JP2001096726A - インクジェット式記録装置 - Google Patents
インクジェット式記録装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録用紙を装填する給紙手段の開口部から粉
塵等が浸入し、記録装置の正常な機能を阻害するのを回
避できるように構成したインクジェット式記録装置を提
供すること。 【解決手段】 給紙手段を構成する給紙トレイ３の前面
を覆うカバー部材２１が備えられており、このカバー部
材２１は給紙トレイ３を前面から覆った場合に、給紙ト
レイ３に収容された記録用紙４を透視し得る透光性の合
成樹脂素材により構成されている。前記カバー部材２１
の存在により、給紙トレイ３に装填された記録用紙４に
粉塵等が蓄積されるのを効果的に防止することができ
る。また給紙トレイ３に収容された記録用紙４と、記録
装置本体１を覆うケース１１との間に形成される隙間よ
り粉塵等が入り込むことにより、印字障害を発生させる
という問題も解決することができる。
塵等が浸入し、記録装置の正常な機能を阻害するのを回
避できるように構成したインクジェット式記録装置を提
供すること。 【解決手段】 給紙手段を構成する給紙トレイ３の前面
を覆うカバー部材２１が備えられており、このカバー部
材２１は給紙トレイ３を前面から覆った場合に、給紙ト
レイ３に収容された記録用紙４を透視し得る透光性の合
成樹脂素材により構成されている。前記カバー部材２１
の存在により、給紙トレイ３に装填された記録用紙４に
粉塵等が蓄積されるのを効果的に防止することができ
る。また給紙トレイ３に収容された記録用紙４と、記録
装置本体１を覆うケース１１との間に形成される隙間よ
り粉塵等が入り込むことにより、印字障害を発生させる
という問題も解決することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷デ−タに基づ
いてインク滴を記録用紙に吐出することで、記録用紙上
に画像を印刷するインクジェット式記録装置に関し、特
に記録用紙を収容する給紙手段における開口部から粉塵
等が浸入し、記録装置の正常な機能を阻害するのを回避
できるように構成したインクジェット式記録装置に関す
る。
いてインク滴を記録用紙に吐出することで、記録用紙上
に画像を印刷するインクジェット式記録装置に関し、特
に記録用紙を収容する給紙手段における開口部から粉塵
等が浸入し、記録装置の正常な機能を阻害するのを回避
できるように構成したインクジェット式記録装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】インクジェット式記録装置は、印刷時の
騒音が比較的小さく、しかも小さなドットを高い密度で
形成できるため、昨今においてはカラー印刷を含めた多
くの印刷に使用されている。このようなインクジェット
式記録装置は、インクカートリッジからのインクの供給
を受けるインクジェット式記録ヘッドと、記録用紙を記
録ヘッドに対して相対的に移動させる紙送り手段を備
え、印刷データに基づいて記録ヘッドを移動させながら
記録用紙にインク滴を吐出させてドットを形成すること
で記録が行われる。
騒音が比較的小さく、しかも小さなドットを高い密度で
形成できるため、昨今においてはカラー印刷を含めた多
くの印刷に使用されている。このようなインクジェット
式記録装置は、インクカートリッジからのインクの供給
を受けるインクジェット式記録ヘッドと、記録用紙を記
録ヘッドに対して相対的に移動させる紙送り手段を備
え、印刷データに基づいて記録ヘッドを移動させながら
記録用紙にインク滴を吐出させてドットを形成すること
で記録が行われる。
【０００３】そしてキャリッジ上に例えばブラック、イ
エロー、シアン、マゼンタのインクの吐出が可能な記録
ヘッドを搭載し、ブラックインクによるテキスト印刷ば
かりでなく、各インクの吐出割合を変えることにより、
フルカラー印刷を可能としている。
エロー、シアン、マゼンタのインクの吐出が可能な記録
ヘッドを搭載し、ブラックインクによるテキスト印刷ば
かりでなく、各インクの吐出割合を変えることにより、
フルカラー印刷を可能としている。
【０００４】前記した記録装置、特にコンシュマー向け
の記録装置の多くは、記録装置本体の背面側に給紙手段
が配備され、記録ヘッドにより印刷された記録用紙を、
記録装置本体の前面側に搬出するように構成されてい
る。この構成によると、比較的低コストで、高い紙送り
精度を実現することができる。
の記録装置の多くは、記録装置本体の背面側に給紙手段
が配備され、記録ヘッドにより印刷された記録用紙を、
記録装置本体の前面側に搬出するように構成されてい
る。この構成によると、比較的低コストで、高い紙送り
精度を実現することができる。
【０００５】図５は、その一例を断面図で示している。
図５に示されたように記録装置本体１の背面側には、例
えば単票の記録用紙を重ねた状態で収容し、記録用紙を
順次送り出す給紙手段２が配備されている。この給紙手
段２は、記録用紙を重ねた状態で収容する給紙トレイ３
と、この給紙トレイ３に収容された記録用紙４を１シー
トずつ記録装置本体１側に送り込むことができる給紙ロ
ーラ５を備えた給紙機構より構成されている。
図５に示されたように記録装置本体１の背面側には、例
えば単票の記録用紙を重ねた状態で収容し、記録用紙を
順次送り出す給紙手段２が配備されている。この給紙手
段２は、記録用紙を重ねた状態で収容する給紙トレイ３
と、この給紙トレイ３に収容された記録用紙４を１シー
トずつ記録装置本体１側に送り込むことができる給紙ロ
ーラ５を備えた給紙機構より構成されている。
【０００６】前記給紙トレイ３は記録装置本体１の背面
側において、記録装置本体に向かって傾斜した状態に配
備されている。そして、その下底部にはバネ部材６と背
面板７が配置され、前記バネ部材を受ける背面板７の付
勢力によって、装填された記録用紙４を給紙ローラ５側
に押し当て、給紙ローラ５の回転駆動によって記録用紙
４を記録装置の印字領域８に送り込むことができるよう
に構成されている。
側において、記録装置本体に向かって傾斜した状態に配
備されている。そして、その下底部にはバネ部材６と背
面板７が配置され、前記バネ部材を受ける背面板７の付
勢力によって、装填された記録用紙４を給紙ローラ５側
に押し当て、給紙ローラ５の回転駆動によって記録用紙
４を記録装置の印字領域８に送り込むことができるよう
に構成されている。
【０００７】そして、給紙手段２より送り込まれた記録
用紙４は、上下一対の紙送りローラ９によって搬送さ
れ、紙案内部材１０上を記録装置の手前側に向かって移
動するように制御される。
用紙４は、上下一対の紙送りローラ９によって搬送さ
れ、紙案内部材１０上を記録装置の手前側に向かって移
動するように制御される。
【０００８】記録装置本体１は、ケース１１によって覆
われており、水平方向に配置されたキャリッジ軸１２に
案内されてキャリッジ１３が紙案内部材１０の長手方向
に沿って移動できるように構成されている。
われており、水平方向に配置されたキャリッジ軸１２に
案内されてキャリッジ１３が紙案内部材１０の長手方向
に沿って移動できるように構成されている。
【０００９】そして、キャリッジ１３の紙案内部材１０
に対向する下側面には、インクジェット式記録ヘッド１
４が搭載され、またキャリッジ１３の上部には前記記録
ヘッド１４にインクを供給するインクカートリッジ１５
が着脱可能に装填されている。
に対向する下側面には、インクジェット式記録ヘッド１
４が搭載され、またキャリッジ１３の上部には前記記録
ヘッド１４にインクを供給するインクカートリッジ１５
が着脱可能に装填されている。
【００１０】記録ヘッド１４には、周知のとおり印刷デ
ータに基づくビットマップデータが供給され、キャリッ
ジ１３の移動に伴ってインク滴を吐出するように作用
し、これにより紙案内部材１０上に位置する記録用紙４
に対して印刷を実行するようになされる。すなわち、記
録ヘッド１４の走査方向に沿って、紙案内部材１０上に
印刷領域８が形成されている。
ータに基づくビットマップデータが供給され、キャリッ
ジ１３の移動に伴ってインク滴を吐出するように作用
し、これにより紙案内部材１０上に位置する記録用紙４
に対して印刷を実行するようになされる。すなわち、記
録ヘッド１４の走査方向に沿って、紙案内部材１０上に
印刷領域８が形成されている。
【００１１】記録ヘッド１４により印刷された記録用紙
４は、記録用紙４のさらなる搬送方向、すなわち記録装
置本体１の手前側に配置された一対の排紙ローラ１６に
よって送り出され、ケース１１の前面側に形成された送
り出し開口１１ａから排出されて、装置の前面側にほぼ
水平状態に配置された排紙トレイ１７上に積み重ねられ
る。
４は、記録用紙４のさらなる搬送方向、すなわち記録装
置本体１の手前側に配置された一対の排紙ローラ１６に
よって送り出され、ケース１１の前面側に形成された送
り出し開口１１ａから排出されて、装置の前面側にほぼ
水平状態に配置された排紙トレイ１７上に積み重ねられ
る。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うなコンシュマー向けの記録装置の設置場所は、その環
境は必ずしも良好であるとは言えず、多くの場合、粉塵
等が浮遊するような環境下におかれる。例えば一般家庭
のような環境においては、布団などの上げ下ろしや着替
え等の場合において、綿埃等が多量に発生して室内に浮
遊する。これは居住空間に対する人密度が高いほど、そ
の傾向が顕著となり、企業等の事務室に比べて遥かに粉
塵の密度が高い。
うなコンシュマー向けの記録装置の設置場所は、その環
境は必ずしも良好であるとは言えず、多くの場合、粉塵
等が浮遊するような環境下におかれる。例えば一般家庭
のような環境においては、布団などの上げ下ろしや着替
え等の場合において、綿埃等が多量に発生して室内に浮
遊する。これは居住空間に対する人密度が高いほど、そ
の傾向が顕著となり、企業等の事務室に比べて遥かに粉
塵の密度が高い。
【００１３】したがって、前記した綿埃等の粉塵は前記
した記録装置の上に紛れもなく降り積もり蓄積される。
そして、前記した構成による記録装置においては、給紙
手段を構成するトレイ３に収容された記録用紙４の上に
も同様に粉塵が蓄積される。
した記録装置の上に紛れもなく降り積もり蓄積される。
そして、前記した構成による記録装置においては、給紙
手段を構成するトレイ３に収容された記録用紙４の上に
も同様に粉塵が蓄積される。
【００１４】特に図５に示されたように給紙手段を構成
するトレイ３が、記録装置本体１の背面側において、記
録装置本体に向かって傾斜した状態に配備された構成に
おいては、トレイ３に収容された記録用紙４の上面に粉
塵が蓄積され易く、さらにトレイ３とケース１１との間
に形成される隙間より粉塵が入り込み易い。また、この
ような箇所に入り込んだ粉塵は、家庭内においてなされ
る掃除等によって取り除かれる機会も少ない。
するトレイ３が、記録装置本体１の背面側において、記
録装置本体に向かって傾斜した状態に配備された構成に
おいては、トレイ３に収容された記録用紙４の上面に粉
塵が蓄積され易く、さらにトレイ３とケース１１との間
に形成される隙間より粉塵が入り込み易い。また、この
ような箇所に入り込んだ粉塵は、家庭内においてなされ
る掃除等によって取り除かれる機会も少ない。
【００１５】したがって、このような状態で記録装置が
印刷動作を実行した場合、給紙された用紙と共に粉塵が
印字領域に送り込まれ、これらの粉塵が往復走行する記
録ヘッドのノズル面に付着して印刷不良を発生させると
いう問題に発展する。
印刷動作を実行した場合、給紙された用紙と共に粉塵が
印字領域に送り込まれ、これらの粉塵が往復走行する記
録ヘッドのノズル面に付着して印刷不良を発生させると
いう問題に発展する。
【００１６】一般にこの種のインクジェット式記録装置
においては、記録ヘッドのノズル形成面をキャッピング
手段により封止して負圧を印加し、記録ヘッドのノズル
開口よりインクを吸引排出させると共に、ノズル形成面
をゴムなどの弾性体により形成されたワイパーブレード
によって払拭するクリーニング操作が定期的に実行され
るように構成されている。しかしながら、前記した構成
によるとこのようなクリーニング操作を実行しても、記
録ヘッドの機能回復ができないほどの粉塵が浸入する場
合もある。
においては、記録ヘッドのノズル形成面をキャッピング
手段により封止して負圧を印加し、記録ヘッドのノズル
開口よりインクを吸引排出させると共に、ノズル形成面
をゴムなどの弾性体により形成されたワイパーブレード
によって払拭するクリーニング操作が定期的に実行され
るように構成されている。しかしながら、前記した構成
によるとこのようなクリーニング操作を実行しても、記
録ヘッドの機能回復ができないほどの粉塵が浸入する場
合もある。
【００１７】本発明は、前記したような実情に鑑みてな
されたものであり、記録装置の設置環境下における前記
した粉塵等による悪影響を避けることができ、高度な印
字品質を確保することができるインクジェット式記録装
置を提供することを目的とするものである。
されたものであり、記録装置の設置環境下における前記
した粉塵等による悪影響を避けることができ、高度な印
字品質を確保することができるインクジェット式記録装
置を提供することを目的とするものである。
【００１８】
【課題を解決するための手段】前記した目的を解決する
ためになされた本発明にかかるインクジェット式記録装
置は、印刷データに対応して記録用紙にインク滴を吐出
する記録ヘッドと、印刷前の記録用紙を装填し得る開口
部を有し、開口部より装填された記録用紙を前記記録ヘ
ッドによる印刷領域に順次送り出す給紙手段とを具備し
たインクジェット式記録装置であって、前記給紙手段に
おける記録用紙の装填用開口部を覆うことができるカバ
ー部材をさらに備えたことを特徴とする。
ためになされた本発明にかかるインクジェット式記録装
置は、印刷データに対応して記録用紙にインク滴を吐出
する記録ヘッドと、印刷前の記録用紙を装填し得る開口
部を有し、開口部より装填された記録用紙を前記記録ヘ
ッドによる印刷領域に順次送り出す給紙手段とを具備し
たインクジェット式記録装置であって、前記給紙手段に
おける記録用紙の装填用開口部を覆うことができるカバ
ー部材をさらに備えたことを特徴とする。
【００１９】この場合、前記カバー部材は、給紙手段に
装填された記録用紙を透視し得る透光性素材により構成
されていることが望ましい。また、前記カバー部材は、
給紙手段に対して分離可能に構成される場合もあり、さ
らに、前記カバー部材は、給紙手段または記録装置本体
側に対して回動機構を介して取り付けられ、カバー部材
を回動機構によって開放した時に記録用紙を装填できる
開口部が確保し得るように構成される場合もある。
装填された記録用紙を透視し得る透光性素材により構成
されていることが望ましい。また、前記カバー部材は、
給紙手段に対して分離可能に構成される場合もあり、さ
らに、前記カバー部材は、給紙手段または記録装置本体
側に対して回動機構を介して取り付けられ、カバー部材
を回動機構によって開放した時に記録用紙を装填できる
開口部が確保し得るように構成される場合もある。
【００２０】そして、前記したいずれの構成を採用する
にしても、前記給紙手段は記録装置本体の背面側に配置
され、前記記録ヘッドにより印刷された記録用紙を、記
録装置本体の前面側に搬出することができるように構成
されることが好ましい。
にしても、前記給紙手段は記録装置本体の背面側に配置
され、前記記録ヘッドにより印刷された記録用紙を、記
録装置本体の前面側に搬出することができるように構成
されることが好ましい。
【００２１】以上のように構成されたインクジェット式
記録装置によると、給紙手段における開口部を覆うこと
ができるカバー部材を備えたことにより、給紙手段に装
填された記録用紙上に粉塵等が蓄積されるのを、効果的
に防止させることができる。
記録装置によると、給紙手段における開口部を覆うこと
ができるカバー部材を備えたことにより、給紙手段に装
填された記録用紙上に粉塵等が蓄積されるのを、効果的
に防止させることができる。
【００２２】また、前記カバー部材の存在により給紙手
段に装填された記録用紙と、装置本体を覆うケースとの
間に形成される隙間より、粉塵等が入り込むという問題
も解決することができる。
段に装填された記録用紙と、装置本体を覆うケースとの
間に形成される隙間より、粉塵等が入り込むという問題
も解決することができる。
【００２３】この場合、前記カバー部材を給紙手段に装
填された記録用紙を透視し得る透光性素材により構成す
ることで、記録用紙のストック量を目視で容易に確認す
ることができる。なお、前記カバー部材は、給紙手段に
対して分離可能に構成されていてもよいが、さらにカバ
ー部材をヒンジ等の回動機構を介して給紙手段または記
録装置本体に取り付けた構成とすることで、記録用紙の
補給操作時における取り扱いを容易にすることができ
る。
填された記録用紙を透視し得る透光性素材により構成す
ることで、記録用紙のストック量を目視で容易に確認す
ることができる。なお、前記カバー部材は、給紙手段に
対して分離可能に構成されていてもよいが、さらにカバ
ー部材をヒンジ等の回動機構を介して給紙手段または記
録装置本体に取り付けた構成とすることで、記録用紙の
補給操作時における取り扱いを容易にすることができ
る。
【００２４】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるインクジェ
ット式記録装置について、図に示す実施の形態に基づい
て説明する。まず図１および図２は本発明を利用した記
録装置の第１の実施の形態をそれぞれ断面図で示したも
のである。なお、図１および図２においては、既に説明
した図５に示す装置に相当する部分は同一符号で示して
おり、したがってその詳細な説明は適宜省略する。
ット式記録装置について、図に示す実施の形態に基づい
て説明する。まず図１および図２は本発明を利用した記
録装置の第１の実施の形態をそれぞれ断面図で示したも
のである。なお、図１および図２においては、既に説明
した図５に示す装置に相当する部分は同一符号で示して
おり、したがってその詳細な説明は適宜省略する。
【００２５】この実施の形態においては、給紙手段を構
成する給紙トレイ３の前面を覆うカバー部材２１が備え
られている。このカバー部材２１は、図に示すように断
面形状がＬ字状を構成しており、このカバー部材２１
は、図１に示すように給紙トレイ３を前面から覆った場
合に、給紙トレイ３に収容された記録用紙４を透視し得
る透光性の合成樹脂素材（例えばアクリル樹脂）により
構成されている。これにより、給紙トレイ３に装填され
た記録用紙４のストック量を目視で容易に確認すること
ができる。
成する給紙トレイ３の前面を覆うカバー部材２１が備え
られている。このカバー部材２１は、図に示すように断
面形状がＬ字状を構成しており、このカバー部材２１
は、図１に示すように給紙トレイ３を前面から覆った場
合に、給紙トレイ３に収容された記録用紙４を透視し得
る透光性の合成樹脂素材（例えばアクリル樹脂）により
構成されている。これにより、給紙トレイ３に装填され
た記録用紙４のストック量を目視で容易に確認すること
ができる。
【００２６】そして、前記した給紙トレイ３は、記録用
紙４を背面で受ける背面部３ａと、この背面部３ａの両
側端に、図には示されていないが背面部３ａに一体に手
前方向に屈曲するように形成された側面部とにより構成
され、背面部と一対の側面部とによりコ字状に形成され
ている。したがって、断面形状がＬ字状を構成する前記
カバー部材２１を、図１に示すように給紙トレイ３の前
面を覆うように斜めに装着することで、給紙トレイ３と
カバー部材２１とにより、給紙トレイ３に収納された記
録用紙４を、その周囲四方および上端部で覆うことがで
きるように構成されている。
紙４を背面で受ける背面部３ａと、この背面部３ａの両
側端に、図には示されていないが背面部３ａに一体に手
前方向に屈曲するように形成された側面部とにより構成
され、背面部と一対の側面部とによりコ字状に形成され
ている。したがって、断面形状がＬ字状を構成する前記
カバー部材２１を、図１に示すように給紙トレイ３の前
面を覆うように斜めに装着することで、給紙トレイ３と
カバー部材２１とにより、給紙トレイ３に収納された記
録用紙４を、その周囲四方および上端部で覆うことがで
きるように構成されている。
【００２７】なお、カバー部材２１の下端部の内面には
段部２１ａが形成されており、この段部２１ａが、記録
装置本体１を覆うケース１１の一部に水平方向に形成さ
れた斜めの立上がり部１１ｂに載置されるように構成さ
れている。これにより、記録装置本体１を覆うケース１
１側と、カバー部材２１との間で隙間が発生しないよう
に構成されている。
段部２１ａが形成されており、この段部２１ａが、記録
装置本体１を覆うケース１１の一部に水平方向に形成さ
れた斜めの立上がり部１１ｂに載置されるように構成さ
れている。これにより、記録装置本体１を覆うケース１
１側と、カバー部材２１との間で隙間が発生しないよう
に構成されている。
【００２８】一方、図２は前記カバー部材２１を取り外
し、カバー部材２１の内面を上方に向けてケース１１の
上面に載置した状態を示している。このようにカバー部
材２１を取り外した場合には、図２に示すように記録用
紙を給紙トレイ３に装填し得る大きな開口部２２が形成
され、この状態で給紙トレイ３に対して記録用紙４を補
給することができる。
し、カバー部材２１の内面を上方に向けてケース１１の
上面に載置した状態を示している。このようにカバー部
材２１を取り外した場合には、図２に示すように記録用
紙を給紙トレイ３に装填し得る大きな開口部２２が形成
され、この状態で給紙トレイ３に対して記録用紙４を補
給することができる。
【００２９】図１および図２に示した構成によると、取
り外し可能なカバー部材２１が具備され、これを給紙手
段を構成する給紙トレイ３に装着することで、給紙トレ
イ３に収容された記録用紙４を、給紙トレイ３とカバー
部材２１とにより全面にわたって覆うことができる。さ
らに実施の形態によると、カバー部材２１を装着した状
態で、記録装置本体１を覆うケース１１側と、カバー部
材２１との間で隙間が発生しないように形成される。
り外し可能なカバー部材２１が具備され、これを給紙手
段を構成する給紙トレイ３に装着することで、給紙トレ
イ３に収容された記録用紙４を、給紙トレイ３とカバー
部材２１とにより全面にわたって覆うことができる。さ
らに実施の形態によると、カバー部材２１を装着した状
態で、記録装置本体１を覆うケース１１側と、カバー部
材２１との間で隙間が発生しないように形成される。
【００３０】したがって、給紙トレイ３に装填された記
録用紙上に粉塵等が蓄積されるのを効果的に防止するこ
とができ、また給紙トレイに収容された記録用紙と、記
録装置本体を覆うケース１１との間に形成される隙間よ
り粉塵が入り込むことにより、印字障害を発生させると
いう問題も解決することができる。
録用紙上に粉塵等が蓄積されるのを効果的に防止するこ
とができ、また給紙トレイに収容された記録用紙と、記
録装置本体を覆うケース１１との間に形成される隙間よ
り粉塵が入り込むことにより、印字障害を発生させると
いう問題も解決することができる。
【００３１】次に図３および図４は、本発明を適用した
記録装置の第２の実施の形態をそれぞれ断面図で示した
ものである。なお、図３および図４においては、既に説
明した図５に示す装置に相当する部分は同一符号で示し
ており、したがってその詳細な説明は適宜省略する。
記録装置の第２の実施の形態をそれぞれ断面図で示した
ものである。なお、図３および図４においては、既に説
明した図５に示す装置に相当する部分は同一符号で示し
ており、したがってその詳細な説明は適宜省略する。
【００３２】この実施の形態においては、給紙手段を構
成する給紙トレイ３の前面を覆うカバー部材２１は、回
動機構２３を介して記録装置本体を覆うケース１１に取
り付けられている。前記回動機構２３は、例えばカバー
部材２１の両側に突出して形成された凸部と、この凸部
を回動可能に支持するケース１１側に形成された凹部も
しくは連結孔を有する支持体とにより、いわゆるヒンジ
機構が構成されている。
成する給紙トレイ３の前面を覆うカバー部材２１は、回
動機構２３を介して記録装置本体を覆うケース１１に取
り付けられている。前記回動機構２３は、例えばカバー
部材２１の両側に突出して形成された凸部と、この凸部
を回動可能に支持するケース１１側に形成された凹部も
しくは連結孔を有する支持体とにより、いわゆるヒンジ
機構が構成されている。
【００３３】したがって、この回動機構２３を介してカ
バー部材２１によって給紙トレイ３の前面を覆う図３に
示された状態、また回動機構２３を介してカバー部材２
１を解放し、記録用紙を給紙トレイ３に装填し得る大き
な開口部２２を形成させた図４に示された状態を選択す
ることができる。
バー部材２１によって給紙トレイ３の前面を覆う図３に
示された状態、また回動機構２３を介してカバー部材２
１を解放し、記録用紙を給紙トレイ３に装填し得る大き
な開口部２２を形成させた図４に示された状態を選択す
ることができる。
【００３４】なお、図３および図４に示した第２の実施
の形態においても、前記カバー部材２１は、給紙トレイ
３に収容された記録用紙４を透視し得る透光性の合成樹
脂素材により構成されている。これにより、同様に給紙
トレイ３に装填された記録用紙４のストック量を目視で
容易に確認することができる。
の形態においても、前記カバー部材２１は、給紙トレイ
３に収容された記録用紙４を透視し得る透光性の合成樹
脂素材により構成されている。これにより、同様に給紙
トレイ３に装填された記録用紙４のストック量を目視で
容易に確認することができる。
【００３５】また、このカバー部材２１は、図３および
図４に示されたように断面形状がＬ字状を構成してい
る。そして、前記した給紙トレイ３は、第１の実施の形
態と同様に記録用紙４を背面で受ける背面部３ａと、背
面部３ａの両側端に、図には示されていないが背面部３
ａに一体に手前方向に屈曲するように形成された側面部
とにより構成され、背面部と一対の側面部とによりコ字
状に形成されている。
図４に示されたように断面形状がＬ字状を構成してい
る。そして、前記した給紙トレイ３は、第１の実施の形
態と同様に記録用紙４を背面で受ける背面部３ａと、背
面部３ａの両側端に、図には示されていないが背面部３
ａに一体に手前方向に屈曲するように形成された側面部
とにより構成され、背面部と一対の側面部とによりコ字
状に形成されている。
【００３６】したがって、断面形状がＬ字状を構成する
前記カバー部材２１を、図３に示すように回動機構２３
を介して給紙トレイ３の前面を覆うように閉塞させるこ
とで、給紙トレイ３とカバー部材２１とにより、給紙ト
レイ３に収納された記録用紙４を、その周囲四方および
上端部で覆うことができる。
前記カバー部材２１を、図３に示すように回動機構２３
を介して給紙トレイ３の前面を覆うように閉塞させるこ
とで、給紙トレイ３とカバー部材２１とにより、給紙ト
レイ３に収納された記録用紙４を、その周囲四方および
上端部で覆うことができる。
【００３７】前記した第２の実施の形態によると、カバ
ー部材２１を回動機構２３を介して記録装置本体側に取
り付けた構成とされているので、カバー部材２１の開閉
操作が容易であり、したがって、記録用紙を給紙トレイ
３に補給するに際しての取り扱いを容易にすることがで
きる。
ー部材２１を回動機構２３を介して記録装置本体側に取
り付けた構成とされているので、カバー部材２１の開閉
操作が容易であり、したがって、記録用紙を給紙トレイ
３に補給するに際しての取り扱いを容易にすることがで
きる。
【００３８】しかも、カバー部材２１を回動機構２３を
介して閉塞させた状態においては、カバー部材２１は記
録装置全体を覆うケース１１から連続して給紙トレイ３
の前面を覆うことができる。したがって、給紙トレイ３
に装填された記録用紙上に粉塵等が蓄積されるのを効果
的に防止することができると共に、記録装置本体を覆う
ケース１１と給紙トレイ３との間に形成される隙間より
粉塵が入り込むことも防止することができる。これによ
り、粉塵等により印字障害を発生させるという問題を解
決することができる。
介して閉塞させた状態においては、カバー部材２１は記
録装置全体を覆うケース１１から連続して給紙トレイ３
の前面を覆うことができる。したがって、給紙トレイ３
に装填された記録用紙上に粉塵等が蓄積されるのを効果
的に防止することができると共に、記録装置本体を覆う
ケース１１と給紙トレイ３との間に形成される隙間より
粉塵が入り込むことも防止することができる。これによ
り、粉塵等により印字障害を発生させるという問題を解
決することができる。
【００３９】なお、図３および図４に示した第２の実施
の形態においては、カバー部材２１は回動機構２３を介
して記録装置本体側（記録装置本体を覆うケース１１）
に取り付けた構成とされているが、カバー部材２１は給
紙手段を構成する給紙トレイ３に対して、回動機構２３
を介して開閉可能に取り付けるように構成してもよい。
の形態においては、カバー部材２１は回動機構２３を介
して記録装置本体側（記録装置本体を覆うケース１１）
に取り付けた構成とされているが、カバー部材２１は給
紙手段を構成する給紙トレイ３に対して、回動機構２３
を介して開閉可能に取り付けるように構成してもよい。
【００４０】この構成を採用する場合においては、カバ
ー部材２１によって閉塞された状態の給紙トレイ３と、
記録装置本体を覆うケース１１との間に隙間が発生しな
いように構成させることが望ましく、これにより印字領
域に粉塵が入り込む余地を無くすことができる。
ー部材２１によって閉塞された状態の給紙トレイ３と、
記録装置本体を覆うケース１１との間に隙間が発生しな
いように構成させることが望ましく、これにより印字領
域に粉塵が入り込む余地を無くすことができる。
【００４１】以上のように給紙手段を構成する給紙トレ
イ３にカバー部材２１を具備させる構成は、図１乃至図
４に示したように給紙手段を記録装置本体の背面側に配
置し、記録ヘッドにより印刷された記録用紙を、記録装
置本体の前面側に搬出するように構成した記録装置に採
用することによって、より好ましい作用効果を発揮する
ことができる。
イ３にカバー部材２１を具備させる構成は、図１乃至図
４に示したように給紙手段を記録装置本体の背面側に配
置し、記録ヘッドにより印刷された記録用紙を、記録装
置本体の前面側に搬出するように構成した記録装置に採
用することによって、より好ましい作用効果を発揮する
ことができる。
【００４２】すなわち、前記したような記録用紙の搬送
経路を備えた記録装置によると、記録用紙の搬送経路を
直線状またはこれに近い状態に形成させることができる
ため、比較的低コストで、高い紙送り精度を実現できる
メリットを生かすことができる。しかも、給紙手段を記
録装置本体の背面側に配置したことにより、特に粉塵の
蓄積または浸入の度合いが大きいこの種の構成におい
て、前記カバー部材は粉塵を避けるために有効に機能す
ることができ、粉塵等により印字障害を発生させる度合
いを大幅に低減させることができる。
経路を備えた記録装置によると、記録用紙の搬送経路を
直線状またはこれに近い状態に形成させることができる
ため、比較的低コストで、高い紙送り精度を実現できる
メリットを生かすことができる。しかも、給紙手段を記
録装置本体の背面側に配置したことにより、特に粉塵の
蓄積または浸入の度合いが大きいこの種の構成におい
て、前記カバー部材は粉塵を避けるために有効に機能す
ることができ、粉塵等により印字障害を発生させる度合
いを大幅に低減させることができる。
【００４３】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
かかるインクジェット式記録装置によると、記録用紙を
装填し得る開口部が形成された給紙手段に、前記開口部
を覆うことができるカバー部材を具備させたので、給紙
手段に装填された記録用紙に対する粉塵の蓄積を効果的
に回避することができる。これにより、記録装置の設置
環境下における前記した粉塵等による悪影響を避けるこ
とができ、高度な印字品質を長期にわたって確保するこ
とができるインクジェット式記録装置を提供することが
できる。
かかるインクジェット式記録装置によると、記録用紙を
装填し得る開口部が形成された給紙手段に、前記開口部
を覆うことができるカバー部材を具備させたので、給紙
手段に装填された記録用紙に対する粉塵の蓄積を効果的
に回避することができる。これにより、記録装置の設置
環境下における前記した粉塵等による悪影響を避けるこ
とができ、高度な印字品質を長期にわたって確保するこ
とができるインクジェット式記録装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明を適用したインクジェット式記録装置の
第１の実施の形態を示す縦断面図である。
第１の実施の形態を示す縦断面図である。
【図２】図１に示す記録装置において、カバー部材を取
り外し記録用紙を補給し得るようにした状態を示す縦断
面図である。
り外し記録用紙を補給し得るようにした状態を示す縦断
面図である。
【図３】本発明を適用したインクジェット式記録装置の
第２の実施の形態を示す縦断面図である。
第２の実施の形態を示す縦断面図である。
【図４】図３に示す記録装置において、カバー部材を開
放して記録用紙を補給し得るようにした状態を示す縦断
面図である。
放して記録用紙を補給し得るようにした状態を示す縦断
面図である。
【図５】従来のインクジェット式記録装置の一例を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
１ 記録装置本体 ２ 給紙手段 ３ 給紙トレイ ４ 記録用紙 ５ 給紙ローラ ６ バネ部材 ７ 背面板 ８ 印字領域 ９ 紙送りローラ １０ 紙案内部材 １１ ケース １１ａ 送り出し開口 １１ｂ 立上がり部 １２ キャリッジ軸 １３ キャリッジ １４ 記録ヘッド １５ インクカートリッジ １６ 排紙ローラ １７ 排紙トレイ ２１ カバー部材 ２１ａ 段部 ２２ 用紙装填用開口部 ２３ 回動機構
Claims (5)
- 【請求項１】 印刷データに対応して記録用紙にインク
滴を吐出する記録ヘッドと、記録用紙を装填し得る開口
部を有し、開口部より装填された記録用紙を前記記録ヘ
ッドによる印刷領域に順次送り出す給紙手段とを具備し
たインクジェット式記録装置であって、 前記給紙手段における記録用紙の装填用開口部を覆うこ
とができるカバー部材をさらに備えたことを特徴とする
インクジェット式記録装置。 - 【請求項２】 前記カバー部材は、前記給紙手段に装填
された記録用紙を透視し得る透光性素材により構成され
てなる請求項１に記載のインクジェット式記録装置。 - 【請求項３】 前記カバー部材は、前記給紙手段に対し
て分離可能に構成された請求項１または請求項２に記載
のインクジェット式記録装置。 - 【請求項４】 前記カバー部材は、前記給紙手段または
記録装置本体側に対して回動機構を介して取り付けら
れ、カバー部材を前記回動機構によって開放した時に記
録用紙を装填できる開口部が確保し得るように構成した
請求項１または請求項２に記載のインクジェット式記録
装置。 - 【請求項５】 前記給紙手段は記録装置本体の背面側に
配置され、前記記録ヘッドにより印刷された記録用紙
を、記録装置本体の前面側に搬出するように構成された
請求項１乃至請求項４のいずれかに記載のインクジェッ
ト式記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27525199A JP2001096726A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | インクジェット式記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27525199A JP2001096726A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | インクジェット式記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001096726A true JP2001096726A (ja) | 2001-04-10 |
Family
ID=17552812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27525199A Pending JP2001096726A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | インクジェット式記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001096726A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7413186B2 (en) | 2003-12-26 | 2008-08-19 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Feeding device, dust remover, and data processing apparatus |
| JP2017030297A (ja) * | 2015-08-05 | 2017-02-09 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置及びトレイカバー |
| WO2018181539A1 (en) * | 2017-03-28 | 2018-10-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sheet supply tray and image forming apparatus |
| US10233040B2 (en) | 2017-03-28 | 2019-03-19 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sheet conveying device including dust proof cover, and image recording apparatus provided with same |
-
1999
- 1999-09-28 JP JP27525199A patent/JP2001096726A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7413186B2 (en) | 2003-12-26 | 2008-08-19 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Feeding device, dust remover, and data processing apparatus |
| JP2017030297A (ja) * | 2015-08-05 | 2017-02-09 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置及びトレイカバー |
| WO2018181539A1 (en) * | 2017-03-28 | 2018-10-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sheet supply tray and image forming apparatus |
| US10233040B2 (en) | 2017-03-28 | 2019-03-19 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sheet conveying device including dust proof cover, and image recording apparatus provided with same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040803 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |