JP2001099177A - 中空出力軸に摩擦締結具を備えた減速機 - Google Patents

中空出力軸に摩擦締結具を備えた減速機

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JP2001099177A JP27465899A JP27465899A JP2001099177A JP 2001099177 A JP2001099177 A JP 2001099177A JP 27465899 A JP27465899 A JP 27465899A JP 27465899 A JP27465899 A JP 27465899A JP 2001099177 A JP2001099177 A JP 2001099177A
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Yoshihide Doi
良英 土肥
Mamoru Ozeki
守 尾関
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Tsubakimoto Chain Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キー結合によることなく被動軸に減速機の中
空出力軸を挿入・締結する中空出力軸に摩擦締結具を備
えた減速機を提供する。 【解決手段】 被動軸80に減速機51の中空出力軸6
6を挿入・締結する減速機51において、中空出力軸6
6の一端部の外径が縮小された部分の外周には摩擦締結
具90が装着されている。摩擦締結具90は、軸方向の
スリット95を有し外周にテーパ面94が形成されたイ
ンナーリング92と、内周にテーパ面96が形成された
一対のアウターリング93,93と、一対のアウターリ
ング93,93を軸方向に締結する複数の締結用ボルト
91で構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被動軸に減速機の
中空出力軸を挿入・締結する減速機において、前記減速
機の中空出力軸の一端部に摩擦締結具を備えた減速機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の中空出力軸16を有する
ハイポイドギヤ式減速機1の一部を断面で示す正面図で
ある。図5は、図4に示す従来の中空出力軸16を有す
るハイポイドギヤ式減速機1の側面断面図である。以
下、図4、図5を参照して、従来の中空出力軸16を有
するハイポイドギヤ式減速機1について説明する。
【0003】従来の中空出力軸16を有するハイポイド
ギヤ式減速機1は、モータ2を備えており、モータ軸3
は、一対のベアリング4,4によって回転自在に支持さ
れている。モータ軸3の先端部には、第1ピニオン5が
形成されている。一方のベアリング4に隣接してオイル
シール6が配置されている。モータ2は、ブラケット7
を介して六角穴付ボルト8によって、ケース9に固定さ
れている。蓋10は六角穴付ボルト11によってケース
9に締結されている。ケース9と蓋10によって構成さ
れる内部空間内に、第2軸12が一対のベアリング1
3,13によって回転自在に支持されており、第3軸1
4が一対のベアリング15,15によって回転自在に支
持されている。また、中空出力軸16が一対のベアリン
グ17,17によって回転自在に支持されており、中空
出力軸16の両端は、それぞれケース9と蓋10の開口
部から露出している。そして、中空出力軸16の外周と
ケース9および蓋10の開口部との間にはそれぞれオイ
ルシール18が配置されている。中空出力軸16には、
その全長に亘ってキー溝19が形成され、また、中空出
力軸16の両端部寄りの位置にそれぞれ止め輪用溝2
0,20が形成されている。
【0004】第2軸12には、平行キー21によって第
1ギヤ22が取り付けられており、さらに、第2軸12
には、第2ピニオン23が形成されている。そして、第
1ピニオン5がこの第1ギヤ22に噛み合っており、第
1ピニオン5と第1ギヤ22とによりハイポイドギヤを
構成している。また、第3軸14には、平行キー24よ
って第2ギヤ25が取り付けられており、さらに、第3
軸14には、第3ピニオン26が形成されている。そし
て、第2ピニオン23がこの第2ギヤ25に噛み合って
いる。さらに、中空出力軸16には、平行キー27によ
って第3ギヤ28が取り付けられており、第3ピニオン
26がこの第3ギヤ28に噛み合っている。したがっ
て、モータ軸3の回転は、第1ピニオン5、第1ギヤ2
2、第2ピニオン23、第2ギヤ25、第3ピニオン2
6及び第3ギヤ28を介して中空出力軸16に伝達され
る。
【0005】図6は、図5に示す従来の中空出力軸16
を有するハイポイドギヤ式減速機1の中空出力軸16を
被動軸30に締結した状態を示す側面断面図である。た
だし、図6は、従来の中空出力軸16を有するハイポイ
ドギヤ式減速機1については、中空出力軸16のみを示
している。被動軸30に中空出力軸16を締結するに
は、図6に示すように、被動軸30にキー31を介して
中空出力軸16を挿入し、中空出力軸16に形成した止
め輪用溝20に止め輪32を嵌め、中心孔を有するエン
ドプレート33を止め輪32に当接し、取付けボルト3
4をエンドプレート33を貫通して被動軸30の端面の
めねじに螺合する。これにより、被動軸30に中空出力
軸16を締結する。
【0006】図7は、図5に示す従来の中空出力軸16
を有するハイポイドギヤ式減速機1の中空出力軸16を
被動軸30に取り付ける途中を示す側面断面図である。
ただし、図7は、従来の中空出力軸16を有するハイポ
イドギヤ式減速機1については、中空出力軸16のみを
示している。中空出力軸16を被動軸30に取り付ける
には、図7に示すように、被動軸30にキー31を介し
て中空出力軸16を途中まで挿入しておき、中空出力軸
16の一方の端面(図7において右側)に中心孔を有す
る治具35とスラスト軸受36を当接し、六角ナット3
7を中間位置まで螺合したジャッキボルト38を治具3
5とスラスト軸受36を貫通して挿入し、ジャッキボル
ト38の先端部を被動軸30の端面のめねじに螺合す
る。その後、六角ナット37をスラスト軸受36に当接
した状態にする。この状態で、ジャッキボルト38が回
転しないようにその頭部を六角レンチ等の工具で固定
し、六角ナット37を他の六角レンチ等の工具で回転さ
せると、被動軸30は治具35側に引き込まれる。被動
軸30の段部が中空出力軸16の他の端面(図7におい
て左側)に当接するところまで引き込まれた状態で、治
具35とスラスト軸受36と六角ナット37とジャッキ
ボルト38とを取り外す。その後は、図6について説明
したように、エンドプレート33と取付けボルト34と
を用いて被動軸30を中空出力軸16に締結する。
【0007】図8は、図5に示す従来の中空出力軸16
を有するハイポイドギヤ式減速機1の中空出力軸16を
被動軸30から取り外す途中を示す側面断面図である。
ただし、図8は、従来の中空出力軸16を有するハイポ
イドギヤ式減速機1については、中空出力軸16のみを
示している。中空出力軸16を被動軸30から取り外す
には、ます、図6に示す締結状態から取付けボルト34
とエンドプレート33と止め輪32とを取り外す。次
に、図8に示すように、プレート39を被動軸30の端
面に当接し、中心部にめねじを有しかつ廻り止めを施し
た治具40を中空出力軸16内に挿入し、中空出力軸1
6に形成した止め輪用溝20に、再度、止め輪32を嵌
める。この状態でジャッキボルト41を治具40に螺合
し、ジャッキボルト41の先端をプレート39に当接さ
せる。この状態でさらにジャッキボルト41を六角レン
チ等の工具で回転させると、ジャッキボルト41の先端
がプレート39に当接しているから、その反力によって
治具40及び止め輪32を介して中空出力軸16を被動
軸30から抜き出すことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の中空出力軸16を有するハイポイドギヤ式減速機1
の中空出力軸16を被動軸30へ取り付ける場合、中空
出力軸16と被動軸30とをキー結合しているため、次
のような問題点があった。
【0009】(1)被動軸30にもキー溝を加工する必
要があるため、コスト面で不利である。(2)キー31
と中空出力軸16に形成したキー溝19あるいは被動軸
30に形成したキー溝との間のガタがバックラッシに影
響し、被動軸30の位置決め精度が悪くなる。(3)キ
ー31の加工は、長尺のため精度が出しにくく、中空出
力軸16に形成したキー溝19あるいは被動軸30に形
成したキー溝との位置合わせに手間がかかる。(4)中
空出力軸16と被動軸30が摩耗で焼き付き、取り外し
が難しく、メンテナンスの点で、不利である。(5)中
空出力軸16が長尺のため、キー溝19の加工費が高く
なる。(6)衝撃荷重がかかる場合、キー31のだれが
発生し、中空出力軸16と被動軸30がスリップする可
能性があるため、減速機の枠番をあげて使用する必要が
ある。(7)被動軸30への中空出力軸16の取り付け
あるいは取り外しをスムーズに行うには、図7、図8に
示すように、治具35、スラスト軸受36、六角ナット
37、ジャッキボルト38、あるいはプレート39、治
具40、ジャッキボルト41を使用する必要があるた
め、取り付けあるいは取り外しに時間と手間がかかる。
【0010】また、前記問題点は、前記従来の中空出力
軸16を有するハイポイドギヤ式減速機1に限るもので
はなく、被動軸30とキー結合をする中空出力軸を有す
る他の形式の減速機においても共通の問題点である。
【0011】そこで、本発明は、被動軸とキー結合をす
る中空出力軸を有する減速機についての前記問題点を解
決し、キー結合によることなく被動軸に減速機の中空出
力軸を挿入・締結する中空出力軸に摩擦締結具を備えた
減速機を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の中空出力軸に摩擦締結具を備えた減速機
は、被動軸に減速機の中空出力軸が挿入・締結される減
速機において、前記減速機の中空出力軸の一端部に摩擦
締結具を備えており、前記摩擦締結具は、軸方向にスリ
ットを有し外周にテーパ面が形成されたインナーリング
と、内周にテーパ面が形成された一対のアウターリング
と、前記一対のアウターリングを軸方向に締結する複数
の締結用ボルトで構成されているものである。
【0013】
【作用】被動軸に中空出力軸を挿入する。次に、締結用
ボルトを一方のアウターリングの貫通孔を通して他方の
アウターリングのねじ孔に螺合し、締結用ボルトを締め
付ける。締結用ボルトを締め付けることにより、一対の
アウターリングが互いに軸方向に引き寄せられて、締結
用ボルトの締め付けにより発生する引張力はインナーリ
ングとアウターリングの相互のテーパ面によって半径方
向分力に変換させられる。この半径方向分力によりイン
ナーリングが収縮し、その結果、中空出力軸が圧縮さ
れ、被動軸と中空出力軸とが締結される。したがって中
空出力軸の回転力は摩擦力によって被動軸に伝達され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例に基
づき図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施例
の中空出力軸を有するハイポイドギヤ式減速機の一部を
断面で示す正面図である。図2は、図1に示す中空出力
軸を有するハイポイドギヤ式減速機の中空出力軸を被動
軸に取り付けた状態を示す側面断面図である。図3は、
図1,2に示す本発明の実施例に使用する摩擦締結具の
分解断面図である。以下、図1、図2、図3を参照し
て、本発明の実施例の中空出力軸66を有するハイポイ
ドギヤ式減速機51について説明する。
【0015】本発明の実施例の中空出力軸66を有する
ハイポイドギヤ式減速機51は、モータ52を備えてお
り、モータ軸53は、一対のベアリング54,54によ
って回転自在に支持されている。モータ軸53の先端部
には、第1ピニオン55が形成されている。一方のベア
リング54に隣接してオイルシール56が配置されてい
る。モータ52は、ブラケット57を介して六角穴付ボ
ルト58によって、ケース59に固定されている。蓋6
0は六角穴付ボルト61によってケース59に締結され
ている。ケース59と蓋60によって構成される内部空
間内に、第2軸62が一対のベアリング63,63によ
って回転自在に支持されており、第3軸64が一対のベ
アリング65,65によって回転自在に支持されてい
る。また、中空出力軸66が一対のベアリング67,6
7によって回転自在に支持されている。中空出力軸66
の一端部は外径が縮小されており、この外径が縮小され
た部分が蓋60の開口部から突出している。中空出力軸
66の外径が縮小された部分の外周には後述する摩擦締
結具90が装着されている。中空出力軸66の他端部は
ケース59の開口部から露出している。そして、中空出
力軸66の外周とケース59および蓋60の開口部との
間にはそれぞれオイルシール68が配置されている。
【0016】第2軸62には、平行キー71によって第
1ギヤ72が取り付けられており、さらに、第2軸62
には、第2ピニオン73が形成されている。そして、第
1ピニオン55がこの第1ギヤ72に噛み合っており、
第1ピニオン55と第1ギヤ72とによりハイポイドギ
ヤを構成している。また、第3軸64には、平行キー7
4よって第2ギヤ75が取り付けられており、さらに、
第3軸64には、第3ピニオン76が形成されている。
そして、第2ピニオン73がこの第2ギヤ75に噛み合
っている。さらに、中空出力軸66には、平行キー77
によって第3ギヤ78が取り付けられており、第3ピニ
オン76がこの第3ギヤ78に噛み合っている。したが
って、モータ軸53の回転は、第1ピニオン55、第1
ギヤ72、第2ピニオン73、第2ギヤ75、第3ピニ
オン76及び第3ギヤ78を介して中空出力軸66に伝
達される。
【0017】図2に示すように、減速機51の中空出力
軸66には、キー溝は形成されていない。中空出力軸6
6の一端部の外径が縮小された部分の外周には摩擦締結
具90が装着されている。摩擦締結具90は、図1,
2,3に示すように、複数の(この実施例では5本の)
締結用ボルト91とインナーリング92と一対のアウタ
ーリング93,93とから構成されている。インナーリ
ング92の外周には断面で見て山形をなすテーバ面94
が形成されており、さらにインナーリング92には軸方
向にスリット95が形成されている。一対のアウターリ
ング93,93には、それぞれ内周にテーバ面96が形
成されている。また一方のアウターリング93には、締
結用ボルト91に対応する貫通孔97が形成されてお
り、他方のアウターリング93には締結用ボルト91に
対応するねじ孔98が形成されている。
【0018】また、減速機51の中空出力軸66を取り
付ける被動軸80は、キー溝が形成されていない。
【0019】次に、被動軸80への減速機51の中空出
力軸66の取り付け方について説明する。図2に示すよ
うに、2点鎖線で示す被動軸80に中空出力軸66を挿
入する。そして、摩擦締結具90は、インナーリング9
2のテーパ面94とアウターリング93のテーパ面96
とを締結用ボルト91により、軸方向に楔式に係合さ
せ、被動軸80と中空出力軸66とを締結して、摩擦力
によって回転力を伝達するために使用される。すなわ
ち、締結用ボルト91を一方のアウターリング93の貫
通孔97を通して他方のアウターリング93のねじ孔9
8に螺合し、締結用ボルト91を締め付ける。締結用ボ
ルト91を締め付けることにより、一対のアウターリン
グ93,93が互いに軸方向に引き寄せられて、締結用
ボルト91の締め付けにより発生する引張力はインナー
リング92とアウターリング93の相互のテーパ面9
4、96によって半径方向分力に変換させられる。この
半径方向分力によりインナーリング92が収縮し、その
結果、中空出力軸66が圧縮され、被動軸80と中空出
力軸66とが締結される。したがって中空出力軸66の
回転力は摩擦力によって被動軸80に伝達される。
【0020】なお、前記実施例においては、中空出力軸
66には軸方向にスリットが形成されていないが、中空
出力軸66の収縮を容易にするために、軸方向にスリッ
トを形成することもできる。
【0021】また、前記実施例においては、5本の締結
用ボルト91を使用しているが、これに限定されるもの
ではなく、締結用ボルトは、本発明においては、複数本
であれば適宜の本数を使用すればよい。
【0022】また、前記実施例は、中空出力軸66を有
するハイポイドギヤ式減速機51についてのものである
が、本発明は、中空出力軸を有する他の形式の減速機に
ついても適用することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明の中空出力軸に摩擦締結具を取付
けた減速機は、中空出力軸を被動軸へ取り付ける場合、
摩擦締結具を使用し、中空出力軸と被動軸とをキー結合
していないため、次のような効果を奏する。
【0024】被動軸と中空出力軸の焼き付きが少なく、
被動軸と中空出力軸の取り付けあるいは取り外しが容易
である。
【0025】キーを使用しないためキー加工をする必要
がなく、また被動軸にキー溝加工をする必要がなく、加
工コストが低減できる。
【0026】中空出力軸の場合、機械式過負荷保護装置
の取り付けが困難であるが、摩擦締結具を使用すること
で過負荷時はスリップし、過負荷保護としても機能す
る。
【0027】キー結合でないため、キーとキー溝による
ガタがなく、被動軸の位置決め精度の必要なところや、
衝撃荷重、正逆運転の激しいところでも使用することが
できる。
【0028】衝撃荷重がかかる場合、キー結合をしてい
るとキーのだれが発生し、中空出力軸と被動軸がスリッ
プする可能性があるため減速機の枠番を上げて使用する
場合があるが、摩擦締結具を使用することで減速機の枠
番を下げて使用することができる。
【0029】被動軸への中空出力軸の取り付けあるいは
取り外しをスムーズに行うために、キー結合の場合は、
治具やジャッキボルトを使用する必要があるが、摩擦締
結具を使用することで、取り付けあるいは取り外しが簡
単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の中空出力軸を有するハイポ
イドギヤ式減速機の一部を断面で示す正面図である。
【図2】 図1に示す中空出力軸を有するハイポイドギ
ヤ式減速機の中空出力軸を被動軸に取り付けた状態を示
す側面断面図である。
【図3】 図2に示す本発明の実施例の中空出力軸を有
するハイポイドギヤ式減速機に使用する摩擦締結具の分
解断面図である。
【図4】 従来の中空出力軸を有するハイポイドギヤ式
減速機の一部を断面で示す正面図である。
【図5】 図4に示す従来の中空出力軸を有するハイポ
イドギヤ式減速機の側面断面図である。
【図6】 図5に示す従来の中空出力軸を有するハイポ
イドギヤ式減速機の中空出力軸を被動軸に締結した状態
を示す側面断面図である。
【図7】 図5に示す従来の中空出力軸を有するハイポ
イドギヤ式減速機の中空出力軸を被動軸に取り付ける途
中を示す側面断面図である。
【図8】 図5に示す従来の中空出力軸を有するハイポ
イドギヤ式減速機の中空出力軸を被動軸から取り外す途
中を示す側面断面図である。
【符号の説明】
51・・・中空出力軸を有するハイポイドギヤ式減速機 52・・・モータ 53・・・モータ軸 54・・・ベアリング 55・・・第1ピニオン 56・・・オイルシール 57・・・ブラケット 58・・・六角穴付ボルト 59・・・ケース 60・・・蓋 61・・・六角穴付ボルト 62・・・第2軸 63・・・ベアリング 64・・・第3軸 65・・・ベアリング 66・・・中空出力軸 67・・・ベアリング 68・・・オイルシール 71・・・平行キー 72・・・第1ギヤ 73・・・第2ピニオン 74・・・平行キー 75・・・第2ギヤ 76・・・第3ピニオン 77・・・平行キー 78・・・第3ギヤ 80・・・被動軸 90・・・摩擦締結具 91・・・締結用ボルト 92・・・インナーリング 93・・・アウターリング 94・・・テーバ面 95・・・スリット 96・・・テーバ面 97・・・貫通孔 98・・・ねじ孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被動軸に減速機の中空出力軸を挿入・締
    結する減速機において、前記減速機の中空出力軸の一端
    部に摩擦締結具を備えており、前記摩擦締結具は、軸方
    向にスリットを有し外周にテーパ面が形成されたインナ
    ーリングと、内周にテーパ面が形成された一対のアウタ
    ーリングと、前記一対のアウターリングを軸方向に締結
    する複数の締結用ボルトで構成されていることを特徴と
    する中空出力軸に摩擦締結具を備えた減速機。
JP27465899A 1999-09-28 1999-09-28 中空出力軸に摩擦締結具を備えた減速機 Pending JP2001099177A (ja)

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