JP3528178B2 - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP3528178B2
JP3528178B2 JP2002217749A JP2002217749A JP3528178B2 JP 3528178 B2 JP3528178 B2 JP 3528178B2 JP 2002217749 A JP2002217749 A JP 2002217749A JP 2002217749 A JP2002217749 A JP 2002217749A JP 3528178 B2 JP3528178 B2 JP 3528178B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明はプリンタに関し、
特に、インクジェット式の印字ヘッド用のメンテナンス
機構の配置等を改善したものに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、プリンタには、印字ヘッド、印
字ヘッドを搭載したキャリッジ、キャリッジを主走査方
向に移動自在にガイド支持するガイド機構、キャリッジ
を主走査方向へ移動させるキャリッジ移動機構等が備え
られているが、多くの場合、左右1対のサイドフレーム
とこれらサイドフレーム間を繋ぐメインフレームとが略
コの字状に組み付けられ、1対のサイドフレーム間に、
印字中の用紙を支持するプラテンが配設されている。そ
して、メインフレームにはキャリッジ移動機構が、サイ
ドフレームの一方には印字する用紙を搬送・排出する為
の用紙搬送機構が夫々設けられている。
【0003】インクジェット式のプリンタには、印字品
質を高めるために、印字ヘッドのヘッド面を拭き取るワ
イパ、印字ヘッドのインクノズル群を密閉可能なキャッ
プ、ワイパとキャップを夫々駆動する駆動モータを有す
るメンテナンス機構が設けられている。印字ヘッドによ
る記録紙への記録(印字)を下向きに行うプリンタにお
いて、前記フレームの下部側にメンテナンス機構(ワイ
パ、キャップ、駆動モータ)が配置されている。
【0004】ところで、インクジェット式のプリンタに
おいて、記録ユニット以外の位置にインクカートリッジ
を装着し、そのインクカートリッジからインクチューブ
を介して印字ヘッドにインクを供給する形式のプリンタ
が実用化されており、この種のプリンタでは、キャリッ
ジにインクカートリッジを搭載しないため、記録ユニッ
トの上下方向幅を小さくすることが可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 しかし、従来のイン
クジェット式のプリンタの多くは、メンテナンス機構の
キャップを印字ヘッドに圧接する際、キャリッジの主走
査方向移動とカム面とによって、キャリッジが所定範囲
で移動することでキャップの上下動を行うように構成さ
れているため、キャップを保持するキャップブロック、
キャップブロックを上下動可能に保持すると共にキャリ
ッジに係合可能な保持ブロック、保持ブロックを左右移
動可能に保持するベースという具合にいくつものパーツ
が重なり合っている。ワイパ駆動等のメンテナンス動作
の為の駆動を用紙搬送モータから分岐させている場合に
は、更にその駆動機構がそこに加わるため、どうしても
上下方向に大きくなってプリンタを上下方向に小型化す
ることが難しい。
【0006】本発明の目的は、インクジェット式のプリ
ンタにおいて、メンテナンス機構の配置等を改善し、ガ
ド機構とキャリッジ移動機構とが装着されるフレーム
とメンテナンス機構を含む構造を上下方向に小さくし
て、プリンタを上下方向に小型化可能にすること、等で
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 請求項1のプリンタ
は、下側に搬送される記録紙に対して下向きに印字する
インクジェット式の印字ヘッドと、前記印字ヘッドを搭
載したキャリッジと、前記キャリッジを主走査方向へ移
動自在に支持するガイド機構と、前記ガイド機構が装着
されたフレームと、前記印字ヘッドのインクノズル群を
密閉可能なキャップと、前記キャップを駆動する駆動モ
ータと、前記キャップ及び駆動モータが取付けられた取
付板とを含み、前記フレームの底板に付設されたメンテ
ナンス機構とを備え前記キャップは前記印字ヘッドの
ヘッド面に対向状に設けられ、前記取付板は、前記フレ
ームの外形の外側に張り出すように延設して設けられ、
前記駆動モータは、前記取付板の張り出した張出部分に
下面を前記取付板に接するように軸心を鉛直下向きに配
されているものである。
【0008】印字ヘッドがキャリッジに搭載され、この
キャリッジがガイド機構により主走査方向へ移動自在
持される。ここで、前記フレームをほぼ箱状に構成
し、このフレームの内部にキャリッジと印字ヘッド等を
収容するように構成し、更に、前記フレームの内部で印
字ヘッドによる記録紙への記録が実行されるように構成
することが望ましい。
【0009】メンテナンス機構には、印字ヘッドのイン
クノズル群を密閉可能なキャップと、キャップを駆動す
る駆動モータと、キャップ及び駆動モータが取付けられ
た取付板とが設けられている。ところで、キャップは印
字ヘッドのヘッド面に対向状に設けられ、取付板はフレ
ームの外形の外側に張り出すように延設されており、駆
動モータは、取付板の張り出した張出部分において、下
面を取付板に接するように軸心を鉛直下向きにして配設
されている。
【0010】特に、印字ヘッドのインクノズル群を下向
きに設け、印字ヘッドによる記録紙への記録(インク噴
射)を下向きに行うものでは、前記フレームの下部側に
ワイパとキャップが設けられるが、前記のように、駆動
モータは、取付板の張り出した張出部分に配設されて
るので、その駆動モータの配置スペースが有効に活用さ
れ、前記フレームとメンテナンス機構を含む構造を上下
方向に小さくすることができる。
【0011】また、駆動モータは軸心を鉛直向きにし
て配設されるため、その駆動モータの駆動力をキャップ
に伝達する動力伝達機構部等を上下方向に薄型に構成す
ることもできるため、その結果、前記フレームとメンテ
ナンス機構を含む構造を上下方向に確実に小さくして、
プリンタを上下方向に小型化することが可能になる。
【0012】請求項2のプリンタは、請求項1の発明に
おいて、前記フレームの後側板に前記記録紙が導入可能
な開口が形成され、前記駆動モータはその開口以外の部
位に設けられていることを特徴とするものである。
【0013】前記フレームの後側板には、印字に供する
記録紙が導入可能な開口が形成されており、駆動モータ
をその開口以外の部位に設けられているため、駆動モー
タは、開口と上下に重ならないように、開口を避けて配
置され、フレームの上下方向高さが小型化する。
【0014】請求項3のプリンタは、請求項1又は2の
発明において、前記フレームの底板のうち前記メンテナ
ンス機構に対応する部分に開口部が形成され、前記メン
テナンス機構は、前記キャップが前記開口部からフレー
ム内の底部付近に突出するようにして、前記フレームに
下側から装着されたことを特徴とするものである。フレ
ームの底板のうちメンテナンス機構に対応する部分に形
成された開口部を介してキャップをフレーム内の底部付
近に突出できるため、メンテナンス機構を収納するフレ
ームの高さを極力小さくでき、プリンタを上下方向に小
さくできる。更に、メンテナンス機構がフレームに下側
から装着されているため、メンテナンス機構のフレーム
への装着や交換作業が簡単になる。
【0015】
【0016】
【0017】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。本実施形態は、電話
機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、スキャナー機
構、コピー機能等を備えた多機能装置に本発明を適用し
た場合の一例である。
【0018】図1に示すように、多機能装置1は、後端
部分にプリンタ3の給紙機構14が設けられ、給紙機構
14の下部前側にプリンタ3の記録ユニット17(図2
等参照)が設けられ、その前側に排紙トレー4が設けら
れている。プリンタ3の上側にはスキャナー装置5が設
けられ、スキャナー装置5の前端上面部に操作パネル6
が設けられている。プリンタ3の下側には制御装置(図
示略)が設けられ、プリンタ3及びスキャナー装置4の
左側に受話器(図示略)が設けられている。
【0019】プリンタ3について説明する。図2〜図6
に示すように、プリンタ3には、印字ヘッド10、印字
ヘッド10を搭載したキャリッジ11、キャリッジ11
を主走査方向である左右方向へ移動自在にガイド支持す
るガイド機構12、キャリッジ11を左右方向へ移動さ
せるキャリッジ移動機構13、記録紙を給紙する給紙機
構14、給紙機構14で給紙された記録紙を印字するた
めに搬送する用紙搬送機構15、印字ヘッド10用のメ
ンテナンス機構16が設けられている。
【0020】印字ヘッド10、キャリッジ11、ガイド
機構12、キャリッジ移動機構13、用紙搬送機構15
と、これら10〜13,15が装着される左右方向に長
くて上下幅が短い偏平な直方体状の記録ユニットフレー
ム18等で記録ユニット17が構成され、この記録ユニ
ット17の後側に給紙機構14が設けられると共に、記
録ユニット17の右下部側にメンテナンス機構16が設
けられている。
【0021】図2〜図10に示すように、記録ユニット
フレーム18は、上面に開口部20aを持つ金属製のフ
レーム20と、このフレーム20にその開口部20aを
塞ぐように固着された金属製のカバー体30とを有し、
フレーム20にガイド機構12とキャリッジ移動機構1
3と用紙搬送機構15が装着され、このフレーム20の
内部で印字ヘッド10による記録紙への記録が実行され
る。カバー体30にフレーム20内の記録紙へのアクセ
スを可能にする開口部35が形成されている。
【0022】フレーム20は、底板21aと後側板21
bとを有するメインフレーム21と、左右1対のサイド
フレーム22,23と、フロントフレーム24とを有
し、これらフレーム21〜24がビス等で連結されてい
る。そして、1対のサイドフレーム22,23の下部水
平部22a,23aが、夫々、1対のビス29によりプ
リンタ1のフレーム取付部1aに固定されて取り付けら
れている。
【0023】カバー体30は、開口部35が形成された
上板30aと門形の前側板30bとを有する。カバー体
30の上板30aが少なくともメインフレーム21の後
側板21bの上端部に複数のビス31で固定され、カバ
ー体30の前側板30bの1対の固定片30cが、フロ
ントフレーム24に前側から当接して1対のビス32で
固定されている。
【0024】メインフレーム21の後側板21bに、例
えばA4用紙の横幅よりも少し大きな横幅の用紙導入開
口25(これが開口に相当する)が形成され、フロント
フレーム24に、A4用紙の横幅よりも少し大きな横幅
の用紙排出開口26が形成されている。この用紙排出開
口26の直ぐ前側において、カバー体30の前側板30
bに用紙排出開口26よりも少し大きな用紙通過開口2
7が形成されている。
【0025】給紙機構14により給紙された記録紙は、
用紙導入開口25からフレーム20の内部に導入され、
送りローラ74を有する用紙搬送機構15により前方へ
搬送され、用紙排出開口26と用紙通過開口27からそ
の前方の排紙トレー4に排出される。こうして、記録紙
はフレーム20内において印字ヘッド10の下側を通過
するように送られ、その記録紙への印字ヘッド10によ
る記録(印字)が下向きに行われる。
【0026】図2、図9、図10に示すように、ガイド
機構12は、フレーム20内の後部において左右方向向
き配設され左右両端部が1対のサイドフレーム22、2
3に連結されたガイド軸40と、フレーム20内の前部
において左右方向向きに配設されたガイドレール41と
を有し、このガイドレール41は、フロントフレーム2
4の上部を後側に折り曲げた水平部24bの前端部で構
成されている。キャリッジ11の後端部がガイド軸40
に摺動自在に外嵌され、キャリッジ11に搭載された印
字ヘッド10の前端部がガイドレール41に摺動自在に
係合している。
【0027】印字ヘッド10には、4組のインクノズル
群10a 〜10dが下方に向けて設けられ、これら4組
のインクノズル群10a 〜10dから4色(ブラック、
シアン、イエロー、マゼンダ)のインクを下側に噴射し
記録紙に印字可能である。ここで、図2に示すよう
に、記録ユニット17の外部の排紙トレー4の下側にカ
ートリッジ装着部42が設けられ、このカートリッジ装
着部42に装着された4色のインクカートリッジ43a
〜43dから、4色のインクが4本の可撓性のインクチ
ューブ44a〜44bを介して印字ヘッド10に供給さ
れる。
【0028】図2、図10に示すように、左2つのイン
クカートリッジ43a,43bから延びる2本のインク
チューブ44a,44bは、フレーム20の左部側から
フレーム20の内部に導入され、インクチューブ44
a,44bの途中部が、記録ユニット17の内部のフロ
ントフレーム24の水平部24bの左右方向ほぼ中央部
に設けられた固定部45に固定され、その固定部45か
らインクチューブ44a,44bは左側へ膨らんで印字
ヘッド10に湾曲状に延びるように配設されている。
【0029】この2本のインクチューブ44a,44b
とは逆に、右2つのインクカートリッジ43c,43d
から延びる2本のインクチューブ44c,44dは、フ
レーム20の右部側からフレーム20の内部に導入さ
れ、記録ユニット17の内部のフロントフレーム24の
水平部24bの左右方向ほぼ中央部に設けられた固定部
47に固定され、その固定部47からインクチューブ4
4c,44dは右側へ膨らんで印字ヘッド10に湾曲状
に延びるように配設されている。
【0030】図2、図10に示すように、可撓性の配線
部材である2本のFPC50,51(フレキシブル・プ
リント・サーキット)が水平方向へ湾曲可能に印字ヘッ
ド10に延びて接続されている。左側のFPC50の途
中部が、記録ユニット17の内部の固定部45の近くに
設けられた固定部46に固定され、この固定部46から
FPC50は左2本のインクチューブ44a,44bに
沿って左側へ膨らんで印字ヘッド10に湾曲状に延びる
ように配設されている。
【0031】右側のFPC51の途中部は、記録ユニッ
ト17の内部の固定部47の近くに設けられた固定部4
8に固定され、この固定部48からFPC51は右2本
のインクチューブ44c,44dに沿って右側へ膨らむ
ように印字ヘッド10に湾曲状に延びるように配設され
ている。尚、これらFPC50,51は、記録ユニット
フレーム18の下側に設けられた制御装置から延びて記
録ユニットフレーム18内に導入され、このFPC5
0,51には、制御装置と印字ヘッド10とに電気的に
接続された複数の制御信号線が配線されている。
【0032】図2、図10に示すように、各FPC50
又は51の複数箇所に複数の合成樹脂製のチューブ留め
具52が着脱可能に取り付けられ、このチューブ留め具
52に、2本のインクチューブ44a,44b又は44
c,44dが上下に並べて留められている。こうして、
2本のチューブ44a,44b又は44c,44dは、
固定部46又は48からFPC50又は51と一体的に
印字ヘッド10に延びて接続されている。
【0033】図2、図4、図6に示すように、キャリッ
ジ移動機構13は、メインフレーム21の後側板21b
の右端部後側に前向きに取り付けられたキャリッジ駆動
モータ60、キャリッジ駆動モータ60で回転駆動され
る駆動プーリ61、後側板21bの左端部に回動自在に
支持された従動プーリ62、これらプーリ61,62に
掛けられてキャリッジ11に固定されたベルト63等で
構成されている。
【0034】図2、図4、図5に示すように、用紙搬送
機構15は、サイドフレーム22の後部右側に左向きに
取り付けられた用紙搬送モータ70、用紙搬送モータ7
0で回転駆動される駆動プーリ71、サイドフレーム2
2の左側に配設された従動プーリ72、プーリ71,7
2に掛けられたベルト73、従動プーリ72に作動的に
連結されてフレーム20の内部のガイド軸40の下側に
左右方向向きに配設され且つ左右両端部がサイドフレー
ム22,23に回動自在に支持された送りローラ74を
有する。従動プーリ72にエンコーダディスク75が固
定され、このエンコーダディスク75を挟むフォトイン
タラプタ76がサイドフレーム22に取り付けられてい
る。
【0035】尚、図7〜図9に示すように、開口部35
の縁部36は、前縁部36a、後縁部36b、左縁部3
6c、右縁部36dとからなり、後縁部36bの左部
は、後側へ凹む後縁凹部36eになっている。開口部3
5の左右方向両端部は、この開口部35の端部に接近し
たインクチューブ44a,44b又は44c,44dの
湾曲形状に近い湾曲形状に形成されている。
【0036】図10に示すように、印字ヘッド10とキ
ャリッジ11がほぼ最大限左方又は最大限右方へ移動す
ると、インクチューブ44a,44b又は44c,44
dとFPC50又は51がサイドフレーム22又は23
から左側又は右側へはみ出すが、そのはみ出しを許容す
るために、サイドフレーム22,23の前部は段落ち状
に形成されて、その部分とカバー体30との間にはみ出
し用の開口部22b,23bが形成されている(図5、
図6参照)。
【0037】キャリッジ11が左右方向に移動する際、
インクチューブ44a〜44d及びFPC50,51が
開口部35の上側へはみ出さないように、カバー体30
の開口部35の縁部36には、インクチューブ44a〜
44d及びFPC50,51を下方へガイドするガイド
部37が設けられている。
【0038】図8に示すように、ガイド部37は、カバ
ー体30の開口部35側に斜め上側に傾く傾斜部37a
と、傾斜部37aから開口部35側に張り出すほぼ水平
な段上部37bとを有する。このガイド部37は、縁部
36の全周に亙って上側が絞られるように形成され、こ
れにより、前記のガイド機能だけではなく、カバー体3
0つまりは記録ユニットフレーム18の補強機能を兼ね
備えたものになる。
【0039】また、開口部35の前縁部36aは、その
左右方向中央部分において後側へやや張り出した形状と
なって、この部分が、インクチューブ44a〜44dの
固定部45,47、及び、FPC50,51の固定部4
6,48(又はその近傍部)の上側に位置している。
【0040】図2、図4、図6、図9、図11に示すよ
うに、メンテナンス機構16は、印字ヘッド10のヘッ
ド面を拭き取るワイパ80と、4組インクノズル群10
a〜10dを2組ずつ密閉可能な2つのキャップ81
と、ワイパ80とキャップ81を夫々駆動する共通の駆
動モータ82と、フレーム20の底板21aに下面側か
ら固定される合成樹脂製(或いは金属製)取付板84を
有し、この取付板84に、ワイパ80とキャップ81と
駆動モータ82等が取り付けられている。
【0041】ワイパ80と2つのキャップ81はフレー
ム20の底部付近に左右方向に並べて配置され、取付板
84に上下動可能に取り付けられている。駆動モータ8
2は平面視にてフレーム20の外形の後側付近に軸心を
鉛直下向きに配置されると共に、フレーム20の上下両
端内に収まるように配置されている。
【0042】フレーム20の底板21aのうちメンテナ
ンス機構16に対応する部分(右部)に開口部21c
(図9、図10参照)が形成され、その底板21aに取
付板84が固定された状態で、この取付板84が開口部
21cを塞ぐと共に、取付板84に取り付けられたワイ
パ80とキャップ81とが開口部21cからフレーム2
0の底部付近に突出するように構成されている。
【0043】ここで、図2、図5、図6に示すように、
フレーム20の後側にフレーム20よりも左右幅の小さ
な給紙機構14が配設され、用紙搬送機構15の用紙搬
送モータ70とキャリッジ移動機構13のキャリッジ駆
動モータ60が、フレーム20の後側に且つ給紙機構1
4の左右両側に振り分けて配置されてフレーム20に取
り付けられ、駆動モータ82はキャリッジ駆動モータ6
0の近傍で、図4に示すように、高さ方向で一部が重複
するように配置されている。
【0044】また、図11に示すように、メンテナンス
機構16は、ワイパ80とキャップ81に連動連結され
たカム部材90、インクを吸引する為の吸引ポンプ9
1、吸引ポンプ91にワイパ80とキャップ81とイン
ク受け部(図示略)から延びる複数の吸引チューブ92
a〜92d、吸引チューブ92dと接続する吸引チュー
ブを吸引チューブ92a〜92cの中から択一的に切り
換える為の吸引切換機構部93、カム部材90に駆動モ
ータ82の駆動力を伝達する複数のギヤ94a〜94l
を有するカム駆動系、吸引ポンプ91に駆動モータ82
の駆動力を伝達する複数のギヤ94a〜94gと94o
を有するポンプ駆動系、吸引切換機構部93に駆動モー
タ82の駆動力を伝達する複数のギヤ94a〜94lを
有する吸引切換駆動系を備えている。そして、取付板8
4にワイパ80とキャップ81と駆動モータ82と共
に、カム部材90と吸引ポンプ91と吸引チューブ92
a〜92dと吸引切換機構部93とギヤ94a〜94o
等が取り付けられて、メンテナンス機構16がユニット
状に構成されている。
【0045】カム部材90、吸引ポンプ91、吸引チュ
ーブ92a〜92e、吸引切換機構部93、ギヤ94a
〜94o等が、上下方向に薄型になるように配設され、
取付板84がフレーム20に固定された状態で、これら
の大部分は、フレーム20の下端部側に配置される。ギ
ヤ94e〜94gが遊星歯車機構を構成し、駆動モータ
82が駆動されると、その駆動モータ82(つまり、ギ
ヤ94e)の回転方向によって、振り子ギヤ94gがギ
ヤ94f又はギヤ94oに噛合し、カム部材90と吸引
切換機構部93又は吸引ポンプ91を作動させる。
【0046】駆動モータ82を駆動制御することによ
り、印字ヘッド10が原点位限(右限位置)に位置して
休止しているときに、キャップ81を上昇させそのキャ
ップ81でインクノズル群10a〜10dを下側から密
閉してインクの乾燥を防止、この状態で、必要に応じて
インクノズル群10a〜10dからインクを吸引して固
化したインクによる目詰まりや繊細なゴミ等を吸い出し
てクリーニングを行う。また、吸引によるクリーニング
後は、印字ヘッド10のヘッド面にインクが付着してい
ることが多いため、ワイパ80を上昇させ、この状態
で、印字ヘッド10を移動させて、ヘッド面をワイパ8
0により拭き取り、その際、ワイパ80からインクを吸
い取るようにする。
【0047】以上、このプリンタ3の作用・効果につい
て説明する。メンテナンス機構16には、印字ヘッド1
0のヘッド面を拭き取るワイパ80と、印字ヘッド10
のインクノズル群10a〜10dをキャップするキャッ
プ81と、ワイパ80とキャップ81を夫々駆動する共
通の駆動モータ82とが設けられている。そして、キャ
ップ81は印字ヘッド10に対向可能に設けられ、取付
板84はフレーム20の外形の外側に張り出すように延
設して設けられ、駆動モータ82が、取付板84の張り
出した張出部分84aに下面を取付板84に接するよう
に軸心を鉛直下向きに配設されている
【0048】このプリンタ3では、印字ヘッド10のイ
ンクノズル群10a〜10dを下向きに設け、印字ヘッ
ド10による記録紙への記録(インク噴射)を下向きに
行うものであり、フレーム20の下部側にワイパ80と
キャップ81が配置されるが、駆動モータ82は、取付
板84の張り出した張出部分84aに配設されているの
で、その駆動モータ82の配置スペースが有効に活用さ
れ、フレーム20とメンテナンス機構16を含む構造を
上下方向に小型化することができる。
【0049】また、駆動モータ82は軸心を鉛直下向き
にして配設されるため、その駆動モータ82の駆動力を
ワイパ80とキャップ81等に伝達する動力伝達機構部
を、複数のギヤ94a〜94o等を有する構造にして上
下方向に薄型に構成することができる。このプリンタ3
では、インクカートリッジ43a〜43dを記録ユニッ
ト17の外部に取り付けて、印字ヘッド19にインクを
供給すようにしているため、その結果、フレーム20と
メンテナンス機構16を含む構造を上下方向に小さくし
て、プリンタ3を上下方向に極力小型化することが可能
になる。
【0050】フレーム20の後側板21bに記録紙が導
入可能な用紙導入開口25が形成され、駆動モータ82
はその用紙導入開口25よりも右側であって、用紙導入
開口25以外の部位に設けられているため、駆動モータ
82は、用紙導入開口25と上下に重ならないように、
用紙導入開口25を避けて配置され、フレーム20の上
下方向高さを小型化することができる。
【0051】取付板84にワイパ80とキャップ81と
駆動モータ84、その他、カム部材90、吸引ポンプ9
1、吸引チューブ92a〜92d、吸引切換機構部9
3、ギヤ94a〜94oを取り付けて、メンテナンス機
構16をユニット状に構成したので、メンテナンス機構
16をコンパクトに構成して、そのメンテナンス機構1
6が装着された取付板84をフレーム20の底板21a
に下側から固定することにより、つまりメンテナンス機
構16をフレーム20に下側から装着できるため、メン
テナンス機構16を簡単に組み付けでき、しかもメンテ
ナンス機構のフレームへの装着や交換作業が簡単にな
る。そして、フレーム20の底板21aのうちメンテナ
ンス機構16に対応する部分に形成された開口部21c
からワイパ80とキャップ81とがフレーム20の底部
付近に突出するように構成したので、メンテナンス機構
16を収納するフレーム20の高さを極力小さくでき、
プリンタ3を上下方向に小さくできる。
【0052】
【0053】尚、メンテナンス機構16の駆動モータ8
2を平面視にてフレーム20の外形の後側付近に配設す
る以外に、フレーム20の外形の前側或いは右側付近に
軸心を鉛直向きに配設すると共に、フレーム20の上下
両端内に収まるように配置してもよい。この場合、取付
板84がフレーム20よりも前側又は右側へ張り出すよ
うに構成され、その張出部分に駆動モータ82が取り付
けられる。
【0054】その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の変更を付加して実施することが可能である
し、多機能装置に設けられているプリンタ以外の種々の
プリンタに本発明を適用可能である。
【0055】
【発明の効果】 請求項1のプリンタによれば、印字ヘ
ッドと、キャリッジと、ガイド機構と、ガイド機構が
着されたフレームと、印字ヘッドのインクノズル群を密
閉可能なキャップと、キャップを駆動する駆動モータ
と、キャップ及び駆動モータが取付けられた取付板とを
含み、フレームの底さ板に付設されたメンテナンス機構
を設け、キャップは印字ヘッドのヘッド面に対向状に設
けられ、取付板はフレームの外形の外側に張り出すよう
に延設して設けられ、駆動モータは取付板より外側に張
り出した張出部分に下面を前記取付板に接するように軸
心を鉛直下向きに配設されているので、その駆動モータ
の配置スペースを有効に活用し、このフレームとメンテ
ナンス機構を含む構造を上下方向に小型化することがで
きる。
【0056】請求項2のプリンタによれば、前記フレー
ムの後側板に記録紙が導入可能な開口が形成され、駆動
モータはその開口以外の部位に設けられているため、駆
動モータは、開口と上下に重ならないように、開口を避
けて配置され、フレームの上下方向の高さ寸法を小型化
することができる。
【0057】請求項3のプリンタによれば、前記フレー
ムの底板のうち前記メンテナンス機構に対応する部分に
開口部が形成され、前記メンテナンス機構は、前記キャ
ップが前記開口部からフレーム内の底部付近に突出する
ようにして、前記フレームに下側から装着されたので、
フレームの底板のうちメンテナンス機構に対応する部分
に形成された開口部を介してキャップをフレーム内の底
部付近に突出できるため、メンテナンス機構を収納する
フレームの高さ寸法を極力小さくでき、プリンタを上下
方向に小さくできる。更に、メンテナンス機構がフレー
ムに下側から装着されているため、メンテナンス機構の
フレームへの装着や交換作業が簡単になる。
【0058】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る多機能装置の斜視図で
ある。
【図2】カバー体を取り外した状態の記録ユニットの平
面図である。
【図3】記録ユニット及びそのフレームの正面図であ
る。
【図4】記録ユニット及びそのフレームの背面図であ
る。
【図5】記録ユニット及びそのフレームの左側面図であ
る。
【図6】記録ユニット及びそのフレームの右側面図であ
る。
【図7】記録ユニットフレームの斜視図である。
【図8】図7のVIII−VIII線断面図である。
【図9】記録ユニット及びそのフレームの平面図であ
る。
【図10】カバー体を取り外した状態の記録ユニットの
平面図である。
【図11】メンテナンス機構の平面図である。
【符号の説明】
1 多機能装置 3 プリンタ 10 印字ヘッド 11 キャリッジ 12 ガイド機構 13 キャリッジ移動機構 14 給紙機構 15 用紙搬送機構 16 メンテナンス機構 20 フレーム 21a 底板 21c 開口部 60 キャリッジ駆動モータ 70 用紙搬送モータ 80 ワイパ 81 キャップ 82 駆動モータ 84 取付板84a 張出部分

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下側に搬送される記録紙に対して下向き
    に印字するインクジェット式の印字ヘッドと、 前記 印字ヘッドを搭載したキャリッジと、前記 キャリッジを主走査方向へ移動自在に支持するガイ
    ド機構と、 前記ガイド機構が装着されたフレームと、前記 印字ヘッドのインクノズル群を密閉可能なキャップ
    と、前記キャップを駆動する駆動モータと、前記キャッ
    プ及び駆動モータが取付けられた取付板とを含み、前記
    フレームの底板に付設されたメンテナンス機構とを
    前記キャップは前記印字ヘッドのヘッド面に対向状に設
    けられ、 前記取付板は、前記フレームの外形の外側に張り出すよ
    うに延設され、 前記駆動モータは、前記取付板の張り出した張出部分に
    下面を前記取付板に接するように軸心を鉛直下向きに配
    されている、 ことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記フレームの後側板に前記記録紙が導
    入可能な開口が形成され、前記駆動モータはその開口以
    外の部位に設けられていることを特徴とする請求項1に
    記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記フレームの底板のうち前記メンテナ
    ンス機構に対応する部分に開口部が形成され、前記メン
    テナンス機構は、前記キャップが前記開口部からフレー
    ム内の底部付近に突出するようにして、前記フレームに
    下側から装着されたことを特徴とする請求項1又は2に
    記載のプリンタ。
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