JP2001099162A - ころ軸受用保持器 - Google Patents
ころ軸受用保持器Info
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- JP2001099162A JP2001099162A JP27479299A JP27479299A JP2001099162A JP 2001099162 A JP2001099162 A JP 2001099162A JP 27479299 A JP27479299 A JP 27479299A JP 27479299 A JP27479299 A JP 27479299A JP 2001099162 A JP2001099162 A JP 2001099162A
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- JP
- Japan
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- rib
- rollers
- roller bearing
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- holder
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/46—Cages for rollers or needles
- F16C33/54—Cages for rollers or needles made from wire, strips, or sheet metal
- F16C33/542—Cages for rollers or needles made from wire, strips, or sheet metal made from sheet metal
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/24—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for radial load mainly
- F16C19/26—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for radial load mainly with a single row of rollers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 円筒状の本体に設けられたリブに対して、保
持リングを確実、かつ、容易に取り付けることができる
とともに、位置ずれが生じにくいころ軸受用保持器を提
供する。 【解決手段】 円筒状の本体11と、ころ40が挿通不可能
なポケット部12と、本体11の両端部から半径方向内方に
突出する一対の円盤状のリブ13と、各リブ13の内周端に
それぞれ連結されて互いに近づく方向に延びる円筒状の
一対の保持リング14と、各保持リング14の軸方向に延
び、ころ40を弦方向に挟むように転動面に摺接可能な複
数の爪部15、16とを備えるころ軸受用保持器10であり、
係合用の爪部15が、リブ13の内側端面13Ａに係合可能な
段差部15Ａを有しているとともに、リブ13の内側端面13
Ａおよび本体11の内周面から離れる方向に向かって先細
りに形成されている。
持リングを確実、かつ、容易に取り付けることができる
とともに、位置ずれが生じにくいころ軸受用保持器を提
供する。 【解決手段】 円筒状の本体11と、ころ40が挿通不可能
なポケット部12と、本体11の両端部から半径方向内方に
突出する一対の円盤状のリブ13と、各リブ13の内周端に
それぞれ連結されて互いに近づく方向に延びる円筒状の
一対の保持リング14と、各保持リング14の軸方向に延
び、ころ40を弦方向に挟むように転動面に摺接可能な複
数の爪部15、16とを備えるころ軸受用保持器10であり、
係合用の爪部15が、リブ13の内側端面13Ａに係合可能な
段差部15Ａを有しているとともに、リブ13の内側端面13
Ａおよび本体11の内周面から離れる方向に向かって先細
りに形成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ころ軸受用保持器
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、たとえば針状ころ軸受やケー
ジアンドローラ等に用いられる保持器としては、針状こ
ろを多数保持できるような工夫が施された保持器が各種
提案されている。
ジアンドローラ等に用いられる保持器としては、針状こ
ろを多数保持できるような工夫が施された保持器が各種
提案されている。
【０００３】例えば、図３および図４に示す保持器30
は、内輪軌道面および外輪軌道面（いずれも図示せず）
間における放射位置に複数の針状ころ40を配置するため
に、各針状ころ40のピッチ円直径寸法Ｄ１よりも大きな
内径寸法Ｄ２を有する円筒状の本体31と、この本体31を
厚み方向に貫通するとともに針状ころ40が挿通不可能な
ポケット部32と、本体31の軸方向両端部から半径方向内
方に突出する一対の円盤状のリブ33と、各リブ33の内周
端にそれぞれ連結されて互いに近づく方向に延びる円筒
状の一対の保持リング34と、各保持リング34の軸方向に
延びるとともに、針状ころ40を弦方向に挟むように転動
面に摺接可能な複数の爪部35とを備えた構造とされてい
る。
は、内輪軌道面および外輪軌道面（いずれも図示せず）
間における放射位置に複数の針状ころ40を配置するため
に、各針状ころ40のピッチ円直径寸法Ｄ１よりも大きな
内径寸法Ｄ２を有する円筒状の本体31と、この本体31を
厚み方向に貫通するとともに針状ころ40が挿通不可能な
ポケット部32と、本体31の軸方向両端部から半径方向内
方に突出する一対の円盤状のリブ33と、各リブ33の内周
端にそれぞれ連結されて互いに近づく方向に延びる円筒
状の一対の保持リング34と、各保持リング34の軸方向に
延びるとともに、針状ころ40を弦方向に挟むように転動
面に摺接可能な複数の爪部35とを備えた構造とされてい
る。
【０００４】このような保持器30によれば、各ころ40の
軸受中心から見た内周側の部分を、保持リング34に突設
した爪部35によって保持するようにしているので、ころ
列のピッチ円を横切る部材が不要となり、多数のころ40
を保持することにより、負荷容量を増大できるという優
れた効果が得られる。
軸受中心から見た内周側の部分を、保持リング34に突設
した爪部35によって保持するようにしているので、ころ
列のピッチ円を横切る部材が不要となり、多数のころ40
を保持することにより、負荷容量を増大できるという優
れた効果が得られる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した保
持器30においては、各リブ33に対してそれぞれ保持リン
グ34を確実に取り付けることができ、かつ、本体31に対
する保持リング34の位置ずれが生じない取付構造が必須
となってきている。
持器30においては、各リブ33に対してそれぞれ保持リン
グ34を確実に取り付けることができ、かつ、本体31に対
する保持リング34の位置ずれが生じない取付構造が必須
となってきている。
【０００６】そこで、本発明は、円筒状の本体に設けら
れたリブに対して、保持リングを確実、かつ、容易に取
り付けることができるとともに、位置ずれが生じにくい
ころ軸受用保持器を提供することを目的とする。
れたリブに対して、保持リングを確実、かつ、容易に取
り付けることができるとともに、位置ずれが生じにくい
ころ軸受用保持器を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、内輪軌道面お
よび外輪軌道面間における放射位置に複数のころを配置
するために、前記各ころのピッチ円直径寸法よりも大き
な内径寸法を有する円筒状の本体と、前記本体を厚み方
向に貫通するとともに前記ころが挿通不可能なポケット
部と、前記本体の軸方向両端部から半径方向内方に突出
する一対の円盤状のリブと、前記各リブの内周端にそれ
ぞれ連結されて互いに近づく方向に延びる円筒状の一対
の保持リングと、前記各保持リングの軸方向に延びると
ともに、前記ころを弦方向に挟むように転動面に摺接可
能な複数の爪部とを備えるころ軸受用保持器であって、
前記爪部のうち少なくとも一つの爪部が、前記リブの内
側端面に係合可能な段差部を有しているとともに、前記
リブの内側端面および前記本体の内周面から離れる方向
に向かって先細りに形成されていることを特徴とする。
よび外輪軌道面間における放射位置に複数のころを配置
するために、前記各ころのピッチ円直径寸法よりも大き
な内径寸法を有する円筒状の本体と、前記本体を厚み方
向に貫通するとともに前記ころが挿通不可能なポケット
部と、前記本体の軸方向両端部から半径方向内方に突出
する一対の円盤状のリブと、前記各リブの内周端にそれ
ぞれ連結されて互いに近づく方向に延びる円筒状の一対
の保持リングと、前記各保持リングの軸方向に延びると
ともに、前記ころを弦方向に挟むように転動面に摺接可
能な複数の爪部とを備えるころ軸受用保持器であって、
前記爪部のうち少なくとも一つの爪部が、前記リブの内
側端面に係合可能な段差部を有しているとともに、前記
リブの内側端面および前記本体の内周面から離れる方向
に向かって先細りに形成されていることを特徴とする。
【０００８】ここで、保持リングの材質は、金属、プラ
スチック、硬質ゴム等を採用することができる。また、
製造方法としては、その材質に応じて、切削加工、プレ
ス加工、モールド成形等を採用することができる。
スチック、硬質ゴム等を採用することができる。また、
製造方法としては、その材質に応じて、切削加工、プレ
ス加工、モールド成形等を採用することができる。
【０００９】このように構成されたころ軸受用保持器を
組み立てるには、ころを各ポケット部に収容した状態
で、保持リングを、爪部を前側にしてリブの外側からリ
ブの内周に向けて押し込む。そうすると、保持リングの
爪部の先端がリブの内周に入り込み、さらに押し込むこ
とで、爪部が半径方向内方に弾性変形してリブの内周縁
を通過し、爪部の段差部がリブの内側端面に係合する。
これにより、爪部によってころが脱落しないように保持
される。また、保持リングの爪部の段差部がリブに係合
していることで、保持リングが確実に抜け止めされる。
組み立てるには、ころを各ポケット部に収容した状態
で、保持リングを、爪部を前側にしてリブの外側からリ
ブの内周に向けて押し込む。そうすると、保持リングの
爪部の先端がリブの内周に入り込み、さらに押し込むこ
とで、爪部が半径方向内方に弾性変形してリブの内周縁
を通過し、爪部の段差部がリブの内側端面に係合する。
これにより、爪部によってころが脱落しないように保持
される。また、保持リングの爪部の段差部がリブに係合
していることで、保持リングが確実に抜け止めされる。
【００１０】なお、全部の爪部が、段差部を有するとと
もに先細り形状になっていなくてもよく、保持リングを
確実に取り付けることができるのであれば、例えば一つ
おきの爪部が、段差部を有するとともに先細り形状にな
っていればよい。
もに先細り形状になっていなくてもよく、保持リングを
確実に取り付けることができるのであれば、例えば一つ
おきの爪部が、段差部を有するとともに先細り形状にな
っていればよい。
【００１１】また、爪部の先端の外周縁の保持リング中
心からの半径が、リブの内周縁の半径以下となるように
設定するのが好ましい。そのために、たとえば爪部の先
端の厚みを保持リングの厚みより小さくするのが好まし
い。そうすることで、間隔的に存在する爪部の先端をリ
ブの内周に楽に入れることができ、組み付けがやりやす
くなる。
心からの半径が、リブの内周縁の半径以下となるように
設定するのが好ましい。そのために、たとえば爪部の先
端の厚みを保持リングの厚みより小さくするのが好まし
い。そうすることで、間隔的に存在する爪部の先端をリ
ブの内周に楽に入れることができ、組み付けがやりやす
くなる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図１は実施形態の保持器10の断面
図、図２は保持器10の一部を示す分解斜視図である。こ
の保持器10は、内輪軌道面および外輪軌道面間における
放射位置に複数のころ40を配置するためのものであり、
各ころ40のピッチ円直径寸法Ｄ１よりも大きな内径寸法
Ｄ２を有する円筒状の本体11と、この本体11を厚み方向
に貫通するとともにころ40が挿通不可能な矩形開口より
なるポケット部12と、前記本体11の軸方向両端部から半
径方向内方に連設された一対の円盤フランジ状のリブ13
と、各リブ13の内周端にそれぞれ連結されて互いに近づ
く方向に延びる円筒状の一対の保持リング14と、各保持
リング14の軸方向に延びるとともに、ころ40を弦方向に
挟むように転動面に摺接可能な複数の爪部15、16とを含
んで構成されている。
基づいて説明する。図１は実施形態の保持器10の断面
図、図２は保持器10の一部を示す分解斜視図である。こ
の保持器10は、内輪軌道面および外輪軌道面間における
放射位置に複数のころ40を配置するためのものであり、
各ころ40のピッチ円直径寸法Ｄ１よりも大きな内径寸法
Ｄ２を有する円筒状の本体11と、この本体11を厚み方向
に貫通するとともにころ40が挿通不可能な矩形開口より
なるポケット部12と、前記本体11の軸方向両端部から半
径方向内方に連設された一対の円盤フランジ状のリブ13
と、各リブ13の内周端にそれぞれ連結されて互いに近づ
く方向に延びる円筒状の一対の保持リング14と、各保持
リング14の軸方向に延びるとともに、ころ40を弦方向に
挟むように転動面に摺接可能な複数の爪部15、16とを含
んで構成されている。
【００１３】爪部15、16は、ころ40を安定保持できる一
定のピッチで配置されており、係合用の爪部15と通常の
爪部16が交互に一つおきに配置されている。係合用の爪
部15は、リブ13の内側端面13Ａに係合可能な段差部15Ａ
を有しているとともに、リブ13の内側端面13Ａおよび本
体11の内周面から離れる方向に向かって先細りに形成さ
れ、それにより外周面側が傾斜面15Ｂになっている。こ
の場合、爪部15の先端の外周縁15Ｃの保持リング14中心
からの半径Ｒ１が、リブ13の内周縁の半径Ｒ２以下とな
るように設定されている。そのために、爪部15の先端の
厚みａが、保持リング14の厚みｂよりも小さく設定され
ている。これは、間隔的に存在する係合用の爪部15の先
端を、リブ13の内周に対して楽に入れられるようにする
ためである。
定のピッチで配置されており、係合用の爪部15と通常の
爪部16が交互に一つおきに配置されている。係合用の爪
部15は、リブ13の内側端面13Ａに係合可能な段差部15Ａ
を有しているとともに、リブ13の内側端面13Ａおよび本
体11の内周面から離れる方向に向かって先細りに形成さ
れ、それにより外周面側が傾斜面15Ｂになっている。こ
の場合、爪部15の先端の外周縁15Ｃの保持リング14中心
からの半径Ｒ１が、リブ13の内周縁の半径Ｒ２以下とな
るように設定されている。そのために、爪部15の先端の
厚みａが、保持リング14の厚みｂよりも小さく設定され
ている。これは、間隔的に存在する係合用の爪部15の先
端を、リブ13の内周に対して楽に入れられるようにする
ためである。
【００１４】また、通常の爪部16は、図３、図４の従来
の保持器30の爪部35と同様にフラットに延びているだけ
である。
の保持器30の爪部35と同様にフラットに延びているだけ
である。
【００１５】このように構成されたころ軸受用保持器10
を組み立てるには、まず、ころ40を各ポケット部12に収
容した状態で、両側の保持リング14を、爪部15、16を前
側にして、リブ13の外側からリブ13の内周に向けて図２
の矢印Ｐのように押し込む。そうすると、保持リング14
の爪部15、16の先端がリブ13の内周に入り込み、さらに
押し込むことで、係合用の爪部15が、その傾斜面15Ｂが
リブ13に内周縁に摺接することで、半径方向内方に弾性
変形しながらリブ13の内周縁を通過し、爪部15の段差部
15Ａがリブ13の内側端面13Ａに係合する。そしてこれに
より、係合用の爪部15および爪部16によってころ40が脱
落しないように保持されるとともに、保持リング13が確
実に抜け止め固定される。
を組み立てるには、まず、ころ40を各ポケット部12に収
容した状態で、両側の保持リング14を、爪部15、16を前
側にして、リブ13の外側からリブ13の内周に向けて図２
の矢印Ｐのように押し込む。そうすると、保持リング14
の爪部15、16の先端がリブ13の内周に入り込み、さらに
押し込むことで、係合用の爪部15が、その傾斜面15Ｂが
リブ13に内周縁に摺接することで、半径方向内方に弾性
変形しながらリブ13の内周縁を通過し、爪部15の段差部
15Ａがリブ13の内側端面13Ａに係合する。そしてこれに
より、係合用の爪部15および爪部16によってころ40が脱
落しないように保持されるとともに、保持リング13が確
実に抜け止め固定される。
【００１６】このように、保持リング14をリブ13の内周
に向けて押し込むだけで、保持リング14をリブ13に抜け
止めしながら確実に取り付けることができるので、組み
付けが簡単である。しかも、保持リング13の爪部15の形
状を僅かに変更するだけで済むから、加工容易で低コス
ト化を図ることができる。
に向けて押し込むだけで、保持リング14をリブ13に抜け
止めしながら確実に取り付けることができるので、組み
付けが簡単である。しかも、保持リング13の爪部15の形
状を僅かに変更するだけで済むから、加工容易で低コス
ト化を図ることができる。
【００１７】なお、上記実施形態では、一つおきに係合
用の爪部15を配置したが、さらに間隔をおいて係合用の
爪部15を配置してもよいし、全部の爪部を係合用の爪部
15に統一してもよい。
用の爪部15を配置したが、さらに間隔をおいて係合用の
爪部15を配置してもよいし、全部の爪部を係合用の爪部
15に統一してもよい。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リブの内周に挿入される保持リングの爪部が、リブの内
側端面に係合可能な段差部を有しているとともに、先細
り形状に形成されているので、保持リングをリブの内周
に向けて押し込むだけで、保持リングをリブに対して抜
け止めしながら簡単確実に定位置に取り付けることがで
きる。しかも、保持リングの爪部の形状は、段差部を有
する先細り形状とするだけであるから、加工が容易で低
コスト化を図ることができる。
リブの内周に挿入される保持リングの爪部が、リブの内
側端面に係合可能な段差部を有しているとともに、先細
り形状に形成されているので、保持リングをリブの内周
に向けて押し込むだけで、保持リングをリブに対して抜
け止めしながら簡単確実に定位置に取り付けることがで
きる。しかも、保持リングの爪部の形状は、段差部を有
する先細り形状とするだけであるから、加工が容易で低
コスト化を図ることができる。
【図１】本発明の実施形態の保持器の断面図である。
【図２】本発明の実施形態の保持器の一部分解斜視図で
ある。
ある。
【図３】従来の保持器の断面図である。
【図４】従来の保持器の一部分解斜視図である。
10 保持器 11 本体 12 ポケット部 13 リブ 14 保持リング 15 爪部 15Ａ 段差部 Ｄ１ ピッチ円直径寸法 Ｄ２ 内径寸法
Claims (1)
- 【請求項１】 内輪軌道面および外輪軌道面間における
放射位置に複数のころを配置するために、 前記各ころのピッチ円直径寸法よりも大きな内径寸法を
有する円筒状の本体と、前記本体を厚み方向に貫通する
とともに前記ころが挿通不可能なポケット部と、前記本
体の軸方向両端部から半径方向内方に突出する一対の円
盤状のリブと、前記各リブの内周端にそれぞれ連結され
て互いに近づく方向に延びる円筒状の一対の保持リング
と、前記各保持リングの軸方向に延びるとともに、前記
ころを弦方向に挟むように転動面に摺接可能な複数の爪
部とを備えるころ軸受用保持器であって、 前記爪部のうち少なくとも一つの爪部が、前記リブの内
側端面に係合可能な段差部を有しているとともに、前記
リブの内側端面および前記本体の内周面から離れる方向
に向かって先細りに形成されていることを特徴とするこ
ろ軸受用保持器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27479299A JP2001099162A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | ころ軸受用保持器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27479299A JP2001099162A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | ころ軸受用保持器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001099162A true JP2001099162A (ja) | 2001-04-10 |
Family
ID=17546635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27479299A Pending JP2001099162A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | ころ軸受用保持器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001099162A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007024115A (ja) * | 2005-07-13 | 2007-02-01 | Ntn Corp | 自動調心ころ軸受 |
| CN106351956A (zh) * | 2016-08-26 | 2017-01-25 | 洛阳轴研科技股份有限公司 | 一种滚子轴承及其安装方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54140047A (en) * | 1978-04-21 | 1979-10-30 | Nippon Seiko Kk | Cylindrical roller bearing |
| JPS5817222A (ja) * | 1981-07-24 | 1983-02-01 | Nippon Seiko Kk | 円筒ころ軸受用保持器 |
| JPS5828017A (ja) * | 1981-08-12 | 1983-02-18 | Nippon Seiko Kk | 円筒ころ軸受用保持器 |
-
1999
- 1999-09-28 JP JP27479299A patent/JP2001099162A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54140047A (en) * | 1978-04-21 | 1979-10-30 | Nippon Seiko Kk | Cylindrical roller bearing |
| JPS5817222A (ja) * | 1981-07-24 | 1983-02-01 | Nippon Seiko Kk | 円筒ころ軸受用保持器 |
| JPS5828017A (ja) * | 1981-08-12 | 1983-02-18 | Nippon Seiko Kk | 円筒ころ軸受用保持器 |
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|---|---|---|---|---|
| JP2007024115A (ja) * | 2005-07-13 | 2007-02-01 | Ntn Corp | 自動調心ころ軸受 |
| CN106351956A (zh) * | 2016-08-26 | 2017-01-25 | 洛阳轴研科技股份有限公司 | 一种滚子轴承及其安装方法 |
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