JP2001098682A - 間仕切ランナーの取付構造 - Google Patents

間仕切ランナーの取付構造

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JP2001098682A
JP2001098682A JP28115999A JP28115999A JP2001098682A JP 2001098682 A JP2001098682 A JP 2001098682A JP 28115999 A JP28115999 A JP 28115999A JP 28115999 A JP28115999 A JP 28115999A JP 2001098682 A JP2001098682 A JP 2001098682A
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board
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JP28115999A
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Kazuo Nakahara
和夫 中原
Keiichi Tomiyama
惠一 冨山
Toru Sasaki
徹 佐々木
Masami Sugihara
正美 杉原
Mikitaka Nakabayashi
幹貴 中林
Fujio Yamamoto
藤男 山本
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Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 間仕切壁との接続部において天井ボードを切
断する必要をなくし、それによって、建築現場での作業
者による天井ボードの切断及び貼付けのための作業工数
の軽減と産業廃棄物の削減を図ること、間仕切壁と天井
ボードとの接続部の気密構造を単純化して容易に高い気
密性を確保できるようにすること、及び、リホームなど
の際に容易に間仕切壁の配置を変更できるようにするこ
とを課題とする。 【解決手段】 間仕切ランナーを天井ボードの下面に配
置し、該天井ボードを介して天井野縁に固定することに
より、前記間仕切ランナーを前記天井ボードの下面に取
り付ける。取付けは、止着部材を、間仕切ランナーの下
面から該間仕切ランナー及び天井ボードを貫通させて天
井野縁に固定することにより行う。前記間仕切ランナー
の上面と前記天井ボードの下面との間に接着部材を挟み
込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の間仕切壁の
内部の枠体を構成する間仕切ランナーの取付構造に関
し、特に、天井ボードの下面に前記間仕切ランナーを固
定することにより、該天井ボードの貼付作業を軽減し、
天井と間仕切壁との接続部における気密性を高めるとと
もに、間仕切壁の配置の変更を容易に行うことができる
間仕切ランナーの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、天井と間仕切壁との接続部の構造
は、以下のようなものであった。すなわち、天井野縁3
に対して直交する方向に前記間仕切壁4を設ける場合に
は、図6に示すように、断面コ字形に形成された長尺の
枠体である間仕切ランナー1をビスや釘などの止着部材
6によって天井野縁3の下面に直接固定し、該間仕切ラ
ンナー1に間仕切スタッド8の上部を嵌合させ、止着部
材6によってその両側から間仕切スタッド8を固定す
る。また、天井野縁3に対して平行な方向に前記間仕切
壁4を設ける場合には、図7に示すように、前記間仕切
ランナー1をランナー取付金具10を介して止着部材6
によって天井野縁3の下面に固定し、該間仕切ランナー
1に間仕切スタッド8の上部を嵌合させ、止着部材6に
よってその両側から間仕切スタッド8を固定する。この
ようにして、前記間仕切壁4の内部の枠体となる前記間
仕切ランナー1及び間仕切スタッド8を前記天井野縁3
に接続するとともに、図6及び7に示すように、該間仕
切ランナー1及び間仕切スタッド8の両側面に間仕切ボ
ード9を貼り付けて止着部材6によって固定することに
より、前記間仕切壁4と前記天井野縁3とを接続する構
造としていた。
【0003】したがって、天井面を構成する天井ボード
2の施工を行う際、前記天井野縁3と前記間仕切壁4と
の接続部においては、前記天井ボード2は前記間仕切壁
4との干渉を避け、前記天井ボード2の端部が前記間仕
切ボード9に接するように配置されて貼り付けられる。
一方、前記天井ボード2としては、通常、一定の長方形
状に形成された石膏ボードが使用される。このため、前
記天井ボード2の配置に際しては、前記天井ボード2
は、前記間仕切壁4との接続部において切断され、前記
間仕切壁4において仕切られた天井面の形状に合致する
ように形成されてから前記天井野縁3に貼り付けられる
こととなる。
【0004】しかしながら、このような従来の間仕切ラ
ンナー1の取付構造では、以下のような問題があった。
第1に、従来の間仕切ランナー1の取付構造では、前述
の通り、前記間仕切ランナー1を前記天井野縁3の下面
に固定するため、前記天井ボード2は、前記間仕切壁4
との接続部において切断され、前記間仕切壁4において
仕切られた天井面の形状に合致するように形成されてか
ら前記天井野縁3に貼り付けられるが、前記間仕切壁4
の配置は建物の間取りによってその都度異なるものであ
り、そのような前記間仕切壁4において仕切られる天井
面の形状に合致するように前記天井ボード2を形成する
ためには、作業者が建築現場において適宜に切断作業を
行う必要があった。このため、前記天井ボード2の切断
作業に係る分だけ作業工数が増加するということだけで
なく、切断されて数が増加したことにより前記天井ボー
ド2の貼付作業に係る分の作業工数が増加することや、
切断作業により産業廃棄物である切削屑が大量に発生
し、その処理のために相当の費用が必要となるという問
題があった。
【0005】第2に、前記間仕切ランナー1を前記天井
野縁3の下面に固定するために、前記天井ボード2が前
記間仕切壁4との接続部において切断されていることか
ら、当該接続部における気密構造が複雑になり、高い気
密性を確保することが困難であるという問題があった。
【0006】第3に、リホームなどで間仕切壁4の配置
を変更したい場合が生じた際においても、前記天井ボー
ド2が間仕切壁4の配置によって定まる天井面の形状に
合致するように形成されているために、間仕切壁4の配
置を変更するためには、前記天井ボード2をほとんどす
べて張り替える必要があり、容易に間仕切壁4の配置を
変更することができないという問題もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題に
鑑みてなされたものであって、間仕切壁との接続部にお
いて天井ボードを切断する必要をなくし、それによっ
て、建築現場での作業者による天井ボードの切断及び貼
付けのための作業工数の軽減と産業廃棄物の削減を図る
こと、間仕切壁と天井ボードとの接続部の気密構造を単
純化して容易に高い気密性を確保できるようにするこ
と、及び、リホームなどの際に容易に間仕切壁の配置を
変更できるようにすることを技術課題とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記技術課題を解決する
ための具体的手段は、次のようなものである。すなわ
ち、請求項1に記載する間仕切ランナーの取付構造は、
間仕切ランナーを天井ボードの下面に配置し、該天井ボ
ードを介して天井野縁に固定することにより、前記間仕
切ランナーを前記天井ボードの下面に取り付けたことを
特徴とするものである。
【0009】請求項2に記載する間仕切ランナーの取付
構造は、間仕切ランナーを天井ボードの下面に配置し、
止着部材を、間仕切ランナーの下面から該間仕切ランナ
ー及び天井ボードを貫通させて天井野縁に固定すること
により、前記間仕切ランナーを前記天井ボードの下面に
取り付けたことを特徴とするものである。
【0010】請求項3に記載する間仕切ランナーの取付
構造は、請求項1又は2に記載する構成において、前記
間仕切ランナーの上面と前記天井ボードの下面との間に
接着部材を挟み込んだことを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る間仕切ランナ
ーの取付構造について図面に基づいて説明する。本発明
の実施形態に係る間仕切ランナー1の取付構造は、図1
又は図2に示すように、間仕切ランナー1を天井ボード
2の下面に配置し、該天井ボード2を介して天井野縁3
に固定することにより、前記間仕切ランナー1を前記天
井ボード2の下面に取り付けた構造である。なお、図1
は前記天井野縁3に対して平行な方向に前記間仕切ラン
ナー1を取り付けた場合を示し、図2は前記天井野縁3
に対して直交する方向に前記間仕切ランナー1を取り付
けた場合を示している。以下、本実施形態に係る間仕切
ランナー1の取付構造について、間仕切壁の施工の順序
に従って説明する。
【0012】本実施形態においては、前記間仕切ランナ
ー1の取付けなどの間仕切壁4(図5参照)の施工に先
立って、天井野縁3及び天井ボード2の施工が行われ
る。前記天井野縁3は、吊木及び吊木受けを介して小屋
梁に取り付けられた野縁受け5に対して直交するように
所定位置に配置されるのであるが、この際、1階の天井
における階段部分や吹き抜け部分などの天井を設けない
部分を除いて、天井面の全面に前記天井野縁3を配置す
るようにする。また、前記天井野縁3は一定間隔で配置
することとし、できる限り一方向に配置することが望ま
しい。
【0013】そして、前記天井野縁3の施工の後、前記
天井ボード2の施工を行う。該天井ボード2としては、
通常、石膏ボードなどが用いられる。前記天井ボード2
の施工に際しては、図3に示すように、前記間仕切壁4
(図5参照)の配置に関係なく、前記天井野縁3が配置
された天井面の全面に前記天井ボード2を貼り付けるよ
うにする。これは、本実施形態に係る間仕切ランナー1
の取付構造においては、前記間仕切壁4の施工よりも先
に前記天井ボード2の施工を行い、なおかつ、後述する
ように、前記間仕切ランナー1は、前記天井ボード2の
下面に配置されるので、前記天井ボード2と前記間仕切
壁4とが干渉しない構造とすることができることによる
ものである。
【0014】次に、前記間仕切ランナー1の施工を行
う。該間仕切ランナー1は、図4に示すように、板状体
を断面コ字形に折り曲げて形成された長尺の枠体であっ
て、前記間仕切壁4(図5参照)の内部の枠体の上端部
を構成するものである。そして、建物の間取りに合わせ
て、前記間仕切壁4が設けられる位置における前記天井
ボード2の下面に配置され、取り付けられる。以下、前
記間仕切ランナー1の取付構造について説明する。
【0015】前記間仕切ランナー1は、図1に示すよう
に、前記天井ボード2の下面に配置され、該天井ボード
2を介してその上にある前記天井野縁3に固定されるこ
とにより、前記天井ボード2の下面に取り付けられる。
この際、前記間仕切ランナー1の前記天井野縁3への固
定は、止着部材6を、前記間仕切ランナー1の下面から
該間仕切ランナー1及び天井ボード2を貫通させて前記
天井野縁3に固定することにより行う。前記止着部材6
としては、ビス、釘、ボルト、リベットなどを使用する
ことができ、該止着部材6を前記間仕切ランナー1の下
面からねじ込み、又は打ち込むことにより前記間仕切ラ
ンナー1を前記天井ボード2を介して前記天井野縁3に
固定する。図においては、前記止着部材6としてビスを
用いたものを表している。ここで、前記天井野縁3に固
定するようにしているのは、前記天井ボード2のみに固
定するよりも確実且つ強固に固定することができるから
である。
【0016】なお、図1は前記天井野縁3に対して平行
な方向に前記間仕切ランナー1を取り付ける場合を示し
ており、この場合、図に示すように、前記間仕切ランナ
ー1は前記天井野縁3の下方にのみ取り付けることがで
きる。一方、前記天井野縁3に対して直交する方向に前
記間仕切ランナー1を取り付ける場合には、図2に示す
ような配置となり、この場合には、前記天井野縁3に対
して平行な方向に取り付ける場合のような取付位置に関
する制約はない。なお、その他の取付構造については、
いずれの方向に取り付ける場合であっても同じである。
【0017】また、ここでは、前記間仕切ランナー1の
上面と前記天井ボード2の下面との間に接着部材7を挟
み込んでいる。該接着部材7としては、両面テープや接
着剤などを使用することができる。実際の施工に際して
は、前記間仕切ランナー1の上面に前記接着部材7とし
ての両面テープを貼り付け、又は接着剤を塗布し、前記
間仕切壁4(図5参照)が設けられる位置における前記
天井ボード2の下面に前記間仕切ランナー1を配置して
接着した後、前記止着部材6によって前記天井野縁3に
固定することにより、前記間仕切ランナー1を前記天井
ボード2の下面に取り付ける。このように、前記接着部
材7を挟み込むことにより、前記間仕切ランナー1の取
り付け強度を高めることができるとともに、取付けの際
に前記間仕切ランナー1を容易に所定の位置に接着する
ことができるので、その後の前記止着部材6による固定
作業を容易に行うことができる。
【0018】このように、本実施形態に係る間仕切ラン
ナー1の取付構造においては、前記間仕切ランナー1
は、前記天井ボード2の下面に配置されるので、前記間
仕切ランナー1及び間仕切壁4(図5参照)が前記天井
ボード2と交差する所がなく、前記天井ボード2と前記
間仕切壁4とが干渉しない構造とすることができるた
め、前記間仕切壁4の配置に関係なく、天井面の全面に
天井ボード2を貼り付けることができる。したがって、
建物の間取りによってその都度異なる前記間仕切壁4の
配置に合わせて前記天井ボード2を切断する必要がな
く、この切断作業に係る分だけ建築現場における作業者
の作業工数を削減できること、及び、切断作業により発
生する産業廃棄物である石膏ボードの切削屑の発生量を
削減できることなどの利点がある。また、前記天井ボー
ド2の割り付けを単純なものとすることができるため、
必要な天井ボード2の形状が一定の形状に限定されるの
で、工場等であらかじめ所定形状にプレカットした石膏
ボードなどの天井ボード2を使用することができ、建築
現場における前記天井ボード2の切断作業そのものをほ
とんどなくすことができること、及び、前記天井ボード
2の貼付作業が容易になることなどの利点がある。
【0019】更に、本実施形態に係る間仕切ランナー1
の取付構造においては、前記間仕切ランナー1は、前記
天井ボード2の下面に配置されるので、従来のように前
記天井ボード2が前記間仕切壁4(図5参照)との干渉
を避けるために前記間仕切壁4との接続部において切断
されることがなく、天井ボード2が全体で一つの平面を
形成しているので、天井面において気密性を確保したい
場合にも、前記天井ボード2に沿って平面的な気密構造
とするのみで良いため、気密構造を単純化することがで
き、容易に高い気密性を確保することができる。また、
前記間仕切ランナー1は、前記天井野縁3の下方であれ
ばほとんどすべての位置に取り付けることができるた
め、前記間仕切壁4を任意の位置に設けることができる
ので、リホームなどの際にも、容易に前記間仕切壁4の
配置を変更することが可能となる。
【0020】以上のようにして前記間仕切ランナー1を
取り付けた後、図5に示すように、間仕切スタッド8及
び間仕切ボード9の取付けを行い、前記間仕切壁4を形
成する。前記間仕切スタッド8は、金属製又は木製の角
柱などからなり、前記間仕切壁4の内部において縦方向
に設けられる長尺の枠体である。その取付けは、前記間
仕切スタッド8の上部を前記間仕切ランナー1に嵌合さ
せ、該前記間仕切ランナー1の両側からビス、釘などの
止着部材6をねじ込み又は打ち込んで、間仕切スタッド
8の上部を前記間仕切ランナー1に固定することにより
行う。なお、前記間仕切スタッド8の下部の固定につい
ては、図示しないが、前述の天井ボード2の下面に取り
付けられた間仕切ランナー1と同様に、床面にも間仕切
ランナー1が取り付けられ、該床面の間仕切ランナー1
に前記間仕切スタッド8の下部を嵌合させ、該前記間仕
切ランナー1の両側からビス、釘などの止着部材6をね
じ込み又は打ち込むことにより行う。
【0021】そして、前記間仕切ランナー1と間仕切ス
タッド8とにより構成される前記間仕切壁4の内部の枠
体の両側に間仕切ボード9を取り付ける。該間仕切ボー
ド9としては、通常、石膏ボードなどが用いられる。そ
の取付けは、前記間仕切ボード9の表側面からビス、釘
などの止着部材6を貫通させて、前記間仕切ランナー1
又は間仕切スタッド8にねじ込み又は打ち込んで、前記
間仕切ボード9を前記間仕切ランナー1又は間仕切スタ
ッド8に固定することにより行う。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る間仕切ランナーの取付構造によれば、間仕切ラン
ナーを天井ボードの下面に配置し、該天井ボードを介し
て天井野縁に固定したことにより、前記天井ボードと前
記間仕切壁とが干渉しない構造とすることができるた
め、前記間仕切壁の配置に関係なく、天井面の全面に天
井ボードを貼り付けることができる。したがって、建物
の間取りによってその都度異なる前記間仕切壁の配置に
合わせて前記天井ボードを切断する必要がなく、この切
断作業に係る分だけ建築現場における作業者の作業工数
を削減できるとともに、切断作業により発生する産業廃
棄物である石膏ボードの切削屑の発生量を削減できる。
また、前記天井ボードの割り付けを単純なものとするこ
とができるため、必要な天井ボードの形状が一定の形状
に限定されるので、工場等であらかじめ所定形状にプレ
カットした石膏ボードなどの天井ボードを使用すること
ができ、建築現場における前記天井ボードの切断作業そ
のものをほとんどなくすことができるとともに、前記天
井ボードの貼付作業を容易にすることができる。
【0023】更に、従来のように前記天井ボードが前記
間仕切壁との干渉を避けるために前記間仕切壁との接続
部において切断されることがなく、天井ボードが全体で
一つの平面を形成しているので、天井面において気密性
を確保したい場合にも、前記天井ボードに沿って平面的
な気密構造とするのみで良いため、気密構造を単純化す
ることができ、容易に高い気密性を確保することができ
る。また、前記間仕切ランナーは、前記天井野縁の下方
であればほとんどすべての位置に取り付けることができ
るため、前記間仕切壁を任意の位置に設けることができ
るので、リホームなどの際にも、容易に前記間仕切壁の
配置を変更することができる。
【0024】本発明の請求項2に係る間仕切ランナーの
取付構造によれば、止着部材を、間仕切ランナーの下面
から該間仕切ランナー及び天井ボードを貫通させて天井
野縁に固定することにより、非常に簡易な方法で、確実
に、前記間仕切ランナーを前記天井ボードの下面におい
て前記天井野縁に固定することができるとともに、前述
の請求項1に係る間仕切ランナーの取付構造と同様の効
果を得ることができる。
【0025】本発明の請求項3に係る間仕切ランナーの
取付構造によれば、前記間仕切ランナーの上面と前記天
井ボードの下面との間に接着部材を挟み込んだことによ
り、前記間仕切ランナーの取り付け強度を高めることが
できるとともに、取付けの際に前記間仕切ランナーを容
易に所定の位置に接着することができるので、その後の
前記止着部材による固定作業を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る間仕切ランナーの取付構造であっ
て、間仕切ランナーを天井野縁に対して平行な方向に取
り付けた状態を示す断面図である。
【図2】本発明に係る間仕切ランナーの取付構造であっ
て、間仕切ランナーを天井野縁に対して直交する方向に
取り付けた状態を示す断面図である。
【図3】天井面の全面に天井ボードを貼り付けた状態を
示す建物の平面図である。
【図4】本発明に係る間仕切ランナーを示す斜視図であ
る。
【図5】本発明に係る間仕切ランナーの取付構造に関
し、間仕切スタッド及び間仕切ボードを取り付けた状態
を示す断面図である。
【図6】従来例に係る間仕切ランナーの取付構造であっ
て、間仕切ランナーを天井野縁に対して直交する方向に
取り付けた状態を示す断面図である。
【図7】従来例に係る間仕切ランナーの取付構造であっ
て、間仕切ランナーを天井野縁に対して平行な方向に取
り付けた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 間仕切ランナー 2 天井ボード 3 天井野縁 4 間仕切壁 5 野縁受け 6 止着部材 7 接着部材 8 間仕切スタッド 9 間仕切ボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 徹 大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 (72)発明者 杉原 正美 大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 (72)発明者 中林 幹貴 大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 (72)発明者 山本 藤男 大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間仕切ランナーを天井ボードの下面に配
    置し、該天井ボードを介して天井野縁に固定することに
    より、前記間仕切ランナーを前記天井ボードの下面に取
    り付けたことを特徴とする間仕切ランナーの取付構造。
  2. 【請求項2】 間仕切ランナーを天井ボードの下面に配
    置し、止着部材を、間仕切ランナーの下面から該間仕切
    ランナー及び天井ボードを貫通させて天井野縁に固定す
    ることにより、前記間仕切ランナーを前記天井ボードの
    下面に取り付けたことを特徴とする間仕切ランナーの取
    付構造。
  3. 【請求項3】 前記間仕切ランナーの上面と前記天井ボ
    ードの下面との間に接着部材を挟み込んだことを特徴と
    する請求項1又は2記載の間仕切ランナーの取付構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014159737A (ja) * 2014-05-01 2014-09-04 Nihon Kagaku Sangyo Co Ltd 壁構造
KR101668739B1 (ko) * 2015-12-15 2016-10-25 한국건설기술연구원 조립기준면을 적용한 이중천장 경량 간막이 구조 및 그의 시공방법

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KR101668739B1 (ko) * 2015-12-15 2016-10-25 한국건설기술연구원 조립기준면을 적용한 이중천장 경량 간막이 구조 및 그의 시공방법

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