JP2005349776A - 記録装置 - Google Patents

記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005349776A
JP2005349776A JP2004174899A JP2004174899A JP2005349776A JP 2005349776 A JP2005349776 A JP 2005349776A JP 2004174899 A JP2004174899 A JP 2004174899A JP 2004174899 A JP2004174899 A JP 2004174899A JP 2005349776 A JP2005349776 A JP 2005349776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
chassis
carriage
roller
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004174899A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuhiro Nitta
哲弘 新田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2004174899A priority Critical patent/JP2005349776A/ja
Publication of JP2005349776A publication Critical patent/JP2005349776A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】キャリッジを変位させて紙間距離を変更できる構成の記録装置において、簡単かつ安価な構成で装置本体の強度及び剛性を向上させることができ、装置本体の撓みや部材間のずれを無くして組み立て精度を向上させ、記録画像の品位向上を図る。
【解決手段】シャーシ1、該シャーシの端部に紙間調節方向に変位可能に固定されるレール部材50、並びにシャーシ及びレール部材のガイド部4、51により往復移動可能に案内支持されるキャリッジ6を有する記録部ユニット20と、搬送ローラ2を軸支するベース19を有するベースユニット21と、を互いに締結固定して組み立て体を構成し、シャーシに対するレール部材の位置を変えることにより記録手段8と記録媒体24との紙間距離を変更する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、搬送ローラにより副走査方向に搬送される記録媒体に対し、主走査方向に移動する記録手段により記録を行う記録装置に関する。
プリンタ、複写機あるいはファクシミリなどの記録装置として、搬送ローラとピンチローラの間に挟持されて副走査方向に搬送される記録媒体に対し、主走査方向に移動するキャリッジに搭載された記録手段により記録を行うシリアル型の記録装置が用いられている。記録媒体としては、記録紙、プラスチック薄板、OHPシート、布など種々の材質のシート材を使用することができる。また、記録装置の記録方式としても、感熱式、熱転写式、インクジェット式、レーザービーム式、ワイヤドット式など種々の記録方式が知られている。このような記録装置の中でも、インクジェット記録装置は、高速低騒音で記録することができ、低ランニングコスト使用することができ、さらに、装置の小型化が容易であり、カラー記録も容易であるなどの利点を有している。
図13は従来の記録装置の模式的縦断面図である。なお、以下の本願の説明では、記録装置の排紙トレー518が設けられる側を前方とし、前方から見て左側を記録装置の左側とする。また、図13は、記録装置がインクジェット記録装置である場合を示す。図13において、記録部ユニット520は、ボトムケース519と、全体としてコの字状のシャーシ501とを備えている。シャーシ501は、板状部材で構成され、ほぼ縦方向延びる後方壁と、後方壁の両側部を折り曲げた両側壁とを有する。シャーシ501はボトムケース519の上に固定されている。シャーシ501の両側壁の間には、ガイドシャフト504が設置されている。
ガイドシャフト504の左右端部に不図示のシャフトカムが固定され、ガイドシャフト504はこれらのシャフトカムを介してシャーシ501に支持されている。シャフトカム540はシャーシ501に対して回転可能に支持され、シャフトカム540を回転することによりガイドシャフト504を鉛直方向に変位させることができる。ガイドシャフト504を高さ位置を調節することにより、記録ヘッド508と記録媒体との距離(紙間距離)を所望の値に管理することができる。
紙間距離が小さければインク滴の記録面への着弾を安定させて画質を向上させることができる。一方、紙間距離が小さ過ぎると、記録手段508の吐出口面に付着したインクが記録媒体の記録面に接触して汚損しやすくなる。キャリッジ506は、ガイドシャフト504とシャーシ501の上端のガイド部とによって、往復移動可能に案内支持されている。キャリッジ506は、不図示のキャリッジモータを駆動することにより、駆動ベルト510を介して往復移動させられる。記録ヘッド508は、吐出口面を突出させた状態でキャリッジ506に搭載されている。キャリッジ506の後側の面には、記録手段508を制御するための基板534が固定されている。
シャーシ501の後壁の前面にはエンコーダ507が配設されている。キャリッジ506の基板に設けられたセンサによってエンコーダ507のコードを読み取ることによりキャリッジ506の位置が検出される。キャリッジ506の位置信号は、キャリッジ506や記録手段508の制御に利用される。ボトムケース519の上には自動給紙部517が設けられている。自動給紙部517には圧板526と給紙トレー527が上方へ立ち上がる姿勢で設けられており、これらの上に複数枚の記録媒体524が積載されている。ASFベース525には、圧板526上の記録媒体524を1枚ずつ分離して給紙するための給紙ローラ528が回転駆動可能に軸支されている。
圧板526は、その上部でボトムケース519上に設けられたASFベース525に対し回動可能に軸支されており、その下端部が前方の給紙ローラ528に向かう方向にばね力によって回転付勢されている。従って、圧板上に積載された記録媒体524の下端部は給紙ローラ528に押圧される。給紙ローラ528に対向する位置には分離ローラ529が配置されている。給紙ローラ528は、記録動作開始時に回転駆動されて記録媒体524を給送する。圧板526は、不図示のカムによって給紙ローラ528と連動し、給送時には前述の付勢力によって記録媒体524を給紙ローラ528に押し付け、待機時には該付勢力に抗して下端部が後方に向かう方向に押し戻される。従って、待機状態では記録媒体524を圧板526上に自由に載置したり取り外すことができ、載置された記録媒体524はその下端がASFベース525に設けられたリブに当接している。
分離ローラ529は、給紙時に給紙ローラ528とのニップ部に複数枚の記録媒体524が入り込んだ場合に、該分離ローラ529側の記録媒体524がそれ以上進まないように作用する。従って、自動給紙部517からは記録媒体524が1枚ずつ分離されて給紙される。給紙された記録媒体524は、搬送ローラ502とピンチローラ503のニップ部へ送り込まれる。搬送ローラ502はシャーシ501の両側壁に形成された軸受512によって軸支されている。ピンチローラ503はピンチローラホルダ513の一端部に回転自在に軸支されている。ピンチローラホルダ513はシャーシ501に回動可能に軸支されている。
搬送ローラ502は不図示のLFモータにより回転駆動される。搬送ローラ502とピンチローラ503とのニップに挟持された記録媒体524は搬送ローラ502の回転によって搬送される。記録媒体524は、キャリッジ506の主走査方向と交差する副走査方向に搬送される。記録手段508の吐出口面に対向する領域には、記録媒体を支持するためのプラテン516が配設されている。
プラテン516の前方には排紙ローラ511が配設されており、排紙ローラ511に向かって拍車514がばね付勢力によって当接されている。排紙ローラ511は、プラテン516の一部に軸支されており、搬送ローラ502と連動して駆動される。記録媒体524が搬送ローラ502及び排紙ローラ511によって搬送される経路は、ほぼ水平に延びている。排紙ローラ511により記録媒体524が送り出される位置には、排紙トレー518が設けられている。排紙トレー518は、記録媒体524がプラテン516上を通って搬送される通紙面の高さまで、前方に向かって斜め上方に延びている。
キャリッジ506の移動範囲内であって記録領域を外れたホームポジションには、記録手段508のインク吐出性能を維持回復するための回復機構部が515が配設されている。回復機構部515は、記録手段508の吐出口を覆うためのキャップと該キャップ内を負圧にするための吸引ポンプからなる吸引回復手段を備えている。この吸引回復手段は、吐出口から所定量のインクを吸引することによって、吐出口内に混入したゴミや乾燥して粘度が高くなったインクや気泡などを排出し、それによって吐出口の目詰まりを無くすためのものである。また、上記吸引回復手段は、インクタンク交換時などに、インクタンクから吐出口内にインクを良好に充填するためにも使用される。また、上記吸引回復手段には、吐出口面に付着したインクやゴミ等の異物を拭き取り除去するためのワイピング手段も設けられている。
特開2001−246750号公報
上述の従来の記録装置においては、記録を行う記録機構部、記録媒体524を搬送するための搬送機構及び排紙機構などを構成する部材の大部分が記録装置520の装置本体に組み込まれている。従って、記録装置520のシャーシ501には、記録機構部、搬送機構及び排紙機構などを構成するのに必要な部材が組み付けられ、大きな負荷がかかっていた。このシャーシ501の強度、剛性が不十分であれば、記録媒体524上への記録位置に乱れが生じるなど、記録品位に悪影響が生じることが考えられる。従って、シャーシ501およびガイドシャフト504は十分に高い強度および剛性を有する部材で構成する必要がある。そして、このことが、装置のコスト増大の一因となっている。
本発明はこのような技術的課題に鑑みてなされたものであり、キャリッジを変位させて紙間距離を変更できる構成の記録装置において、簡単かつ安価な構成で装置本体の強度及び剛性を向上させることができ、装置本体の撓みや部材間のずれを無くして組み立て精度を向上させ、記録画像の品位向上を図ることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、搬送ローラとピンチローラの間に挟持されて副走査方向に搬送される記録媒体に対し、主走査方向に移動するキャリッジに搭載された記録手段により記録を行う記録装置において、前記搬送ローラを軸支するベースユニットと、前記キャリッジを支持する記録部ユニットと、を分離可能に結合した組み立て体を備え、前記記録部ユニットは、装置本体の一部を構成するシャーシと、該シャーシの端部に前記記録媒体の表面と交差する方向に位置調節可能に固定されるレール部材と、を有し、
前記キャリッジは、該キャリッジの一部位を前記シャーシに形成された第1のガイドレール部で支持するとともに、該キャリッジの他の部位を前記レール部材の第2のガイドレール部で支持することにより主走査方向に移動可能に案内支持されることを特徴とする。
本発明によれば、キャリッジを変位させて紙間距離を変更できる構成の記録装置において、簡単かつ安価な構成で装置本体の強度及び剛性を向上させることができ、装置本体の撓みや部材間のずれを無くして組み立て精度を向上させ、記録画像の品位向上を実現できる記録装置が提供される。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を具体的に説明する。なお、各図面を通して同一符号は同一又は対応部分を示すものである。図1は本発明の一実施形態に係る記録装置の記録部ユニットとベースユニットとを結合した組み立て体を示す模式的斜視図であり、図2は図1の組み立て体を記録部ユニットとベースユニットとに分解して示す模式的斜視図である。図3は本発明の一実施形態に係る記録装置の構成を図1の組み立て体とメインケースユニットとに分解して示す模式的斜視図であり、図4は本発明の一実施形態に係る記録装置の図1の組み立て体の模式的縦断面図である。図5は本発明の一実施形態に係る記録装置の記録部ユニットを示す模式的斜視図である。図6は図5中のシャーシに対するレール部材の複数箇所の取り付け部のうちの1箇所を示す模式的斜視図であり、図7は図6中の線7−7に沿った模式的縦断面図であり、図8は図6中の線8−8に沿った模式的縦断面図である。
以下に、本発明の一実施形態を、記録装置がインクジェット記録装置である場合を例に挙げて説明する。図1〜図6において、インクジェット記録装置は、主な構成要素としての記録部ユニット20、ベースユニット21、メインケースユニット22で構成されており、これらの構成要素はビスやボルト等の締結具によって相対的に位置決めされた状態で固定されている。以下の説明でも、排紙トレー18が設けられた側を記録装置の前方とする。記録部ユニット20は、図2に示すように、シャーシ1とレール部材50とキャリッジ6とを備えている。シャーシ1は、鉛直方向に立ち上がるような配置された後壁1Aの上端、下端及び右端が前方に向かって折り曲げた板状の板金部材で構成されている。シャーシ1の下端には、下端を折り曲げられ略L字状の断面形状を有する板状の板金部材であるレール部材50が着脱可能に固定される。このレール部材50は、後述するカム部材を用いて、記録媒体の表面(記録面)と垂直な方向の位置を調節可能(変更可能)であり、任意の位置で締結具によって固定することができる。
シャーシ1の上端部には折り曲げ部分により第1のガイドレール部4が形成され、レール部材50の下端部には折り曲げ部分により第2のガイドレール部51が形成されている。キャリッジ6の上部には第1のガイドレール部4に係合可能な係合部52が設けられ、キャリッジ6の下部には第2のガイドレール51に係合可能な係合部53が設けられ、キャリッジ6は上下の係合部52、53をガイドレール部4、51に係合させた状態で左右方向に摺動可能に案内支持されている。キャリッジ6上には記録手段としての記録ヘッド8が搭載される。そこで、レール部材50は、シャーシ1に対して、記録媒体の記録面と交差する方向の位置を変更可能に取り付けられており、従って、レール部材50を記録媒体の記録面と交差する方向に移動させることにより、記録手段8も同様に移動させることができる。
また、レール部材50を移動させた位置に固定することにより、記録手段8の吐出口面とプラテン16上の記録媒体24との紙間距離(隙間)を変更することができる。紙間距離が小さいと、記録媒体の記録面へのインクの着弾位置を安定化させて画像品位を向上させることができる。しかしながら、あまり小さくすると、記録手段8と記録媒体24が擦れてしまい、画像汚れの原因となる。この紙間距離を管理することにより、安定した記録品位を得ることができる。
レール部材50の位置変更は偏心カムを利用した位置調節手段80によって行われ、レール部材50の固定はビス等の締結具を利用した固定手段90によって行われる。この位置調節手段80及び固定手段90は、例えば、左右2箇所あるいは左右と中央部を含む3箇所に設けられる。図6〜図8は上記位置調節手段80(左側の1箇所)及び上記固定手段90(左側の1箇所)を示している。図6〜図8において、位置調節手段80は、外周カム面83を有する回動部材としてのカムボルト82をシャーシ1に形成された孔81に挿通するとともに、レール部材50にカム面を有する開口84を形成し、回動部材82のカム面83をカム用開口84の上辺に形成される当接面に当接させた状態でナット85によりカムボルト82を締結するように構成されている。
固定手段90は、シャーシ1に形成された孔91とレール部材50に形成された上下長孔92にボルト(又はビス)93を挿通するとともに、位置調節手段80によりレール部材50の上下位置を設定した後に締結ナット94及びロックナット95から成るダブルナットで締結固定するように構成されている。本実施形態では、偏心カム83を例えば時計回りに回動させることでレール部材50を記録媒体24から遠ざかる方向に変位させ、偏心カム83を反時計回りに回動させることでレール部材50を記録媒体の記録面に接近する方向に変位させるように構成されている。このレール部材50の変位に応じて、第2のガイドレール部51に支持されたキャリッジ6が変位し、それにより、記録手段8の吐出口面と記録媒体24の表面(記録面)との紙間距離が調整される。なお、使用者が習熟している場合は、レール部材50の左右端に形成された手がかり部88(図5)を手動操作して紙間距離の調整を行っても良い。
キャリッジ6には、シャーシ1の後壁1Aの前面の左右端部に回転可能に軸支された両プーリに掛けられた環状の駆動ベルト10が連結されている。前記プーリと駆動ベルト10には互いに噛み合う歯が設けられている。右側のプーリには右側に向かって付勢力が加えられており、駆動ベルト10にはこの付勢力によって所定の張力が加えられている。左側のプーリはキャリッジモータ104(図1参照)の出力軸に固定されている。従って、キャリッジ6は、キャリッジモータ104を駆動し、その駆動力が前記プーリ及び駆動ベルト10を介して伝達されることにより往復移動させられる。
シャーシ1には、左側のプーリの外周面を所定の間隔をあけて囲むように前方に突出するベルトストッパ32が設けられている。ベルトストッパ32は、過負荷時などに駆動ベルト10がプーリの外周面から浮き上がって歯飛びが生じることを防止するものである。このベルトストッパ32は、キャリッジ6が左側に動き過ぎた場合に、該キャリッジ6の一部に当接するように構成されており、従って、キャリッジ6が暴走した場合でも、該キャリッジ6が通常の主走査移動の範囲を超えて移動することを防止するストッパとして機能する。
キャリッジ6上には、図4及び図5に示すように記録手段8が搭載される。本実施形態における記録手段8は、熱エネルギーを利用してインクなどの液体を吐出するインクジェット記録手段である。この記録手段8は、熱エネルギーを発生する素子としての複数の電気熱変換体と、電気熱変換体上を通って下方に開口する複数の吐出口に連通する複数の液路(ノズル)を備えている。この記録手段8は、熱エネルギーにより液体を膜沸騰させて気泡を発生、成長、収縮させ、その際に生じる圧力変化を利用して吐出口から液体を吐出するものである。
図9は図1の組み立て体においてキャリッジがホームポジションに位置するときの状態を示す模式的部分斜視図である。本実施形態では、キャリッジ6のホームポジション(HP)は右端部に設定されており、それより左側の記録媒体24の搬送経路上が記録領域になっている。記録手段8には、ホームポジションに位置する状態で、記録領域に遠い方から、ブラック(BK)インクを保持するインクタンク9BKとカラー(CL)の各色のインクインク9CLが搭載されている。具体的には、インクタンク9CLには、シアン、マゼンタ、イエローの各インクが保持されている。これに対して、記録手段8には図示していないが、各色のインクを保持するインクタンクから各色のインクが供給される複数のインク供給口と、供給された各色のインクを吐出する複数の吐出口列がHPにある状態で記録領域に遠い側から、BK用、CL用の順に配置されている。
記録手段8には各電気熱変換体に接続された配線とコネクタとが設けられており、このコネクタがキャリッジ6に接続されて記録装置本体側と電気的に接続される。記録手段8には、各電気熱変換体に接続された配線とコネクタが設けられており、このコネクタがキャリッジ6に接続されて記録装置本体側と電気的に接続される。キャリッジ6には、このように記録手段8と接続され、また、フレキシブルケーブルを介して記録装置本体側と接続され、記録手段8の動作を制御する回路が組み込まれた基板34(図3参照)が背面に配設されている。
シャーシ1の後壁1Aの前面にはエンコーダ7が配設されている。このエンコーダ7とキャリッジ上の基板(不図示)に設けられたセンサとによって、キャリッジ6の位置が検出される。こうして検出されたキャリッジ6の位置信号は、キャリッジ6や記録手段8の動作制御に利用される。エンコーダ7は、左側へ向かって付勢された状態で配設されている。シャーシ1の下端部には、一端にピンチローラ3を回転可能にに軸支したピンチローラホルダ13が回動可能に軸支されている。ピンチローラホルダ13は、ピンチローラ3が下方に向かう方向にばね付勢されている。
ベースユニット21は、記録装置を設置する際の支持面を下面とするベース19(図3参照)を有している。ベース19上の後端には給紙部17が位置決めされて配設されている。給紙部17は、第1の給紙部であるASF給紙ユニット54と第2の給紙部であるPF給紙ユニット55とを備えている。ASF給紙ユニット54は、後方に向かって斜めに立ち上がるように配置されたASF圧板26及びASF給紙トレー27を有し、これらの上に複数枚の記録媒体24が載置される。ASF圧板26は、その上端部がASFベース25に回動可能に取り付けられ、その下端部が前方に向かう方向(図4中の時計回り方向)にばね付勢されている。
ASF給紙ローラ28は両端部がASFベース25に軸支されている。ASF給紙ローラ28の一方の端部にはASF給紙ローラギア30(図2)が取り付けられている。ASF給紙ローラギア30は、PFモータ(不図示)により、中間ローラ等を介して駆動される。ASF給紙ローラ28に対向する位置には、ASF分離ローラ29が配置されている。ASF分離ローラ29は、ASF給紙ローラ28に向かってばね付勢されている。
記録動作開始時、ASF給紙ローラ28を回転駆動することにより記録媒体24が給送される。ASF圧板26は、ASFベース25に軸支されており、コントロールカム(不図示)によってASF給紙ローラ28と連動するように構成されている。すなわち、ASF圧板26は、給送時には前述のばね付勢力によって記録媒体24をASF給紙ローラ28に押し付けるように作用し、待機時にはばね付勢力に抗して下端部が後方に向かう方向に押し戻される。従って、待機状態では、記録媒体24をASF圧板26上に自由に載置したり取り外すことができ、載置された記録媒体24はその下端がASFベース25に設けられたリブに当接した状態で保持される。給紙時、ASF分離ローラ29は、ASF給紙ローラ28とのニップに複数枚の記録媒体24が入り込んだ場合、ASF分離ローラ29側の記録媒体24がそれ以上進まないようにする働きをする。したがって、記録媒体24は1枚ずつ分離されて給紙される。これらASFベース25、ASF圧板26、ASF給紙ローラ28、ASF分離ローラ29などによって、ASF給紙ユニット54が構成されている。
PF給紙ユニット55は、ベースユニット21内にベース19の底面とほぼ平行に着脱可能に装着されている。図4において、PF圧板61とPF給紙トレー62がベース面とほぼ平行に設けられており、これらの上に複数枚の記録媒体63が載置される。PF圧板61は、その前端部を中心に回動可能にベース19に取り付けられている。PF圧板61の後端部は上方に向かう方向(図4中の反時計回り方向)に不図示のばねにより回動付勢されている。このように回動付勢されたPF圧板61によって、記録媒体63の後端部がPF給紙ローラ64に押し付けられている。PF給紙ローラ64はその両端部でPFベース65に軸支されている。PF給紙ローラ64の一端部にはPF給紙ローラギア(不図示)が取り付けられている。このPF給紙ローラギアも、前記ASF給紙ローラギア30の場合と同じ駆動系統、すなわち前記PFモータ(不図示)及び前記中間ローラ等からなる駆動系統によって駆動される。
PF給紙ローラ64に対向する位置にはPF分離ローラ67が配置されている。PF分離ローラ67は不図示の付勢手段によってPF給紙ローラ64に向けて付勢されている。記録動作開始時、PF給紙ローラ64を回転駆動することにより記録媒体63が給送される。PF圧板61は、PFベース65に軸支されており、不図示のコントロールカムによってPF給紙ローラ64と連動するように構成されている。すなわち、PF圧板61は、給送時には前述のばね付勢力によって記録媒体63をPF給紙ローラ64に押し付けるように作用し、待機時にはばね付勢力に抗して後端部が下方に向かう方向に押し戻される。従って、待機状態では、記録媒体63をPF圧板61上に自由に載置したり取り外すことができ、載置された記録媒体63はその先端がPFベース65に設けられたリブに当接した状態で保持される。給紙時、PF分離ローラ67は、PF給紙ローラ64とのニップに複数枚の記録媒体63が入り込んだ場合、PF分離ローラ67側の記録媒体63がそれ以上進まないようにする働きをする。したがって、記録媒体63は1枚ずつ分離されて給紙される。これらPFベース65、PF圧板61、PF給紙ローラ64、PF分離ローラ67などによって、PF給紙ユニット55が構成されている。
ASF給紙ユニット54またはPF給紙ユニット55によって給紙される記録媒体24または63の前縁が到達する位置には、搬送ローラ2が配設されている。搬送ローラ2は、その一方の端部をベース19に軸支され、他方の端部をベース19に精度良く固定されたLFシャーシに回転可能に軸支されており、また、その一方の端部にはLFギア36が取り付けられている。搬送ローラ2は、LFモータ35により、LFギア36を介して回転駆動される。搬送ローラ2には、記録部ユニット20のシャーシ1の下端に取り付けられたピンチローラ3が前述の付勢力によって押し当てられており、給紙された記録媒体の先端は搬送ローラ2とピンチローラ3との間に挟持される。
搬送ローラ2の回転によって搬送される記録媒体の搬送経路の下側にはプラテン16が配設されている。このプラテン16は、往復移動するキャリッジ6に搭載された記録手段8の吐出口面と所定の隙間をもって対向するように配置されている。プラテン16の前方には排紙ローラ11が配設されている。排紙ローラ11は、一方の端部をプラテン16に回転可能に軸支され、他方の端部をベースユニット21のLFシャーシに軸支されている。排紙ローラ11に向けて付勢される拍車14は、図4に示すようにメインケースユニット22に軸支されている。排紙ローラ11は、ベース19に回転可能に軸支されたアイドルギア23を介して搬送ローラ2の回転軸に連動可能に接続されており、搬送ローラ2と連動して回転駆動される。搬送ローラ2とアイドルギア23と排紙ローラ11は1枚の側板から成るLFシャーシ60を介して互いに精度良く支持されており、これらを介して駆動される搬送動作の精度向上が図られている。
排紙ローラ11と拍車14の間に噛み込んだ記録媒体は、排紙ローラ11の回転によって排紙される。このようにして排紙される記録媒体は、記録装置の前部においてベース19に取り付けられた排紙トレー18上に排出される。ベースユニット21には、図2に示すように、記録手段8のインク吐出性能を維持回復するための回復機構部15が配設されている。この回復機構部15は、ホームポジションに位置するキャリッジ6の下方に配置されている。
図10は図1〜図3中の回復機構部15を示す部分斜視図である。図10において、回復機構部15には、キャリッジ6の移動に追従して移動可能なキャップスライダ123が設けられている。キャップスライダ123に取り付けられたキャップホルダ122には、キャップ112、113が上方に向かって開口した状態で保持されている。このキャップ112、113はゴム状弾性材の成型品が形成されている。また、キャップスライダ123には、記録手段8の吐出口面を拭き取り清掃(ワイピング)するためのワイパー118、119が保持されている。ワイパー118、119は、キャップスライダ123から上方に向かって立ち上がるように配置されている。このワイパー118、119はゴム状弾性材で形成されている。
キャップスライダ123は、4箇所に固定されたカム部材124に沿って移動可能に案内支持されている。各カム部材124は右側に向かって段階的に高くなるカム面を有しており、キャップスライダ123には各カム部材124のカム面(上端面カム)に当接する突出部(又は軸部)が設けられている。そして、キャップスライダ123は、これらの突出部が対応するカム部材124のカム面に押し付けられるように、ばねなどの付勢手段によって下方向及び左方向に向けて付勢されている。キャップスライダ123の右端には、キャリッジ6の側面と当接可能に上方へ突出した突き当て部125が設けられている。従って、キャリッジ6が回復機構部15へ向けて移動してくると、キャリッジ6が突き当て部125に当接することでキャップスライダ123が追従移動を開始し、キャップスライダ123も右側へ移動させられる。その際、キャップスライダ123は各カム部材124の上端面(カム面)に沿って摺動することで上方へ移動(変位)させられる。
そして、キャリッジ6がホームポジションまで移動すると、キャップ112、113が記録手段8の吐出口面に当接(密着)させられ、キャッピング状態になる。このとき、キャップホルダ122は、キャップ112、113が均一に吐出口面に密着するように、キャップスライダ123に所定の範囲内で回転可能に軸支されるとともに上方に向かって不図示のキャップばねによって付勢されている。一方のキャップ112はカラーインク(カラー吐出口列)用であり、他方のキャップ113はブラックインク(ブラック吐出口列)用である。また、キャップ112、113はチューブ等を介して吸引ポンプ等の負圧発生手段に接続されている。
図11は図10の回復機構部15の負圧発生手段としてのポンプユニット120の構成を示す説明図である。図示のポンプユニット120はチューブポンプと呼ばれるものであり、チューブポンプ120はキャップホルダ122を通って延びる吸引チューブ145(カラーインク用)及び150(ブラックインク用)を介して各キャップ112、113に接続されている。ポンプユニット120は、回復系ベース130に形成された加圧ガイド130Aとなる半円筒形の底面を有する溝内に、底面と同心に回転可能に軸支されたコロホルダ144を備えている。コロホルダ144は、加圧ガイド130Aとの間に所定の隙間をあけて位置する円柱状の外周面を有する。コロホルダ144の外周面と加圧ガイド130Aとの間の前記隙間を通して吸引チューブ145、150が挿通されている。各吸引チューブ145、150のキャップ112、113と反対側の端部は、ベース19内に配設された廃インク吸収体401に接続されている。
コロホルダ144には円柱形のコロ147が軸支されている。このコロ147の外周面はコロホルダ144の外周面からはみ出している。コロホルダ144は不図示のギアを介してポンプ駆動源を兼ねたLFモータ35に接続されており、必要に応じて図11中の矢印で示すように時計回り方向に回転駆動される。このようにコロホルダ144が回転すると、コロ147によって吸引チューブ145、150が加圧されて潰される。この際、吸引チューブ145、150の潰される部位は、コロホルダ144の回転に応じてキャップ112、113側の部分から離れる方向へ移動していく。このように吸引チューブ145、150がしごかれることによって、キャップ112、113内に負圧が発生する。
吸引回復処理に際しては、記録手段8をキャッピングした状態で吸引ポンプ120を駆動することでキャップ112、113内に発生する負圧により、該記録手段8の吐出口からインクを吸引する。この吸引によって吐出口内の増粘インクや気泡等をインクとともに排出することにより、吐出口内のインクがリフレッシュされ、記録手段8のインク吐出性能を正常の状態に維持したり回復したりすることができる。前述のような吸引回復処理を行った後、キャップスライダ123を回復機構部15の位置にロックするとともに、キャリッジ6をホームポジションから退避する方向(図3中の左向き方向)に移動させる。
このキャリッジ6の移動に伴って記録手段8の吐出口面が前記ワイパー118、119に当接し摺動させられる。このワイピングによって、吐出口面に付着したインクやほこり等の異物が拭き取り除去される。図10において、左側のワイパー118がカラーインク用であり、右側のワイパー119がブラックインク用である。すなわち、ワイパー118及び119は、キャップスライダ123の退避方向への移動に伴ってそれぞれ記録手段8のブラックインク用の吐出口列及びカラーインク用の吐出口列の周辺をワイピングできるようにキャップスライダ123に位置決めされて取り付けられている。これによって、各ワイパー118、119は記録手段8の吐出口面に対し所定の侵入量(オーバーラップ量)、当接角度及び当接圧で当接する姿勢で保持される。ワイピング動作を終えてキャリッジ6がさらに退避方向へ移動すると、キャップスライダ123のロックが解除され、該キャップスライダ123はばね付勢力によって元の待機位置に復帰される。
本実施形態き記録装置においては、図3に示すように、以上説明した記録部ユニット20とベースユニット21との組み立て体の上方と側方を覆うメインケース33を有するメインケースユニット22が、該組み立て体に対してビス(又はボルト)等で着脱可能に締結固定されている。また、メインケース33には、メインケースユニット22を上記組み立て体に対して締結固定した状態で、前記排紙ローラ11に当接するような位置関係で拍車14が軸支されている。拍車14は、不図示のばねなどの付勢手段で排紙ローラ11に向けて付勢されている。
本実施形態に係るインクジェット記録装置は、例えばホストコンピュータに接続して用いられ、ホストコンピュータから記録指令や画像データを受信して記録動作を実行する。記録指令を受けると、ASF給紙ユニット54からの記録媒体24もしくはPF給紙ユニット55からの記録媒体63が1枚ずつ分離されて給紙される。給紙された記録媒体24又は63は搬送ローラ2によって所定の記録位置へ送られる。そして、キャリッジ6が往復移動させられ、このキャリッジ6の移動に同期してに記録手段8を画像データに基づいて駆動することにより吐出口(吐出口列)から選択的にインクを吐出させ、記録媒体に画像を記録する。次に、記録された記録幅に応じた所定量だけ搬送ローラ2により記録媒体を紙送りする。その後、記録手段8によって、再び前とはずれた領域に記録が行われる。このようにして、所定幅の記録と所定幅の紙送りとを繰り返えすことにより、所望の領域に所望の画像が記録される。
記録動作が行われない時には、キャリッジ6はホームポジションへと移動させられる。この際、ワイパー118、1119によって記録手段8の吐出口面をワイピングすることで該吐出口面上に付着したインクやゴミなどが除去される。また、記録手段8の吐出口をキャップ112、113でキャッピングすることにより、吐出口からのインクの蒸発や増粘が抑制される。このキャッピング状態で、必要に応じてポンプユニット120を駆動することにより吐出口からインクを吸引排出し、インクと共に増粘インクや残留気泡やゴミを除去することにより記録手段8の吸引回復処理が行われる。吸い出された廃インクは廃インク吸収体401へ導入されることで回収される。これらワイピング、キャッピングおよび吸引回復を適宜行うことによって、記録手段8のインク吐出性能を常に正常な状態に維持回復することができる。
以上説明した本実施形態においては、搬送ローラ2及び排紙ローラ11を備えた搬送部、吸引回復手段等を有する回復機構部15、ASF給紙ローラ28等からなるASF給紙ユニット54、並びに、PF給紙ローラ64等からなるPF給紙ユニット55は、ベースユニット21のベース19に取り付けられる。シャーシ1、レール部材50、キャリッジ6及び記録手段8等からなる記録部ユニット20は上記ベースユニット21にビス等で締結固定されている。シャーシ1とレール部材50とによってキャリッジ6を摺動可能に案内支持するように構成されており、上側のガイドレール部4を有するシャーシ1の下端部に対して、下側のガイドレール部51を有するレール部材50が位置調整可能(変位可能)に締結固定されている。また、シャーシ1にピンチローラホルダ13が軸支されている。
以上説明した実施形態においては、搬送ローラ2とピンチローラ3の間に挟持されて副走査方向に搬送される記録媒体に対し、主走査方向に移動するキャリッジ6に搭載された記録手段8により記録を行う記録装置において、搬送ローラ2を軸支するベースユニット21と、キャリッジ6を支持する記録部ユニット20と、を分離可能に結合した組み立て体を備え、記録部ユニット20は、装置本体の一部を構成するシャーシ1と、該シャーシの端部に記録媒体の表面と交差する方向に位置調節可能に固定されるレール部材50とを有し、キャリッジ6は、該キャリッジの一部位をシャーシ1に形成されたガイドレール部4で支持するとともに、該キャリッジの他の部位をレール部材50のガイドレール部51で支持することにより主走査方向に移動可能に案内支持され、シャーシ1に対するレール部材50の記録媒体の表面と交差する方向の位置を変えることにより記録手段8と記録媒体との紙間距離を変更できるように構成されている。
以上説明した実施形態によれば、キャリッジ6、搬送ローラ2およびピンチローラ3を記録部ユニット20とベースユニット21とに分けて支持するため、全ての部材を1つのシャーシで支持する従来の構成に比べて、シャーシ1及びベース19に加わる負荷を低減することができる。また、シャーシ1は、板状部材の上端及び右端を折り曲げて全体として箱状に形成されており、したがって、簡素で安価な構成でありながら、比較的高い強度および剛性を有するシャーシが構成されている。
さらに、シャーシ1に対してキャリッジ6を案内支持するためのレール部材50を位置調整可能に固定するので、記録手段8と記録媒体との紙間距離を所望の値に正確に調整することができ、安定した高品位の記録画像を形成することができる。以上のように簡素で安価な構成でありながら、強度及び剛性の高い支持部材によって各部材を精度よく位置決め固定するとともに精度良く動作させることができるので、高品位の記録画像を得ることができる。このような特性は、特に液体を吐出して記録を行う記録手段が搭載されるインクジェット記録装置において望ましいものであり、本発明は、インクジェット記録装置に好適に適用することができる。
また、本発明は、単色記録を行う記録装置、1個または複数個の記録手段を用いて複数の異なる色で記録するカラー記録装置、同一色彩で異なる濃度の複数濃度で記録する階調記録装置、さらには、これらを組み合わせた記録装置などの場合にも、同様に適用することができ、同様の効果を達成しうるものである。また、本発明は、インクジェット記録装置の場合、例えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体等を用いる記録手段を使用するものにも適用できるが、中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出する方式の記録手段を使用するインクジェット記録装置において優れた効果をもたらすものである。かかる方式によれば、記録の高密度化、高精細化が達成できるからである。
本発明の一実施形態に係る記録装置の記録部ユニットとベースユニットとを結合した組み立て体を示す模式的斜視図である。 図1の組み立て体を記録部ユニットとベースユニットとに分解して示す模式的斜視図である。 本発明の一実施形態に係る記録装置の構成を図1の組み立て体とメインケースユニットとに分解して示す模式的斜視図である。 本発明の一実施形態に係る記録装置の図1の組み立て体の模式的縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る記録装置の記録部ユニットを示す模式的斜視図である。 図5中のシャーシに対するレール部材の複数箇所の取り付け部のうちの1箇所を示す模式的斜視図である。 図6中の線7−7に沿った模式的縦断面図である。 図6中の線8−8に沿った模式的縦断面図である。 図1の組み立て体においてキャリッジがホームポジションに位置するときの状態を示す模式的部分斜視図である。 図1中の回復機構部を示す部分斜視図である。 図10の回復機構部の負圧発生手段としてのポンプユニットの構成を示す説明図である。 従来の記録装置の構成を示す模式的縦断面図である。 従来の記録装置の構成を示す模式的斜視図である。
符号の説明
1 シャーシ
1A 後壁
2 搬送ローラ
3 ピンチローラ
4 ガイドレール部
6 キャリッジ
8 記録手段(記録ヘッド)
9 インクタンク
10 駆動ベルト
11 排紙ローラ
13 ピンチローラホルダ
14 拍車
15 回復機構部
16 プラテン
17 給紙部
18 排紙トレー
19 ベース
20 記録部ユニット
21 ベースユニット
22 メインケースユニット
23 アイドルギア
24 記録媒体
25 ASFベース
26 ASF圧板
27 ASF給紙トレー
28 ASF給紙ローラ
29 ASF分離ローラ
30 給紙ローラギア
31 給紙ローラ軸受
32 ベルトストッパ
33 メインケース
34 基板
35 LFモータ
36 LFギア
50 レール部材
51 ガイドレール部(レール部材)
52 係合部(キャリッジ)
53 係合部(キャリッジ)
54 ASF給紙ユニット
55 PF給紙ユニット
61 PF圧板
62 PF給紙トレー
63 記録媒体
64 PF給紙ローラ
65 PFベース
67 PF分離ローラ
68 手がかり部
80 位置調節手段
82 回動部材(カムボルト)
83 カム面
84 カム用開口(当接面)
90 固定手段
92 長孔
93 ボルト(ビス)
94 締め付けナット
95 ロックナット
104 キャリッジモータ
112、113 キャップ
118、119 ワイパー
120 負圧発生手段(ポンプユニット)
122 キャップホルダ
123 キャップスライダ
124 カム部材
125 突き当て部
130 回復系ベース
130A 加圧ガイド
144 コロホルダ
145、150 吸引チューブ
147 コロ
401 廃インク吸収体

Claims (10)

  1. 搬送ローラとピンチローラの間に挟持されて副走査方向に搬送される記録媒体に対し、主走査方向に移動するキャリッジに搭載された記録手段により記録を行う記録装置において、
    前記搬送ローラを軸支するベースユニットと、前記キャリッジを支持する記録部ユニットと、を分離可能に結合した組み立て体を備え、
    前記記録部ユニットは、装置本体の一部を構成するシャーシと、該シャーシの端部に前記記録媒体の表面と交差する方向に位置調節可能に固定されるレール部材と、を有し、
    前記キャリッジは、該キャリッジの一部位を前記シャーシに形成された第1のガイドレール部で支持するとともに、該キャリッジの他の部位を前記レール部材の第2のガイドレール部で支持することにより主走査方向に移動可能に案内支持されることを特徴とする記録装置。
  2. 前記記録媒体の表面と交差する方向が鉛直方向であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記ピンチローラは前記シャーシに支持されることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
  4. 前記シャーシは、端部を折り曲げることにより前記第1のガイドレール部が形成された板状部材であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の記録装置。
  5. 前記レール部材は、端部を折り曲げることにより前記第2のガイドレール部が形成された板状部材であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の記録装置。
  6. 前記レール部材は、前記シャーシに対し、カム面を有する回動部材と該カム面に当接する当接面とにより前記記録媒体の表面と交差する方向の位置を規制されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の記録装置。
  7. 前記レール部材は、その両端部に手動により前記記録媒体の表面と交差する方向に変位させるための手がかり形状を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の記録装置。
  8. 前記レール部材は、前記シャーシに対し、前記主走査方向の複数箇所でビスにより締結して固定されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の記録装置。
  9. 前記ベースユニットは、樹脂成型部材から成るベースを有し、該ベースに前記搬送ローラが軸支されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の記録装置。
  10. 前記記録手段は、記録媒体へインクを吐出して記録を行うインクジェット記録手段であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の記録装置。
JP2004174899A 2004-06-14 2004-06-14 記録装置 Pending JP2005349776A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004174899A JP2005349776A (ja) 2004-06-14 2004-06-14 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004174899A JP2005349776A (ja) 2004-06-14 2004-06-14 記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005349776A true JP2005349776A (ja) 2005-12-22

Family

ID=35584620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004174899A Pending JP2005349776A (ja) 2004-06-14 2004-06-14 記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005349776A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007301833A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Canon Inc 記録装置
JP2009039994A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Seiko Epson Corp フレーム位置決め装置及び記録装置
JP2010241072A (ja) * 2009-04-09 2010-10-28 Seiko Epson Corp 記録装置
JP2011173416A (ja) * 2010-01-26 2011-09-08 Canon Inc 記録装置
JP2013233792A (ja) * 2012-04-11 2013-11-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2014019004A (ja) * 2012-07-13 2014-02-03 Ricoh Co Ltd キャリッジロック装置、画像形成装置
JP2014188918A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Brother Ind Ltd 記録装置、及び、記録装置における記録部の位置調整方法
JP2019199035A (ja) * 2018-05-17 2019-11-21 株式会社ミマキエンジニアリング インクジェットプリンター
JP2020152527A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 ローランドディー.ジー.株式会社 テーブル移動機構およびそれを備えたインクジェットプリンタ

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007301833A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Canon Inc 記録装置
JP4667300B2 (ja) * 2006-05-11 2011-04-06 キヤノン株式会社 記録装置
JP2009039994A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Seiko Epson Corp フレーム位置決め装置及び記録装置
JP2010241072A (ja) * 2009-04-09 2010-10-28 Seiko Epson Corp 記録装置
JP2011173416A (ja) * 2010-01-26 2011-09-08 Canon Inc 記録装置
JP2013233792A (ja) * 2012-04-11 2013-11-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2014019004A (ja) * 2012-07-13 2014-02-03 Ricoh Co Ltd キャリッジロック装置、画像形成装置
JP2014188918A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Brother Ind Ltd 記録装置、及び、記録装置における記録部の位置調整方法
JP2019199035A (ja) * 2018-05-17 2019-11-21 株式会社ミマキエンジニアリング インクジェットプリンター
JP7025281B2 (ja) 2018-05-17 2022-02-24 株式会社ミマキエンジニアリング インクジェットプリンター
JP2020152527A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 ローランドディー.ジー.株式会社 テーブル移動機構およびそれを備えたインクジェットプリンタ
JP7347947B2 (ja) 2019-03-20 2023-09-20 ローランドディー.ジー.株式会社 テーブル移動機構およびそれを備えたインクジェットプリンタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8770715B2 (en) Ink-jet printer
JP3970097B2 (ja) 記録装置
JP2011167977A (ja) 画像形成装置
US7494214B2 (en) Recording apparatus with first and second sheet feeding portions
JP2007276288A (ja) ヘッド取付位置調整機構及び液体噴射装置と記録装置
JP2005349776A (ja) 記録装置
US7188927B2 (en) Printhead wiper cleaning mechanism for an imaging apparatus
US9033457B2 (en) Print head and ink jet printing apparatus
JPH07205437A (ja) インクジェット記録装置
JP4359104B2 (ja) ヘッドクリーニング装置及び画像形成装置
JP2006305761A (ja) 記録装置
US7926906B2 (en) Ink jet printing apparatus and ink absorber recovery method
US7461915B2 (en) Inkjet recording apparatus
JP2008012679A (ja) インクジェット記録装置
JP2001063074A (ja) インクジェット記録装置
JP4888310B2 (ja) インクジェット記録装置用プラテン及びインクジェット記録装置
JP2006224357A (ja) 画像形成装置
JP2002340116A (ja) ベルト駆動装置及び該ベルト駆動装置を用いる記録装置
JP2000177193A (ja) ジェット印字プリンタ
JPH06126969A (ja) インクジェット記録装置
JPH05155011A (ja) 記録装置
JP2004058356A (ja) プリンタ
JP2878001B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2020146895A (ja) プリンター
JP2007007920A (ja) インクジェット記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060629