JP5987387B2 - ヘッドマウントディスプレイ及び手術システム - Google Patents

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Description

本技術は、医療用として用いることができるヘッドマウントディスプレイに関する。
装着者が頭部に装着して画像を観賞等するための、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)が知られている。例えばHMDとして、右目用、左目用の画像表示面及び表示素子をそれぞれ有する構成が知られている(特許文献1参照)。このような構成のHMDは、視差のある画像を左右の表示面から装着者の左右の目にそれぞれ表示することができるため、クロストークの無い三次元(3D)画像を提供することができる。
一方、医療用として用いられる内視鏡装置等においても、3D画像を提供できる3D内視鏡装置の実用化が検討されている。内視鏡手術は、通常の外科手術よりも患者に対して低侵襲性であり、近年盛んに行われている。一方で、手術時には、画像を通してのみ患部を確認することとなるため、従来の二次元(2D)画像では奥行き方向の把握が難しいことがあった。そこで、3D画像を提供できるHMDを3D内視鏡装置に接続して用いることにより、リアルな患部の画像を見つつ、より正確かつ迅速な内視鏡手術ができると期待される。
特開2011−145488号公報
ここで、上記構成のHMDを装着する際には、典型的には、装着者が表示面に表示される画像を見ながら、画像のブレやピントずれがない位置、すなわち表示面と左右の目とが対向する位置にHMDの装着位置を調整する必要があった。
しかしながら、術者(装着者)は、術中にHMDを装着する際、衛生上の問題からHMDに触れることができないため、自身で装着位置を調節することができない。そこで、装着者以外の者が装着を助ける必要があるが、この場合、装着者の目と表示面との位置関係を確認することが難しいため、HMDの装着者に対する相対位置の調整が困難であった。
以上のような事情に鑑み、本技術の目的は、表示画像を確認せずとも、装着者に対する相対位置の調整が可能なHMDを提供することにある。
上記目的を達成するため、本技術の一形態に係るヘッドマウントディスプレイは、本体と、参照部と、を具備する。
上記本体は、筐体と、第1の軸方向に画像光を出射することが可能に構成される表示面を含む画像表示部と、上記筐体に取り付けられ装着者の頭部に装着可能に構成された装着部と、を有する。
上記参照部は、上記本体に配置され、上記本体と装着者の目との相対位置を外部へ表示する。
上記ヘッドマウントディスプレイは、参照部により、本体と装着者の目との相対位置を外部へ表示することができるため、参照部を参照しつつ、装着者に対する本体の相対位置を適切な位置に調整することが可能となる。
上記参照部は、上記装着者の目を外部へ露見させるように構成され上記筐体に配置される窓部を有してもよい。
これにより、装着者の目の位置を外部から把握することが可能となり、窓部の配置等を参照することにより本体との相対位置の調整が容易になる。
さらに上記参照部は、上記窓部に配置され、上記表示面の位置と上記第1の軸方向とを指標する指標部を有してもよい。
これにより、指標部を参照しつつ、窓部を介して露見される装着者の目と表示面とを第1の軸方向に対向させるように調整することで、適切な相対位置とすることが可能となる。
また、上記窓部は、透光状態と、遮光状態とを切り替え可能に構成されてもよい。
これにより、上記相対位置を調整する場合は、透光状態とすることで装着者の目を外部から確認することができ、一方で画像を観察する場合は、遮光状態とすることでより明瞭な画像を提示可能な状態とすることができる。
上記筐体は、上記第1の軸方向と直交する第2の軸方向に対向する第1及び第2の側面をさらに含み、
上記窓部は、上記第1及び第2の側面のうち少なくともいずれか一方に配置されてもよい。
これにより、側方より装着者の目の位置を確認することができ、表示面に対する高さ方向(すなわち第1及び第2の軸方向に直交する方向)の相対位置の調整が容易な構成とすることができる。
また、上記本体は、上記窓部を閉塞する第1の位置と上記窓部を開放する第2の位置との間を移動可能に構成される可動部材をさらに有してもよい。
これにより、可動部材によって窓部の開閉を行うことができる。したがって、画像を観察する場合は、可動部材を第1の位置とすることで窓部からの外光の入射を抑制し、より明瞭な画像を提示することができ、一方、第2の位置とすることで窓部を介して装着者の目が外部へ露見され、上記相対位置の調整をすることが可能となる。
具体的には、上記可動部材は、上記窓部を開閉する第1の領域と、上記表示面を支持する第2の領域とを有し、
上記表示面は、上記第1の位置で上記第1の軸方向に画像光を出射してもよい。
これにより、表示面から画像光が出射される場合には窓部が閉塞され、装着者により明瞭な画像を提示することができる。一方で、第2の位置においては、表示面を退避させ、装着者の周辺視野を確保することが可能な構成とすることができる。したがって、装着者に画像が提示される画像表示モードと、装着者の視野が開放される周辺視野確保モードとを迅速に切り替え可能な構成とすることができる。
さらに上記筐体は、上記第1の位置において上記第2の領域と対向する開口部を有してもよい。
これにより、可動部材を第2の位置としたときに、装着者の視野をより広く確保することが可能な構成とすることができる。
また、上記装着部は、上記筐体と上記装着部とを着脱自在に連結する連結部をさらに有し、
上記参照部は、上記装着部に配置され、上記連結部に対する装着者の目の相対位置を外部へ表示してもよい。
これにより、装着者があらかじめ装着部のみ装着しておくことで、必要に応じて筐体を連結することができる。さらに、参照部を参照して装着部を装着しておくことにより、筐体連結時に適切な相対位置とすることができ、筐体連結時ごとの相対位置の調整が不要な構成とすることができる。したがって、装着時間を大幅に短縮することが可能となる。
以上のように、本技術によれば、表示画像を確認せずとも、装着者に対する相対位置の調整が可能なHMDを提供することができる。
本技術の第1の実施形態に係る内視鏡システムの構成例を模式的に示す図である。 本技術の第1の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイを示す概略側面図である。 本技術の第1の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイを示す概略正面図である。 本技術の第1の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイを装着者が装着した態様を示す概略側面図であり、窓部を透過状態とした態様を示す。 本技術の第1の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイを装着者が装着した態様を示す概略側面図であり、窓部を遮光状態とした態様を示す。 本技術の第1の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイを装着者が装着した態様を示す概略正面図である。 本技術の第1の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイ(画像表示部)の構成を示すブロック図である。 本技術の第2の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイを示す概略側面図であり、可動部材が第1の位置にある態様を示す。 本技術の第2の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイを示す概略側面図であり、可動部材が第2の位置にある態様を示す。 本技術の第2の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイを示す概略正面図であり、可動部材が第1の位置にある態様を示す。 本技術の第2の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイを示す概略正面図であり、可動部材が第2の位置にある態様を示す。 本技術の第2の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイを装着者が装着した態様を示す概略側面図であり、可動部材が第1の位置にある態様を示す。 本技術の第2の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイを装着者が装着した態様を示す概略側面図であり、可動部材が第2の位置にある態様を示す。 本技術の第3の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイを示す概略側面図であり、筐体と装着部とが分離した態様を示す。 本技術の第3の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイを示す概略側面図であり、筐体と装着部とが連結した態様を示す。 本技術の第3の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイを装着者が装着した態様を示す概略側面図であり、筐体と分離した装着部のみ装着された態様を示す。 本技術の第3の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイを装着者が装着した態様を示す概略側面図であり、筐体と装着部とが連結され装着された態様を示す。 本技術の第1の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの参照部の変形例を示す模式的な図である。
以下、本技術に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。
<第1の実施形態>
[内視鏡システム]
図1は、本技術の一実施形態に係る内視鏡システムの構成例を模式的に示す図である。本実施形態に係る内視鏡システム100は、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)1と、内視鏡装置2と、プロセッサユニット3と、を有する。本実施形態に係る内視鏡システム100は、内視鏡手術の際、HMD1を装着した術者(装着者)が、患者の体内に内視鏡装置2を挿入し、内視鏡装置2によって撮像された患部の様子をHMD1によって確認しながら、患部に対して切除等の処置をするために用いられる。
内視鏡装置2は、例えば挿入部21と、操作部22と、を有する。挿入部21は、体内に挿入されることが可能な管状の構造を有し、患部を撮像するための図示しないCMOSイメージセンサ等の撮像素子や、レンズ等の光学系を内蔵している。また、本実施形態において、撮像素子及び光学系等は、視差を有する右目用、左目用の画像を撮像するために、2個ずつ配置されている。これにより、患部を立体的に表示できる3D画像のデータを取得することができる。
さらに、挿入部21には、患部を切除、あるいは把持するためのメスや鉗子等が挿入される。操作部22は、手術助手等に把持され、挿入部21の操作等が可能に構成される。また、操作部22は、ケーブル23を介してプロセッサユニット3に接続されている。
プロセッサユニット3は、例えば内視鏡装置2によって取得された画像の処理等を行う画像処理部31や、内視鏡装置2による撮像時に患部を照射する光源32、あるいはHMD1へ出力する画像に関する信号を変換処理するための変換部33等を含む。光源32から照射された光は、例えば挿入部21の内部に配置された導光用のファイバ等を介して挿入部21の先端へ導光される。
また、画像処理部31では、撮像された右目用及び左目用の画像を重ね合わせ、3D画像データとして処理することができる。当該3D画像データは、例えばケーブル36等を介してモニタ装置Mに出力され、HMD1を装着した装着者以外の補助者等にも、術中の患部が確認できるように構成される。
HMD1は、プロセッサユニット3と電気的に接続され、内視鏡装置2を操作する手術助手等に対し内視鏡画像を観察しながら指示を行う装着者に装着される。HMD1とプロセッサユニット3との接続方法は、有線でも無線でも特に限られないが、本実施形態では、例えばHDMI端子により出入力されるケーブル35によって有線で接続されている。
内視鏡装置2によって撮像された右目用及び左目用の画像に関する信号は、画像処理部31によって画像信号として処理された後、変換部33でHMD1に適合する画像データとしてそれぞれ処理され、ケーブル35を介してHMD1に出力される。なお、プロセッサユニット3は、ケーブル35を介してHMD1へ駆動電力を供給するよう構成されてもよい。
なお、HMD1への出力信号を処理する変換部33は、画像処理部31等と同一の筐体に含まれる図示の例に限られず、画像処理部31等とは別個の筐体に収容されることも可能である。
次に、本実施形態に係るHMD1の詳細な構成について説明する。
[HMD]
図2〜7は、本実施形態に係るHMD1の構成を示す図であり、図2は概略側面図、図3は概略正面図、図4、図5は装着者が装着した態様を示す概略側面図、図6は装着者が装着した態様を示す概略正面図、図7は画像表示部の構成を示すブロック図、である。HMD1は、本体4と、参照部6と、を有する。本実施形態に係るHMD1は、例えばゴーグル形状の非透過型のHMDで構成される。
なお、図中のx軸方向及びy軸方向はHMD1が属するxyz座標系における水平方向を示す。x軸方向(第2の軸方向)は、本体4の左右方向とする。y軸方向(第1の軸方向)は、x軸方向と直交する本体4の前後方向とする。z軸方向は、x軸方向とy軸方向とに直交する方向を示し、本体4の上下方向とする。
また、図中のX軸方向及びY軸方向は装着者が属するXYZ座標系における水平方向を示し、XY平面は「水平面」を示す。すなわち、X軸方向は装着者から見た左右方向、Y軸方向はX軸方向と直交し装着者から見た前後方向(装着者の正面−背面方向)を示す。Z軸方向はX軸方向及びY軸方向と直交し、鉛直方向を示す。
以下、各部の構成について説明する。
(本体)
本体4は、筐体41と、画像表示部42と、装着部5と、を有する。本体4は、装着部5が装着者の頭部に装着されることで、筐体41が装着者の左右の目の前に配置されるよう、構成される。
筐体41は、全体として、装着者の左右の目を被覆して顔面にフィットするように構成される。筐体41は、x軸方向にそれぞれ対向する左側面(第1の側面)411、右側面(第2の側面)412と、y軸方向にそれぞれ対向する前面413、接眼面414と、z軸方向にそれぞれ対向する上面415、下面416と、を含む。
接眼面414は、装着者の左右の目の前に近接して対向するように構成され、例えば中央部には、装着者の鼻の形状にあわせて切り欠きが形成されていてもよい。一方前面413は、HMD1を装着した装着者の正面に配置され、例えば矩形状に構成される。左側面411、右側面412は、装着時において、それぞれ装着者の顔面の左側方、右側方に配置され、例えば装着者の左右のこめかみ付近まで被覆するように構成されてもよい。
このような構成の筐体41により、装着時に装着者の眼前をほぼ完全に被覆することができ、外光を遮光し、より鮮明な画像を提示ことができる。
なお、筐体41は上記の構成に限られず、例えば、接眼面414を除く左右の側面411、412、前面413、上面415及び下面416が、滑らかに連接して一つの外表面を形成するように構成されてもよい。
図7は、画像表示部42の構成を示すブロック図である。画像表示部42は、左右の表示面421,422と、画像生成部44と、左右の表示素子431,432と、を含む。画像表示部42は、全体として筐体41の内部に配置され、内視鏡装置2によって撮像された所定の画像を装着者に提示する画像表示装置として構成される。具体的には、まず、画像生成部44が、プロセッサユニット3を介して取得された画像データに基づき、左右の表示素子431,432へそれぞれ出力するための画像信号を生成する。次に、表示素子431,432が、これらの画像信号に応じた画像光をそれぞれ表示面421,422へ出射し、装着者に画像が提示される。
表示面421,422は、x軸方向に沿って接眼面414上に配置され、装着者の左目用及び右目用の画像を、それぞれの目に表示することが可能に構成される。表示面421,422の形状及び大きさは特に限られないが、本実施形態において、縦約16mm、横約30mmの矩形状でそれぞれ構成される。表示面421,422を形成する材料は、透過性を有すれば特に限られず、例えばプラスチック板、ガラス板等が採用される。
画像生成部44は、本実施形態において、プロセッサユニット3から送信された右目用及び左目用の画像データをHMD1用の画像信号に変換する、画像データ変換回路等で構成される。画像生成部44は、ケーブル35と接続されたHDMI(High-Definition Multimedia Interface)入力端子441から内視鏡画像データを取得する。
さらに画像生成部44は、当該画像データに所定のずらし処理等を行い、HMD1に適した左目用及び右目用の画像信号を生成してもよい。これにより、装着者に対し所望の3D画像を提示することが可能となる。当該ずらし処理におけるずらし量は、例えばHMD1の表示素子431,432と目の距離、両目の間隔、あるいは後述する虚像位置等から算出される。
画像生成部44は、生成された左目用及び右目用の画像データを、左右の表示素子431,432にそれぞれ出力する。
左右の表示素子431,432は、画像生成部44から入力された画像データに基づいて、左右の表示面421,422へ向かって画像光を出射する。表示素子431,432は、例えば、表示面421、422とy軸方向に対向してそれぞれ配置される。これにより、表示素子431,432及び表示面421,422から出射される画像光の光軸は、y軸方向と平行になる。
表示素子431,432は、本実施形態において、有機EL(Electroluminescence)素子で構成される。表示素子431,432として有機EL素子を採用することで、小型化、高コントラスト及び迅速な応答性等を実現することができる。
表示素子431,432は、例えば複数の赤色有機EL素子,緑色有機EL素子,青色有機EL素子等がマトリクス状に配置された構成を有する。これらの各素子は、アクティブマトリクス型、あるいは単純(パッシブ)マトリクス型等の駆動回路によって駆動されることで、それぞれ所定のタイミング、輝度等にて自発光する。また、表示素子431,432は、上記駆動回路が画像生成部44で生成された画像信号に基づいて制御されることで、表示素子431,432全体として所定の画像が表示されるよう、構成される。
なお、表示素子431,432は上記構成に限られず、例えば、液晶表示素子(LCD)等を採用することも可能である。
表示素子431,432と表示面421、422との間には、光学系として、例えば図示しない複数の接眼レンズがそれぞれ配置される。これらの接眼レンズと装着者の目とを所定距離で対向させることにより、装着者に対し、所定位置(虚像位置)に表示されるように見える虚像を観察させることが可能となる。虚像位置及び虚像の大きさは、表示素子431,432及び光学系の構成等によって設定され、例えば、虚像の大きさが映画館サイズの750インチであり、虚像位置が装着者から約20m離れた位置とするように設定される。
ここで、装着者に虚像を観察させるためには、表示素子431,432からy軸方向を光軸方向として出射される画像光が、接眼レンズ等により左右の目の網膜上にそれぞれ結像するように、筐体41を装着者に対して配置する。
このことから、装着者に所定の画像を観察させるためには、装着者の目線が画像光の出射方向と略一致するように、すなわち、表示面421,422と装着者の左右の目とがそれぞれy軸方向に対向するように筐体41を配置する必要がある。以下、このような筐体41の装着者に対する相対位置を「適切な相対位置」と表すこととする。
筐体41の配置が適切な相対位置でない場合には、ピントがぼけた画像となったり、3D画像にブレが生じたりすることで、装着者は所望の画像を見ることができない。したがって、HMD1の装着に際し、筐体41を適切な相対位置に調整し、さらに装着している間、当該位置がずれないように筐体41を頭部に固定する必要がある。本実施形態においては、以下の装着部5によって筐体41の相対位置が調整及び固定される。
装着部5は、バンド51,52と、調整部53と、左右の取付部材541,542と、額当てパッド55と、を有する。装着部5は筐体41に取り付けられ、筐体41が装着者に対し適切な相対位置となるよう、すなわち、y軸方向に表示面421,422と装着者の左右の目とが相互に対向するように、装着者の頭部に装着可能に構成される。
図4,5を参照し、本実施形態に係る装着部5の概略構成について説明する。バンド51,52は、筐体41と取付部材541,542を介して取り付けられ、例えば筐体41の左側面411から装着者の頭頂部及び後頭部をそれぞれ通り、右側面412に至るよう、構成される。さらに、調整部53により、バンド51,52の長さを調節可能に構成されることから、筐体41の装着者に対する高さ方向及び前後方向の相対位置を調整することができる。また、額当てパッド55が装着者の額に当接可能に構成され、後頭部を通るバンド52の長さを調節することで、額当てパッド55とバンド52とによって装着者の前後方向の相対位置を固定することが可能となる。
バンド51、52は、いずれも、例えば取付部材541、542にそれぞれ取り付けられる2本の短いバンドを含み、これらの短いバンド同士が所定の長さで重なるように固定されることで、全体として一本のバンドになるようそれぞれ構成される。当該固定には、後述する調整部53が用いられる。またバンド51、52を形成する材料は、強度や柔軟性を鑑み、例えば、ゴム、プラスチック、布等が採用される。
調整部53は、本実施形態において、装着者に対する筐体41の相対位置を調整する。調整部53は、例えば、バンド51、バンド52にそれぞれ取り付けられ、取付部材541から取付部材542に至るこれらの長さをそれぞれ調節することが可能な調節部材531、532を有する。
調節部材531,532としては、例えばベルト等に用いられるバックルや、片ラッチ等の構成を採用することができる。このような構成により、バンド51,52のそれぞれの2本の短いバンドの重なりの長さを任意に固定及び解除することができ、バンド51,52の長さを可変とすることができる。調節部材531,532の構成は特に限られず、バンド51,52の素材、形状等に応じて適宜選択することができる。
左右の取付部材541,542は、本実施形態において、左右の側面411,412にそれぞれ配置される。取付部材541,542の構成は特に限られず、例えばバンド51,52の一端部同士をそれぞれ重ね合わせて筐体41に取り付ける、カシメ状の構成としてもよい。また取付部材541,542は、筐体41に対してバンド51,52を所定角度範囲でそれぞれ回動自在とするように構成されてもよい。
額当てパッド55は、例えば筐体41の接眼面414から、上面415の上方へ突出するように取り付けられる。額当てパッド55の構成は特に限られず、装着者の装着感等を鑑み、装着者と当接する面にクッション状の構成が採用される。また、必要に応じて、筐体41に対する角度やz軸方向の高さ位置を調整可能に構成されてもよく、必要に応じて取り外し可能に構成されてもよい。
(参照部)
参照部6は、本実施形態において、窓部61と、指標部(マーク)62と、を有する。参照部6は、窓部61により外部へ露見される装着者の目を、マーク62の位置を指標として調整することで、装着者に対する本体4の相対位置を調整することが可能に構成される。
窓部61は、本実施形態において、筐体41の左側面411に配置され、より具体的には、装着時において装着者の左側方からx軸方向に装着者の目と略対向する位置に配置される。また、窓部61は、典型的には矩形状で構成されるが、その形状及び大きさは、後述する透光状態において十分装着者の目を露見できれば、特に限られない。
窓部61は、本実施形態において、透光状態と、遮光状態と、が切り替え可能に構成される。図4、5は、装着者がHMD1を装着した態様を示す概略側面図であり、図4は、窓部61を透過状態とした態様を示し、図5は、窓部61を遮光状態とした態様を示す。窓部61は、本実施形態において、液晶シャッタで構成される。これにより、窓部61は、図示しない駆動源からの駆動電圧が制御されることにより、透光状態と遮光状態とを切り替えられることが可能となる。窓部61に係る透光状態と遮光状態との切り替えは、例えば筐体41、あるいはプロセッサユニット3に配置されたスイッチ等により行われるよう、構成されてもよい。
例えば窓部61は、相対位置の調整時において透光状態とされることにより、装着者の目を外部へ露見させることができる。一方、画像観察時に遮光状態へ切り替えられることにより、筐体41と装着者の目との間への外光の入射を抑制し、鮮明な画像を提示することが可能に構成される。
マーク62は、例えば窓部61に配置され、表示面421,422の位置と、画像光の出射方向であるy軸方向とを指標する。例えば、マーク62は、表示面421,422の位置として、表示面421,422の中心(すなわち対角線の交点)のz軸方向に沿った高さ位置(以下、単に「高さ位置」とする)を指標する。具体的には、表示面421,422の中心の高さ位置において、y軸方向に延在するように配置された、1本の直線で構成される。このようなマーク62により、表示面421,422の配置及び表示面421,422から出射される画像光の出射方向を確認することができる。
マーク62は、例えば窓部61上に貼付されたシール等で構成されてもよいし、塗料等により窓部61上に直接描かれてもよい。あるいは、透明板を二色成形等することでマーク62を形成し、当該透明板を窓部61上に配置してもよい。
上記構成の参照部6により、装着者の目の位置を窓部61を介して確認しつつ、装着者の目に対する筐体41の相対位置を調整することができる。具体的には、目の中心(瞳の位置)をマーク62に重ね合わせ、装着者の目線(眼球の表面と略直交する方向)をマーク62の延在方向と一致させるように調整する。これにより、装着者の目と表示面421,422とをy軸方向、すなわち表示面421,422からの画像光の出射方向に対向させることができ、本体4を装着者に対し適切な相対位置とすることができる。
以下、本実施形態に係るHMD1の装着方法の例について説明する。ここでは、内視鏡装置2を用いて内視鏡手術を行おうとする装着者が、既に手指を滅菌しており、自身でHMD1の相対位置を調節できない場合において、周囲にいる手術助手等の装着補助者(以下、単に補助者とする)が装着者にHMD1の装着を行う例について説明する。
[装着方法例]
まず、HMD1は、補助者により、バンド51,52を装着時に想定される長さよりも長く調節され、準備されている。この際HMD1の本体4及び窓部61は、予め起動されていてもよい。これにより、窓部61を透光状態とすることができる。また補助者は、例えば装着者の左側方に立ち、HMD1の装着の補助をしやすい高さとなるよう適宜台に乗って準備している。
次にHMD1は、補助者により装着者の上方から頭部に装着され、調節部材531、532によりバンド51,52の長さを仮調節される。この際のバンド51,52の長さは、装着者に対するHMD1の相対位置が固定されず、相対位置を調整可能な程度に余裕を持たせた長さとする。また、バンド51は装着者の頭頂部に、バンド52は装着者の後頭部に、それぞれ装着される。
さらに、HMD1の装着者に対する相対位置が調整される。この際、補助者は、窓部61を透光状態とすることにより、装着者の左側方から窓部61を介して装着者の(左)目の位置を確認することができる。さらに、マーク62を参照し、装着者の目をマーク62に重ね合わせ、目線をマーク62の延在方向に一致させるように本体4の相対位置を調整する。これにより、表示面421,422と装着者の目とがy軸方向に略対向するように、本体4が配置される。この際、必要に応じてバンド51の長さが調節部材531により調節されてもよい。またここでは、バンド51,52が余裕のある長さに調節されているため、本体4の相対位置の調整を容易に行うことができる。
本体4の配置が適切な相対位置となるように調整された後、HMD1の当該相対位置が固定されるようにバンド52の長さが調節される。ここでは、バンド52の長さが調節部材532によってより短く調節され、額当てパッド55とバンド52とが装着者の頭部の前後方向を挟み込むことで、本体4の装着者に対する前後方向の相対位置が決定される。
以上のように、本実施形態に係るHMD1は、窓部61を介して確認される装着者の目をマーク62とx軸方向に重なるように装着されることにより、表示面421,422と装着者の目とをy軸方向、すなわち画像光の出射方向に対向させることができる。これにより、装着者の目と表示面411,412との位置関係を把握しにくい補助者であっても、マーク62を参照しつつHMD1の相対位置を調整し、装着者に対して適切な相対位置とすることが可能となる。
したがって、例えば手術中にHMD1を装着する必要がある場合であっても、装着者自身がHMD1に触れることなく、HMD1が適切な相対位置として装着されることが可能となる。また、これにより、装着者は、快適な3D画像を見ながら、円滑に内視鏡手術を行うことが可能となる。
また、装着者が補助者の方へ顔の正面を向けることができない場合であっても、窓部61及びマーク62が筐体41の左側面411に配置されているため、補助者が装着者の側方から相対位置を容易に調整することが可能となる。
さらに、本実施形態に係る窓部61は、液晶シャッタにより透光状態と遮光状態とを切り替え可能に構成されているため、画像を観察する際には遮光状態とし、外光の入射を抑制することができる。これにより、装着時には装着者の目を露見させ、相対位置の調節が可能になるとともに、画像観察時には装着者と筐体41との間を遮光状態とし、表示面421,422により表示される画像をより見やすいものとすることができる。
加えて、上記構成の装着部5により、バンド51,52の長さが容易に変更できるため、補助者は、装着及び相対位置の調整、固定等を容易に行うことが可能となる。
<第2の実施形態>
図8〜13は、本技術の第2の実施形態に係るHMD10の構成を示す図であり、図8、9は概略側面図、図10、11は概略正面図、図12、13は装着者が装着した態様を示す概略側面図、である。なお、図において上述の第1の実施形態と対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略するものとする。
本実施形態において第1の実施形態と異なる主な点は、本体40が、参照部60の窓部610を開閉するように構成された可動部材450を有する点である。可動部材450は、表示面421,422を支持し、窓部610が閉塞される位置において、装着者に画像を提示するように構成される。
本実施形態に係る筐体410は、第1の実施形態と同様に左側面4110と、右側面4120と、前面4130と、上面4150と、下面4160と、を有しており、一方で接眼面は有していない。前面4130と、左右の側面4110、4120とには、開口部4170が形成されている。筐体410に含まれない接眼面及び表示面4210,4220は、後述する可動部材450に配置される。
本体40は、開口部4170の深さ方向内部に、空間Sが形成されている。空間Sは、後述する第1の位置で可動部材450を収容可能に構成される。さらに、筐体410の上面4150、左右の側面4110、4120及び前面4130に囲まれた内部には、第2の位置での可動部材450の一部を収容可能に構成される収容領域4180が形成されている。
一方、第1の実施形態と同様に、左側面4110には窓部610が配置されている。窓部610には、例えば第1の実施形態と同様の形状のマーク620が配置されている。窓部610は、本実施形態において開口部4170と連続して、一体に形成される。
開口部4170及び窓部610は、例えば透光性のプラスチック板、ガラス板等で構成される。これにより、開口部4170及び窓部610が透光性を有し、装着者の視野が確保できるとともに、窓部610から装着者の目を露見されることが可能となる。さらに、本体40の強度を高めるとともに、空間S内への異物の侵入等を防止し、より安全性の高い構成とすることができる。
可動部材450は、窓部610を閉塞する第1の位置と、窓部610を開放する第2の位置との間を移動可能に構成される。図8、10、12は、それぞれ可動部材450が第1の位置にある態様を示す概略側面図及び正面図であり、図9、11、13は、それぞれ可動部材450が第2の位置にある態様を示す概略側面図及び正面図である。
本実施形態において、第1の位置では、装着者が表示面421,422により内視鏡画像等を提示されるように構成される。一方、第2の位置では、開口部4170により装着者の前方及び側方への視野が確保されるとともに、窓部610を介して外部の補助者等に装着者の目が露見され、本体40の相対位置の調整が可能となるように構成される。
すなわち、可動部材450は、x軸方向に対向する2枚の可動板(第1の領域)451,452と、可動板451,452と連接し表示面421、422を支持する可動筐体(第2の領域)453と、を有する。可動板451,452は、第1及び第2の位置間の移動に伴い、窓部610を開閉する。また、可動筐体453は、第1の位置において開口部4170と対向する。
さらに本実施形態において、可動部材450は、可動板451、452を本体40に対して回動させることが可能に配置されx軸方向に延在する可動軸454を有する。これにより、可動部材450は、可動軸454(x軸)まわりに回動し、第1の位置と第2の位置との間を移動可能に構成される。具体的には、空間Sに収容される第1の位置からx軸まわりに鉛直方向上方に回動し、第2の位置に移動するように構成される。
可動部材450の駆動方法については特に限られない。例えば、装着者あるいは補助者の手動により駆動されるように構成されることも可能である。これにより、装置構成を簡略なものとすることができる。
あるいは、可動部材450は、モータ等の駆動源により、自動で移動可能としてもよい。これにより、例えば手術中等であって、装着者あるいは補助者がHMD10に直接触れることができない場合であっても、プロセッサユニット3等に配置されたスイッチ等により、移動可能とすることができる。
可動筐体453は、第1の位置において空間Sに収容される。具体的には、可動筐体453は、第1の位置でx軸方向に対向するように配置される左右の側面4531、4532と、第1の位置でy軸方向に対向するように配置される前面4533及び接眼面4532と、を含む。左右の側面4531、4532は、それぞれ可動板451,452に支持される。
また、可動筐体453の接眼面4534には、左右の表示面421、422が配置される。また、可動筐体453の内部には、画像表示部42の画像生成部44と、左右の表示素子431,432と、が配置される。これにより、可動筐体453は、第1の位置において、表示面421、422からy軸方向に画像光が出射されるように構成される。
また第1の位置において、可動板451,452は、窓部610と、開口部4170の一部と、を閉塞するように構成される。また、第1の位置において、可動筐体453の前面4533及び左右の側面4531、4532も、それぞれ開口部4170と対向し、閉塞するように構成される。本実施形態において、可動板451,452、前面4533及び左右の側面4531、4532は、連接して配置されるため、第1の位置においては、窓部610及び開口部4170の全体が閉塞されることとなる。したがって、第1の位置において装着者へ画像が提示される際には、外光が遮光され、装着者に鮮明な画像を提示することが可能となる。
第2の位置では、可動筐体453は、筐体410内部に形成された収容領域4180に収容される。これにより、開口部4170が開放され、空間Sを介して装着者の前方及び左右側方の視野を確保することができる。
また第2の位置では、可動板451,452が可動軸454まわりに回動することにより、窓部610が開放され、窓部610から装着者の目が露見される。これにより、装着者の目の位置を窓部610を介して確認しつつ、装着者の目に対する本体40の相対位置を調整することができる。
以上の実施形態においては、本体40が可動部材450を有することにより、例えば装着者に画像が提示される画像表示モードと、装着者の視野が開放される周辺視野確保モードとを切り替え可能な構成とすることができる。これにより、HMD10を装着した状態にあっても、可動部材450を移動させることにより、周辺の視野を確保することができる。したがって、例えば内視鏡手術以外の処置を行う場合であってもHMD10を装着した状態で行うことができ、可動部材450の位置を移動させるだけで迅速に内視鏡手術に移行することが可能となる。
また、本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、参照部60を有していることから、可動部材450を第2の位置とした状態で窓部610を開放し、装着者に対する筐体410の相対位置を適切な位置に調整することができる。
さらに、参照部60を参照して筐体410を適切な相対位置とした後は、第1の実施形態と同様の構成の装着部5により、当該相対位置が維持できるため、画像表示モードに切り替える度ごとの相対位置の調整が不要となる。したがって、例えば一刻を争う手術中にあっても、内視鏡手術とそれ以外の処置との間をより迅速に移行可能な構成とすることができる。
<第3の実施形態>
図14〜17は、本技術の第3の実施形態に係るHMD1Aの構成を示す図であり、図14、15は概略側面図、図16、17は装着者が装着した態様を示す概略側面図、である。なお、図において上述の第1の実施形態と対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略するものとする。
また、図14、16は、それぞれ装着部5Aと筐体41Aとが分離した態様を示す概略側面図であり、図15,17は、それぞれ装着部5Aと筐体41Aとが連結した態様を示す概略側面図である。本実施形態において第1の実施形態と異なる主な点は、装着部5Aが、筐体41Aと装着部5Aとを着脱自在に連結する連結部7を有する点である。また、参照部6Aは、装着部5Aに配置され、連結部7に対する装着者の目の相対位置を外部へ表示するように構成される。
装着部5Aは、本実施形態において、装着者の頭頂部及び後頭部にそれぞれ装着されるバンド51A,52Aと、さらに装着者の前頭部に装着されるバンド56Aを有する。バンド51A,52Aは、バンド56Aと取付部材541A,542Aを介して取り付けられ、第1の実施形態と同様の構成の調整部53A(調節部材531A,532A)が取り付けられている。
一方、バンド56Aは、装着者の前頭部(例えば額)に装着される。さらに、バンド56Aには、連結部7が配置されている。また、本実施形態において、バンド56バンド53AAには、参照部6Aが配置される。
参照部6Aは、本実施形態において、装着部5Aから筐体41Aが分離された状態、すなわち装着部5Aのみ装着された状態において、連結部7に対する装着者の目の相対位置を外部へ表示するように構成される。
具体的には、参照部6Aは、窓部61Aと、マーク62Aと、を有する。窓部61Aは、透光性の矩形のパネル形状を有し、装着部5Aを装着した際に装着者の目(例えば左目)が透過されるように、例えばバンド56Aの連結部7の左下方に配置される。一方、マーク62Aは、第1の実施形態と同様の構成を有する。すなわち、マーク62Aは、窓部61A上に配置され、連結後の筐体41Aに配置される表示面421、422の中心とx軸方向に対向する高さ位置に配置され、y軸方向に延在する1本の直線状の構成を有する。
参照部6Aによる連結部7に対する装着者の目の相対位置の調整は、第1の実施形態と同様、目の中心(瞳の位置)をマーク62Aにx軸方向に重ね合わせ、目線の方向とマーク62Aの延在方向に一致させるようにすることで行われる。これにより、連結部7によって装着部5Aと筐体41Aとが連結された際、装着者の目と表示面421,422とをy軸方向、すなわち表示面421,422からの画像光の出射方向に対向させることが可能となる。
連結部7は、装着部5Aと筐体41Aとを着脱自在とし、かつ、装着部5Aが適切な相対位置として装着され装着部5Aと筐体41Aとが連結された後に、表示面421,422と装着者の目とがy軸方向に対向するように連結され、配置を固定するように構成される。
連結部7の構成は、装着部5Aに対し筐体41Aの相対的な配置が固定できれば、特に限られない。例えば、ワンタッチ継ぎ手等と同様の構成を用いることができる。具体的には、バンド56Aに配置された被挿入部71と、筐体41A側に取り付けられ被挿入部71に挿入されることが可能な挿入端部72と、を有する。
被挿入部71は、例えば、y軸方向に挿入端部72が挿入されることが可能に構成される。さらに、被挿入部71は公知のバネ構造等からなるロック機構を有し、所定量挿入された挿入端部72の配置を固定することが可能に構成される。このような構成により、筐体41A側の挿入端部72を被挿入部71に挿入することで、装着部5Aに対する筐体41Aの配置が固定される。
なお、本実施形態に係る筐体41Aは、全体として第1の実施形態と同様の構成を有する。すなわち、筐体41Aは、x軸方向にそれぞれ対向する左側面(第1の側面)411A、右側面(第2の側面)412Aと、y軸方向にそれぞれ対向する前面413A、接眼面414Aと、z軸方向にそれぞれ対向する上面415A、下面416Aと、を含む。
左右の側面411A、412Aは、装着者の目の左右の側方を被覆するように構成される。これにより、左右の側面411A、412Aにより装着者の目が左右の側方から被覆されて外光が遮光され、より鮮明な画像を観察することができる。また、連結後は参照することのない参照部6Aが、左右の側面411A,412Aの内方に収容されるように構成することができる。
次に、本実施形態に係るHMD1Aの装着方法例について説明する。ここでは、手術前に装着者自身が、鏡等を見ながら分離された状態の装着部5Aのみを装着し、手術中に、補助者等によって筐体41Aが連結される場合について説明する。
まず、HMD1Aは、筐体41Aと装着部5Aとが分離された状態で準備される。ここでは第1の実施形態と同様に、バンド51A,52Aを装着時に想定される長さよりも長く調節されている。
次に、装着部5Aは、装着者により装着者の上方から頭部に装着され、調節部材531A、532Aによりバンド51A,52Aの長さを仮調節される。バンド51Aは装着者の頭頂部に、バンド52Aは装着者の後頭部に、またバンド56Aは装着者の前頭部に、それぞれ装着される。
さらに、HMD1Aの装着者に対する相対位置が調整される。ここでは、装着者自身が左側方から窓部61Aを介して自身の(左)目の位置を確認し、さらにマーク62Aを参照することで、マーク62Aと自身の目とをx軸方向に重ね合わせるように被挿入部710の相対位置を調整する。これにより、連結後に、表示面421,422と装着者の目とがy軸方向に略対向するように本体4が配置されるよう、相対位置が調整される。
装着部5Aの配置が適切な相対位置となるように調整された後、当該相対位置が固定されるようにバンド52Aの長さが調節される。ここでは、バンド52Aの長さが調節部材532Aによってより短く調節され、額当てパッド55Aとバンド52Aとが装着者の頭部の前後方向を挟み込むことで、装着部5Aの装着者に対する前後方向の相対位置が決定される。
装着者は、装着部5Aのみ装着した状態で、HMD1Aを必要としない処置を行う。手術中に内視鏡手術が開始される際には、手指を滅菌している装着者に代わり、補助者が本体4Aの筐体41Aを連結部7により装着部5Aに連結する。例えば、筐体41A側の挿入端部72が、装着部5A側の被挿入部71にロックされるまでy軸方向に所定量挿入される。
これにより、迅速に筐体41Aと装着部5Aとが連結され、HMD1Aは装着者に対し内視鏡画像を提示することが可能となる。このとき、参照部6Aを参照することにより、既に装着部5Aが装着者に対して適切な相対位置に調整されているため、連結後に相対位置の調整をせずとも、HMD1A全体として適切な相対位置に調整される。
以上のように、本実施形態に係るHMD1Aは、装着部5Aと筐体41Aとが連結部7により着脱自在に構成される。さらに、分離された装着部5Aのみを装着する際に、連結部7の装着者に対する相対位置が参照部6Aを参照することにより調整される。これにより、連結後に適切な相対位置としてHMD1Aを装着することができる。したがって、HMD1Aを装着する度ごとの相対位置の調整が不要となり、HMD1Aの装着時間を短縮することが可能となる。
またこれにより、HMD1Aにより提示される画像を必要としない内視鏡手術以外の処置を行う場合には、装着部5Aのみの状態で処置を行うことができる。したがって、装着者の負担を低減することが可能になる。
また、本実施形態に係る参照部6Aは、装着部5Aに配置された連結部7との相対位置を調整することができるため、装着者自身が装着部5Aのみ装着した状態で、手術前等に自身で相対位置を調整することが可能となる。これにより、装着者自身の所望の装着感を得ることが可能となり、かつ、補助者等における本体4A(筐体41A)の装着補助の負担を低減することができる。
以上、本技術の実施形態について説明したが、本技術はこれに限定されることはなく、本技術の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
第1の実施形態において、参照部6は、窓部61と、マーク62と、を含み、マーク62は、表示面421,422の中心の高さ位置においてy軸方向に延在するように配置された1本の直線であると説明したが、表示面421,422の位置とy軸方向とを指標できれば、これに限られない。
図18(A),(B),(C),(D),(E),(F)は、参照部6の変形例を示した模式的な図である。(A)は、マーク62の変形例であり、マーク62aは、表示面421,422と装着者の目(瞳)とがy軸方向に対向した際に、瞳の下端が配置されるべき高さ位置において、y軸方向に延在する直線で構成される。これにより、瞳の下端をマーク62aに重ね合わせて目線の方向をマーク62aの延在方向に一致させることにより、調整可能となる。また、(B)は、マーク62bが矢頭で構成される例であり、マーク62bは瞳の中心の位置及びy軸方向を示すように構成される。
また、図18(C)は、半透過性の窓部61c上にマーク62と同様の構成のマーク62cが配置された例である。このような参照部6は、装着時には装着者の目を透過させ、相対位置の調整を可能とすることができる一方で、画像観察時には外光の入射量を抑制することが可能となる。これにより、透光状態及び遮光状態を切り替える必要がなく、装置構成を簡素なものとすることができる。一方、(D)は、窓部61dの瞳が配置されるべき高さ位置に、y軸方向と平行に形成された境界62dにおいて、透過度を変化させるように構成された例である。この場合、指標部62dは境界62dとなる。これによっても、瞳を境界62dと重ね合わせ、目線の方向を境界62dの延在方向と一致させることにより、相対位置の調整が可能となる。また、外光の入射量も抑制することが可能となる。
図18(E)は、図18(B)で説明したような矢頭で構成されたマーク62eが、窓部61e上ではなく、窓部61eの周囲に配置されている例である。また、(F)は、指標部62fは、窓部61fの枠62fであり、枠62fに瞳の下端を重ね、枠62fの延在方向(y軸方向)に目線を一致させることにより、相対位置の調整が可能となる。
なお、以上のような参照部6の変形例は、第2及び第3の実施形態においても適用可能である。
以上の実施形態において、参照部がいずれも装着者の左側方に配置されると説明したが、これに限られない。例えば、右側方、左側方の両方に配置される構成とすることもできるし、右側方のみに配置される構成とすることも可能である。
第1の実施形態において、窓部61が液晶シャッタであると説明したが、透光状態と遮光状態とを切り替え可能な他の構成を採用することができる。例えば、窓部61を開閉可能な物理的なシャッタ機構を配置することも可能である。また、窓部61から入射する外光が、画像観察の支障とならない場合には、窓部61は常に透光状態とすることも可能である。
第2の実施形態において、可動部材450は可動軸454を有し、可動軸454のまわりに回動することにより第1及び第2の位置間の移動を行うと説明したが、これに限られない。例えば、第1及び第2の位置間の移動は上下方向の平行移動であってもよい。すなわち、第2の位置においては、空間Sから可動部材450が上方あるいは下方に退避することで、装着者の視野を確保することが可能となる。
第2の実施形態における可動部材450を駆動させる際の指示方法として、スイッチ等による例を挙げたが、例えば以下の例を採ることができる。すなわち、本体40に装着者の動作に関する情報を取得することが可能な検出部を配置し、取得された情報に基づいて可動部材450の位置を切り替える構成とすることができる。これにより、装着者の意思に基づいて、HMD10に触れることなく可動部材450の位置を切り替え可能な構成とすることができる。
検出部の具体例として、例えば、装着者の頭部の動作を検出することが可能な角速度センサや加速度センサを含む構成が挙げられる。具体的な例としては、装着者が一定の角度頭部を跳ね上げる動作をした際に、第1の位置から第2の位置へ移動可能と設定することにより、直感に即した動作によって画像表示モードと周辺視野確保モードとを切り替え可能な構成とすることができる。
また、検出部としてマイクロフォンを含む構成を採用することにより、装着者等により発せられる所定の音声を認識し、可動部材450の位置を切り替える構成とすることも可能である。さらに、検出部として装着者の目を撮像可能な撮像素子を含む構成とし、装着者の瞬きや視線を検出することで、可動部材450の位置を切り替える構成とすることも可能である。
第3の実施形態における連結部7は、上述の構成に限られない。例えば、公知のスライドロック機構、強力な磁石を用いる構成等、筐体41Aと装着部5Aとが着脱自在であり、かつ連結後の配置の固定が可能な構成であれば、採用することができる。
なお、本技術は以下のような構成も採ることができる。
(1)筐体と、第1の軸方向に画像光を出射することが可能に構成される表示面を含む画像表示部と、上記筐体に取り付けられ装着者の頭部に装着可能に構成された装着部と、を有する本体と、
上記本体に配置され、上記本体と装着者の目との相対位置を外部へ表示するための参照部と
を具備するヘッドマウントディスプレイ。
(2)上記(1)に記載のヘッドマウントディスプレイであって、
上記参照部は、上記装着者の目を外部へ露見させるように構成され上記筐体に配置される窓部を有する
ヘッドマウントディスプレイ。
(3)上記(2)に記載のヘッドマウントディスプレイであって、
上記参照部は、上記窓部に配置され、上記表示面の位置と上記第1の軸方向とを指標する指標部をさらに有する
ヘッドマウントディスプレイ。
(4)上記(3)に記載のヘッドマウントディスプレイであって、
上記窓部は、透光状態と、遮光状態とを切り替え可能に構成される
ヘッドマウントディスプレイ。
(5)上記(2)または(3)に記載のヘッドマウントディスプレイであって、
上記筐体は、上記第1の軸方向と直交する第2の軸方向に対向する第1及び第2の側面をさらに含み、
上記窓部は、上記第1及び第2の側面のうち少なくともいずれか一方に配置される
ヘッドマウントディスプレイ。
(6)上記(5)に記載のヘッドマウントディスプレイであって、
上記本体は、上記窓部を閉塞する第1の位置と上記窓部を開放する第2の位置との間を移動可能に構成される可動部材をさらに有する
ヘッドマウントディスプレイ。
(7)上記(6)に記載のヘッドマウントディスプレイであって、
上記可動部材は、上記窓部を開閉する第1の領域と、上記表示面を支持する第2の領域とを有し、
上記表示面は、上記第1の位置で上記第1の軸方向に画像光を出射する
ヘッドマウントディスプレイ。
(8)上記(7)に記載のヘッドマウントディスプレイであって、
上記筐体は、上記第1の位置において上記第2の領域と対向する開口部をさらに有する
ヘッドマウントディスプレイ。
(9)上記(1)に記載のヘッドマウントディスプレイであって、
上記装着部は、上記筐体と上記装着部とを着脱自在に連結する連結部をさらに有し、
上記参照部は、上記装着部に配置され、上記連結部に対する装着者の目の相対位置を外部へ表示する
ヘッドマウントディスプレイ。
1,10,1A・・・ヘッドマウントディスプレイ
4,40,4A・・・本体
5,5A・・・装着部
6,60,6A・・・参照部
7・・・連結部
41,410、41A・・・筐体
42・・・画像表示部
421,422・・・表示面
61,610,61A・・・窓部
62,620,62A・・・指標部(マーク)
450・・・可動部材
451,452・・・可動板(第1の領域)
453・・・可動筐体(第2の領域)
4170・・・開口部

Claims (9)

  1. 筐体と、第1の軸方向に画像光を出射することが可能に構成される表示面を含む画像表示部と、前記筐体に取り付けられ装着者の頭部に装着可能に構成された装着部と、を有する本体と、
    前記本体であって、装着時に前記装着者の側方の位置に配置され、前記装着者の目を外部へ露見させる窓部と、前記表示面の位置と前記第1の軸方向とを指標する指標部と、を有する参照部と
    を具備するヘッドマウントディスプレイ。
  2. 請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイであって、
    前記窓部は、透光状態と、遮光状態とを切り替え可能に構成される
    ヘッドマウントディスプレイ。
  3. 請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイであって、
    前記筐体は、前記第1の軸方向と直交する第2の軸方向に対向する第1及び第2の側面をさらに含み、
    前記窓部は、前記第1及び第2の側面のうち少なくともいずれか一方に配置される
    ヘッドマウントディスプレイ。
  4. 請求項3に記載のヘッドマウントディスプレイであって、
    前記本体は、前記窓部を閉塞する第1の位置と前記窓部を開放する第2の位置との間を移動可能に構成される可動部材をさらに有する
    ヘッドマウントディスプレイ。
  5. 請求項4に記載のヘッドマウントディスプレイであって、
    前記可動部材は、前記窓部を開閉する第1の領域と、前記表示面を支持する第2の領域とを有し、
    前記表示面は、前記第1の位置で前記第1の軸方向に画像光を出射する
    ヘッドマウントディスプレイ。
  6. 請求項5に記載のヘッドマウントディスプレイであって、
    前記筐体は、前記第1の位置において前記第2の領域と対向する開口部をさらに有する
    ヘッドマウントディスプレイ。
  7. 請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイであって、
    前記装着部は、前記筐体と前記装着部とを着脱自在に連結する連結部をさらに有し、
    前記参照部は、前記装着部に配置され、前記連結部に対する装着者の目の相対位置を外部へ提示する
    ヘッドマウントディスプレイ。
  8. 患者の患部を撮像する撮像装置と、
    第1の軸方向に画像光を出射することが可能に構成される表示面を含み、前記撮像装置によって撮像された画像を表示する画像表示部と、
    術者の頭部に装着可能に構成された装着部とを有する本体と、
    前記本体であって、装着時に装着者の側方の位置に配置され、前記装着者の目を外部へ露見させる窓部と、前記表示面の位置と前記第1の軸方向とを指標する指標部と、を含む参照部と
    を有するヘッドマウントディスプレイと
    を具備する手術システム。
  9. 請求項8に記載の手術システムであって、
    前記撮像装置によって撮像された画像の処理を行うプロセッサと、
    前記撮像装置によって撮像された画像を前記術者以外の者が把握できるように表示する表示装置と、
    をさらに具備する手術システム。
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