JP2001097185A - シートベルト巻取装置 - Google Patents
シートベルト巻取装置Info
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Abstract
ことを可能にするシートベルト巻取装置を提供する。 【解決手段】 チャイルドシートスイッチ7が押されて
いない通常状態では、クラッチ切替回路8はクラッチ2
を「入」とし、クラッチ4を「切」としている。よっ
て、シートベルトリトラクター1はバネ機構3と結合さ
れ、バネ機構のバネ力によりシートベルトを巻き取るよ
うに動作する。チャイルドシートを固定したいときは、
人間がチャイルドシートスイッチ7をオンとする。する
と、クラッチ切替回路8が、クラッチ2を「切」とし、
クラッチ4を「入」とする。同時に、モーター制御回路
9がモーター6を駆動する。従って、シートベルトリト
ラクター1はバネ機構3とは切り離され、減速機5と結
合された状態でモーター6により駆動され、シートベル
トの巻取を行う。
Description
るシートベルトを巻き取る装置に関するものである。
シートベルト巻取機により張力を与えられるようになっ
ている。すなわち、シートベルトを使用する場合は、シ
ートベルト巻取機の中にによって巻き取られているシー
トベルトを、人間が引き出し、シートに固定されたもう
一方のシートベルトとバックルにより係合させる。その
後、手を緩めると、シートベルト巻取機のバネの作用に
より弛んだシートベルトが巻き取られ、バネによって決
まる張力がシートベルトに与えられて、乗員をシートに
拘束する。
トの使用が義務付けられ、子供を乗車させる場合には、
シートにチャイルドシートを固定して用いる必要が生じ
てきた。チャイルドシートをシートに固定する場合に
は、チャイルドシートを手で保持しながらベルトストッ
パーを締め付けていく作業が必要とされ、かなりの手間
と労力を必要としていた。シートベルトを使用してチャ
イルドシートを固定するのも一つの考えうる手段ではあ
ったが、実際には、シートベルト巻取機のバネ力は、人
間に圧迫感を与えない程度に抑えられているため、チャ
イルドシートを固定するのに使用することは不可能であ
った。
もので、シートベルトでチャイルドシートを固定するこ
とを可能にするシートベルト巻取装置を提供することを
課題とする。
の第1の手段は、シートベルトを巻き取る装置であっ
て、バネ力を利用した巻取機構と、モータを利用した巻
取機構を有し、モータを駆動する信号が入力されていな
いときはバネ力を利用した巻取機構により駆動され、モ
ータを駆動する信号が入ったときには、モータを利用し
た巻取機構により駆動されることを特徴とするシートベ
ルト巻取装置(請求項1)である。
のに使用する場合は、バネ力を利用した巻取機構を使用
してシートベルトの巻取を行う。そして、チャイルドシ
ートを固定する場合のように、大きな巻取力が必要な場
合には、使用する巻取機構を切り替えることにより、モ
ータを利用した巻取機構を使用してシートベルトの巻取
を行う。モーターのトルクを、チャイルドシートを固定
するために必要なトルク以上とすることにより、チャイ
ルドシートをしっかりと固定することができる。この場
合、シートベルトの巻取は自動で行われるので、人間は
チャイルドシートを正規の位置に保持すればよく、取り
付けが簡単になる。
シートベルトを巻き取る装置であって、バネ力を利用し
た巻取機構と、モータを利用した巻取機構を有し、モー
タを駆動する信号が入力されていないときはバネ力を利
用した巻取機構により駆動され、モータを駆動する信号
が入ったときには、バネ力を利用した巻取機構とモータ
を利用した巻取機構により駆動されることを特徴とする
シートベルト巻取装置(請求項2)である。
した巻取機構を作動させるときはバネ力を利用した巻取
機構を切り離していたが、本手段においては、この場合
でもバネ力を利用した巻取機構を切り離さずに巻取を行
う。本手段においても、前記第1の手段と同様の作用効
果が得られる。
図を用いて説明する説明する。図1は、本発明の実施の
形態の第1の例を示す概要図である。図1において、1
はシートベルトリトラクター、2はクラッチ、3はバネ
機構、4はクラッチ、5は減速機、6はモーター、7は
チャイルドシートスイッチ、8はクラッチ切替回路、9
はモーター制御回路である。
2を介してバネ機構3に結合されると共に、クラッチ4
を介して減速機5に結合されている。減速機5はモータ
ー6に直結されている。チャイルドシートスイッチ7が
押されていない通常状態では、クラッチ切替回路8はク
ラッチ2を「入」とし、クラッチ4を「切」としてい
る。よって、シートベルトリトラクター1はバネ機構3
と結合され、バネ機構のバネ力によりシートベルトを巻
き取るように動作する。
間がチャイルドシートスイッチ7をオンとする。する
と、クラッチ切替回路8が、クラッチ2を「切」とし、
クラッチ4を「入」とする。同時に、モーター制御回路
9がモーター6を駆動する。従って、シートベルトリト
ラクター1はバネ機構3とは切り離され、減速機5と結
合された状態でモーター6により駆動され、シートベル
トの巻取を行う。このときの巻取力が、チャイルドシー
トを固定するのに必要な大きさとなるようにモーターの
トルク、減速機の減速比が決定されている。
ブレーキ機構が付属しており、クラッチ2が「切」とな
ったときには、このブレーキ機構によりバネ機構3の位
置がその位置に固定されるようになっている。これによ
り、クラッチ2が「切」となったときに、バネ機構3の
負荷が無くなって、バネが巻き締まってしまうのを防止
することができる。
イルドシートスイッチ7は押されると再度押されるまで
機械的に自己保持されるようになっており、チャイルド
シートの使用中はモータートルクを発生し続けており、
クラッチ4も「入」となったままになっている。
械的な摩擦力だけでチャイルドシートの締め付け力を保
持できるような場合、またはモーター6にブレーキ付き
モーターを使用したような場合には、所定時間経過した
ときに、タイマーによりモーター6への給電を停止する
ようにしてもよい。しかし、この場合でもクラッチ4は
「入」とされたままにしておく必要がある。また、チャ
イルドシートスイッチ7として、オン−オフ型の切り替
えスイッチを使用してもよい。また、この場合には、チ
ャイルドシートスイッチ7を単なる押しボタンスイッチ
として手を離せば切れるようにし、チャイルドシートス
イッチ7が押された場合に所定時間、タイマー制御によ
り強制巻取を行うようにしてもよい。
示す概要図である。図2において、各符号は図1と同じ
構成要素を示す。図2に示された実施の形態は、シート
ベルトリトラクター1とバネ機構3の間にクラッチが存
在せず、両者が直結されている点のみが図1に示された
実施の形態と異なっている。よって、この実施の形態に
おいては、モーター6によりシートベルトリトラクター
4が駆動されているときでも、バネ機構3による巻取も
合わせて行われている。しかし、バネ機構3による巻取
力はモーター6による巻取力に比して非常に弱いので、
あまり巻取力の増加には寄与しない。しかし、本実施の
形態においては、クラッチが一つ少なくて済むので、そ
の分安価なものとすることができる。
ついては、クラッチ2が無い他は図1に示したものと同
じであるので、その説明を省略する。
は、モーターのトルクを、チャイルドシートを固定する
ために必要なトルク以上とすることにより、チャイルド
シートをしっかりと固定することができる。この場合、
シートベルトの巻取は自動で行われるので、人間はチャ
イルドシートを正規の位置に保持すればよく、取り付け
が簡単になる。
ある。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 シートベルトを巻き取る装置であって、
バネ力を利用した巻取機構と、モータを利用した巻取機
構を有し、モータを駆動する信号が入力されていないと
きはバネ力を利用した巻取機構により駆動され、モータ
を駆動する信号が入ったときには、モータを利用した巻
取機構により駆動されることを特徴とするシートベルト
巻取装置。 - 【請求項2】 シートベルトを巻き取る装置であって、
バネ力を利用した巻取機構と、モータを利用した巻取機
構を有し、モータを駆動する信号が入力されていないと
きはバネ力を利用した巻取機構により駆動され、モータ
を駆動する信号が入ったときには、バネ力を利用した巻
取機構とモータを利用した巻取機構により駆動されるこ
とを特徴とするシートベルト巻取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27562099A JP3810047B2 (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | シートベルト巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27562099A JP3810047B2 (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | シートベルト巻取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001097185A true JP2001097185A (ja) | 2001-04-10 |
JP3810047B2 JP3810047B2 (ja) | 2006-08-16 |
Family
ID=17557997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27562099A Expired - Fee Related JP3810047B2 (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | シートベルト巻取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3810047B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106143405A (zh) * | 2015-03-11 | 2016-11-23 | 刘昂 | 智能安全带座椅 |
-
1999
- 1999-09-29 JP JP27562099A patent/JP3810047B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3810047B2 (ja) | 2006-08-16 |
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