JP2001097545A - 円板状体供給装置 - Google Patents
円板状体供給装置Info
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- JP2001097545A JP2001097545A JP2000257413A JP2000257413A JP2001097545A JP 2001097545 A JP2001097545 A JP 2001097545A JP 2000257413 A JP2000257413 A JP 2000257413A JP 2000257413 A JP2000257413 A JP 2000257413A JP 2001097545 A JP2001097545 A JP 2001097545A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 円板状体を複数の供給位置に向けて搬送する
供給搬送路を、二組のベルトコンベヤを利用して構造面
及び製作組付け面で有利に構成することができるととも
に、両ベルトコンベヤ間での円板状体の移載も確実、ス
ムースに行なうことができるようにする。 【解決手段】 供給搬送路(1)が、搬送方向を互いに
逆向きにして平行に並設される二組のベルトコンベヤ
(2,3)から構成され、両ベルトコンベヤ(2,3)
の移載箇所の搬送面上に亘って、一方のベルトコンベヤ
にて搬送されてくる円板状体(M)と接当して該円板状
体(M)をそのときの搬送力で他方のベルトコンベヤに
移行案内するガイド部材(6,7)が設けられ、ガイド
部材(6,7)の案内面が、平面視において放物線状
で、かつ、その頂点が他方のベルトコンベヤの搬送面上
に位置する状態で湾曲形成されている。
供給搬送路を、二組のベルトコンベヤを利用して構造面
及び製作組付け面で有利に構成することができるととも
に、両ベルトコンベヤ間での円板状体の移載も確実、ス
ムースに行なうことができるようにする。 【解決手段】 供給搬送路(1)が、搬送方向を互いに
逆向きにして平行に並設される二組のベルトコンベヤ
(2,3)から構成され、両ベルトコンベヤ(2,3)
の移載箇所の搬送面上に亘って、一方のベルトコンベヤ
にて搬送されてくる円板状体(M)と接当して該円板状
体(M)をそのときの搬送力で他方のベルトコンベヤに
移行案内するガイド部材(6,7)が設けられ、ガイド
部材(6,7)の案内面が、平面視において放物線状
で、かつ、その頂点が他方のベルトコンベヤの搬送面上
に位置する状態で湾曲形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スロットマシン等の遊
技用メダルやコイン等の円板状体を複数の供給位置に向
けて搬送する供給搬送路と、前記供給搬送路で搬送され
る円板状体を特定の供給位置に排出可能な複数の排出手
段とが設けられ、前記供給搬送路が前記複数の供給位置
に沿って循環する閉ループ状に配設されている円板状体
供給装置に関する。
技用メダルやコイン等の円板状体を複数の供給位置に向
けて搬送する供給搬送路と、前記供給搬送路で搬送され
る円板状体を特定の供給位置に排出可能な複数の排出手
段とが設けられ、前記供給搬送路が前記複数の供給位置
に沿って循環する閉ループ状に配設されている円板状体
供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冒記円板状体供給装置は、円板状体を供
給する必要がないときは、供給用の円板状体を閉ループ
状に配設した供給搬送路上に待機させておき、円板状体
を供給する必要が生じたときに特定の排出手段を作動さ
せて、供給搬送路で循環しながら搬送されている円板状
体を所定の供給位置に排出供給できるよう構成したもの
であるが、従来、スプロケットを介して複数の供給位置
に沿って水平方向に架け渡した一連の無端チェーンに、
円板状体を載置可能な半月板状の搬送板の複数を一列
に、かつ、各別に姿勢変更自在に連結して、搬送板に載
置した円板状体を無端チェーンの駆動回動で複数の供給
位置に沿って循環させながら搬送する供給搬送路を構成
してある円板状体供給装置が提案されている(例えば、
特開平3−21286号公報参照)。
給する必要がないときは、供給用の円板状体を閉ループ
状に配設した供給搬送路上に待機させておき、円板状体
を供給する必要が生じたときに特定の排出手段を作動さ
せて、供給搬送路で循環しながら搬送されている円板状
体を所定の供給位置に排出供給できるよう構成したもの
であるが、従来、スプロケットを介して複数の供給位置
に沿って水平方向に架け渡した一連の無端チェーンに、
円板状体を載置可能な半月板状の搬送板の複数を一列
に、かつ、各別に姿勢変更自在に連結して、搬送板に載
置した円板状体を無端チェーンの駆動回動で複数の供給
位置に沿って循環させながら搬送する供給搬送路を構成
してある円板状体供給装置が提案されている(例えば、
特開平3−21286号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、円板状体を載置する多数の搬送板を一連の無端チェ
ーンに各別に連結して、閉ループ状の供給搬送路を構成
しているから、供給搬送路構造が複雑で、製作組付けに
手間がかかる欠点があるとともに、多数の半月板状の搬
送板が無端チェーンに対して各別に姿勢変更自在に連結
されているから、隣合う搬送板の間に円板状体が噛み込
み易く、この場合には、搬送板や無端チェーンの動きが
規制されて搬送が停止してしまうおそれがある。本発明
は上記実情に鑑みてなされたものであって、閉ループ状
に配設される供給搬送路構造を工夫することにより、供
給搬送路構造を簡略化して、製作組付けが楽に行えるよ
うに構成するとともに、円板状体の噛み込み等の搬送ト
ラブルが発生しにくい円板状体供給装置を提供すること
を目的とする。
ば、円板状体を載置する多数の搬送板を一連の無端チェ
ーンに各別に連結して、閉ループ状の供給搬送路を構成
しているから、供給搬送路構造が複雑で、製作組付けに
手間がかかる欠点があるとともに、多数の半月板状の搬
送板が無端チェーンに対して各別に姿勢変更自在に連結
されているから、隣合う搬送板の間に円板状体が噛み込
み易く、この場合には、搬送板や無端チェーンの動きが
規制されて搬送が停止してしまうおそれがある。本発明
は上記実情に鑑みてなされたものであって、閉ループ状
に配設される供給搬送路構造を工夫することにより、供
給搬送路構造を簡略化して、製作組付けが楽に行えるよ
うに構成するとともに、円板状体の噛み込み等の搬送ト
ラブルが発生しにくい円板状体供給装置を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為の
本発明の特徴構成は、冒記円板状体供給装置において、
前記供給搬送路が、搬送方向を互いに逆向きにして平行
又は略平行に並設される二組のベルトコンベヤに、一方
のベルトコンベヤで搬送されてくる円板状体を他方のベ
ルトコンベヤのコンベアベルト上に案内移動させるガイ
ド部材を設けて構成されている点にあり、かかる構成か
ら次の作用効果を奏する。
本発明の特徴構成は、冒記円板状体供給装置において、
前記供給搬送路が、搬送方向を互いに逆向きにして平行
又は略平行に並設される二組のベルトコンベヤに、一方
のベルトコンベヤで搬送されてくる円板状体を他方のベ
ルトコンベヤのコンベアベルト上に案内移動させるガイ
ド部材を設けて構成されている点にあり、かかる構成か
ら次の作用効果を奏する。
【0005】
【作用】円板状体が一方のベルトコンベヤのコンベヤベ
ルトと他方のベルトコンベヤのコンベヤベルトとに交互
に乗り移りながら、複数の供給位置に沿って循環搬送さ
れる。
ルトと他方のベルトコンベヤのコンベヤベルトとに交互
に乗り移りながら、複数の供給位置に沿って循環搬送さ
れる。
【0006】
【発明の効果】二組のベルトコンベヤとガイド部材とを
組み合わせて、複数の供給位置に沿って循環する閉ルー
プ状の供給搬送路を配設してあるから、供給搬送路構造
を簡略化でき、製作組付けが楽に行えるとともに、コン
ベヤベルトで円板状体を載置搬送するから、円板状体の
噛み込み等の搬送トラブルが発生しにくい。
組み合わせて、複数の供給位置に沿って循環する閉ルー
プ状の供給搬送路を配設してあるから、供給搬送路構造
を簡略化でき、製作組付けが楽に行えるとともに、コン
ベヤベルトで円板状体を載置搬送するから、円板状体の
噛み込み等の搬送トラブルが発生しにくい。
【0007】
【実施例】図6(イ),(ロ)は、複数のスロットマシ
ンAとメダル貸機Bとが並設されている遊技台列Cの二
列を背中合わせに配置してある遊技島Dに、遊技島D下
部で各遊技台列CのスロットマシンAから排出される円
板状体の一例としての遊技用メダルMを貯留ホッパーE
に回収するメダル回収装置Fと、貯留ホッパーEに回収
されたメダルMを遊技島D上部に揚送するメダル揚送装
置Gと、遊技島D上部で、メダル揚送装置Gで揚送され
てきたメダルMを各遊技台列CのスロットマシンA及び
メダル貸機Bに供給するメダル供給装置Hとが設けられ
ている遊技設備を示す。前記メダル供給装置Hは、メダ
ルMを複数の供給位置である各遊技台列Cのスロットマ
シンA及びメダル貸機Bに向けて搬送する供給搬送路1
と、供給搬送路1で搬送されているメダルMを特定のス
ロットマシンA又はメダル貸機Bに落下排出可能な複数
の排出装置23とが設けられている。
ンAとメダル貸機Bとが並設されている遊技台列Cの二
列を背中合わせに配置してある遊技島Dに、遊技島D下
部で各遊技台列CのスロットマシンAから排出される円
板状体の一例としての遊技用メダルMを貯留ホッパーE
に回収するメダル回収装置Fと、貯留ホッパーEに回収
されたメダルMを遊技島D上部に揚送するメダル揚送装
置Gと、遊技島D上部で、メダル揚送装置Gで揚送され
てきたメダルMを各遊技台列CのスロットマシンA及び
メダル貸機Bに供給するメダル供給装置Hとが設けられ
ている遊技設備を示す。前記メダル供給装置Hは、メダ
ルMを複数の供給位置である各遊技台列Cのスロットマ
シンA及びメダル貸機Bに向けて搬送する供給搬送路1
と、供給搬送路1で搬送されているメダルMを特定のス
ロットマシンA又はメダル貸機Bに落下排出可能な複数
の排出装置23とが設けられている。
【0008】前記供給搬送路1は、図1,図2に示すよ
うに、搬送方向を互いに逆向きにして平行に並設される
二組のベルトコンベヤ2,3の両端側位置に、一方のベ
ルトコンベヤ2,3で搬送されてくるメダルMを接当さ
せて他方のベルトコンベヤ3,2のコンベアベルト5,
4上に案内移動させる樹脂製のガイド部材6,7を設け
て、各遊技台列CのスロットマシンA及びメダル貸機B
に沿って循環する閉ループ状に配設され、メダル揚送装
置Gで揚送されてきたメダルMを受け止めて一方のベル
トコンベヤ2のコンベアベルト4上に案内排出させる受
入れ用ホッパー8が設けられている。前記二組のベルト
コンベヤ2,3の各々は、駆動モーター9にベルト連動
される駆動ローラー10と遊転ローラー11とテンショ
ンローラー12とに亘ってコンベアベルト4,5を巻掛
けて構成され、これらローラー群10,11,12と駆
動モーター9とを支持しているフレーム板13,14
が、コンベアベルト4,5の通路を形成している通路フ
レーム15に連結されている。前記通路フレーム15
は、図3,図4に示すように、搬送経路のコンベアベル
ト4,5内周面側を支持する第1支持板16と戻り経路
のコンベアベルト4,5外周面側を支持する第2支持板
17とが上下に備えられているアルミ合金製の押し出フ
レーム18と、第1支持板16の前後端面に連結接続さ
れる断面L字状の左右一対のベルト支持板19と、前後
のベルト支持板19間の押し出フレーム18側面に嵌着
される側壁板20とで構成され、左右のベルト支持板1
9に挟み付けられているフレーム板14の上端面をコン
ベアベルト4,5の厚みと略同じ高さだけベルト支持板
19上面から突出させて、ガイド部材6,7で案内移動
されるメダルMが左右のコンベアベルト4,5に亘って
円滑に乗り移れるよう構成してある。
うに、搬送方向を互いに逆向きにして平行に並設される
二組のベルトコンベヤ2,3の両端側位置に、一方のベ
ルトコンベヤ2,3で搬送されてくるメダルMを接当さ
せて他方のベルトコンベヤ3,2のコンベアベルト5,
4上に案内移動させる樹脂製のガイド部材6,7を設け
て、各遊技台列CのスロットマシンA及びメダル貸機B
に沿って循環する閉ループ状に配設され、メダル揚送装
置Gで揚送されてきたメダルMを受け止めて一方のベル
トコンベヤ2のコンベアベルト4上に案内排出させる受
入れ用ホッパー8が設けられている。前記二組のベルト
コンベヤ2,3の各々は、駆動モーター9にベルト連動
される駆動ローラー10と遊転ローラー11とテンショ
ンローラー12とに亘ってコンベアベルト4,5を巻掛
けて構成され、これらローラー群10,11,12と駆
動モーター9とを支持しているフレーム板13,14
が、コンベアベルト4,5の通路を形成している通路フ
レーム15に連結されている。前記通路フレーム15
は、図3,図4に示すように、搬送経路のコンベアベル
ト4,5内周面側を支持する第1支持板16と戻り経路
のコンベアベルト4,5外周面側を支持する第2支持板
17とが上下に備えられているアルミ合金製の押し出フ
レーム18と、第1支持板16の前後端面に連結接続さ
れる断面L字状の左右一対のベルト支持板19と、前後
のベルト支持板19間の押し出フレーム18側面に嵌着
される側壁板20とで構成され、左右のベルト支持板1
9に挟み付けられているフレーム板14の上端面をコン
ベアベルト4,5の厚みと略同じ高さだけベルト支持板
19上面から突出させて、ガイド部材6,7で案内移動
されるメダルMが左右のコンベアベルト4,5に亘って
円滑に乗り移れるよう構成してある。
【0009】前記ガイド部材6,7の各々は、コンベア
ベルト4,5の上面に対して僅かな隙間を設けてベルト
支持板19の側壁形成部材21に固定され、一方のベル
トコンベヤ2,3で搬送されてきたメダルMが、案内面
22に沿って他方のベルトコンベヤ3,2のコンベヤベ
ルト5,4上に押し出されて乗り移り、左右のベルトコ
ンベヤ3,2に交互に乗り移りながら時計回りに循環搬
送されるよう構成してある。前記案内面22は、平面視
で、放物線形状に湾曲させてあり、その頂点部分を乗り
移ろうとする他方のコンベヤベルト5,4上に位置させ
て、一方のベルトコンベヤ2,3で搬送されてきたメダ
ルMを、その搬送力で他方のベルトコンベヤ3,2のコ
ンベヤベルト5,4上に強制的に押し出して、円滑に乗
り移るよう構成してある。前記排出装置23は、図5に
示すように、押し出フレーム18に対して一方のコンベ
ヤベルト4,5上を横断する排出姿勢と左右のコンベヤ
ベルト4,5間に引退する引退姿勢とに亘って揺動自在
に取り付けたゲート部材25と、ゲート部材25を排出
姿勢と引退姿勢とに亘って揺動させるソレノイド26と
を設けて構成され、ゲート部材25が排出姿勢に揺動さ
れるとコンベヤベルト4,5上を搬送されてきたメダル
Mがゲート部材25に沿って案内されて、側壁板20に
形成した切欠部27から供給樋28内に落下し、蛇腹管
29を介して所定のスロットマシンA或いはメダル貸機
Bに供給されるよう構成してある。
ベルト4,5の上面に対して僅かな隙間を設けてベルト
支持板19の側壁形成部材21に固定され、一方のベル
トコンベヤ2,3で搬送されてきたメダルMが、案内面
22に沿って他方のベルトコンベヤ3,2のコンベヤベ
ルト5,4上に押し出されて乗り移り、左右のベルトコ
ンベヤ3,2に交互に乗り移りながら時計回りに循環搬
送されるよう構成してある。前記案内面22は、平面視
で、放物線形状に湾曲させてあり、その頂点部分を乗り
移ろうとする他方のコンベヤベルト5,4上に位置させ
て、一方のベルトコンベヤ2,3で搬送されてきたメダ
ルMを、その搬送力で他方のベルトコンベヤ3,2のコ
ンベヤベルト5,4上に強制的に押し出して、円滑に乗
り移るよう構成してある。前記排出装置23は、図5に
示すように、押し出フレーム18に対して一方のコンベ
ヤベルト4,5上を横断する排出姿勢と左右のコンベヤ
ベルト4,5間に引退する引退姿勢とに亘って揺動自在
に取り付けたゲート部材25と、ゲート部材25を排出
姿勢と引退姿勢とに亘って揺動させるソレノイド26と
を設けて構成され、ゲート部材25が排出姿勢に揺動さ
れるとコンベヤベルト4,5上を搬送されてきたメダル
Mがゲート部材25に沿って案内されて、側壁板20に
形成した切欠部27から供給樋28内に落下し、蛇腹管
29を介して所定のスロットマシンA或いはメダル貸機
Bに供給されるよう構成してある。
【0010】そして、いずれのスロットマシンA及びメ
ダル貸機Bからもメダル要求信号が出力されていないと
きは、メダル揚送装置G及びメダル供給装置Hの駆動が
いずれも停止されており、いずかのスロットマシンA或
いはメダル貸機Bからメダル要求信号が出力されるとメ
ダル揚送装置G及びメダル供給装置Hの駆動が開始さ
れ、所定のゲート部材25が排出姿勢に揺動されてメダ
ルMが供給される。又、供給搬送路1の受入れ用ホッパ
ー8上手側搬送路に回収樋31と排出装置23とを設け
て、営業終了時に、供給搬送路1に残っているメダルM
を回収用蛇腹管32を介して貯留ホッパーEに落下回収
できるよう構成してある。尚、左右のコンベヤベルト
4,5の間には、ゲート部材25取り付け位置及びメダ
ルMの乗り移り位置を除いて、仕切り壁30が設けられ
ている。
ダル貸機Bからもメダル要求信号が出力されていないと
きは、メダル揚送装置G及びメダル供給装置Hの駆動が
いずれも停止されており、いずかのスロットマシンA或
いはメダル貸機Bからメダル要求信号が出力されるとメ
ダル揚送装置G及びメダル供給装置Hの駆動が開始さ
れ、所定のゲート部材25が排出姿勢に揺動されてメダ
ルMが供給される。又、供給搬送路1の受入れ用ホッパ
ー8上手側搬送路に回収樋31と排出装置23とを設け
て、営業終了時に、供給搬送路1に残っているメダルM
を回収用蛇腹管32を介して貯留ホッパーEに落下回収
できるよう構成してある。尚、左右のコンベヤベルト
4,5の間には、ゲート部材25取り付け位置及びメダ
ルMの乗り移り位置を除いて、仕切り壁30が設けられ
ている。
【0011】〔その他の実施例〕 本発明による円板状体供給装置は、供給搬送路を供
給位置としての複数の遊技島に沿って循環する閉ループ
状に配設して、遊技島に必要な円板状体を供給するもの
であっても良い。 本発明による円板状体供給装置は、二組のベルトコ
ンベヤの各々を、その搬送終端側の搬送高さが他方のベ
ルトコンベヤの搬送始端側の搬送高さよりも高くなるよ
うに配置して、一方のベルトコンベヤの搬送終端位置か
ら落下する円板状体を、他方のベルトコンベヤのコンベ
アベルト上に滑降させて案内移動させるシュート状のガ
イド部材を設けて構成しても良い。 本発明による円板状体供給装置は、硬貨を所定の供
給位置に供給するものであっても良い。
給位置としての複数の遊技島に沿って循環する閉ループ
状に配設して、遊技島に必要な円板状体を供給するもの
であっても良い。 本発明による円板状体供給装置は、二組のベルトコ
ンベヤの各々を、その搬送終端側の搬送高さが他方のベ
ルトコンベヤの搬送始端側の搬送高さよりも高くなるよ
うに配置して、一方のベルトコンベヤの搬送終端位置か
ら落下する円板状体を、他方のベルトコンベヤのコンベ
アベルト上に滑降させて案内移動させるシュート状のガ
イド部材を設けて構成しても良い。 本発明による円板状体供給装置は、硬貨を所定の供
給位置に供給するものであっても良い。
【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】要部の平面図
【図2】要部の一部断面正面図
【図3】図1のIII−III線矢視要部断面図
【図4】図1のIV−IV線要部断面図
【図5】図1のV−V線矢視要部断面図
【図6】(イ)は遊技設備の要部平面図、(ロ)は遊技
設備の要部側面図
設備の要部側面図
1 供給搬送路 2 ベルトコンベヤ 3 ベルトコンベヤ 4 コンベヤベルト 5 コンベヤベルト 6 ガイド部材 7 ガイド部材 23 排出手段 M 円板状体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年9月26日(2000.9.2
6)
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 円板状体供給装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スロットマシン等の遊
技用メダルやコイン等の円板状体を複数の供給位置に向
けて搬送する供給搬送路と、前記供給搬送路で搬送され
る円板状体を特定の供給位置に排出可能な複数の排出手
段とが設けられている円板状体供給装置に関する。
技用メダルやコイン等の円板状体を複数の供給位置に向
けて搬送する供給搬送路と、前記供給搬送路で搬送され
る円板状体を特定の供給位置に排出可能な複数の排出手
段とが設けられている円板状体供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の円板状体供給装置では、搬送方向
を互いに逆向きにして平行又は略平行に並設される二組
のベルトコンベヤのうち、一方のベルトコンベヤの搬送
終端部を他方のベルトコンベヤの搬送始端部よりも上方
に配置し、一方のベルトコンベヤの搬送終端部と他方の
ベルトコンベヤの搬送始端部との間に、両ベルトコンベ
ヤの左右方向での隣接間中央相当位置を支点として縦軸
芯周りで駆動回転自在で、かつ、一方のベルトコンベヤ
の搬送終端部から落下状態で送出されてくる円板状体を
受止めて、該円板状体を回転搬送経路に沿って強制移送
するターンテーブルを配設するとともに、前記ターンテ
ーブルの回転搬送面上で、かつ、他方のベルトコンベヤ
の内側縁を延長する部位には、回転搬送経路に沿って強
制移送される円板状体を他方のベルトコンベヤの搬送面
上に移行案内するストッパー板を配設し、もって、円板
状体を複数の供給位置に向けて搬送する供給搬送路を、
両ベルトコンベヤとターンテーブル及びストッパー板と
から構成していた。
を互いに逆向きにして平行又は略平行に並設される二組
のベルトコンベヤのうち、一方のベルトコンベヤの搬送
終端部を他方のベルトコンベヤの搬送始端部よりも上方
に配置し、一方のベルトコンベヤの搬送終端部と他方の
ベルトコンベヤの搬送始端部との間に、両ベルトコンベ
ヤの左右方向での隣接間中央相当位置を支点として縦軸
芯周りで駆動回転自在で、かつ、一方のベルトコンベヤ
の搬送終端部から落下状態で送出されてくる円板状体を
受止めて、該円板状体を回転搬送経路に沿って強制移送
するターンテーブルを配設するとともに、前記ターンテ
ーブルの回転搬送面上で、かつ、他方のベルトコンベヤ
の内側縁を延長する部位には、回転搬送経路に沿って強
制移送される円板状体を他方のベルトコンベヤの搬送面
上に移行案内するストッパー板を配設し、もって、円板
状体を複数の供給位置に向けて搬送する供給搬送路を、
両ベルトコンベヤとターンテーブル及びストッパー板と
から構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、一方のベルトコンベヤの搬送終端部と他方のベルト
コンベヤの搬送始端部との間に、一方のベルトコンベヤ
の搬送終端部から送出されてくる円板状体を他方のベル
トコンベヤの搬送終端部にまで回転搬送経路に沿って強
制移送するための駆動回転式のターンテーブルと、回転
搬送経路に沿って強制移送される円板状体を他方のベル
トコンベヤの搬送面上に移行案内するストッパー板とを
配設するため、円板状体の受渡し部での構造が大型化、
複雑化し易い。しかも、前記供給搬送路の搬送経路長さ
が異なる施工条件下では、新たな搬送経路長さに対応す
る長さで各ベルトコンベヤを製作し直さなければなら
ず、製造コストの高騰化を招来し易い。本発明は上記実
情に鑑みてなされたものであって、円板状体の受渡し構
造の小型化と簡素化とを図ることができるとともに、搬
送経路長さの変更も構造面及びコスト面で有利に実施す
ることができ、しかも、両ベルトコンベヤの受渡し部で
の詰まり等の搬送トラブルの発生を抑制しながら円板状
体を供給搬送路に沿って確実、スムーズに搬送すことの
できる円板状体供給装置を提供することを目的とする。
ば、一方のベルトコンベヤの搬送終端部と他方のベルト
コンベヤの搬送始端部との間に、一方のベルトコンベヤ
の搬送終端部から送出されてくる円板状体を他方のベル
トコンベヤの搬送終端部にまで回転搬送経路に沿って強
制移送するための駆動回転式のターンテーブルと、回転
搬送経路に沿って強制移送される円板状体を他方のベル
トコンベヤの搬送面上に移行案内するストッパー板とを
配設するため、円板状体の受渡し部での構造が大型化、
複雑化し易い。しかも、前記供給搬送路の搬送経路長さ
が異なる施工条件下では、新たな搬送経路長さに対応す
る長さで各ベルトコンベヤを製作し直さなければなら
ず、製造コストの高騰化を招来し易い。本発明は上記実
情に鑑みてなされたものであって、円板状体の受渡し構
造の小型化と簡素化とを図ることができるとともに、搬
送経路長さの変更も構造面及びコスト面で有利に実施す
ることができ、しかも、両ベルトコンベヤの受渡し部で
の詰まり等の搬送トラブルの発生を抑制しながら円板状
体を供給搬送路に沿って確実、スムーズに搬送すことの
できる円板状体供給装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為の
本発明の特徴構成は、冒記円板状体供給装置において、
前記供給搬送路が、搬送方向を互いに逆向きにして平行
又は略平行に並設される二組のベルトコンベヤから構成
されているとともに、両ベルトコンベヤの移載箇所の搬
送面上に亘って、一方のベルトコンベヤの搬送面にて搬
送されてくる円板状体と接当して該円板状体をそのとき
の搬送力で他方のベルトコンベヤの搬送面上に移行案内
するガイド部材が設けられ、前記ガイド部材の案内面
が、平面視において放物線状で、かつ、その頂点が他方
のベルトコンベヤの搬送面上に位置する状態で湾曲形成
されている点にあり、かかる構成から次の作用効果を奏
する。
本発明の特徴構成は、冒記円板状体供給装置において、
前記供給搬送路が、搬送方向を互いに逆向きにして平行
又は略平行に並設される二組のベルトコンベヤから構成
されているとともに、両ベルトコンベヤの移載箇所の搬
送面上に亘って、一方のベルトコンベヤの搬送面にて搬
送されてくる円板状体と接当して該円板状体をそのとき
の搬送力で他方のベルトコンベヤの搬送面上に移行案内
するガイド部材が設けられ、前記ガイド部材の案内面
が、平面視において放物線状で、かつ、その頂点が他方
のベルトコンベヤの搬送面上に位置する状態で湾曲形成
されている点にあり、かかる構成から次の作用効果を奏
する。
【0005】
【作用】二組のベルトコンベヤの搬送面上に亘って設け
られたガイド部材により、円板状体をそのときの搬送力
で他方のベルトコンベヤの搬送面上に移行案内すること
ができるから、両ベルトコンベヤの搬送面を移行案内面
の一部に利用することができるばかりでなく、ターンテ
ーブルを設ける従来装置に比して、円板状体を移行する
ための特別な駆動源が不要で、しかも、両ベルトコンベ
ヤに対するガイド部材の搬送方向での配設位置を変更す
ることにより、供給搬送路の長さも自由に変更すること
ができる。しかも、前記ガイド部材の案内面が、平面視
において放物線状で、かつ、その頂点が他方のベルトコ
ンベヤの搬送面上に位置する状態で湾曲形成されている
から、ガイド部材の放物線状案内面に沿って移行案内さ
れる円板状体には、一方のベルトコンベヤの搬送力が直
接又は後続の円板状体を介して加えられ、その移行案内
に連れて他方のベルトコンベヤの搬送方向と同じ方向の
搬送分力に変化しながら増加するから、例えば、ガイド
部材の案内面が一直線状の傾斜面に形成されている場合
のように、一方のベルトコンベヤから直接又は後続の円
板状体を介して加えられる搬送力が、他方のベルトコン
ベヤの搬送力を減じる方向で終始作用し続けることがな
く、両ベルトコンベヤの受渡し箇所での円板状体の方向
転回移行を、各ベルトコンベヤでの搬送に支障を与えな
い状態で確実、スムースに行なわせることができる。
られたガイド部材により、円板状体をそのときの搬送力
で他方のベルトコンベヤの搬送面上に移行案内すること
ができるから、両ベルトコンベヤの搬送面を移行案内面
の一部に利用することができるばかりでなく、ターンテ
ーブルを設ける従来装置に比して、円板状体を移行する
ための特別な駆動源が不要で、しかも、両ベルトコンベ
ヤに対するガイド部材の搬送方向での配設位置を変更す
ることにより、供給搬送路の長さも自由に変更すること
ができる。しかも、前記ガイド部材の案内面が、平面視
において放物線状で、かつ、その頂点が他方のベルトコ
ンベヤの搬送面上に位置する状態で湾曲形成されている
から、ガイド部材の放物線状案内面に沿って移行案内さ
れる円板状体には、一方のベルトコンベヤの搬送力が直
接又は後続の円板状体を介して加えられ、その移行案内
に連れて他方のベルトコンベヤの搬送方向と同じ方向の
搬送分力に変化しながら増加するから、例えば、ガイド
部材の案内面が一直線状の傾斜面に形成されている場合
のように、一方のベルトコンベヤから直接又は後続の円
板状体を介して加えられる搬送力が、他方のベルトコン
ベヤの搬送力を減じる方向で終始作用し続けることがな
く、両ベルトコンベヤの受渡し箇所での円板状体の方向
転回移行を、各ベルトコンベヤでの搬送に支障を与えな
い状態で確実、スムースに行なわせることができる。
【0006】
【発明の効果】従って、両ベルトコンベヤの搬送面上に
亘って、放物線状の案内面を備えたガイド部材を設ける
だけであり、円板状体を受け渡すための特別な駆動源が
不要であるから、円板状体の受渡し構造の小型化と簡素
化とを図ることができるとともに、搬送経路長さの変更
も構造面及びコスト面で有利に実施することができ、し
かも、両ベルトコンベヤの受渡し箇所での詰まり等の搬
送トラブルの発生を抑制しながら円板状体を供給搬送路
に沿って確実、スムーズに搬送することができる。
亘って、放物線状の案内面を備えたガイド部材を設ける
だけであり、円板状体を受け渡すための特別な駆動源が
不要であるから、円板状体の受渡し構造の小型化と簡素
化とを図ることができるとともに、搬送経路長さの変更
も構造面及びコスト面で有利に実施することができ、し
かも、両ベルトコンベヤの受渡し箇所での詰まり等の搬
送トラブルの発生を抑制しながら円板状体を供給搬送路
に沿って確実、スムーズに搬送することができる。
【0007】
【実施例】図6(イ),(ロ)は、複数のスロットマシ
ンAとメダル貸機Bとが並設されている遊技台列Cの二
列を背中合わせに配置してある遊技島Dに、遊技島D下
部で各遊技台列CのスロットマシンAから排出される円
板状体の一例としての遊技用メダルMを貯留ホッパーE
に回収するメダル回収装置Fと、貯留ホッパーEに回収
されたメダルMを遊技島D上部に揚送するメダル揚送装
置Gと、遊技島D上部で、メダル揚送装置Gで揚送され
てきたメダルMを各遊技台列CのスロットマシンA及び
メダル貸機Bに供給するメダル供給装置Hとが設けられ
ている遊技設備を示す。前記メダル供給装置Hは、メダ
ルMを複数の供給位置である各遊技台列Cのスロットマ
シンA及びメダル貸機Bに向けて搬送する供給搬送路1
と、供給搬送路1で搬送されているメダルMを特定のス
ロットマシンA又はメダル貸機Bに落下排出可能な複数
の排出装置23とが設けられている。
ンAとメダル貸機Bとが並設されている遊技台列Cの二
列を背中合わせに配置してある遊技島Dに、遊技島D下
部で各遊技台列CのスロットマシンAから排出される円
板状体の一例としての遊技用メダルMを貯留ホッパーE
に回収するメダル回収装置Fと、貯留ホッパーEに回収
されたメダルMを遊技島D上部に揚送するメダル揚送装
置Gと、遊技島D上部で、メダル揚送装置Gで揚送され
てきたメダルMを各遊技台列CのスロットマシンA及び
メダル貸機Bに供給するメダル供給装置Hとが設けられ
ている遊技設備を示す。前記メダル供給装置Hは、メダ
ルMを複数の供給位置である各遊技台列Cのスロットマ
シンA及びメダル貸機Bに向けて搬送する供給搬送路1
と、供給搬送路1で搬送されているメダルMを特定のス
ロットマシンA又はメダル貸機Bに落下排出可能な複数
の排出装置23とが設けられている。
【0008】前記供給搬送路1は、図1,図2に示すよ
うに、搬送方向を互いに逆向きにして平行に並設される
二組のベルトコンベヤ2,3の両端側位置に、一方のベ
ルトコンベヤ2,3で搬送されてくるメダルMを接当さ
せて他方のベルトコンベヤ3,2のコンベアベルト5,
4上に案内移動させる樹脂製のガイド部材6,7を設け
て、各遊技台列CのスロットマシンA及びメダル貸機B
に沿って循環する閉ループ状に配設され、メダル揚送装
置Gで揚送されてきたメダルMを受け止めて一方のベル
トコンベヤ2のコンベアベルト4上に案内排出させる受
入れ用ホッパー8が設けられている。前記二組のベルト
コンベヤ2,3の各々は、駆動モーター9にベルト連動
される駆動ローラー10と遊転ローラー11とテンショ
ンローラー12とに亘ってコンベアベルト4,5を巻掛
けて構成され、これらローラー群10,11,12と駆
動モーター9とを支持しているフレーム板13,14
が、コンベアベルト4,5の通路を形成している通路フ
レーム15に連結されている。前記通路フレーム15
は、図3,図4に示すように、搬送経路のコンベアベル
ト4,5内周面側を支持する第1支持板16と戻り経路
のコンベアベルト4,5外周面側を支持する第2支持板
17とが上下に備えられているアルミ合金製の押し出フ
レーム18と、第1支持板16の前後端面に連結接続さ
れる断面L字状の左右一対のベルト支持板19と、前後
のベルト支持板19間の押し出フレーム18側面に嵌着
される側壁板20とで構成され、左右のベルト支持板1
9に挟み付けられているフレーム板14の上端面をコン
ベアベルト4,5の厚みと略同じ高さだけベルト支持板
19上面から突出させて、ガイド部材6,7で案内移動
されるメダルMが左右のコンベアベルト4,5に亘って
円滑に乗り移れるよう構成してある。
うに、搬送方向を互いに逆向きにして平行に並設される
二組のベルトコンベヤ2,3の両端側位置に、一方のベ
ルトコンベヤ2,3で搬送されてくるメダルMを接当さ
せて他方のベルトコンベヤ3,2のコンベアベルト5,
4上に案内移動させる樹脂製のガイド部材6,7を設け
て、各遊技台列CのスロットマシンA及びメダル貸機B
に沿って循環する閉ループ状に配設され、メダル揚送装
置Gで揚送されてきたメダルMを受け止めて一方のベル
トコンベヤ2のコンベアベルト4上に案内排出させる受
入れ用ホッパー8が設けられている。前記二組のベルト
コンベヤ2,3の各々は、駆動モーター9にベルト連動
される駆動ローラー10と遊転ローラー11とテンショ
ンローラー12とに亘ってコンベアベルト4,5を巻掛
けて構成され、これらローラー群10,11,12と駆
動モーター9とを支持しているフレーム板13,14
が、コンベアベルト4,5の通路を形成している通路フ
レーム15に連結されている。前記通路フレーム15
は、図3,図4に示すように、搬送経路のコンベアベル
ト4,5内周面側を支持する第1支持板16と戻り経路
のコンベアベルト4,5外周面側を支持する第2支持板
17とが上下に備えられているアルミ合金製の押し出フ
レーム18と、第1支持板16の前後端面に連結接続さ
れる断面L字状の左右一対のベルト支持板19と、前後
のベルト支持板19間の押し出フレーム18側面に嵌着
される側壁板20とで構成され、左右のベルト支持板1
9に挟み付けられているフレーム板14の上端面をコン
ベアベルト4,5の厚みと略同じ高さだけベルト支持板
19上面から突出させて、ガイド部材6,7で案内移動
されるメダルMが左右のコンベアベルト4,5に亘って
円滑に乗り移れるよう構成してある。
【0009】前記ガイド部材6,7の各々は、コンベア
ベルト4,5の上面に対して僅かな隙間を設けてベルト
支持板19の側壁形成部材21に固定され、一方のベル
トコンベヤ2,3で搬送されてきたメダルMが、案内面
22に沿って他方のベルトコンベヤ3,2のコンベヤベ
ルト5,4上に押し出されて乗り移り、左右のベルトコ
ンベヤ3,2に交互に乗り移りながら時計回りに循環搬
送されるよう構成してある。前記案内面22は、平面視
で、放物線形状に湾曲させてあり、その頂点部分を乗り
移ろうとする他方のコンベヤベルト5,4上に位置させ
て、一方のベルトコンベヤ2,3で搬送されてきたメダ
ルMを、その搬送力で他方のベルトコンベヤ3,2のコ
ンベヤベルト5,4上に強制的に押し出して、円滑に乗
り移るよう構成してある。前記排出装置23は、図5に
示すように、押し出フレーム18に対して一方のコンベ
ヤベルト4,5上を横断する排出姿勢と左右のコンベヤ
ベルト4,5間に引退する引退姿勢とに亘って揺動自在
に取り付けたゲート部材25と、ゲート部材25を排出
姿勢と引退姿勢とに亘って揺動させるソレノイド26と
を設けて構成され、ゲート部材25が排出姿勢に揺動さ
れるとコンベヤベルト4,5上を搬送されてきたメダル
Mがゲート部材25に沿って案内されて、側壁板20に
形成した切欠部27から供給樋28内に落下し、蛇腹管
29を介して所定のスロットマシンA或いはメダル貸機
Bに供給されるよう構成してある。
ベルト4,5の上面に対して僅かな隙間を設けてベルト
支持板19の側壁形成部材21に固定され、一方のベル
トコンベヤ2,3で搬送されてきたメダルMが、案内面
22に沿って他方のベルトコンベヤ3,2のコンベヤベ
ルト5,4上に押し出されて乗り移り、左右のベルトコ
ンベヤ3,2に交互に乗り移りながら時計回りに循環搬
送されるよう構成してある。前記案内面22は、平面視
で、放物線形状に湾曲させてあり、その頂点部分を乗り
移ろうとする他方のコンベヤベルト5,4上に位置させ
て、一方のベルトコンベヤ2,3で搬送されてきたメダ
ルMを、その搬送力で他方のベルトコンベヤ3,2のコ
ンベヤベルト5,4上に強制的に押し出して、円滑に乗
り移るよう構成してある。前記排出装置23は、図5に
示すように、押し出フレーム18に対して一方のコンベ
ヤベルト4,5上を横断する排出姿勢と左右のコンベヤ
ベルト4,5間に引退する引退姿勢とに亘って揺動自在
に取り付けたゲート部材25と、ゲート部材25を排出
姿勢と引退姿勢とに亘って揺動させるソレノイド26と
を設けて構成され、ゲート部材25が排出姿勢に揺動さ
れるとコンベヤベルト4,5上を搬送されてきたメダル
Mがゲート部材25に沿って案内されて、側壁板20に
形成した切欠部27から供給樋28内に落下し、蛇腹管
29を介して所定のスロットマシンA或いはメダル貸機
Bに供給されるよう構成してある。
【0010】そして、いずれのスロットマシンA及びメ
ダル貸機Bからもメダル要求信号が出力されていないと
きは、メダル揚送装置G及びメダル供給装置Hの駆動が
いずれも停止されており、いずかのスロットマシンA或
いはメダル貸機Bからメダル要求信号が出力されるとメ
ダル揚送装置G及びメダル供給装置Hの駆動が開始さ
れ、所定のゲート部材25が排出姿勢に揺動されてメダ
ルMが供給される。又、供給搬送路1の受入れ用ホッパ
ー8上手側搬送路に回収樋31と排出装置23とを設け
て、営業終了時に、供給搬送路1に残っているメダルM
を回収用蛇腹管32を介して貯留ホッパーEに落下回収
できるよう構成してある。尚、左右のコンベヤベルト
4,5の間には、ゲート部材25取り付け位置及びメダ
ルMの乗り移り位置を除いて、仕切り壁30が設けられ
ている。
ダル貸機Bからもメダル要求信号が出力されていないと
きは、メダル揚送装置G及びメダル供給装置Hの駆動が
いずれも停止されており、いずかのスロットマシンA或
いはメダル貸機Bからメダル要求信号が出力されるとメ
ダル揚送装置G及びメダル供給装置Hの駆動が開始さ
れ、所定のゲート部材25が排出姿勢に揺動されてメダ
ルMが供給される。又、供給搬送路1の受入れ用ホッパ
ー8上手側搬送路に回収樋31と排出装置23とを設け
て、営業終了時に、供給搬送路1に残っているメダルM
を回収用蛇腹管32を介して貯留ホッパーEに落下回収
できるよう構成してある。尚、左右のコンベヤベルト
4,5の間には、ゲート部材25取り付け位置及びメダ
ルMの乗り移り位置を除いて、仕切り壁30が設けられ
ている。
【0011】〔その他の実施例〕 本発明による円板状体供給装置は、供給搬送路を供
給位置としての複数の遊技島に沿って循環する閉ループ
状に配設して、遊技島に必要な円板状体を供給するもの
であっても良い。 本発明による円板状体供給装置は、硬貨を所定の供
給位置に供給するものであっても良い。
給位置としての複数の遊技島に沿って循環する閉ループ
状に配設して、遊技島に必要な円板状体を供給するもの
であっても良い。 本発明による円板状体供給装置は、硬貨を所定の供
給位置に供給するものであっても良い。
【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の平面図
【図2】要部の一部断面正面図
【図3】図1のIII−III線矢視要部断面図
【図4】図1のIV−IV線要部断面図
【図5】図1のV−V線矢視要部断面図
【図6】(イ)は遊技設備の要部平面図、(ロ)は遊技
設備の要部側面図
設備の要部側面図
【符号の説明】 1 供給搬送路 2 ベルトコンベヤ 3 ベルトコンベヤ 4 コンベヤベルト 5 コンベヤベルト 6 ガイド部材 7 ガイド部材22 案内面 23 排出手段 M 円板状体
Claims (1)
- 【請求項1】 円板状体を複数の供給位置に向けて搬送
する供給搬送路と、前記供給搬送路で搬送されている円
板状体を特定の供給位置に排出可能な複数の排出手段と
が設けられている円板状体供給装置において、 前記供給搬送路が、搬送方向を互いに逆向きにして平行
又は略平行に並設される二組のベルトコンベヤから構成
されているとともに、両ベルトコンベヤの移載箇所の搬
送面上に亘って、一方のベルトコンベヤの搬送面にて搬
送されてくる円板状体と接当して該円板状体をそのとき
の搬送力で他方のベルトコンベヤの搬送面上に移行案内
するガイド部材が設けられ、前記ガイド部材の案内面
が、平面視において放物線状で、かつ、その頂点が他方
のベルトコンベヤの搬送面上に位置する状態で湾曲形成
されている円板状体供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000257413A JP2001097545A (ja) | 2000-08-28 | 2000-08-28 | 円板状体供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000257413A JP2001097545A (ja) | 2000-08-28 | 2000-08-28 | 円板状体供給装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04229539A Division JP3126822B2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 円板状体供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001097545A true JP2001097545A (ja) | 2001-04-10 |
Family
ID=18745874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000257413A Pending JP2001097545A (ja) | 2000-08-28 | 2000-08-28 | 円板状体供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001097545A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012245190A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機のメダル補給装置 |
CN117302844A (zh) * | 2023-11-30 | 2023-12-29 | 莱阳市兴旺建筑有限责任公司 | 一种建筑施工用物料输送装置 |
-
2000
- 2000-08-28 JP JP2000257413A patent/JP2001097545A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012245190A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機のメダル補給装置 |
CN117302844A (zh) * | 2023-11-30 | 2023-12-29 | 莱阳市兴旺建筑有限责任公司 | 一种建筑施工用物料输送装置 |
CN117302844B (zh) * | 2023-11-30 | 2024-02-02 | 莱阳市兴旺建筑有限责任公司 | 一种建筑施工用物料输送装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040603 |