JP2001099145A - 針状ころ軸受 - Google Patents
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- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
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- F16C33/7803—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members suited for particular types of rolling bearings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 加締部によりシール部材に過大な加締圧力が
加わっても、貫通軸を容易に挿入できるとともに、フリ
クションロスの増大を防止できる針状ころ軸受を提供す
る。 【解決手段】 外輪21と、外輪21の内周面に転動する複
数のころ22と、外輪21の軸方向一端側に圧入された環状
のシール部材13とを備え、シール部材13が端面13Ｂおよ
び周面13Ｂを有する環状をなし、外輪21の軸方向一端部
に設けられた加締部24を加締めることにより、シール部
材13の端面13Ｂおよび周面13Ａを加締部24により面圧接
する針状ころ軸受であり、シール部材13の端面13Ｂおよ
び周面13Ａ間に加締部24との圧接を避ける逃げ部として
の切欠凹所13Ｃを設けた。
加わっても、貫通軸を容易に挿入できるとともに、フリ
クションロスの増大を防止できる針状ころ軸受を提供す
る。 【解決手段】 外輪21と、外輪21の内周面に転動する複
数のころ22と、外輪21の軸方向一端側に圧入された環状
のシール部材13とを備え、シール部材13が端面13Ｂおよ
び周面13Ｂを有する環状をなし、外輪21の軸方向一端部
に設けられた加締部24を加締めることにより、シール部
材13の端面13Ｂおよび周面13Ａを加締部24により面圧接
する針状ころ軸受であり、シール部材13の端面13Ｂおよ
び周面13Ａ間に加締部24との圧接を避ける逃げ部として
の切欠凹所13Ｃを設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、針状ころ軸受に係
り、特に製造段階でシール部材に変形が生じにくい針状
ころ軸受に関する。
り、特に製造段階でシール部材に変形が生じにくい針状
ころ軸受に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２に示す針状ころ軸受20は、外輪21
と、外輪21の内周面に転動する複数のころ22と、外輪21
の軸方向一端側（図中左端側）に配置されたシール部材
23とを備えている。シール部材23は、外輪21に圧入され
た上で、外輪21に一体形成された加締部24を加締めるこ
とにより固定されている。
と、外輪21の内周面に転動する複数のころ22と、外輪21
の軸方向一端側（図中左端側）に配置されたシール部材
23とを備えている。シール部材23は、外輪21に圧入され
た上で、外輪21に一体形成された加締部24を加締めるこ
とにより固定されている。
【０００３】図３（Ａ）に示すように、外輪21は、あら
かじめころ22やシール部材23等を挿入するために軸方向
一端部側（図３中左方）が開放されており、他端部側の
みにフランジ25（図２中右方）を有している。そして、
開放された一端部側に、前述の加締部24が円筒形状に形
成されている。加締部24は外輪21の本体部分21Ａよりも
薄肉化されており、加締部24とそれよりも厚肉の外輪21
の本体部分21Ａの内周面（軌道面）21Ｂとの境界には、
テーパ状の段差部26が設けられている。
かじめころ22やシール部材23等を挿入するために軸方向
一端部側（図３中左方）が開放されており、他端部側の
みにフランジ25（図２中右方）を有している。そして、
開放された一端部側に、前述の加締部24が円筒形状に形
成されている。加締部24は外輪21の本体部分21Ａよりも
薄肉化されており、加締部24とそれよりも厚肉の外輪21
の本体部分21Ａの内周面（軌道面）21Ｂとの境界には、
テーパ状の段差部26が設けられている。
【０００４】一方、シール部材23は環状とされ、外周面
23Ａおよび端面23Ｂ間に面取部23Ｃが設けられていると
ともに、図示しない貫通軸に接触するリップ23Ｄが内周
面に設けられている。このシール部材23は、弾性を有す
る適宜な材質により最大直径寸法が加締部24の内径寸法
よりも大きくなるように形成され、かつ、加締部24と反
対側の面に露出させて金属製の芯金27がインサート成形
されている。
23Ａおよび端面23Ｂ間に面取部23Ｃが設けられていると
ともに、図示しない貫通軸に接触するリップ23Ｄが内周
面に設けられている。このシール部材23は、弾性を有す
る適宜な材質により最大直径寸法が加締部24の内径寸法
よりも大きくなるように形成され、かつ、加締部24と反
対側の面に露出させて金属製の芯金27がインサート成形
されている。
【０００５】このような針状ころ軸受20は、図３（Ａ）
に示すように、保持器28に保持された複数のころ22を外
輪21の内周面に沿って配置した後、加締部24内にシール
部材23を圧入し、次いで図３（Ｂ）に示すように、加締
部24を径方向内方および軸心方向にカールさせて加締め
ることにより組み立てられる。
に示すように、保持器28に保持された複数のころ22を外
輪21の内周面に沿って配置した後、加締部24内にシール
部材23を圧入し、次いで図３（Ｂ）に示すように、加締
部24を径方向内方および軸心方向にカールさせて加締め
ることにより組み立てられる。
【０００６】この際、シール部材23は、加締部24内に圧
入されることにより外輪21に対して同軸配置される。ま
た、シール部材23の他端部側の稜部23Ｅが外輪21の内周
の段差部26に圧接するまで、加締部24がシール部材23に
対して面圧接されることにより、シール部材23が外輪21
に対して軸方向に位置決めされる。そして、シール部材
23は、加締圧力によって変形することで、加締部24の全
域にわたって面圧接する。この場合、加締部24の内周面
24Ａ及び内端面24Ｂとシール部材23との間に所定の締代
ＨＡ、ＨＢを確保することで、シール部材23と外輪21間
の密封性の向上を図っている。
入されることにより外輪21に対して同軸配置される。ま
た、シール部材23の他端部側の稜部23Ｅが外輪21の内周
の段差部26に圧接するまで、加締部24がシール部材23に
対して面圧接されることにより、シール部材23が外輪21
に対して軸方向に位置決めされる。そして、シール部材
23は、加締圧力によって変形することで、加締部24の全
域にわたって面圧接する。この場合、加締部24の内周面
24Ａ及び内端面24Ｂとシール部材23との間に所定の締代
ＨＡ、ＨＢを確保することで、シール部材23と外輪21間
の密封性の向上を図っている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に加締
部24を加締める場合、スプリングバック等を考慮して加
締め作業を行う関係上、所定の締代ＨＡ、ＨＢを確保し
ながら加締部24を所望の形状や寸法に加工することは極
めて難しい。この点、前述した従来の針状ころ軸受20に
おいては、シール部材23の外周面が全面的に加締部24の
内面に圧接する構造であるため、締代が大きくなり過ぎ
て、加締部24により過大な加締圧力がシール部材23に加
わった場合、シール部材23の変形がリップ部24Ｄに波及
して、二点鎖線で示すようにリップ部24Ｄの突出角度が
変化し、これによりリップ部24Ｄの内径が縮小して、貫
通軸の挿入困難や、貫通軸に対するフリクションロスが
増大するおそれがあった。
部24を加締める場合、スプリングバック等を考慮して加
締め作業を行う関係上、所定の締代ＨＡ、ＨＢを確保し
ながら加締部24を所望の形状や寸法に加工することは極
めて難しい。この点、前述した従来の針状ころ軸受20に
おいては、シール部材23の外周面が全面的に加締部24の
内面に圧接する構造であるため、締代が大きくなり過ぎ
て、加締部24により過大な加締圧力がシール部材23に加
わった場合、シール部材23の変形がリップ部24Ｄに波及
して、二点鎖線で示すようにリップ部24Ｄの突出角度が
変化し、これによりリップ部24Ｄの内径が縮小して、貫
通軸の挿入困難や、貫通軸に対するフリクションロスが
増大するおそれがあった。
【０００８】本発明は、上記事情を考慮し、加締部によ
りシール部材に過大な加締圧力が加わっても、貫通軸を
容易に挿入できるとともに、フリクションロスの増大を
防止できる針状ころ軸受を提供することを目的とする。
りシール部材に過大な加締圧力が加わっても、貫通軸を
容易に挿入できるとともに、フリクションロスの増大を
防止できる針状ころ軸受を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、外輪と、前記
外輪の内周面に転動する複数のころと、前記外輪の軸方
向一端側に圧入された環状のシール部材とを備え、前記
シール部材が端面および周面を有する環状であるととも
に、前記外輪の軸方向一端部に設けられた加締部を加締
めることにより、前記シール部材の端面および周面を前
記加締部により面圧接する針状ころ軸受であって、前記
シール部材の端面および周面の間に前記加締部との圧接
を避ける逃げ部を設けたことを特徴とする。
外輪の内周面に転動する複数のころと、前記外輪の軸方
向一端側に圧入された環状のシール部材とを備え、前記
シール部材が端面および周面を有する環状であるととも
に、前記外輪の軸方向一端部に設けられた加締部を加締
めることにより、前記シール部材の端面および周面を前
記加締部により面圧接する針状ころ軸受であって、前記
シール部材の端面および周面の間に前記加締部との圧接
を避ける逃げ部を設けたことを特徴とする。
【００１０】ここで、逃げ部は、加締部の内面に接触し
ないように切欠いた凹部や、単に加締部の内面に接触し
ない寸法の面取部（斜面）等を例示できる。
ないように切欠いた凹部や、単に加締部の内面に接触し
ない寸法の面取部（斜面）等を例示できる。
【００１１】このように構成された針状ころ軸受におい
ては、加締部の内周面及び内端面がシール部材と局部的
に圧接するため、換言すれば加締部の内面全域にシール
部材に圧接しないため、加締部の締代が過大となって
も、加締圧力による変形の影響が逃げ部に吸収されてリ
ップ部への影響を小さくでき、これにより従来のような
不具合を回避できることになる。
ては、加締部の内周面及び内端面がシール部材と局部的
に圧接するため、換言すれば加締部の内面全域にシール
部材に圧接しないため、加締部の締代が過大となって
も、加締圧力による変形の影響が逃げ部に吸収されてリ
ップ部への影響を小さくでき、これにより従来のような
不具合を回避できることになる。
【００１２】なお、本発明は、外輪の本体部分の内周面
と加締部の内周面との境界に段差部を設けるとともに、
この段差部に対面するように、シール部材にインサート
成形により芯金を埋設し、段差部と芯金とを接触させる
ようにすることが好ましい。このように構成すると、加
締めの際に芯金が段差部に当たることで、シール部材の
軸方向の位置決めが行われる。従って、加締部の内周面
及び内端面とシール部材との締代を正確にとりながら加
締部の加締めを行える。
と加締部の内周面との境界に段差部を設けるとともに、
この段差部に対面するように、シール部材にインサート
成形により芯金を埋設し、段差部と芯金とを接触させる
ようにすることが好ましい。このように構成すると、加
締めの際に芯金が段差部に当たることで、シール部材の
軸方向の位置決めが行われる。従って、加締部の内周面
及び内端面とシール部材との締代を正確にとりながら加
締部の加締めを行える。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図１に示すように、この実施形態の
針状ころ軸受10においては、シール部材13の形状に若干
の変更を加えた点が従来品と異なり、他の部分は従来と
同様の構成である。したがって、従来と同一構成部分に
は同一符号を付して説明を省略し、以下においては異な
る部分のみを中心に説明する。
基づいて説明する。図１に示すように、この実施形態の
針状ころ軸受10においては、シール部材13の形状に若干
の変更を加えた点が従来品と異なり、他の部分は従来と
同様の構成である。したがって、従来と同一構成部分に
は同一符号を付して説明を省略し、以下においては異な
る部分のみを中心に説明する。
【００１４】シール部材13は環状とされ、その外周面13
Ａおよび端面13Ｂ間には、締代の均一化を図るための単
なる面取部ではなく、加締部24との圧接を避けるための
逃げ部として、切欠凹所13Ｃが設けられている。また、
シール部材13の内周面にはリップ13Ｄが設けられ、加締
部24と反対側の面には金属製の芯金17がインサート成形
により埋設されている。芯金17はリング状のもので、外
径が外輪21の本体部分21Ａの内径よりも大きく設定さ
れ、芯金17の外周エッジ部17Ａが段差部26に当たるよう
になっている。
Ａおよび端面13Ｂ間には、締代の均一化を図るための単
なる面取部ではなく、加締部24との圧接を避けるための
逃げ部として、切欠凹所13Ｃが設けられている。また、
シール部材13の内周面にはリップ13Ｄが設けられ、加締
部24と反対側の面には金属製の芯金17がインサート成形
により埋設されている。芯金17はリング状のもので、外
径が外輪21の本体部分21Ａの内径よりも大きく設定さ
れ、芯金17の外周エッジ部17Ａが段差部26に当たるよう
になっている。
【００１５】このような針状ころ軸受10の組立は、従来
と同様、図１（Ａ）に示すように、保持器28に保持され
た複数のころ22を外輪21の内周面に沿って配置した後、
加締部24内にシール部材13を圧入し、次いで図１（Ｂ）
に示すように、加締部24を径方向内方および軸心方向に
カールさせて加締めることで行う。
と同様、図１（Ａ）に示すように、保持器28に保持され
た複数のころ22を外輪21の内周面に沿って配置した後、
加締部24内にシール部材13を圧入し、次いで図１（Ｂ）
に示すように、加締部24を径方向内方および軸心方向に
カールさせて加締めることで行う。
【００１６】この際、シール部材13は、加締部24内に圧
入されることにより、外輪21に対して同軸配置される。
また、加締部24を加締めることで、加締部24の内周面24
Ａ及び内端面24Ｂが、シール部材13の外周面13Ａ及び端
面13Ｂのみに局部的に圧接する。つまり、シール部材13
の外周面13Ａと端面13Ｂ間に逃げ部としての切欠凹部13
Ｃが存在することにより、加締部24の内面が全面的にシ
ール部材13に圧接するのではなくなり、必要な部分だけ
が面圧接することになる。したがって、局部的に面圧接
する部分の締代ＨＡ、ＨＢが大となっても、加締圧力に
よる変形の影響が、逃げ部である切欠凹所13Ｃに吸収さ
れるようになり、リップ部13Ｄにその影響が波及しにく
くなる。その結果、リップ部13Ｄの内径が縮小するよう
なことがなくなり、貫通軸が挿入しにくなったり、フリ
クションロスが増大したりするのを防止することができ
る。
入されることにより、外輪21に対して同軸配置される。
また、加締部24を加締めることで、加締部24の内周面24
Ａ及び内端面24Ｂが、シール部材13の外周面13Ａ及び端
面13Ｂのみに局部的に圧接する。つまり、シール部材13
の外周面13Ａと端面13Ｂ間に逃げ部としての切欠凹部13
Ｃが存在することにより、加締部24の内面が全面的にシ
ール部材13に圧接するのではなくなり、必要な部分だけ
が面圧接することになる。したがって、局部的に面圧接
する部分の締代ＨＡ、ＨＢが大となっても、加締圧力に
よる変形の影響が、逃げ部である切欠凹所13Ｃに吸収さ
れるようになり、リップ部13Ｄにその影響が波及しにく
くなる。その結果、リップ部13Ｄの内径が縮小するよう
なことがなくなり、貫通軸が挿入しにくなったり、フリ
クションロスが増大したりするのを防止することができ
る。
【００１７】また、加締めの際に、シール部材13の芯金
17が外輪21の内周の段差部26に当たることで、シール部
材13の軸方向の位置決めが行われるので、加締部24の内
周面24Ａ及び内端面24Ｂと、シール部材13の外周面13Ａ
及び端面13Ｂとの締代ＨＡ、ＨＢを正確にとりながら、
加締部24の加締めを行うことができる。
17が外輪21の内周の段差部26に当たることで、シール部
材13の軸方向の位置決めが行われるので、加締部24の内
周面24Ａ及び内端面24Ｂと、シール部材13の外周面13Ａ
及び端面13Ｂとの締代ＨＡ、ＨＢを正確にとりながら、
加締部24の加締めを行うことができる。
【００１８】なお、上記の実施形態では、逃げ部として
切欠凹部13Ｃを設けた場合を示したが、シール部材の外
周面と端面間の面取部の寸法を大きくとり、単に加締部
の内面に接触しないようにして逃げ部を構成してもよ
い。
切欠凹部13Ｃを設けた場合を示したが、シール部材の外
周面と端面間の面取部の寸法を大きくとり、単に加締部
の内面に接触しないようにして逃げ部を構成してもよ
い。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、シール
部材の端面および周面間に、外輪の加締部との圧接を避
ける逃げ部を設けたので、加締部の内周面及び内端面を
シール部材の周面及び端面に局部的に圧接させることが
できる。つまり、シール部材に逃げ部があることによ
り、加締部の内面が全面的にシール部材に圧接するのを
回避することができる。したがって、局部的な面圧接部
分の締代が大となっても、加締圧力による変形の影響を
逃げ部で吸収することができ、リップ部への影響を最小
に減らすことができる。その結果、リップ部の内径の縮
小による従来品の不具合を解消することができ、貫通軸
を容易に挿入できるとともに、フリクションロスの増大
を防止できるようになる。
部材の端面および周面間に、外輪の加締部との圧接を避
ける逃げ部を設けたので、加締部の内周面及び内端面を
シール部材の周面及び端面に局部的に圧接させることが
できる。つまり、シール部材に逃げ部があることによ
り、加締部の内面が全面的にシール部材に圧接するのを
回避することができる。したがって、局部的な面圧接部
分の締代が大となっても、加締圧力による変形の影響を
逃げ部で吸収することができ、リップ部への影響を最小
に減らすことができる。その結果、リップ部の内径の縮
小による従来品の不具合を解消することができ、貫通軸
を容易に挿入できるとともに、フリクションロスの増大
を防止できるようになる。
【図１】本発明の実施形態の針状ころ軸受の組立手順を
示す図で、（Ａ）は加締め前の状態を示す要部拡大断面
図、（Ｂ）は加締め後の状態を示す要部拡大断面図であ
る。
示す図で、（Ａ）は加締め前の状態を示す要部拡大断面
図、（Ｂ）は加締め後の状態を示す要部拡大断面図であ
る。
【図２】従来の針状ころ軸受の全体構成を示す断面図で
ある。
ある。
【図３】従来の針状ころ軸受の組立手順を示す図で、
（Ａ）は加締め前の状態を示す要部拡大断面図、（Ｂ）
は加締め後の状態を示す要部拡大断面図である。
（Ａ）は加締め前の状態を示す要部拡大断面図、（Ｂ）
は加締め後の状態を示す要部拡大断面図である。
10 針状ころ軸受 13 シール部材 13Ａ 周面 13Ｂ 端面 13Ｃ 切欠凹部（逃げ部） 13Ｄ リップ部 17 芯金 21 外輪 22 ころ 24 加締部 26 段差部
Claims (1)
- 【請求項１】 外輪と、前記外輪の内周面に転動する複
数のころと、前記外輪の軸方向一端側に圧入された環状
のシール部材とを備え、前記シール部材が端面および周
面を有する環状であるとともに、前記外輪の軸方向一端
部に設けられた加締部を加締めることにより、前記シー
ル部材の端面および周面を前記加締部により面圧接する
針状ころ軸受であって、 前記シール部材の端面および周面の間に前記加締部との
圧接を避ける逃げ部を設けたことを特徴とする針状ころ
軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27479399A JP3891248B2 (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 針状ころ軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27479399A JP3891248B2 (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 針状ころ軸受 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001099145A true JP2001099145A (ja) | 2001-04-10 |
| JP3891248B2 JP3891248B2 (ja) | 2007-03-14 |
Family
ID=17546651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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1999
- 1999-09-28 JP JP27479399A patent/JP3891248B2/ja not_active Expired - Fee Related
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