使用者とは反対側に送風し、気温が低いとき
には使用者側に送風するように回転制御される。
【0037】以上述べた本実施の形態によれば、第3の
実施の形態と同様の効果が得られる。また、本実施の形
態によれば、気温が高いときには使用者へ不快感を与え
る高い温度の空気は排気されて使用者に当たらなくな
り、FMD装置361装着時の作業効率が向上する。ま
た、気温が低いときには液晶モニタ14の熱を用いて使
用者に対して効果的に暖房が行われ、FMD装置361
の装着性が向上して作業効率が向上する。また、液晶モ
ニタ14の画像表示窓の曇り止めをすることができる。
【0038】(第6の実施の形態)図24は本発明の第
6の実施の形態に係り、FMD装置の構成を示す説明図
である。なお、本実施の形態では、第3の実施の形態と
同様に構成されている部位には、同じ符号を付してその
説明を省略する。
【0039】図24に示す本実施の形態のFMD装置4
01は、第3の実施の形態のFMD装置301(図14
参照)と略同様に構成されているが、本実施の形態で
は、更に、固体或いは液体の芳香剤411による芳香を
本体11の穴412から発する芳香発生装置413を備
えている。
【0040】本実施の形態のFMD装置401では、処
理装置313により、コンディションセンサ312で検
出されたデータが解析され、使用者の疲労状態が検出さ
れると、前記芳香発生装置413が駆動されて、穴41
2から芳香が発せられる。なお、この芳香はコンディシ
ョンセンサ312の検出結果に関わらず、例えば所定の
間隔で発生させても良い。
【0041】以上述べた本実施の形態によれば、第3の
実施の形態と同様の効果が得られる。また、本実施の形
態によれば、芳香によりリラックス効果が得られ、使用
者の疲労を緩和することができる。これにより、FMD
装置401を装着した際の作業効率が向上する。
【0042】(第7の実施の形態)図25は本発明の第
7の実施の形態に係り、FMD装置の構成を示す説明図
である。なお、本実施の形態では、第3の実施の形態と
同様に構成されている部位には、同じ符号を付してその
説明を省略する。
【0043】図25に示す本実施の形態のFMD装置4
51は、第3の実施の形態のFMD装置301(図14
参照)と略同様に構成されているが、本実施の形態で
は、更に、支持フレーム12に設けられ音響を出力する
イヤホン461と、本体11に設けられ音響情報が記憶
される例えば半導体素子或いは小型磁気テープレコーダ
ーで構成された記憶装置462を備えている。
【0044】本実施の形態のFMD装置451では、処
理装置313により、コンディションセンサ312で検
出されたデータが解析され、使用者の疲労状態が検出さ
れると、前記記憶装置462が駆動されて、記録されて
いる例えばクラシック音楽等の音響情報が再生され、こ
れがイヤホン461から出力される。
【0045】なお、音響情報は、クラシック音楽に限ら
ず、使用者がリラックスできる音響であれば良く、例え
ば、小川の流れる音、虫の泣声等であっても良い。ま
た、音響情報の再生は、コンディションセンサ312の
検出結果に関わらず、例えば所定の間隔で行っても良
い。
【0046】以上述べた本実施の形態によれば、第3の
実施の形態と同様の効果が得られる。また、本実施の形
態によれば、再生される音響によりリラックス効果が得
られ、使用者の疲労を緩和することができる。
【0047】(第8の実施の形態)図26は本発明の第
8の実施の形態に係り、液晶モニタに関わる構成を示す
説明図である。なお、本実施の形態では、第3の実施の
形態と同様に構成されている部位には、同じ符号を付し
てその説明を省略する。
【0048】本実施の形態に係る液晶モニタ14の周辺
には、発光ダイオード481が配置されており、他の構
成は第3の実施の形態と同様である。
【0049】本実施の形態では、処理装置313によ
り、コンディションセンサ312で検出されたデータが
解析され、使用者の疲労状態が検出されると、前記発光
ダイオード481がある所定の間隔で点滅する。
【0050】以上述べた本実施の形態によれば、第3の
実施の形態と同様の効果が得られる。また、本実施の形
態によれば、光の点滅により目のマッサージ効果を得る
ことができ、使用者の疲労を緩和することができる。
【0051】(第9の実施の形態)図27及び図28は
本発明の第9の実施の形態に係り、図27はFMD装置
の構成を示す説明図、図28はFMD装置の構成を示す
説明図である。なお、本実施の形態では、第3の実施の
形態と同様に構成されている部位には、同じ符号を付し
てその説明を省略する。
【0052】図27に示す本実施の形態のFMD装置5
01は、第3の実施の形態のFMD装置301(図14
参照)と略同様に構成されている。但し、本実施の形態
では、処理装置313により、コンディションセンサ3
12で検出されたデータが解析され、使用者の疲労状態
が検出されると、向き調節機構16(図2参照)が駆動
されて、支持フレーム12に対して本体11の向きが変
更される。そして、図28に示すように、本体11が、
使用者顔面の目の前方から開放される。
【0053】なお、本体11の使用者の目前方からの退
避は、コンディションセンサ312の検出結果に応じて
行うばかりでなく、例えばFMD制御装置8に設けられ
た図示しないスイッチを使用者が操作して、向き調節機
構16を駆動することで行うことも可能である。
【0054】また、向き調節機構16は、本体11を使
用者の目前方から退避できる構成であればよく、第1の
実施の形態(図2参照)のような形状の構造であって
も、本実施の形態の図27に示すような形状の構造であ
っても良い。
【0055】以上述べた本実施の形態によれば、第3の
実施の形態と同様の効果が得られる。また、本実施の形
態によれば、使用者の疲労時に、使用者はモニタ画像か
ら解放され、これにより、使用者の疲労が増加すること
を防ぐことができる。
【0056】(第10の実施の形態)図29は本発明の
第10の実施の形態に係り、液晶モニタの表示例を示す
説明図である。なお、本実施の形態では、第3の実施の
形態と同様に構成されている部位には、同じ符号を付し
てその説明を省略する。
【0057】従来の医療用のFMD装置では、所定の時
間例えば2時間で自動的に電源を切断することが可能で
あった。ところが、状況に応じて例えば使用者の疲労状
態に応じて電源を切断するということができなかった。
そこで、本実施の形態では、以下のようにして、使用者
の疲労状態に応じて電源を切断するものである。
【0058】本実施の形態は、第3の実施の形態と略同
様に構成されている。但し、本実施の形態では、処理装
置313により、コンディションセンサ312で検出さ
れたデータが解析され、使用者の疲労状態が検出される
と、図29に示すように、使用者が疲労している旨及び
液晶モニタ14への電源を切断する旨を示すメッセージ
表示601が液晶モニタ14に表示され、これに続い
て、液晶モニタ14への電源が切断される。
【0059】以上述べた本実施の形態によれば、第3の
実施の形態と同様の効果が得られる。また、本実施の形
態によれば、使用者の疲労時に、使用者はモニタ画像か
ら解放され、これにより、使用者の疲労が増加すること
を防ぐことができる。
【0060】なお、本発明は、上述の実施の形態のみに
限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能である。
【0061】[付記] (付記項1−1)医用画像信号を描出する表示部及び前
記表示部を使用者の顔面に装着する装着部を有する顔面
装着型表示手段と、前記顔面装着型表示手段に設けら
れ、前記表示部の位置或いは向きの少なくともいずれか
を変更する機械的動作部と、前記機械的動作部を駆動す
る駆動手段と、前記駆動手段に対して遠隔的に駆動信号
を出力する駆動信号出力手段とを具備したことを特徴と
する医療用顔面装着型映像表示装置。
【0062】(付記項1−2)医用画像信号を描出する
表示部及び前記表示部を使用者の顔面に装着する装着部
を有する顔面装着型表示手段と、前記装着部と前記表示
部との間の接続状態を変更可能な機械的接続部と、前記
機械的接続部を駆動する駆動手段と、前記駆動手段に対
して遠隔的に駆動信号を出力する駆動信号出力手段とを
具備したことを特徴とする医療用顔面装着型映像表示装
置。
【0063】(付記項1−3)医用画像信号を描出する
表示部及び前記表示部を使用者の顔面に装着する装着部
を有する顔面装着型表示手段と、前記顔面装着型表示手
段の使用者に対する装着状態を機械的に変更する装着状
態変更手段と、前記装着状態変更手段を駆動する駆動手
段と、前記駆動手段に対して遠隔的に駆動信号を出力す
る駆動信号出力手段とを具備したことを特徴とする医療
用顔面装着型映像表示装置。
【0064】(付記項1−4)付記項1−1、1−2ま
たは1−3に記載の医療用顔面装着型映像表示装置であ
って、前記表示部は、液晶ディスプレイを備えた。
【0065】(付記項1−5)付記項1−1、1−2ま
たは1−3に記載の医療用顔面装着型映像表示装置であ
って、前記駆動信号出力手段は、遠隔的に操作指示を入
力するスイッチを備えた。
【0066】(付記項1−6)付記項1−5に記載の医
療用顔面装着型映像表示装置であって、前記スイッチ
は、蒸気透過性の防水部材で被覆した。
【0067】(付記項1−7)付記項1−6に記載の医
療用顔面装着型映像表示装置であって、前記蒸気透過性
の防水部材は、シリコンゴムで形成した。
【0068】(付記項1−8)付記項1−1、1−2ま
たは1−3に記載の医療用顔面装着型映像表示装置であ
って、前記駆動信号出力手段は、音声で入力される操作
指示を認識する手段を備えた。
【0069】(付記項1−9)付記項1−1に記載の医
療用顔面装着型映像表示装置であって、前記機械的動作
部は、前記装着部に対する前記表示部の向きを変更す
る。
【0070】(付記項1−10)付記項1−1に記載の
医療用顔面装着型映像表示装置であって、前記機械的動
作部は、使用者の顔面に対する前記表示部の位置を変更
する。
【0071】(付記項1−11)付記項1−2に記載の
医療用顔面装着型映像表示装置であって、前記機械的接
続部は、前記装着部に対する前記表示部の向きを変更す
る。
【0072】(付記項1−12)付記項1−3に記載の
医療用顔面装着型映像表示装置であって、前記装着状態
変更手段は、前記装着部に対する前記表示部の向きを変
更する。 (付記項1−13)付記項1−3に記載の医療用顔面装
着型映像表示装置であって、前記装着状態変更手段は、
使用者の顔面に対する前記表示部の位置を変更する。
【0073】(付記項1−14)右目用映像及び左目用
映像を表示するモニタを内蔵した本体を装着手段により
顔面に装着して使用する医療用顔面装着型映像表示装置
において、前記本体の装着状態を調整する調整機構と、
前記調整機構を遠隔的に操作する操作手段とを備えたこ
とを特徴とする医療用顔面装着型映像表示装置。
【0074】(付記項1−15)付記項2−1に記載の
医療用顔面装着型映像表示装置であって、前記操作手段
は、滅菌可能なハンドスイッチを備えた。
【0075】(付記項1−16)付記項2−1に記載の
医療用顔面装着型映像表示装置であって、前記操作手段
は、音声認識手段を備えた。
【0076】(付記項2−1)医用画像信号を描出する
表示部及び前記表示部を使用者の顔面に装着する装着部
を有する顔面装着型表示手段と、使用者への冷房手段と
を備えたことを特徴とする医療用顔面装着型映像表示装
置。
【0077】(付記項2−2)医用画像信号を描出する
表示部及び前記表示部を使用者の顔面に装着する装着部
を有する顔面装着型表示手段と、使用者への暖房手段と
を備えたことを特徴とする医療用顔面装着型映像表示装
置。
【0078】(付記項2−3)医用画像信号を描出する
表示部及び前記表示部を使用者の顔面に装着する装着部
を有する顔面装着型表示手段と、使用者へ芳香を発生す
る手段とを備えたことを特徴とする医療用顔面装着型映
像表示装置。
【0079】(付記項2−4)医用画像信号を描出する
表示部及び前記表示部を使用者の顔面に装着する装着部
を有する顔面装着型表示手段と、前記顔面装着型表示手
段に設けられ音響を記憶し再生する手段とを備えたこと
を特徴とする医療用顔面装着型映像表示装置。
【0080】(付記項2−5)医用画像信号を描出する
表示部及び前記表示部を使用者の顔面に装着する装着部
を有する顔面装着型表示手段と、前記表示部の周囲に設
けられ点滅発光する発光手段とを備えたことを特徴とす
る医療用顔面装着型映像表示装置。
【0081】(付記項2−6)付記項2−1に記載の医
療用顔面装着型映像表示装置であって、使用環境状態を
検知する環境状態検知手段を備え、前記環境状態検知手
段の検知結果に応じて前記冷房手段を駆動する。
【0082】(付記項2−7)付記項2−2に記載の医
療用顔面装着型映像表示装置であって、使用環境状態を
検知する環境状態検知手段を備え、前記環境状態検知手
段の検知結果に応じて前記暖房手段を駆動する。
【0083】(付記項2−8)付記項2−6または付記
項2−7に記載の医療用顔面装着型映像表示装置であっ
て、前記環境状態検知手段は、温度を検知する手段と湿
度を検知する手段と気圧を検知する手段とのうち少なく
ともいずれかを備えた。
【0084】(付記項2−9)付記項2−1、2−2、
2−3、2−4、2−5、2−6、2−7または2−8
に記載の医療用顔面装着型映像表示装置であって、使用
者の身体の状態を検知する身体状態検知手段を備えた。
【0085】(付記項2−10)付記項2−9に記載の
医療用顔面装着型映像表示装置であって、前記身体状態
検知手段は、使用者の体温と脈拍と脳波と発汗状態と目
の瞬き回数と目の動きとのうち少なくともいずれかを検
知する。
【0086】(付記項2−11)付記項2−9に記載の
医療用顔面装着型映像表示装置であって、前記身体状態
検知手段の検知結果に応じて前記表示部の表示画像の位
置が変更される。
【0087】(付記項2−12)付記項2−9に記載の
医療用顔面装着型映像表示装置であって、前記身体状態
検知手段の検知結果に応じて前記表示部の電源が切断さ
れる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
術者に装着される部位を滅菌可能な構造にすることな
く、術者の滅菌された部位の滅菌状態を維持したまま装
着状態の調節を術者自ら行うことが可能となることで、
作業性が向上するという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図12は本発明の第1の実施の形態
に係り、図1はFMD装置を有する内視鏡装置の構成を
示すブロック図
【図2】FMD装置の構成を示す斜視図
【図3】FMD装置の液晶モニタに関わる回路構成を示
すブロック図
【図4】FMD装置の液晶モニタに関わる構成を示す断
面図
【図5】FMD装置のノーズパッド位置調節機構及び向
き調節機構に関わる回路構成を示すブロック図
【図6】ノーズパッド位置調節機構の機能の説明で用い
る説明図
【図7】ノーズパッド位置調節機構の機能の説明で用い
る説明図
【図8】ノーズパッド位置調節機構の機能の説明で用い
る説明図
【図9】向き調節機構の機能の説明で用いる説明図
【図10】向き調節機構の機能の説明で用いる説明図
【図11】ハンドスイッチの外観を示す斜視図
【図12】ハンドスイッチの防水構造を示す断面図
【図13】本発明の第2の実施の形態に係り、FMD装
置を有する内視鏡装置の構成を示すブロック図
【図14】図14ないし図21は本発明の第3の実施の
形態に係り、図14はFMD装置の環境センサ及びコン
ディションセンサに関わる構成を示す説明図
【図15】FMD装置の熱調節機能に関わる構成を示す
説明図
【図16】FMD装置の傾き・振動センサに関わる構成
を示す説明図
【図17】液晶モニタの傾き補正機能の説明で用いる説
明図
【図18】液晶モニタの傾き補正機能の説明で用いる説
明図
【図19】液晶モニタの表示位置補正機能の説明で用い
る説明図
【図20】液晶モニタの表示位置補正機能の説明で用い
る説明図
【図21】液晶モニタの表示位置補正機能の説明で用い
る説明図
【図22】本発明の第4の実施の形態に係り、FMD装
置の構成を示す説明図
【図23】本発明の第5の実施の形態に係り、FMD装
置の構成を示す説明図
【図24】本発明の第6の実施の形態に係り、FMD装
置の構成を示す説明図
【図25】本発明の第7の実施の形態に係り、FMD装
置の構成を示す説明図
【図26】本発明の第8の実施の形態に係り、液晶モニ
タに関わる構成を示す説明図
【図27】図27及び図28は本発明の第9の実施の形
態に係り、図27はFMD装置の構成を示す説明図
【図28】FMD装置の構成を示す説明図
【図29】本発明の第10の実施の形態に係り、液晶モ
ニタの表示例を示す説明図
【符号の説明】
7…FMD装置 8…FMD制御装置 9…ハンドスイッチ 11…本体 12…支持フレーム 13…ノーズパッド 15…ノーズパッド位置調節機構 16…向き調節機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天野 敦之 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大石 浩子 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 川田 晋 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小笠原 弘太郎 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 藤田 征哉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 市川 純一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 克哉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C061 AA00 BB01 CC06 DD00 NN05 VV01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】医用画像信号を描出する表示部及び前記表
    示部を使用者の顔面に装着する装着部を有する顔面装着
    型表示手段と、 前記顔面装着型表示手段に設けられ、前記表示部の位置
    或いは向きの少なくともいずれかを変更する機械的動作
    部と、 前記機械的動作部を駆動する駆動手段と、 前記駆動手段に対して遠隔的に駆動信号を出力する駆動
    信号出力手段とを具備したことを特徴とする医療用顔面
    装着型映像表示装置。
  2. 【請求項2】医用画像信号を描出する表示部及び前記表
    示部を使用者の顔面に装着する装着部を有する顔面装着
    型表示手段と、 前記装着部と前記表示部との間の接続状態を変更可能な
    機械的接続部と、 前記機械的接続部を駆動する駆動手段と、 前記駆動手段に対して遠隔的に駆動信号を出力する駆動
    信号出力手段とを具備したことを特徴とする医療用顔面
    装着型映像表示装置。
  3. 【請求項3】医用画像信号を描出する表示部及び前記表
    示部を使用者の顔面に装着する装着部を有する顔面装着
    型表示手段と、 前記顔面装着型表示手段の使用者に対する装着状態を機
    械的に変更する装着状態変更手段と、 前記装着状態変更手段を駆動する駆動手段と、 前記駆動手段に対して遠隔的に駆動信号を出力する駆動
    信号出力手段とを具備したことを特徴とする医療用顔面
    装着型映像表示装置。
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