JP2001097006A - 重荷重用空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
重荷重用空気入りラジアルタイヤInfo
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- JP2001097006A JP2001097006A JP27829699A JP27829699A JP2001097006A JP 2001097006 A JP2001097006 A JP 2001097006A JP 27829699 A JP27829699 A JP 27829699A JP 27829699 A JP27829699 A JP 27829699A JP 2001097006 A JP2001097006 A JP 2001097006A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 トラックやバスに装着される空気入りラジア
ルタイヤにおいて、偏摩耗の軽減を図りその寿命をより
一層延長させる。 【解決手段】 タイヤ両側のショルダーリブ２に幅広の
主溝１よりも狭幅になる副溝４を形成してタイヤ両側の
ショルダーリブを外側リブと内側リブに２分した、外側
リブを副溝に隣接する領域は内側リブと同様の平坦な表
面を有するが、それに引き続く領域がタイヤのサイドに
向かって傾斜した全体としてテーパ状になる傾斜面Ｋを
有するものとし、この傾斜面につき、タイヤのトレッド
面に沿う幅方向投影直線寸法をａ、タイヤの径方向に沿
う投影直線寸法をｂとし、外側リブに隣接する副溝の溝
底からタイヤのトレッド面に沿ってタイヤのサイドに至
るまでの寸法をｙ、外側リブの平坦な表面のトレッド幅
方向に沿う沿う寸法をｘ、さらに、タイヤのトレッド幅
をＴw とした場合に、０＜ｘ≦２ａ、0.04・Ｔw≦ｙ≦
0.2 ・Ｔw を満足するものとする。
ルタイヤにおいて、偏摩耗の軽減を図りその寿命をより
一層延長させる。 【解決手段】 タイヤ両側のショルダーリブ２に幅広の
主溝１よりも狭幅になる副溝４を形成してタイヤ両側の
ショルダーリブを外側リブと内側リブに２分した、外側
リブを副溝に隣接する領域は内側リブと同様の平坦な表
面を有するが、それに引き続く領域がタイヤのサイドに
向かって傾斜した全体としてテーパ状になる傾斜面Ｋを
有するものとし、この傾斜面につき、タイヤのトレッド
面に沿う幅方向投影直線寸法をａ、タイヤの径方向に沿
う投影直線寸法をｂとし、外側リブに隣接する副溝の溝
底からタイヤのトレッド面に沿ってタイヤのサイドに至
るまでの寸法をｙ、外側リブの平坦な表面のトレッド幅
方向に沿う沿う寸法をｘ、さらに、タイヤのトレッド幅
をＴw とした場合に、０＜ｘ≦２ａ、0.04・Ｔw≦ｙ≦
0.2 ・Ｔw を満足するものとする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラックやバス等
の重荷重用の車両に装着する空気入りラジアルタイヤに
関し、かかるタイヤにおいて従来不可避であったトレッ
ド部における偏摩耗を軽減してタイヤの寿命をより一層
延長しようとするものである。
の重荷重用の車両に装着する空気入りラジアルタイヤに
関し、かかるタイヤにおいて従来不可避であったトレッ
ド部における偏摩耗を軽減してタイヤの寿命をより一層
延長しようとするものである。
【０００２】
【従来の技術】トラック、バス等の車両に装着される空
気入りラジアルタイヤは、良路高速走行に供されるのが
普通であって、通常はトレッドを、タイヤの回転する向
きに沿って延びる複数の幅広の主溝によってタイヤ両側
のショルダーリブとそれらの相互間に位置するセンター
リブに区画したリブタイプのトレッドパターンが採用さ
れている。
気入りラジアルタイヤは、良路高速走行に供されるのが
普通であって、通常はトレッドを、タイヤの回転する向
きに沿って延びる複数の幅広の主溝によってタイヤ両側
のショルダーリブとそれらの相互間に位置するセンター
リブに区画したリブタイプのトレッドパターンが採用さ
れている。
【０００３】ところで、この種の空気入りタイヤにおい
ては、リブの形成に関してトレッドの幅方向にわたる接
地圧分布がなるべく一様になるようなパターンにて区画
されているが、とくにトレッドの外側に位置するショル
ダーリブでは、かかる部位がタイヤの回転する向きにほ
ぼ直線状に早期摩耗していき、ショルダーリブの全体が
早期のうちに摩耗してしまう、いわゆる肩落ち摩耗等の
偏摩耗が避けられない状況にあった。
ては、リブの形成に関してトレッドの幅方向にわたる接
地圧分布がなるべく一様になるようなパターンにて区画
されているが、とくにトレッドの外側に位置するショル
ダーリブでは、かかる部位がタイヤの回転する向きにほ
ぼ直線状に早期摩耗していき、ショルダーリブの全体が
早期のうちに摩耗してしまう、いわゆる肩落ち摩耗等の
偏摩耗が避けられない状況にあった。
【０００４】上記のような偏摩耗に対処するため、従来
はショルダーリブにタイヤの回転する向きに沿って副溝
（ディフェンス・グルーブ）を設け、かかる部位の接地
圧を適正に減少させることによってトレッドの摩耗が均
一になるような手立てが施されており、この点に関する
先行文献としては、特開昭６３−２３２００７号公報、
特公平６−４３６４号公報等が参照される。
はショルダーリブにタイヤの回転する向きに沿って副溝
（ディフェンス・グルーブ）を設け、かかる部位の接地
圧を適正に減少させることによってトレッドの摩耗が均
一になるような手立てが施されており、この点に関する
先行文献としては、特開昭６３−２３２００７号公報、
特公平６−４３６４号公報等が参照される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記のような副溝をシ
ョルダーリブに設けることは、とくに重荷重用空気入り
ラジアルタイヤの偏摩耗を防止する観点からは極めて有
効な手段ではあったが、例えば、副溝の設置位置がショ
ルダーに近過ぎるような場合にはタイヤが縁石に乗り上
げた際の入力によって溝底が裂ける、いわゆるティア・
クラックが生じやすくなる一方、かかるティア・クラッ
クを避けるためにトレッドの中央に近い位置に設けた場
合には、リブの剛性が却って高くなる（副溝にて分断し
たタイヤサイド側のリブの剛性）ため偏摩耗の抑制効果
が期待できない場合もあって、そのさらなる改善が求め
られていた。
ョルダーリブに設けることは、とくに重荷重用空気入り
ラジアルタイヤの偏摩耗を防止する観点からは極めて有
効な手段ではあったが、例えば、副溝の設置位置がショ
ルダーに近過ぎるような場合にはタイヤが縁石に乗り上
げた際の入力によって溝底が裂ける、いわゆるティア・
クラックが生じやすくなる一方、かかるティア・クラッ
クを避けるためにトレッドの中央に近い位置に設けた場
合には、リブの剛性が却って高くなる（副溝にて分断し
たタイヤサイド側のリブの剛性）ため偏摩耗の抑制効果
が期待できない場合もあって、そのさらなる改善が求め
られていた。
【０００６】本発明の目的は、ショルダーリブに副溝を
設けて偏摩耗の防止を図る場合に生じていた従来の問題
を解消できる新規な空気入りラジアルタイヤを提案する
ところにある。
設けて偏摩耗の防止を図る場合に生じていた従来の問題
を解消できる新規な空気入りラジアルタイヤを提案する
ところにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、タイヤの回転
する向きに沿って延びる複数の幅広の主溝によってトレ
ッドを、タイヤ両側のショルダーリブとそれらの相互間
に位置するセンターリブに区画して、少なくともタイヤ
両側のショルダーリブに幅広の主溝よも狭幅になる副溝
を形成してタイヤ両側のショルダーリブを外側リブと内
側リブに２分した、リブタイプのトレッドパターンを有
する重荷重用空気入りタイヤにおいて、前記外側リブ
は、副溝に隣接する領域は内側リブと同様の平坦な表面
を有するが、それに引き続く領域がタイヤのサイドに向
かって傾斜した全体としてテーパ状になる傾斜面を有
し、この傾斜面につき、タイヤのトレッド面に沿う幅方
向投影寸法をａ、タイヤの径方向に沿う投影寸法をｂと
し、外側リブに隣接する副溝の溝壁からトレッド面に沿
ってタイヤのサイドに至るまでの寸法をｙ、外側リブの
平坦な表面のトレッド幅方向に沿う寸法をｘ、さらに、
タイヤのトレッド幅をＴ w とした場合に、 ０＜ｘ≦２ａ 0.04・Ｔw ≦ｙ≦0.2 ・Ｔw を満足するものである、ことを特徴とする重荷重用空気
入りラジアルタイヤであり、本発明においては、ショル
ダーリブのうち、外側リブは、 ０.5≦ａ／ｂ≦2.0 を満足するものとする。また、副溝についてはその断面
はフラスコ形状とすることができる。
する向きに沿って延びる複数の幅広の主溝によってトレ
ッドを、タイヤ両側のショルダーリブとそれらの相互間
に位置するセンターリブに区画して、少なくともタイヤ
両側のショルダーリブに幅広の主溝よも狭幅になる副溝
を形成してタイヤ両側のショルダーリブを外側リブと内
側リブに２分した、リブタイプのトレッドパターンを有
する重荷重用空気入りタイヤにおいて、前記外側リブ
は、副溝に隣接する領域は内側リブと同様の平坦な表面
を有するが、それに引き続く領域がタイヤのサイドに向
かって傾斜した全体としてテーパ状になる傾斜面を有
し、この傾斜面につき、タイヤのトレッド面に沿う幅方
向投影寸法をａ、タイヤの径方向に沿う投影寸法をｂと
し、外側リブに隣接する副溝の溝壁からトレッド面に沿
ってタイヤのサイドに至るまでの寸法をｙ、外側リブの
平坦な表面のトレッド幅方向に沿う寸法をｘ、さらに、
タイヤのトレッド幅をＴ w とした場合に、 ０＜ｘ≦２ａ 0.04・Ｔw ≦ｙ≦0.2 ・Ｔw を満足するものである、ことを特徴とする重荷重用空気
入りラジアルタイヤであり、本発明においては、ショル
ダーリブのうち、外側リブは、 ０.5≦ａ／ｂ≦2.0 を満足するものとする。また、副溝についてはその断面
はフラスコ形状とすることができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明をより
具体的に説明する。図１は、本発明に従う重荷重用空気
入りラジアルタイヤのトレッドを含めたその近傍域の左
側半分をその断面で示したものであって、図中１はタイ
ヤの回転する向きに沿って延びる幅広の主溝であって、
この主溝１はタイヤのサイドに最も近いショルダーリブ
２とこのショルダーリブ２の相互間に位置するセンター
リブ３に区画する。
具体的に説明する。図１は、本発明に従う重荷重用空気
入りラジアルタイヤのトレッドを含めたその近傍域の左
側半分をその断面で示したものであって、図中１はタイ
ヤの回転する向きに沿って延びる幅広の主溝であって、
この主溝１はタイヤのサイドに最も近いショルダーリブ
２とこのショルダーリブ２の相互間に位置するセンター
リブ３に区画する。
【０００９】４はショルダーリブ２に設けられた副溝で
あって、この副溝４は主溝１の幅Ｌよりも狭い幅ｔを有
していて、ショルダーリブ２を外側リブ２Ａと内側リブ
２Ｂに２分する。
あって、この副溝４は主溝１の幅Ｌよりも狭い幅ｔを有
していて、ショルダーリブ２を外側リブ２Ａと内側リブ
２Ｂに２分する。
【００１０】ショルダーリブ２の外側リブ２Ａは、副溝
４に隣接する領域ｒは内側リブ２Ｂと同様の平坦な表面
を有するが、それに引き続く領域がタイヤのサイドＳに
傾斜した全体としてテーパ状になる傾斜面Ｋを有する。
４に隣接する領域ｒは内側リブ２Ｂと同様の平坦な表面
を有するが、それに引き続く領域がタイヤのサイドＳに
傾斜した全体としてテーパ状になる傾斜面Ｋを有する。
【００１１】外側リブ２Ａに形成される傾斜面Ｋは、タ
イヤのトレッド面に沿う幅方向投影寸法をａ、タイヤの
径方向に沿う投影寸法をｂとし、外側リブ２Ａに隣接す
る副溝４の溝壁からタイヤのトレッド面に沿ってタイヤ
のサイドＳに至るまでの寸法をｙ、外側リブ２Ａの平坦
な表面のトレッド幅方向に沿う沿う寸法をｘ、さらに、
タイヤのトレッド幅をＴw とした場合に、 ０＜ｘ≦２ａ 0.04・Ｔw ≦ｙ≦0.2 ・Ｔw を満足するものであり、外側リブについては、タイヤが
縁石に乗り上げた際の副溝４の溝底における歪みを緩和
するために０.5≦ａ／ｂ≦2.0 とすることができる。
イヤのトレッド面に沿う幅方向投影寸法をａ、タイヤの
径方向に沿う投影寸法をｂとし、外側リブ２Ａに隣接す
る副溝４の溝壁からタイヤのトレッド面に沿ってタイヤ
のサイドＳに至るまでの寸法をｙ、外側リブ２Ａの平坦
な表面のトレッド幅方向に沿う沿う寸法をｘ、さらに、
タイヤのトレッド幅をＴw とした場合に、 ０＜ｘ≦２ａ 0.04・Ｔw ≦ｙ≦0.2 ・Ｔw を満足するものであり、外側リブについては、タイヤが
縁石に乗り上げた際の副溝４の溝底における歪みを緩和
するために０.5≦ａ／ｂ≦2.0 とすることができる。
【００１２】本発明において、上記の如く規定したのは
以下の理由による。すなわち、副溝４におけるティア・
クラックの発生を支配する要因はトレッド面の寸法ｘに
はよらず、副溝４の溝底からタイヤのサイドに至るまで
の寸法ｙが大きく影響することが判明し、ｙについては
0.04・Ｔw ≦ｙ≦0.2 ・Ｔw とすることによりショルダ
ーリブ自体の剛性が確保され、ｘを０＜ｘ≦２ａとする
ことによりトレッドの全域にわたり一様な接地圧分布と
して偏摩耗の軽減を図るべく剛性段差を付与することが
でき、かかる条件を満たすことによりティア・クラック
を生じることなしに偏摩耗の軽減を図ることが可能にな
る。
以下の理由による。すなわち、副溝４におけるティア・
クラックの発生を支配する要因はトレッド面の寸法ｘに
はよらず、副溝４の溝底からタイヤのサイドに至るまで
の寸法ｙが大きく影響することが判明し、ｙについては
0.04・Ｔw ≦ｙ≦0.2 ・Ｔw とすることによりショルダ
ーリブ自体の剛性が確保され、ｘを０＜ｘ≦２ａとする
ことによりトレッドの全域にわたり一様な接地圧分布と
して偏摩耗の軽減を図るべく剛性段差を付与することが
でき、かかる条件を満たすことによりティア・クラック
を生じることなしに偏摩耗の軽減を図ることが可能にな
る。
【００１３】本発明において寸法ａ及びｂについては、
０.5≦ａ／ｂ≦2.0 としたが、その理由は、外側リブ２
ａが縁石等にに乗り上げた際に、副溝４の溝底における
歪みを緩和するために極めて有効であることによる。
０.5≦ａ／ｂ≦2.0 としたが、その理由は、外側リブ２
ａが縁石等にに乗り上げた際に、副溝４の溝底における
歪みを緩和するために極めて有効であることによる。
【００１４】図２は、本発明に従う重荷重用空気入りラ
ジアルタイヤの他の例を示したものである。本発明にお
いては副溝４の断面形状をフラスコ形とすることもで
き、これによれば溝底における歪みをより一層緩和する
のに有利となる。ちなみに、副溝４の溝幅ｔを２mm、溝
深さｈを１４mmとした場合にフラスコの直径は４mm程度
のものが適用される。外側リブ２ａの傾斜面について
は、その角度（トレッド面と外側リブ２ａの傾斜面との
なす角）は所望とする剛性段差を得るために製品タイヤ
のサイズ等によって適宜に変更することが可能であり、
本発明では、とくに限定されるものではない。
ジアルタイヤの他の例を示したものである。本発明にお
いては副溝４の断面形状をフラスコ形とすることもで
き、これによれば溝底における歪みをより一層緩和する
のに有利となる。ちなみに、副溝４の溝幅ｔを２mm、溝
深さｈを１４mmとした場合にフラスコの直径は４mm程度
のものが適用される。外側リブ２ａの傾斜面について
は、その角度（トレッド面と外側リブ２ａの傾斜面との
なす角）は所望とする剛性段差を得るために製品タイヤ
のサイズ等によって適宜に変更することが可能であり、
本発明では、とくに限定されるものではない。
【００１５】
【実施例】上掲図１に示すようなリブパターンになるサ
イズ３１５／８０Ｒ２２．５のタイヤ（内部構造は従来
と同様）を作製して正規リムに組み込み正規内圧を充填
したのち、２−Ｄタイプの車両のフトント側に装着して
２０万Km走行させて、かかるタイヤの偏摩耗量（体積）
を測定するとともに、副溝におけるクラックの発生状況
について調査した。その結果を表１に示す。
イズ３１５／８０Ｒ２２．５のタイヤ（内部構造は従来
と同様）を作製して正規リムに組み込み正規内圧を充填
したのち、２−Ｄタイプの車両のフトント側に装着して
２０万Km走行させて、かかるタイヤの偏摩耗量（体積）
を測定するとともに、副溝におけるクラックの発生状況
について調査した。その結果を表１に示す。
【００１６】
【表１】
【００１７】表１において偏摩耗性は指数で表示し数値
が大きいほど良とするものであり、本発明に従う空気入
りタイヤは比較例１〜５に比べ偏摩耗が極めて小さいこ
とが確認された。また、副溝におけるクラックに関して
も本発明に従う空気入りタイヤではその発生は見られな
かったか、極めて小さい。
が大きいほど良とするものであり、本発明に従う空気入
りタイヤは比較例１〜５に比べ偏摩耗が極めて小さいこ
とが確認された。また、副溝におけるクラックに関して
も本発明に従う空気入りタイヤではその発生は見られな
かったか、極めて小さい。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、トラックやバスに装着
される空気入りタイヤにおいて従来問題となっていた偏
摩耗をティア・クラックの発生なしに軽減することが可
能であり、その寿命を著しく延長することができる。
される空気入りタイヤにおいて従来問題となっていた偏
摩耗をティア・クラックの発生なしに軽減することが可
能であり、その寿命を著しく延長することができる。
【図１】 本発明に従う空気入りタイヤの構成説明図で
ある。
ある。
【図２】 本発明に従う空気入りタイヤの他の例を示し
た図である。
た図である。
１ 主溝 ２ ショルダーリブ ３ センターリブ ４ 副溝 Ｌ 主溝の幅 ｔ 副溝の幅 Ｔw トレッド幅 Ｋ 傾斜面
Claims (3)
- 【請求項１】タイヤの回転する向きに沿って延びる複数
の幅広の主溝によってトレッドを、タイヤ両側のショル
ダーリブとそれらの相互間に位置するセンターリブに区
画して、少なくともタイヤ両側のショルダーリブに幅広
の主溝よりも狭幅になる副溝を形成してタイヤ両側のシ
ョルダーリブを外側リブと内側リブに２分した、リブタ
イプのトレッドパターンを有する重荷重用空気入りタイ
ヤにおいて、 前記外側リブは、副溝に隣接する領域は内側リブと同様
の平坦な表面を有するが、それに引き続く領域がタイヤ
のサイドに向かって傾斜した全体としてテーパ状になる
傾斜面を有し、この傾斜面につき、タイヤのトレッド面
に沿う幅方向投影直線寸法をａ、タイヤの径方向に沿う
投影直線寸法をｂとし、外側リブに隣接する副溝の溝底
からタイヤのトレッド面に沿ってタイヤのサイドに至る
までの寸法をｙ、外側リブの平坦な表面のトレッド幅方
向に沿う沿う寸法をｘ、さらに、タイヤのトレッド幅を
Ｔw とした場合に、 ０＜ｘ≦２ａ 0.04・Ｔw ≦ｙ≦0.2 ・Ｔw を満足するものである、ことを特徴とする重荷重用空気
入りラジアルタイヤ。 - 【請求項２】ショルダーリブのうち、外側リブは、 ０.5≦ａ／ｂ≦2.0 を満足するものである、請求項１記載の空気入りラジア
ルタイヤ。 - 【請求項３】 副溝はその断面がフラスコ形状である、
請求項１または２記載の空気入りラジアルタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27829699A JP2001097006A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27829699A JP2001097006A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001097006A true JP2001097006A (ja) | 2001-04-10 |
Family
ID=17595383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27829699A Pending JP2001097006A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 重荷重用空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001097006A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1167083A2 (en) * | 2000-06-09 | 2002-01-02 | Bridgestone Corporation | Heavy transport radial tire |
| JP2006193052A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Bridgestone Corp | 重荷重用ラジアルタイヤ |
| JP2007055385A (ja) * | 2005-08-23 | 2007-03-08 | Bridgestone Corp | 重荷重タイヤ |
| JP2010155503A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
| JP2017222190A (ja) * | 2016-06-13 | 2017-12-21 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
| CN111587186A (zh) * | 2017-12-30 | 2020-08-25 | 米其林集团总公司 | 具有改善的操纵性能和速度耐久性的轮胎 |
| US20240181815A1 (en) * | 2022-12-01 | 2024-06-06 | Toyo Tire Corporation | Pneumatic tire for heavy load |
-
1999
- 1999-09-30 JP JP27829699A patent/JP2001097006A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| EP1167083A2 (en) * | 2000-06-09 | 2002-01-02 | Bridgestone Corporation | Heavy transport radial tire |
| JP2002036817A (ja) * | 2000-06-09 | 2002-02-06 | Bridgestone Corp | 大型車用ラジアルタイヤ |
| EP1167083A3 (en) * | 2000-06-09 | 2002-08-21 | Bridgestone Corporation | Heavy transport radial tire |
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| CN111587186A (zh) * | 2017-12-30 | 2020-08-25 | 米其林集团总公司 | 具有改善的操纵性能和速度耐久性的轮胎 |
| CN111587186B (zh) * | 2017-12-30 | 2022-06-14 | 米其林集团总公司 | 具有改善的操纵性能和速度耐久性的轮胎 |
| US20240181815A1 (en) * | 2022-12-01 | 2024-06-06 | Toyo Tire Corporation | Pneumatic tire for heavy load |
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